JPH0748817A - 人工河川及びその制御装置 - Google Patents
人工河川及びその制御装置Info
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- JPH0748817A JPH0748817A JP5195035A JP19503593A JPH0748817A JP H0748817 A JPH0748817 A JP H0748817A JP 5195035 A JP5195035 A JP 5195035A JP 19503593 A JP19503593 A JP 19503593A JP H0748817 A JPH0748817 A JP H0748817A
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- JP
- Japan
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- water
- river
- control device
- compact disc
- player
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 公園や庭園に造築される小さな人工河川に小
量の水を流す場合であっても、水音を聞くことができて
目と耳とにより川岸の臨場感を体験できるようにする。 【構成】 ポンプにより汲み上げた水を流す人工河川に
おいて、水辺に配置された複数のスピーカー31を有し、
このスピーカー31はコンパクトディスクプレーヤー55に
接続されるものとすると共に、前記コンパクトディスク
プレーヤー55には川の流れの音を録音したコンパクトデ
ィスクを装填する。
量の水を流す場合であっても、水音を聞くことができて
目と耳とにより川岸の臨場感を体験できるようにする。 【構成】 ポンプにより汲み上げた水を流す人工河川に
おいて、水辺に配置された複数のスピーカー31を有し、
このスピーカー31はコンパクトディスクプレーヤー55に
接続されるものとすると共に、前記コンパクトディスク
プレーヤー55には川の流れの音を録音したコンパクトデ
ィスクを装填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公園や遊園地、更には
庭園等に造築される人工の小川や河川に関するものであ
る。
庭園等に造築される人工の小川や河川に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日、小川のせせらぎ等が人間の精神を
安定させ、安らぎを与えるものとして、公園等に人工的
な小川を形成することが行われている。これらの人工的
な河川は、コンクリート等により水が漏れないようにす
ると共に、ポンプで汲み上げた水を流すものであり、自
然の川に近い外観とするために、石を川底に配置するこ
とも行われ、川の両岸に草や灌木を植えることも行われ
ている。
安定させ、安らぎを与えるものとして、公園等に人工的
な小川を形成することが行われている。これらの人工的
な河川は、コンクリート等により水が漏れないようにす
ると共に、ポンプで汲み上げた水を流すものであり、自
然の川に近い外観とするために、石を川底に配置するこ
とも行われ、川の両岸に草や灌木を植えることも行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、人工的
な小川等の河川は、その外観を自然に近くして安らぎを
与えるものが今日数多く造成されているも、水量を多く
すると水の流れが早くなり、子供にとっては危険となる
こともあり、又、設備の維持費が高くなる欠点があっ
た。
な小川等の河川は、その外観を自然に近くして安らぎを
与えるものが今日数多く造成されているも、水量を多く
すると水の流れが早くなり、子供にとっては危険となる
こともあり、又、設備の維持費が高くなる欠点があっ
た。
【0004】そして、水量を少なくする場合は危険性を
小さくできるも、水音も小さく又は殆ど水音を生じない
状態となり、小川等の実感が少なく、見飽き易くなる欠
点があった。本発明は、この様な欠点を排し、少ない水
量でも視覚的及び聴覚的に安らぎを与える人工河川を提
供するものである。
小さくできるも、水音も小さく又は殆ど水音を生じない
