JPH074927A - レーザー利用測定装置 - Google Patents
レーザー利用測定装置Info
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- JPH074927A JPH074927A JP17121793A JP17121793A JPH074927A JP H074927 A JPH074927 A JP H074927A JP 17121793 A JP17121793 A JP 17121793A JP 17121793 A JP17121793 A JP 17121793A JP H074927 A JPH074927 A JP H074927A
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- light
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- parallel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定物を測定するために平行レーザー走行
光線を利用する測定装置において、前記平行走査光線の
走査領域を被測定物の大きさに対応して拡大することを
簡単な構成により提供することを目的とする。 【構成】 光走査装置により出力される平行な走査光線
と被測定物との間にハーフミラーを配置させ、前記走査
光線が前記ハーフミラーを透過する第1の平行走査光線
と前記ハーフミラーに反射する第2の平行走査光線とに
分離させることにより前記走査光線の走査領域を増加さ
せる。また、ハーフミラーを走査方向に対してほぼ水平
に移動可能とさせることにより被測定物が前記走査光線
の領域を越える範囲の場合でも測定できる。
光線を利用する測定装置において、前記平行走査光線の
走査領域を被測定物の大きさに対応して拡大することを
簡単な構成により提供することを目的とする。 【構成】 光走査装置により出力される平行な走査光線
と被測定物との間にハーフミラーを配置させ、前記走査
光線が前記ハーフミラーを透過する第1の平行走査光線
と前記ハーフミラーに反射する第2の平行走査光線とに
分離させることにより前記走査光線の走査領域を増加さ
せる。また、ハーフミラーを走査方向に対してほぼ水平
に移動可能とさせることにより被測定物が前記走査光線
の領域を越える範囲の場合でも測定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動測定産業あるいは
自動外形測定産業において特に有用なレーザー利用測定
装置に関する。
自動外形測定産業において特に有用なレーザー利用測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】線材、棒材などの被測定物の外径(また
は外形)を測定し、あるいはスリットのような間隙を測
定するためにレーザービームの走査を利用したレーザー
利用測定装置が知られる。このような装置においては、
レーザービームの走査方式として、リニアモータ方式、
ガルバノミラー方式(アークサインレンズ)、回転ミラ
ー方式(ポリゴンミラーとfθレンズ)、音響光学素子
を利用した超音波方式、ポッケレス効果素子またはカー
効果素子を利用した電気光学方式、ホログラフィ方式な
どが知られている。
は外形)を測定し、あるいはスリットのような間隙を測
定するためにレーザービームの走査を利用したレーザー
利用測定装置が知られる。このような装置においては、
レーザービームの走査方式として、リニアモータ方式、
ガルバノミラー方式(アークサインレンズ)、回転ミラ
ー方式(ポリゴンミラーとfθレンズ)、音響光学素子
を利用した超音波方式、ポッケレス効果素子またはカー
効果素子を利用した電気光学方式、ホログラフィ方式な
どが知られている。
【0003】例えば回転ミラー方式においては、レーザ
ービームをポリゴンミラーとfθレンズよりなる光走査
装置により平行な走査光線を形成し、この走査光線の領
域内に被測定物を位置させ、走査光線が被測定物に遮ら
れてできた影のエッジを被測定物の後方に配置した受光
素子により検知し、被測定物の形状(外形または外径)
を測定する。
ービームをポリゴンミラーとfθレンズよりなる光走査
装置により平行な走査光線を形成し、この走査光線の領
域内に被測定物を位置させ、走査光線が被測定物に遮ら
れてできた影のエッジを被測定物の後方に配置した受光
素子により検知し、被測定物の形状(外形または外径)
を測定する。
【0004】本出願人は、特願平4−310800号に
おいて、レーザー利用測定装置の光走査装置として、複
数対の平行面を有する透明板(以下便宣上、プリズムと
いう)の平行面の一つに向けてレーザー光源からのレー
ザー光線を入射させると共に前記プリズムを一定速度で
回転させることにより前記プリズムの入射面に対するレ
ーザー光線の相対的入射角度を時系列で変化させ、入射
光線を当該変化する入射角度に従い屈折させて平行出力
