JPH0745821A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH0745821A
JPH0745821A JP20720993A JP20720993A JPH0745821A JP H0745821 A JPH0745821 A JP H0745821A JP 20720993 A JP20720993 A JP 20720993A JP 20720993 A JP20720993 A JP 20720993A JP H0745821 A JPH0745821 A JP H0745821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
source
film
type
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20720993A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Ishida
守 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP20720993A priority Critical patent/JPH0745821A/ja
Publication of JPH0745821A publication Critical patent/JPH0745821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソース・ドレイン領域には浅い接合を形成
し、ポリシリコンゲート電極を十分低抵抗化するととも
に、P型ポリシリコンゲート電極中のボロン拡散に起因
するしきい値電圧の変動を防ぐ。 【構成】 ゲート絶縁膜12として下層がシリコン酸化
膜で上層がシリコン窒化膜の二層構造のものを形成す
る。ゲート電極13の表面、ソース・ドレイン形成領域
の表面、及び基板コンタクト部の表面にシリサイド層1
4を形成し、レジストパターン16をマスクとし、シリ
サイド層14を介して基板及びゲート電極13にP型不
純物としてBF2イオンを注入する。シリサイド層14
を介してイオン注入することにより、シリコン基板中の
P型不純物の注入飛程が浅くなる。その後、RTAによ
って約1000℃で30秒以下の熱処理を施して注入不
純物を活性化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMOS半型導体装置の製
造方法に関し、特に例えばサブミクロン以下と称される
ような微細パターンを有するMOS型半導体装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置プロセスは、微細化
が進むほどその工程数が増加する傾向にある。また、M
OSFETのプロセスでは、微細化が進むほど短チャネ
ル効果やホットキャリア効果など種々の問題が生じる。
【0003】同一基板にNチャネルMOSFETとPチ
ャネルMOSFETを形成したCMOSデバイスでは、
ポリシリコンゲート電極としてはN+ポリシリコンゲー
ト電極が広く用いられている。これは、ポリシリコン膜
上にリンガラスを堆積し、熱処理によってリンをポリシ
リコン膜に拡散させて低抵抗化を図ったシリコンゲート
電極である。そのようなCMOSデバイスでは、Nチャ
ネル側を表面チャネル型、Pチャネル側を埋込みチャネ
ル型にしている場合が多い。
【0004】しかし、微細化が進みサブミクロン以下と
称されるようなプロセスになると、埋込み型構造では短
チャネル効果を抑制することが困難になるため、Pチャ
ネル型も表面型に移行せざるを得ない状況になってい
る。その場合、PチャネルMOSFETのしきい値電圧
を制御する上でデュアルゲート構造が必須になってい
る。デュアルゲート構造はNチャネルMOSFETでは
+ポリシリコンゲート電極、PチャネルMOSFET
ではP+ポリシリコンゲート電極(アクセプタ注入によ
るポリシリコンゲート電極の低抵抗化)になっているも
のをさす。
【0005】デュアルゲート構造CMOS型半導体装置
の製造方法としては、その工程数を削減するために、M
OSFETのゲート、ソース・ドレイン及び基板コンタ
クト領域をN型領域とP型領域でそれぞれ1回ずつのイ
オン注入工程で形成するセルフアラインプロセスが知ら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ゲートの長さが1μm
よりも短くなってサブハーフミクロンやクォーターミク
ロンと称されるような微細なMOSFETに、セルフア
ライン注入方法によりゲート電極の低抵抗化とソース・
ドレイン領域の形成を同時に行なおうとすると、次のよ
うな問題が生じる。
【0007】(1)ソース・ドレイン領域に要求される
浅い接合を形成するためのイオン注入条件でポリシリコ
ンゲート電極の低抵抗化を行なうと、ゲート絶縁膜近傍
のポリシリコンゲート電極は低抵抗化が不十分な空乏化
状態となり、MOSFETのしきい値電圧が変動した
り、高速動作の障害になる。
【0008】(2)NチャネルMOSFETでは不純物
として砒素又はリンが注入されるが、これらはPチャネ
ルMOSFETで用いられるボロンに比べて拡散係数が
小さいため、ゲート電極の低抵抗化が不十分になる問題
はNチャネルMOSFETにおいて一層大きな問題にな
っている。
【0009】(3)ソース・ドレイン領域の接合深さを
多少犠牲にしてポリシリコンゲート電極を十分低抵抗化
しようとした場合、P型ポリシリコンゲート電極中のボ
ロンはシリコン酸化膜中での拡散係数が大きいため、ゲ
