JPH0747845A - 自動車用インタークーラーの配設構造 - Google Patents
自動車用インタークーラーの配設構造Info
- Publication number
- JPH0747845A JPH0747845A JP19602993A JP19602993A JPH0747845A JP H0747845 A JPH0747845 A JP H0747845A JP 19602993 A JP19602993 A JP 19602993A JP 19602993 A JP19602993 A JP 19602993A JP H0747845 A JPH0747845 A JP H0747845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intercooler
- side member
- hood ridge
- automobile
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の前面衝突時にフロントタイヤとバン
パとの間にインタークーラーが挟まれない配設構造を提
供する。 【構成】 サイドメンバ10とフードリッジ20夫々の
間の車幅間でフロントタイヤ8の前部にインタークーラ
ー4が配置されてなり、インタークーラー4の一端をバ
ンパステイ13に固設し、バンパステイ13に前記サイ
ドメンバ10の外側へ取り付けられる取付け部11を設
け、前記サイドメンバ10の前記バンパーステイとの取
り付け位置の後方に取付け部11がサイドメンバ10か
ら脱落可能な第1開口部12を形成すると共に、インタ
ークーラー4の他端に、前記フードリッジ20へ取付け
られる第2取付け部21を設け、前記フードリッジ2の
インタークーラ4の他端との取り付け位置の前方に第2
取付け部21がフードリッジ20から脱落可能な第2開
口部22を形成する。
パとの間にインタークーラーが挟まれない配設構造を提
供する。 【構成】 サイドメンバ10とフードリッジ20夫々の
間の車幅間でフロントタイヤ8の前部にインタークーラ
ー4が配置されてなり、インタークーラー4の一端をバ
ンパステイ13に固設し、バンパステイ13に前記サイ
ドメンバ10の外側へ取り付けられる取付け部11を設
け、前記サイドメンバ10の前記バンパーステイとの取
り付け位置の後方に取付け部11がサイドメンバ10か
ら脱落可能な第1開口部12を形成すると共に、インタ
ークーラー4の他端に、前記フードリッジ20へ取付け
られる第2取付け部21を設け、前記フードリッジ2の
インタークーラ4の他端との取り付け位置の前方に第2
取付け部21がフードリッジ20から脱落可能な第2開
口部22を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用インタークー
ラーの配設構造に関する。
ラーの配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図7(特
開平4−123931号公報参照)に示されているよう
に、図中1はサイドメンバ、2はフードリッジを示し、
サイドメンバ1の前部にはバンパ3が配置される。サイ
ドメンバ1、フードリッジ2夫々の間にインタークーラ
ー4が配置されている。前記インタークーラー4の一方
側にはブラケット5が突出され、サイドメンバ1の側部
にボルト6により固設されてなる。また、前記インター
クーラー4の他方側にはフードリッジ2の貫通穴7を介
してボルト6により固設されてなる。8は前記インター
クーラー4の後方に配されたフロントタイヤであり、9
はサイドメンバ1の内部へ固設されるバンパステイであ
る。
開平4−123931号公報参照)に示されているよう
に、図中1はサイドメンバ、2はフードリッジを示し、
サイドメンバ1の前部にはバンパ3が配置される。サイ
ドメンバ1、フードリッジ2夫々の間にインタークーラ
ー4が配置されている。前記インタークーラー4の一方
側にはブラケット5が突出され、サイドメンバ1の側部
にボルト6により固設されてなる。また、前記インター
クーラー4の他方側にはフードリッジ2の貫通穴7を介
してボルト6により固設されてなる。8は前記インター
クーラー4の後方に配されたフロントタイヤであり、9
はサイドメンバ1の内部へ固設されるバンパステイであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車用インタークーラーの配設構造にあっては、自動
車が前面衝突すると、図8に示すようにフロントタイヤ
8とバンパ3との間に前記インタークーラー4が挟まれ
るおそれがあり、かかる場合、サイドメンバ1の潰れス
トロークが少なくなるおそれがある。そこで、本発明
は、自動車の前面衝突時にフロントタイヤとバンパとの
間にインタークーラーが挟まれない配設構造を提供する
ことを目的とするものである。
自動車用インタークーラーの配設構造にあっては、自動
車が前面衝突すると、図8に示すようにフロントタイヤ
8とバンパ3との間に前記インタークーラー4が挟まれ
るおそれがあり、かかる場合、サイドメンバ1の潰れス
