JPH0745793A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0745793A
JPH0745793A JP5185347A JP18534793A JPH0745793A JP H0745793 A JPH0745793 A JP H0745793A JP 5185347 A JP5185347 A JP 5185347A JP 18534793 A JP18534793 A JP 18534793A JP H0745793 A JPH0745793 A JP H0745793A
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JP
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memory device
semiconductor memory
film
conductive layer
semiconductor
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JP5185347A
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Takashi Shimobayashi
隆 下林
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フィールド・プログラマブル素子の分野でのア
ンタイ・ヒューズ(anti−fuse)を用いた半導
体記憶装置に関する。従来のアンタイ・ヒューズより、
オン抵抗が小さく、オフリークが小さく、確実に導通が
とれるようになったかどうか判断することが容易な、信
頼性の高い構造を提供する。 【構成】発光層を絶縁膜で挟み込む構造を採用し、発光
層である硫化亜鉛、セレン化亜鉛膜が、ある一定以上の
電圧を印加することにより、増殖的に破壊する性質を応
用して、きわめて良好なオーム性接合が形成される手法
を用いたアンタイ・ヒューズ。核となる構造材料とし
て、II−VI族化合物半導体や、III−V族化合物
半導体を使用し、さらに不純物の添加、混合系の採用、
超格子構造等により特性を向上させる。p−n接合、M
IS構造と透明電極の採用により、発光機能を付加する
ことも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィールド・プログラ
マブル素子の分野で一般的になりつつあるプログラミン
グ素子、アンタイ・ヒューズ(anti−fuse)を
用いた半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々の分野で半導体素子を応用し
た機器は活躍し、その発達にはめまぐるしいものがあ
る。中でも論理回路・メモリーに代表されるデジタル信
号処理の分野では、半導体の微細加工技術が競われてお
り、年々その集積度、処理速度が向上している。そして
ゲートアレイに代表されるオーダーメイドの多機能型論
理信号処理素子は、従来、プリント基板上に多数の論理
素子を搭載、配線することによって実現していた信号処
理能を代替するものとして活発に応用が進められてい
る。
【0003】しかしゲートアレイの場合、本質的に、オ
ーダーメイドであるため、その用途は1種類のみに限ら
れ、汎用性のある物としては全く使えないという欠点を
有していた。そこで最近では、その短所を補うべく、ゲ
ートアレイの要素間の配線を揮発性メモリーで代替させ
る技術等が検討・実現されているが、その揮発性メモリ
ーの占める領域が大きいことや、接続部分で信号処理の
ために速度遅延が生じたり、電源を落とすことによっ
て、その接続情報が消え去り、次に使用するときには再
度その情報を書き込む必要がある等の問題点を有してい
た。
【0004】その問題点を解決するため、従来は、E.
Hmady,IEEE IEDM Tech. Di
g.,pp.786−789,1988、R.Won
g,K.Gordon,Electronic Eng
ineering,pp.49−56,1992、D.
Liu,IEEE EDL Vol.12,No4,p
p.151−153,Apr.1991、S.Chia
ng,IEEE VLSI Tech. Sympos
ium,pp.20−21,1992のように、接続情
報を外部より設定でき、かつその情報が不揮発性である
構造のアンタイ・ヒューズが開発されている。この素子
は従来の揮発性メモリーを用いた場合の方式に比べ、素
子面積が小さく、速度遅延が少ないという特徴を有して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンタイ・ヒュ
ーズは、導電体層間に窒素を多量に含む非晶質シリコン
を挾持した構造を用いて、プログラミング時には、両導
電体間に電圧を印加し、非晶質シリコンの結晶状態を変
化させて電気的接続を実現するという方式を用いている
のが代表的だが、電圧印加時の電流が不安定で確実に導
通がとれるようになったかどうか判断することが困難だ
ったり、信頼性の観点から構造に制限があったりすると
いう問題点を有していた。従来のアンタイ・ヒューズの
一例を、以下の図にしたがって説明する。
【0006】図23は、従来の非晶質シリコン膜を用い
た半導体記憶装置の構造の一例を示す図である。
【0007】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に非晶質シリコン膜2305を穴の底
の部分で1500Åの厚さになるよう、プラズマCVD
法で付着させ、パターニングして形成した。非晶質シリ
コン膜2305は、表面を改質するため、800Wで3
0分間、酸素プラズマ処理した。さらに第2の窒化チタ
ン膜106を1700Å、第2のアルミニウム−銅合金
膜107を10000Å、スパッタリング法で付着、パ
ターニングしてアンタイ・ヒューズ構造を形成した。
【0008】図24(a)は、図23の従来の非晶質シ
リコン膜を用いた半導体記憶装置の電流−電圧特性を示
すグラフである。
【0009】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0010】図24(b)は、図23の従来の非晶質シ
リコン膜を用いた半導体記憶装置の信頼性試験の結果を
示すグラフである。
【0011】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。実際に信頼
性が十分かどうかの判断は、経過時間2000時間で安
定な特性が得られるかどうかで判定を行っている。な
お、グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導
通がとれているときのものでは異なり、導通がとれてい
ないときの電流値は誇張されて記載されている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のアンタ
イ・ヒューズの上記欠点を改善するため、従来のような
結晶状態の変化ではなく絶縁破壊をその動作原理として
用いるアンタイ・ヒューズの構造を提供するものであ
る。
【0013】
【作用】硫化亜鉛、セレン化亜鉛は代表的なII−VI
族化合物半導体であり、実際の電気デバイスとしてはE
L(Electro Luminessence)、す
なわち発光デバイスとしての応用などがよく知られてい
る。現在実用化されているEL素子を用いた表示装置
は、硫化亜鉛に発光中心であるマンガンなどを加えたも
のを発光層として用い、その両側を絶縁膜で挾持した、