ート電極にシリコン酸化膜を用いているときにはMOS
FETのチャネル領域にも拡散してしまい、しきい値電
圧を変化させる問題が生じる。
【0010】そこで、本発明はソース・ドレイン領域に
は浅い接合を形成し、ポリシリコンゲート電極を十分低
抵抗化するとともに、P型ポリシリコンゲート電極中の
ボロン拡散に起因するしきい値電圧の変動を防ぐことを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、シリコン基
板上にゲート絶縁膜を介してポリシリコンゲート電極を
形成した後、少なくともゲート電極及びソース・ドレイ
ン形成領域にシリサイド層を形成し、そのシリサイド層
を経てゲート電極及びソース・ドレイン形成領域に同時
にP型不純物(又はN型不純物)を注入し、短時間の熱
処理によって注入不純物を活性化させて、ゲート電極の
活性化とソース・ドレイン領域の形成を同時に行なう工
程を含んでいる。
【0012】好ましい態様では、製造されるMOSFE
TがPチャネル型である場合は、ゲート絶縁膜として下
層がシリコン酸化膜、上層がシリコン窒化膜である二層
膜を用いる。
【0013】本発明でデュアルゲート構造CMOS型半
導体装置を製造する場合は、以下の工程(A)から
(D)を含んでいる。(A)シリコン基板上にゲート絶
縁膜を介して膜厚が2000Å以下のポリシリコン膜を
堆積し、そのポリシリコン膜をゲート電極用にパターン
化する工程、(B)Nチャネル素子用のゲート電極、ソ
ース・ドレイン形成領域及びN型基板コンタクト領域に
開口をもつレジストパターンを介してN型不純物を注入
する工程、(C)Pチャネル素子用のゲート電極、ソー
ス・ドレイン形成領域及びN型基板コンタクト領域に開
口をもつレジストパターンを介してP型不純物を注入す
る工程、(D)N型注入不純物とP型注入不純物を同時
に活性化させるための短時間の熱処理工程。
【0014】不純物の拡散は基板シリコン単結晶中より
もポリシリコン膜中で大きく、特に短時間熱処理(RT
A)による活性化ではポリシリコン中でのみ不純物が拡
散するように条件を設定する。ポリシリコン膜中での不
純物拡散を考慮してN型不純物がポリシリコンゲート電
極のゲート絶縁膜付近まで拡散できるようにするため、
ポリシリコン膜の膜厚は2000Å以下が好ましい。シ
リサイドを介して不純物イオンを注入すると、注入エネ
ルギーが緩和されてソース領域及びドレイン領域への不
純物注入飛程が浅くなる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の製造方法をPチャネル型MO
SFETの製造に適用した一実施例を表わしている。シ
リコン基板にNウエル10、フィールド酸化膜11、ゲ
ート絶縁膜12、及びポリシリコンゲート電極13が形
成され、ゲート電極13の表面、ソース・ドレイン形成
領域の表面、及び基板コンタクト部の表面にはシリサイ
ド層14が形成されている。18はシリサイド層を形成
する際に形成されたゲート電極側面のシリコン窒化膜な
どの絶縁物によるサイドウォールスペーサである。シリ
サイド層14の形成方法としては、基板及びポリシリコ
ンの露出面上にチタン膜をスパッタリング法や選択CV
D法により堆積し、窒素中で例えば約675℃で約30
秒間のRTA処理を施してシリサイド化反応を起こさ
せ、その後、選択エッチング法により未反応のチタンを
除去したものである。シリサイド層14の膜厚は200
〜500Åである。
【0016】次に、PMOSFET用のソース・ドレイ
ン領域及びゲート電極上を露出させ、N型不純物が注入
される領域を被うようにレジストパターン16を形成す
る。ウエル10内でレジスト16で被われている基板表
面は基板コンタクト形成領域であり、N型不純物が注入
される領域である。図には現れていないが、CMOSデ
バイスを形成する場合には、Pウエル又はP型基板上に
基板コンタクト領域が存在するので、P型コンタクト領
域にも開口をもつようにレジストパターン16が形成さ
れる。そのレジストパターン16をマスクとし、シリサ
イド層14を介して基板及びゲート電極13にP型不純
物としてBF2イオンを注入する。シリサイド層14を
介してイオン注入することにより、シリコン基板中のP
型不純物の注入飛程が浅くなる。
【0017】その後、RTAによって約1000℃で3
0秒以下の熱処理を施して注入不純物を活性化する。こ
の活性化ではシリコン基板中のソース・ドレイン領域1
5のP型不純物プロファイルはほとんど変化しないが、
ポリシリコンゲート電極13中では拡散が速く起こり、
膜厚方向に均一なP型不純物プロファイルが得られる。
膜厚が約2000Åのポリシリコンゲート電極を十分低
抵抗化するためには、P型不純物は少なくとも1×10
15/cm2以上の注入ドーズ量が必要である。注入エネ
ルギーはBF2イオンを用いる場合は10〜30KeV
が適当である。このイオン注入のエネルギーやドーズ量
であれば、上記のRTAより高温、又は高温で長時間の
活性化を行なうと、ソース・ドレイン領域15の接合位
置が深くなるだけではなく、ポリシリコンゲート電極1
3中のボロンがチャネル領域に拡散してきて、しきい値
電圧を変動させる。
【0018】ゲート絶縁膜12としては一般にはシリコ
ン基板を熱酸化して得られるシリコン酸化膜が用いられ
る。ボロンはシリコン酸化膜中では拡散係数が大きいの
で、好ましい実施例としてはゲート絶縁膜12として下
層がシリコン酸化膜で上層がシリコン窒化膜の二層構造
のものとするのがよい。シリコン窒化膜はボロンの拡散
を抑え、ポリシリコンゲート電極13中のボロンがチャ
ネル領域に拡散していくのを阻止する。
