JPH0746851Y2 - 医療ガス供給装置 - Google Patents
医療ガス供給装置Info
- Publication number
- JPH0746851Y2 JPH0746851Y2 JP1990035091U JP3509190U JPH0746851Y2 JP H0746851 Y2 JPH0746851 Y2 JP H0746851Y2 JP 1990035091 U JP1990035091 U JP 1990035091U JP 3509190 U JP3509190 U JP 3509190U JP H0746851 Y2 JPH0746851 Y2 JP H0746851Y2
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- JP
- Japan
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- medical gas
- valve
- permanent magnet
- cylinder
- magnet piece
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧力容器に充填された医療ガス、例えば酸
素、笑気または窒素などを供給するための装置に関し、
もつと詳しくは、容器弁の開閉状態を検出することがで
きるようにした医療ガス供給装置に関する。
素、笑気または窒素などを供給するための装置に関し、
もつと詳しくは、容器弁の開閉状態を検出することがで
きるようにした医療ガス供給装置に関する。
従来の技術 病院などにおいて医療ガスは、連続的に供給することが
できるように構成することが必要であり、さもなけれ
ば、人命を損なう危険が生じる。そのため医療ガスを充
填した複数の圧力容器群を設け、これらの圧力容器群を
切換えて、いわばバツチ式で、ガスを連続的に供給す
る。このとき使用されて残量が少なくなつた圧力容器群
を、新たな圧力容器群と交換する。新たな圧力容器群を
交換して設置したときに、作業者が、誤つて容器弁を閉
塞したままにしておくと、使用中の圧力容器群の残量が
少なくなつて、その新たな圧力容器群からガスを供給し
ようとしても、そのガスを新たな圧力容器群から供給す
ることができず、ガスの供給が停止されてしまう結果に
なる。
できるように構成することが必要であり、さもなけれ
ば、人命を損なう危険が生じる。そのため医療ガスを充
填した複数の圧力容器群を設け、これらの圧力容器群を
切換えて、いわばバツチ式で、ガスを連続的に供給す
る。このとき使用されて残量が少なくなつた圧力容器群
を、新たな圧力容器群と交換する。新たな圧力容器群を
交換して設置したときに、作業者が、誤つて容器弁を閉
塞したままにしておくと、使用中の圧力容器群の残量が
少なくなつて、その新たな圧力容器群からガスを供給し
ようとしても、そのガスを新たな圧力容器群から供給す
ることができず、ガスの供給が停止されてしまう結果に
なる。
考案が解決すべき課題 本考案の目的は、容器弁の誤操作を防ぐことができるよ
うにした医療ガス供給装置を提供することである。
うにした医療ガス供給装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、（ａ）医療ガスを充填した圧力容器１と、 （ｂ） 圧力容器１に設けられ、つまみ107によつて開
閉操作され、出口82を有する第１接続筒84には外ねじが
刻設される容器弁３と、 （ｃ） 管継手83であつて、第２接続筒86を挿通する袋
ナツト85が、容器弁３の前記外ねじに着脱可能に螺合し
て第２接続筒86の一端部がシール部材87を介して第１接
続筒84の端部に気密に当接する管継手83と、 （ｄ） 開閉状態検出手段81であつて、 第２接続筒86の他端部に形成される外ねじが螺着される
ねじ孔を有し、第２接続筒86に連なる接続孔91aを有
し、さらに接続孔91aに連なるシリンダ室92を有する本
体88と、 シリンダ室92内に収納されるピストン94と、 一端部がピストン94に固定され、シリンダ室92の軸線に
沿つて延びる変位棒97と、 変位棒97の他端部に固定される永久磁石片101と、 永久磁石片101が近接／離間することを検出する磁気検
出素子102と、 ピストン94に接続孔91aに向うばね力を与え、容器弁３
からの接続孔91aへの医療ガスの圧力によつてピストン9
4がそのばね力に抗して変位して永久磁石片101が磁気検
出素子102に近接し、接続孔91aへの医療ガスが与えられ
ないとき、永久磁石片101が磁気検出素子102から離間す
るようにピストン94をばね力で変位するばね95と、 磁気検出素子102の出力に応答して、磁気検出素子102が
永久磁石101から離間していることを検出したとき、警
報を発生する警報手段104,105,106とを有する開閉状態