いわゆる二重絶縁膜構造が主流で、その構造に交流電圧
を印加することで発光させている。発光層を絶縁膜で挟
み込むようにする構造を採用する理由は、発光層である
硫化亜鉛、セレン化亜鉛膜が、ある一定以上の電圧を印
加することにより、増殖的に破壊する性質を持つもので
あり、絶縁膜がその暴走を断つ、電流リミッタとして機
能するようにするためである。
【0014】この性質を逆に応用して、一定電圧以上を
印加することで増殖的に破壊が進行し、きわめて良好な
オーム性接合が形成される手法を用いたのが本発明のア
ンタイ・ヒューズである。またその材料としては、硫化
亜鉛、セレン化亜鉛、またはそれらの任意の割合の混合
物が使用可能で、膜厚を変えるのと併せて、破壊電圧の
バリエーションを増やす役目をなす。また硫化亜鉛、セ
レン化亜鉛の混合割合を変えることで、両者の格子常数
の間の範囲で任意の格子定数を持つ構成を得ることも容
易であり、最適な格子定数を選ぶことで内在する格子内
歪を減少させることも可能であり、信頼性などの面から
非常に大きな特徴である。
【0015】格子定数の制御は、例えば以下のようにな
る。硫化亜鉛の格子定数は5.4093、セレン化亜鉛
の格子定数は5.6676であるので、硫化亜鉛:セレ
ン化亜鉛=91.6:8.4の合金はシリコンの格子定
数5.431に、硫化亜鉛:セレン化亜鉛=5.3:9
4.7の合金はガリウム砒素の格子定数5.654に近
いものになる。
【0016】II−VI族化合物半導体の代わりにII
I−V族化合物を用いた場合でも基本的な動作原理は同
じであるが、導電型の制御がII−VI族化合物半導体
より容易なことからその応用のバリエーションはII−
VI族化合物半導体よりも広い。
【0017】そしてII−VI族化合物は、VI族元素
の蒸気圧が高いことから、VI族の元素が化学的量論組
成より少ない、n型の導電型になり易い性質を持ち、ア
ンタイ・ヒューズとして用いた場合にはリーク電流が大
きいことが問題になる。しかし、p型の導電型にするた
めの不純物である窒素等を若干加えてやることにより、
p型にならずに、自己補償効果のために抵抗が上昇する
性質があり、リーク電流に関してもその値を不純物の濃
度で制御することが可能である。
【0018】そしてIII−V族化合物は、V族元素の
蒸気圧が高いが、製造時にV族元素の材料の量を変える
ことにより導電型を制御することが可能だが、イントリ
ンシックな状態で作製することは非常に困難で、アンタ
イ・ヒューズとして用いた場合にはリーク電流が大きい
ことが問題になる。しかし、深い準位を形成する元素を
若干加えてやることにより抵抗が上昇する性質があり、
リーク電流に関してもその値を不純物の濃度で制御する
ことが可能である。
【0019】また異なる半導体膜を交互に積層した、い
わゆる超格子構造をとることでもリーク電流を小さくす
ることが可能で、その場合は、アンタイ・ヒューズの導
通は、超格子構造の破壊による効果が大きい。
【0020】そして不純物を含まない半導体膜と不純物
を含む半導体膜を狭持した構造のものは、先の構造のも
のとは動作原理は異なり、電圧を印加し電流が流れるこ
とで発熱し、不純物を含む半導体膜中の不純物が不純物
を含まない半導体膜に拡散し、該不純物が活性化し、両
半導体薄膜がともに不純物を含む、導電性の膜に変化す
ることで導通が得られる効果を応用している。
【0021】また、n型の導電型の不純物を含む半導体
膜とp型の導電型の不純物を含む半導体膜を狭持した構
造のものは、一定以上の電圧を印加することでp−n接
合が破壊し、両膜間で導電性が確保される効果を用いて
いる。
【0022】そしてIII−V族化合物半導体のp−n
接合は、順方向バイアスを印加することでそのバンドギ
ャップに応じた波長の発光をし、アンタイ・ヒューズと
して応用した場合には導通がとれていない場所が光るた
め、導通がとれているのかいないのかが視覚的に容易に
判別できるという特徴を付加することもできる。当然の
ことながら、アンタイ・ヒューズとして結線に使用する
場合は、逆方向バイアスになるように電位を印加するこ
とになる。
【0023】また、不純物を含む半導体膜と絶縁膜を挾
持させた構造のものは、一定以上の電圧を印加すること
でMIS(Metal Insulator Semi
conductor)接合が破壊し、両膜間で導電性が
得られる性質を応用したものである。
【0024】そしてII−VI族化合物半導体のMIS
接合は、順方向バイアスを印加することでそのバンドギ
ャップに応じた波長の発光をし、アンタイ・ヒューズと
して応用した場合には導通がとれているのかいないのか
が視覚的に容易に判別できるという特徴を付加すること
もできる。当然のことながら、アンタイ・ヒューズとし
て結線に使用する場合は、逆方向バイアスになるように
電位を印加することになる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の実施例による硫化亜鉛膜を
用いた半導体記憶装置の構造の一例を示す図である。
【0026】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に硫化亜鉛膜105を穴の底の部分で
1500Åの厚さになるよう、ジメチル亜鉛と硫化水素
を用いた有機金属化学気相法(MOCVD法)で付着さ
せ、パターニングして形成した。さらに第2の窒化チタ
ン膜106を1700Å、第2のアルミニウム−銅合金
膜107を10000Å、スパッタリング法で付着、パ
ターニングしてアンタイ・ヒューズ構造を形成した。
【0027】なお本発明の実施例では、II−VI族化
合物半導体として105の硫化亜鉛を用いたが、他のI
I−VI族化合物半導体、セレン化亜鉛、テルル化亜
鉛、アンチモン化亜鉛、硫化カドミウム、セレン化カド
ミウム、テルル化カドミウム、アンチモン化カドミウ
ム、硫化水銀、セレン化水銀、テルル化水銀、アンチモ
ン化水銀を用いても同様な効果が得られることは明かで
あり、それらも本発明の範疇に属する。
【0028】図2(a)は、図1の本発明の実施例によ
る硫化亜鉛膜を用いた半導体記憶装置の電流−電圧特性
を示すグラフである。
【0029】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0030】図2(b)は、図1の本発明の実施例によ
る硫化亜鉛膜を用いた半導体記憶装置の信頼性試験の結
果を示すグラフである。
【0031】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。実際に信頼
性が十分かどうかの判断は、経過時間2000時間で安
定な特性が得られるかどうかで判定を行っている。な
お、グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導
通がとれているときのものでは異なり、導通がとれてい
ないときの電流値は誇張されて記載されている。
【0032】図3は、本発明の実施例によるガリウム砒
素膜を用いた半導体記憶装置の構造の一例を示す図であ
る。
【0033】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域にガリウム砒素膜305を穴の底の部
分で1500Åの厚さになるよう、トリメチルガリウム
とアルシンを用いた有機金属化学気相法(MOCVD
法)で付着させ、パターニングして形成した。さらに第
2の窒化チタン膜106を1700Å、第2のアルミニ
ウム−銅合金膜107を10000Å、スパッタリング
法で付着、パターニングしてアンタイ・ヒューズ構造を
形成した。
