JPH0745685B2 - 線状添加剤供給装置 - Google Patents
線状添加剤供給装置Info
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- JPH0745685B2 JPH0745685B2 JP14013088A JP14013088A JPH0745685B2 JP H0745685 B2 JPH0745685 B2 JP H0745685B2 JP 14013088 A JP14013088 A JP 14013088A JP 14013088 A JP14013088 A JP 14013088A JP H0745685 B2 JPH0745685 B2 JP H0745685B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、溶湯中に添加する線状の添加剤を送出する線
状添加剤供給装置に関する。
状添加剤供給装置に関する。
<従来の技術> 線状添加剤は脱酸、脱硫等の目的で金属溶湯に投入され
るが、この目的を十分に遂行するためには溶湯の奥深く
正確な位置に投入されなければならない。
るが、この目的を十分に遂行するためには溶湯の奥深く
正確な位置に投入されなければならない。
このため、金属溶湯に線状添加剤を投入する装置におい
て、一般に投入機からガイドパイプを経て溶湯に線状添
加剤を投入される。所定量の線状添加剤の投入後、金属
溶湯鍋を添加剤投入位置から移動する場合、ガイドパイ
プを投入位置から鍋の移動に支障の無い位置へ退避させ
る必要がある。
て、一般に投入機からガイドパイプを経て溶湯に線状添
加剤を投入される。所定量の線状添加剤の投入後、金属
溶湯鍋を添加剤投入位置から移動する場合、ガイドパイ
プを投入位置から鍋の移動に支障の無い位置へ退避させ
る必要がある。
従って、従来、これらの装置においては、ガイドパイプ
の投入位置から退避位置への移動は、ガイドパイプの昇
降、旋回、前後移動などで行なっていた。
の投入位置から退避位置への移動は、ガイドパイプの昇
降、旋回、前後移動などで行なっていた。
例えば、このような従来の線状添加剤供給装置としては
第3a図、第3b図および第3c図に示すようなものがある
(特公昭58−36645号公報参照)。
第3a図、第3b図および第3c図に示すようなものがある
(特公昭58−36645号公報参照)。
すなわち、同図において、リール2に巻回された線状添
加剤1を複数のピンチロール3により送り出し、線状添
加剤1の端部を、ガイドパイプ4内に挿通させて、当該
端部を金属溶湯鍋(取鍋)5中の溶湯aの表面に案内し
ている。
加剤1を複数のピンチロール3により送り出し、線状添
加剤1の端部を、ガイドパイプ4内に挿通させて、当該
端部を金属溶湯鍋(取鍋)5中の溶湯aの表面に案内し
ている。
そして、線状添加剤1の端部を溶湯a内に一定長さ差し
込んで添加剤の添加を行なっている。
込んで添加剤の添加を行なっている。
一方、添加処理が終了した場合には、線状添加剤1をリ
ールモータ7を逆転させて少し引き戻すと共に、シリン
ダ8に連結されたラック9によりガイドパイプ4の先方
湾曲回転部4aに取付られたピニオン10を回転させて、ガ
イドパイプ4の先方湾曲回転部4aを回転させる。
ールモータ7を逆転させて少し引き戻すと共に、シリン
ダ8に連結されたラック9によりガイドパイプ4の先方
湾曲回転部4aに取付られたピニオン10を回転させて、ガ
イドパイプ4の先方湾曲回転部4aを回転させる。
このようにして添加剤の添加された取鍋5の移動および
添加剤未添加の取鍋5との交換を容易ならしめている。
添加剤未添加の取鍋5との交換を容易ならしめている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上述した従来の装置のように、ガイドパ
イプを投入位置から退避位置へ移動する場合、ガイドパ
イプ内に線状添加剤が入ったままで移動すると線状添加
剤が異常に曲げやねじれを生じ、再投入時はスムーズな
投入ができなくなる。
イプを投入位置から退避位置へ移動する場合、ガイドパ
イプ内に線状添加剤が入ったままで移動すると線状添加
剤が異常に曲げやねじれを生じ、再投入時はスムーズな
投入ができなくなる。