検出手段81と、 （ｅ） 医療ガスを供給する管路５と、 （ｆ） 管路５が一端部に接続され、他端部に形成され
た外ねじが前記本体88のもう１つのねじ孔に螺着されて
第１接続筒86および接続孔91aに連なる第３接続筒89
と、 （ｇ） 第３接続筒89内に設けられる逆止弁４であつ
て、弁体91に、ばね92aによつて、前記本体88側の弁座9
0にばね力が与えられ、容器弁３からの医療ガスを管路
５に導く逆止弁４とを含むことを特徴とする医療ガス供
給装置である。
閉操作され、出口82を有する第１接続筒84には外ねじが
刻設される容器弁３と、 （ｃ） 管継手83であつて、第２接続筒86を挿通する袋
ナツト85が、容器弁３の前記外ねじに着脱可能に螺合し
て第２接続筒86の一端部がシール部材87を介して第１接
続筒84の端部に気密に当接する管継手83と、 （ｄ） 開閉状態検出手段81であつて、 第２接続筒86の他端部に形成される外ねじが螺着される
ねじ孔を有し、第２接続筒86に連なる接続孔91aを有
し、さらに接続孔91aに連なるシリンダ室92を有する本
体88と、 シリンダ室92内に収納されるピストン94と、 一端部がピストン94に固定され、シリンダ室92の軸線に
沿つて延びる変位棒97と、 変位棒97の他端部に固定される永久磁石片101と、 永久磁石片101が近接／離間することを検出する磁気検
出素子102と、 ピストン94に接続孔91aに向うばね力を与え、容器弁３
からの接続孔91aへの医療ガスの圧力によつてピストン9
4がそのばね力に抗して変位して永久磁石片101が磁気検
出素子102に近接し、接続孔91aへの医療ガスが与えられ
ないとき、永久磁石片101が磁気検出素子102から離間す
るようにピストン94をばね力で変位するばね95と、 磁気検出素子102の出力に応答して、磁気検出素子102が
永久磁石101から離間していることを検出したとき、警
報を発生する警報手段104,105,106とを有する開閉状態
検出手段81と、 （ｅ） 医療ガスを供給する管路５と、 （ｆ） 管路５が一端部に接続され、他端部に形成され
た外ねじが前記本体88のもう１つのねじ孔に螺着されて
第１接続筒86および接続孔91aに連なる第３接続筒89
と、 （ｇ） 第３接続筒89内に設けられる逆止弁４であつ
て、弁体91に、ばね92aによつて、前記本体88側の弁座9
0にばね力が与えられ、容器弁３からの医療ガスを管路
５に導く逆止弁４とを含むことを特徴とする医療ガス供
給装置である。
作用 本考案に従えば、医療ガスを充填した圧力容器１に設け
られている容器弁３の第１接続筒84に管継手83の袋ナツ
ト85を着脱可能に螺合した状態で、容器弁３を閉じてい
るときには、開閉状態検出手段81のばね95はピストン94
を、永久磁石片101が磁気検出素子102から離間するよう
に変位させており、したがつて磁気検出素子102は、永
久磁石片101がその磁気検出素子102から離間しているこ
とを検出し、これによつて警報手段104,105,106は警報
を発生し、これによつて容器弁３が閉じられたままであ
ることを知ることができる。
られている容器弁３の第１接続筒84に管継手83の袋ナツ
ト85を着脱可能に螺合した状態で、容器弁３を閉じてい
るときには、開閉状態検出手段81のばね95はピストン94
を、永久磁石片101が磁気検出素子102から離間するよう
に変位させており、したがつて磁気検出素子102は、永
久磁石片101がその磁気検出素子102から離間しているこ
とを検出し、これによつて警報手段104,105,106は警報
を発生し、これによつて容器弁３が閉じられたままであ
ることを知ることができる。
そこで容器弁３のつまみ107を操作して開くと、圧力容
器１内の医療ガスの圧力によつてピストン94はばね95の
ばね力に抗して、永久磁石片101が磁気検出素子102に近
接するように変位し、そのことが磁気検出素子102によ
つて検出されると、警報手段104,105,106による警報の
発生が停止される。こうして容器弁３を閉じたままで
は、前述のように警報が発生されたままとなるので、そ
の容器弁３を開き忘れるという誤操作を防ぐことができ
る。
器１内の医療ガスの圧力によつてピストン94はばね95の
ばね力に抗して、永久磁石片101が磁気検出素子102に近
接するように変位し、そのことが磁気検出素子102によ
つて検出されると、警報手段104,105,106による警報の
発生が停止される。こうして容器弁３を閉じたままで
は、前述のように警報が発生されたままとなるので、そ
の容器弁３を開き忘れるという誤操作を防ぐことができ
る。
容器弁３からの医療ガスは、逆止弁４の弁体91をばね92
aのばね力に抗して弁座90から離間させ、その医療ガス
は管路５に供給される。
aのばね力に抗して弁座90から離間させ、その医療ガス
は管路５に供給される。
圧力容器１内の医療ガスの使用によつて、その圧力が低