【0034】なお本発明の実施例では、III−V族化
合物半導体として305のガリウム砒素を用いたが、他
のIII−V族化合物半導体、インジウム燐、インジウ
ム砒素、窒化ガリウム、ガリウム燐、ガリウムアンチモ
ン、インジウム燐、インジウム砒素を用いても同様な効
果が得られることは明かであり、それらも本発明の範疇
に属する。
【0035】図4(a)は、図3の本発明の実施例によ
るガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の電流−電圧
特性を示すグラフである。
【0036】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0037】図4(b)は、図3の本発明の実施例によ
るガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の信頼性試験
の結果を示すグラフである。
【0038】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0039】図5は、本発明の実施例による、硫化亜鉛
とセレン化亜鉛の混合物よりなる膜を用いた半導体記憶
装置の構造の一例を示す図である。
【0040】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に硫化亜鉛とセレン化亜鉛の混合物よ
りなる膜505を穴の底の部分で1500Åの厚さにな
るよう、ジメチル亜鉛と硫化水素、セレン化水素を用い
た有機金属化学気相法(MOCVD法)で付着させ、パ
ターニングして形成した。この際、硫化水素とセレン化
水素の供給量を調整してやることで任意の組成比の硫化
亜鉛−セレン化亜鉛合金が作製可能だが、本実施例では
シリコンの格子定数に近くなるよう、硫化亜鉛:セレン
化亜鉛=91.6:8.4の合金を目指して、両原料の
供給量を調節した。原料の供給比と実際に形成される合
金の混合比が直線関係にないため、硫化水素:セレン化
水素=95:5前後で供給されるよう調整を行って形成
した。さらに第2の窒化チタン膜106を1700Å、
第2のアルミニウム−銅合金膜107を10000Å、
スパッタリング法で付着、パターニングしてアンタイ・
ヒューズ構造を形成した。
【0041】なお本発明の実施例では、II−VI族化
合物半導体として505の硫化亜鉛とセレン化亜鉛の混
合物を用いたが、他の組成比の混合物や、他のII−V
I族化合物半導体や、III−V族化合物半導体を用い
ても同様な効果が得られることは明かであり、それらも
本発明の範疇に属する。
【0042】図6(a)は、図5の本発明の実施例によ
る硫化亜鉛とセレン化亜鉛の混合物よりなる膜を用いた
半導体記憶装置の電流−電圧特性を示すグラフである。
【0043】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0044】図6(b)は、図5の本発明の実施例によ
る硫化亜鉛とセレン化亜鉛の混合物よりなる膜を用いた
半導体記憶装置の信頼性試験の結果を示すグラフであ
る。
【0045】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0046】図7は、本発明の実施例による、硫化亜鉛
とセレン化亜鉛の超格子構造よりなる膜を用いた半導体
記憶装置の構造の一例を示す図である。
【0047】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に硫化亜鉛とセレン化亜鉛の超格子構
造よりなる膜705を穴の底の部分で1500Åの厚さ
になるよう、ジメチル亜鉛と硫化水素、セレン化水素を
用いた有機金属化学気相法(MOCVD法)で付着さ
せ、パターニングして形成した。この際、硫化水素とセ
レン化水素を交互に供給してやることで任意の膜厚比の
硫化亜鉛−セレン化亜鉛超格子構造が作製可能だが、本
実施例では、硫化亜鉛、セレン化亜鉛の膜厚を共に50
Åで15層づつ、トータル1500Åの膜厚が得られる
ように条件を設定した。さらに第2の窒化チタン膜10
6を1700Å、第2のアルミニウム−銅合金膜107
を10000Å、スパッタリング法で付着、パターニン
グしてアンタイ・ヒューズ構造を形成した。
【0048】なお本発明の実施例では、超格子構造とし
て705の硫化亜鉛とセレン化亜鉛によるものを用いた
が、他の膜厚・層数の組合せの超格子構造や、他のII
−VI族化合物半導体の超格子構造や、III−V族化
合物半導体の超格子構造を用いても同様な効果が得られ
ることは明かであり、それらも本発明の範疇に属する。
【0049】図8(a)は、図7の本発明の実施例によ
る硫化亜鉛とセレン化亜鉛の超格子構造よりなる膜を用
いた半導体記憶装置の電流−電圧特性を示すグラフであ
る。
【0050】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0051】図8(b)は、図7の本発明の実施例によ
る硫化亜鉛とセレン化亜鉛の超格子構造よりなる膜を用
いた半導体記憶装置の信頼性試験の結果を示すグラフで
ある。
【0052】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0053】図9は、本発明の実施例による窒素を含む
硫化亜鉛膜を用いた半導体記憶装置の構造の一例を示す
図である。
【0054】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に窒素を含む硫化亜鉛膜905を穴の
底の部分で1500Åの厚さになるよう、ジメチル亜鉛
と硫化水素とアンモニアを用いた有機金属化学気相法
(MOCVD法)で付着させ、パターニングして形成し
た。さらに第2の窒化チタン膜106を1700Å、第
2のアルミニウム−銅合金膜107を10000Å、ス
パッタリング法で付着、パターニングしてアンタイ・ヒ
ューズ構造を形成した。
【0055】なお本発明の実施例では、II−VI族化
合物半導体として905の窒素を含む硫化亜鉛を用いた
が、他のV族元素、燐、砒素、アンチモンや、他のII
−VI族化合物半導体、セレン化亜鉛、テルル化亜鉛、
アンチモン化亜鉛、硫化カドミウム、セレン化カドミウ
ム、テルル化カドミウム、アンチモン化カドミウム、硫
化水銀、セレン化水銀、テルル化水銀、アンチモン化水
銀を用いても同様な効果が得られることは明かであり、
それらも本発明の範疇に属する。
【0056】図10(a)は、図9の本発明の実施例に
よる窒素を含む硫化亜鉛膜を用いた半導体記憶装置の電
流−電圧特性を示すグラフである。
【0057】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0058】図10(b)は、図9の本発明の実施例に
よる窒素を含む硫化亜鉛膜を用いた半導体記憶装置の信
頼性試験の結果を示すグラフである。
【0059】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0060】図11は、本発明の実施例によるクロムを
含むガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の構造の一
例を示す図である。
【0061】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域にクロムを含むガリウム砒素膜110
5を穴の底の部分で1500Åの厚さになるよう、トリ
メチルガリウムとアルシンを用いた有機金属化学気相法
(MOCVD法)で付着させ、パターニングして形成し
