JPH0746052A - 電力増幅回路 - Google Patents

電力増幅回路

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JPH0746052A
JPH0746052A JP5185920A JP18592093A JPH0746052A JP H0746052 A JPH0746052 A JP H0746052A JP 5185920 A JP5185920 A JP 5185920A JP 18592093 A JP18592093 A JP 18592093A JP H0746052 A JPH0746052 A JP H0746052A
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Japan
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pulse
output
pulse width
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width modulator
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JP5185920A
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Shunpei Ito
俊平 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力増幅部及び変調増幅部50の前段側での
異常動作を、この異常動作により変調増幅部50等で故
障が発生する前に高速で検出することができ、これによ
り本回路の一部で発生した故障がその後段側の変調増幅
部50等に及ぶのを回避する。 【構成】 音声信号をパルス幅変調するパルス幅変調器
9の出力パルス波形と、該パルス幅変調器9の出力を増
幅するパルス増幅器10の出力パルス波形とを入力とす
るEX−OR回路13を設け、該回路13からHレベル
の信号が出力されたとき、これを検出して上記パルス幅
変調器9の動作を停止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電力増幅回路に関し、
特に送信機の電力増幅回路における保護回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の中波送信機の電力増幅系統
の構成を説明するための回路図であり、図において、1
は前段からの搬送波を受ける搬送波入力端子、2は該入
力端子1に入力された搬送波を位相反転して電力増幅部
30へ出力するトランス、3及び4は該電力増幅部30
を構成する相互に直列接続されたNPNトランジスタで
あり、一方のトランジスタ3のコレクタが電源に接続さ
れ、両トランジスタ3,4の接続点は、相互に直列接続
されたコイル31及びコンデンサ32を介して出力端子
7に接続されている。また、上記出力端子7とコンデン
サ32との間の線路部分には、上記電力増幅部30から
出力される信号の信号レベルを検出する出力検出回路5
が結合されており、そのレベル検出信号が出力端子6に
出力されるようになっている。
【0003】また、8は音声信号が入力される音声入力
端子、40は該音声入力端子8より入力された音声信号
を変調増幅する変調増幅部で、音声信号をパルス幅変調
するパルス幅変調器(PDM)9と、該パルス幅変調出
力をD級増幅するパルス増幅器10とから構成されてお
り、上記パルス増幅器10は、ベースが上記パルス幅変
調器9の出力に接続され、エミッタが接地されたトラン
ジスタにより構成されている。また上記パルス増幅器1
0を構成するトランジスタのコレクタは、低域ろ波器
(LPF)11及び電流検出抵抗器12を介して、上記
電力増幅部30を構成するうちの一方のトランジスタ4
のエミッタに接続されており、上記電力増幅部30及び
パルス増幅器10を流れる直流電流が上記電流検出抵抗
器12により検知され、その検知出力が電流検出端子1
3から得られるようになっている。
【0004】次に動作について説明する。上記中波送信
機の電力増幅回路では、図5に示すように、搬送波をD
級増幅する電力増幅部30と、音声入力のパルス幅変調
出力をD級増幅する変調増幅器10とを結合した構成を
とっており、搬送波入力端子1より入力された搬送波は
トランス2により位相反転され、直列接続のトランジス
タ3,4からなる電力増幅部30によりD級増幅され
る。
【0005】一方、音声入力端子8より入力された音声
信号はパルス幅変調器9によりパルス幅変調され、この
パルス幅変調器9の出力はトランジスタで構成される変
調増幅器10によりD級増幅される。そしてこの変調増
幅器10の出力はLPF11により音声信号にされ、さ
らに抵抗12を介して電力増幅部30に印加されること