例えば、第3a図〜第3c図に示す装置において、ガイドパ
イプ4の内部に線状添加剤1が内挿されたままで、ガイ
ドパイプ4の先方湾曲回転部4aを回転・移動させると、
内挿された線状添加剤1に曲がりやねじれが生ずること
がある。
イプ4の内部に線状添加剤1が内挿されたままで、ガイ
ドパイプ4の先方湾曲回転部4aを回転・移動させると、
内挿された線状添加剤1に曲がりやねじれが生ずること
がある。
そして、この曲り、ねじれが発生すると、ピンチローラ
3により線状添加剤1を再送出しようとした場合に、線
状添加剤1がガイドパイプ4内につまったりしてスムー
ズな送り出しが不能になるという問題が生ずる。
3により線状添加剤1を再送出しようとした場合に、線
状添加剤1がガイドパイプ4内につまったりしてスムー
ズな送り出しが不能になるという問題が生ずる。
そのためガイドパイプを移動する前にパイプ内にある線
状添加剤を引き戻すことが必要で、この引き戻しの停止
のタイミングが重要であるが、一般に投入機とガイドパ
イプ間は短いため、オーバーに引き戻すと投入機から線
状添加剤が外れ、再投入時に面倒な段取が必要となる。
この引き戻し停止方法としては目視で引き戻し装置を操
作する方法や、引き戻し長さをあらかじめ測定し計測カ
ウンターによる方法などがあるがいずれも問題がある。
引き戻し長さは添加剤の種類や溶湯の量により各々変化
するので精度の高い停止位置は望めない。
状添加剤を引き戻すことが必要で、この引き戻しの停止
のタイミングが重要であるが、一般に投入機とガイドパ
イプ間は短いため、オーバーに引き戻すと投入機から線
状添加剤が外れ、再投入時に面倒な段取が必要となる。
この引き戻し停止方法としては目視で引き戻し装置を操
作する方法や、引き戻し長さをあらかじめ測定し計測カ
ウンターによる方法などがあるがいずれも問題がある。
引き戻し長さは添加剤の種類や溶湯の量により各々変化
するので精度の高い停止位置は望めない。
一方、線状添加剤で自己燃焼するものは、投入完了後着
火された添加剤の端末を切断したり、消火剤で消火しな
ければならない。添加剤の投入時間は短時間に行なわね
ばならないため、これらの消火や端末切断等の作業を手
作業で行なうことは危険であり、煩わしいなどの問題も
ある。
火された添加剤の端末を切断したり、消火剤で消火しな
ければならない。添加剤の投入時間は短時間に行なわね
ばならないため、これらの消火や端末切断等の作業を手
作業で行なうことは危険であり、煩わしいなどの問題も
ある。
本発明は、かかる問題点を解消すべくなされたもので金
属溶湯鍋の交換等の際に、線状添加剤の端末を管状案内
部材(ガイドパイプ)の投入位置から退避位置への移動
に先立って、前記管状案内部材内から完全に引き戻し、
送出引戻装置の出口側の所定位置に停止させ、必要があ
る場合には前記端末を切断することにより、次の線状添
加剤の金属溶湯鍋への投入を容易かつ正確に行なうこと
のできる線状添加剤供給装置を提供することを目的とす
る。
属溶湯鍋の交換等の際に、線状添加剤の端末を管状案内
部材(ガイドパイプ)の投入位置から退避位置への移動
に先立って、前記管状案内部材内から完全に引き戻し、
送出引戻装置の出口側の所定位置に停止させ、必要があ
る場合には前記端末を切断することにより、次の線状添
加剤の金属溶湯鍋への投入を容易かつ正確に行なうこと
のできる線状添加剤供給装置を提供することを目的とす
る。
さらに、上述の線状添加剤供給装置において、線状添加
剤の送り出し、引き戻し、停止さらに必要があるならば
切断、および前記管状案内部材の移動を自動化するため
の制御手段を有する線状添加剤供給装置を提供すること
を他の目的とする。
剤の送り出し、引き戻し、停止さらに必要があるならば
切断、および前記管状案内部材の移動を自動化するため
の制御手段を有する線状添加剤供給装置を提供すること
を他の目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記目的達成のために、本発明は溶湯中に添加する線状
添加剤を送り出し、引き戻す送出引戻装置と、該送出引
戻装置から送り出された線状添加剤を溶湯表面近傍に案
内する移動可能な管状案内部材とを備えた線状添加剤供
給装置において、 前記送出引戻装置の出口側と前記管状案内部材の前記送
