JPH0745555Y2 - コークス乾式消火設備の冷却塔ガス出口フリュー - Google Patents

コークス乾式消火設備の冷却塔ガス出口フリュー

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JPH0745555Y2
JPH0745555Y2 JP4726491U JP4726491U JPH0745555Y2 JP H0745555 Y2 JPH0745555 Y2 JP H0745555Y2 JP 4726491 U JP4726491 U JP 4726491U JP 4726491 U JP4726491 U JP 4726491U JP H0745555 Y2 JPH0745555 Y2 JP H0745555Y2
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輝雄 中山
浩一郎 中川
雄一 山村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コークス乾式消化設備
の冷却塔で赤熱コークスとの熱交換によって高温となっ
たガスをボイラー等の熱交換器に送り出す際、ガスの排
出に随伴される粉粒体を少なくしたガス出口フリューに
関する。
【0002】
【従来の技術】コークス炉から押し出された赤熱コーク
スの顕熱を回収しながら、赤熱コークスを冷却するもの
として、冷却塔にバッチ装入された赤熱コークスをプレ
チャンバに一旦貯留し、このプレチャンバから連続的に
冷却ゾーンに落下させる方式のコークス乾式消化設備が
知られている。
【0003】図11は、この顕熱回収系統を備えたコー
クス乾式消化設備を示す。
【0004】コークス炉からの赤熱コークスは、冷却塔
本体1の頂部に設けた投入口2からプレチャンバ3に投
入される。そして、下方の冷却室4に逐次落下し、ガス
吹込み口5から吹き込まれた不活性ガスとの熱交換によ
って約200度程度に冷却される。冷却されたコークス
は、排出口6から切り出し装置7によって切り出され
る。他方、熱交換によって約800度に昇温した不活性
ガスは、排口8から環状ダクト10を経由してボイラ
11に導かれる。ボイラ11には、流入管12から水が
供給されており、この水がダクト10から送られてきた
不活性ガスの保有熱を吸収し温水又は水蒸気となって流
出管13から取り出される。
【0005】このコークス乾式消化設備は、近年、単位
投資額当たりの回収熱量の増加等を目的として、設備が
大型化される傾向にある。
【0006】しかし、この設備の大型化は排気口8内の
コークス塊による閉塞という新たな問題を引き起こして
いる。
【0007】つまり、設備の大型化で冷却塔本体1に投
入される赤熱コークス量が増加するが、これを冷却する
に必要な吹込みガス量は投入コークス量の増加比率以上
に多くの量を必要とする。一方、排気口8は、設備が大
型化してもれんが積構造及び築炉上から制約を受け、あ
る大きさ以上には大きくできない。
【0008】また、排気口8の大型化は、排気口8内に
侵入するコークス堆積厚みを厚くし、排気口8内の不活
性ガス流の偏流を大きくする。
【0009】すなわち、上部炉壁17近傍は、コークス
堆積厚みが薄く、不活性ガス流が流れ易いが、下部炉壁
19近傍はコークス堆積厚みが厚く、不活性ガス流が流
れ難くなり、ガスが上部炉壁17近傍に集中して流れ
る。
【0010】従って、設備の大型化は、排気口8内での
不活性ガスの流速増加,偏流を招き、不活性ガス流に随
伴されるコークス塊、粉粒を増加させ、ひいては排気口
8内のコークス塊,粉粒による閉塞を引き起こす。
【0011】この不活性ガス流に随伴されるコークス
塊,粉粒の量を低下させるものとして、図14に示すよ
うに、排気口を複数又は単数の仕切り壁22で多段に仕
切ることが実公昭62−15222号公報に記載されて
いる。
【0012】この仕切り壁22によって、排気口8内に
あるコークス塊20は、仕切り壁22より上方の表面2
0aと下方の表面20bとをもつ。このコークス塊20
の堆積状態を図13の場合と比較すると、不活性ガス流
21の流れ方向にみたコークス塊20の堆積厚みが約半
分になっている。そのため、上部炉壁17直下と仕切り
壁22直上との間、及び仕切り壁22直下と下部仕切り
壁19直上との間での通気抵抗の差が小さく、上部炉壁
17直下及び仕切り壁22直下に不活性ガス流21が集
中する傾向も抑制される。その結果、不活性ガス流21
によって吹き飛ばされるコークス塊20や粉粒も小さく
なる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の排気口は、仕切り壁22がたとえば柱状部18の側面
から突出したものとして設けられる。そのため、柱状部
