JPH0746377Y2 - ページャ用振動源としてのソレノイド - Google Patents

ページャ用振動源としてのソレノイド

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JPH0746377Y2
JPH0746377Y2 JP1989021006U JP2100689U JPH0746377Y2 JP H0746377 Y2 JPH0746377 Y2 JP H0746377Y2 JP 1989021006 U JP1989021006 U JP 1989021006U JP 2100689 U JP2100689 U JP 2100689U JP H0746377 Y2 JPH0746377 Y2 JP H0746377Y2
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JP
Japan
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movable member
drive coil
solenoid
damper
pager
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JP1989021006U
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JPH02111200U (ja
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馨 吉村
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、携帯用小型無線呼出し装置等に用いて好適
なページャ用振動源としてのソレノイドに関する。
(従来の技術) ページャの報知手段として音によるものが多用されてい
るが、会議中や就寝中に呼出されると本人以外に迷惑が
かかるため、最近においては常時携帯中に着眼して、振
動により本人のみ伝達させるようにしたものが賞用され
始めてきた。
従来の振動源としては、比較的小入力で大きな揺動が得
られる遠心力を利用したモータが多用されているが、偏
心カムにタングステン等を用いるため、超小型、薄型に
なるほど高価なものになってしまう欠点がある。
この考案は、上記のような問題点を解決するために創成
したもので、超細型のペンシル型ページャに用いて比較
的安価な振動源としてのソレノイドを提供しようとする
ものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のページャ用振動源としてのソレノイドは、磁性
体からなる可動部材と、この可動部材を遊嵌させた筒体
と、この筒体に配された駆動コイルと、前記可動部材の
衝撃を緩和せしめるダンパー部材とからなり、このダン
パー部材は、ゴム状弾性体からなるものである。
また、磁性体からなる可動部材と、この可動部材を遊嵌
させた筒体と、この筒体に配された駆動コイルと、前記
可動部材の衝撃を緩和せしめるダンパー部材とからな
り、このダンパー部材は、同極を対向させるとともに前
記可動部材の動作方向に配置された磁石からなるもので
ある。
(作用) このようにすれば、駆動コイルに通電することにより、
可動部材はダンパー部材によって外部に音を発生させる
ことなく、筒体内において振動するので、ソレノイド全
体を振動源とすることができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、パルス駆動等で用いる2駆動コイル型からな
るもので、プラスチック製の筒体1の内部に鉄製の金属
球からなる可動部材2を遊嵌し、この可動部材2は、比
較的弱いスプリングからなるダンパー部材3、4で軽く
押さえられ、前記筒体1の両端に配した金属製キャップ
5、6に支承されている。前記筒体1の両端外周にはそ
れぞれ駆動コイル7、8が巻回され、全体として円筒型
のソレノイドに構成されている。図中Tは駆動コイル導
出用ターミナルである。
このようにしたので、駆動コイル7にパルスを印加する
と、鉄製の金属球からなる可動部材2はダンパー部材3
に逆らって駆動コイル7側に吸引される。次に駆動コイ
ル7へのパルス通電をオフにし、駆動コイル8への逆の
パルス通電を印加すると、可動部材2はダンパー部材3
の力で押し戻され、今度は駆動コイル8側へ吸引する。
この動作をパルスにより短時間で繰返すと、可動部材2
は筒体1内で振動し、ソレノイド全体が振動することに
なる。
第2図は、この考案の第2の実施例を示したもので、上
述と異なり、駆動コイル7は1個のみで一方向パルス通
電により可動部材2を振動させるようにしたものであ
る。
このときパルス通電の波長(時間)を可動部材の固有振
動数と合わせるように設定すれば、共振が起き、少ない
入力で大きな振動が得られることになる。この場合筒体
1は一方が閉じられているように構成するのは言うまで
もない。
このようにした場合は、駆動コイルが1個ですむのでコ
スト的に有利となる。
第3図は、第3の実施例として、ダンパー部材にゴム状
弾性体33、44を用いたものである。
このようにすると極めて低騒音が期待できる。
第4図は、第4の実施例としてダンパー部材に磁石の反
発力を利用したもので、すなわち鉄製の円筒型可動部材
22の両端にそれぞれ磁石M3、M4を配し、これに対向して
筒体1の端部に配した金属製キャップ5、6に同極の磁
石N3、N4を配してなるものである。
このようにすると可動部材22は両端に当らなくなるので
無音化ができる。
第5図は、この考案の第5の実施例を示し、可動部材を
スイッチング部材として用いた直流ソレノイド型で、す
なわち貴金属メッキした可動部材222は、これも貴金属
メッキしたりん青銅製ばねからなるダンパー部材33、44
を介して筒体1の両端に配した金属製キャップ5、6に
支承され、前記筒体の一方の端部外周に駆動コイル7が
巻回され、かつ一方の金属製キャップ5には駆動コイル
7の一方の端末が電気的接続されている。
このように構成したソレノイドを実際に供用するには、
単4のような乾電池Vが他方の金属製キャップ6に直接
セットされ、駆動コイルの他方の端末はスイッチ(図示
せず)を介して電池の一極に接続される。
このとき前出のスイッチ(図示せず)をオンすれば、可
動部材222は導電性のばねからなるダンパー部材33、44
を介して通電され、ダンパー部材33のばね圧に逆らって
駆動コイル7に吸引される。すると他方の導電性ばねか
らなるダンパー部材44が可動部材222から離れ、駆動コ
イル7は無通電となり、前記ばね圧により復帰する。こ
のようにして可動部材222が振動することになる。
このように構成すると単4乾電池一本で駆動できるの
で、電気回路が簡単となる利点がある。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、ダンパー部材を、ゴ
ム状弾性体で構成したことにより、可動部材が振動する
際にダンパー部材との接触によって生じる接触音を防止
することができるので、装置としての低騒音化を著しく
向上できる。
また、ダンパー部材を、同極を対向させるとともに可動
部材の動作方向に配置された磁石で構成したことによ
り、可動部材を振動させても磁石の反発力によって接触
を避けることができるので、その無音化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の要部断面図、第2図は
同第2の実施例の同図、第3図は同第3の実施例の同
図、第4図は同第4の実施例の同図、第5図は同第5の
実施例の同図である。 1は筒体 2、22、222は可動部材 3、4、M3、M4、N3、N4、33、44はダンパー部材 7、8は駆動コイル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体からなる可動部材と、この可動部材
    を遊嵌させた筒体と、この筒体に配された駆動コイル
    と、前記可動部材の衝撃を緩和せしめるダンパー部材と
    からなり、このダンパー部材は、ゴム状弾性体からなる
    ページャ用振動源としてのソレノイド。
  2. 【請求項2】磁性体からなる可動部材と、この可動部材
    を遊嵌させた筒体と、この筒体に配された駆動コイル
    と、前記可動部材の衝撃を緩和せしめるダンパー部材と
    からなり、このダンパー部材は、同極を対向させるとと
    もに前記可動部材の動作方向に配置された磁石からなる
    ページャ用振動源としてのソレノイド。
JP1989021006U 1989-02-23 1989-02-23 ページャ用振動源としてのソレノイド Expired - Lifetime JPH0746377Y2 (ja)

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JPH02111200U JPH02111200U (ja) 1990-09-05
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JP2002159914A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Azden Corp 振動発生器
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JPS60202315A (ja) * 1984-03-28 1985-10-12 Toshiba Corp 緩み診断装置用加振器
JPS6150676A (ja) * 1984-08-15 1986-03-12 株式会社東芝 ゆるみ診断装置用加振器

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