出引戻装置側の端部との間に、線状添加剤の引戻時に線
状添加剤の端末を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された線状添加剤の端末情報に基づいて前記線状
添加剤を停止する手段とを配設したことを特徴とする線
状添加剤供給装置を提供するものである。
添加剤を送り出し、引き戻す送出引戻装置と、該送出引
戻装置から送り出された線状添加剤を溶湯表面近傍に案
内する移動可能な管状案内部材とを備えた線状添加剤供
給装置において、 前記送出引戻装置の出口側と前記管状案内部材の前記送
出引戻装置側の端部との間に、線状添加剤の引戻時に線
状添加剤の端末を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された線状添加剤の端末情報に基づいて前記線状
添加剤を停止する手段とを配設したことを特徴とする線
状添加剤供給装置を提供するものである。
また、上述の線状添加剤供給装置において、前記送出引
戻装置と前記検出手段との間に前記線状添加剤を切断す
る切断装置を配設したことを特徴とする線状添加剤供給
装置を提供するものである。
戻装置と前記検出手段との間に前記線状添加剤を切断す
る切断装置を配設したことを特徴とする線状添加剤供給
装置を提供するものである。
また、上述の線状添加剤供給装置のいずれかにおいて、
前記線状添加剤の送り出し、引き戻し、停止および前記
管状案内部材の移動あるいは送り出し、引き戻し、停
止、切断および前記管状案内部材の移動を自動化するた
めの制御手段を有することを特徴とする線状添加剤供給
装置を提供するものである。
前記線状添加剤の送り出し、引き戻し、停止および前記
管状案内部材の移動あるいは送り出し、引き戻し、停
止、切断および前記管状案内部材の移動を自動化するた
めの制御手段を有することを特徴とする線状添加剤供給
装置を提供するものである。
<作用> 管状案内部材の移動前に、送出引戻装置により管状案内
部材内の線状添加剤を完全に引き戻し、検出手段により
端末が検出されたときに、停止手段により引き戻しを停
止する。加えて、必要があれば、前記端末を切断する。
この後、管状案内部材の移動を行なう。
部材内の線状添加剤を完全に引き戻し、検出手段により
端末が検出されたときに、停止手段により引き戻しを停
止する。加えて、必要があれば、前記端末を切断する。
この後、管状案内部材の移動を行なう。
このようにしたので、管状案内部材の移動にともなう線
状添加剤の曲り、ねじれを防止でき、再送出をスムーズ
に行なうことができる。
状添加剤の曲り、ねじれを防止でき、再送出をスムーズ
に行なうことができる。
また、これらの線状添加剤の送り出し、引き戻し、停止
あるいは必要があれば切断および前記管状案内部材の移
動を自動化することにより金属溶湯中への線状添加剤の
投入を容易かつ正確かつスムーズに行なうことができ
る。
あるいは必要があれば切断および前記管状案内部材の移
動を自動化することにより金属溶湯中への線状添加剤の
投入を容易かつ正確かつスムーズに行なうことができ
る。
<実 施 例> 以下に本発明に係る線状添加剤供給装置を添付の図面に
示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図に従って装置全体の説明を行なう。
まず、線状添加剤1はリール2に巻回されており、該リ
ール2はペイオフスタンド20に回転自在に支持されてい
る。リール2の下流には複数のピンチローラ3からなる
線状添加剤1の投入機2が設けられている。ここで、投
入機2は本発明の送出引戻装置を構成する。
ール2はペイオフスタンド20に回転自在に支持されてい
る。リール2の下流には複数のピンチローラ3からなる
線状添加剤1の投入機2が設けられている。ここで、投
入機2は本発明の送出引戻装置を構成する。
線状添加剤1の端末は、第1ガイドパイプ22内に内挿さ
れ、さらに中間に湾曲部を有する第2ガイドパイプ23内
に内挿されている。
れ、さらに中間に湾曲部を有する第2ガイドパイプ23内
に内挿されている。
線状添加剤1の端末は金属溶湯鍋5内の溶湯aの表面下
に投入される。ここで第2ガイドパイプ23は本発明の管
状案内部材を構成する。
