JPH0746229Y2 - スクリーン開閉装置 - Google Patents

スクリーン開閉装置

Info

Publication number
JPH0746229Y2
JPH0746229Y2 JP9818690U JP9818690U JPH0746229Y2 JP H0746229 Y2 JPH0746229 Y2 JP H0746229Y2 JP 9818690 U JP9818690 U JP 9818690U JP 9818690 U JP9818690 U JP 9818690U JP H0746229 Y2 JPH0746229 Y2 JP H0746229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
cord
curtain
screen
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9818690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0456088U (ja
Inventor
進 三木
Original Assignee
エスエム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスエム工業株式会社 filed Critical エスエム工業株式会社
Priority to JP9818690U priority Critical patent/JPH0746229Y2/ja
Publication of JPH0456088U publication Critical patent/JPH0456088U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0746229Y2 publication Critical patent/JPH0746229Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、カーテンや緞帳等のスクリーンの
開閉に用いられる電動式又は手動式のスクリーン開閉装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、上述例のカーテン開閉装置としては、例えば、第
8図に示すように、ボックスレール19内部に設けたモー
タユニット20の動力により回転軸21を正逆回転させ、同
軸上に4個固定された同一巻取り径の各巻取りドラム22
…に各昇降コード23…を均等に巻取り又は巻戻しして、
カーテン24全体を水平姿勢に開閉するカーテン開閉装置
25がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述のように構成されたカーテン開閉装置25に
於いて、例えば、カーテン24の開閉姿勢を山形に変更す
る場合、回転軸21の左右両端部に固定された同一巻取り
径の各巻取りドラム22…を、巻取り径の大きい各巻取り
ドラム22…と交換したり、或いは、同軸上に固定された
各巻取りドラム22…を全部交換するので、開閉姿勢の変
更に際しては、同一及び異なる巻取り径の巻取りドラム
22を複数種準備しなければならず、開閉姿勢に対応した
巻取りドラム22の選択及び交換作業に手間が掛かるだけ
でなく、組付け部品が増加してコストアップとなる問題
点を有している。
この考案は上記問題に鑑み、巻取りユニットの自重で昇
降コードを繰出し又は回収することにより、昇降コード
の繰出し寸法を可変設定するだけで、スクリーンの開閉
姿勢を山形や波形等に設定変更することができるスクリ
ーン開閉装置の提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、回転軸上の巻取りドラムに昇降コードを巻
取り又は巻戻ししてスクリーンを開閉するスクリーン開
閉装置であって、上記昇降コードの下端部に、該昇降コ
ードを繰出し又は回収する巻取りユニットを取付けると
共に、上記巻取りユニットに、該ユニットの自重付加に
より昇降コードの設定された寸法の繰出しを許容し、該
ユニットの自重解除により昇降コードを回収するコード
巻取り機能を備えたスクリーン開閉装置であることを特
徴とする。
(ホ) 作用 この考案のスクリーン開閉装置は、スクリーンの引上げ
時に於いて、回転軸をコード巻取り方向に回転して、同
軸上の複数個固定された各巻取りドラムに各昇降コード
を均等に巻取ると共に、これら各昇降コードの下端部に
取付けた各巻取りユニットに自重を付加して、これら各
巻取りユニット側に巻取り回収された各昇降コードを設
定された寸法だけ繰出す。
すなわち、昇降コードの繰出し寸法が短いと、これと対