状態となり、小川等の実感が少なく、見飽き易くなる欠
点があった。本発明は、この様な欠点を排し、少ない水
量でも視覚的及び聴覚的に安らぎを与える人工河川を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ポンプにより汲み上げた
水を流す人工河川において、水辺に複数のスピーカーを
配置し、スピーカーをコンパクトディスクプレーヤーに
接続すると共に、川の流れの音を録音記録したコンパク
トディスクを前記プレーヤーに装填する。又、この人工
河川において、川底に照明ライトを埋設することもあ
る。
水を流す人工河川において、水辺に複数のスピーカーを
配置し、スピーカーをコンパクトディスクプレーヤーに
接続すると共に、川の流れの音を録音記録したコンパク
トディスクを前記プレーヤーに装填する。又、この人工
河川において、川底に照明ライトを埋設することもあ
る。
【0006】そして、このコンパクトディスクプレーヤ
ー及び水を流すための制御装置としては、親時計が出力
する基準クロックをカウントする親タイマー及びプレー
ヤー制御装置を設け、親タイマーが所定時刻に出力する
作動制御信号によりポンプ駆動信号を出力する水量制御
装置を設け、このポンプ駆動信号により水源用揚水ポン
プを作動させ、前記プレーヤー制御装置により所定時間
だけ作動する複数台のコンパクトディスクプレーヤー
と、該各コンパクトディスクプレーヤーの出力を人工河
川の両岸に埋設した複数のスピーカーに出力するミキサ
ーを設けることとする。
ー及び水を流すための制御装置としては、親時計が出力
する基準クロックをカウントする親タイマー及びプレー
ヤー制御装置を設け、親タイマーが所定時刻に出力する
作動制御信号によりポンプ駆動信号を出力する水量制御
装置を設け、このポンプ駆動信号により水源用揚水ポン
プを作動させ、前記プレーヤー制御装置により所定時間
だけ作動する複数台のコンパクトディスクプレーヤー
と、該各コンパクトディスクプレーヤーの出力を人工河
川の両岸に埋設した複数のスピーカーに出力するミキサ
ーを設けることとする。
【0007】
【作 用】本発明は、人工河川の水辺にスピーカーを配
置し、水音を記録したコンパクトディスクを装填したコ
ンパクトディスクプレーヤーをスピーカーに接続してい
る故、コンパクトディスクプレーヤーで再生した水音を
スピーカーから流すことができる。
置し、水音を記録したコンパクトディスクを装填したコ
ンパクトディスクプレーヤーをスピーカーに接続してい
る故、コンパクトディスクプレーヤーで再生した水音を
スピーカーから流すことができる。
【0008】又、川底に照明ライトを埋設している故、
ライトの点灯により川の深さに変化をつけて見せること
ができる。更に、この人工河川の制御装置としては、親
時計からの基準クロックをカウントする親タイマーによ
り水量制御装置を作動させ、且つ、前記基準クロックを
カウントするプレーヤー制御装置によりコンパクトディ
スクプレーヤーをを作動させる故、コンパクトディスク
プレーヤーによる水音の再生と人工河川に流す水量の制
御とを同一の基準クロックにより作動させるようにして
同期させた制御を行なうことができる。
ライトの点灯により川の深さに変化をつけて見せること
ができる。更に、この人工河川の制御装置としては、親
時計からの基準クロックをカウントする親タイマーによ
り水量制御装置を作動させ、且つ、前記基準クロックを
カウントするプレーヤー制御装置によりコンパクトディ
スクプレーヤーをを作動させる故、コンパクトディスク
プレーヤーによる水音の再生と人工河川に流す水量の制
御とを同一の基準クロックにより作動させるようにして
同期させた制御を行なうことができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る人工河川10の実施例は、図1に
示すように、コンクリート製の溝11により幅1m乃至数
mの小川を形成し、小川の両岸に盛土13を施して草木を
植えるものであり、溝11の深さは数十cmとして川底15に
人工石等を並べるものである。
示すように、コンクリート製の溝11により幅1m乃至数
mの小川を形成し、小川の両岸に盛土13を施して草木を
植えるものであり、溝11の深さは数十cmとして川底15に
人工石等を並べるものである。
