JPH0745212Y2 - サポーター - Google Patents
サポーターInfo
- Publication number
- JPH0745212Y2 JPH0745212Y2 JP2865893U JP2865893U JPH0745212Y2 JP H0745212 Y2 JPH0745212 Y2 JP H0745212Y2 JP 2865893 U JP2865893 U JP 2865893U JP 2865893 U JP2865893 U JP 2865893U JP H0745212 Y2 JPH0745212 Y2 JP H0745212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supporter
- stretchable
- belt
- tubular portion
- tubular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はサポーター、特に筋肉
の機能を助けるためのサポーターに関する。
の機能を助けるためのサポーターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサポーターは、骨格筋や腱を引き
締めることを目的としている為、伸縮率が120%程度
のものが広く使用されている。その為、装着は簡単にで
きたが、個人の手足の太さに応じた多種の大きさのもの
がそろっておらず、筋肉の太さがサポーターの周囲を超
える時、動脈血の流動が阻止され静脈血やリンパ液が戻
れず、神経が圧迫されることが多かった。また逆に圧迫
を避けると伸縮率が小さい為、大きさがあわないでゆる
く、ずれてしまうという問題点があった。
締めることを目的としている為、伸縮率が120%程度
のものが広く使用されている。その為、装着は簡単にで
きたが、個人の手足の太さに応じた多種の大きさのもの
がそろっておらず、筋肉の太さがサポーターの周囲を超
える時、動脈血の流動が阻止され静脈血やリンパ液が戻
れず、神経が圧迫されることが多かった。また逆に圧迫
を避けると伸縮率が小さい為、大きさがあわないでゆる
く、ずれてしまうという問題点があった。
【0003】また、同様の目的のために使用されている
ものとして、織ゴムを使用したテーピングがある。然し
ながらこのテーピングはテープのゴムの部分とこれに組
みあわさっている綿糸との間に伸縮の差がある為、関節
などの部位において、圧迫が均一化されない。また、皮
膚との接触部分に付着している仕上糊などにより、また
は、ゴム使用による通気性の悪さ等によって皮膚障害を
起すという例もある。更に使用方法においても習練が必
要で一般の人に使いにくいという問題もある。
ものとして、織ゴムを使用したテーピングがある。然し
ながらこのテーピングはテープのゴムの部分とこれに組
みあわさっている綿糸との間に伸縮の差がある為、関節
などの部位において、圧迫が均一化されない。また、皮
膚との接触部分に付着している仕上糊などにより、また
は、ゴム使用による通気性の悪さ等によって皮膚障害を
起すという例もある。更に使用方法においても習練が必
要で一般の人に使いにくいという問題もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、ソフトで
薄く、伸縮性に富み筋肉の機能を助け、肉ばなれの予防
と治療に役立つ装着感の殆ど無いサポーターを得ること
を目的とする。
薄く、伸縮性に富み筋肉の機能を助け、肉ばなれの予防
と治療に役立つ装着感の殆ど無いサポーターを得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】超高度の伸縮性を備えた
伸縮性シートを伸長し、その表裏両面に伸縮性のない繊
維ウエブを部分接着して得られた伸縮性布帛の長手方向
一側縁端部を、該伸縮性布帛上に、加熱溶着して筒状部
とこれに連なる帯状部を形成し、帯状部端に係止部材を
設けた。
伸縮性シートを伸長し、その表裏両面に伸縮性のない繊
維ウエブを部分接着して得られた伸縮性布帛の長手方向
一側縁端部を、該伸縮性布帛上に、加熱溶着して筒状部
とこれに連なる帯状部を形成し、帯状部端に係止部材を
設けた。
【0006】
【作用】サポーターの筒状部を押し拡げながら手,脚等
を挿入して局所に当てた後、帯状部を伸長しながら筒状
部上に巻つけ、係止部材により筒状部上に係止すること
により装着部に良くフィットしながら局所を圧迫し、筋
肉の機能を向上し、肉ばなれの予防治療等に有効な作用
をもたらす。
を挿入して局所に当てた後、帯状部を伸長しながら筒状
部上に巻つけ、係止部材により筒状部上に係止すること
により装着部に良くフィットしながら局所を圧迫し、筋
肉の機能を向上し、肉ばなれの予防治療等に有効な作用
をもたらす。
【0007】
【実施例】以下図面と共にこの考案の実施例を説明す
る。
る。
【0008】本考案のサポーターに用いられる布帛とし
ては、超高度の伸縮性を備えた伸縮性シート、例えば芳
香族のポリエーテルウレタンからなるシートの表裏両面
に、該伸縮性シートを伸長した状態で、伸縮性のないポ
リエステル繊維,レーヨン繊維又は木材パルプ繊維から
なるウエブを部分接着し、次で伸張を解いて得られる少
くとも140%以上といった高度の伸縮性を備えた、前
記伸縮性シート60%繊維ウエブ40%からなる三層の
伸縮性布帛が用いられる。
ては、超高度の伸縮性を備えた伸縮性シート、例えば芳
香族のポリエーテルウレタンからなるシートの表裏両面
に、該伸縮性シートを伸長した状態で、伸縮性のないポ
リエステル繊維,レーヨン繊維又は木材パルプ繊維から
なるウエブを部分接着し、次で伸張を解いて得られる少
くとも140%以上といった高度の伸縮性を備えた、前
記伸縮性シート60%繊維ウエブ40%からなる三層の
伸縮性布帛が用いられる。
【0009】本考案のサポーター1は図1に示すよう
に、前記三層からなる伸縮性布帛2の長手方向一側縁端
部を該伸縮性布帛2上に巻込み或いは当接し加熱溶着し
て溶着部3を形成し、筒状部4とこれに連なる帯状部5
としたものであって、帯状部5の端部には例えばベルベ
ットファスナーの如き係止部材6を加熱溶着し溶着部7
により一体としたものである。
に、前記三層からなる伸縮性布帛2の長手方向一側縁端
部を該伸縮性布帛2上に巻込み或いは当接し加熱溶着し
て溶着部3を形成し、筒状部4とこれに連なる帯状部5
としたものであって、帯状部5の端部には例えばベルベ
ットファスナーの如き係止部材6を加熱溶着し溶着部7
により一体としたものである。