下すると、開閉状態検出手段81のばね95のばね力によつ
てピストン94は永久磁石片101が磁気検出素子102から離
間するように変位され、そのことが磁気検出素子102に
よつて検出され、警報手段104,105,106によつて警報が
発生される。
下すると、開閉状態検出手段81のばね95のばね力によつ
てピストン94は永久磁石片101が磁気検出素子102から離
間するように変位され、そのことが磁気検出素子102に
よつて検出され、警報手段104,105,106によつて警報が
発生される。
圧力容器１内の医療ガスの使用によつて、その圧力が低
下すると、圧力容器１を交換するために、容器弁３の第
１接続筒84から管継手83の袋ナツト85を外す。このとき
管路５内の高圧力の医療ガスは、逆止弁４のばね92aの
ばね力とともに弁体91を弁座90に着座させて閉弁状態と
する。したがつて管路５内の医療ガスが大気放散される
ことはなく、またその管路５内に空気が侵入するおそれ
はなく、そのため圧力容器１の交換時に、空気の侵入を
できるだけ少なく抑えることができる。
下すると、圧力容器１を交換するために、容器弁３の第
１接続筒84から管継手83の袋ナツト85を外す。このとき
管路５内の高圧力の医療ガスは、逆止弁４のばね92aの
ばね力とともに弁体91を弁座90に着座させて閉弁状態と
する。したがつて管路５内の医療ガスが大気放散される
ことはなく、またその管路５内に空気が侵入するおそれ
はなく、そのため圧力容器１の交換時に、空気の侵入を
できるだけ少なく抑えることができる。
実施例 第１図は、本考案の一実施例の断面図である。本考案に
従う開閉状態検出装置80は、基本的には、圧力検出手段
81と、その圧力検出手段81よりも下流側に設けられる逆
止弁４とを有する。この開閉状態検出手段81は、容器弁
３の出口82を形成する管継手83に接続される。
従う開閉状態検出装置80は、基本的には、圧力検出手段
81と、その圧力検出手段81よりも下流側に設けられる逆
止弁４とを有する。この開閉状態検出手段81は、容器弁
３の出口82を形成する管継手83に接続される。
第２図は、圧力容器1a,1bに本考案に従う開閉状態検出
装置80a,80bを取付けた状態を示す医療ガス供給装置の
配管系統図である。圧力容器1a,1bは、医療ガスとして
の酸素、、笑気または窒素などが充填されている。これ
らの圧力容器1a,1bに対応する構成要素には添字a,bを付
して示し、総括的にはこのような添字を省略する。逆止
弁４からのガスは、管路５から供給管路６を経て導かれ
る。
装置80a,80bを取付けた状態を示す医療ガス供給装置の
配管系統図である。圧力容器1a,1bは、医療ガスとして
の酸素、、笑気または窒素などが充填されている。これ
らの圧力容器1a,1bに対応する構成要素には添字a,bを付
して示し、総括的にはこのような添字を省略する。逆止
弁４からのガスは、管路５から供給管路６を経て導かれ
る。
容器弁３の出口82は接続筒84に形成されており、その接
続筒84には外ねじが刻設され、この外ねじに、管継手83
の袋ナツト85が螺合する。これによつて開閉状態検出装
置80の接続筒86の端部がシール部材87を介して接続筒84
の端部に気密にかつ着脱可能に接続される。接続筒86
は、圧力検出手段81の本体88に螺合する。この本体88に
は、接続筒89が螺着される。接続筒89には、管路５が接
続される。接続筒89の端部に刻設される外ねじは、本体
88のねじ孔に螺合し、この状態で円板状の合成樹脂など
の材料から成る弁座90が固定される。この弁座90には、
金属などの材料から成る球状の弁体91がばね92aによつ
て付勢される。こうして弁座90と弁体91とばね92aとに
よつて逆止弁４が構成される。
続筒84には外ねじが刻設され、この外ねじに、管継手83
の袋ナツト85が螺合する。これによつて開閉状態検出装
置80の接続筒86の端部がシール部材87を介して接続筒84
の端部に気密にかつ着脱可能に接続される。接続筒86
は、圧力検出手段81の本体88に螺合する。この本体88に
は、接続筒89が螺着される。接続筒89には、管路５が接
続される。接続筒89の端部に刻設される外ねじは、本体
88のねじ孔に螺合し、この状態で円板状の合成樹脂など
の材料から成る弁座90が固定される。この弁座90には、
金属などの材料から成る球状の弁体91がばね92aによつ
て付勢される。こうして弁座90と弁体91とばね92aとに
よつて逆止弁４が構成される。
圧力検出手段81において、本体88には、接続筒86,89に
連なる接続孔91aが形成され、この接続孔91aに連なつて
シリンダ室92が形成される。このシリンダ室92内でピス
トン94には、環状のシール部材93が取付けられ、ピスト
ン94がシリンダ室92の軸線方向（第１図の上下方向）に
変位可能である。ばね95はピストン94を接続孔91aに向