18として特別に製造された異形れんがが必要となり、
既存の設備に付設することも容易でない。
【0014】更に、一つの仕切り壁は隣同士の2ケの柱
状部18に支持されるため、各柱状部18が熱膨張等で
独自に動くと仕切り壁22に亀裂が入ったり、損傷した
りする。これが操業変動に伴う温度変動等で何度も繰り
返されると仕切り壁22が脱落することさえある。
【0015】また、下部炉壁19近傍は、図10に示す
ように、コークス粉粒が集積するが、従来の排気口8に
はこれを排出できる機構がない。このため、下部炉壁近
傍の空隙率が低下し、排気口を通過できる不活性ガスの
量は大幅には増加しない。
【0016】これらの問題を解決するものとして、図2
及び図12に示すように、排気口8の下部炉壁19に軌
条型れんが25等を配列して溝部23を形成することが
特願平1−161237号に記載されている。
【0017】この溝部23は、下部炉壁19面に堆積す
るコークス粉粒を冷却筒室に排出させる機構をもつた
め、下部炉壁19近傍の空隙率の低下が抑制されるし、
また、溝部23がガス通路としても活用できる。そのた
め、上部炉壁17側を通過する不活性ガス流の流量が少
なくなり、上部炉壁17直下を不活性ガスが集中して流
れることがなく、コークス塊や粉粒の随伴が抑制され
る。
【0018】しかし、溝部23を形成する軌条型れんが
25は、図12に示すように、同図の25bの部位のみ
で支持されており、構造体として不安定である。このた
め、操業変動に伴う温度変動等でれんがが動くと、れん
がが損傷したり脱落することさえある。
【0019】そこで、本考案は、溝部を構成するれんが
積の構造安定化を計り、かつ下部炉壁19に集積したコ
ークス粉粒を導出する溝部23を形成して、溝部のれん
が積み構造を強固にすると共に、不活性ガス流に随伴さ
れるコークス塊粉粒を抑制することを目的とする。
【0020】また従来の溝部23は、排気口8と空隙2
6aを接続する小通路26bが不活性ガス流の流路方向
と平衡に配置されている。このため、コークス粉粒31
の空隙26aへの落下量が少なく、下部炉壁19近傍の
空隙率の低下はあまり抑制出きないという問題があっ
た。
【0021】本考案は、下部炉壁19近傍の空隙率の低
下をより抑制し、排気口を通過する不活性ガス流が上部
炉壁側で局部的に集中して流れることを防止し、コーク
ス塊や粉粒の随伴を抑制することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本考案は、冷却塔の周囲
に設けた環状ダクトに炉内を接続する排気口を下部炉
壁,上部炉壁及び柱状部で区画し、前記排気口の少なく
とも入側部分に当たる前記下部炉壁側に、前記排気口を
通過する不活性ガス流の流路方向に延びる複数の溝部を
形成したコークス乾式消化設備の冷却塔ガス出口フリュ
ーにおいて、前記溝部を空隙と排気口と空隙を接続する
小通路から構成し、前記小通路を不活性ガスの流路方向
に断続的に設置するか、または、前記小通路を不活性ガ
スの流路方向と略直角に配置することを特徴とするコー
クス乾式消化設備の冷却塔のガス出口フリューである。
【0023】
【作用】排気口の下部炉壁に空隙と排気口と空隙を接続
する小通路から構成される溝部を形成し、小通路の幅寸
法をコークス粉粒は通過でき、コークス塊は通過できな
いものとすると、下部炉壁面に堆積したコークス塊は空
隙に落下しないが、コークス粉粒は小通路を介して空隙
に落下する。このため、下部炉壁近傍は空隙率の低下が
抑制され、冷却塔を上昇して排気口に流れる不活性ガス
流が流れやすくなる。また、小通路を不活性ガスの流れ
方向に対して断続的に配置すると、溝部を形成するれん
がが上下面で支持されることとなり、れんが積構造の安
定化が計れる。
【0024】更には、小通路と排気口内を降下するコー
クスの降下方向に対して、直角に配置すると、コークス
粉粒の空隙への落下可能な範囲が拡大され、より多くの
コークス粉粒を冷却塔へ排出でき、下部炉壁近傍の空隙
率の低下がより抑制される。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照しながら、実施例により本
考案の特徴を具体的に説明する。図1及び図2は、排気
口8の一部を形成する下部炉壁19に軌条型れんが25
を配列して溝部23を形成した実施例を示す。なお、同
図において、図14に示した部材等に対応するものにつ
いては同一の符号で指示し、以下の説明においては図1
1及び図14の符号を適宜使用している。
【0026】本実施例の出口フリューは、図14の場合
と同様に上部炉壁17と下部炉壁19との間に柱状部1
8を配置し、排気口8を形成している。柱状部18は、
図11に示すように冷却塔本体1の内周面に沿って複数
個設けられ、それぞれの柱状部18の間が排気口8とな
る。
