JPH074544Y2 - コンクリートテストピース作成用型枠 - Google Patents

コンクリートテストピース作成用型枠

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Publication number
JPH074544Y2
JPH074544Y2 JP1990003899U JP389990U JPH074544Y2 JP H074544 Y2 JPH074544 Y2 JP H074544Y2 JP 1990003899 U JP1990003899 U JP 1990003899U JP 389990 U JP389990 U JP 389990U JP H074544 Y2 JPH074544 Y2 JP H074544Y2
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JP
Japan
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test piece
lid
formwork
cylindrical body
concrete
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Application number
JP1990003899U
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English (en)
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JPH0395949U (ja
Inventor
保彦 伊藤
行央 今泉
Original Assignee
谷藤機械工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンクリートテストピース作成用型枠に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、硬化したコンクリートに関しては、圧縮,曲げ,
引張,剪断,付着等の各強度,並びに構造物から切り取
ったコア及びハリの強度に関する試験、静的並びに動的
ヤング係数,剪断弾性係数,ポアッソン比に関する試
験、クリープ試験、凍結融解に対する耐久性試験、水密
性に関する試験、乾燥並びに温度による体積変化に関す
る試験、比熱及び熱拡散率に関する試験、硬化コンクリ
ートの分析試験等が行われている。
コンクリート強度試験用テストピースの作り方はJISA11
32によって規定されており、このテストピースを作る型
枠としては従来金属製の円筒体を縦に二つ割とした半円
弧形の2つのものを互いにボルト,ナット等の結合機構
によって円筒体に結合し、更にこれに底板を結合機構に
よって取り付けたものが使用されており、内部にコンク
リートを充填して固化した後分解してコンクリートのテ
ストピースを得るようにしている。
尚従来このように型枠を半円弧形の二つ割としていたの
はテストピースを型枠から取り出すのがそのまゝでは困
難と見られていた為であり、又場合によっては実公昭39
-29682号公報に示すようにテストピース取り出しの為二
つ割の型枠を緩める際に型枠側面から気体を圧入し型枠
よりのテストピースの離脱を促進せしめることもなされ
ている。
然しながらこのような型枠によるテストピースの作成は
分解,組立が必要なため極めて面倒であると共に二つ割
として一対のものが他の一対のものと混合して誤って異
なる組のものを組み合わせたり、円筒体と底板を異なる
組のものと結合して型枠を形成するおそれがあり、この
場合には正規のテストピースが得られない等の欠点があ
った。
このため実公平1-39525号公報に示すように二つ割しな
いコンクリートテストピース作成用型枠が提案されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 然しながら上記のように二つ割しないコンクリートテス
トピース作成用型枠ではテストピースの端面を成形する
型枠内底面を精密に加工するのが困難でテストピースと
して正しいものが得られないおそれがあると共に、型枠
内部の清掃が困難であるという欠点があった。
本考案は上記の欠点を除くようにしたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案のコンクリートテストピース作成用型枠は上下に
開口を有する円筒体と、この円筒体の下部に上記下部開
口を塞ぐよう着脱自在に螺合せしめた蓋体と、この蓋体
の移動によって開閉される位置で上記円筒体側壁に貫通
して形成した圧縮流体送入孔とより成ることを特徴とす
る。
(作用) 本考案のコンクリートテストピース作成用型枠において
はコンクリートテストピース作成後円筒体と相対的に蓋
体を若干移動して圧縮流体送入孔に連通される圧縮流体
導入間隙を形成し、この間隙に圧縮流体を導入すること
によってコンクリートテストピースを円筒体から除去
し、その後蓋体を円筒体から取り外して円筒体内面を清
掃する。
(実施例) 以下図面によって本考案の実施例を説明する。
本考案においては第1図,第2図に示すように例えば金
属や合成樹脂によって上下に開口を有する円筒体1を形
成し、この円筒体1の下部内周面にねじ部2を設け、こ
のねじ部2に板状の蓋体3の外周を着脱自在に螺合して
上記円筒体1の下部開口を塞ぐようにすると共に、上記
ねじ部2の内端部位置で上記円筒体1の側壁に上記蓋体
3を上記ねじ部2に螺合されたとき、上記蓋体3によっ
て塞がれるよう圧縮流体送入用小孔4を貫通形成せしめ
る。
本考案のコンクリートテストピース作成用型枠は上記の
ような構成であるからコンクリートテストピースを作成
する場合には円筒体1に蓋体3を螺合した後円筒体1の
上部開口から円筒体1内にコンクリートを充填してテス
トピース5を作成し、その後上記蓋体3を回動して上記
円筒体1から離脱する方向に若干移動せしめる。
この状態では第3図に示すように作成されたテストピー
ス5と蓋体3の内面間に上記圧縮流体送入用小孔4に連
通する圧縮流体導入用間隙6が形成されるため上記円筒
体1を第4図に示すように転倒した状態で上記圧縮流体
送入用小孔4から圧縮流体を上記圧縮流体導入用間隙6
内に注入することによって第5図に示す状態を経て上記
円筒体1よりテストピース5が取り出される。
従ってこの後蓋体3を円筒体1から完全に離脱すれば円
筒体1の内面を容易且つ確実に清掃出来るようになる。
(考案の効果) 上記のように本考案のコンクリートテストピース作成用
型枠によればコンクリート型枠内を容易に清掃出来ると
共に、蓋体を円筒体から離脱出来るのでテストピースの
端面を成形するための蓋体の内面を極めて容易に加工出
来、従って得られるテストピースも正確なものとなる大
きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコンクリートテストピース作成用型枠
の断面図、第2図はその分解図、第3図〜第5図はその
使用状態説明用断面図である。 1……円筒体、2……ねじ部、3……蓋体、4……圧縮
流体送入用小孔、5……テストピース、6……圧縮流体
導入用間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に開口を有する円筒体と、この円筒体
    の下部に上記下部開口を塞ぐよう着脱自在に螺合せしめ
    た蓋体と、この蓋体の移動によって開閉される位置で上
    記円筒体側壁に貫通して形成した圧縮流体送入孔とより
    成ることを特徴とするコンクリートテストピース作成用
    型枠。
JP1990003899U 1990-01-22 1990-01-22 コンクリートテストピース作成用型枠 Expired - Lifetime JPH074544Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0395949U JPH0395949U (ja) 1991-09-30
JPH074544Y2 true JPH074544Y2 (ja) 1995-02-01

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