けてばね付勢する。このピストン94には変位棒97が固定
されている。この変位棒97は、本体88にシール部材98を
介して螺着された支持筒99内を、シール部材100によつ
てシールされてその軸線方向に変位可能である。
連なる接続孔91aが形成され、この接続孔91aに連なつて
シリンダ室92が形成される。このシリンダ室92内でピス
トン94には、環状のシール部材93が取付けられ、ピスト
ン94がシリンダ室92の軸線方向（第１図の上下方向）に
変位可能である。ばね95はピストン94を接続孔91aに向
けてばね付勢する。このピストン94には変位棒97が固定
されている。この変位棒97は、本体88にシール部材98を
介して螺着された支持筒99内を、シール部材100によつ
てシールされてその軸線方向に変位可能である。
支持棒97には永久磁石片101が固定される。
支持筒99にはリードスイツチ102が固定され、カバー103
によつて覆われる。このリードスイツチ102は、永久磁
石片101が第１図に示されるように離間している状態で
は、導通し、永久磁石片101が容器弁３からのガスの圧
力によつてばね95のばね力に抗して仮想線で示すように
近接したとき遮断する構成を有する。リードスイツチ10
2からの出力は、制御回路104に与えられる。この制御回
路104は、警報ランプ105およびブザー106を制御する。
によつて覆われる。このリードスイツチ102は、永久磁
石片101が第１図に示されるように離間している状態で
は、導通し、永久磁石片101が容器弁３からのガスの圧
力によつてばね95のばね力に抗して仮想線で示すように
近接したとき遮断する構成を有する。リードスイツチ10
2からの出力は、制御回路104に与えられる。この制御回
路104は、警報ランプ105およびブザー106を制御する。
容器弁３は、つまみ107を有し、このつまみ107を回転操
作して開弁および閉弁することができる。容器弁３が閉
じている状態では、その出口82の圧力は低く、したがつ
てピストン94および支持棒97は、ばね95のばね力によつ
て第１図のように接続孔91寄りに変位している。したが
つて永久磁石片101はリードスイツチ102から離間してい
る。そのため制御回路104は警報ランプ105を点灯し、ま
たブザー106は警報音を発生し、こうして警報を行うこ
とができる。
作して開弁および閉弁することができる。容器弁３が閉
じている状態では、その出口82の圧力は低く、したがつ
てピストン94および支持棒97は、ばね95のばね力によつ
て第１図のように接続孔91寄りに変位している。したが
つて永久磁石片101はリードスイツチ102から離間してい
る。そのため制御回路104は警報ランプ105を点灯し、ま
たブザー106は警報音を発生し、こうして警報を行うこ
とができる。
容器弁３のつまみ107を回転操作して開弁状態とする
と、出口82の圧力が上昇し、その容器弁８を介する圧力
容器１からのガスは、逆止弁４から管路５に供給され
る。このガスの圧力によつてピストン94、したがつて支
持棒97は、ばね95のばね力に抗して第１図の上方に仮想
線で示すように変位し、永久磁石片101がリードスイツ
チ102に近接してリードスイツチ102が遮断する。そのた
め制御回路104は、容器弁３が開かれたことに対応し
て、警報ランプ105を消灯し、またブザー106の鳴動を停
止する。
と、出口82の圧力が上昇し、その容器弁８を介する圧力
容器１からのガスは、逆止弁４から管路５に供給され
る。このガスの圧力によつてピストン94、したがつて支
持棒97は、ばね95のばね力に抗して第１図の上方に仮想
線で示すように変位し、永久磁石片101がリードスイツ
チ102に近接してリードスイツチ102が遮断する。そのた
め制御回路104は、容器弁３が開かれたことに対応し
て、警報ランプ105を消灯し、またブザー106の鳴動を停
止する。
本考案の他の実施例として、永久磁石片101とリードス
イツチ102との組合わせに代えて、その他の構成によつ
て、ピストン94の変位を検出するようにしてもよい。第
１図および第２図に示される構成をさらに述べると、管
継手83では、袋ナツト85が接続筒86を挿通し、容器弁３
の接続筒84に刻設された外ねじに螺合し、こうして接続
筒86の一端部がシール部材87を介して接続筒84の端部に
気密に当接する。
イツチ102との組合わせに代えて、その他の構成によつ
て、ピストン94の変位を検出するようにしてもよい。第
１図および第２図に示される構成をさらに述べると、管
継手83では、袋ナツト85が接続筒86を挿通し、容器弁３
の接続筒84に刻設された外ねじに螺合し、こうして接続
筒86の一端部がシール部材87を介して接続筒84の端部に
気密に当接する。
接続筒86の他端部に形成される外ねじは、開閉状態検出
手段81の本体88のねじ孔に螺着される。変位棒97の一端