に投入される。ここで第2ガイドパイプ23は本発明の管
状案内部材を構成する。
ここで、第2ガイドパイプ23の端末には、第2ガイドパ
イプを移動させるためのガイドパイプ移動装置24が配設
される。ガイドパイプ移動装置24は、支柱24aと摺動自
在に嵌挿され、第2ガイドパイプに一体的に取付けられ
た移動ブロック24bとからなり、第2ガイドパイプ23
を、支柱24aにそって上下させることができる。
イプを移動させるためのガイドパイプ移動装置24が配設
される。ガイドパイプ移動装置24は、支柱24aと摺動自
在に嵌挿され、第2ガイドパイプに一体的に取付けられ
た移動ブロック24bとからなり、第2ガイドパイプ23
を、支柱24aにそって上下させることができる。
また、第2図に示すように前記第1ガイドパイプ22を基
台26に支持するブラケット27には、シリンダ28が取付け
られている。そのシリンダロッド28aの先端に線状添加
剤1の端末を検出する端末検出器29が設けられている。
ここで端末検出器29は本発明の検出手段を構成する。端
末検出器29と投入機21およびリール2の駆動源とは停止
手段32に電気的に接続される。このようにして、線状添
加剤1を引き戻したときに、端末検出器29によって端末
を検出すると同時に端末検出器29によって検出された端
末情報に基づいて停止手段32により投入機21の線状添加
剤1の引き戻しを停止する。もちろん停止手段32により
リール2の回転も同時に停止させる。なお、前記シリン
ダ28により端末検出器29の位置調整を行なうことができ
る。停止手段32は端末検出器29の端末検出により投入機
21による線状添加剤の引き戻しを停止できるものであれ
ばどのようなものでもよく、本実施例のように電気的に
行なってもよいが、機械的な停止あるいは投入機21の駆
動源の電源を機械的に遮断するなどの機械的方法による
ものであってもよい。
台26に支持するブラケット27には、シリンダ28が取付け
られている。そのシリンダロッド28aの先端に線状添加
剤1の端末を検出する端末検出器29が設けられている。
ここで端末検出器29は本発明の検出手段を構成する。端
末検出器29と投入機21およびリール2の駆動源とは停止
手段32に電気的に接続される。このようにして、線状添
加剤1を引き戻したときに、端末検出器29によって端末
を検出すると同時に端末検出器29によって検出された端
末情報に基づいて停止手段32により投入機21の線状添加
剤1の引き戻しを停止する。もちろん停止手段32により
リール2の回転も同時に停止させる。なお、前記シリン
ダ28により端末検出器29の位置調整を行なうことができ
る。停止手段32は端末検出器29の端末検出により投入機
21による線状添加剤の引き戻しを停止できるものであれ
ばどのようなものでもよく、本実施例のように電気的に
行なってもよいが、機械的な停止あるいは投入機21の駆
動源の電源を機械的に遮断するなどの機械的方法による
ものであってもよい。
一方、第1ガイドパイプ22と投入機21との間には切断装
置30が設けられており、引き戻し停止後に、線状添加剤
1の端末部を切断できるようになっている。このように
したので、着火性のある線状添加剤1を用いた場合にお
いて、着火している端末部のみをすばやくかつ確実に切
断処理することができる。特に添加剤の投入は短時間で
行なわなければならないが自動的にすみやかに切断処理
できるので、本切断処理は非常に有利である。
置30が設けられており、引き戻し停止後に、線状添加剤
1の端末部を切断できるようになっている。このように
したので、着火性のある線状添加剤1を用いた場合にお
いて、着火している端末部のみをすばやくかつ確実に切
断処理することができる。特に添加剤の投入は短時間で
行なわなければならないが自動的にすみやかに切断処理
できるので、本切断処理は非常に有利である。
なお、着火性のない線状添加剤1の場合には、切断装置
30を設けなくても本発明の目的は達成することができ
る。また投入機21には、送出された線状添加剤1の長さ
をカウントする図示しないカウンターが付設されてい
る。
30を設けなくても本発明の目的は達成することができ
る。また投入機21には、送出された線状添加剤1の長さ
をカウントする図示しないカウンターが付設されてい
る。