となり、これにより増幅出力端子7には、音声信号にて
搬送波を振幅変調した振幅変調出力が得られる。
【0006】また、上記構成の電力増幅回路では、送信
機の搬送波レベル,つまり高周波出力が異常に大きくな
った時、この過大出力が上記出力端子7の手前の出力検
出回路5により検出され、また電力増幅部30及び変調
増幅器10を流れる直流電流が異常に増大した時には、
この過電流が、電力増幅部30と変調増幅器10との間
に接続した電流検出抵抗器12により検出され、これに
より上記搬送波入力が遮断され、あるいはパルス幅変調
器9の動作が停止されることとなり、このように従来の
電力増幅回路では、その一部が異常動作した時、その異
常動作によってその後段側で過大電流による故障等が誘
発することを回避できるようにしているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の中波
送信機の電力増幅回路では、電力増幅部30の出力であ
る搬送波レベル、あるいは変調増幅器10の出力である
電流値によって、過出力や過電流の発生を伴う異常動作
を検出しているため、これらの異常動作が検出された時
には、電力増幅部30や変調増幅器10に故障が発生し
てしまっていることが多い等の問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電力増幅部及び変調増幅部の前
段側での異常動作を、この異常動作により電力増幅部や
変調増幅部での故障が発生する前に高速で検出すること
ができ、これにより本回路の一部で発生した故障が電力
増幅部及び変調増幅部にまで及んでしまうことを回避す
ることのできる電力増幅回路を得ることを目的とする。
【0009】また、この発明は、入力信号をパルス幅変
調しD級増幅した変調増幅出力における歪みを補償でき
る回路を、簡易に実現することのできる電力増幅回路を
得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力増幅
回路は、入力信号をパルス幅変調するパルス幅変調器の
出力パルス波形と、該パルス幅変調器の出力を増幅する
パルス増幅器の出力パルス波形とを比較して両パルス波
形の一致信号あるいは不一致信号を出力するパルス波形
比較手段を備え、上記不一致信号により上記パルス幅変
調器の動作を停止するよう構成したものである。
【0011】この発明は、上記電力増幅回路において、
上記パルス幅変調器とパルス増幅器との間に接続され、
上記パルス幅変調器の出力を一定レベルまで増幅してパ
ルス増幅器に供給する駆動増幅器を備えるとともに、上
記パルス幅変調器の出力パルス波形と駆動増幅器の出力
パルス波形とを比較して両パルス波形の一致あるいは不
一致信号を出力する補助パルス波形比較手段を備え、上
記パルス波形比較手段及び補助パルス波形比較手段の出
力信号に基づいて上記パルス幅変調器の動作停止を制御
するよう構成したものである。
【0012】この発明は、上記電力増幅回路において、
音声信号を上記パルス幅変調器によりパルス幅変調して
ディジタル音声信号とし、該ディジタル音声信号を上記
パルス増幅器により増幅し、該増幅ディジタル音声信号
をパルス増幅器の出力に接続された低域ろ波器によりア
ナログ音声信号に変換するものである。
【0013】この発明に係る電力増幅回路は、入力信号
をパルス幅変調するパルス幅変調器の出力パルス波形
と、該パルス幅変調器の出力を増幅するパルス増幅器の
出力パルス波形とを比較して両パルス波形の一致信号あ
るいは不一致信号を出力するパルス波形比較手段を備え
るとともに、上記パルス波形比較手段の出力を検波して
上記入力信号の歪み成分を直流信号として出力する検波
手段を備え、該検波手段からの直流信号を、上記パルス
幅変調器の前段に接続された直流増幅器に帰還するよう
構成したものである。
【0014】
【作用】この発明においては、入力信号をパルス幅変調
するパルス幅変調器の出力パルス波形と、該パルス幅変
調器の出力を増幅するパルス増幅器の出力パルス波形と
を比較して両パルス波形の一致信号あるいは不一致信号
を出力するパルス波形比較手段を備え、上記不一致信号
により上記パルス幅変調器の動作を停止するよう構成し
たから、上記パルス幅変調器及びパルス増幅器から構成
される変調増幅部の動作状況が常に監視されることとな
り、該変調増幅部の回路動作の小さな変化をも検知する
ことができる。これにより、電力増幅部及び変調増幅部
の前段側での異常動作を、この異常動作により電力増幅
部や変調増幅部での故障が発生する前に高速で検出する
ことができ、その結果、本回路の一部で発生した故障が
電力増幅部及び変調増幅部にまで及ぶのを回避すること
ができる。
【0015】また、この発明においては、上記パルス幅
変調器とパルス増幅器との間に接続され、上記パルス幅
変調器の出力を一定レベルまで増幅してパルス増幅器に
供給する駆動増幅器を備えるとともに、上記パルス幅変