応するスクリーンの下端部は先行して引上げられ、且
つ、昇降コードの繰出し寸法が長いと、これと対応する
スクリーンの下端部は繰出し寸法だけ遅れて引上げら
れ、各巻取りユニットから繰出される昇降コードの繰出
し寸法と対応して、スクリーン全体が山形や波形等の開
閉姿勢のまま引上げられる。
一方、スクリーンの引下げ時に於いて、回転軸をコード
巻戻し方向に回転して、同軸上の各巻取りドラムに巻取
られた各昇降コードを均等に巻戻すと共に、各巻取りユ
ニットの降下をスクリーン自体の生地の張力又は下部に
接地して位置規制することで、各巻取りユニットに付加
された自重が解除され、これら各巻取りユニットに各昇
降コードを巻取り回収して、スクリーンを初期状態に引
下げる。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、巻取りユニットの自重を利用して設
定された寸法だけ昇降コードを繰出し又は回収するの
で、繰出し寸法が短いとスクリーンは先行して引上げら
れ、繰出し寸法が長いとスクリーンは遅れて引上げら
れ、この様に、昇降コードの繰出し寸法を可変設定する
だけで、スクリーンの開閉姿勢を山形や波形等に設定変
更することができ、従来例のように回転軸上の巻取りド
ラムを交換したり、巻取り径の異なる巻取りドラムを複
数種準備する必要がなく、昇降コードの下端部に巻取り
ユニットを取付けるだけで、要望に応じた開閉姿勢にス
クリーンを設定変更することが容易に行なえる。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はスクリーンの一例としてカーテンの開閉動作に用
いられる電動式のカーテン開閉装置を示し、第1図に於
いて、このカーテン開閉装置1は、窓枠上部(図示省
略)に架設するボックスレール2内部に回転軸3を軸支
し、同軸上に3個の巻取りドラム4を所定等間隔に隔て
て固定し、且つ、同軸上に減速機内蔵型のモータユニッ
ト5を動力伝達可能に直結して、このモータユニット5
の動力により回転軸3を正逆回転させ、同軸上の各巻取
りドラム4…に各昇降コード6a…を均等に巻取り又は巻
戻ししてカーテン7を開閉する。
上述のボックスレール2には、マジックテープ(登録商
標)(図示省略)を介してカーテン7の上端部を貼着固
定し、このボックスレール2の下面側中央部に垂下した
昇降コード6aはカーテン7の下端中央部に結付け、且
つ、ボックスレール2の左右両端部に垂下した昇降コー
ド6a,6aは、カーテン7の左右下端部に固定した巻取り
ユニット8,8の昇降コード6b,6bに夫々結付けている。
前述の巻取りユニット8は、第2図及び第3図に示すよ
うに、合成樹脂製のケース本体8aとケースカバー8bとを
嵌合固定し、相互を嵌合してなる空間部に巻取りドラム
9を収納保持すると共に、この巻取りドラム9の軸部9a
中心に支軸10を挿通し、且つ、巻取りドラム9の巻取り
面上に固定された昇降コード6bを、ケース本体8aの上面
部に形成したガイド孔8cに挿通している。
上述の巻取りドラム9の軸部9aには円筒形状のバネ装填
部9bを形成し、このバネ装填部9bに渦巻き状の巻取りバ
ネ11を緊縮して装填すると共に、この巻取りバネ11の中
心側端部を支軸10に係止固定し、外周側端部を巻取りド
ラム9の内周面に係止固定して、この巻取りバネ11の弾
性力により巻取りドラム9をコード巻取り方向に回動付
勢している。
且つ、巻取りユニット8の下面側に重り部材12をビス13
で締付け固定し、巻取りユニット8全体の重量を重り部
材12により増減調整して、巻取りバネ11によるコード巻
取り力と、巻取りユニット8全体の自重によるコード巻
戻し力とのバランスを可変設定する。
すなわち、巻取りユニット8全体の重量を重くすると、
巻取りバネ11のコード巻取り力よりも、巻取りユニット
8全体の自重によるコード巻戻し力の方が大きくなり、
昇降コード6bの繰出し寸法hが長くなる。
一方、巻取りユニット8全体の重量を軽くすると、巻取
りユニット8全体の自重によるコード巻戻し力よりも、
巻取りバネ11によるコード巻取り力の方が大きくなり、
昇降コード6bの繰出し寸法hが短くなる。
前述のモータユニット5には電源コード14とスイッチボ
ックス15とを接続し、このスイッチボックス15にはOPEN
スイッチ16と、STOPスイッチ17と、CLOSEスイッチ18と
を配列している。
以上のように構成されたカーテン開閉装置1の動作を説
明する。
先ず、カーテン7を引上げる場合、スイッチボックス15
のOPENスイッチ16をスイッチ操作して、モータユニット
5の動力により回転軸3をコード巻取り方向に回転さ
せ、同軸上の各巻取りドラム4…に各昇降コード6a…を
均等に巻取り、カーテン7の下端中央部を先行して引上