させる構成を提示した。
おいて、レーザー利用測定装置の光走査装置として、複
数対の平行面を有する透明板(以下便宣上、プリズムと
いう)の平行面の一つに向けてレーザー光源からのレー
ザー光線を入射させると共に前記プリズムを一定速度で
回転させることにより前記プリズムの入射面に対するレ
ーザー光線の相対的入射角度を時系列で変化させ、入射
光線を当該変化する入射角度に従い屈折させて平行出力
させる構成を提示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる測定
装置において、被測定物の形状が走査する平行走査光線
の領域より大きな場合、被測定物の大きさに応じて前記
プリズムを更に大型にして平行走査光線の領域を更に広
くする必要がある。このため装置本体が大型化してしま
う。また、前記レーザー利用測定装置を2台用いて大き
な被測定物の両端それぞれのエッジを検知し、平行走査
光線が当たらない中央部の幅をあらかじめ計測して被測
定物の形状を測定する方法が考え得るが、構成が大型化
し且つ高価であるという問題を残す。
装置において、被測定物の形状が走査する平行走査光線
の領域より大きな場合、被測定物の大きさに応じて前記
プリズムを更に大型にして平行走査光線の領域を更に広
くする必要がある。このため装置本体が大型化してしま
う。また、前記レーザー利用測定装置を2台用いて大き
な被測定物の両端それぞれのエッジを検知し、平行走査
光線が当たらない中央部の幅をあらかじめ計測して被測
定物の形状を測定する方法が考え得るが、構成が大型化
し且つ高価であるという問題を残す。
【0006】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、装置の大型化を抑え且つ一つのレーザー
光源から送られ、光走査装置により変換された平行走査
光線の領域より大きな被測定物を測定できる装置を少な
い部品点数で且つ低価格で提供することを課題とする。
たものであり、装置の大型化を抑え且つ一つのレーザー
光源から送られ、光走査装置により変換された平行走査
光線の領域より大きな被測定物を測定できる装置を少な
い部品点数で且つ低価格で提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、レーザービームを光走査装置によって一
定の走査領域の平行する走査光線に変換し、前記走査領
域内に被測定物を位置して、前記走査光線が前記被測定
物による遮りによってできる影を前記被測定物の後方に
位置する受光素子によって検知し、この受光素子からの
検出信号を演算することで被測定物の形状を測定するレ
ーザー利用測定装置において、前記光走査装置と被測定
物との間にハーフミラーを配置し、前記ハーフミラーか
らの反射光を前記走査光線と平行する方向に反射する反
射ミラーを組み合せてハーフミラーに反射した前記走査
光線とハーフミラーを透過した前記走査光線によって走
査レーザービームによる領域を増加させることを特徴と
し、特には、前記ハーフミラーによって反射された走査
光線を受ける受光素子が反射ミラーに連動して移動可能
としたことを特徴とする。
め、本発明は、レーザービームを光走査装置によって一
定の走査領域の平行する走査光線に変換し、前記走査領
域内に被測定物を位置して、前記走査光線が前記被測定
物による遮りによってできる影を前記被測定物の後方に
位置する受光素子によって検知し、この受光素子からの
検出信号を演算することで被測定物の形状を測定するレ
ーザー利用測定装置において、前記光走査装置と被測定
物との間にハーフミラーを配置し、前記ハーフミラーか
らの反射光を前記走査光線と平行する方向に反射する反
射ミラーを組み合せてハーフミラーに反射した前記走査
光線とハーフミラーを透過した前記走査光線によって走
査レーザービームによる領域を増加させることを特徴と
し、特には、前記ハーフミラーによって反射された走査
光線を受ける受光素子が反射ミラーに連動して移動可能
としたことを特徴とする。
【0008】
【作用】このような構成において、レーザー光源から光
走査装置を介して発出された平行走査光線は、ハーフミ
ラーを透過して受光面に向かう平行走査光線とハーフミ
ラーによって反射し、次いで反射ミラーにより上記と平
行に反射された平行走査光線とに分離され、従来の2倍
の平行走査光線が得られる。また、反射ミラーとこれに
連動且つ同期する受光面とを移動可能にすることによ
り、被測定物の大きさに対応して測定領域を拡大するこ
とができる。
走査装置を介して発出された平行走査光線は、ハーフミ
ラーを透過して受光面に向かう平行走査光線とハーフミ
ラーによって反射し、次いで反射ミラーにより上記と平
行に反射された平行走査光線とに分離され、従来の2倍
の平行走査光線が得られる。また、反射ミラーとこれに
連動且つ同期する受光面とを移動可能にすることによ
り、被測定物の大きさに対応して測定領域を拡大するこ
とができる。
【0009】