調器の出力パルス波形と駆動増幅器の出力パルス波形と
を比較して両パルス波形の一致あるいは不一致信号を出
力する補助パルス波形比較手段を備え、上記パルス波形
比較手段及び補助パルス波形比較手段の出力信号に基づ
いて上記パルス幅変調器の動作停止を制御するよう構成
したので、電力増幅部及び変調増幅部の前段側での異常
動作だけでなく、上記駆動増幅器自体に起因する異常動
作を、これらの異常動作により電力増幅部や変調増幅部
での故障が発生する前に高速で検出することができる。
【0016】また、この発明においては、入力信号をパ
ルス幅変調するパルス幅変調器の出力パルス波形と、該
パルス幅変調器の出力を増幅するパルス増幅器の出力パ
ルス波形とを比較して両パルス波形の一致信号あるいは
不一致信号を出力するパルス波形比較手段を備えるとと
もに、上記パルス波形比較手段の出力を検波して上記入
力信号の歪み成分を直流信号として出力する検波手段を
備え、該検波手段からの直流信号を、上記パルス幅変調
器の前段に接続された直流増幅器に帰還するようにした
ので、入力信号のパルス幅変調出力における歪みを補償
する回路を簡易に実現することができる。
【0017】
【実施例】実施例1.図1は本発明の第1の実施例によ
る送信機の電力増幅回路の構成を説明するための回路図
であり、図において、図5と同一符号は同一のものを示
し、17はパルス幅変調器9と変調増幅器10との間に
接続され、パルス幅変調器9の出力,つまり音声信号の
パルス幅変調出力を一定レベルまで増幅する駆動増幅器
であり、ここでは音声信号をパルス幅変調してD級増幅
する変調増幅部50は、パルス幅変調器9,変調増幅ト
ランジスタ10及び駆動増幅器17とから構成されてい
る。
【0018】また12は変調増幅器10の出力信号の一
部を取り出す分圧器、13はパルス幅変調器9の出力と
分圧器12の出力とを入力とするEX−OR回路で、パ
ルス幅変調器9の出力パルスの波形と、変調増幅器10
の出力パルスの波形とを比較し、両出力パスル波形が一
致している時は出力信号14がLレベルとなり、上記両
出力パルス波形が不一致である時には、出力信号14が
Hレベルとなるよう構成されている。また15は出力信
号14がHレベルとなっている状態を検出し、その制御
信号16により上記パルス幅変調器9の動作を停止する
等の制御を行う検出器である。
【0019】また、図2は上記EX−OR回路13への
入出力信号の波形を示す図であり、図2(a) はパルス幅
変調器9の出力パルスの波形、図2(b) は分圧器12の
出力パルスの波形、図2(c) はEX−OR回路13の出
力パルス14の波形を示している。
【0020】次に動作について説明する。音声入力端子
8より入力された音声信号はパルス幅変調器9によりパ
ルス幅変調され、その後段の駆動増幅器17により一定
レベルまで増幅されて変調増幅器10に入力される。こ
の変調増幅器10では上記パルス幅変調された音声信号
がD級増幅される。そしてこの変調増幅器10の出力は
LPF11を介してPA増幅回路(図5参照)へ出力さ
れ、従来の電力増幅回路と同様、音声信号による搬送波
の振幅変調が行われる。
【0021】ここでこの電力増幅系統が正常に動作して
いる場合は、パルス幅変調器9の出力パルス波形(図2
(a) )と分圧器12の出力パルス波形とは、パルス高さ
が異なるのみでパルス幅が同一となっており、上記EX
−OR回路13の出力信号14はLレベルのままとな
り、該EX−OR回路13から検出器15へは信号が出
力されない。
【0022】一方、上記電力増幅系統の一部の異常動作
により、駆動増幅器17の利得が低下した状態では、上
記変調増幅器10にとってはドライブ電力不足となり、
結果的に変調増幅器10のトランジスタのON期間が短
くなることになる。従って、図2(b) に示すように分圧
器12の出力パルス波形は、パルス幅変調器9の出力パ
ルス波形に比べてパルス幅が短いものとなり、EX−O
R回路13からは図2(c) に示すパルス信号が出力され
ることとなる。そして上記検出器15は、上記EX−O
R回路13から出力されたパルス信号を検出すると、制
御信号をパルス幅変調器9に出力してその動作を停止さ
せる。
【0023】このように本実施例1では、音声信号をパ
ルス幅変調するパルス幅変調器9の出力パルス波形と、
該パルス幅変調器9の出力を増幅するパルス増幅器10
の出力パルス波形とを入力とするEX−OR回路13を
設け、該回路13からHレベルの信号が出力されたと
き、これを検出して上記パルス幅変調器9の動作を停止
するようにしたので、上記パルス増幅器10の回路動作
における小さな変化をも検知することが可能となり、該
パルス増幅器10前段の駆動増幅器17等で発生した異
常動作を、この異常動作により該パルス増幅器10に障
害が発生する前に検出して、パルス幅変調器9の動作を
停止させることができる。これにより上記駆動増幅器1
