JPH0747194A - リントコレクタ装置 - Google Patents

リントコレクタ装置

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JPH0747194A
JPH0747194A JP3040835A JP4083591A JPH0747194A JP H0747194 A JPH0747194 A JP H0747194A JP 3040835 A JP3040835 A JP 3040835A JP 4083591 A JP4083591 A JP 4083591A JP H0747194 A JPH0747194 A JP H0747194A
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JP
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lint
screen
air
blow
shell
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JP3040835A
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English (en)
Inventor
Anthony A Dongelmans
エー ドンゲルマンズ アンソニー
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White Consolidated Industries Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/24Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies
    • B01D46/2403Particle separators, e.g. dust precipitators, using rigid hollow filter bodies characterised by the physical shape or structure of the filtering element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/42Auxiliary equipment or operation thereof
    • B01D46/4254Allowing or improving visual supervision, e.g. lamps, transparent parts, windows
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/66Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
    • B01D46/70Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by acting counter-currently on the filtering surface, e.g. by flushing on the non-cake side of the filter
    • B01D46/71Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by acting counter-currently on the filtering surface, e.g. by flushing on the non-cake side of the filter with pressurised gas, e.g. pulsed air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2265/00Casings, housings or mounting for filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ガスからのリント除去を容易にし、3次
元ガス流を可能にするリント捕集面を有する小型で、効
率がよく操作性及び安全性の高いリントコレクタを得
る。 【構成】 シェル38と、このシェル38を貫通するガス通
路と、このようなガスからリントを捕集するよう位置決
めしたリント捕集構成部材40とを具え、前記リント捕集
構成部材は、長手方向軸線を有し、更に、ほぼ垂直方向
に配置したこの長手方向軸線をほぼ包囲する第1リント
捕集スクリーン80と、前記第1スクリーンの軸線方向底
端部に配置した第2リント捕集スクリーン82とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス流から粒子を除去
する装置、特にドライヤの排気ガスからリントを除去す
るリントコレクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リントコレクタは、ドライヤ排気ガスか
らリントを除去するため、ドライヤに関連させて使用す
るのが一般的である。リントコレクタは、外側シェル即
ち、排気ガスの通路をなす本体を有するのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、外側シェル
は、互いに溶接した数個の部分により構成することがよ
くあり、従って、シェルの内側には鋭利な溶接継ぎ目を
生ずる。これら継ぎ目は、粗い端縁を生じてリント除去
処理中にシェル内にリントが引っ掛かる。
【0004】リントコレクタは、更に、リント捕集構成
部材を有し、排気ガスが外側シェルを通過するときにこ
の排気ガスからリント捕集構成部材によって実際にリン
トを捕集する。リント捕集構成部材は、通常平坦であ
り、又はほぼ平面状のフィルタであり、フレームの周り
にに緊密に張り渡したナイロンメッシュのような織物に
よって形成するのが一般的である。この平面形状のた
め、ガス流は、2次元的に構成部材を通過する即ち、す
べての流路はほぼ平行になる。このようにして、大型の
ドライヤのリント捕集には、相当大型のリントコレクタ
を必要とする。更に、ナイロンメッシュ構成部材は、リ
ントコレクタに紛れ込む異物例えば、ナット、ボルト及
び/又はコインにより容易に破断してしまう。
【0005】多くのリントコレクタは、リント捕集構成
部材から堆積したリントを定期的に除去する何らかのリ
ント除去処理を必要とする。リント捕集構成部材には、
通常リントの中実のシート又は「ブランケット」が生
じ、リント除去処理によってこのブランケット全体を除
去しなければならなくなる。特に大型のリントコレクタ
の場合、リント除去処理に大きな要求が課せられる。
【0006】リント除去処理には、ブローオフ装置を設
け、リント捕集構成部材からリントを強制的に吹き飛ば
す方向に空気をリント捕集構成部材に吹き付ける。ブロ
ーオフ装置を使用する場合、多量の空気が必要となる。
ドライヤを配置する建物又は部屋には、圧縮空気の供給
ラインが利用できる。しかし、リント捕集構成部材から
リントを吹き飛ばすため、リント除去装置を直接このよ
うな空気供給ラインに接続すると、このような空気供給
ラインの空気圧力は望ましくないほど低下してしまう。
【0007】更に、リント除去処理は、適切な時点で動
作させなければならない。ドライヤサイクルが完了した
とき、リント除去処理が自動的に作動するのが好都合で
あるが、これには欠点がつきものである。大型の排気ブ
