JPH0746230A - Srtsのジッタ低減方式 - Google Patents

Srtsのジッタ低減方式

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JPH0746230A
JPH0746230A JP5184811A JP18481193A JPH0746230A JP H0746230 A JPH0746230 A JP H0746230A JP 5184811 A JP5184811 A JP 5184811A JP 18481193 A JP18481193 A JP 18481193A JP H0746230 A JPH0746230 A JP H0746230A
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jitter
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jitter reduction
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紅 村上
Hitoshi Uematsu
仁 上松
Hiromi Ueda
裕巳 上田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATM通信のSRTS方式において発生する
低周波ジッタの振幅を低減する。 【構成】 送信側で、ネットワーククロックfnに同期
したクロックfnxで駆動されるカウンタ1の出力を、
転送される信号のクロックfsのN分周クロックでラッ
チする際に、N分周をその平均値NOの回りで変化させ
ることにより、受信側で発生するジッタを低減する。こ
のとき、受信側回路構成は従来より知られている回路構
成でよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Asynchronous
Transfer Mode:非同期転送モード)通信においてネッ
トワーククロックと非同期の信号をセル化して転送する
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】CCITT勧告1.363では、ATM
でネットワーククロックと非同期の信号をセル化して転
送する際に元の信号の周波数情報を転送する手段とし
て、SRTS(Synchronous Residual Time Stamp )と
いうものを勧告している。これは、I.363に示され
ているように、ネットワーククロックfnのx分周クロ
ックfnxでpビットカウンタを駆動し、このカウンタ
の出力を転送される信号のクロックfsのNカウント毎
にラッチする。ラッチした結果はRTS(ResidualTime
Stamp )と呼ばれる。このRTSをセル中のCSI(C
onvergence Sublayer Indiation)ビットを使用して転
送し、受信側では受信したRTSをもとに位相同期発振
器PLOによりクロックfsを再生する。
【0003】従来より知られている回路として、たとえ
ば文献(CCITT SG XVIII D.1745, Melbourne, December
1991 )に示されているものがある。送信側の回路例を
図4に、受信側の回路例を図5に示す。図4はCCIT
T勧告I.363に示されているものである。1のpビ
ットカウンタはX分周クロックfnxで駆動されてフリ
ーランしている。転送される信号のクロックfsのNク
ロック毎にpビットカウンタの出力はラッチされ、RT
S情報として送信出力される。受信側では、受信したR
TSはFIFOメモリ51に蓄積される。メモリ51よ
り読み出されたRTSは、分周クロックfnxにより駆
動されるpビットカウンタ55の出力とpビット比較回
路52により比較される。別にM1分周カウンタ56が
用意され、これもクロックfnxで駆動される。ここで
M1はN*fnx/fsよりも少し小さい値に設定され
る。M1分周カウンタ56のカウント値が一杯になる
と、ゲート回路53を開き、自身は停止する。ゲート回
路53が開かれた後にpビット比較回路52から出力さ
れる一致パルスは、位相同期発振器54に供給されると
同時に、M1分周カウンタをリセットし、またメモリ5
1から新たなRTSを読み出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】SRTSは、よく知ら
れているパルススタッフ同期方式と類似の技術である。
パルススタッフ同期においては、待ち時間ジッタと呼ば
れる低周波ジッタが発生することが知られている(たと
えば、山下編著「やさしいディジタル伝送」、電気通信
協会)。同様に、SRTSにおいても低周波ジッタが発
生する。文献(村上「SRTSにおけるジッタ」、19
92年度電子情報通信学会春季大会発表予定)によれ
ば、低周波ジッタの振幅Ajは、
【0005】
【数1】 で与えられる。ここで、Nはpビットカウンタ出力をラ
ッチする周期を決めるパラメータであり、
【0006】
【数2】Mq=[N*fnx/fs] ただし、[x]は越えない最大の整数を表すガウス記号
であり、また
【0007】
【数3】 R=N*fnx/fs−Mq =q/p であり、p,qは整数とし、従ってRは有理数である。
Rは剰余(residue )と呼ばれるパラメータである。前
記文献に記述されているように、Rが有理数の近傍で上
記式1で与えられる振幅の低周波ジッタが発生する。低
周波ジッタは位相ロックループPLLなどで抑圧するこ
とが困難であり、品質を劣化させる。
【0008】北米のDS3インタフェースであるfs=
44.736MHzの場合のMqの値(Mq=522
8)に対し、剰余Rが0から1の範囲について出力ジッ
タ振幅をシミュレーションにより求めた結果を図6に示
す。ただし、図5におけるPLLとして、ジッタカット
オフ周波数を44.736MHzの1ppmである4
4.736Hzとしたものを用いた。図6にはまた、4
4.736MHzをその許容周波数偏差±20ppmで
変化させた場合の剰余Rの変化範囲が示してある。図6
から、剰余Rが0.5付近で約0.3UIp−pの低周
波ジッタが発生することがわかる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術で送
信側のpビットカウンタ出力をラッチする周期を決める
パラメータNを、その平均値NOの上下に変動させるこ
とによって、発生するジッタを低減するものである。
