JPH0747105Y2 - ミシンの検出装置 - Google Patents
ミシンの検出装置Info
- Publication number
- JPH0747105Y2 JPH0747105Y2 JP1988083374U JP8337488U JPH0747105Y2 JP H0747105 Y2 JPH0747105 Y2 JP H0747105Y2 JP 1988083374 U JP1988083374 U JP 1988083374U JP 8337488 U JP8337488 U JP 8337488U JP H0747105 Y2 JPH0747105 Y2 JP H0747105Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- needle plate
- sewing machine
- detection
- detection light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） 本考案は、ミシンの検出装置に関するもので、特に加工
布の有無もしくはその厚みの変化を検出する検出装置に
関するものである。
布の有無もしくはその厚みの変化を検出する検出装置に
関するものである。
（従来の技術） 従来のこの種のミシンの検出装置としては、実開昭61−
6386号公報に示されるのが知られている。これは、針板
上の予め決められた位置に検出光を投射する一つの発光
素子が配設された発光器をミシン本体に固定し、発光素
子と対になつて検出光を受光する一つの受光素子を支持
体を介して針板に対して垂直方向及び水平方向に調節可
能に針板に固定し、更に、受光素子を針板の検出光の投
射位置に設けられた貫通孔に位置させたものであった。
6386号公報に示されるのが知られている。これは、針板
上の予め決められた位置に検出光を投射する一つの発光
素子が配設された発光器をミシン本体に固定し、発光素
子と対になつて検出光を受光する一つの受光素子を支持
体を介して針板に対して垂直方向及び水平方向に調節可
能に針板に固定し、更に、受光素子を針板の検出光の投
射位置に設けられた貫通孔に位置させたものであった。
（考案が解決しようとする課題） しかし、上記した構成であると、一針当たりの縫い長
さ，縫い代等の諸条件により、針板上の針孔から検出光
の投射位置つまり貫通孔までの距離を可変しなければな
らないため、諸条件が変わるたびに貫通孔の位置の異な
る針板に組替え、同時に光軸を合わせるために発光素子
及び受光素子の位置調整をしなければならず、その作業
が大変面倒なものであった。
さ，縫い代等の諸条件により、針板上の針孔から検出光
の投射位置つまり貫通孔までの距離を可変しなければな
らないため、諸条件が変わるたびに貫通孔の位置の異な
る針板に組替え、同時に光軸を合わせるために発光素子
及び受光素子の位置調整をしなければならず、その作業
が大変面倒なものであった。
故に、本考案は諸条件が変わっても、針板の組替え等の
作業を行わずに済むようにすることを、その技術的課題
とするものである。
作業を行わずに済むようにすることを、その技術的課題
とするものである。
（課題を解決するための手段） 上記技術的課題を解決するために本考案において講じた
技術的手段は、ミシンのベッド上に配設された針板と、
針板上の予め決められた位置に検出光を投射する複数の
発光素子が配設された発光器と、針板に配設された発光
素子と対となって検出光を受光する複数の受光素子と、
検出光が加工布の送り方向と直角な方向の斜め上方から
受光素子に投射されるように発光器をミシン本体に調節
可能に保持する支持体とを有したことである。
技術的手段は、ミシンのベッド上に配設された針板と、
針板上の予め決められた位置に検出光を投射する複数の
発光素子が配設された発光器と、針板に配設された発光
素子と対となって検出光を受光する複数の受光素子と、
検出光が加工布の送り方向と直角な方向の斜め上方から
受光素子に投射されるように発光器をミシン本体に調節
可能に保持する支持体とを有したことである。
（作用） 上記技術的手段は次のように作用する。複数の検出光に
より、複数の位置で布の有無及びその厚さの変化を検出
することができるため、諸条件が変わるごとに針板の組
替え等の作業を行う必要がなく、楽なものである。
より、複数の位置で布の有無及びその厚さの変化を検出
することができるため、諸条件が変わるごとに針板の組
替え等の作業を行う必要がなく、楽なものである。
また、支持体は、検出光が加工布の送り方向と直角な方
向の斜め上方から受光素子に投射されるように発光器を
保持するために、作業者は針が布を貫通する位置が見え
易く、作業性が良好である。更に、支持体は、調節可能
に発光器を保持しているために、簡単な操作で一度にす
べての光軸あわせを行うことができる。
向の斜め上方から受光素子に投射されるように発光器を
保持するために、作業者は針が布を貫通する位置が見え