ロアを具えるドライヤは、いわゆる「惰性」の条件が伴
う。この「惰性」により、ドライヤを停止した後にも排
気ブロアが回転し続ける。従って、排気ブロアはリント
除去装置により発生する流れの方向とは逆向きの流れを
発生し続ける。従って、ドライヤが惰性運動している間
にはこれら二つの流れがぶつかり合うことになり、リン
ト除去処理は効率が悪く、リントをほとんど除去するこ
とができない。
【0008】これらの及び他の理由から改良したリント
コレクタに対する要求が依然としてある。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来のリントコレクタ装
置の欠点を解決するため、本発明によるリントコレクタ
装置は、シェルと、このシェルを貫通するガス通路と、
このようなガスからリントを捕集するよう位置決めした
リント捕集構成部材とを具え、前記リント捕集構成部材
は、長手方向軸線を有し、更に、ほぼ垂直方向に配置し
たこの長手方向軸線をほぼ包囲する第1リント捕集スク
リーンと、前記第1スクリーンの軸線方向底端部に配置
した第2リント捕集スクリーンとを有するものとして構
成したことを特徴とする。
【0010】本発明によるリントコレクタは、従来のリ
ントコレクタよりも多くの利点がある。例えば、リント
除去処理中にシェルに引っ掛かるリントを減少する滑ら
かな内面を有するリントコレクタが得られる。更に、本
発明によれば、3次元ガス流を可能にするリント捕集面
を有し、リントコレクタの寸法を相当減少することがで
きる。リント捕集面に関連する他の利点は、リント除去
処理に都合がよい垂直向きであり、リント除去処理をし
易くする。更に、本発明によるリントコレクタは複数個
の区域例えば、小さい正方形の区域にリントを堆積させ
るケージを有し、これによりリント除去が容易になる。
更に、既存のガス供給ラインの圧力低下を減少するよ
うブローオフガスを供給することができるブローオフ装
置を設ける。本発明の他の利点は、惰性作用を補償しつ
つブローオフ装置を自動的に動作させる制御装置を設け
た点である。
【0011】本発明の好適な実施例においては、第1リ
ント捕集スクリーン及び第2リント捕集スクリーンから
リントを吹き飛ばすブローオフ装置を具え、このブロー
オフ装置は、空気リザーバと、この空気リザーバを空気
ラインに接続する接続ラインと、この接続ラインからの
空気を制御した流量で空気リザーバを充填する空気調整
手段とを有するものとして構成する。
【0012】更に、本発明の好適な実施例においては、
シェルは、滑らかな内面を有し、リントが引っ掛かるこ
となしに表面を伝わって移動することができる構成と
し、またシェルは、溶接部により接合した上側部分と下
側部分とを有し、下側部分の頂端縁を上側部分の底端縁
に巻付ける。
【0013】更に、本発明の好適な実施例においては、
リント捕集構成部材の複数個の区域にリントを堆積させ
るケージ手段を具え、このケージ手段は、複数個のケー
ジ開口を形成する相互連結バーを有するものとして構成
する。
【0014】更に、本発明の他の好適な実施例において
は、空気リザーバを前記リント捕集構成部材の内側のス
プレー装置に接続する流入ラインを具え、流入ライン
は、常閉ソレノイド弁と、このソレノイド弁を動作させ
て空気リザーバからの空気をブローオフガスとしてスプ
レー装置に供給する制御手段とを有するものとして構成
する。
【0015】更に、本発明の他の好適な実施例において
は、制御手段には、セットした期間にわたってブローオ
フ装置の動作を遅延させる遅延手段を設ける。
【0016】
【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。
【0017】本発明によるリントコレクタ(lint collec
tor)30は、図示のようにドライヤ32に設置する(図1参
照)。以下の詳細な説明は、例えば、客室シーツ及びタ
オルのためのホテル用ドライヤ、又は作業服のための工
場用ドライヤ等の大型産業用ドライヤに使用することが
できる市販のリントコレクタに関連する。特に、好適な
実施例は、チャレンジ ペースセッタ(Pacesetter; 米
国登録商標)タンブラ−ドライヤに設置する8000CFM(cu
bic feet per minute)のリントコレクタに関連する。し
かし、本発明は、このような用途に限定されるものでは
なく、ほとんどすべての寸法のドライヤに対応すること
ができる。更に、本発明は、ガス流から粒子を除去する
他の装置にも使用することができる。
【0018】リントコレクタ30の作用の概略を図1につ
き簡単に説明する。図1には、リントコレクタ30の構成
部材の若干を関連の他の装置とともに線図的に示す。ド
ライヤ32を使用している間に、ガス即ち、排気ガス及び
リントがリントコレクタ入口36に接続した接続ダクト34
を経てドライヤ32から流出する。入口36はリントコレク
タ30の上方の周側面に配置し、従って、リントコレクタ
30は、ドライヤ32に適合するよう並置することができ
る。
【0019】ドライヤ32からの排気ガスは、入口36から
リントコレクタ30の外側シェル即ち、本体38に流入し、
この本体38はリントコレクタ自体のガスの通路をなす。
ガスがこの通路を通過するとき、リントは内部のスクリ
ーン組立体40に体積する。これによりガス即ち、リント
除去された排気空気は、リントコレクタ出口即ち、頂部
開口42を経てリントコレクタ30から流出する。出口42は
ほぼ円形断面の適切な直径を有するものとして構成す
る。適切な直径として、好適な実施例では約609.6 mm
(24インチ)とする。排気ダクト43も適切な直径を有す
るものとして構成し、出口42の一方の端部に接続する。
図示の実施例では、ダクト43を出口42に適合する寸法と
したが、移行部(図示せず)を使用して、異なる寸法の
ダクトにも適合できるようにする。排気ダクト43には、
リントコレクタ30の内部の定期保守のためのアクセス開
口44を設ける。開口44は、例えば、152.4 mm(6イン
チ)の最小直径又は側面を有する内部にうまくアクセス
することができる大きさにするとよい。
【0020】排気ダクト43の反対側の端部は、外部環境
好適には、ドライヤ32及びリントコレクタ30を収容する
建物の外部に連通させる。例えば、排気ダクト43は、建
物の屋根に通わせるとよい。排気ダクト43はリントコレ
クタ30とは別個に支持するとよく、例えば、建物の天井
に取付けた構造部材(図示せず)により支持するとよ
い。このような場合、リントコレクタ30は排気ダクト43
から分離し、保守のために個別に移動することができ
る。
【0021】ドライヤ32は、乾燥サイクルを完了した
後、蓄積したリントは、スクリーン組立体40からブロー
オフ装置46(図21及び図22参照)により除去することが
できる。ブローオフ装置46は、スプレーマニホルド48
(図18及び図20参照)と、空気リザーバ50を有する。ス
プレーマニホルド48は、空気リザーバ50から供給される
空気をスクリーン組立体40に吹き付け、リントを強制的
に組立体から剥がす。このとき、リントは、下方に落下
し、大型の再利用可能な金属製のリント貯蔵ドラム52に
堆積する。プラスチック製のライナ又はバッグ53を、こ
のリントコレクタの内側に配置し、捕集したリントを除
去廃棄できるようにする。
【0022】リントコレクタ30は、火災防止及び/又は
消化のための水スプリンクラ装置54のような安全装置
と、リントコレクタのオーバーロードを表示するオーバ
ーロード表示装置55とを設けることができる。ブローオ
フ装置46、水スプリンクリング装置(スプリンクラ)5