【0019】図2は第2の実施例を表わしたものであ
り、本発明をNチャネル型MOSFETに適用した例を
表わしている。シリコン基板表面にはPウエル20、フ
ィールド酸化膜21、ゲート絶縁膜22、ポリシリコン
ゲート電極23及びシリサイド層24が形成されてい
る。28はシリサイドを形成する際に形成されたゲート
電極側面のシリコン窒化膜などの絶縁物によるサイドウ
ォールスペーサである。シリサイド層24の形成方法は
図1の実施例と同じである。
【0020】図2ではP型不純物を注入する領域に開口
をもつようにレジストパターン26を形成する。そのレ
ジストパターン26をマスクとして基板とゲート電極2
3とにN型不純物として砒素又はリンをイオン注入す
る。この場合もシリサイド層24を介してイオン注入す
ることにより、シリコン基板中のN型不純物の注入飛程
が浅くなる。
【0021】その後、RTAによって約1050℃で3
0秒以下の条件で活性化することにより、ソース・ドレ
イン領域のN型不純物プロファイルは注入時のものから
ほとんど変化せずに、ポリシリコンゲート電極23中の
N型不純物のみを拡散させることができる。しかし、P
型不純物のボロンと比較してN型不純物の砒素又はリン
はポリシリコンゲート電極23中でも拡散しにくいた
め、膜厚方向に均一なN型不純物プロファイルを得るた
めにはポリシリコンの膜厚を2000Å以下にすること
が望ましい。また膜厚2000Åのポリシリコンゲート
電極を十分低抵抗化するために、N型不純物は少なくと
も1×1015/cm2の注入ドーズ量が必要である。注
入エネルギーは、砒素イオンを用いる場合、20〜40
KeVが適当である。
【0022】図1と図2の基本的な工程を組み合わせる
ことによってCMOS構造のデュアルゲート型CMOS
素子を構成することができる。図3によりデュアルゲー
ト型CMOS素子の製造方法について説明する。シリコ
ン基板表面にNウエル31、Pウエル32、フィールド
酸化膜33及びゲート絶縁膜34までを従来のLSIプ
ロセスによって形成する。ウエル31,32の不純物濃
度はともに2×1017/cm3である。ゲート絶縁膜3
4は膜厚が約100Åのシリコン酸化膜である。
【0023】次に、LPCVD法によって不純物が導入
されていないポリシリコン膜を堆積する。ポリシリコン
膜はその膜厚が1000Å、2000Å、3000Å、
4000Åの4種類のものをそれぞれ別個に成膜し、そ
れぞれの試料をA,B,C,Dとする。
【0024】そのポリシリコン膜を写真製版とエッチン
グによりパターン化してポリシリコンゲート電極35
a,35bを形成する。次に、高温酸化膜を形成し、エ
ッチバックを施すことによりゲート電極側面にサイドウ
ォール36を形成する。そして、サリサイドプロセスに
よりチタンシリサイド層37をゲート電極35a,35
bの表面、ソース・ドレイン形成領域及び基板コンタク
ト領域に形成する。チタンシリサイド層37の膜厚は約
400Åである。
【0025】Pチャネル型MOSFETを形成するため
に、Pチャネル型MOSFETのゲート電極35a、ソ
ース・ドレイン形成領域、及びPウエル32での基板コ
ンタクト領域にレジストマスクを用いてBF2イオンを
注入する。注入エネルギーは20KeV、ドーズ量は2
×1015/cm2とする。これによりゲート電極35a
への不純物導入、ソース・ドレイン領域38aの形成、
及びNウエル32での基板コンタクト領域39aが形成
される。
【0026】また、Nチャネル型MOSFETを形成す
るために、ゲート電極35b、ソース・ドレイン形成領
域、及びPウエル31での基板コンタクト領域にレジス
トマスクを用いてAsイオンを注入する。注入エネルギ
ーは30KeV、ドーズ量は3×1015/cm2であ
る。これによりゲート電極35bへの不純物導入、ソー
ス・ドレイン領域38bの形成、及びPウエル31での
基板コンタクト領域39bが形成される。この後、窒素
雰囲気中で約1000℃で約30秒間のRTA処理をし
て、As及びBF2の注入領域を同時に活性化する。そ
の後、層間絶縁膜40を形成した後、コンタクトホール
をあけ、メタル配線41を形成してCMOS素子が形成
される。
【0027】図4は製作した素子の中でゲート面積の大
きなPチャネル型MOSFETを用いて10KHzの周
波数で高周波CV測定を行なった結果を表わしている。
試料A(ポリシリコンゲート電極膜厚が1000Åのも
の)ではゲートからチャネルへボロンが拡散し、しきい
値電圧を正電圧方向にシフトさせている。一方、膜厚が
最も厚い試料D(4000Å)では蓄積容量が小さくな
っており、ゲート絶縁膜付近のポリシリコンゲートが低
抵抗化不十分な空乏化状態となっていることが分かる。
試料B,Cでは正常なCV特性が得られている。
【0028】図5は製作した素子の中でゲート面積の大
きなNチャネル型MOSFETを用いて10KHzの周
波数で高周波CV測定を行なった結果を表わしている。
試料A,Bでは正常な蓄積容量Coxが得られている。
しかし、試料C,Dでは蓄積容量が小さくなっており、
ゲート絶縁膜付近のポリシリコンゲートが低抵抗化不十
分な空乏化状態となっていることが分かる。
【0029】以上の結果からゲート電極、ソース領域及
びドレイン領域に注入したP型又はN型不純物をRTA
処理になって同時に活性化できることが分かる。そし
て、ポリシリコンゲート電極の膜厚が2000Å以下の
ときに素子特性に影響のないデュアルゲート構造のCM
OS素子が形成されることが分かる。
【0030】
【発明の効果】本発明ではゲート電極及びソース・ドレ
イン形成領域にシリサイド層を形成し、そのシリサイド
層を経てゲート電極及びソース・ドレイン形成領域に同