トロークが少なくなるおそれがある。そこで、本発明
は、自動車の前面衝突時にフロントタイヤとバンパとの
間にインタークーラーが挟まれない配設構造を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用インタ
ークーラーの配設構造としては、サイドメンバとフード
リッジ夫々の車幅間でフロントタイヤの前部にインター
クーラーが配置されている自動車用インタークーラーの
配設構造において、インタークーラーの一端をバンパス
テイに固設し、バンパステイに前記サイドメンバの外側
へ取り付けられる取付け部を設け、前記サイドメンバの
前記パンパステイとの取り付け位置の後方に該取付け部
がサイドメンバから脱落可能な第1開口部を形成すると
共に、インタークーラーの他端に前記フードリッジへ取
付けられる第2取付け部を設け、前記フードリッジの前
記インタークーラの他端との取り付け位置の前方に該第
2取付け部がフードリッジから脱落可能な第2開口部を
形成することを特徴とする。
ークーラーの配設構造としては、サイドメンバとフード
リッジ夫々の車幅間でフロントタイヤの前部にインター
クーラーが配置されている自動車用インタークーラーの
配設構造において、インタークーラーの一端をバンパス
テイに固設し、バンパステイに前記サイドメンバの外側
へ取り付けられる取付け部を設け、前記サイドメンバの
前記パンパステイとの取り付け位置の後方に該取付け部
がサイドメンバから脱落可能な第1開口部を形成すると
共に、インタークーラーの他端に前記フードリッジへ取
付けられる第2取付け部を設け、前記フードリッジの前
記インタークーラの他端との取り付け位置の前方に該第
2取付け部がフードリッジから脱落可能な第2開口部を
形成することを特徴とする。
【0005】
【作 用】この構造によると、自動車が前面衝突する
と、バンパステイの取付け部が後方に移動して第1開口
部を介してサイドメンバから外れると共に前記インター
クーラーの他端の前記第2取付け部が前方に移動して第
2開口部を介してフードリッジから外れる。そして、イ
ンタークーラーはバンパステイに固設されたまま移動し
て、サイドメンバと略平行になることで、フロントタイ
ヤとバンパとの間に前記インタークーラーが挟まれなく
なり、サイドメンバの潰れストロークが大きくなる。
と、バンパステイの取付け部が後方に移動して第1開口
部を介してサイドメンバから外れると共に前記インター
クーラーの他端の前記第2取付け部が前方に移動して第
2開口部を介してフードリッジから外れる。そして、イ
ンタークーラーはバンパステイに固設されたまま移動し
て、サイドメンバと略平行になることで、フロントタイ
ヤとバンパとの間に前記インタークーラーが挟まれなく
なり、サイドメンバの潰れストロークが大きくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6を用
いて詳述する。図1乃至図6において、図中10はサイ
ドメンバ、20はフードリッジを示し、サイドメンバ1
0の前部には前記バンパ3が配置される。サイドメンバ
10、フードリッジ20夫々の間にインタークーラー4
が配置されている。バンパステイ13は、サイドメンバ
10の外側へ配され、ボルトB1によってサイドメンバ
10に取付けられる取付け部11を備える。サイドメン
バ10のバンパステイ13との取り付け位置の後方に
は、該取付け部11がサイドメンバ10から脱落可能な
「第1開口部」としての切り欠き12が形成されてな
る。該切り欠き12は、図4に示すように、後方に向け
て略C字状に形成され、該切り欠き12から略水平の切
り欠き14、14が形成される。
いて詳述する。図1乃至図6において、図中10はサイ
ドメンバ、20はフードリッジを示し、サイドメンバ1
0の前部には前記バンパ3が配置される。サイドメンバ
10、フードリッジ20夫々の間にインタークーラー4
が配置されている。バンパステイ13は、サイドメンバ
10の外側へ配され、ボルトB1によってサイドメンバ
10に取付けられる取付け部11を備える。サイドメン
バ10のバンパステイ13との取り付け位置の後方に
は、該取付け部11がサイドメンバ10から脱落可能な
「第1開口部」としての切り欠き12が形成されてな
る。該切り欠き12は、図4に示すように、後方に向け
て略C字状に形成され、該切り欠き12から略水平の切
り欠き14、14が形成される。
【0007】インタークーラー4の一端より突出したブ
ラケット5は、バンパステイ13とボルトB2によって
固設される。前記インタークーラー4の他端は、ボルト
B3によって前記フードリッジ20に取付けられる第2
取付け部21を備える。フードリッジ20のインターク
ーラ4との取り付け位置の前方には、該第2取付け部2
1がフードリッジ20から脱落可能な「第2開口部」と
してのダルマ穴22が形成されてなる。該ダルマ穴22
は、図5、図6に示すようにボルトB3が常時固定され
るスリット23と、該スリット23の前端部にあって非
常時にボルトB3が外れることが可能なる大きい穴24