4、及びオーバーロード表示装置55は、制御装置56によ
り自動的に動作及び/又は制御することができる。
【0023】リントコレクタ30の上述の及び他の構成部
材を、図2〜24に詳細に示す。図2〜4には、リントコ
レクタ30を関連のドライヤ装置から切り離して示す。排
気ガスが装置に流入するリントコレクタ入口36は、傾斜
壁57を有するほぼ矩形のダクトであり、この傾斜壁の側
面により排気ガスを外側シェル38に導入する。この壁57
には、点検窓59を有するアクセスドア58を配置し、定期
点検及び保守を行い易くする。
【0024】シェル38は、頂部環状フランジ63(図4参
照)を設けた上側円筒形部分62と、下側円錐形部分64と
を有する。シェル38は、ステンレス鋼により構成すると
よい。シェル38は、排気ガスがリントコレクタ入口36か
らスクリーン組立体40を経てリントコレクタ出口42に通
過する通路をなす。図示の実施例では、円筒形部分62
は、頂部フランジ63により包囲される開口よりも大きな
直径を有する。チャレンジ ペースセッタ タンブラ−
ドライヤ設置するよう設計したリントコレクタに関して
は、上側円筒形部分62の直径は、ほぼ863.6 mm(34イン
チ)である。
【0025】シェル38の下側円錐形部分64は、上側円筒
形部分62の端部にほぼ等しい大口径の頂端部を有する。
リント排出開口66(図4参照)を円錐形部分64の反対側
の小口径底端部に配置する。開口66は、リントがリント
貯蔵ドラム52に落下しやすい大きさにすべきである。こ
のためには、457.2 mm(18インチ)の直径の円形開口が
好ましい。円錐形部分64は、下方開放端部に沿って底部
環状フランジ67を設け、このフランジを平滑で平坦な表
面とする。
【0026】リントコレクタドラム52は蓋68によりカバ
ーし、この蓋68には、457.2 mm(18インチ)の直径の開
口を包囲する上方に突出するリップ又はフランジ75を設
ける。可撓導管70により外側シェルの開口66をドラム52
の開口に接続する。導管70の一方の端部をフランジ67に
摺動嵌合させ、バンドクランプ71により固定し、導管の
反対側の端部をフランジ69に摺動嵌合させ、第2のバン
ドクランプ71により固定する。蓋68は、3個の死点越え
クランプ72によりドラム52に固定する。
【0027】図5には、クランプ72のうちの1個を示
す。使用のために組合わせたとき、プラスチックバッグ
53はドラム52の頂端縁に被せる。蓋68の内面の発泡ゴム
ガスケット73は、バッグの損傷を防止する。クランプ72
のアーム部分74を蓋68の環状リップ75に引っ掛け、蓋を
ドラム52に支持する。クランプ72のラッチ76を緩めると
き、蓋68とドラム52との間にほぼ25.4mm(1インチ)の
クリアランスを生ずる。このとき蓋68は容易に持ち上げ
ることができ、これにより可撓導管70を圧縮し、ドラム
52を引き抜き、捕集したリントを廃棄することができ
る。
【0028】図6には、外側シェル38の構造を詳細に示
す。上側円筒形部分62及び下側円錐形部分64とを以下の
ようにして互いに結合する。円錐形部分64の頂端縁は、
折り曲げて円筒形部分62の底端縁に掛合させ、円筒形部
分62の底端縁を滑らかにする。溶接部77をシェル38の外
側面に形成する。この結果、滑らかな内面を生じ、リン
トが引っ掛かるのを減少し、リントがリント貯蔵ドラム
52に滑らかに落下することができるようになる。
【0029】図2及び図3を再び参照すると、外側シェ
ル38は、リントコレクタ30を所要の向きに保持する構造
部材78を有する。図示の実施例においては、外側シェル
38の向きは、長手方向軸線79が垂直向きになるようにし
てある。更に、構造部材78は、リント貯蔵ドラム52が床
レベルにくるよう選択する。この位置決めにより、リン
ト貯蔵ドラム52に安全で都合よくアクセスすることがで
き、ドラムを空にするのに作業員が梯子又はたの装置を
昇る必要がなくなる。しかし、構造部材78は異なる用途
に適合するよう適宜変更を加えることができる。
【0030】シェル38はガス通路をなすとともに、リン
トコレクタ30の実際の「リント捕集(lint collecting)
」構成部材は、スクリーン組立体40内に収納しこのス
クリーン組立体を図7及び図8にリントコレクタ30と切
り離して示す。スクリーン組立体40は、排気ガスからリ
ントを捕集するための円筒形スクリーン80及び底部の円
形スクリーン82を有する。スクリーン支持体83は、スク
リーン80、82を適正なリント捕集位置に保持することに
よってスクリーン組立体40の構造スケルトンをなす。ス
クリーン支持体83は、ブローオフ装置46を収容するよう
設計することもできる。
【0031】円筒形スクリーン80及び底部円形スクリー
ン82は、相当大きいゲージのワイヤスクリーン例えば、
ステンレス鋼のスクリーンにより構成することにらり腐
食の問題を回避する。スクリーン支持体83は、円筒形ス
クリーン80をシェル円筒形部分62内で同軸状に直立した
状態に位置決めする。このようにして、円筒形スクリー
ン83は、シェル部分38と長手方向軸線79を共有する。ス
クリーン支持体83は、更に、底部円形スクリーン82を円
筒形スクリーン80の軸線方向の下方端部に固定する。組
み合わせたとき、双方のスクリーンの直径方向寸法は整
合させる。
【0032】作用にあたり、ガスは、リントコレクタ入
口36からリントコレクタ30に導入され、外側シェル38と
円筒形スクリーン80との間の環状空間84に流入する(図
2及び図3参照)。環状空間84の厚さは、収容体の直径
と被収容体の直径との差の半分、従って、好適な実施例
では約127.0 mm(5インチ)に等しい。先ず、排気ガス
は、円筒形スクリーン80の最も近接した部分から流入
し、この部分の外側にリントが堆積するとともに、排気
空気は、スクリーンを貫通し、リントコレクタ出口42を
経て外側シェル38から流出する。リントはこの最も接近
した部分に堆積するため、円筒形スクリーン80又は底部
円形スクリーン82の最も接近するクリア領域に対して、
スクリーン80の周りに流入するガスの抵抗を生ずる。
「リント堆積/排気空気流出」シーケンスは、ドライヤ
サイクルが完了し、すべての排気ガスがリントコレクタ
30から流出するまで継続する。
【0033】スクリーン組立体40の形状により、従来の
平坦2次元的スクリーンに比べると、3次元又は非平面
的な捕集面を生ずることができる。この形状により、リ
ントコレクタ30は比較的小さい空間に大きな捕集面を持
つことができるようになる。例えば、図示の実施例の円
筒形スクリーン80と同じ捕集面を有する高さの平坦スク
リーンならば、図示の実施例よりも3倍以上幅広にする
ことが必要になる。このようにして、リントコレクタ30
の3次元捕集面によれば、寸法を相当減縮することがで
き、利用空間が制限される多くの業界で特に有利にな
る。
【0034】上述のスクリーン組立体40は、円筒形スク
リーン80と、底部円形スクリーン82を有するとともに、
他の構成を使用しても同様の効果を達成することができ
る。例えば、円筒形スクリーン80を多角形又は楕円形又
は他の断面形状のものに変更しても、やはり3次元捕集
面を生ずることができる。この点に関して軸線をほぼ包
囲する又は軸線に外接する捕集面も3次元捕集面を形成
することができる。
【0035】更に、図示の実施例では、ガスは半径方向
内方に移動しつつスクリーンの外側面にリントを堆積す
るが、他のガス経路を使用することもできる。例えば、
他の変更例では、ガスをスクリーンの内側から進入さ