【0010】更に、この小川を形成する溝11の両側上方
側壁部分には水平方向に窪みを形成して側溝17を設ける
ものとし、側溝17の内部上面にスピーカー31を配置して
該スピーカー31を周囲から見えないようにすると共に、
スピーカー31からの音が水面等で反射して小川とした人
工河川10の溝11の内側から聞こえるようにしている。
又、この川底15には半透明の保護板33で覆った凹所35を
複数箇所に形成し、この凹所35には色ガラス37で密閉し
た照明用ライト39を収納配置してる。
側壁部分には水平方向に窪みを形成して側溝17を設ける
ものとし、側溝17の内部上面にスピーカー31を配置して
該スピーカー31を周囲から見えないようにすると共に、
スピーカー31からの音が水面等で反射して小川とした人
工河川10の溝11の内側から聞こえるようにしている。
又、この川底15には半透明の保護板33で覆った凹所35を
複数箇所に形成し、この凹所35には色ガラス37で密閉し
た照明用ライト39を収納配置してる。
【0011】そして、この小川の水源は、図2及び図3
に示すように、第1貯水槽21と第2貯水槽23の2個の水
源を用い、揚水ポンプの吐出口から吐出された水を第1
貯水槽21に一時的に貯えて第1貯水槽21から溢れた水を
溝11に流すものとし、この場合、揚水ポンプの吐出口に
は網等の緩衝部を設けて吐出口から第1貯水槽21に吐出
される水流の勢いを殺し、第1貯水槽21から定量的に静
かに水を溢れさせるようにしており、又、第2貯水槽23
にはゲート25を設け、第1貯水槽21と同様に揚水ポンプ
により水を第2貯水槽23と貯えると共に、ゲート25を一
定周期等で開閉し、溝11を流れる水の水量を変化させて
小さな波又はうねりを生じさせるようにしている。
に示すように、第1貯水槽21と第2貯水槽23の2個の水
源を用い、揚水ポンプの吐出口から吐出された水を第1
貯水槽21に一時的に貯えて第1貯水槽21から溢れた水を
溝11に流すものとし、この場合、揚水ポンプの吐出口に
は網等の緩衝部を設けて吐出口から第1貯水槽21に吐出
される水流の勢いを殺し、第1貯水槽21から定量的に静
かに水を溢れさせるようにしており、又、第2貯水槽23
にはゲート25を設け、第1貯水槽21と同様に揚水ポンプ
により水を第2貯水槽23と貯えると共に、ゲート25を一
定周期等で開閉し、溝11を流れる水の水量を変化させて
小さな波又はうねりを生じさせるようにしている。
【0012】なお、第1貯水槽21及び第2貯水槽23には
覆29を被せて水源箇所を暗渠とすることにより、小川と
しての自然さを損なわないようにしている。又、第2貯
水槽23にはゲート25を設けることなく、図4に示すよう
に、第2貯水槽23の奥に垂直な可動板27を設け、可動板
27を押し出したとき、第2貯水槽23に蓄えられた水を第
2貯水槽23から溢れさせ、第2貯水槽23から溢れた水を
第1貯水槽21に流し込むようにして溝11を流れる水の水
量に変化を与えることもあり、更に第2貯水槽23に排水
用ブロックを浮かせ、このブロックを水中へ降下させる
ようにして第2貯水槽23に溜まった水を排出することも
ある。
覆29を被せて水源箇所を暗渠とすることにより、小川と
しての自然さを損なわないようにしている。又、第2貯
水槽23にはゲート25を設けることなく、図4に示すよう
に、第2貯水槽23の奥に垂直な可動板27を設け、可動板
27を押し出したとき、第2貯水槽23に蓄えられた水を第
2貯水槽23から溢れさせ、第2貯水槽23から溢れた水を
第1貯水槽21に流し込むようにして溝11を流れる水の水
量に変化を与えることもあり、更に第2貯水槽23に排水
用ブロックを浮かせ、このブロックを水中へ降下させる
ようにして第2貯水槽23に溜まった水を排出することも
ある。
【0013】そして、これらの制御装置40は、図5に示
すように、音響制御部51と水量照明制御部61とを有し、
電源49からの電力を分電盤45に受け、各部に所要の電圧
と電力とを供給するものとしている。この制御装置40の
音響制御部51は、複数台のコンパクトディスクプレーヤ
ー55とプレーヤー制御装置53、更にミキサー57及びアン
プ59とで構成し、コンパクトディスクプレーヤー55には
各々異なる川の水音を録音したコンパクトディスクを収
納している。
