JPH0747321Y2 - ケース付き容器 - Google Patents
ケース付き容器Info
- Publication number
- JPH0747321Y2 JPH0747321Y2 JP1990112528U JP11252890U JPH0747321Y2 JP H0747321 Y2 JPH0747321 Y2 JP H0747321Y2 JP 1990112528 U JP1990112528 U JP 1990112528U JP 11252890 U JP11252890 U JP 11252890U JP H0747321 Y2 JPH0747321 Y2 JP H0747321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- container
- bottle container
- diameter
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、小径容器を筒状ケースに収容し、自動販売機
から取出し可能となしたケース付き容器に関するもので
ある。
から取出し可能となしたケース付き容器に関するもので
ある。
(従来の技術及び課題) 自動販売機の普及によって、幾種類もの缶入り或いは瓶
入りのジュース類、酒類が販売されているが、それら缶
容器、瓶容器の形状は規格化され、規格外の容器は自動
販売機に対応出来なかった。
入りのジュース類、酒類が販売されているが、それら缶
容器、瓶容器の形状は規格化され、規格外の容器は自動
販売機に対応出来なかった。
本考案は、上記問題を解決するケース付き容器に関する
ものである。
ものである。
(課題を解決する手段) 本考案のケース付き容器は、合成樹脂にて形成され自動
販売機に適合する規定寸法の直径及び長さの中空円筒状
のケース(1)と、該ケース(1)に挿脱可能に収容さ
れた容器(6)とで構成され、ケース(1)は両端が開
口して開口縁に内向きの鍔(2)が形成され、周面の複
数箇所を内側に凹ませて当り部(4)を形成し、該当り
部(4)が容器(6)の外面に当って容器(6)をケー
ス(1)と同心に保持し、ケース(1)両端の鍔(2)
(2)の内、少なくとも一方の鍔(2)の開口は容器
(6)の通過を許容する大きさに開口し、容器(6)は
完全にケース(1)内に納まっている。
販売機に適合する規定寸法の直径及び長さの中空円筒状
のケース(1)と、該ケース(1)に挿脱可能に収容さ
れた容器(6)とで構成され、ケース(1)は両端が開
口して開口縁に内向きの鍔(2)が形成され、周面の複
数箇所を内側に凹ませて当り部(4)を形成し、該当り
部(4)が容器(6)の外面に当って容器(6)をケー
ス(1)と同心に保持し、ケース(1)両端の鍔(2)
(2)の内、少なくとも一方の鍔(2)の開口は容器
(6)の通過を許容する大きさに開口し、容器(6)は
完全にケース(1)内に納まっている。
(作用及び効果) ケース(1)は自動販売機の規格に適合する大きさに形
成されているため、該ケース(1)に容器(6)を収容
することによって、自動販売機による販売が可能にな
る。
成されているため、該ケース(1)に容器(6)を収容
することによって、自動販売機による販売が可能にな
る。
容器(6)は全体が完全にケース(1)内に納ってお
り、自動販売機内を移動する際、又は取出し口に落下排
出される際の容器(6)に対する衝撃は、樹脂ケース
(1)によって大幅に緩和され、容器(6)の割れ、或
いは傷付きを防止できる。
り、自動販売機内を移動する際、又は取出し口に落下排
出される際の容器(6)に対する衝撃は、樹脂ケース
(1)によって大幅に緩和され、容器(6)の割れ、或
いは傷付きを防止できる。
自動販売機から取り出したケース付き容器(6)は、ケ
ース(1)の一端開口から指を挿入して容器(6)の底
或は、蓋部をケース(1)の軸方向に押圧することによ
り、ケース(1)の他端開口から取出しできる。
ース(1)の一端開口から指を挿入して容器(6)の底
或は、蓋部をケース(1)の軸方向に押圧することによ
り、ケース(1)の他端開口から取出しできる。
(実施例) 第1図は、50mm程度のドリンク剤医薬品を充填した瓶容
器(6)を本願の特徴とするケース(1)に収容した状
態を示す。
器(6)を本願の特徴とするケース(1)に収容した状
態を示す。
ケース(1)は合成樹脂にて透明或は半透明の中空円筒
状に形成され、その外径及び長さは、自動販売機によっ
て販売可能な缶容器(図示せず)の直径及び長さの許容
