JPH0749173Y2 - 流量検知式可動弁 - Google Patents

流量検知式可動弁

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JPH0749173Y2
JPH0749173Y2 JP1989088975U JP8897589U JPH0749173Y2 JP H0749173 Y2 JPH0749173 Y2 JP H0749173Y2 JP 1989088975 U JP1989088975 U JP 1989088975U JP 8897589 U JP8897589 U JP 8897589U JP H0749173 Y2 JPH0749173 Y2 JP H0749173Y2
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JP
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valve
piece
movable valve
switch device
magnet piece
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全恵 東口
直彦 上坂
博文 飯野
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ISHIZAKI MFG. CO., LTD.
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ISHIZAKI MFG. CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、弁内の弁体の流量を、即ち弁内の開口度を、
電気的に精度よく検知し、そして検知すべき開口度が連
続的に可変である可動弁に関する。詳しくは、弁内の弁
体が所定の開口度にて作動しているかを弁内に設置した
磁界感応式電流スイッチにより検知し、更に該スイッチ
の作動点を、弁の外部から連続的に微調整可能である構
造の可動弁に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来、弁内の弁体の開閉を電気的に検知する手段とし
て、磁石片とコイルとを組み合わせた形式のセンサーが
使用されている。該センサーは、弁体等に取付けた磁性
体(例えば鉄片)が近づくと磁力線の密度が高くなり、
センサーに電流変化が生じて弁体の開閉を電気的に検知
する構造のものが採用されてきた。この場合、センサー
と弁体等に取付けられた磁性体との距離に感応するため
の、センサーの位置の微調整は、センサーの所定量以上
の電流密度を感知する弁外部の電気機器を調整すればよ
いので、実質的に不要であった。
また、流量検知器として、磁性材料のリード片を間隔を
おいて部分的に重ねた構成のリードスイッチ等の磁界感
応式電流スイッチを用いた弁も知られている。即ち、リ
ードスイッチは、離れた状態で存在していた磁性リード
片が、磁界が強くなると(磁石体が近づくと)各リード
片は磁化接触して通電する機構のものである。一般に、
このような磁界感応式電流スイッチとは、磁界の変化に
応じて電気回路が閉じるかまたは開く構造のものであ
る。磁界感応式電流スイッチは、上記の磁石片/コイル
式センサーの場合とは異なり、電気回路の開閉による機
構であるので、その作動点を外部の電気機器によって調
整するのは困難である。
上記の磁石片/コイル式センサーは、弁に設置する場合
に作動点を外部の電気機器によって調整する点では有利
であるが、大寸法かつ高価であり、そして一般的に弁体
の開閉を検知するのが主な効果であった。これに対し
て、磁界感応式電流スイッチを用いて弁体の開口度を検
知するには、その作動点を正確に微調整する必要があ
る。即ち、リードスイッチ自体の感度およびリードスイ
ッチ用磁石の磁力、ならびにこれらの設置には、バラツ
キがある。これらのバラツキを選別して組み合わせるこ
とは不可能なので、安全値を考慮した概略の作動点の設
定をしていた。従って、精密な作動点の設定は困難であ
った。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は、磁界感応性電流スイッチ器具3を回転可能
かつ固定可能に弁内に挿入し、そして該器具3の感作片
4をその回転中心から偏奇させた構造によって、上記の
問題点を解消した。なお、上記の回転中心から感作片4
の中心までの偏奇は、例えば、約0.5mm以上、通常は約1
mm以上、好ましくは約1.5mm以上である。
本考案による開口度を検知する可動弁を、添付図面の具
体例によって例示する。第1図において、可動弁1は、