部は、ピストン94に固定され、この変位棒97は、シリン
ダ室92の軸線に沿つて第１図の上下に延びる。変位棒97
の他端部には永久磁石片101が固定され、この永久磁石
片101が近接／離間することを磁気検出素子であるリー
ドスイツチ102によつて検出する。ばね95は、ピストン9
4に接続孔91aに向うばね力を与える。
手段81の本体88のねじ孔に螺着される。変位棒97の一端
部は、ピストン94に固定され、この変位棒97は、シリン
ダ室92の軸線に沿つて第１図の上下に延びる。変位棒97
の他端部には永久磁石片101が固定され、この永久磁石
片101が近接／離間することを磁気検出素子であるリー
ドスイツチ102によつて検出する。ばね95は、ピストン9
4に接続孔91aに向うばね力を与える。
接続筒89の一端部には、管路５が接続される。接続筒89
の他端部には外ねじが形成され、本体88のもう１つのね
じ孔に螺着され、これによつて接続筒89は、接続筒86お
よび接続孔91aに連なる。
の他端部には外ねじが形成され、本体88のもう１つのね
じ孔に螺着され、これによつて接続筒89は、接続筒86お
よび接続孔91aに連なる。
考案の効果 本考案によれば、医療ガスを充填した圧力容器１に設け
られた容器弁３を開かないかぎり、開閉状態検出手段81
のばね95はピストン94をばね力で、永久磁石片101が磁
気検出素子102から離間するように変位させており、し
たがつて、警報手段104,105,106から警報が発生され
る。したがつて容器弁３を閉じたままにするという誤操
作が防がれる。
られた容器弁３を開かないかぎり、開閉状態検出手段81
のばね95はピストン94をばね力で、永久磁石片101が磁
気検出素子102から離間するように変位させており、し
たがつて、警報手段104,105,106から警報が発生され
る。したがつて容器弁３を閉じたままにするという誤操
作が防がれる。
特に本考案によれば、管路５を介する医療ガスが使用さ
れて、圧力容器１を交換する必要が生じ、管継手83を、
新たな圧力容器１の閉弁状態となつている容器弁３に接
続する作業を頻繁に行つているときにおいても、上述の
ように容器弁３が閉じたままになつていれば警報が発生
されるので、その容器弁３を閉じたままにすることが確
実に防がれる。
れて、圧力容器１を交換する必要が生じ、管継手83を、
新たな圧力容器１の閉弁状態となつている容器弁３に接
続する作業を頻繁に行つているときにおいても、上述の
ように容器弁３が閉じたままになつていれば警報が発生
されるので、その容器弁３を閉じたままにすることが確
実に防がれる。
さらにまた本考案によれば、圧力容器１内の医療ガスが
使用されてその圧力が低下したときにもまた、警報手段
104,105,106によつて警報が発生され、したがつて圧力
容器１を交換すべきことを容易に知ることができる。
使用されてその圧力が低下したときにもまた、警報手段
104,105,106によつて警報が発生され、したがつて圧力
容器１を交換すべきことを容易に知ることができる。
さらに本考案によれば、容器弁３から管継手83が取外さ
れたとき、管路５内の医療ガスは、逆止弁４の働きによ
つて、大気に放散されず、大気の混入をできるだけ少な
くすることができるという優れた効果もまた、達成され
る。
れたとき、管路５内の医療ガスは、逆止弁４の働きによ
つて、大気に放散されず、大気の混入をできるだけ少な
くすることができるという優れた効果もまた、達成され
る。
さらに本考案によれば、開閉状態検出手段81では、可動
部分である変位棒97に永久磁石片101が設けてあり、こ
の永久磁石片101の近接／離間を磁気検出素子102によつ
て検出することができ、構成が簡略化され、また動作が
確実であるという効果もある。
部分である変位棒97に永久磁石片101が設けてあり、こ
の永久磁石片101の近接／離間を磁気検出素子102によつ
て検出することができ、構成が簡略化され、また動作が
確実であるという効果もある。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は開閉状態
検出装置80a,80bを備えるガス供給装置の配管系統図で
ある。 1a,1b……圧力容器、3a,3b,3……圧力弁、4a,4b,4……
逆止弁、80……開閉状態検出装置、81……圧力検出手
段、88……本体、94……シリンダ、95……ばね、97……
支持棒、99……支持筒、101……永久磁石片、102……リ
ードスイツチ、104……制御回路、105……警報ランプ、
106……ブザー
検出装置80a,80bを備えるガス供給装置の配管系統図で
ある。 1a,1b……圧力容器、3a,3b,3……圧力弁、4a,4b,4……
逆止弁、80……開閉状態検出装置、81……圧力検出手
段、88……本体、94……シリンダ、95……ばね、97……
支持棒、99……支持筒、101……永久磁石片、102……リ