時にP型不純物又はN型不純物を注入し、短時間の熱処
理によって注入不純物を活性化させて、ゲート電極の活
性化とソース・ドレイン領域の形成を同時に行なうよう
にしたので、製造工程を削減できるセルフアライン注入
プロセスを用いながら、ソース・ドレイン領域には浅い
接合を形成し、かつポリシリコンゲート電極を十分に低
抵抗化することができる。また、Pチャネル型MOSF
ETを製造する際、ゲート絶縁膜として下層がシリコン
酸化膜、上層がシリコン窒化膜である二層膜を用いるこ
とにより、P型ポリシリコンゲート電極中のボロン拡散
に起因するしきい値変動を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をPチャネル型MOSFETに適用した
途中工程を示す断面図である。
【図2】本発明をNチャネル型MOSFETに適用した
途中工程を示す断面図である。
【図3】本発明により製造されたデュアルゲート構造の
CMOS素子を示す断面図である。
【図4】同実施例におけるCV特性とポリシリコンゲー
ト電極膜厚との関係を示す図である。
【図5】同実施例における蓄積容量とポリシリコンゲー
ト電極膜厚との関係を示す図である。
【符号の説明】
10,31 Nウエル 20,32 Pウエル 15,25,38a,38b ソース・ドレイン領
域 39a,39b 基板コンタクト領域 13,23,35a,35b ポリシリコンゲート
電極 14,24,37 シリサイド層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上にゲート絶縁膜を介して
    ポリシリコンゲート電極を形成した後、少なくともゲー
    ト電極及びソース・ドレイン形成領域にシリサイド層を
    形成し、そのシリサイド層を経てゲート電極及びソース
    ・ドレイン形成領域に同時にP型不純物を注入し、短時
    間の熱処理によって注入不純物を活性化させて、ゲート
    電極の活性化とソース・ドレイン領域の形成を同時に行
    なう工程を含むことを特徴とするPチャネル型MOSF
    ETの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲート絶縁膜として下層がシリコン
    酸化膜、上層がシリコン窒化膜である二層膜を用いる請
    求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 シリコン基板上にゲート絶縁膜を介して
    ポリシリコンゲート電極を形成した後、少なくともゲー
    ト電極及びソース・ドレイン形成領域にシリサイド層を
    形成し、そのシリサイド層を経てゲート電極及びソース
    ・ドレイン形成領域に同時にN型不純物を注入し、短時
    間の熱処理によって注入不純物を活性化させて、ゲート
    電極の活性化とソース・ドレイン領域の形成を同時に行
    なう工程を含むことを特徴とするNチャネル型MOSF
    ETの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極の膜厚が2000Å以下
    である請求項3に記載のNチャネル型MOSFETの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 以下の工程(A)から(D)を含むこと
    を特徴とするデュアルゲート構造CMOS型半導体装置
    の製造方法。 (A)シリコン基板上にゲート絶縁膜を介して膜厚が2
    000Å以下のポリシリコン膜を堆積し、そのポリシリ
    コン膜をゲート電極用にパターン化する工程、 (B)Nチャネル素子用のゲート電極、ソース・ドレイ
    ン形成領域及びN型基板コンタクト領域に開口をもつレ
    ジストパターンを介してN型不純物を注入する工程、 (C)Pチャネル素子用のゲート電極、ソース・ドレイ
    ン形成領域及びN型基板コンタクト領域に開口をもつレ
    ジストパターンを介してP型不純物を注入する工程、 (D)N型注入不純物とP型注入不純物を同時に活性化
    させるための短時間の熱処理工程。
  6. 【請求項6】 前記ゲート絶縁膜として下層がシリコン
    酸化膜、上層がシリコン窒化膜である二層膜を用いる請
    求項5に記載の半導体装置の製造方法。
JP20720993A 1993-07-28 1993-07-28 半導体装置の製造方法 Pending JPH0745821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20720993A JPH0745821A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20720993A JPH0745821A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0745821A true JPH0745821A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16536050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20720993A Pending JPH0745821A (ja) 1993-07-28 1993-07-28 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745821A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0889527A2 (en) * 1997-07-04 1999-01-07 Nec Corporation Semiconductor device with reduced number of trough holes and method of manufacturing the same