範囲に納まっている。
状に形成され、その外径及び長さは、自動販売機によっ
て販売可能な缶容器(図示せず)の直径及び長さの許容
範囲に納まっている。
ケース(1)は両端が開口して開口縁に内向きの鍔
(2)(2)が形成されている。
(2)(2)が形成されている。
一方の鍔(2)の内径は、瓶容器(6)の外径よりも少
し大きい。
し大きい。
他方の鍔(2)の内縁には周方向に等間隔に複数の抜止
め片(3)が短く突設され、各抜止め片(3)の内縁に
対する内接円の直径は瓶容器(6)の外径よりも少し小
さい。
め片(3)が短く突設され、各抜止め片(3)の内縁に
対する内接円の直径は瓶容器(6)の外径よりも少し小
さい。
ケース(1)の周面には両端側に夫々120度の間隔を存
して3箇所、計6箇所を四角錐台状に凹ませて当り部
(4)を形成する。
して3箇所、計6箇所を四角錐台状に凹ませて当り部
(4)を形成する。
前記ケース(1)の軸心に直交する面内にて、3つの当
り部(4)に対する内接円の直径は瓶容器(6)の直径
よりも僅か大である。
り部(4)に対する内接円の直径は瓶容器(6)の直径
よりも僅か大である。
瓶容器(6)の素通りを許す鍔(2)側の3つの当り部
(4)には、瓶容器(6)の肩部(61)に当って瓶容器
(6)の抜止めを画る引っ掛り部(5)が形成されてい
る。
(4)には、瓶容器(6)の肩部(61)に当って瓶容器
(6)の抜止めを画る引っ掛り部(5)が形成されてい
る。
引っ掛り部(5)から抜止め片(3)までの距離は、瓶
容器(6)の肩部(61)から抜止め片(3)の長さに対
応している。
容器(6)の肩部(61)から抜止め片(3)の長さに対
応している。
然して、瓶容器(6)の蓋部とケース(1)の抜止め片
(3)の一端とを対向させ、瓶容器(6)をケース
(1)内に押し込む。
(3)の一端とを対向させ、瓶容器(6)をケース
(1)内に押し込む。
この時、瓶容器(6)の肩部(61)がケース(1)の抜
止め片(3)に当って該抜止め片(3)を内側に弾性変
形せしめ、瓶容器(6)の押込みを許容する。
止め片(3)に当って該抜止め片(3)を内側に弾性変
形せしめ、瓶容器(6)の押込みを許容する。
瓶容器(6)の胴部が抜止め片(3)を通過すると抜止
め片(3)が弾性復帰して原形に戻る。この状態にて瓶
容器(6)の肩部(61)は当り部(4)材の引っ掛り部
(5)に対向し、瓶容器(6)は該引っ掛り部(5)
と、抜止め片(3)によってケース(1)からの抜止め
が画られる。
め片(3)が弾性復帰して原形に戻る。この状態にて瓶
容器(6)の肩部(61)は当り部(4)材の引っ掛り部
(5)に対向し、瓶容器(6)は該引っ掛り部(5)
と、抜止め片(3)によってケース(1)からの抜止め
が画られる。
ケース(1)は透明或は半透明であるから、ケース
(1)を通して収容瓶容器(6)の種類が判る。
(1)を通して収容瓶容器(6)の種類が判る。
ケース(1)は自動販売機によって販売可能な瓶容器
(6)の直径及び長さの許容範囲に納まる大きさに形成
されているため、前記の如く、該ケース(1)に瓶容器
(6)を収容することによって自動販売機による販売が
可能になる。
(6)の直径及び長さの許容範囲に納まる大きさに形成
されているため、前記の如く、該ケース(1)に瓶容器
(6)を収容することによって自動販売機による販売が
可能になる。
容器(6)は全体が完全にケース(1)内に納ってお
り、自動販売機内を移動する際、又は取出し口に落下排
出される際の容器(6)に対する衝撃は、樹脂ケース
(1)によって大幅に緩和され、容器(6)の割れ、或
いは傷付きを防止できる。
り、自動販売機内を移動する際、又は取出し口に落下排
出される際の容器(6)に対する衝撃は、樹脂ケース
(1)によって大幅に緩和され、容器(6)の割れ、或
いは傷付きを防止できる。
自動販売機から取り出したケース(1)付き瓶容器
(6)は、ケース(1)の一端開口から指を挿入して瓶
容器(6)の底あるいは、蓋部をケース(1)の軸方向
に押圧することにより、ケース(1)の抜止め片(3)
或は引っ掛り部(5)を弾性変形せしめて瓶容器(6)
の取り出すことが可能となる。
(6)は、ケース(1)の一端開口から指を挿入して瓶
容器(6)の底あるいは、蓋部をケース(1)の軸方向
に押圧することにより、ケース(1)の抜止め片(3)
或は引っ掛り部(5)を弾性変形せしめて瓶容器(6)
の取り出すことが可能となる。
尚、本考案の実施に際して、ケース(1)の各当り部