た。さらに第2の窒化チタン膜106を1700Å、第
2のアルミニウム−銅合金膜107を10000Å、ス
パッタリング法で付着、パターニングしてアンタイ・ヒ
ューズ構造を形成した。
【0062】なお本発明の実施例では、III−V族化
合物半導体として1105のクロムを含むガリウム砒素
を用いたが、他の深い準位を形成する元素、鉄、金、
銅、ニッケル、タングステン、モリブデン、バナジウ
ム、イリジウム、オスミウムや、他のIII−V族化合
物半導体、インジウム燐、インジウム砒素、窒化ガリウ
ム、ガリウム燐、ガリウムアンチモン、インジウム燐、
インジウム砒素を用いても同様な効果が得られることは
明かであり、それらも本発明の範疇に属する。
【0063】図12(a)は、図11の本発明の実施例
によるクロムを含むガリウム砒素膜を用いた半導体記憶
装置の電流−電圧特性を示すグラフである。
【0064】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0065】図12(b)は、図11の本発明の実施例
によるクロムを含むガリウム砒素膜を用いた半導体記憶
装置の信頼性試験の結果を示すグラフである。
【0066】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0067】図13は、本発明の実施例によるイントリ
ンシックな非晶質シリコン膜と燐を不純物として含むn
型の非晶質シリコン膜を用いた半導体記憶装置の構造の
一例を示す図である。
【0068】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域にイントリンシックな非晶質シリコン
膜1305と燐を不純物として含むn型の非晶質シリコ
ン膜1306を穴の底の部分で各々750Åの厚さにな
るよう、モノシラン、ホスフィンを用いたプラズマCV
D法で付着させ、パターニングして形成した。さらに第
2の窒化チタン膜106を1700Å、第2のアルミニ
ウム−銅合金膜107を10000Å、スパッタリング
法で付着、パターニングしてアンタイ・ヒューズ構造を
形成した。
【0069】なお本発明の実施例では、不純物を含まな
い半導体材料として1305のイントリンシックな非晶
質シリコンを、不純物を含む半導体材料として1306
の燐を不純物として含むn型の非晶質シリコンを用いた
が、燐以外の他の不純物を用いたものや、ゲルマニウム
等の他の単体半導体、炭化シリコン、シリコンゲルマニ
ウム等のIV−IV属化合物半導体、インジウム燐、イ
ンジウム砒素、窒化ガリウム、ガリウム燐、ガリウムア
ンチモン、インジウム燐、インジウム砒素等のIII−
V族化合物半導体、セレン化亜鉛、テルル化亜鉛、アン
チモン化亜鉛、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、
テルル化カドミウム、アンチモン化カドミウム、硫化水
銀、セレン化水銀、テルル化水銀、アンチモン化水銀等
のII−VI族化合物半導体を用いても同様な効果が得
られることは明かであり、それらも本発明の範疇に属す
る。
【0070】図14(a)は、図13の本発明の実施例
によるイントリンシックな非晶質シリコン膜と燐を不純
物として含むn型の非晶質シリコン膜を用いた半導体記
憶装置の電流−電圧特性を示すグラフである。
【0071】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0072】図14(b)は、図13の本発明の実施例
によるイントリンシックな非晶質シリコン膜と燐を不純
物として含むn型の非晶質シリコン膜を用いた半導体記
憶装置の信頼性試験の結果を示すグラフである。
【0073】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0074】図15は、本発明の実施例による燐を不純
物として含むn型の非晶質シリコン膜とボロンを不純物
として含むp型の非晶質シリコン膜を用いた半導体記憶
装置の構造の一例を示す図である。
【0075】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に燐を不純物として含むn型の非晶質
シリコン膜1505とボロンを不純物として含むp型の
非晶質シリコン膜1506を穴の底の部分で各々750
Åの厚さになるよう、モノシラン、ホスフィン、ジボラ
ンを用いたプラズマCVD法で付着させ、パターニング
して形成した。さらに第2の窒化チタン膜106を17
00Å、第2のアルミニウム−銅合金膜107を100
00Å、スパッタリング法で付着、パターニングしてア
ンタイ・ヒューズ構造を形成した。
【0076】なお本発明の実施例では、n型の半導体材
料として1505の燐を不純物として含む非晶質シリコ
ンを、p型の半導体材料として1506のボロンを不純
物として含む非晶質シリコンを用いたが、燐、ボロン以
外の他の不純物を用いたものや、ゲルマニウム等の他の
単体半導体、炭化シリコン、シリコンゲルマニウム等の
IV−IV属化合物半導体、インジウム燐、インジウム
砒素、窒化ガリウム、ガリウム燐、ガリウムアンチモ
ン、インジウム燐、インジウム砒素等のIII−V族化
合物半導体、セレン化亜鉛、テルル化亜鉛、アンチモン
化亜鉛、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、テルル
化カドミウム、アンチモン化カドミウム、硫化水銀、セ
レン化水銀、テルル化水銀、アンチモン化水銀等のII
−VI族化合物半導体を用いても同様な効果が得られる
ことは明かであり、それらも本発明の範疇に属する。
【0077】図16(a)は、図15の本発明の実施例
による燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン膜と
ボロンを不純物として含むp型の非晶質シリコン膜を用
いた半導体記憶装置の電流−電圧特性を示すグラフであ
る。
【0078】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0079】図16(b)は、図15の本発明の実施例
による燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン膜と
ボロンを不純物として含むp型の非晶質シリコン膜を用
いた半導体記憶装置の信頼性試験の結果を示すグラフで
ある。
【0080】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0081】図17は、本発明の実施例によるn型のガ
リウム砒素膜とp型のガリウム砒素膜を用いた半導体記
憶装置の構造の一例を示す図である。
【0082】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域にn型のガリウム砒素膜1705とp
型のガリウム砒素膜1706を穴の底の部分で各々75
0Åの厚さになるよう、トリメチルガリウムとアルシン
を用いた有機金属化学気相法(MOCVD法)で付着さ
せ、パターニングして形成した。そして透明電極として
インジウムと錫の混合物の酸化物であるITO膜170
7をスパッタリング法にて1500Åの厚さになるよう
付着、パターニングした。さらに第2の窒化チタン膜1
06を1700Å、第2のアルミニウム−銅合金膜10
7を10000Å、スパッタリング法で付着、パターニ
ングしてアンタイ・ヒューズ構造を形成した。
【0083】なお本発明の実施例では、n、p型の半導
体材料として1705、1706のガリウム砒素を用い