せ、半径方向外方に移動させ、リントをスクリーンの内
側に堆積させるようにすることもできる。更に、排気空
気は、頂端部の代わりに、軸線方向の底端部でスクリー
ン組立体から流出させたり、これら端部のうちの一方を
スクリーンの代わりに固体を使用したり又はその双方を
行うこともできる。
【0036】シェル38内のスクリーン80、82の特別な図
示の向きは、特に堆積リント除去の点で有利である。円
筒形スクリーン80は、長手方向軸線79を垂直方向に位置
決めしているため、重力の作用によりブローオフ装置46
の堆積リント除去の補助を行うことができる。リント
は、空気ブラストによりスクリーン80から吹き飛ばさ
れ、リント貯蔵ドラム52に向かって下方に落下する。底
部円形スクリーン82の位置決めも同様の利点がある。
【0037】スクリーン80、82は、スクリーン組立体40
の実際の「リント捕集」素子であり、スクリーン支持体
83は、スクリーン組立体の構造スケルトンである。図9
〜16に、スクリーン支持体83の詳細を示す。図9におい
て、スクリーン支持体83は、リントコレクタ30のスクリ
ーン80、82及び他の構成部材から分離して示してある。
スクリーン支持体83は、円筒形ケージ86を有し、図10に
はこの円筒形ケージ86の中間組立段階を示す。ケージ86
は、垂直バー92に交差する水平バー90により形成する。
バー90、92は円筒ロッド状断面、又は矩形断面、又はた
の形状の断面のもので形成することができる。
【0038】バー90、92は、ともに複数個の内側のケー
ジ開口94と、頂部及び底部のケージ開口96とを形成す
る。内側のケージ開口94は、多角形形状にするとよく、
またより好適には正方形にするとよく、側辺の寸法が10
1.6 mm(4インチ)と203.2 mm(8インチ)との間の値
にするとよく、より好適には、152.4 mm(6インチ)の
値になるようにするとよい。頂部及び底部のケージ開口
96は内側のケージ94と同じ幅にするとよく、高さは縮め
てスクリーン組立体40の実際の高さに適合することがで
きるようにする。
【0039】補強ケージ86は、スチールメッシュの平坦
部分から円筒形状に丸めて形成する。水平バー90は閉鎖
ギャップ98で合致させ、このギャップの幅は、ほぼ6.35
mm(1/4インチ)とする。閉鎖バー100 をギャップ98
にまたがって溶接し、ケージ86を所要の円筒形状に固定
する(図10参照)。
【0040】円筒形スクリーン80によりケージ86を包囲
し、ケージはスクリーンの補強を行う。緊密に編成した
織物(ファブリック)スクリーンは、異物が当たると破
裂しやすいため、本発明によるスクリーン組立体40はこ
のような酷使に耐えるものがよい。例えば、ケージ86に
より直接バックアップされるスクリーン80の領域に異物
が当たる場合は問題ない。またスクリーン80のケージ開
口に重なる領域に異物が当たる場合、ケージ86がスクリ
ーンに当たる異物の衝撃を吸収するものとするとよい。
【0041】ケージ86は円筒形スクリーン80の補強構造
として機能するとともに、リントをスクリーン組立体40
から効率よく除去するのに重要な補助作用を行う。ケー
ジ86がないと、円筒形の「ブランケット」即ち、リント
の固体シートをスクリーン上に形成することになる。こ
のようなシート形成は、ブローオフ装置46にブランケッ
ト全体又は少なくとも多量のブランケット塊を除去する
ことを余儀無くさせる。除去された後、ブランケット全
体は円形部分64に、また最終的にはリント貯蔵ドラム52
に落下しなければならなくなる。リントブランケットが
大きければ大きい程、この落下中に途中で引っ掛かった
り、貯蔵ドラムの入口を塞ぐ可能性が大きくなる。
【0042】本発明によれば、一枚の大きなリント「ブ
ランケット」を形成する代わりに、バー90、92に重なる
スクリーン80の領域ではガス流が阻止されることによっ
てリントブランケットを小さい断片に効果的に分割す
る。この阻止作用によりリントはスクリーン80上に複数
個の小矩形部分として堆積し、この小矩形部分は容易に
除去でき、リント貯蔵ドラム52に落下し易い。従って、
ケージ86のケージ開口94、96はスクリーン組立体40にガ
ス流が適正に流れる程に十分な大きさであり、かつ適正
に補強され、処理し易い区域にリント堆積を分割するこ
とができ程小さいものとすべきである。
【0043】図11〜14には、スクリーン支持体83の他の
構造部材を示す。特に、スクリーン支持体83の頂部構造
部材を図11及び図12に示す。スクリーン支持体83は、頂
部溶接体即ち、頂部リング110 を有し、被収容体にほぼ
等しい内径を有する。頂部リング110 は、垂直フランジ
112 と、水平フランジ114 とを有する。水平フランジ11
4 は、水平方向外方に延在し、スクリーン組立体40を排
気ダクト43にボルト連結するためのボルト孔116 を有す
る。垂直フランジ112 は下方に延在し、ブローオフ空気
流入パイプ開口120 を除いて中実にし、この開口120 を
ブローオフ装置46の入口に適合させる。
【0044】頂部連結リング124 を、頂部リング110 に
類似する断面形状にし、頂部フランジ63により包囲され
る開口の直径に等しい内径を有するものとして設ける。
リング124 は、半径方向外方に延在する上方水平フラン
ジ126 と、下方垂直側方アーム132 とを有する。上方フ
ランジ126 を頂部リング110 の垂直フランジ112 に溶接
する。下方側方アーム132 を垂直ケージバー92の頂端縁
に溶接する。3個の頂部バー134 の一方の端部を頂部連
結リング124 に連結し、半径方向内方に延在させる。3
個の頂部バー134 は、周方向に互いに120 °の角度間隔
に配列する。これらバーは、空気流入パイプ開口120
(図12参照)に必要なクリアランスに干渉せず、空気流
入パイプ(以下に説明する)を貫通させることができる
よう配列する。これらバーの内端において、頂部バー13
4 により中心ハブ136 を保持し、このハブ136 をブロー
オフ装置46に関連させる。
【0045】スクリーン支持体83の底部構造部材を図13
及び図14に示す。スクリーン支持体83は、水平環状フラ
ンジ146 及び垂直環状フランジ150 を有する底部リング
144を有する。垂直フランジ150 の頂端部をケージ86の
垂直バー92の下端に溶接する。水平フランジ146 を半径
方向内方に延在させる。水平フランジ146 には、4個の
底部バー160 を取付け、これらバーを互いに90°の角度
間隔で配列する。底部バー160 は、半径方向内方に延在
させ、中心において正方形のクランププレート162 の各
コーナーに取付ける。このクランププレート162 は、頂
面に取付けるブッシュ166 を有し、ブローオフ装置46に
適合させるようにする。
【0046】スクリーン80、82は、以下のようにしてス
クリーン支持体83に取付ける。円筒形のスクリーン80
は、最初は平坦形状であるが、閉鎖バー100 を起点とし
てケージ86の周りに巻いていく。図15に示すように、ス
クリーン80の幅は、スクリーンの側端縁が閉鎖バーに位
置する側面継ぎ目167 で僅かに重なり合う寸法にする。
図16に示すように、スクリーン80の長さは、ケージ86の
頂部の上方に突出して頂部連結リング124 の下方側方ア
ーム132 に至り、またケージの底部の下方に突出して底
部リング144 の垂直フランジ150 に至る長さとする。
【0047】円筒形スクリーン80の側方継ぎ目167 を閉
鎖しまたスクリーン支持体83に固定するため、図15に示
すようなクランプバー168 を設ける。クランプバー168