易く、作業性が良好である。更に、支持体は、調節可能
に発光器を保持しているために、簡単な操作で一度にす
べての光軸あわせを行うことができる。
（実施例） 本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第１図ないし第３図に示されるように、ミシン本体に固
定されている面板１には、取付部1aが形成されており、
この取付部1aには、取付孔1b,1cが夫々形成されてい
る。取付部1aには、略Ｌ字形の支持体２を介して発光器
３が保持されており、この発光器３には、取付孔3a,3b
が形成されている。発光器３は、ボルト４が支持体２に
形成された挿入孔2aを介して取付孔3aと螺合し且つボル
ト５が支持体２に形成された挿入孔2aを中心とする円弧
状の長穴2bを介して取付孔3bと螺合することにより、ボ
ルト４を中心に支持体２に対して第２図示左右方向に揺
動可能に保持され、支持体２は、支持体２に形成された
ピン2cが取付孔1bに枢支され且つボルト６が支持体２に
形成されたピン2cを中心とする円弧状の長穴2dを介して
取付孔1cに螺合することにより、ピン2cを中心に面板１
に対して第３図示左右方向に揺動可能に保持されてい
る。
定されている面板１には、取付部1aが形成されており、
この取付部1aには、取付孔1b,1cが夫々形成されてい
る。取付部1aには、略Ｌ字形の支持体２を介して発光器
３が保持されており、この発光器３には、取付孔3a,3b
が形成されている。発光器３は、ボルト４が支持体２に
形成された挿入孔2aを介して取付孔3aと螺合し且つボル
ト５が支持体２に形成された挿入孔2aを中心とする円弧
状の長穴2bを介して取付孔3bと螺合することにより、ボ
ルト４を中心に支持体２に対して第２図示左右方向に揺
動可能に保持され、支持体２は、支持体２に形成された
ピン2cが取付孔1bに枢支され且つボルト６が支持体２に
形成されたピン2cを中心とする円弧状の長穴2dを介して
取付孔1cに螺合することにより、ピン2cを中心に面板１
に対して第３図示左右方向に揺動可能に保持されてい
る。
第２図及び第３図に示されるように、発光器３には、テ
ーブル（図示せず）に保持された針板７上に加工布の送
り方向（第２図示左右方向）と直角な方向の斜め上方か
ら検出光を投射する二つの発光素子８が配設されてお
り、又、針板７には、夫々の発光素子と対となつて検出
光を受光する受光素子９が配設されている。
ーブル（図示せず）に保持された針板７上に加工布の送
り方向（第２図示左右方向）と直角な方向の斜め上方か
ら検出光を投射する二つの発光素子８が配設されてお
り、又、針板７には、夫々の発光素子と対となつて検出
光を受光する受光素子９が配設されている。
上記した構成により、二箇所の位置で布の有無及び布の
厚さの変化を検出することができ、一針当たりの縫い長
さ，縫い代等の諸条件が変わるごとに針板７の組替え及
び発光素子８及び受光素子９の光軸合わせの調節を行う
必要がなく、作業が楽で、又、工数の低減を計ることが
できる。尚、発光素子８及び受光素子９の数を増やすこ
とによりさらに複数の位置で検出することができ、いろ
いろな諸条件での検出に対応することができる。
厚さの変化を検出することができ、一針当たりの縫い長
さ，縫い代等の諸条件が変わるごとに針板７の組替え及
び発光素子８及び受光素子９の光軸合わせの調節を行う
必要がなく、作業が楽で、又、工数の低減を計ることが
できる。尚、発光素子８及び受光素子９の数を増やすこ
とによりさらに複数の位置で検出することができ、いろ
いろな諸条件での検出に対応することができる。
更に、ボルト５又はボルト６を緩め、発光器３を第２図
示左右方向又は第３図示左右方向に調整するのみの簡単
な操作で一度にすべての光軸合わせを行うことができ
る。また、支持体２は、検出光が加工布の送り方向と直
角な方向の斜め上方から受光素子９に投射されるように
発光器３を保持しているために、作業者は針が布を貫通
する位置が見えやすく、作業性が良好である。
示左右方向又は第３図示左右方向に調整するのみの簡単
な操作で一度にすべての光軸合わせを行うことができ
る。また、支持体２は、検出光が加工布の送り方向と直
角な方向の斜め上方から受光素子９に投射されるように
発光器３を保持しているために、作業者は針が布を貫通
する位置が見えやすく、作業性が良好である。
本考案は、ミシンのベツド上に配設された針板と、ミシ
ン本体に支持体を介して調節可能に保持され前記針板上
の予め決められた位置に検出光を投射する複数の発光素
子が配設された発光器と、前記針板に配設され前記発光
素子と対となつて前記検出光を受光する複数の受光素子
とを有して前記検出光により加工布の有無もしくはその
厚みの変化を検出するミシンの検出装置を構成したの
で、縫製の諸条件が変わるごとに針板の組替え等の作業
を行う必要がなく、作業が大変楽なものとすることがで
きる。又、発光器を調整するのみの簡単な操作で一度に