【実施例】本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、レーザー利用測定装置は、投光部
1、受光部2および演算表示部3よりなり、投光部1に
はレーザー光線を発振するレーザーダイオード光源4、
コリメータレンズからなるコリメータ5、レーザー光線
を平行走査光線に変換するプリズム6、平行走査光線を
反射させるためのハーフミラー7および反射ミラー8を
有している。光源4は、半導体レーザー等の単一レーザ
ー光線を発振するレーザー光源であり、その光出力は、
常時安定するように図示しないレーザー発振制御回路に
よりフィードバック制御され駆動している。前記光源4
から出力されるレーザー光線は、コリメータ5を介して
更にその光線を細く絞っている。プリズム6は、その中
心を不図示の回転軸により支持され、適当な駆動モータ
によって軸中心に矢印B方向に等速回転している。この
プリズム6は、2対の平行する側面を有し、平面正四角
形の均一厚さの光学的に透明な光学ガラスまたは合成樹
脂よりなり、レーザー光線が入射する面は、光学的散乱
を生じないようにその表面を平滑に研磨しており且つ対
応する対をなす面に対し充分な平行度を有するものを使
用される。また、図1では2対の平行面を有する形状を
例示したが、3対、4対などの多面を有する形状であっ
ても良い。ハーフミラー7は、平行走査光線を反射また
は透過させるため例えば、反射率50%、透過率50%
のものを用いており、平行走査光線を走査方向に90゜
角度を変えるため平行走査光線の幅方向に対して45゜
の位置にその反射面を配置している。また、ハーフミラ
ー7により反射された平行走査光線をハーフミラー7か
らの透過光と平行する方向に向かうように反射ミラー8
は45°に傾斜した反射面を有する。反射ミラー8を走
査方向に移動可能とするように送りねじ9が反射ミラー
8の移動台10を移動するようにそれと協働して設けら
れている。こうして反射された光線は、反射ミラー8に
より受光部2へと送られる。
する。図1において、レーザー利用測定装置は、投光部
1、受光部2および演算表示部3よりなり、投光部1に
はレーザー光線を発振するレーザーダイオード光源4、
コリメータレンズからなるコリメータ5、レーザー光線
を平行走査光線に変換するプリズム6、平行走査光線を
反射させるためのハーフミラー7および反射ミラー8を
有している。光源4は、半導体レーザー等の単一レーザ
ー光線を発振するレーザー光源であり、その光出力は、
常時安定するように図示しないレーザー発振制御回路に
よりフィードバック制御され駆動している。前記光源4
から出力されるレーザー光線は、コリメータ5を介して
更にその光線を細く絞っている。プリズム6は、その中
心を不図示の回転軸により支持され、適当な駆動モータ
によって軸中心に矢印B方向に等速回転している。この
プリズム6は、2対の平行する側面を有し、平面正四角
形の均一厚さの光学的に透明な光学ガラスまたは合成樹
脂よりなり、レーザー光線が入射する面は、光学的散乱
を生じないようにその表面を平滑に研磨しており且つ対
応する対をなす面に対し充分な平行度を有するものを使
用される。また、図1では2対の平行面を有する形状を
例示したが、3対、4対などの多面を有する形状であっ
ても良い。ハーフミラー7は、平行走査光線を反射また
は透過させるため例えば、反射率50%、透過率50%
のものを用いており、平行走査光線を走査方向に90゜
角度を変えるため平行走査光線の幅方向に対して45゜
の位置にその反射面を配置している。また、ハーフミラ
ー7により反射された平行走査光線をハーフミラー7か
らの透過光と平行する方向に向かうように反射ミラー8
は45°に傾斜した反射面を有する。反射ミラー8を走
査方向に移動可能とするように送りねじ9が反射ミラー
8の移動台10を移動するようにそれと協働して設けら
れている。こうして反射された光線は、反射ミラー8に
より受光部2へと送られる。
【0010】受光部2は、投光部1より発出される平行
走査光線を集束するための受光レンズ11a、11b
と、受光レンズ11a、11bを介して第1および第2
平行走査光線を検知する受光素子12a、12bとを有
している。また、受光素子12a、12bの信号を増幅
するためのアンプ14a、14bが設けられている。受
光レンズ11aと受光素子12aは受光部2に固定され
ている。一方、受光レンズ11bと受光素子12bは、
受光移動台13に固設され、反射ミラー8の移動に連動
且つ同期して受光素子12bの受光移動台13が送りね
じ15により走査方向Aに移動し、平行走査光線を受光
素子12bに受光する構成を採っている。
走査光線を集束するための受光レンズ11a、11b
と、受光レンズ11a、11bを介して第1および第2
平行走査光線を検知する受光素子12a、12bとを有
している。また、受光素子12a、12bの信号を増幅
するためのアンプ14a、14bが設けられている。受
光レンズ11aと受光素子12aは受光部2に固定され