可動性の弁体2の弁板6の下部に設置した磁石片7、お
よび該磁石片の移動に対応した弁内の作動位置に設置さ
れた磁界感応性電流スイッチ器具(例えばリードスイッ
チユニット)3を有する。該スイッチ器具3は、第2図
に更に詳しく例示されるように、該磁石片7の接近に感
応して作動する感作片(例えばリードスイッチ)4を有
し、そして弁内に設置された円筒状のスイッチケース5
内に回転可能に且つ該ケースに密接して挿入されてい
る。該スイッチ器具3は中心軸の周りに180度回転可能
である。該感作片4は該スイッチ器具3の回転中心から
偏奇して設置されているので、該スイッチ器具3を中心
軸の周りに回転することにより該感作片4の位置を連続
的に微調整することができ、従って磁石片7からの距離
を連続的に微調整することができる。該スイッチ器具
は、回転調整後に1個または複数個のビス11等によって
固定することができる。スイッチ器具3の中心軸外側端
10にリードスイッチ4の回転位置を示す指示器具(図示
されてない)を設置するのが便利である。
なお、該スイッチケース5の設置個所は磁石片7の磁界
に感応する範囲の位置である限り特に限定されない。ま
た、磁石片7の設置位置も、第1図に例示した位置に限
定されない。例えば磁石片を弁体2のスピンドルの頭部
8または最下部9、或は弁板6の上部に設置し、該磁石
片の設置位置に対応して該スイッチ器具3を設置するこ
とができる。しかし、第1図に例示したように、スイツ
チケース5を弁板6の下部に設置した場合は、弁1内部
の構造によって制限をうけないこと、およびバイパス弁
13の流路14を利用して該ケース5を洗浄できること等の
利点がある。
第1図におけるように磁石片7を弁板6に設置した場合
には、該弁板の回転を防止するための器具、例えば第3
図に示すような回転防止器具12を設けるのが一般に必要
である。なお、磁石片7を弁体の中心(例えばスピンド
ルの頭部または底部)に設置した場合は、弁体が回転し
ても差し支えない。
本考案は、弁体が弁内で移動して開閉する形式のリフト
弁、スウィング弁等の可動弁に有利に採用される。特
に、逆流を遮断する逆止弁に有用である。上記の磁界感
応式スイッチ器具を弁体の所定の開口度以上(または開
口度以下)を検知するように設置して、導電線15から取
り出す電気的信号によって弁体の開口度を監視すること
ができる。また、該電気的信号を動力モーター等に連動
することによって、例えば水揚げポンプの運転を制御す
ることが可能である。
[作用および効果] 本考案によると、単にスイッチ器具を回転することによ
り、磁石片とそれに感応する感作片との距離を連続的に
変化させることができ、従って検知すべき弁体の開口度
が連続的に可変である可動弁が得られる。従って、下記
の効果が得られる。
リードスイッチ、磁石等の部品の性能のバラツキを感
度調整機能で吸収できるので、安定した性能の製品が得
られる。
感度の安全値を小さくすることができ、細かな流量の
設定が可能となる。
現場での微調整が可能である。
弁本体の経年変化等による流量検知の変化を訂正でき
る。
配管、ポンプの経年変化等による流量の変化に対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による可動弁の縦断面図である。第2
図は、スイッチ器具の縦断面図である。第3図は、弁板
の回転防止器具を示すための、第1図のA-A線に沿った
横断面図である。 1……可動弁;2……弁体;3……スイッチ器具(リードス
イッチユニット);4……感作片(リードスイッチ);5…
…スイッチケース;7……磁石片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動性の弁体2に設置した磁石片7、およ
    び該磁石片の移動に対応した弁内の作動位置に移動調整
    可能に設置された、該磁石片7の接近に感応して作動す
    る感作片4を有する磁界感応性電流スイッチ器具3を備
    えた可動弁において:該スイッチ器具3は弁内に設置さ
    れたスイッチケース5内に回転可能に挿入されており、
    該感作片4は該スイッチ器具3の回転中心から偏寄して
    設置されており、該スイッチ器具3を回転することによ
    り該感作片4の位置を連続的に調整しそして固定するこ
    とができる構造を特徴とする、流量検知式可動弁。
JP1989088975U 1989-07-28 1989-07-28 流量検知式可動弁 Expired - Fee Related JPH0749173Y2 (ja)

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