すように、音響制御部51と水量照明制御部61とを有し、
電源49からの電力を分電盤45に受け、各部に所要の電圧
と電力とを供給するものとしている。この制御装置40の
音響制御部51は、複数台のコンパクトディスクプレーヤ
ー55とプレーヤー制御装置53、更にミキサー57及びアン
プ59とで構成し、コンパクトディスクプレーヤー55には
各々異なる川の水音を録音したコンパクトディスクを収
納している。
【0014】このコンパクトディスクに録音記録される
水音としては、自然の同一河川又は小川や渓谷の春夏秋
冬の水音、朝昼夜の水音、雨上がりの水量が豊富な状態
のときや晴天続きの水量が比較的少ないときの水音を採
取し、この音を録音記録したり、異なる河川や渓谷の音
を採取録音する場合や、人工的に合成された水量や地形
の異なる川音の疑似音を録音記録しておくものである。
水音としては、自然の同一河川又は小川や渓谷の春夏秋
冬の水音、朝昼夜の水音、雨上がりの水量が豊富な状態
のときや晴天続きの水量が比較的少ないときの水音を採
取し、この音を録音記録したり、異なる河川や渓谷の音
を採取録音する場合や、人工的に合成された水量や地形
の異なる川音の疑似音を録音記録しておくものである。
【0015】そして、プレーヤー制御装置53は親時計41
からの計時信号を入力するものであり、このプレーヤー
制御装置53としてはプログラムタイマーを利用し、水晶
発振器を用いて正確な基準クロックを時計信号として出
力している親時計41からの計時信号を受けてこの基準ク
ロックをカウントし、又はプレーヤー制御装置53の内部
時計をこの基準クロックにより修正し、朝の所定時刻に
なると、例えば朝の河川の音を録音したコンパクトディ
スクを装填したプレーヤー55を作動させるように作動信
号を出力し、昼には別のプレーヤー55を作動させるよう
に作動信号を出力し、夜には更に別のプレーヤー55を作
動させるように作動信号を出力し、所定の時刻になると
各々のプレーヤー55の作動を停止させてコンパクトディ
スクプレーヤー55の切り換えを制御するものであり、各
コンパクトディスクプレーヤー55は、プレーヤー制御装
置53により作動が継続される間、コンパクトディスクの
再生を繰り返して連続的に再生を行なうものである。
からの計時信号を入力するものであり、このプレーヤー
制御装置53としてはプログラムタイマーを利用し、水晶
発振器を用いて正確な基準クロックを時計信号として出
力している親時計41からの計時信号を受けてこの基準ク
ロックをカウントし、又はプレーヤー制御装置53の内部
時計をこの基準クロックにより修正し、朝の所定時刻に
なると、例えば朝の河川の音を録音したコンパクトディ
スクを装填したプレーヤー55を作動させるように作動信
号を出力し、昼には別のプレーヤー55を作動させるよう
に作動信号を出力し、夜には更に別のプレーヤー55を作
動させるように作動信号を出力し、所定の時刻になると
各々のプレーヤー55の作動を停止させてコンパクトディ
スクプレーヤー55の切り換えを制御するものであり、各
コンパクトディスクプレーヤー55は、プレーヤー制御装
置53により作動が継続される間、コンパクトディスクの
再生を繰り返して連続的に再生を行なうものである。
【0016】更に、このプレーヤー制御装置53はミキサ
ー57の制御も行うものであり、コンパクトディスクプレ
ーヤー55が前記作動信号により再生を開始した後、この
コンパクトディスクプレーヤー55の出力信号を徐々に大
きくするようにミキサー57はフェードイン操作を行なう
ように調整しておき、プレーヤー制御装置53からの制御
信号により、ミキサー57は作動を開始したコンパクトデ
ィスクプレーヤー55からの出力を徐々に大きくするよう
にしてアンプ59に出力し、コンパクトディスクプレーヤ
ー55の作動停止に際しては、作動停止信号の前に出力さ
れる制御停止信号によりコンパクトディスクプレーヤー
55からの出力信号を徐々に小さくしてフェードアウト操
作を行ない、作動停止信号によりコンパクトディスクプ
レーヤー55が作動を停止する前にコンパクトディスクプ
レーヤー55からの出力信号を徐々に小さくしてアンプ59
に出力するものであって、前記したコンパクトディスク
プレーヤー55の切り替えに際しては、一時的に2台のプ
レーヤーを作動状態とし、フェードアウトとフェードイ
