JPH0748628Y2 - エレベータのガイドレール用芯出し装置 - Google Patents

エレベータのガイドレール用芯出し装置

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JPH0748628Y2
JPH0748628Y2 JP13018790U JP13018790U JPH0748628Y2 JP H0748628 Y2 JPH0748628 Y2 JP H0748628Y2 JP 13018790 U JP13018790 U JP 13018790U JP 13018790 U JP13018790 U JP 13018790U JP H0748628 Y2 JPH0748628 Y2 JP H0748628Y2
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plate
rail
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scissors
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JP13018790U
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啓 岩井
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啓 岩井
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータのガイドレール用芯出し装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のエレベータのガイドレール用芯出し装置
としては、主杆の両端部にガイドレール相互間の間隔お
よび傾きを規制するストッパーおよび定規面と芯出し用
ピアノ線に合わせるゲージ切込みを設けた定規板を取付
けると共に、これら各定規板を各ガイドレール間に装着
させる取付け機構を配して構成したものが知られてい
る。(例えば実公昭57-2883号公報参照) 〔考案が解決しようとする課題〕 従来のエレベータのガイドレール用芯出し装置にあって
は、取付け機構の係合部材を各ガイドレールのフランジ
部に嵌装させ、且つナットを締め付けてゆき、各ガイド
レールのレール面をストッパーに突き当てると共にレー
ル側面か定規面に完全に一致するように調整をしてい
た。しかしながら、ナットで締め付けながらガイドレー
ルをストッパーに突当てる作業は意外と手間がかかり、
また定規面にガイドレールの側面をもつ完全に押し当て
固定するにはかなりの時間と労力を要する煩わしい手作
業であり、非能率的な問題を有していた。
本考案は、取付け機構のストッパー部及び定規面にガイ
ドレールを固定するのに殆どワンタッチの作業で瞬時に
して確実にストッパー部及び定規面にガイドレールを固
定することのできるエレベータのガイドレール用芯出し
装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案のエレベータのガイド
レール用芯出し装置においては枢軸を中心に略 形に交差させて先端が開閉するハサミ形スナップの開閉
基部を主杆と平行方向に滑動する引込み滑動板に取付
け、ハサミ形スナップの後端側に略Y字形にハサミ開閉
板を枢着し、該ハサミ開閉板の後端側に、主杆と直角方
向に倒れY字形に作動板を設け、作動板の一端に板状の
ハンドルを枢着してハンドル及び前記作動板を横方向に
バネで常押する板状の引込み調整板に枢着してレールの
スナップ引込み装置Aを表面に形成し、裏面側の前記ハ
サミ形スナップの左右のハサミ板の内側位置の片方にレ
ール側面接当板を固着し、レール側面接当板と対向する
反対側の位置に上端部にレール押さえ面板を略三角形の
押圧板を介して枢着し、下端側をバネにして主杆と略直
角な外方向に向かって常押しされているレール押止杆を
設け、該レール押止杆の全長の中間位置に板状のハンド
ルを枢着し、該ハンドルに前記押圧板の下端部に枢着す
る押上板を斜め外向きに取付けし、前記、レール側面接
当板の内側にレール先端接当板を設けてレール固定装置
Bを構成し、主杆を中心に前記スナップ引込み装置Aを
左右の表面にそれぞれ固着し、左右のスナップ引込み装
置Aの各々の裏面側にレール固定装置Bを取付ける。
〔作用〕
上記のように構成されたエレベータのガイドレール用芯
出し装置の左右のハサミ板の略中央位置にブラケットに
仮固定した状態のガイドレールLの先端側を内側にして
入れ、スナップ引込み装置A側のハンドルを引くと、作
動杆の内側先端側が後方に傾きハサミ開閉板は後退し、
ハサミ形スナップの左右の後端側を後方に牽引するので
ハサミ板スナップの先端側は枢軸を中心にせばまりガイ
ドレールを左右から挾み、更にハサミ開閉板の後退によ
りハサミ形スナップはガイドレールを挾んだ状態で引込
み滑動板と共に後退し、ガイドレールを引き込んでハサ
ミ形スナップの内側に位置する後述のレール先端接当板
に接当するまでガイドレールを引き込み、ガイドレール
がレール先端接当板に接当してそれ以上動かなくなると
ハンドルを枢着している引き込み調整板がバネ圧に抗し
て逆方向に押し戻されてガイドレールの先端部は適圧で
レール先端接当板に接当する、この状態で次に裏面のレ
ール固定装置Bのハンドルを引くと押上板は押圧板の先
端側が内方向へ傾きレール押さえ面板がガイドレールを
対向するレール側面接当板側に押し付け強力に固定する
ことができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において、引込み滑動板1は、例えば
鉄板で形成し、主杆2の一端に取付けた基板3の表面側
に主杆2と平行方向に取付けた引込みレール4に沿って
主杆2と平行方向(以下引込み方向という)に滑動す
る。ハサミ形スナップ5は、前記引込み滑動板1の先端
側(第1図において上方側)に取付けた枢軸6を中心に