は、閉鎖バー100 と同一又はほとんど同一とし、スクリ
ーンの側方継ぎ目167 を閉鎖バー100 とで挟むように閉
鎖バー100 の上方に配置する。ボルト169 を閉鎖バー10
0 及びクランプバー168 の整列孔に挿入し、ボルトは締
め付けたとき閉鎖ギャップ98に貫通させる。図17に示す
ような適当なシールを設けるとよい。図示のシール構成
は、一条のプラスチック製のシール部材170 をボルトの
締め付けの前にボルト169 の間を縫うように配列する。
ボルト169 を締め付けた後、シール部材170 はスクリー
ンの側方継ぎ目167 から排気ガスが漏れるのを防止す
る。
【0048】図16には、スクリーン80、82をスクリーン
支持体83に取付ける他の構成の詳細を示す。円筒形スク
リーン80は、上側の保持リング172 によりスクリーン支
持体83の頂部に取付ける。リング172 は、単独の垂直フ
ランジ173 を有し、この垂直フランジ173 を頂部連結リ
ング124 の下方側方アーム132 の周りに摺動嵌合させ、
スクリーン80の上端縁上に配置する。上側のクランプリ
ング174 により保持リング172 を所定位置に締め付け、
クランプリングはクランプバー168 に整列させるとよ
い。
【0049】円筒形スクリーン80は、スクリーン支持体
83の底部に、スクリーン支持体の頂部と同じようにして
固定する。単独の垂直フランジ177 を有する下側の保持
リング176 を設ける。垂直フランジ177 を底部リング14
4 の垂直フランジ150 の周りに摺動嵌合させ、スクリー
ンの下端縁上に配置する。下側のクランプリング180は
クランプバー168 に整列させると好適であり、下側の保
持リング176 を所定位置に締付ける。
【0050】スクリーン支持体83に底部円形スクリーン
82を取付けるためには、スクリーンを底部リング144 の
水平フランジ146 及びクランププレート162 の下方に配
置する。底部保持リング182 を底部リング144 の水平フ
ランジ146 に取付け、底部スクリーン82の外端縁を挟持
する。特にボルト184 をリング182 及びフランジ146の
整列孔に上方に向けて貫通させる。孔は、4個の底部バ
ー160 に干渉しないよう位置決めするとよい(図13参
照)。更に、第2のクランププレート186 をクランププ
レート162 にボルト190 により取付け、これらボルトは
整列孔に貫通させる。スクリーン82の中心部分は、クラ
ンププレート162 、186 間に挟持する。これら底部の連
結部は、円筒形スクリーン80の側方継ぎ目167 について
説明したように、一条のプラスチック製のシール部材に
よりシールする。
【0051】一旦組み合わせると、スクリーン80、82及
びスクリーン支持体83は、図7に示すように、ほぼ円筒
形の形状をなす。この状態で、スクリーン組立体40全体
を、頂部開口42から外側シェル38内に下ろすことができ
る。頂部連結リング124 の水平ステム126 は、スクリー
ン組立体40を外側シェル38に取付けるため、上側フラン
ジ63に掛合して連係動作する寸法とする。適当なシール
部材を設け、排気ガスが外側シェル38から外部包囲環境
に漏れるのを防止する。排気ダクト43を独立的に支持す
る場合、即ち、上述のように外側シェル38とは別個に支
持する場合、リントコレクタ30は、連結ダクト34及び排
気ダクト43から分離することができる。このとき、リン
トコレクタ30は、都合のよい作業ステーションに移動
し、スクリーン組立体40を、保守、点検又は他の目的の
ために持ち上げて取り出すことができる。
【0052】ドライヤ32が作動するときスクリーン組立
体40がリントを捕集する一方、ドライヤが停止するとき
ブローオフ装置46がスクリーン組立体40からリントを除
去する。上述のように、ブローオフ装置46は、スクリー
ン組立体40の内側に配置したスプレーマニホルド48を有
する(図21参照)。スプレーマニホルド48は、ガス、通
常は空気を半径方向外方及び軸線方向下方に噴射し、ス
クリーン80、82からリントを強制的に除去する。このと
きリントは、下方のシェル38の円錐形部分64及びリント
貯蔵ドラム52に落下する。
【0053】スプレーマニホルド48を、図18〜図52に明
示する。好適には、真鍮パイプ及び継手により形成した
スプレーマニホルド48は、上側支持部分200 及び底部支
持部分202 を有する。これら支持部分は、複数個の空気
ノズル206 が適正方向に空気を噴射する間に、スクリー
ン組立体40の内部の周りにスプレー部分204 を回転させ
る。
【0054】上側支持部分200 は、回転ユニオン208 を
有する。ユニオン208 は、排気ダクト43のアクセス開口
44(図1参照)から定期的に潤滑するとよい。取付具21
0 により回転ユニオンを上側支持部分200 に結合する。
上側支持部分200 は、垂直部分212 と、90°曲げ部214
と、水平部分216 とを有する。底部支持部分202 は、ブ
ッシュ166 (図13参照)に回転自在に取付けた回動溶接
部220 を有する。
【0055】上側支持部分200 は、T継手226 によりス
プレー部分204 に接続する。T継手226 は、ドレンコッ
ク230 を有し、制御した量の圧縮空気を逃がしてスプレ
ーマニホルド48の推進及び回転手段をなす。スプレー部
分204 は、上側垂直スプレーパイプ232 及び下側垂直ス
プレーパイプ234 を有する。下側垂直スプレーパイプの
底端部は、第190°曲げ部236 で曲げ、次に第2反対方
向90°曲げ部237 で曲げる。
【0056】スプレーパイプ232 、234 は、ノズル206
を有し、このノズル206 によってリントを円筒形スクリ
ーン80から半径方向外方に吹き飛ばす。更に接続ピース
226は、空気を共通方向即ち、半径方向外方に噴射する
ノズル206 を有する。このようにして、スプレー部分20
4 は、円筒形スクリーン80に堆積したリントに向って指
向する回転可能エアカーテンを発生する。更に、曲げ部
236 、237 間の部分からの空気スプレーは、空気を下方
に噴射し、底部スクリーン82からリントを除去する。
【0057】ブローオフの処理中における空気の噴射状
況を図21に示す。図示のように、スプレー部分204 は、
空気を円筒形スクリーン80の高さ全体及び底部スクリー
ン82の半径方向部分に沿って噴射する。スプレーマニホ
ルド48が360 °回転するとき、スクリーン80、82の表面
全体に空気が噴射され、スクリーン組立体40に堆積した
ほぼすべてのリントを強制的に除去する。
【0058】ケージ86により、リントは、円筒形スクリ
ーン80に、スクリーンの表面全体に比べると相当小さい
セグメント又は区域毎に堆積することができる点は重要
である。このようにして、スプレーマニホルド48から流
出する空気流は大きいリントブランケットよりも相当小
さいこれらの区域のリントを除去するに十分な強さだけ
が必要となるという利点がある。更に、小さいリント区
域はリント貯蔵ドラム52に容易に落下する。
【0059】ブローオフの処理中、スプレーマニホルド
48には、ブローオフガス、好適には、圧縮空気を供給す
る。工業用ドライヤを使用する多くの用途では約7.03kg
/cm2(100psi) の 圧縮空気のプラント供給源を有して
いる。スプレーマニホルド48は、直接このような供給源
に接続するとき、空気供給がこの機能に不適当な場合、
ブローオフ処理は空気圧力を枯渇消耗してしまう。
【0060】このようなやっかいな事態を防止するた
め、ブローオフ装置46には、図22に線図的に示したよう