ードスイツチ、104……制御回路、105……警報ランプ、
106……ブザー
Claims (1)
- 【請求項１】（ａ） 医療ガスを充填した圧力容器１
と、 （ｂ） 圧力容器１に設けられ、つまみ107によつて開
閉操作され、出口82を有する第１接続筒84には外ねじが
刻設される容器弁３と、 （ｃ） 管継手83であつて、第２接続筒86を挿通する袋
ナツト85が、容器弁３の前記外ねじに着脱可能に螺合し
て第２接続筒86の一端部がシール部材87を介して第１接
続筒84の端部に気密に当接する管継手83と、 （ｄ） 開閉状態検出手段81であつて、 第２接続筒86の他端部に形成される外ねじが螺着される
ねじ孔を有し、第２接続筒86に連なる接続孔91aを有
し、さらに接続孔91aに連なるシリンダ室92を有する本
体88と、 シリンダ室92内に収納されるピストン94と、 一端部がピストン94に固定され、シリンダ室92の軸線に
沿つて延びる変位棒97と、 変位棒97の他端部に固定される永久磁石片101と、 永久磁石片101が近接／離間することを検出する磁気検
出素子102と、 ピストン94に接続孔91aに向うばね力を与え、容器弁３
からの接続孔91aへの医療ガスの圧力によつてピストン9
4がそのばね力に抗して変位して永久磁石片101が磁気検
出素子102に近接し、接続孔91aへの医療ガスが与えられ
ないとき、永久磁石片101が磁気検出素子102から離間す
るようにピストン94をばね力で変位するばね95と、 磁気検出素子102の出力に応答して、磁気検出素子102が
永久磁石片101から離間していることを検出したとき、
警報を発生する警報手段104,105,106とを有する開閉状
態検出手段81と、 （ｅ） 医療ガスを供給する管路５と、 （ｆ） 管路５が一端部に接続され、他端部に形成され
た外ねじが前記本体88のもう１つのねじ孔に螺着されて
第１接続筒86および接続孔91aに連なる第３接続筒89
と、 （ｇ） 第３接続筒89内に設けられる逆止弁４であつ
て、弁体91に、ばね92aによつて、前記本体88側の弁座9
0にばね力が与えられ、容器弁３からの医療ガスを管路
５に導く逆止弁４とを含むことを特徴とする医療ガス供
給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990035091U JPH0746851Y2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 医療ガス供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990035091U JPH0746851Y2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 医療ガス供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03125968U JPH03125968U (ja) | 1991-12-19 |
| JPH0746851Y2 true JPH0746851Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31540150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990035091U Expired - Fee Related JPH0746851Y2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 医療ガス供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746851Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113702587B (zh) * | 2021-08-26 | 2024-05-14 | 江苏泰洁检测技术股份有限公司 | 一种固体废弃物中挥发性有机物的测定装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01135973A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-29 | Hitachi Ltd | 過流量阻止弁 |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP1990035091U patent/JPH0746851Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03125968U (ja) | 1991-12-19 |
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