JPH07449Y2 - ロール紙の切断装置 - Google Patents

ロール紙の切断装置

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Publication number
JPH07449Y2
JPH07449Y2 JP1988149552U JP14955288U JPH07449Y2 JP H07449 Y2 JPH07449 Y2 JP H07449Y2 JP 1988149552 U JP1988149552 U JP 1988149552U JP 14955288 U JP14955288 U JP 14955288U JP H07449 Y2 JPH07449 Y2 JP H07449Y2
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JP
Japan
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paper
roll paper
cutting
cutter
roll
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Application number
JP1988149552U
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JPH0269658U (ja
Inventor
真 木下
Original Assignee
リコー特機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ロール紙を使用する静電複写機におけるロー
ル紙の切断装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、ロール紙を使用する静電式複写機においては、自
動カッタが設けられているが、ロール紙をセットしたと
き、用紙の先端を揃えるために次のような切断方法が行
なわれていた。
(I)自動カッタを手動で動かして用紙の先端を切断す
る方法 (II)オートフィードにて自動カッタ部まで用紙を搬送
し、通常のコピー動作時と同様に自動カッタを作動させ
て用紙の先端を切断する方法 (III)ガイド板の一部に設けたノコギリ状の刃に用紙
の先端部を押し付けて切断する方法 なお、ロール紙の先端を切断して揃えるのは、未使用の
ロール紙の先端部が外気に触れ、吸湿などによって波を
打ったりしているので、その部分を除去し、ジャムを起
したりするのを防止するためである。
[考案が解決しようとする課題] 自動カッタの付いた給紙ユニットを機械外部に引き出
し、紙片の処理を行う以外、前記の(I)、(II)の場
合には、機械内部で先端揃えを行うことになるため、揃
えカットの時に発生する紙片の除去が重要な問題にな
る。
その除去方法としては、次の二通りの方法が考えられ
る。
紙片受けを機械内部に設け、紙片を除去する。
フィードローラにて切断後の紙片を機械外部へ排出す
る。
しかしながら、 の紙片受けの場合には、ジャムを防ぐため、確実に切
断後の紙片が紙片受けの中に納まることを要求され、ま
た、紙片受けからの紙片の取り出し方法をも考慮しなけ
ればならない。
のフィードローラによる外部への排出の場合には、自
動カッタ部分から排出部までの搬送路分だけ余分な紙の
長さを必要とし、紙片排出部と通常のコピー動作時の搬
送路との分岐の機構が必要となる。
また、、のどちらの場合も、自動カッタを、先端揃
えとコピー時の用紙切断の両方に使用しているため、紙
がフィードされていない静止状態で切断する先端揃えの
場合には、真直ぐに切ることはできない。
一方、(III)の場合も、ノコギリ状の刃に紙を押しつ
けて紙を引きちぎるような動作となるため、先端を眞直
ぐに切りづらかった。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための本考案の構成を、実施例に対
応する第1、2図を用いて説明すると、本考案のロール
紙の切断装置は、ロール紙3を使用する静電式複写機に
おいて、用途に対応したサイズに用紙4を切断する自動
カッタ6が配設され、さらに、ロール紙3のロール軸に
平行に移動可能な刃体12を備えた用紙先端切断用手動カ
ッタ10が、用紙4の給紙方向に関して自動カッタ6より
手前に、かつ複写機本体1の外壁に外方へ旋回開閉可能
に枢着したロール紙着脱用ドア8の内面に配設されてな
るものである。
[作用] 本考案のロール紙の切断装置は、以上のような構成を有
しているので、複写機の外壁に枢着された台板を外方へ
旋回開放すると、自動カッタよりも給紙方向に関して手
前に位置する手動カッタが外部に露出し、オペレータは
容易にその手動カッタを操作して静止した状態のロール
紙の先端をロール軸方向に平行して切断することができ
る。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第1図は
手動カッタを給紙部のロール紙着脱用ドアに配設した複
写機の給紙部の斜視図、第2図は同じく複写機の給紙部
の説明断面図である。
ロール紙を使用する複写機本体1の給紙部2には給紙ユ
ニットが設けられる。すなわち、自動給紙用のロール紙
3がセット可能になっており、ロール紙3から導出され
た用紙4はフィードローラ5によって自動カッタ6を通
ってドラム7へと搬送されるようになっている。
また、本体1の給紙部2の外壁にはロール紙着脱用ドア
8が設けられ、さらにその上方に手差し給紙用開閉テー
ブル9が設けられる。
本考案は、このような給紙部2に自動カッタ6の他に、
手動カッタ10を設けたもので、手動カッタ10は適宜形状
のつまみ部をもったカッタ本体11と、その内部に着脱自
在にセットされ、下方へ山形状をなし、その左右斜辺に
切刃を有する平板状の刃体12とから構成され、ロール紙
3のロール軸に平行に移動可能に前記ロール紙着脱用ド
ア8の内面に配設される。手動カッタ10の支承形態とし
ては、図示するように、ドア8の開閉枢支点に近く左右