すべての光軸合わせを行うことができ、さらに作業が楽
なものとなる。
ン本体に支持体を介して調節可能に保持され前記針板上
の予め決められた位置に検出光を投射する複数の発光素
子が配設された発光器と、前記針板に配設され前記発光
素子と対となつて前記検出光を受光する複数の受光素子
とを有して前記検出光により加工布の有無もしくはその
厚みの変化を検出するミシンの検出装置を構成したの
で、縫製の諸条件が変わるごとに針板の組替え等の作業
を行う必要がなく、作業が大変楽なものとすることがで
きる。又、発光器を調整するのみの簡単な操作で一度に
すべての光軸合わせを行うことができ、さらに作業が楽
なものとなる。
また、支持体は、検出光が加工布の送り方向と直角な方
向の斜め上方から受光素子に投射されるように発光器を
保持しているために、作業者は針が布を貫通する位置が
見えやすく、作業性が良好である。
向の斜め上方から受光素子に投射されるように発光器を
保持しているために、作業者は針が布を貫通する位置が
見えやすく、作業性が良好である。
第１図は本考案に係るミシンの検出装置の分解斜視図、
第２図は第１図の正面図、第３図は第１図の側面図であ
る。 １……面板、２……支持体、３……検出器、4,5,6……
ボルト、７……針板、８……発光素子、９……受光素
子、10……針孔。
第２図は第１図の正面図、第３図は第１図の側面図であ
る。 １……面板、２……支持体、３……検出器、4,5,6……
ボルト、７……針板、８……発光素子、９……受光素
子、10……針孔。
Claims (1)
- 【請求項１】ミシンのベッド上に配設された針板と、該
針板上の予め決められた位置に検出光を投射する複数の
発光素子が配設された発光器と、前記針板に配設され前
記発光素子と対となって前記検出光を受光する複数の受
光素子と、前記検出光が加工布の送り方向と直角な方向
の斜め上方から前記受光素子に投射されるように前記発
光器をミシン本体に調節可能に保持する支持体とを有
し、前記検出光により加工布の有無もしくはその厚みの
変化を検出することを特徴とするミシンの検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988083374U JPH0747105Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | ミシンの検出装置 |
| US07/370,715 US4967676A (en) | 1988-06-23 | 1989-06-23 | Apparatus for detecting the end of cloth-overlap on a sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988083374U JPH0747105Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | ミシンの検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH024578U JPH024578U (ja) | 1990-01-12 |
| JPH0747105Y2 true JPH0747105Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31308097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988083374U Expired - Lifetime JPH0747105Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | ミシンの検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747105Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6159752A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-27 | Sharp Corp | 配線方法 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP1988083374U patent/JPH0747105Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6159752A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-27 | Sharp Corp | 配線方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH024578U (ja) | 1990-01-12 |
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