ンを行わせて自然に音の切り替えを行わせることとして
いる。
ー57の制御も行うものであり、コンパクトディスクプレ
ーヤー55が前記作動信号により再生を開始した後、この
コンパクトディスクプレーヤー55の出力信号を徐々に大
きくするようにミキサー57はフェードイン操作を行なう
ように調整しておき、プレーヤー制御装置53からの制御
信号により、ミキサー57は作動を開始したコンパクトデ
ィスクプレーヤー55からの出力を徐々に大きくするよう
にしてアンプ59に出力し、コンパクトディスクプレーヤ
ー55の作動停止に際しては、作動停止信号の前に出力さ
れる制御停止信号によりコンパクトディスクプレーヤー
55からの出力信号を徐々に小さくしてフェードアウト操
作を行ない、作動停止信号によりコンパクトディスクプ
レーヤー55が作動を停止する前にコンパクトディスクプ
レーヤー55からの出力信号を徐々に小さくしてアンプ59
に出力するものであって、前記したコンパクトディスク
プレーヤー55の切り替えに際しては、一時的に2台のプ
レーヤーを作動状態とし、フェードアウトとフェードイ
ンを行わせて自然に音の切り替えを行わせることとして
いる。
【0017】更に、このミキサー57の出力は、アンプ59
を介して前記溝11の両側等に配置した複数のスピーカー
31に出力するものであり、このアンプ59もプレーヤー制
御装置53であるプログラムタイマーの制御により昼間は
夜間よりも多少大きな増幅率とされ、スピーカー31から
流す水音が昼間の騒音に掻き消されないようにしてい
る。
を介して前記溝11の両側等に配置した複数のスピーカー
31に出力するものであり、このアンプ59もプレーヤー制
御装置53であるプログラムタイマーの制御により昼間は
夜間よりも多少大きな増幅率とされ、スピーカー31から
流す水音が昼間の騒音に掻き消されないようにしてい
る。
【0018】又、水量照明制御部61は、親タイマー63、
照明制御装置67、及び水量制御装置65で構成し、親タイ
マー63はタイマープログラムを用いることとし、正確な
計時を行なっている親時計41からの基準クロックをカウ
ントすることにより計時を行ない、所定の時刻になると
照明制御装置67及び水量制御装置65に入出力インターフ
ェースを介して作動制御信号を出力し、前記所定時刻と
異なる所定時刻に停止制御信号を出力するものである。
照明制御装置67、及び水量制御装置65で構成し、親タイ
マー63はタイマープログラムを用いることとし、正確な
計時を行なっている親時計41からの基準クロックをカウ
ントすることにより計時を行ない、所定の時刻になると
照明制御装置67及び水量制御装置65に入出力インターフ
ェースを介して作動制御信号を出力し、前記所定時刻と
異なる所定時刻に停止制御信号を出力するものである。
【0019】そして、照明制御装置67は、無接点スイッ
チ及びリレースイッチ等により構成し、作動制御信号が
入力されると点灯信号を出力し、停止制御信号が入力さ
れると点灯信号の出力を停止するものであり、この点灯
信号を適宜の中継器69を介して前記川底15に埋設したラ
イト39に送ってライト39を点灯させるものであり、淡い
色ガラス37を透し、更に、半透明の保護板33を透して保
護板33の上に配置した人工石を照らし、川底15の深さに
変化をつけて見せるものである。
チ及びリレースイッチ等により構成し、作動制御信号が
入力されると点灯信号を出力し、停止制御信号が入力さ
れると点灯信号の出力を停止するものであり、この点灯
信号を適宜の中継器69を介して前記川底15に埋設したラ
イト39に送ってライト39を点灯させるものであり、淡い
色ガラス37を透し、更に、半透明の保護板33を透して保
護板33の上に配置した人工石を照らし、川底15の深さに
変化をつけて見せるものである。
【0020】また、水量制御装置65も無接点スイッチ及
びリレースイッチ等により構成し、親タイマー63からの
作動制御信号が入力されるとポンプ駆動信号及びゲート
駆動信号を出力し、停止制御信号が入力されるとポンプ
駆動信号及びゲート駆動信号の出力を停止するものであ
り、このポンプ駆動信号及びゲート駆動信号を適宜の中
継器69を介して前記第1貯水槽21への揚水ポンプを駆動
するポンプ駆動装置71及び第2貯水槽23への揚水ポンプ
を駆動させるポンプ駆動装置73にポンプ駆動信号を出力