左右にハサミ板7、7を 形状に枢着してハサミ形に形成する。ハサミ開閉板8
は、略Y字形に枢着し、左右の先端は前記ハサミ板7、
7の後端部に枢着し、中央の分岐軸9は前記引込み滑動
板1の開閉引込み溝10中に遊嵌する。作動板11は略Y字
形に枢着し、末端部を前記ハサミ開閉板の後端側に枢着
すると共に、先端側は引込み方向と略直角に、外側に向
け、左右の先端の一方はバネ12で外向きに常押しする引
込み調整板13に枢着し、他の一端側は、引込み調整板13
に枢着したハンドル14の回転端部に軸15により枢着す
る。常押杆16は枢軸6に一側面を接当させて、枢軸17を
中心に回転すべく設け、常押杆16の一端側に索引バネ18
を取着して常押杆16の一端側を索引し枢軸6を常に前方
側に常押しするようにして前記の構造が一連に作動する
スナップ引込み装置Aを基板3の表面側に形成する。
第3図および第4図において、レール押止板19は基板3
の裏面側に設けられており、枢軸20を中心に後端側(第
4図において下端側)をバネ21にて横方向に常押しす
る。押圧板22は略三角形に形成し、下端側の一つの隅部
を枢軸20に枢着し、上方位置の一隅部にはレール押止面
23を主杆2と同一方向に設けたレール押止面板24を枢着
する。押し上げ板25の上端部は前記押圧板22の前記枢軸
20に枢着した反対側の一隅部に枢軸26を介して枢着し下
端側をレール押止板19の全長の略中間位置に横方向に枢
軸27で枢着したハンドル28の上端側隅部に枢着する。レ
ール側面接当板29は前記レール押止面板24と対向する位
置に固着する。レール先端接当板30はレール側面接当板
29の下半部側面に添接して基板3の裏面側にレール固定
装置Bを構成する。そして前記基板3の表面側に設けた
スナップ引込み装置Aと裏面側に設けたレール固定装置
Bを主杆2の両端に各々設けてなるものである。
〔効果〕
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
主杆2の両端に取付けた固定装置Bの左右のレール先端
接当板の端面間距離をガイドレールのゲージ寸法に合わ
せて調整しておくと本考案を使用するときはブラケット
に仮固定したガイドレールLの先端側を内側にしてハサ
ミ板中に入れ、スナップ装置A側のハンドルを手前に引
くとハサミ形スナップはガイドレールを挾むと同時に内
側に後退してガイドレールを引込みレール先端接当板に
瞬時にしてガイドレールの内側先端部を接当させ、次に
レール固定装置側のハンドルを手前に引くとレール押止
面板がガイドレールをレール側面接当板側に瞬時にして
押し付け固定する。故に左右の表裏のハンドルを四ケ所
手前に引くのみの簡単な操作でガイドレールを所望間隔
のゲージの寸法位置に引き寄せ、同一直線上に対向固定
させることができ、ガイドレールの取付け作業が簡単、
且つ能率的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエレベータのガイドレール用芯出し装置のスナ
ップ引込み装置のレールの引込み前を示す平面図、第2
図はレールの引込み後を示す平面図、第3図はレール固
定装置の固定前を示す平面図、第4図はレール固定装置
の固定後を示す平面図、第5図は主杆の左右に取付けた
状態を示す平面図である。 1……引込み滑動板、2……主杆 3……基板、4……引込みレール 5……ハサミ形スナップ、6……枢軸 7……ハサミ板、8……ハサミ開閉板 9……分岐軸、10……開閉引込み溝 11……作動板、12……バネ 13……引込み調整板、14……ハンドル 15……軸、16……常押杆 17……枢軸、18……牽引バネ 19……レール押止板、20……枢軸 21……バネ、22……押圧板 23……レール押止面、24……レール押止面板 25……押し上げ板、26……枢軸 27……枢軸、28……ハンドル 29……レール側面接当板、30……レール先端接当板 A……スナップ引込み装置、B……レール固定装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハサミ板7,7で左右からガイドレールを挾
    んで主杆2と平行方向に主杆2側に引込む 形に形成したハサミ形スナップ5と,ハサミ形スナップ
    5の主杆2側方向の一端側にY字形に枢着して主杆2側
    に索引するハサミ開閉板8と、ハサミ開閉板8に一端を
    枢着し他端側の分岐した片方はバネで横方向に常押しさ
    れる引込み調整板13に枢着し、他の一方は引込み調整板
    13に枢着したハンドル14に枢着した略Y字形の作動板11
    とよりなる基板3の表面に形成したスナップ引込み装置
    Aと、枢軸20を中心に主杆2側方向の一端側が常押しさ
    れるレール押止杆19と、レール押止杆19に枢着したハン
    ドル28に主杆2側方向の一端側を枢着し、他の一端側は
    前記枢軸20に枢着した略三角形の押圧板22に枢着する押
    し上げ板25と、押圧板22の主杆2側と反対側位置の一端
    側に枢着したレール押止面23を有するレール押止面板24
    と、レール押止面板24と対向する位置に設けたレール側
    面接当板29と、レール側面接当板29の主杆2側方向の下
    半部側面に添接したレール先端接当板30とよりなる基板
    3の裏面に形成したレール固定装置Bとを主杆2の両端
    に各々取付けしてなるエレベータのガイドレール用芯出
    し装置。
JP13018790U 1990-11-30 1990-11-30 エレベータのガイドレール用芯出し装置 Expired - Lifetime JPH0748628Y2 (ja)

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JPH0486680U JPH0486680U (ja) 1992-07-28
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