KR100237276B1 (ko) * 1995-10-31 2000-01-15 가네꼬 히사시 Coms 구조의 반도체 장치 제조 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100237276B1 (ko) * 1995-10-31 2000-01-15 가네꼬 히사시 Coms 구조의 반도체 장치 제조 방법
EP0889527A2 (en) * 1997-07-04 1999-01-07 Nec Corporation Semiconductor device with reduced number of trough holes and method of manufacturing the same
EP0889527A3 (en) * 1997-07-04 1999-08-25 Nec Corporation Semiconductor device with reduced number of trough holes and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4597824A (en) Method of producing semiconductor device
US7348636B2 (en) CMOS transistor having different PMOS and NMOS gate electrode structures and method of fabrication thereof
US5320974A (en) Method for making semiconductor transistor device by implanting punch through stoppers
US5963803A (en) Method of making N-channel and P-channel IGFETs with different gate thicknesses and spacer widths
US6365472B1 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
US6287907B1 (en) Method of manufacturing a flash memory having a select transistor
US5648279A (en) Method of manufacturing bipolar transistor having emitter region and external base region formed in self alignment manner
JPH02237160A (ja) 半導体装置
US7189644B2 (en) CMOS device integration for low external resistance
US6027964A (en) Method of making an IGFET with a selectively doped gate in combination with a protected resistor
JPH09129752A (ja) Cmos集積回路の製造方法
JP2004508717A (ja) 薄いゲート酸化物MOSFETsでのゲート誘起ドレイン漏洩(GIDL)電流を減らす方法およびデバイス
US6261885B1 (en) Method for forming integrated circuit gate conductors from dual layers of polysilicon
US7888198B1 (en) Method of fabricating a MOS transistor with double sidewall spacers in a peripheral region and single sidewall spacers in a cell region
US6245603B1 (en) Manufacturing method for semiconductor device
US6078079A (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JPH06275788A (ja) デュアルゲートcmos型半導体装置の製造方法
US6380021B1 (en) Ultra-shallow junction formation by novel process sequence for PMOSFET
JPH09223797A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20010071624A (ko) 전계 효과 트랜지스터를 포함하는 반도체 디바이스의 제조방법
JPH06310666A (ja) デュアルゲート構造cmos型半導体装置の製造方法
JPH0745821A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3714757B2 (ja) Mis型半導体装置の製造方法
KR100299896B1 (ko) 반도체장치제조방법
KR100431324B1 (ko) 반도체장치의 제조방법