げる。
すなわち、カーテン7の引上げ開始時に於いて、巻取り
ユニット8に内蔵された巻取りバネ11のコード巻取り力
は、同側の巻取りドラム9に巻回された昇降コード6bの
繰出し寸法hと対応して強くなるので、引上げ開始直後
は昇降コード6bの繰出し寸法hが短いため、巻取りバネ
11のコード巻取り力よりも、巻取りユニット8の自重に
よるコード巻戻し力の方が大きく、第4図に示すよう
に、カーテン7の左右下端部に取付けた巻取りユニット
8,8に自重を付加して、これら巻取りユニット8,8をカー
テン7自体の生地の張力により下限降下位置に規制し、
且つ、回転軸3上の各巻取りドラム4…に各昇降コード
6a…を夫々巻取ることで、巻取りユニット8,8に内蔵さ
れた巻取りバネ11,11のコード巻取り力に抗して、同側
の巻取りドラム9,9に巻回された昇降コード6b,6bが夫々
繰出され、カーテン7の下端中央部のみが先行して引上
げられる。
引上げ途中に於いて、巻取りユニット8,8に内蔵された
巻取りバネ11,11のコード巻取り力と、これら巻取りユ
ニット8,8の自重によるコード巻戻し力とが釣り合う
と、第5図に示すように、これら巻取りユニット8,8か
ら繰出された昇降コード6b,6bの繰出し寸法hだけ遅れ
てカーテン7の左右下端部が引上げられる。
次に、カーテン7の下端中央部が上限引上げ位置に到達
した時点で、スイッチボックス15のSTOPスイッチ17をス
イッチ操作又はリミットスイッチ等によりモータユニッ
ト5の駆動を停止制御して、カーテン7の引上げ動作を
停止させることで、第6図に示すように、カーテン7全
体が山形姿勢に引上げられる。
一方、カーテン7を引下げる場合、スイッチボックスの
CLOSEスイッチ18をスイッチ操作して、モータユニット
5の動力により回転軸3をコード巻戻し方向に回転さ
せ、同軸上の各巻取りドラム4…に巻取られた各昇降コ
ード6a…を夫々巻戻すことで、先にカーテン7の左右下
端部に取付けた巻取りユニット8,8が下限降下位置に到
達して、カーテン7自体の生地の張力により巻取りユニ
ット8,8の降下位置が規制されるため、これら巻取りユ
ニット8,8に付加された自重が解除され、同側の巻取り
ドラム9,9に昇降コード6b,6bが夫々巻取り回収され、さ
らに回転軸3上の各巻取りドラム4…に巻取られた各昇
降コード6a…を夫々巻戻すことで、カーテン7の下端中
央部が下限降下位置に到達し、カーテン7の引下げ動作
が終了する。
このように巻取りユニット8の自重を利用して設定され
た寸法だけ昇降コード6bを繰出し又は回収するので、昇
降コード6aを直接結付けたカーテン7の下端中央部は先
行して引上げられ、昇降コード6a,6aに巻取りユニット
8,8を取付けたカーテン7の左右下端部は、昇降コード6
b,6bの繰出し寸法hだけ遅れて引上げられ、この様に、
昇降コード6b,6bの繰出し寸法hを可変設定するだけ
で、カーテン7の開閉姿勢を山形や波形等に設定変更す
ることができ、回転軸3上の巻取りドラム4を交換した
り、巻取り径の異なる巻取りドラム4を複数種準備する
必要がなく、回転軸3上の巻取りドラム4,4に巻回され
る昇降コード6a,6aの下端部に巻取りユニット8,8を夫々
取付けるだけで、要望に応じた開閉姿勢にカーテン7を
設定変更することが容易に行なえる。
また、カーテン7の右側下端部又は左側下端部の何れか
片側を先行して引上げるもよく、上述の実施例の開閉姿
勢のみに限定されるものではない。
例えば、第7図に示すように、ボックスレール2側に複
数本垂下された各昇降コード6a…と、カーテン7側に複
数個取付けた各巻取りユニット8…の各昇降コード6b…
とを夫々結付け、これら各巻取りユニット8…の重量を
調整して各昇降コード6b…の繰出し寸法hを設定するこ
とで、カーテン7の開閉姿勢を波形等に可変設定するこ
とができる。
また、巻取りユニット8側に回収される昇降コード6bに
ストッパ(図示省略)を取付け、このストッパ(図示省
略)の取付け位置を可変調節して、巻取りユニット8か
ら繰出される昇降コード6bの繰出し寸法hを設定するこ
とで、上述と同様にカーテン7の開閉姿勢を可変設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示し、 第1図はカーテン開閉装置の全体正面図、 第2図は巻取りユニットの拡大縦断側面図、 第3図は巻取りユニットの拡大縦断正面図、 第4図は引上げ開始直後のカーテンを示す後面図、 第5図は引上げ動作途中のカーテンを示す後面図、 第6図は引上げ終了時のカーテンを示す後面図、 第7図は他の実施例を示すカーテン開閉装置の全体後面
図、 第8図は従来例のカーテン開閉装置を示す全体正面図で