7等で発生した障害がその後段のパルス増幅器10に及
ぶのを阻止することができ、信頼性の高い送信機が得ら
れる。
【0024】実施例2.図3は本発明の第2の実施例に
よる送信機の電力増幅回路の構成を説明するための図で
あり、図において図1と同一符号は上記第1の実施例と
同一のものを示し、13aは、パルス幅変調器9の出力
パルス波形と、駆動増幅器17の出力パルス波形とを入
力とする補助EX−OR回路、15aは該補助EX−O
R回路13aの出力信号のHレベルを検出する補助検出
器であり、また18は、上記検出器15と補助検出器1
5aの出力に基づいて上記パルス幅変調器9を制御する
制御器で、例えば上記各EX−OR回路13,13aの
出力信号を制御して上記パルス幅変調器9に出力し、上
記変調増幅部50の動作状態、及び駆動増幅器17自体
の動作状態に合わせて、上記パルス幅変調器9の動作を
停止する等の制御を行うよう構成されている。
【0025】このような構成の第2の実施例では、上記
第1実施例の構成に加えて、駆動増幅器17の出力パル
ス波形と、その入力パルス波形,つまりパルス幅変調器
9の出力パルス波形とを補助EX−OR回路13aによ
り比較して駆動増幅器17自体の動作状態を監視してい
るため、上記駆動増幅器17自体の故障による異常動作
を即座に検出することができる。また上記駆動増幅器1
7を含む変調増幅部50の動作状態の監視と合わせて、
上記駆動増幅器17自体の動作状態を監視しているた
め、変調増幅器10自体の動作状態をも把握することが
でき、各増幅器の監視とその保護を行える回路を容易に
実現することができる。
【0026】実施例3.図4は本発明の第3の実施例に
よる送信機の電力増幅回路の構成を説明するための図で
あり、図において、図1と同一符号は同一のものを示
し、19は上記EX−OR回路13の出力を検波して、
上記入力信号である音声信号の歪み成分を直流信号とし
て出力する検波器、9aは上記パルス幅変調器9の前段
に接続された直流増幅器で、ここでは上記電力増幅回路
は、上記検波器19の出力を上記直流増幅器9aに帰還
するよう構成されている。
【0027】このような構成を持つの本実施例31にお
いては、パルス幅変調器9の出力パルスの幅と、変調増
幅器10の出力パルスの幅とが比較されて、駆動増幅器
17及び変調増幅器10における本電力増幅回路の歪成
分が抽出され、上記両出力パルスの幅を比較するEX−
OR回路13の出力信号は上記歪成分を含んだものとな
る。このため、上記EX−OR回路13の出力を検波し
たDC成分が、パルス幅変調器9前段のDC増幅器9a
へ帰還されることにより、上記電力増幅回路における入
力信号の歪補償が行われる。
【0028】このように本実施例3では、音声信号をパ
ルス幅変調するパルス幅変調器9の出力パルス波形と、
該パルス幅変調器9の出力を増幅するパルス増幅器10
の出力パルス波形とを入力とするEX−OR回路13を
備えるとともに、該回路13の出力を検波して上記入力
信号の歪成分を直流信号として出力する検波器19を備
え、上記検波器19の出力を上記パルス幅変調器9の前
段に接続された直流増幅器9aに帰還するようにしたの
で、上記電力増幅回路における歪補償回路を簡易に実現
することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る電力増幅回
路によれば、入力信号をパルス幅変調するパルス幅変調
器の出力パルス波形と、該パルス幅変調器の出力を増幅
するパルス増幅器の出力パルス波形とを比較して両パル
ス波形の一致信号あるいは不一致信号を出力するパルス
波形比較手段を備え、上記不一致信号により上記パルス
幅変調器の動作を停止するよう構成したので、上記パル
ス幅変調器及びパルス増幅器から構成される変調増幅部
における回路動作の小さな変化をも検知することが可能
となり、これにより電力増幅部及び変調増幅部の前段側
での異常動作を、この異常動作により電力増幅部や変調
増幅部での故障が発生する前に高速で検出することがで
き、その結果、本回路の一部で発生した故障が電力増幅
部及び変調増幅部に及ぶのを回避することができる効果
がある。
【0030】また、この発明によれば上記電力増幅回路
において、上記パルス幅変調器とパルス増幅器との間に
接続され、上記パルス幅変調器の出力を一定レベルまで
増幅してパルス増幅器に供給する駆動増幅器を備えると
ともに、上記パルス幅変調器の出力パルス波形と駆動増
幅器の出力パルス波形とを比較して両パルス波形の一致
あるいは不一致信号を出力する補助パルス波形比較手段
を備え、上記パルス波形比較手段及び補助パルス波形比
較手段の出力信号に基づいて上記パルス幅変調器の動作
停止を制御させるようにしたので、電力増幅部及び変調
増幅部の前段側での異常動作だけでなく、上記駆動増幅
器自体に起因する異常動作を、これらの異常動作により
電力増幅部や変調増幅部での故障が発生する前に高速で