な空気供給装置260 を設ける。この空気供給装置260
は、7.03kg/cm2(100psi) の 圧縮空気を含むプラント
圧縮空気供給ライン262 により供給する。プラント供給
ライン262 からのタップオフライン264 は、5.62kg/cm2
(80psi)にセットした空気フィルタ/レギュレータ266
に供給する。このレギュレータは、フローコントロール
オリフィス272 を有する流出ライン270 に出力する。フ
ローコントロールオリフィス272 は、ライン264 から過
剰の空気が空気リザーバ50に流出するのを防止する。レ
ギュレータ流出ライン270 から、オリフィス272 を介し
て空気リザーバ50及びスプレーマニホルド空気流入パイ
プ274 に接続する。スプレーマニホルド空気流入ライン
274 は、頂部リング110 の空気流入パイプ開口120 から
スクリーン組立体40に流入し、回転ユニオン208 に接続
する。スプレーマニホルド空気流入ライン274 は、バル
ブ276 を有し、このバルブは、1/2インチの常閉ソレ
ノイド弁とする。
【0061】空気リザーバ50は、アキュムレータとして
作用し、空気圧力を延長した期間にわたり(1〜2分)
蓄積し、小さい空気供給ライン(1/4 ″)を使用するこ
とができるようにする。リザーバへの流れは、特別なオ
リフィス272 により制御し、このリザーバの充填又はチ
ャージ中に供給ラインに低圧サージを生ずるのを防止す
る。ブローオフ中オリフィスは供給ラインを低圧サージ
から保護する。他のリントコレクタは1″にも達する空
気供給ラインを使用し、プラント空気供給装置全体にわ
たりブローダウン中の大きな圧力サージを許容する。
【0062】ブローオフ装置46がアイドルモードである
間には、プラント供給ライン262 からの空気はライン26
4 からレギュレータ266 及びオリフィス272 を介して徐
々に空気リザーバ50に流入して溜まる。空気フィルタ/
レギュレータ266 は、空気圧力を5.62kg/cm2(80psi)に
調整し、ブローオフ空気が十分高い純度を保つのを確実
にする。ブローオフ装置46が動作するとき、ソレノイド
弁276 が開放してブローオフ空気がスプレーマニホルド
48を通過できるようにする。ブローオフ処理が完了した
とき、弁276 は閉鎖し、空気供給装置260 が空気供給の
補充を行えるようにする。
【0063】上述の構成部材、即ち、外側シェル38、ス
クリーン組立体40及びブローオフ装置46は、排気ガスか
らリントを除去するよう設計するとともに、リントコレ
クタ30には、若干の安全対策を設ける。このような対策
の一つとしては、水スプリンクリング装置即ち、スプリ
ンクラ54があり、リントコレクタ30の火災を保護する作
用を行う。スプリンクリング装置54を図22に示す。多く
のドライヤの用途では、ライン281 のような既存の給水
ラインを有する。水スプリンクリング装置54は、既存の
給水ライン281 からの供給を受けるタップオフライン28
2 を有する。タップオフライン282 は、常閉ソレノイド
弁としてのバルブ284 を有する。タップオフライン282
は、水スプレー組立体286 に接続する。バルブ284 は、
例えば、200 °Fにセットした温度応答スイッチ288
(図24参照)により動作即ち、開放するようにする。手
動バイパスライン290 及び手動バイパス弁292 を設け、
ソレノイド弁284 をバイパスし、必要に応じて手操作に
より水スプリンクリング装置54を動作させることができ
る手段とする。
【0064】水スプレー組立体286 は、複数個の、図示
の実施例では6個のスプレーノズルユニット294 (図23
参照)を有し、これらユニットは銅管により相互接続す
る。スプレーノズルユニット294 のうちの1個の拡大詳
細を図23に示す。各スプレーノズルユニット294 は、ス
プレーノズルヘッド300 と、T継手302 と、ストレート
エルボ304 とを有する。銅管296 及びスプレーノズルユ
ニット294 の一部を外側シェル38の上方に配置し、スプ
レーノズルヘッド300 をリントコレクタ30の内部に配置
する。スプレーノズルヘッド300 を外側シェル38とスク
リーン組立体40との間の環状空間84に散水するよう位置
決めする。周期的にリント貯蔵ドラム52を取り外し、手
動バイパス弁292 を開放し、水スプレー組立体286 に水
をフラッシュさせ、スプレーノズルヘッド300 に好まし
くないリント堆積を生じないようにする。
【0065】他の安全対策として、オーバーロード表示
装置55を設け、この装置55は、圧力応答スイッチ320 を
有し、このスイッチは、図3にリントコレクタ30の外側
シェル38に取付けた状態を示す。圧力応答スイッチ320
は、普通の圧力応答スイッチの設計であり、スクリーン
組立体40の上流のシェル38の圧力を感知するよう位置決
めする。リントの量がリントコレクタ30の容量を越える
と、スクリーン組立体40は、リントが過剰に詰まり、閉
塞を生ずる。このとき排気ガスはスクリーン組立体40を
透過することができず、シェル38内の圧力が高くなる。
リントコレクタ30の内側の圧力が所定限界を越えると
き、圧力スイッチ320 が表示ランプ322 を点灯する。こ
のとき、オペレータは、オーバーロードに気付いてドラ
イヤ32を停止し、スクリーン組立体40のブローオフを行
ってからドライヤを再使用する。好適な実施例において
は、表示ランプ322 は、圧力が2インチ水柱を越えると
き動作するようにする。
【0066】ブローオフ装置46、水スプリンクリング装
置54、オーバーロード表示装置55は、制御装置56により
動作及び/又は制御する。本発明によるリントコレクタ
の動作を制御する動作制御回路360 を図24に示す。制御
回路360 及びこの回路の動作は、一例に過ぎず、本発明
によれば、他のタイプの制御回路及び/又は制御機能を
使用することができること勿論である。
【0067】図示の実施例では、制御回路360 は、入力
回路361 と、オーバーロード表示回路362 と、水スプリ
ンクリング回路363 と、リントブローオフ回路364 とを
有する。簡単に云うと、入力回路361 は電力を受ける。
オーバーロード表示回路362は、圧力応答スイッチ320
及び表示ランプ322 とともに、潜在的に危険なオーバー
ロード状況を検出し、このような状況を生じた場合にオ
ペレータに警報を発生する設計とする。水スプリンクリ
ング回路363 は、温度応答スイッチ288 及び常閉ソレノ
イド弁284 とともに、リントコレクタ30内に出火状況を
示すと思われる温度上昇の発生を検出し、このような状
況を生じた場合に水スプレー組立体286に水を供給す
る。リントブローオフ回路364 は、ドライヤ32を停止し
てから所定時間後にブローオフ装置46を動作させる。
【0068】特に、入力回路361 は、1対の電気的ライ
ン370 、371 を有し、これら1対のラインを横切って電
力を制御回路360 に供給する。このような電力は、例え
ば、電力会社からの115 ボルトAC電源とする。電力は1
対の端子ブロック372 、373を介して制御回路360 のラ
イン374 、375 に供給する。
【0069】ドライヤ32のようなドライヤは、操作スイ
ッチ例えば、制御回路360 に示す常開ドライヤ停止スイ
ッチ376 を有するのが一般的である。ドライヤ停止スイ
ッチ376 は、所要のときにオペレータが手で押し込むこ
とによりドライヤの操作を停止する。乾燥すべき物品が
しわにならないようオペレータが取り出そうとするとき
オペレータが選択的にドライヤを停止させることができ