すると共にゲート駆動信号もゲート駆動装置75に出力す
るものである。
びリレースイッチ等により構成し、親タイマー63からの
作動制御信号が入力されるとポンプ駆動信号及びゲート
駆動信号を出力し、停止制御信号が入力されるとポンプ
駆動信号及びゲート駆動信号の出力を停止するものであ
り、このポンプ駆動信号及びゲート駆動信号を適宜の中
継器69を介して前記第1貯水槽21への揚水ポンプを駆動
するポンプ駆動装置71及び第2貯水槽23への揚水ポンプ
を駆動させるポンプ駆動装置73にポンプ駆動信号を出力
すると共にゲート駆動信号もゲート駆動装置75に出力す
るものである。
【0021】尚、本実施例では、人工河川とした溝11に
水量計79を設けると共に、水量制御装置65に電圧調整回
路を組み込み、溝11を流れる水量が一定量よりも多くな
ると第1貯水槽21への揚水ポンプを駆動するポンプ駆動
装置71への電圧を低下させ、第1貯水槽21に送る水量を
減少させることにより流水量を減らし、雨天等の場合に
水量が増え過ぎないようにしている。
水量計79を設けると共に、水量制御装置65に電圧調整回
路を組み込み、溝11を流れる水量が一定量よりも多くな
ると第1貯水槽21への揚水ポンプを駆動するポンプ駆動
装置71への電圧を低下させ、第1貯水槽21に送る水量を
減少させることにより流水量を減らし、雨天等の場合に
水量が増え過ぎないようにしている。
【0022】又、図4に示したように可動板27を用いた
第2貯水槽23の場合や、排水ブロックを第2貯水槽23に
設ける場合は、ゲート駆動装置75に換えて可動板駆動装
置やブロック駆動装置にゲート駆動信号を入力すること
により各装置を作動させるものである。本実施例は、こ
の様に第1貯水槽21を用いて常に所定量の水を溝11に流
しつつ第2貯水槽23により流量に変化を与え、且つ、流
量や時候に合わせた河川の水音を記録したコンパクトデ
ィスクを用いてコンパクトディスクプレーヤー55により
水音を再生し、この水音を川岸に設けたスピーカー31か
ら流す故、小さな人工河川であっても、種々の水量の河
川の水音を聞かせつつ水の流れを見せることができ、観
者に目と耳により安堵感を与えることができるものであ
り、第1貯水槽21等に水を送る揚水ポンプの制御装置を
含む水量照明制御部61と水音を再生するコンパクトディ
スクプレーヤー55を含む音響制御部51とに親時計41から
の基準クロックを送ってポンプ及びコンパクトディスク
の動作時間制御を行う制御装置40を用いる故、水音の再
生と水量の制御とのタイミングを容易に合わせるように
して制御することができ、夜間等は人工河川10の動きを
完全に停止させておき、朝の所定時刻になると溝11に水
を流すと共に水音を流すように作動させることができ
る。
第2貯水槽23の場合や、排水ブロックを第2貯水槽23に
設ける場合は、ゲート駆動装置75に換えて可動板駆動装
置やブロック駆動装置にゲート駆動信号を入力すること
により各装置を作動させるものである。本実施例は、こ
の様に第1貯水槽21を用いて常に所定量の水を溝11に流
しつつ第2貯水槽23により流量に変化を与え、且つ、流
量や時候に合わせた河川の水音を記録したコンパクトデ
ィスクを用いてコンパクトディスクプレーヤー55により
水音を再生し、この水音を川岸に設けたスピーカー31か
ら流す故、小さな人工河川であっても、種々の水量の河
川の水音を聞かせつつ水の流れを見せることができ、観
者に目と耳により安堵感を与えることができるものであ
り、第1貯水槽21等に水を送る揚水ポンプの制御装置を
含む水量照明制御部61と水音を再生するコンパクトディ
スクプレーヤー55を含む音響制御部51とに親時計41から
の基準クロックを送ってポンプ及びコンパクトディスク
の動作時間制御を行う制御装置40を用いる故、水音の再
生と水量の制御とのタイミングを容易に合わせるように
して制御することができ、夜間等は人工河川10の動きを
完全に停止させておき、朝の所定時刻になると溝11に水
を流すと共に水音を流すように作動させることができ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、人工河川の水辺に複数のスピ
ーカーを配置し、川の流れの音を再生するコンパクトデ
ィスクプレーヤーを用いてスピーカーから水音を流すも