ある。 1……カーテン開閉装置、3……回転軸 4……巻取りドラム、5……モータユニット 6a,6b……昇降コード、7……カーテン 8……巻取りユニット、9……巻取りドラム 11……巻取りバネ、12……重り部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に軸支した回転軸の正逆回転によ
    り、同軸上の巻取りドラムに昇降コードを巻取り又は巻
    戻ししてスクリーンを開閉するスクリーン開閉装置であ
    って、 上記昇降コードの下端部に、該昇降コードを繰出し又は
    回収する巻取りユニットを取付けると共に、 上記巻取りユニットに、該ユニットの自重付加により昇
    降コードの設定された寸法の繰出しを許容し、該ユニッ
    トの自重解除により昇降コードを回収するコード巻取り
    機能を備えた スクリーン開閉装置。
JP9818690U 1990-09-18 1990-09-18 スクリーン開閉装置 Expired - Lifetime JPH0746229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9818690U JPH0746229Y2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 スクリーン開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9818690U JPH0746229Y2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 スクリーン開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0456088U JPH0456088U (ja) 1992-05-13
JPH0746229Y2 true JPH0746229Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=31839163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9818690U Expired - Lifetime JPH0746229Y2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 スクリーン開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0746229Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0456088U (ja) 1992-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6412194B2 (ja) カーテン制御装置及びこのカーテン制御装置を含むカーテンシステム
US6149094A (en) Spring motor
US8739853B2 (en) Cordless blind and operator device
US6644372B2 (en) Cordless blind
EP1536096B1 (en) Cord winding device for a blind
US2390826A (en) Cordless venetian blind
CN111566306B (zh) 无绳百叶窗装置
US20140069595A1 (en) Automatic roller shade
US9121221B2 (en) Cord-winding assembly of a window blind
CN109892768B (zh) 一种罗马伞
US5983825A (en) Flag protective device
JPH0746229Y2 (ja) スクリーン開閉装置
US3916974A (en) Roller device for a flexible sheet
JP2994552B2 (ja) プリーツカーテン
KR102449141B1 (ko) 엉킴 복원 기능을 갖는 코드리스 블라인드 장치
JP3486380B2 (ja) カーテンの開閉装置
JP2699897B2 (ja) カーテン開閉装置
JP6886703B2 (ja) 巻取機構及び物干し装置
JP2002332785A (ja) 日射遮蔽装置
JP3218409B2 (ja) ロールスクリーン
KR20180137822A (ko) 블라인드 장치
JPH04778Y2 (ja)
JPH09310571A (ja) ブラインド
CN217938055U (zh) 智能马桶
JP7046724B2 (ja) ブラインドの操作装置