るようにするため、手動停止スイッチが好ましい。しか
し、制御回路360 は、適宜変更を加えた自動ドライヤ停
止装置に適合するものであればよい。また、並列接続し
た停止スイッチを使用し、各スイッチを都合のよい位置
に配置することができる。例えば、1個の停止スイッチ
376 をドライヤの前面の近傍に配置し、オペレータの都
合のよいようにドライヤの後方に他のスイッチを設ける
こともできる。ドライヤ停止スイッチ376 を閉じること
により、以下に詳細に説明するようにブローオフ装置46
の動作を開始する。
【0070】オーバーロード表示回路362 は、ドライヤ
停止スイッチ376 とは独立的に動作する。上述したよう
に、オーバーロード表示装置は、リントコレクタ30の容
量オーバーを生じたときに表示を行う。スクリーン組立
体40にリントが過剰に詰まった又は閉塞を生じた場合、
シェル内の圧力は所定値例えば、2インチ水柱を越え
る。過剰圧力は、常開の圧力応答スイッチ320 を閉じさ
せる。図24に示したように、スイッチ320 が閉じること
により表示ランプ322 を点灯させ、オペレータにリント
コレクタ30が容量オーバーになったことを表示する。所
要に応じ、他の制御装置を表示ランプ322 に接続及び/
又は表示ランプの所定位置に設け、シェル38内の過剰圧
力発生に応答してドライヤ32及び/又はリントコレクタ
30の所要の制御を行うようにする。
【0071】水スプリンクリング回路363 も、ドライヤ
停止スイッチ376 とは独立的に作用する。回路363 は、
リレー383a及び常閉接点383bを設けたリレー制御装置38
3 を有する。これら構成部材は、温度応答スイッチ288
とソレノイド弁284 (給水ラインに接続)に関連して動
作し、水スプレー組立体286 に給水する。温度応答スイ
ッチ288 が開閉いずれの状態にあるかに応答して動作す
るリレー制御383 は、ソレノイド弁284 の通電を制御す
る。特に、温度応答スイッチ288 はリレー283aに通電す
るよう常閉状態であり、このリレー383aは常閉接点383b
を開かせる。接点383bが開状態であるとき、常閉ソレノ
イド弁284 は動作せず、閉じたままである。このように
して、水スプレー組立体286 には給水されない。しか
し、温度応答スイッチ288 が所定限界を越える温度例え
ば、200 °Fを感知した場合、スイッチ288 は自動的に
開き、リレー383aの通電状態を停止する。このとき常閉
接点383bは閉じ、これにより常閉ソレノイド弁284 を動
作させて、このバルブを開放する。これにより水スプレ
ー組立体286 に水が供給され、リントコレクタ30の出火
を防止又は消火する。
【0072】リントブローオフ回路364 は、ソレノイド
弁276 (空気供給ラインに接続)とともに、適当な時点
でスプレーマニホルド48にブローオフ空気を供給する。
オーバーロード表示回路362 及び水スプリンクリング回
路363 と同様に、リントブローオフ回路364 の動作も、
ドライヤ停止スイッチ376 を閉じることにより動作す
る。このドライヤ停止スイッチ376 を閉じることによ
り、ライン384 、385 にまたがる回路を閉成する。この
後タイミングサイクルが開始され、このサイクルの一部
で、ソレノイド弁276 が動作して空気をスプレーマニホ
ルド48に供給する。このようなタイミングサイクル中に
遅延を設け、この遅延により、「コースティング(惰
性)」作用(図示しない大型の排気ブロアがドライヤの
停止後までも運動し続ける現象)が、ブローオフ処理に
それほど干渉しない程度に消滅又は減少してから空気が
スプレーマニホルドに供給される。惰性排気ブロアは、
スプレーマニホルド48から発生するブローオフ流とは反
対方向の流れを生ずる。ブローオフ装置46が即座に動作
する場合、2個の流れは互いに干渉し、ウェーブ効果を
生ずる。いずれにせよ、ブローオフ装置46の効率及び効
果は減少する。
【0073】従って、リントブローオフ回路364 は、機
械式又は電子式の1対の普通のタイマ390 、391 を有す
る。第1のタイマ390 には、付勢のためにライン374 、
375にまたがって接続したタイミング装置390aと、ドラ
イヤ停止スイッチ376 が閉じるのを感知するため2個の
ライン384 、385 に接続する1対の入力接点又は端子39
0bと、タイミング装置390aに応答する操作スイッチ390c
とを設ける。ドライヤ停止スイッチが閉じる際に、タイ
ミング装置390aの動作の時間調整したサイクルを発生す
る。このとき、常閉スイッチ390cはタイミング装置390a
により開放される。スイッチ390cが開放するしている期
間はタイミング装置390aにセットした期間T1の関数であ
る。この時間が過ぎた後、スイッチ390cはタイミング装
置390aによって閉じる。
【0074】第2タイマ391 は第1タイマ390 と同様で
ある。第2タイマ391 は、T1よりも長い期間T2にセット
したタイミング装置391aと、1対の入力接点又は端子39
1bと、及び操作スイッチ391cとを有する。ある意味で入
力接点391bによって検出されると見なせる停止スイッチ
376 の閉成の際、タイミング装置391aは、T2に等しい期
間にわたり常開スイッチ391cを閉じる作用を行う。この
時間の経過後に、スイッチ391cは開かれる。
【0075】リントブローオフ回路364 の動作は、停止
スイッチ376 が閉じる際に開始し、ライン384 、385 に
またがる回路を閉成し、この状態を、それぞれタイマ39
0 、391 により検出する。双方のタイマは、それぞれの
期間T1、T2のタイミングサイクルを開始する。T1に等し
い期間にわたり、スイッチ390cは開き、スイッチ391cは
閉じる。タイミング装置390aの時間がきれた後、即ち、
時間T1が経過した後、スイッチ390cは閉じ、スイッチ39
1cは閉じたままとなる。常閉ソレノイド弁276を付勢
し、閉じたスイッチ390c、電気ライン394 及び依然とし
て閉じているスイッチ391cを介してライン374 、375 か
ら電力を受ける。常閉ソレノイド弁276 の付勢の際、こ
のバルブ276 は開放し、ブローオフ空気がスプレーマニ
ホルド48に供給される。タイマ391 にセットした時間T2
が経過すると、閉じているスイッチ391cが開き、この際
常閉ソレノイド弁276 は再び閉じた状態に復帰し、これ
によりリザーバ50とスプレーマニホルド48との間の流路
を閉鎖(阻止)する。
【0076】タイミング装置390a、391aにセットした時
間T1、T2は、特定のリントコレクタに必要なブローオフ
(タイミング制御)回路364 の特定の操作のために選択
する。特に、タイミング装置390aは、惰性作用を減少す
ることができる時間T1にセットすべきである。この時間
は、大型のドライヤで5秒と15秒との間とするのが一般
的である。タイミング装置390aの時間T1が経過すると、
空気がスプレーマニホルド48に供給される。実際の「ブ
ローオフ」時間(ブローオフ空気が実際にリント除去の
ためにスクリーン組立体40に吹き付けられる期間)は、
T2とT1との差であり、T2は適切なブローオフ時間を可能
にする値にセットすべきである。この期間は、大型のド
ライヤに対して2秒と4秒との間の値が一般的である。
タイミング装置390a、391aは、調整自在にするとよく、
ドライヤの惰性挙動及びリント除去の要求に基づいて異
なる間隔にセットする。好適な実施例においては、タイ
ミング装置390aは、12.8秒にセットし、タイミング装置
391aは15秒にセットし、この結果ブローオフ時間は、2.