のであるから、人工河川に小量の水を流しつつ水音を近
くにいる人々に聞かせることができ、目と耳との両感覚
で河川の岸辺にいる臨場感を与えることにより安堵感を
与えることができるものである。
ーカーを配置し、川の流れの音を再生するコンパクトデ
ィスクプレーヤーを用いてスピーカーから水音を流すも
のであるから、人工河川に小量の水を流しつつ水音を近
くにいる人々に聞かせることができ、目と耳との両感覚
で河川の岸辺にいる臨場感を与えることにより安堵感を
与えることができるものである。
【0024】また、川底に照明ライトを埋設するとき
は、このライトを点灯することにより川の深さに変化が
あるように見せることができ、一層自然に近い感覚を与
えることができる。更に、親時計からの基準クロックを
カウントする親タイマーとプレーヤー制御装置とを用
い、親タイマーにより所定時刻になると作動する水量制
御装置と、所定時刻になるとプレーヤー制御装置により
作動されるコンパクトディスクプレーヤーとを組み込ん
だ制御装置は、同一の基準クロックにより作動時刻を制
御するものである故、水量の制御と水音の再生とのタイ
ミングを容易に合わせることができる利点がある。
は、このライトを点灯することにより川の深さに変化が
あるように見せることができ、一層自然に近い感覚を与
えることができる。更に、親時計からの基準クロックを
カウントする親タイマーとプレーヤー制御装置とを用
い、親タイマーにより所定時刻になると作動する水量制
御装置と、所定時刻になるとプレーヤー制御装置により
作動されるコンパクトディスクプレーヤーとを組み込ん
だ制御装置は、同一の基準クロックにより作動時刻を制
御するものである故、水量の制御と水音の再生とのタイ
ミングを容易に合わせることができる利点がある。
【図1】本発明に係る人工河川の実施例を示す断面図。
【図2】本発明に係る人工河川の水源断面図。
【図3】本発明に係る人工河川の水源平面図。
【図4】本発明に係る人工河川の水源の他の実施例を示
す断面図。
す断面図。
【図5】本発明に係る人工河川の制御装置を示すブロッ
ク図。
ク図。
10 人工河川 11 溝 13 盛土 15 川底 17 側溝 21 第1貯水槽 23 第2貯水槽 25 ゲート 29 覆 31 スピーカー 33 保護板 39 ライト 40 制御装置 41 親時計 51 音響制御部 53 プレーヤー制
御装置 55 コンパクトディスクプレーヤー 57 ミキサー 59 アンプ 61 水量照明制御部 63 親タイマー 65 水量制御装置 67 照明制御装置 69 中継器 71,73 ポンプ
駆動装置 75 ゲート駆動装置 79 水量計
御装置 55 コンパクトディスクプレーヤー 57 ミキサー 59 アンプ 61 水量照明制御部 63 親タイマー 65 水量制御装置 67 照明制御装置 69 中継器 71,73 ポンプ
駆動装置 75 ゲート駆動装置 79 水量計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 37/02 A 7361−3K
Claims (3)
- 【請求項1】 ポンプにより汲み上げた水を流す人工河
川において、水辺に配置された複数のスピーカーを有
し、このスピーカーはコンパクトディスクプレーヤーに
接続されるものとすると共に、前記コンパクトディスク
プレーヤーには川の流れの音を記録したコンパクトディ
スクが装填されていることを特徴とする人工河川。 - 【請求項2】 請求項1の人工河川において、川底に埋
設された照明ライトを有することを特徴とする人工河
川。 - 【請求項3】 親時計が出力する基準クロックをカウン
トする親タイマー及びプレーヤー制御装置を有し、前記
親タイマーが所定時刻に出力する作動制御信号により点
灯信号を出力する照明制御装置及びポンプ駆動信号を出
力する水量制御装置を有し、且つ、ポンプ駆動信号によ
り水源用揚水ポンプを作動させ、更に前記プレーヤー制
御装置により所定時間だけ各々作動する複数台のコンパ
クトディスクプレーヤーと、各コンパクトディスクプレ
ーヤーの出力を人工河川の水辺に埋設した複数のスピー
カーに出力するミキサーを有することを特徴とする人工