とよりなる。尚、8は前記インタークーラー4の後方に
配されたフロントタイヤである。
ラケット5は、バンパステイ13とボルトB2によって
固設される。前記インタークーラー4の他端は、ボルト
B3によって前記フードリッジ20に取付けられる第2
取付け部21を備える。フードリッジ20のインターク
ーラ4との取り付け位置の前方には、該第2取付け部2
1がフードリッジ20から脱落可能な「第2開口部」と
してのダルマ穴22が形成されてなる。該ダルマ穴22
は、図5、図6に示すようにボルトB3が常時固定され
るスリット23と、該スリット23の前端部にあって非
常時にボルトB3が外れることが可能なる大きい穴24
とよりなる。尚、8は前記インタークーラー4の後方に
配されたフロントタイヤである。
【0008】この実施例によると、自動車がバリア30
に前面衝突してサイドメンバ10がつぶれはじめると、
バンパーステイ13の取付け部11が後方に移動するの
で、切り欠き12からボルトB1・ナットNが脱落し、
サイドメンバ10とバンパーステイ13及びインタクー
ラー4との取付けが外れる。さらに、サイドメンバ10
がつぶれていくと、インタクーラー4は第2取付け部2
1を中心として後方に回転するため、フロントタイヤ8
と干渉し、前記インタークーラー4の第2取付け部21
が前方に押されるので(図2参照)、ダルマ穴22の大
きい穴24を介してボルトB3・ナットNが脱落し、イ
ンタークーラ4とフードリッジ20との取付けが外れ
る。そして、図3に示すように、インタークーラー4は
バンパステイ13に固設されたままタイヤ8の内側に誘
導されて、サイドメンバ10と略平行になるので、フロ
ントタイヤ8とバンパ3との間に、前記インタークーラ
ー4が挟まれなくなり、サイドメンバ10の潰れストロ
ークを大きくできる。また、切り欠き12を備えること
により、自動車が走行すると、該切り欠き12を介して
空気15が流入され、バンパ3の開口17と共に空気1
6が流入されるという、インタークーラー4への導入空
気を増加させる付随的効果も有する。
に前面衝突してサイドメンバ10がつぶれはじめると、
バンパーステイ13の取付け部11が後方に移動するの
で、切り欠き12からボルトB1・ナットNが脱落し、
サイドメンバ10とバンパーステイ13及びインタクー
ラー4との取付けが外れる。さらに、サイドメンバ10
がつぶれていくと、インタクーラー4は第2取付け部2
1を中心として後方に回転するため、フロントタイヤ8
と干渉し、前記インタークーラー4の第2取付け部21
が前方に押されるので(図2参照)、ダルマ穴22の大
きい穴24を介してボルトB3・ナットNが脱落し、イ
ンタークーラ4とフードリッジ20との取付けが外れ
る。そして、図3に示すように、インタークーラー4は
バンパステイ13に固設されたままタイヤ8の内側に誘
導されて、サイドメンバ10と略平行になるので、フロ
ントタイヤ8とバンパ3との間に、前記インタークーラ
ー4が挟まれなくなり、サイドメンバ10の潰れストロ
ークを大きくできる。また、切り欠き12を備えること
により、自動車が走行すると、該切り欠き12を介して
空気15が流入され、バンパ3の開口17と共に空気1
6が流入されるという、インタークーラー4への導入空
気を増加させる付随的効果も有する。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車用インター
クーラーの配設構造としては、インタークーラーの一端
をバンパステイに固設し、バンパステイに前記サイドメ
ンバの外側へ取り付けられる取付け部を設け、前記サイ
ドメンバの前記パンパステイとの取り付け位置の後方に
該取付け部がサイドメンバから脱落可能な第1開口部を
形成すると共に、インタークーラーの他端に前記フード
リッジへ取付けられる第2取付け部を設け、前記フード
リッジの前記インタークーラの他端との取り付け位置の
前方に該第2取付け部がフードリッジから脱落可能な第
2開口部を形成するので、自動車の前面衝突時に、イン
タークーラーはバンパステイに固設されたままサイドメ
ンバと略平行になるよう移動することができ、フロント
タイヤとバンパとの間に前記インタークーラーが挟まれ
なくなり、サイドメンバの潰れストロークが大きくなる
という実益的効果を有する。
クーラーの配設構造としては、インタークーラーの一端
をバンパステイに固設し、バンパステイに前記サイドメ
ンバの外側へ取り付けられる取付け部を設け、前記サイ
ドメンバの前記パンパステイとの取り付け位置の後方に
該取付け部がサイドメンバから脱落可能な第1開口部を
形成すると共に、インタークーラーの他端に前記フード
リッジへ取付けられる第2取付け部を設け、前記フード
リッジの前記インタークーラの他端との取り付け位置の
前方に該第2取付け部がフードリッジから脱落可能な第
2開口部を形成するので、自動車の前面衝突時に、イン
タークーラーはバンパステイに固設されたままサイドメ
ンバと略平行になるよう移動することができ、フロント
タイヤとバンパとの間に前記インタークーラーが挟まれ
なくなり、サイドメンバの潰れストロークが大きくなる