2 秒となる。
【0077】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
によるリントコレクタ30は、従来のリントコレクタより
も多くの利点がある。外側シェル38の滑らかな内面によ
りリントはリント貯蔵ドラム52に向かってスムーズに落
下することができる。スクリーン組立体40の3次元捕集
面により、寸法を大幅に減少することができ、垂直の向
きもリント除去を容易にする。ケージ86は、構造上の利
点とともに、小さく取扱い易い区域にリントを分割する
ことができる。ブローオフ装置46は、プラント空気供給
源を消耗することなく、プラント空気を所望の圧力及び
純度に変換することもできる。制御装置56によれば、惰
性作用を補償しつつブローオフ装置46を自動的に動作さ
せる。これら及び他の利点は本発明によるリントコレク
タによって得ることができる。
【0078】上述したところは、本発明の好適な実施例
を説明したに過ぎず、請求の範囲において種々の変更を
加えることができること勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリントコレクタの線図的正面図で
ある。
【図2】リントコレクタの詳細正面図である。
【図3】リントコレクタの側面図である。
【図4】リントコレクタの出口から見下ろしたリントコ
レクタの頂面図である。
【図5】リントコレクタにらリント捕集ドラムを取付け
るに使用するクランプを示す一部切除した拡大断面図で
ある。
【図6】外側シェルの部分間の滑らかな移行を示す連結
部の部分縦断面図である。
【図7】スクリーン支持体に取付したスクリーンを有す
るスクリーン組立体の正面図である。
【図8】スクリーン組立体の底面図である。
【図9】スクリーンを取付ける前のスクリーン支持体の
正面図である。
【図10】スクリーン支持体の構造部材であるケージの
中間組立段階の頂面図である。
【図11】スクリーン支持体の頂面図である。
【図12】スクリーン支持体の頂部構造部材の拡大縦断
面図である。
【図13】図9の13−13線の方向から見たスクリーン支
持体の平面図である。
【図14】スクリーン支持体の底部構造部材の拡大断面
図である。
【図15】ケージに取付けたスクリーンを示すケージの
拡大頂面図である。
【図16】スクリーンを取付けたスクリーン支持体の拡
大断面図である。
【図17】ケージとスクリーンとの間のシール方法を示
すケージとスクリーンの断面図である。
【図18】リントブローオフスプレーマニホルドの正面
図である。
【図19】スプレーマニホルドの側面図である。
【図20】スプレーマニホルドの底面図である。
【図21】リントブローオフ処理中の空気の流れを示す
スクリーン組立体及びスプレーマニホルドの一部切除し
た正面図である。
【図22】ブローオフ装置及びスプリンクリング装置の
線図的回路図である。
【図23】スプリンクリング装置に使用するスプレーノ
ズルの拡大側面図である。
【図24】本発明によるリントコレクタの制御装置の電
気制御回路の回路図である。
【符号の説明】
30 リントコレクタ 32 ドライヤ 34 接続ダクト 36 リントコレクタ入口 38 外側シェル 40 内側スクリーン組立体 42 頂部開口 (リントコレクタ出口) 43 排気ダクト 44 アクセス開口 46 ブローオフ装置 48 スプレーマニホルド 50 空気リザーバ 52 リント貯蔵ドラム 53 ライナ又はバッグ 54 水スプリンクリング装置 (スプリンクラ) 55 オーバーロード表示装置 56 制御装置 57 傾斜壁 58 アクセスドア 59 点検窓 62 上側円筒形部分 63 頂部環状ラウンジ 64 下側円錐形部分 66 リント排出開口 67 底部環状フランジ 68 蓋 70 可撓導管 71 バンドクランプ 72 死点越えクランプ 78 構造部材 80 円筒形スクリーン 82 円形スクリーン 83 スクリーン支持体 84 環状空間 86 ケージ 90 水平バー 92 垂直バー 94, 96 ケージ開口 98 ギャップ 100 閉鎖バー 110 頂部リング 120 ブローオフ空気流入パイプ開口 124 頂部連結リング 134 頂部バー 136 中心ハブ 144 底部リング 160 底部バー 162, 186 クランププレート 166 ブッシュ 168 クランプバー 170 シール部材 172, 176 保持リング 174, 180 クランプリング 200 上側支持部分 202 底部支持部分 204 スプレー部分 206 ノズル 208 ノズル回転ユニオン 226 T継手 230 ドレンコック 260 空気供給装置 262 圧縮空気供給ライン 264 タップオフライン 272 フローコントロールオリフィス 274 スプレーマニホルド空気流入ライン 276, 284 常閉ソレノイド弁 281 給水ライン 282 タップオフライン 286 水スプレー組立体 290 手動バイパスライン 292 手動バイパス弁 294 スプレーノズルユニット 300 スプレーノズルヘッド 322 表示ランプ 360 動作制御回路 361 入力回路 362 オーバーロード表示回路 363 水スプリンクリング回路 364 リントブローオフ回路 383 リレー制御装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスからリントを捕集するリントコレクタ
    装置において、シェルと、このシェルを貫通するガス通
    路と、このようなガスからリントを捕集するよう位置決
    めしたリント捕集構成部材とを具え、前記リント捕集構
    成部材は、長手方向軸線を有し、更に、ほぼ垂直方向に
    配置したこの長手方向軸線をほぼ包囲する第1リント捕
    集スクリーンと、前記第1スクリーンの軸線方向底端部
    に配置した第2リント捕集スクリーンとを有するものと
    して構成したリントコレクタ装置。
  2. 【請求項2】前記第1リント捕集スクリーン及び第2リ
    ント捕集スクリーンからリントを吹き飛ばすブローオフ
    装置を具え、このブローオフ装置は、空気リザーバと、
    この空気リザーバを空気ラインに接続する接続ライン
    と、この接続ラインからの空気を制御した流量で前記空
    気リザーバを充填する空気調整手段とを有するものとし
    て構成した請求項1記載のリントコレクタ装置。
  3. 【請求項3】前記シェルは、滑らかな内面を有し、リン
    トが引っ掛かることなしに表面を伝わって移動すること
    ができる構成とし、また前記シェルは、溶接部により接
    合した上側部分と下側部分とを有し、前記下側部分の頂
    端縁を上側部分の底端縁に巻付けた請求項1記載のリン
    トコレクタ装置。
  4. 【請求項4】前記リント捕集構成部材の複数個の区域に
    リントを堆積させるケージ手段を具え、このケージ手段
    は、複数個のケージ開口を形成する相互連結バーを有す
    るものとして構成した請求項1記載のリントコレクタ装
    置。
  5. 【請求項5】ガスからリントを捕集するリントコレクタ
    装置において、シェルと、このシェルを貫通するガス通
    路と、このようなガスからリントを捕集するよう位置決
    めしたリント捕集構成部材とを具え、このリント捕集構
    成部材は、リント捕集面と、このリント捕集面の複数個
    の区域にリントを堆積させるケージ手段とを有するもの
    として構成し、前記ケージ手段は、複数個のケージ開口
    を形成する相互連結バーを有するものとして構成したこ
    とを特徴とするリントコレクタ装置。
  6. 【請求項6】ガスからリントを捕集するリントコレクタ
    装置において、シェルと、このシェルを貫通するガス通
    路と、このようなガスからリントを捕集するよう位置決
    めしたリント捕集構成部材とを具え、このリント捕集構
    成部材は、リント捕集面と、前記リント捕集面からリン
    トを吹き飛ばすブローオフ手段を有するものとして構成
    し、前記ブローオフ手段は、空気リザーバと、この空気
    リザーバを空気ラインに接続する接続ラインと、この接
    続ラインからの空気を制御した流量で前記空気リザーバ
    を充填する空気調整手段とを有するものとして構成した
    ことを特徴とするリントコレクタ装置。
  7. 【請求項7】前記接続ラインは、入口を前記空気調整手
    段に接続するタップオフラインと、前記空気調整手段の
    出口に接続したレギュレータ出口ラインとを有するもの
    として構成した請求項6記載のリントコレクタ装置。
  8. 【請求項8】前記空気リザーバを前記リント捕集構成部
    材の内側のスプレー装置に接続する流入ラインを具え、
    前記流入ラインは、常閉ソレノイド弁と、このソレノイ
    ド弁を動作させて前記空気リザーバからの空気をブロー
    オフガスとしてスプレー装置に供給する制御手段とを有
    するものとして構成した請求項7記載のリントコレクタ
    装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段には、セットした期間にわた
    って前記ブローオフ装置の動作を遅延させる遅延手段を
    設けた請求項8記載のリントコレクタ装置。
  10. 【請求項10】前記遅延手段は、デジタルタイマを有
    し、前記制御手段は、前記ブローオフ装置の作動を終了
    させる第2タイマを有するものとして構成した請求項9
    記載のリントコレクタ装置。
JP3040835A 1990-02-14 1991-02-14 リントコレクタ装置 Pending JPH0747194A (ja)

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