【0010】筒状部4の径及び帯状部5の長さは、例え
ば径が8.5cm,長さが15.5cmのものから、径が2
1.5cm,長さが28.5cmのものまで数種類を用意
し、サポーター1を装着する部位即ち手や脚の太さなど
によって適宜寸法のものを選択使用する。
ば径が8.5cm,長さが15.5cmのものから、径が2
1.5cm,長さが28.5cmのものまで数種類を用意
し、サポーター1を装着する部位即ち手や脚の太さなど
によって適宜寸法のものを選択使用する。
【0011】又サポーター1の幅は製造上可能な限り広
幅とし装着部の大きさに応じて鋏により任意幅に切断し
て使用する。又装着したサポーター1の上に更に別のサ
ポーター1を重ねて装着したり2枚以上のサポーター1
を並置状態に装着するなど組合わせ使用しても良いこと
も勿論である。
幅とし装着部の大きさに応じて鋏により任意幅に切断し
て使用する。又装着したサポーター1の上に更に別のサ
ポーター1を重ねて装着したり2枚以上のサポーター1
を並置状態に装着するなど組合わせ使用しても良いこと
も勿論である。
【0012】装着に際しては前記筒状部4を押し拡げて
手や脚等を挿入し局所に当てた後、帯状部5を伸長しな
がら筒状部4上に巻つけ、ベルベットファスナーの如き
係止部材6により筒状部4上に係止する。この際筒状部
4の周面に対し、帯状部5がそのほぼ2/3を被うよう
調整しながら装着すると装着部を圧迫しすぎることがな
く好適である。
手や脚等を挿入し局所に当てた後、帯状部5を伸長しな
がら筒状部4上に巻つけ、ベルベットファスナーの如き
係止部材6により筒状部4上に係止する。この際筒状部
4の周面に対し、帯状部5がそのほぼ2/3を被うよう
調整しながら装着すると装着部を圧迫しすぎることがな
く好適である。
【0013】
【考案の効果】以上詳細に述べた通りこの考案のサポー
ターは、超高度の伸縮性を備えた伸縮性シートを伸長
し、その表裏両面に伸縮性のない繊維ウエブを部分接着
して得られた伸縮性布帛の長手方向一側縁端部を、該伸
縮性布帛上に、加熱溶着して筒状部とこれに連なる帯状
部を形成し、帯状部端に係止部材を設けたものであるか
ら、サポーターの筒状部を押し拡げながら手,脚等を挿
入して局所に当てた後、帯状部を伸長しながら筒状部上
に巻つけ端部に設けた係止部材により、該端部を筒状部
上に係止し装着する。その結果サポーターの高度の伸縮
性により装着部に良くフィットして局所を圧迫し、筋紡
錘の張力も増加して筋肉の機能を向上し、肉ばなれの予
防,治療の有効に作用して筋肉の働を助け、然も従来品
に比べソフトで厚味も薄いもので装着が気にならず、防
水性もあるため汗による材質変化もないばかりか、洗濯
耐久性もあるので長期間の使用も可能である。
ターは、超高度の伸縮性を備えた伸縮性シートを伸長
し、その表裏両面に伸縮性のない繊維ウエブを部分接着
して得られた伸縮性布帛の長手方向一側縁端部を、該伸
縮性布帛上に、加熱溶着して筒状部とこれに連なる帯状
部を形成し、帯状部端に係止部材を設けたものであるか
ら、サポーターの筒状部を押し拡げながら手,脚等を挿
入して局所に当てた後、帯状部を伸長しながら筒状部上
に巻つけ端部に設けた係止部材により、該端部を筒状部
上に係止し装着する。その結果サポーターの高度の伸縮
性により装着部に良くフィットして局所を圧迫し、筋紡
錘の張力も増加して筋肉の機能を向上し、肉ばなれの予
防,治療の有効に作用して筋肉の働を助け、然も従来品
に比べソフトで厚味も薄いもので装着が気にならず、防
水性もあるため汗による材質変化もないばかりか、洗濯
耐久性もあるので長期間の使用も可能である。
【図1】図1は本考案のサポーターの斜視図である。
1 サポーター 2 伸縮性布帛 3,7 溶着部 4 筒状部 5 帯状部 6 係止部材
Claims (1)
- 【請求項1】 超高度の伸縮性を備えた伸縮性シートを
伸長し、その表裏両面に伸縮性のない繊維ウエブを部分
接着して得られた伸縮性布帛の長手方向一側縁端部を、
該伸縮性布帛上に、加熱溶着して筒状部とこれに連なる
帯状部を形成し、帯状部端に係止部材を設けたことを特
徴とするサポーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2865893U JPH0745212Y2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | サポーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2865893U JPH0745212Y2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | サポーター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680419U JPH0680419U (ja) | 1994-11-15 |
JPH0745212Y2 true JPH0745212Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=12254610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2865893U Expired - Lifetime JPH0745212Y2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | サポーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745212Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007135802A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Hakujuji Co Ltd | 包帯 |
EA033765B1 (ru) * | 2014-03-03 | 2019-11-22 | Kowa Co | Бандаж голеностопного сустава |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP2865893U patent/JPH0745212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0680419U (ja) | 1994-11-15 |
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