ている。一方、受光レンズ11bと受光素子12bは、
受光移動台13に固設され、反射ミラー8の移動に連動
且つ同期して受光素子12bの受光移動台13が送りね
じ15により走査方向Aに移動し、平行走査光線を受光
素子12bに受光する構成を採っている。
【0011】演算表示部3には、受光素子12a、12
bからアンプ14a、14bを介して送られる信号を演
算して数値化するため、エッジ検出回路16、セグメン
ト選択回路17、ゲート18、内部クロック19、カウ
ンタ20、同期回路21を有している。図示の如く、受
光素子12a、12bから送られた信号は、エッジ検出
回路16およびセグメント回路17により被測定物の平
行走査光線による遮光時間を数値化して内部クロック1
9、ゲート18を介してカウンタ20により算出され不
図示の表示器により被測定物の形状を表示する。
bからアンプ14a、14bを介して送られる信号を演
算して数値化するため、エッジ検出回路16、セグメン
ト選択回路17、ゲート18、内部クロック19、カウ
ンタ20、同期回路21を有している。図示の如く、受
光素子12a、12bから送られた信号は、エッジ検出
回路16およびセグメント回路17により被測定物の平
行走査光線による遮光時間を数値化して内部クロック1
9、ゲート18を介してカウンタ20により算出され不
図示の表示器により被測定物の形状を表示する。
【0012】以上の構成により、各構成部分は次のよう
に動作する。図1においてレーザー光線は、光源4から
コリメータ5を介して、等速回転している回転透明板6
に入射され、回転透明板6内の屈折率により変換して出
射された平行走査光線は、その光路上に配置したハーフ
ミラー7に当たる。平行走査光線は、ハーフミラー7に
より50%透過され、第1の平行走査光線30として、
受光部2に固設した受光レンズ11aを通して受光素子
12aに集束される。一方ハーフミラー7により50%
反射した第2の平行走査光線31は、移動可能な反射ミ
ラー8に反射して受光レンズ11bを通して受光素子1
2bに集束される。受光素子12a、12bによって検
知し、これら受光素子からの検知信号を演算示部3内に
設置したエッジ検出回路16およびセグメント回路17
により被測定物の外径または幅等の寸法を算出し、その
値を不図示の表示部に表示する。
に動作する。図1においてレーザー光線は、光源4から
コリメータ5を介して、等速回転している回転透明板6
に入射され、回転透明板6内の屈折率により変換して出
射された平行走査光線は、その光路上に配置したハーフ
ミラー7に当たる。平行走査光線は、ハーフミラー7に
より50%透過され、第1の平行走査光線30として、
受光部2に固設した受光レンズ11aを通して受光素子
12aに集束される。一方ハーフミラー7により50%
反射した第2の平行走査光線31は、移動可能な反射ミ
ラー8に反射して受光レンズ11bを通して受光素子1
2bに集束される。受光素子12a、12bによって検
知し、これら受光素子からの検知信号を演算示部3内に
設置したエッジ検出回路16およびセグメント回路17
により被測定物の外径または幅等の寸法を算出し、その
値を不図示の表示部に表示する。
【0013】図2に示すように、平行走査光線の領域以
上の大きさの被測定物25がある場合は、反射ミラー8
が反射ミラー移動台10の送りねじ9の作動により矢印
A方向に移動し、これと連動且つ同期して受光レンズ1
1bおよび受光素子12bが受光移動台13に配置して
いる送りねじ15により移動して協働することにより第
1と第2の平行走査光線の領域内に被測定物25を位置
させてその両端を検出して外径または幅等を測定する。
尚、反射ミラー8および受光素子12bを含む移動装置
は、手動または不図示のセンサ等により被測定物のエッ
ジ部を検出して走査領域内にモータ等により移動させて
もよい。
上の大きさの被測定物25がある場合は、反射ミラー8
が反射ミラー移動台10の送りねじ9の作動により矢印
A方向に移動し、これと連動且つ同期して受光レンズ1
1bおよび受光素子12bが受光移動台13に配置して
いる送りねじ15により移動して協働することにより第
1と第2の平行走査光線の領域内に被測定物25を位置
させてその両端を検出して外径または幅等を測定する。
尚、反射ミラー8および受光素子12bを含む移動装置
は、手動または不図示のセンサ等により被測定物のエッ
ジ部を検出して走査領域内にモータ等により移動させて
もよい。
【0014】図1の実施例と同じように図2における平
行走査光線30、31は、受光素子12a、12bに送
られた信号を演算表示部内に設置したエッジ検出回路お
よびセグメント回路により被測定物25が平行走査線に
よって遮られた部分の寸法を算出し、それと同時に平行
走査線30と平行走査線31との間の走査されない長さ
Cを加えた距離が被測定物の大きさとして不図示の表示
部に表示される。
行走査光線30、31は、受光素子12a、12bに送
られた信号を演算表示部内に設置したエッジ検出回路お