さらに、第2図に示すように、停止手段32と切断装置30
およびガイドパイプ移動装置24の駆動源とが制御手段34
に電気的に接続されている場合には、制御手段34によ
り、線状添加剤1の金属溶湯a中への投入開始から第2
ガイドパイプ23の退避までの一連のシーケンス操作を自
動化することができる。
およびガイドパイプ移動装置24の駆動源とが制御手段34
に電気的に接続されている場合には、制御手段34によ
り、線状添加剤1の金属溶湯a中への投入開始から第2
ガイドパイプ23の退避までの一連のシーケンス操作を自
動化することができる。
すなわち、投入開始→投入量カウンタによる投入停止→
引き戻し→端末検出による引き戻し停止→端末切断→第
2ガイドパイプ退避までの行程を一連の連続したシーケ
ンス動作として得るように制御手段34により自動化する
ことができる。これらのシーケンス動作を自動化するこ
とにより、線状添加剤投入作業を正確かつ安全かつ迅速
に行なうことができる。
引き戻し→端末検出による引き戻し停止→端末切断→第
2ガイドパイプ退避までの行程を一連の連続したシーケ
ンス動作として得るように制御手段34により自動化する
ことができる。これらのシーケンス動作を自動化するこ
とにより、線状添加剤投入作業を正確かつ安全かつ迅速
に行なうことができる。
また、第1図に示すように、第2図における停止手段32
と制御手段34を1つの制御装置35として構成してもよ
い。
と制御手段34を1つの制御装置35として構成してもよ
い。
次に本発明の作用について説明する。
まず、線状添加剤1の端末は投入機21、第1および第2
ガイドパイプ22,23を経て、カウンタにより計測された
所定量だけ溶湯aの表面下に投入される。そして、添加
が終了すると、線状添加剤1はリール2に引き戻され
る。
ガイドパイプ22,23を経て、カウンタにより計測された
所定量だけ溶湯aの表面下に投入される。そして、添加
が終了すると、線状添加剤1はリール2に引き戻され
る。
この際、端末検出器29により端末が検出されるまで引き
戻しが行なわれる。従って、第1および第2ガイドパイ
プ22,23内から完全に引き抜かれた状態まで引き戻しが
なされる。このように検出器29により端末を正確に検出
して停止手段32により引き戻しを停止するので、引き戻
し過ぎによって端末が投入機21からはずれることがな
い。また直接端末を検出するようにしているので、周知
の目視引戻や引戻し長さを予め測定してこれを測定して
引き戻しを停止する方法に比べて高精度に停止制御を行
なうことができる。
戻しが行なわれる。従って、第1および第2ガイドパイ
プ22,23内から完全に引き抜かれた状態まで引き戻しが
なされる。このように検出器29により端末を正確に検出
して停止手段32により引き戻しを停止するので、引き戻
し過ぎによって端末が投入機21からはずれることがな
い。また直接端末を検出するようにしているので、周知
の目視引戻や引戻し長さを予め測定してこれを測定して
引き戻しを停止する方法に比べて高精度に停止制御を行
なうことができる。
次に、切断装置30により線状添加剤1はその端末付近に
おいて切断され、端末部は図中下方に落下する。
おいて切断され、端末部は図中下方に落下する。
最後に、第2ガイドパイプ23を支柱24によって移動する
ことにより、第2ガイドパイプ23を金属溶湯鍋5の図中
上方に退避する。そして新たに添加剤を添加するべく、
溶湯aの入った金属溶湯鍋5を第2ガイドパイプ23の下
方に設置して、以上の操作をくりかえす。
ことにより、第2ガイドパイプ23を金属溶湯鍋5の図中
上方に退避する。そして新たに添加剤を添加するべく、
溶湯aの入った金属溶湯鍋5を第2ガイドパイプ23の下
方に設置して、以上の操作をくりかえす。
なお、本実施例では本発明の管状案内部材をパイプによ
り形成したが、線状添加剤を案内できるものであればど
のような形状のものでもよく、たとえば矩形断面を有す
るものあるいは断面コ字状のものであってもよい。
り形成したが、線状添加剤を案内できるものであればど
のような形状のものでもよく、たとえば矩形断面を有す
るものあるいは断面コ字状のものであってもよい。
また、本実施例では、検出手段である端末検出器29とし
ては、端末検知できるものであればいかなるものでもよ