たが、炭化シリコン等のIV−IV属化合物半導体、イ
ンジウム燐、インジウム砒素、窒化ガリウム、ガリウム
燐、ガリウムアンチモン、インジウム燐、インジウム砒
素等のIII−V族化合物半導体、セレン化亜鉛、テル
ル化亜鉛、アンチモン化亜鉛、硫化カドミウム、セレン
化カドミウム、テルル化カドミウム、アンチモン化カド
ミウム、硫化水銀、セレン化水銀、テルル化水銀、アン
チモン化水銀等のII−VI族化合物半導体を用いても
同様な効果が得られることは明かであり、それらも本発
明の範疇に属する。
【0084】図18(a)は、図17の本発明の実施例
によるガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の電流−
電圧特性を示すグラフである。
【0085】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0086】図18(b)は、図17の本発明の実施例
によるガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の信頼性
試験の結果を示すグラフである。
【0087】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0088】図18(c)は、図17の本発明の実施例
によるガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の発光強
度−電圧特性を示すグラフである。
【0089】発光強度−電圧特性のグラフは、横軸に印
加電圧、縦軸に発光強度をとっている。実線で示したも
のがアンタイ・ヒューズの導通がとれていないときの発
光強度の順方向印加電圧依存性で、導通がとれていると
きには当然ながら発光現象は見られない。
【0090】図19は、本発明の実施例による燐を不純
物として含むn型の非晶質シリコン膜と絶縁膜として作
用する二酸化シリコン膜を用いた半導体記憶装置の構造
の一例を示す図である。
【0091】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に燐を不純物として含むn型の非晶質
シリコン膜1905を穴の底の部分で1400Åの厚さ
になるよう、モノシラン、ホスフィンを用いたプラズマ
CVD法で付着させ、さらに絶縁膜として作用する二酸
化シリコン膜1906を穴の底の部分で100Åの厚さ
になるよう、CVD法で付着させ、パターニングして形
成した。さらに第2の窒化チタン膜106を1700
Å、第2のアルミニウム−銅合金膜107を10000
Å、スパッタリング法で付着、パターニングしてアンタ
イ・ヒューズ構造を形成した。
【0092】なお本発明の実施例では、不純物を含む半
導体材料として1905の燐を不純物として含むn型の
非晶質シリコンを、絶縁膜として二酸化シリコンを用い
たが、燐以外の他の不純物を用いたものや、他の絶縁材
料を用いたものや、ゲルマニウム等の他の単体半導体、
炭化シリコン、シリコンゲルマニウム等のIV−IV属
化合物半導体、インジウム燐、インジウム砒素、窒化ガ
リウム、ガリウム燐、ガリウムアンチモン、インジウム
燐、インジウム砒素等のIII−V族化合物半導体、セ
レン化亜鉛、テルル化亜鉛、アンチモン化亜鉛、硫化カ
ドミウム、セレン化カドミウム、テルル化カドミウム、
アンチモン化カドミウム、硫化水銀、セレン化水銀、テ
ルル化水銀、アンチモン化水銀等のII−VI族化合物
半導体を用いても同様な効果が得られることは明かであ
り、それらも本発明の範疇に属する。
【0093】図20(a)は、図19の本発明の実施例
による燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン膜と
絶縁膜として作用する二酸化シリコン膜を用いた半導体
記憶装置の電流−電圧特性を示すグラフである。
【0094】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0095】図20(b)は、図19の本発明の実施例
による燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン膜と
絶縁膜として作用する二酸化シリコン膜を用いた半導体
記憶装置の信頼性試験の結果を示すグラフである。
【0096】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0097】図21は、本発明の実施例による塩素を不
純物として含むn型の硫化亜鉛膜と絶縁膜として作用す
る二酸化シリコン膜を用いた半導体記憶装置の構造の一
例を示す図である。
【0098】シリコン基板101上に第1のアルミニウ
ム−銅合金膜102を5500Å、第1の窒化チタン膜
103を1700Å、スパッタリング法で全面に付着さ
せ、さらにテトラエトキシシランを用いた化学気相法
(CVD法)で15000Åの厚さに二酸化シリコンを
付着させる。付着された二酸化シリコンを10000Å
の厚さ分、ドライエッチング法で削り取り、さらにテト
ラエトキシシランを用いたCVD法で8000Å二酸化
シリコンを付着させることにより、他の素子構造の凹凸
を平坦化させた二酸化シリコン膜104が形成される。
二酸化シリコン膜104の一部に直径1.2μmの穴
を、窒化チタン膜103が露出するよう開口し、開口部
の側壁を含む領域に塩素を不純物として含むn型の硫化
亜鉛膜2105を穴の底の部分で1400Åの厚さにな
るよう、ジメチル亜鉛と硫化水素を用いた有機金属化学
気相法(MOCVD法)で付着させ、さらに絶縁膜とし
て作用する二酸化シリコン膜2106を穴の底の部分で
100Åの厚さになるよう、CVD法で付着させ、パタ
ーニングして形成した。そして透明電極としてインジウ
ムと錫の混合物の酸化物であるITO膜2107をスパ
ッタリング法にて1500Åの厚さになるよう付着、パ
ターニングした。さらに第2の窒化チタン膜106を1
700Å、第2のアルミニウム−銅合金膜107を10
000Å、スパッタリング法で付着、パターニングして
アンタイ・ヒューズ構造を形成した。
【0099】なお本発明の実施例では、不純物を含む半
導体材料として2105の塩素を不純物として含むn型
の硫化亜鉛を、絶縁膜として2106の二酸化シリコン
を用いたが、塩素以外の他の不純物を用いたものや、他
の絶縁材料を用いたものや、ゲルマニウム等の他の単体
半導体、炭化シリコン、シリコンゲルマニウム等のIV
−IV属化合物半導体、インジウム燐、インジウム砒
素、窒化ガリウム、ガリウム燐、ガリウムアンチモン、
インジウム燐、インジウム砒素等のIII−V族化合物
半導体、セレン化亜鉛、テルル化亜鉛、アンチモン化亜
鉛、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、テルル化カ
ドミウム、アンチモン化カドミウム、硫化水銀、セレン
化水銀、テルル化水銀、アンチモン化水銀等のII−V
I族化合物半導体を用いても同様な効果が得られること
は明かであり、それらも本発明の範疇に属する。
【0100】図22(a)は、図21の本発明の実施例
による塩素を不純物として含むn型の硫化亜鉛膜と絶縁
膜として作用する二酸化シリコン膜を用いた半導体記憶
装置の電流−電圧特性を示すグラフである。
【0101】電流−電圧特性のグラフは、横軸に印加電
圧、縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアン
タイ・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示