よびセグメント回路により被測定物25が平行走査線に
よって遮られた部分の寸法を算出し、それと同時に平行
走査線30と平行走査線31との間の走査されない長さ
Cを加えた距離が被測定物の大きさとして不図示の表示
部に表示される。
【0015】
【発明の効果】本発明のレーザー利用測定装置は、被測
定物の寸法が平行走査光線の領域を越える範囲の場合に
おいても、その外径または幅等を測定することができ、
且つ少ない光学部品のため製造、組立が容易であり低価
格な測定装置の提供を可能とする。
定物の寸法が平行走査光線の領域を越える範囲の場合に
おいても、その外径または幅等を測定することができ、
且つ少ない光学部品のため製造、組立が容易であり低価
格な測定装置の提供を可能とする。
【0016】
【図1】 本発明による実施例を示す原理図。
【図2】 本発明による被測定物が走査線より大きな場
合の実施例を示す原理図。
合の実施例を示す原理図。
1 投光部 2 受光部 3 演算表示部 4 光源 6 プリズム 7 ハーフミラー 8 反射ミラー 11a、b 受光レンズ 12a、b 受光素子
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザービームを光走査装置によって一
定の走査領域の平行する走査光線に変換し、前記走査領
域内に被測定物を位置して、前記走査光線が前記被測定
物による遮りによってできる影を前記被測定物の後方に
位置する受光素子によって検知し、この受光からの検知
信号を演算することで被測定物の形状を測定するレーザ
ー利用測定装置において、前記光走査装置と被測定物と
の間にハーフミラーを配置し、前記ハーフミラーからの
反射光を前記走査光線と平行する方向に反射する反射ミ
ラーを組み合せてハーフミラーに反射した前記走査光線
とハーフミラーを透過した前記走査光線によって走査レ
ーザービームによる領域を増加させることを特徴とする
レーザー利用測定装置。 - 【請求項2】 前記ハーフミラーによって反射された走
査光線を受ける受光素子が反射ミラーに連動して走査方
向に対してほぼ水平に移動可能としたことを特徴とする
請求項1記載のレーザー利用測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17121793A JPH074927A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | レーザー利用測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17121793A JPH074927A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | レーザー利用測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074927A true JPH074927A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15919216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17121793A Pending JPH074927A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | レーザー利用測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074927A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011174889A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Waida Seisakusho:Kk | 形状測定装置及びこれを用いた工作機械 |
JP2016014557A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 株式会社デンソー | 寸法測定装置 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP17121793A patent/JPH074927A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011174889A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Waida Seisakusho:Kk | 形状測定装置及びこれを用いた工作機械 |
JP2016014557A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 株式会社デンソー | 寸法測定装置 |
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