【0010】
【作用】送信側で、ネットワーククロックfnを分周し
たクロックfnxで駆動されるカウンタの出力をラッチ
する際に、転送される信号の分周比Nを変化させること
によって、受信側で発生するジッタを低減することがで
きる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0012】図1は、本発明によるジッタ低減方式の構
成を示すブロック図である。本発明は、従来技術の送信
側にのみ変更を加えるものであり、従って図1は送信側
の回路例である。受信側はたとえば図5の従来回路がそ
のまま利用できる。
【0013】図1において、1はネットワーククロック
fnのx分周クロックfnxで駆動されるpビットカウ
ンタ、2はカウンタ出力を転送される信号のクロックf
sのNカウント毎にラッチするpビットラッチ回路で、
ラッチした結果をRTSとしてセル中のCSIビットを
使用して受信側に転送される。4はラッチ回路3を制御
するためのN進カウンタで、分周比Nは外部から時間的
に変化させることができるものであり、この点の構成が
本発明の特徴とするものである。
【0014】図1の送信側回路例は、図4に示した従来
技術の送信側回路例に対して、N分周カウンタ3の分周
比を外部から制御できるようにしたものであり、分周比
Nはその平均値NO,NO+1,NO−1のいずれかの
値を取ることができる。ここで、分周比はN分周カウン
タの1周期毎に変化させる。従ってN分周カウンタは、
たとえば最初の1周期ではNO分周、次の1周期ではN
O+1分周、さらに次の1周期ではNO−1分周とな
る。分周比をどのように変化させるかは、対象となるシ
ステムのパラメータによって決定される。
【0015】図2は、図6の従来例と同じく、北米のD
S3インタフェースである44.736MHzにおける
Mqに対し、NをNO,NO+1,NO−1の順で周期
3で変化させた場合の出力ジッタ振幅を、剰余Rが0か
ら1の範囲についてシミュレーションにより求めたもの
である。なお、受信側回路は図5のものを用い、図6の
従来例と同じく、PLLのジッタカットオフ周波数は4
4.736MHzとした。図6の従来技術の出力ジッタ
に比べて、たとえば剰余R=0.0、0.5、1.0で
はジッタ振幅が減少していることがわかる。従って、北
米のDS3インタフェースである44.736MHzの
許容周波数範囲においてはジッタ振幅が低減されてい
る。一方、R=1/3ではジッタ振幅は増加している。
すなわち、Nを周期3で変化させた場合はR=0.0、
0.5、1.0の付近で効果があることがわかる。
【0016】図3は、NをNO+1,NO−1の順に周
期2で変化させた場合の出力ジッタのシミュレーション
結果である。使用したパラメータは図2と同じである。
この場合、R=1/3でジッタ振幅が図6に比べて減少
している。一方、R=0.5ではジッタ振幅は増加して
いる。
【0017】以上より、与えられた剰余Rに対してpビ
ットカウンタをラッチする周期を決めるパラメータNの
変化を適切に選択することにより、出力ジッタ振幅を低
減できることがわかる。しかも、本発明はもっぱら送信
側回路のみの変更で実現でき、受信側回路は従来技術で
よく、たとえば本発明を適用した装置と適用していない
装置がシステム内に混在している場合でも、互いに自由
に相互接続することができるという利点がある。
【0018】なお、ここではNの変化周期を2または3
の場合を例示したが、これ以外の変化周期を採用するこ
とも可能である。さらに、周期性なくランダムにNを変
化させることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればSR
TS方式を採用した場合の出力ジッタ振幅を簡単な回路
で効果的に低減させることができる。また、本発明を適
用していない装置とも自由に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるジッタ低減方式の構成を示すブ
ロック図。
【図2】本発明にかかるジッタ低減方式の出力ジッタ振
幅のシミュレーション結果を示す図。
【図3】本発明にかかるジッタ低減方式の出力ジッタ振
幅のシミュレーション結果を示す図。
【図4】従来のSRTSの送信側の構成を示すブロック
図。
【図5】従来のSRTSの受信側の構成を示すブロック
図。
【図6】従来のSRTS方式による出力ジッタ振幅のシ
ミュレーション結果を示す図。
【符号の説明】
1 pビットカウンタ 2 pビットラッチ回路 3 N進カウンタ 51 FIFOメモリ 52 pビット比較回路 53 ゲート回路 54 位相同期発振器 55 pビットカウンタ 56 M1進カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 裕巳 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーククロックに同期したクロッ
    クで駆動されるカウンタの出力を、転送される情報のク
    ロックのN分周クロックでラッチした結果を転送するS
    RTS方式において、前記転送される情報のクロックの
    分周比Nを、その平均値NOの上下に変化させる手段を
    有することを特徴とするジッタ低減方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、分周比Nをその平均
    値NO,NO+1,NO−1の3種類で変化させる手段
    を有することを特徴とするジッタ低減方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、分周比Nをその平均
    値NOに対してNO+1,NO−1の2種類で変化させ
    る手段を有することを特徴とするジッタ低減方式。
  4. 【請求項4】 請求項1において、分周比Nをその平均
    値NOの上下に周期的に変化させる手段を有することを
    特徴とするジッタ低減方式。
  5. 【請求項5】 請求項4において、分周比NをNO,N
    O+1,NO−1の順またはNO,NO−,NO+の順
    に周期3で変化させる手段を有することを特徴とするジ
    ッタ低減方式。
  6. 【請求項6】 請求項4において、分周比NをNO+
    1,NO−1の順に周期2で変化させる手段を有するこ
    とを特徴とするジッタ低減方式。
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