(4)に対する内接円の直径を瓶容器(6)の直径より
すこし小さくし、当り部(4)が弾性変形して瓶容器
(6)の周面を押圧する様にすれば、前記抜け止片
(3)及び引っ掛り部(5)を省略しても不用意にケー
ス(1)から瓶容器(6)が脱出することは防止され
る。この場合でも、ケース(1)の一端から他端側に瓶
容器(6)を押圧してケース(1)から抜き外すことに
支障はない。
(4)に対する内接円の直径を瓶容器(6)の直径より
すこし小さくし、当り部(4)が弾性変形して瓶容器
(6)の周面を押圧する様にすれば、前記抜け止片
(3)及び引っ掛り部(5)を省略しても不用意にケー
ス(1)から瓶容器(6)が脱出することは防止され
る。この場合でも、ケース(1)の一端から他端側に瓶
容器(6)を押圧してケース(1)から抜き外すことに
支障はない。
更に、ケース(1)に収容する容器は瓶容器に限定され
ることはなく、缶容器、合成樹脂製容器等容器の材質は
問わないのは勿論である。
ることはなく、缶容器、合成樹脂製容器等容器の材質は
問わないのは勿論である。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
第1図はケース付き容器の斜面図、第2図はケースの縦
断面図、第3図はケースの平面図、第4図はケースの底
面図である。 (1)…ケース、(4)…当り部
断面図、第3図はケースの平面図、第4図はケースの底
面図である。 (1)…ケース、(4)…当り部
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂にて形成され自動販売機に適合す
る規定寸法の直径及び長さの中空円筒状のケース(1)
と、該ケース(1)に挿脱可能に収容された容器(6)
とで構成され、ケース(1)は両端が開口して開口縁に
内向きの鍔(2)が形成され、周面の複数箇所を内側に
凹ませて当り部(4)を形成し、該当り部(4)が容器
(6)の外面に当って容器(6)をケース(1)と同心
に保持し、ケース(1)両端の鍔(2)(2)の内、少
なくとも一方の鍔(2)の開口は容器(6)の通過を許
容する大きさに開口しており、容器(6)は完全にケー
ス(1)内に納っているケース付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990112528U JPH0747321Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | ケース付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990112528U JPH0747321Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | ケース付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0468823U JPH0468823U (ja) | 1992-06-18 |
JPH0747321Y2 true JPH0747321Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31860037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990112528U Expired - Lifetime JPH0747321Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | ケース付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747321Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615770U (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-14 | 秀雄 増淵 | ビ−ル瓶用保冷容器 |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP1990112528U patent/JPH0747321Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0468823U (ja) | 1992-06-18 |
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