検出することができる効果がある。
【0031】また、この発明に係る電力増幅回路によれ
ば、入力信号をパルス幅変調するパルス幅変調器の出力
パルス波形と、該パルス幅変調器の出力を増幅するパル
ス増幅器の出力パルス波形とを比較して両パルス波形の
一致信号あるいは不一致信号を出力するパルス波形比較
手段を備えるとともに、上記パルス波形比較手段の出力
を検波して上記入力信号の歪み成分を直流信号として出
力する検波手段を備え、該検波手段からの直流信号を、
上記パルス幅変調器の前段に接続された直流増幅器に帰
還するようにしたので、入力信号のパルス幅変調出力に
おける歪みを補償する回路を簡単に実現することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による電力増幅回路に
おける変調増幅部の構成を示す回路図である。
【図2】上記変調増幅部の動作を説明するための波形図
である。
【図3】この発明の第2の実施例による電力増幅回路に
おける変調増幅部の構成を示す回路図である。
【図4】この発明の第3の実施例による電力増幅回路に
おける変調増幅部の構成を示す回路図である。
【図5】従来の中波送信機における電力増幅回路の構成
を示す回路図である。
【符号の説明】
8 音声入力端子 9 パルス幅変調器(PDM) 9a DC増幅器 10 変調増幅器 11 LPF(低域ろ波器) 12 分圧器 13 EX−OR回路 13a 補助EX−OR回路 15 検出器 15a 補助検出器 17 駆動増幅器 18 制御器 19 検波器 30 電力増幅部 50 調増幅部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をパルス幅変調するパルス幅変
    調器と、該パルス幅変調器の出力を増幅するパルス増幅
    器とを備えた電力増幅回路において、 上記パルス幅変調器の出力パルス波形と、上記パルス増
    幅器の出力パルス波形とを比較して両パルス波形の一致
    信号あるいは不一致信号を出力するパルス波形比較手段
    を備え、 上記不一致信号により上記パルス幅変調器の動作を停止
    するようにしたことを特徴とする電力増幅回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電力増幅回路において、 上記パルス幅変調器とパルス増幅器との間に接続され、
    上記パルス幅変調器の出力を一定レベルまで増幅してパ
    ルス増幅器に供給する駆動増幅器と、 上記パルス幅変調器の出力パルス波形と、駆動増幅器の
    出力パルス波形とを比較して両パルス波形の一致あるい
    は不一致信号を出力する補助パルス波形比較手段とを備
    え、 上記パルス波形比較手段及び補助パルス波形比較手段の
    出力信号に基づいて上記パルス幅変調器の動作停止を制
    御するようにしたことを特徴とする電力増幅回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電力増幅回路にお
    いて、 音声信号を上記パルス幅変調器によりパルス幅変調して
    ディジタル音声信号とし、 該ディジタル音声信号を上記パルス増幅器により増幅
    し、 該増幅ディジタル音声信号をパルス増幅器の出力に接続
    された低域ろ波器によりアナログ音声信号に変換するも
    のであることを特徴とする電力増幅回路。
  4. 【請求項4】 入力信号をパルス幅変調するパルス幅変
    調器と、該パルス幅変調器の出力を増幅するパルス増幅
    器とを備えた電力増幅回路において、 上記パルス幅変調器の出力パルス波形と、上記パルス増
    幅器の出力パルス波形とを比較するパルス波形比較手段
    と、 上記パルス波形比較手段の出力を検波して上記入力信号
    の歪み成分を直流信号として出力する検波手段とを備
    え、 該検波手段からの直流信号を、上記パルス幅変調器の前
    段に接続された直流増幅器に帰還するようにしたことを
    特徴とする電力増幅回路。
JP5185920A 1993-07-28 1993-07-28 電力増幅回路 Pending JPH0746052A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235526A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd パルス変調型電力増幅器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235526A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd パルス変調型電力増幅器

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