【0027】排気口8の下面を形成する下部炉壁19の
内壁面には、図3に示すように、複数の溝部23が不活
性ガス流21の通過方向に沿って設けられている。これ
らの溝部23は、空隙26aと排気口8と空隙26aを
接続する小通路26bとから形成されている。そして、
小通路26bの幅寸法は、個粉粒は通過できるがコーク
ス塊は通過できないものである。
【0028】このため、排気口8の下部炉壁19近傍に
堆積しているコークス粉粒は小通路26bを介して空隙
26aに落下して空隙26aを降下していき、冷却室4
へ排出される。なお、空隙26aは落下したコークス粉
粒が冷却室4へスムーズに排出できるように傾斜してお
り、その傾斜角はコークスの安息角より大きく設定され
ている。そして、下部炉壁近傍はコークス粉粒が減少
し、空隙率の低下が抑制される。また、空隙26aは落
下してくるコークス粉粒を排出させるのみならず、冷却
室4を上昇して排気口8に流れる不活性ガス流の流路と
しても活用される。
【0029】この結果、冷却室4の下方から上昇してく
る不活性ガス流21が排気口8へ流入するとき、上部炉
壁17側に集中する傾向が抑制され、不活性ガス流21
に随伴されるコークス塊や粉粒が減少する。
【0030】下部炉壁19に形成される溝部23の空隙
26aは前述の通り、落下したコークス粉粒31を冷却
室4へ排出したり、不活性ガス流21の流路となるた
め、この寸法は大きければ大きいほどよい。
【0031】また、小通路26bは、下部炉壁19近傍
に堆積するコークス粉粒31を前記空隙26aに落下さ
せたり、前記空隙26aを上昇する不活性ガス流21を
排気口8へ噴出するために使用される。この小通路26
bの幅寸法はコークス塊が小通路26bに入り込まない
最大寸法が好ましい。一般にコークス塊20の平均粒径
は50〜80mm程度であるので、小通路26b寸法は
コークス塊が降下しない5〜50mm、好ましくは20
mm程度が最適である。
【0032】溝部23を形成するれんがの構造体として
の強度向上のため、小通路26bは図3に示すように空
隙26aの全面には配置されず、断続的に配置するもの
とする。このようにすると、溝部23を形成するれんが
の上面が隣接するれんがと互いに接触でき、溝部れんが
は上下面で固定されることとなる。この結果、操業変動
に伴う温度変動が生じても溝部れんがはしっかりと固定
され、れんがの損傷や脱落等はほとんど発生しない。
【0033】また、以上述べた実施例では、溝部23が
軌条型れんが25を配列して形成されるものについて述
べたが、溝部23を図4に示すような形状のれんがを配
置して形成してもよいし、その形状に特に限定されるも
のではない。
【0034】図5は溝部23の空隙26aの下部構造を
示す一例である。下部炉壁19の内壁面に溝部23を形
成してもその下部の構造が不適であれば、溝部23がコ
ークス粉粒31で閉塞してしまう。こうなると、コーク
ス粉粒の排出は勿論、不活性ガス流21の流路としても
使用できなくなる。このため、溝部23の下部構造は溝
部23を形成する上で特に重要である。
【0035】同図では、落下したコークス粉粒をスムー
ズに冷却室4へ排出するために、溝部23下部の内壁面
θ1 ,θ2 は両方ともコークスの安息角以上とし、かつ
下部内壁面θ1 を上部内壁面角θ2 よりも大きくとって
いる。更には、溝部23を形成する天井壁32下端の径
を冷却室4の径より小さく、すなわち、同図のa寸法を
+寸法として溝部23へのコークス塊の侵入量を少なく
し、コークス粉粒の冷却室4への排出抵抗を少なくして
いる。
【0036】これにより、溝部23の空隙26aに落下
したコークス粉粒31は空隙26a内に停滞することな
く、冷却室4へスムーズに排出する。従って、空隙26
a内がコークス粉粒により閉塞することもないし、また
冷却室4の下方から上昇してくる不活性ガス流21の一
部が溝部23を通過するとき、スムーズに通過すること
ができる。
【0037】また、図6及び図7は、排気口8と空隙2
6aを接続する小通路26bを図8に示すように、不活
性ガス流21のガス流れ方向に対して直角に配置した別
の実施例を示したものである。
【0038】このようにすると、下部炉壁19近傍に集
積したコークス粉粒31が下部炉壁19の傾斜壁に沿っ
て降下していくとき、コークス粉粒の落下範囲が広いた
め、コークス粉粒31が小通路26bから空隙26aに
落下する量が多くなる。
【0039】従って、下部炉壁19近傍に堆積するコー
クス粉粒をより多く冷却室4へ排出することができ、空
隙率の低下をより抑制することができる。更に、溝部れ
んがが隣接するれんがと上下面で互いに接触しているた
め、れんが構造体としても強固である。
【0040】図9は、不活性ガス流21の通過方向に沿
って延び、空隙26aの幅50mm、深さ100mm、