く、例えば、金属検知器あるいは光学式、機械式、接触
式の各種のセンサー等を用いることができることはいう
までもない。
ては、端末検知できるものであればいかなるものでもよ
く、例えば、金属検知器あるいは光学式、機械式、接触
式の各種のセンサー等を用いることができることはいう
までもない。
<発明の効果> 以上、詳述したように、本発明によれば、送出引戻装置
の出口側と管状案内部材の送出引戻装置側端部との間
に、線状添加剤の引き戻し時、その端末を検出する検出
手段および検出手段の端末情報に基づいて引き戻しを停
止する停止手段を配設したので、精度よく、送出引戻装
置の手前で線状添加剤の端末を停止することができると
共に、管状案内部材内から線状添加剤を完全に引き戻せ
るので、管状案内部材を移動しても、線状添加剤の曲が
り、ねじれ発生などを防止し、もって再送出時のトラブ
ルを防止することができる線状添加剤供給装置を提供で
きるという効果がある。
の出口側と管状案内部材の送出引戻装置側端部との間
に、線状添加剤の引き戻し時、その端末を検出する検出
手段および検出手段の端末情報に基づいて引き戻しを停
止する停止手段を配設したので、精度よく、送出引戻装
置の手前で線状添加剤の端末を停止することができると
共に、管状案内部材内から線状添加剤を完全に引き戻せ
るので、管状案内部材を移動しても、線状添加剤の曲が
り、ねじれ発生などを防止し、もって再送出時のトラブ
ルを防止することができる線状添加剤供給装置を提供で
きるという効果がある。
また、本発明によれば、線状添加剤を停止後、切断装置
を配設して、線状添加剤の端末を切断するよう構成した
ので、例え、線状添加剤が自己燃焼するものであって
も、短時間かつ確実かつ安全に切断でき、作業を容易に
行なうことができる線状添加剤供給装置を提供できると
いう効果がある。
を配設して、線状添加剤の端末を切断するよう構成した
ので、例え、線状添加剤が自己燃焼するものであって
も、短時間かつ確実かつ安全に切断でき、作業を容易に
行なうことができる線状添加剤供給装置を提供できると
いう効果がある。
さらに本発明によれば、制御手段を設けることにより、
線状添加剤の金属溶湯中への投入開始から管状案内部材
の移動までの行程すなわち、投入開始→所定投入量投入
後投入停止→引き戻し→端末検出による引き戻し停止→
必要あれば端末切断→管状案内部材退避までの一連の連
続したシーケンス動作を自動化することができるので、
線状添加剤投入作業を正確かつ安全かつ迅速に行なうこ
とができる。
線状添加剤の金属溶湯中への投入開始から管状案内部材
の移動までの行程すなわち、投入開始→所定投入量投入
後投入停止→引き戻し→端末検出による引き戻し停止→
必要あれば端末切断→管状案内部材退避までの一連の連
続したシーケンス動作を自動化することができるので、
線状添加剤投入作業を正確かつ安全かつ迅速に行なうこ
とができる。
第1図は、本発明に係る線状添加剤供給装置の一実施例
の全体構成図である。 第2図は、第1図の要部側面図である。 第3a図は、従来の線状添加剤供給装置の全体構成図であ
り、第3b図は、第3a図の要部側面図であり、第3c図は、
第3b図の底面図である。 符号の説明 a……溶湯、1……線状添加剤、 2……リール、3……ピンチロール、 4……ガイドパイプ、4a……先方湾曲回転部、 5……金属溶湯鍋(取鍋)、7……リールモータ、 8……シリンダ、9……ラック、 10……ピニオン、20……ペイオフスタンド、 21……投入機、22……第1ガイドパイプ、 23……第2ガイドパイプ、 24……ガイドパイプ移動装置、 24a……支柱、24b……移動ブロック、 26……基台、27……ブラケット、 28……シリンダ、28a……シリンダロッド、 29……端末検出器、30……切断装置、 32……停止手段、34……制御手段、 35……制御装置
の全体構成図である。 第2図は、第1図の要部側面図である。 第3a図は、従来の線状添加剤供給装置の全体構成図であ
り、第3b図は、第3a図の要部側面図であり、第3c図は、