したものが導通がとれているときのものである。なお、
グラフの縦軸は導通がとれていないときのものと導通が
とれているときのものでは異なり、導通がとれていない
ときの電流値は誇張されて記載されている。
【0102】図22(b)は、図21の本発明の実施例
による塩素を不純物として含むn型の硫化亜鉛膜と絶縁
膜として作用する二酸化シリコン膜を用いた半導体記憶
装置の信頼性試験の結果を示すグラフである。
【0103】測定条件は、印加電圧5.5V、温度15
0℃である。信頼性試験のグラフは、横軸に経過時間、
縦軸に電流をとっている。実線で示したものがアンタイ
・ヒューズの導通がとれていないときの、点線で示した
ものが導通がとれているときのものである。なお、グラ
フの縦軸は導通がとれていないときのものと導通がとれ
ているときのものでは異なり、導通がとれていないとき
の電流値は誇張されて記載されている。
【0104】図22(c)は、図21の本発明の実施例
による塩素を不純物として含むn型の硫化亜鉛膜と絶縁
膜として作用する二酸化シリコン膜を用いた半導体記憶
装置の発光強度−電圧特性を示すグラフである。
【0105】発光強度−電圧特性のグラフは、横軸に印
加電圧、縦軸に発光強度をとっている。実線で示したも
のがアンタイ・ヒューズの導通がとれていないときの発
光強度の順方向印加電圧依存性で、導通がとれていると
きには当然ながら発光現象は見られない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実施例に
よる半導体記憶装置により、以下のような効果が得られ
るようになった。
【0107】(効果1) 図2(a)と図24(a)の
比較からわかる通り、硫化亜鉛膜を用いたアンタイ・ヒ
ューズにより、従来の非晶質シリコン膜を用いたアンタ
イ・ヒューズより高いオン電流、低いリーク電流の特性
を持つ半導体記憶装置が実現できた。また図2(b)と
図24(b)の比較からわかる通り、硫化亜鉛膜を用い
たアンタイ・ヒューズにより、従来の非晶質シリコン膜
を用いたアンタイ・ヒューズより経時変化の小さい半導
体記憶装置が実現できた。
【0108】(効果2) 図4(a)と図24(a)の
比較からわかる通り、ガリウム砒素膜を用いたアンタイ
・ヒューズにより、従来の非晶質シリコン膜を用いたア
ンタイ・ヒューズより高いオン電流、低いリーク電流の
特性を持つ半導体記憶装置が実現できた。また図4
(b)と図24(b)の比較からわかる通り、ガリウム
砒素膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、従来の非晶
質シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズより経時変化
の小さい半導体記憶装置が実現できた。
【0109】(効果3) 図6(a)と図2(a)の比
較からわかる通り、硫化亜鉛とセレン化亜鉛の混合物よ
りなる膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、先の硫化
亜鉛膜を用いたアンタイ・ヒューズよりさらに高いオン
電流、低いリーク電流の特性を持つ半導体記憶装置が実
現できた。また図4(b)と図2(b)の比較からわか
る通り、硫化亜鉛とセレン化亜鉛の混合物よりなる膜を
用いたアンタイ・ヒューズにより、先の硫化亜鉛膜を用
いたアンタイ・ヒューズよりさらに経時変化の小さい半
導体記憶装置が実現できた。
【0110】(効果4) 図8(a)と図2(a)の比
較からわかる通り、硫化亜鉛とセレン化亜鉛の超格子構
造よりなる膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、先の
硫化亜鉛膜を用いたアンタイ・ヒューズよりさらに高い
オン電流、低いリーク電流の特性を持つ半導体記憶装置
が実現できた。また図8(b)と図2(b)の比較から
わかる通り、硫化亜鉛とセレン化亜鉛の超格子構造より
なる膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、先の硫化亜
鉛膜を用いたアンタイ・ヒューズよりさらに経時変化の
小さい半導体記憶装置が実現できた。
【0111】(効果5) 図10(a)と図2(a)の
比較からわかる通り、窒素を含む硫化亜鉛膜を用いたア
ンタイ・ヒューズにより、先の硫化亜鉛膜を用いたアン
タイ・ヒューズよりさらに高いオン電流、低いリーク電
流の特性を持つ半導体記憶装置が実現できた。また図1
0(b)と図2(b)の比較からわかる通り、窒素を含
む硫化亜鉛膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、先の
硫化亜鉛膜を用いたアンタイ・ヒューズよりさらに経時
変化の小さい半導体記憶装置が実現できた。
【0112】(効果6) 図12(a)と図4(a)の
比較からわかる通り、クロムを含むガリウム砒素膜を用
いたアンタイ・ヒューズにより、先のガリウム砒素膜を
用いたアンタイ・ヒューズよりさらに高いオン電流、低
いリーク電流の特性を持つ半導体記憶装置が実現でき
た。また図12(b)と図2(b)の比較からわかる通
り、クロムを含むガリウム砒素膜を用いたアンタイ・ヒ
ューズにより、先のガリウム砒素膜を用いたアンタイ・
ヒューズよりさらに経時変化の小さい半導体記憶装置が
実現できた。
【0113】(効果7) 図14(a)と図24(a)
の比較からわかる通り、イントリンシックな非晶質シリ
コン膜と燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン膜
を用いたアンタイ・ヒューズにより、従来の非晶質シリ
コン膜を用いたアンタイ・ヒューズより高いオン電流、
低いリーク電流の特性を持つ半導体記憶装置が実現でき
た。また図14(b)と図24(b)の比較からわかる
通り、イントリンシックな非晶質シリコン膜と燐を不純
物として含むn型の非晶質シリコン膜を用いたアンタイ
・ヒューズにより、従来の非晶質シリコン膜を用いたア
ンタイ・ヒューズより経時変化の小さい半導体記憶装置
が実現できた。
【0114】(効果8) 図16(a)と図24(a)
の比較からわかる通り、燐を不純物として含むn型の非
晶質シリコン膜とボロンを不純物として含むp型の非晶
質シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、従来
の非晶質シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズより高
いオン電流、低いリーク電流の特性を持つ半導体記憶装
置が実現できた。また図16(b)と図24(b)の比
較からわかる通り、燐を不純物として含むn型の非晶質
シリコン膜とボロンを不純物として含むp型の非晶質シ
リコン膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、従来の非
晶質シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズより経時変
化の小さい半導体記憶装置が実現できた。
【0115】(効果9) 図18(a)と図24(a)
の比較からわかる通り、n型のガリウム砒素膜とp型の
ガリウム砒素膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、従
来の非晶質シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズより
高いオン電流、低いリーク電流の特性を持つ半導体記憶
装置が実現できた。また図18(b)と図24(b)の