という実益的効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す自動車用インタークー
ラーの配設構造の平面図である。
ラーの配設構造の平面図である。
【図2】図1の状態から自動車が衝突した状態を説明す
る平面図である。
る平面図である。
【図3】図2の状態から更にインタークーラーが移動し
た状態を説明する平面図である。
た状態を説明する平面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】図1の第2開口部の拡大平面図である。
【図6】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図7】従来例の図1相当平面図である。
【図8】図7の状態から自動車が衝突した状態を説明す
る平面図である。
る平面図である。
2,20 フードリッジ 4 インタークーラー 8 フロントタイヤ 10 サイドメンバ 11 取付け部 12 切り欠き(第1開口部) 21 第2取付け部 22 ダルマ穴(第2開口部)
Claims (1)
- 【請求項1】 サイドメンバとフードリッジ夫々の車幅
間でフロントタイヤの前部にインタークーラーが配置さ
れている自動車用インタークーラーの配設構造におい
て、インタークーラーの一端をバンパステイに固設し、
バンパステイに前記サイドメンバの外側へ取り付けられ
る取付け部を設け、前記サイドメンバの前記パンパステ
イとの取り付け位置の後方に該取付け部がサイドメンバ
から脱落可能な第1開口部を形成すると共に、インター
クーラーの他端に前記フードリッジへ取付けられる第2
取付け部を設け、前記フードリッジの前記インタークー
ラの他端との取り付け位置の前方に該第2取付け部がフ
ードリッジから脱落可能な第2開口部を形成することを
特徴とする自動車用インタークーラーの配設構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19602993A JPH0747845A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 自動車用インタークーラーの配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19602993A JPH0747845A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 自動車用インタークーラーの配設構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747845A true JPH0747845A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16351033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19602993A Pending JPH0747845A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 自動車用インタークーラーの配設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747845A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7049919B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-05-23 | Kanetec Kabushiki Kaisha | Magnetic adsorption device and production method thereof and magnetic apparatus |
US7334654B2 (en) | 2002-08-22 | 2008-02-26 | Denso Corporation | Vehicle front end structure |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19602993A patent/JPH0747845A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7334654B2 (en) | 2002-08-22 | 2008-02-26 | Denso Corporation | Vehicle front end structure |
US7049919B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-05-23 | Kanetec Kabushiki Kaisha | Magnetic adsorption device and production method thereof and magnetic apparatus |
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