第3b図の底面図である。 符号の説明 a……溶湯、1……線状添加剤、 2……リール、3……ピンチロール、 4……ガイドパイプ、4a……先方湾曲回転部、 5……金属溶湯鍋(取鍋)、7……リールモータ、 8……シリンダ、9……ラック、 10……ピニオン、20……ペイオフスタンド、 21……投入機、22……第1ガイドパイプ、 23……第2ガイドパイプ、 24……ガイドパイプ移動装置、 24a……支柱、24b……移動ブロック、 26……基台、27……ブラケット、 28……シリンダ、28a……シリンダロッド、 29……端末検出器、30……切断装置、 32……停止手段、34……制御手段、 35……制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】溶湯中に添加する線状添加剤を送り出し、
引き戻す送出引戻装置と、該送出引戻装置から送り出さ
れた線状添加剤を溶湯表面近傍に案内する移動可能な管
状案内部材とを備えた線状添加剤供給装置において、 前記送出引戻装置の出口側と前記管状案内部材の前記送
出引戻装置側の端部との間に、線状添加剤の引戻時に線
状添加剤の端末を検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された線状添加剤の端末情報に基づいて前記線状
添加剤を停止する手段とを配設したことを特徴とする線
状添加剤供給装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の線状添加剤供給装置にお
いて、前記送出引戻装置と前記検出手段との間に前記線
状添加剤を切断する切断装置を配設したことを特徴とす
る線状添加剤供給装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の線状添加
剤供給装置において、前記線状添加剤の送り出し、引き
戻し、停止および前記管状案内部材の移動あるいは送り
出し、引き戻し、停止、切断および前記管状案内部材の
移動を自動化するための制御手段を有することを特徴と
する線状添加剤供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14013088A JPH0745685B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 線状添加剤供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14013088A JPH0745685B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 線状添加剤供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01309916A JPH01309916A (ja) | 1989-12-14 |
JPH0745685B2 true JPH0745685B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=15261592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14013088A Expired - Lifetime JPH0745685B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 線状添加剤供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745685B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101159614B1 (ko) * | 2010-04-29 | 2012-06-27 | 현대제철 주식회사 | 합금 와이어 공급 장치 및 시스템 |
JP6493036B2 (ja) * | 2015-07-06 | 2019-04-03 | 新日鐵住金株式会社 | 溶鋼のワイヤ送給設備 |
-
1988
- 1988-06-07 JP JP14013088A patent/JPH0745685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01309916A (ja) | 1989-12-14 |
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