に立設された支柱13の間に架設されたガイド棒14にカッ
タ本体11を摺動可能に支承し、つまみ部をつまんでロー
ル紙3に平行して矢印15で示すように左右に移行できる
ようにするとよい。
次に本実施例の作用を説明すると、先ずロール紙を新し
くセットする場合には、ロール紙着脱用ドア8を開いて
ロール紙3をセットし、その用紙4の先端を適宜の長さ
引き出して矢印16で示すようにガイド棒14の下を通し、
手動カッタ10をガイド棒14に沿い左右に摺動して用紙の
先端をカットし、先端揃えを行なう。この際、手動カツ
タ10の刃体12は前記したように左右両側に角度をもった
切刃を備えているので、左右どちらに動かしても切断を
行なうことができる。先端カットを行なった後、用紙の
先端をフィードローラ5の部分に挿入し、通常のコピー
可能の状態になる。
また複写作業中に自動カッタ6の手前でジャムが発生し
た場合には、ドア8を開け、ジャム部分を手前の機械外
方に引き出し、セット時と同様にガイド棒14の下を通
し、手動カッタを操作して先端を揃えるようカット作業
を行なう。
それ以後は、再度のフィードローラ5へのセット作業に
移行する。
このように、ロール紙の先端揃えは、機械外部で、しか
も平面上で行えるため、オペレータは先端揃えのカット
作業を容易にでき、カット後の紙片の除去も簡単であ
る。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成と作用を有しているので、
次のような数々の効果を奏することができる。
(a)オペレータが見える範囲内で、先端揃えの作業が
行えるため、作業後の紙片の所在が明らかであり、紙片
除去が容易に行える。
それに伴い、機械内部で先端揃えが行われる場合の紙片
のジャムへの影響、また、紙片が機械内部に残され、定
着部等の発熱部への長時間接触による発火等を防止する
ことができる。
(b)ジャム発生時のロール紙の再度の先端揃えも、手
動カッタにて容易にでき、また、オープンな状態でのカ
ットのため、より程度の大きなジャム紙の処理が可能と
なる。
(c)先端揃えの切断作業が、オペレータの見える範囲
で平面上で行えるため、最小限の紙片の切断により、先
端揃えが行え、機械内部で切断され外部へフィードされ
て排出される場合よりも、先端揃えに使用する紙が1/2
〜1/3に減る。同時に、通常コピー時の搬送経路とは別
に、紙片取り出しのための経路を設ける必要がなく、そ
のため当然に前述の分岐の機構を省くことができる。
(d)自動カッタは、本来紙を送りながら、カットする
ため、先端揃えのとき手動にてカットすると、送りが無
い分、先端が斜めに切断され直角にならない欠点がある
が、手動カッタでカットすると、紙の送りがなく静止し
ている紙をカットすることになるため、先端を両側縁に
対して直角に切断することができ、自動カッタによる場
合の前記欠点を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は手動カッタを給紙部のロール紙着脱用ドアに配
設した複写機要部の斜視図、第2図は同じく複写機の給
紙部の説明断面図である。 1……複写機本体、3……ロール紙、4……用紙、6…
…自動カッタ、8……ロール紙着脱用ドア、10……手動
カッタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙を使用する静電式複写機におい
    て、用途に対応したサイズに用紙を切断する自動カッタ
    が配設され、さらに、ロール紙のロール軸に平行に移動
    可能な刃体を備えた用紙先端切断用手動カッタが、用紙
    の給紙方向に関して自動カッタより手前に、かつ複写機
    本体の外壁に外方へ旋回開閉可能に枢着したロール紙着
    脱用ドアの内面に配設されてなるロール紙の切断装置。
JP1988149552U 1988-11-16 1988-11-16 ロール紙の切断装置 Expired - Lifetime JPH07449Y2 (ja)

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JP1988149552U JPH07449Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 ロール紙の切断装置

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JP1988149552U JPH07449Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 ロール紙の切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0269658U JPH0269658U (ja) 1990-05-28
JPH07449Y2 true JPH07449Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31421887

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JP1988149552U Expired - Lifetime JPH07449Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 ロール紙の切断装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE7601772L (sv) * 1975-02-21 1976-08-23 Andre Naert Arkskeranordning

Also Published As

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JPH0269658U (ja) 1990-05-28

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