小通路29bの幅20mmの溝部23を傾斜面に形成し
た下部炉壁19で排気口8の下面を形成した場合に、排
気口8を通過する不活性ガス流21の流量分布を表した
グラフである。
【0041】図9から明らかなように、下部炉壁19と
コークス塊20との間に形成された空隙26aを不活性
ガス流21が優先的に通過するし、更には下部炉壁19
近傍の空隙率の低下が抑制されるため、上部炉壁17側
を流れる不活性ガス流21の流量が減少し、排気口8の
断面に関して流量分布が平均化されている。そのため、
上部炉壁17近傍でコークス塊20が不活性ガス流21
に随伴されることがなくなる。
【0042】これに対して、図14で説明した従来の排
気口8では、下部炉壁19近傍の空隙率の低下によって
圧損が排気口8断面において異なるため、破線で示すよ
うに上部炉壁17側の流量が極端に大きくなっている。
この流量の大きな個所、すなわち、上部炉壁17近傍で
コークス塊20が不活性ガス流21に随伴され、炉外に
送り出される。
【0043】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案において
は、排気口下面を形成する下部炉壁側に溝部を形成し、
排気口と入側部に侵入したコークス塊と下部炉壁との間
にできる空隙と排気口と空隙を接続する小通路を形成し
ている。
【0044】この溝部は、下部炉壁傾斜部に堆積したコ
ークス粉粒を排気口内から冷却室へ導出させ、この部分
の空隙率の低下を抑制すると共に、不活性ガス流のガス
流路にもなる。
【0045】そのため、状炉壁側を通過する不活性ガス
流の流量が少なくなり、上部炉壁直下を不活性ガスが集
中して高速で流れることがなく、コークス塊や粉粒の随
伴が抑制される。その結果、コークス乾式消化設備の大
型化及び既設の能力増強等に伴い、不活性ガスの吹込み
量を大きくした場合でも、冷却塔から持ち出されるコー
クス塊や粉粒に起因したトラブルが回避され、安定した
操業を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の出口フリューを示す斜視図。
【図2】 出口フリューを示す断面図。
【図3】 図2のB−B線における断面図。
【図4】 本考案の溝部の空隙形状を変えた応用例。
【図5】 本考案実施例の溝下部構造を示す詳細図。
【図6】 溝部の構造を示す他の実施例。
【図7】 溝部の構造を示す他の実施例。
【図8】 小通路の配置を示す断面図。
【図9】 本考案の効果を具体的に表したグラフ。
【図10】 コークス粉粒の飛散状況を示す概略図。
【図11】 コークス乾式消化設備の全体構造を示す概
略図。
【図12】 従来の出口フリューを示す断面図。
【図13】 従来の出口フリューを示す断面図。
【図14】 従来の出口フリューを示す断面図。
【符号の説明】
1 冷却塔本体 4 冷却室 8 排気口 9 環状ダクト 17 上部炉壁 18 柱状部 19 下部炉壁 20 コークス塊 21 不活性ガス流 23 溝部 25 軌条型れんが 26a空隙 26b小通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−88890(JP,A) 特開 平2−167392(JP,A) 実開 平2−38448(JP,U) 実公 昭62−15222(JP,Y2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却塔の周囲に設けた環状ダクトに炉内
    を接続する排気口を下部炉壁,上部炉壁及び柱状部で区
    画し、前記排気口の少なくとも入側部分に当たる前記下
    部炉壁側に、前記排気口を通過する不活性ガス流の流路
    方向に延びる複数の溝部を形成したコークス乾式消化設
    備の冷却塔ガス出口フリューにおいて、前記溝部を空隙
    と排気口と空隙を接続する小通路から構成し、前記小通
    路を不活性ガスの流路方向に断続的に設置したことを特
    徴とするコークス乾式消化設備の冷却塔ガス出口フリュ
    ー。
  2. 【請求項2】 冷却塔の周囲に設けた環状ダクトに炉内
    を接続する排気口を下部炉壁,上部炉壁及び柱状部で区
    画し、前記排気口の少なくとも入側部分に当たる前記下
    部炉壁側に、前記排気口を通過する不活性ガス流の流路
    方向に延びる複数の溝部を形成したコークス乾式消化設
    備の冷却塔ガス出口フリューにおいて、前記溝部を空隙
    と排気口と空隙を接続する小通路から構成し、前記小通
    路を不活性ガスの流路方向と略直角に配置したことを特
    徴とするコークス乾式消化設備の冷却塔のガス出口フリ
    ュー。
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