河川の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5195035A JP2766606B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 人工河川の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5195035A JP2766606B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 人工河川の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0748817A true JPH0748817A (ja) | 1995-02-21 |
JP2766606B2 JP2766606B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=16334463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5195035A Expired - Lifetime JP2766606B2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 人工河川の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766606B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109024493A (zh) * | 2018-08-06 | 2018-12-18 | 重庆第二师范学院 | 一种幼儿园用人工溪流 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107152013B (zh) * | 2017-06-29 | 2019-01-15 | 南通联振重工机械有限公司 | 一种环境保护用河道清污装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4993175U (ja) * | 1972-11-28 | 1974-08-12 | ||
JPS5348015A (en) * | 1976-10-05 | 1978-05-01 | Kymin Oy Kymmene Ab | Mechanical parts for transmission made of nodular graphite cast iron |
JPS62208100A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-12 | 株式会社 田川 | 盆栽等に付設された音響発生装置 |
JP3079103U (ja) * | 2001-01-23 | 2001-08-10 | 株式会社タカラ | 哺乳瓶玩具 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP5195035A patent/JP2766606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4993175U (ja) * | 1972-11-28 | 1974-08-12 | ||
JPS5348015A (en) * | 1976-10-05 | 1978-05-01 | Kymin Oy Kymmene Ab | Mechanical parts for transmission made of nodular graphite cast iron |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109024493A (zh) * | 2018-08-06 | 2018-12-18 | 重庆第二师范学院 | 一种幼儿园用人工溪流 |
CN109024493B (zh) * | 2018-08-06 | 2024-02-02 | 重庆第二师范学院 | 一种幼儿园用人工溪流 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2766606B2 (ja) | 1998-06-18 |
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