比較からわかる通り、n型のガリウム砒素膜とp型のガ
リウム砒素膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、従来
の非晶質シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズより経
時変化の小さい半導体記憶装置が実現できた。さらに図
18(c)のように、順方向バイアスをアンタイ・ヒュ
ーズに印加することで導通がとれていない状態であるこ
とを発光により視覚的に確認でき、アンタイ・ヒューズ
の導通がとれているのかどうかをきわめて容易に確認す
ることが出来るようになった。
【0116】(効果10) 図20(a)と図24
(a)の比較からわかる通り、燐を不純物として含むn
型の非晶質シリコン膜と絶縁膜として作用する二酸化シ
リコン膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、従来の非
晶質シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズより高いオ
ン電流、低いリーク電流の特性を持つ半導体記憶装置が
実現できた。また図16(b)と図24(b)の比較か
らわかる通り、燐を不純物として含むn型の非晶質シリ
コン膜と絶縁膜として作用する二酸化シリコン膜を用い
たアンタイ・ヒューズにより、従来の非晶質シリコン膜
を用いたアンタイ・ヒューズより経時変化の小さい半導
体記憶装置が実現できた。
【0117】(効果11) 図22(a)と図24
(a)の比較からわかる通り、塩素を不純物として含む
n型の硫化亜鉛膜と絶縁膜として作用する二酸化シリコ
ン膜を用いたアンタイ・ヒューズにより、従来の非晶質
シリコン膜を用いたアンタイ・ヒューズより高いオン電
流、低いリーク電流の特性を持つ半導体記憶装置が実現
できた。また図22(b)と図24(b)の比較からわ
かる通り、塩素を不純物として含むn型の硫化亜鉛膜と
絶縁膜として作用する二酸化シリコン膜を用いたアンタ
イ・ヒューズにより、従来の非晶質シリコン膜を用いた
アンタイ・ヒューズより経時変化の小さい半導体記憶装
置が実現できた。さらに図22(c)のように、順方向
バイアスをアンタイ・ヒューズに印加することで導通が
とれていない状態であることを発光により視覚的に確認
でき、アンタイ・ヒューズの導通がとれているのかどう
かをきわめて容易に確認することが出来るようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による硫化亜鉛膜を用いた半
導体記憶装置の構造の一例を示す図。
【図2】 図1の本発明の実施例による硫化亜鉛膜を用
いた半導体記憶装置の電流−電圧特性を示すグラフおよ
び信頼性試験の結果を示すグラフ。
【図3】 本発明の実施例によるガリウム砒素膜を用い
た半導体記憶装置の構造の一例を示す図。
【図4】 図3の本発明の実施例によるガリウム砒素膜
を用いた半導体記憶装置の電流−電圧特性を示すグラフ
および信頼性試験の結果を示すグラフ。
【図5】 本発明の実施例による、硫化亜鉛とセレン化
亜鉛の混合物よりなる膜を用いた半導体記憶装置の構造
の一例を示す図。
【図6】 図5の本発明の実施例による硫化亜鉛とセレ
ン化亜鉛の混合物よりなる膜を用いた半導体記憶装置の
電流−電圧特性を示すグラフおよび信頼性試験の結果を
示すグラフ。
【図7】 本発明の実施例による、硫化亜鉛とセレン化
亜鉛の超格子構造よりなる膜を用いた半導体記憶装置の
構造の一例を示す図。
【図8】 図7の本発明の実施例による硫化亜鉛とセレ
ン化亜鉛の超格子構造よりなる膜を用いた半導体記憶装
置の電流−電圧特性を示すグラフおよび信頼性試験の結
果を示すグラフ。
【図9】 本発明の実施例による窒素を含む硫化亜鉛膜
を用いた半導体記憶装置の構造の一例を示す図。
【図10】 図9の本発明の実施例による窒素を含む硫
化亜鉛膜を用いた半導体記憶装置の電流−電圧特性を示
すグラフおよび信頼性試験の結果を示すグラフ。
【図11】 本発明の実施例によるクロムを含むガリウ
ム砒素膜を用いた半導体記憶装置の構造の一例を示す
図。
【図12】 図11の本発明の実施例によるクロムを含
むガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の電流−電圧
特性を示すグラフおよび信頼性試験の結果を示すグラ
フ。
【図13】 本発明の実施例によるイントリンシックな
非晶質シリコン膜と燐を不純物として含むn型の非晶質
シリコン膜を用いた半導体記憶装置の構造の一例を示す
図。
【図14】 図13の本発明の実施例によるイントリン
シックな非晶質シリコン膜と燐を不純物として含むn型
の非晶質シリコン膜を用いた半導体記憶装置の電流−電
圧特性を示すグラフおよび信頼性試験の結果を示すグラ
フ。
【図15】 本発明の実施例による燐を不純物として含
むn型の非晶質シリコン膜とボロンを不純物として含む
p型の非晶質シリコン膜を用いた半導体記憶装置の構造
の一例を示す図。
【図16】 図15の本発明の実施例による燐を不純物
として含むn型の非晶質シリコン膜とボロンを不純物と
して含むp型の非晶質シリコン膜を用いた半導体記憶装
置の電流−電圧特性を示すグラフおよび信頼性試験の結
果を示すグラフ。
【図17】 本発明の実施例によるn型のガリウム砒素
膜とp型のガリウム砒素膜を用いた半導体記憶装置の構
造の一例を示す図。
【図18】 図17の本発明の実施例によるガリウム砒
素膜を用いた半導体記憶装置の電流−電圧特性を示すグ
ラフ、信頼性試験の結果を示すグラフ、および発光強度
−電圧特性を示すグラフ。
【図19】 本発明の実施例による燐を不純物として含
むn型の非晶質シリコン膜と絶縁膜として作用する二酸
化シリコン膜を用いた半導体記憶装置の構造の一例を示
す図。
【図20】 図19の本発明の実施例による燐を不純物
として含むn型の非晶質シリコン膜と絶縁膜として作用
する二酸化シリコン膜を用いた半導体記憶装置の電流−
電圧特性を示すグラフおよび信頼性試験の結果を示すグ
ラフ。
【図21】 本発明の実施例による塩素を不純物として
含むn型の硫化亜鉛膜と絶縁膜として作用する二酸化シ
リコン膜を用いた半導体記憶装置の構造の一例を示す
図。
【図22】 図21の本発明の実施例による塩素を不純
物として含むn型の硫化亜鉛膜と絶縁膜として作用する
二酸化シリコン膜を用いた半導体記憶装置の電流−電圧
特性を示すグラフ、信頼性試験の結果を示すグラフ、発
光強度−電圧特性を示すグラフ。
【図23】 従来の非晶質シリコン膜を用いた半導体記
憶装置の構造の一例を示す図。
【図24】 図23の従来の非晶質シリコン膜を用いた
半導体記憶装置の電流−電圧特性を示すグラフおよび信
頼性試験の結果を示すグラフ。
【符号の説明】
101 シリコン基板 102 第1のアルミニウム−銅合金膜 103 第1の窒化チタン膜 104 二酸化シリコン膜 105 硫化亜鉛膜 106 第2の窒化チタン膜 107 第2のアルミニウム−銅合金膜 305 ガリウム砒素膜 505 硫化亜鉛とセレン化亜鉛の混合物よりなる膜 705 硫化亜鉛とセレン化亜鉛の超格子構造よりなる
膜 905 窒素を含む硫化亜鉛膜 1105 クロムを含むガリウム砒素膜 1305 イントリンシックな非晶質シリコン膜 1306 燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン
膜 1505 燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン
膜 1506 ボロンを不純物として含むp型の非晶質シリ
コン膜 1705 n型のガリウム砒素膜 1706 p型のガリウム砒素膜 1707 ITO膜 1905 燐を不純物として含むn型の非晶質シリコン
膜 1906 二酸化シリコン膜 2105 塩素を不純物として含むn型の硫化亜鉛膜 2106 二酸化シリコン膜 2107 ITO膜 2305 非晶質シリコン膜

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電層と第2の導電層の間に、I
    I−VI族化合物半導体膜を狭持してなる構造を有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、II−VI族化合物半導体が、硫化亜鉛、セレン化
    亜鉛、テルル化亜鉛、アンチモン化亜鉛、硫化カドミウ
    ム、セレン化カドミウム、テルル化カドミウム、アンチ
    モン化カドミウム、硫化水銀、セレン化水銀、テルル化
    水銀、アンチモン化水銀のいづれかであることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 第1の導電層と第2の導電層の間に、I
    II−V族化合物半導体膜を狭持してなる構造を有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置におい
    て、III−V族化合物半導体が、インジウム燐、イン
    ジウム砒素、窒化ガリウム、ガリウム燐、ガリウム砒
    素、ガリウムアンチモン、インジウム燐、インジウム砒
    素のいづれかであることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 第1の導電層と第2の導電層の間に、I
    I−VI族化合物半導体の2種類以上のものの混合物よ
    りなる膜を狭持させてなる構造を有することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 第1の導電層と第2の導電層の間に、I
    II−V族化合物半導体の2種類以上のものの混合物よ
    りなる膜を狭持させてなる構造を有することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 第1の導電層と第2の導電層の間に、I
    I−VI族化合物半導体の2種類以上のものの層を各層
    少なくとも1層以上交互に積層させた膜を狭持させてな
    る構造を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 第1の導電層と第2の導電層の間に、I
    II−V族化合物半導体の2種類以上のものの層を各層
    少なくとも1層以上交互に積層させた膜を狭持させてな
    る構造を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 第1の導電層と第2の導電層の間に、V
    族元素を含むII−VI族化合物半導体膜、またはV族
    元素を含むII−VI族化合物半導体の2種類以上のも
    のの混合膜、またはII−VI族化合物半導体の2種類
    以上のものの層を各層少なくとも1層以上交互に積層さ
    せた膜の少なくとも1層がV族元素を含む膜を狭持して
    なる構造を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体記憶装置におい
    て、V族元素が、窒素、燐、砒素、アンチモンのいづれ
    かであることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 第1の導電層と第2の導電層の間に、
    深い準位を形成する元素を含むIII−V族化合物半導
    体膜、または深い準位を形成する元素を含むIII−V
    族化合物半導体の2種類以上のものの混合膜、またはI
    II−V族化合物半導体の2種類以上のものの層を各層
    少なくとも1層以上交互に積層させた膜の少なくとも1
    層が深い準位を形成する元素を含む膜を狭持してなる構
    造を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体記憶装置にお
    いて、深い準位を形成する元素が、クロム、鉄、金、
    銅、ニッケル、タングステン、モリブデン、バナジウ
    ム、イリジウム、オスミウムのいづれかであることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 第1の導電層と第2の導電層の間に不
    純物を含まない半導体膜と不純物を含む半導体膜を挾持
    させてなる構造を有することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  14. 【請求項14】 第1の導電層と第2の導電層の間にn
    型の導電型の不純物を含む半導体膜とp型の導電型の不
    純物を含む半導体膜を挾持させてなる構造を有すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の半導体記憶装置にお
    いて、第1の導電層と第2の導電層の少なくとも一方が
    概ね透明であることを特徴とする半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 請求項14および請求項15記載の半
    導体記憶装置において、n型の導電型の不純物を含む半
    導体膜とp型の導電型の不純物を含む半導体膜が共にI
    II−V族化合物半導体であることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の半導体記憶装置にお
    いて、III−V族化合物半導体が、インジウム燐、イ
    ンジウム砒素、窒化ガリウム、ガリウム燐、ガリウム砒
    素、ガリウムアンチモン、インジウム燐、インジウム砒
    素のいづれかであることを特徴とする半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 第1の導電層と第2の導電層の間に不
    純物を含む半導体膜と絶縁膜を挾持させてなる構造を有
    することを特徴とする半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 請求項18の半導体記憶装置におい
    て、第1の導電層と第2の導電層の少なくとも一方が概
    ね透明であることを特徴とする半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 請求項18及び請求項19記載の半導
    体記憶装置において、不純物を含む半導体膜がII−V
    I族化合物半導体であることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の半導体記憶装置にお
    いて、II−VI族化合物半導体が、硫化亜鉛、セレン
    化亜鉛、テルル化亜鉛、アンチモン化亜鉛、硫化カドミ
    ウム、セレン化カドミウム、テルル化カドミウム、アン
    チモン化カドミウム、硫化水銀、セレン化水銀、テルル
    化水銀、アンチモン化水銀のいづれかであることを特徴
    とする半導体記憶装置。
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