JPH0744578Y2 - プラスチック容器印刷機の送り機構 - Google Patents

プラスチック容器印刷機の送り機構

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Publication number
JPH0744578Y2
JPH0744578Y2 JP40341390U JP40341390U JPH0744578Y2 JP H0744578 Y2 JPH0744578 Y2 JP H0744578Y2 JP 40341390 U JP40341390 U JP 40341390U JP 40341390 U JP40341390 U JP 40341390U JP H0744578 Y2 JPH0744578 Y2 JP H0744578Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic container
printing machine
transport chain
elastic cord
container
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP40341390U
Other languages
English (en)
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JPH0489716U (ja
Inventor
律年 小城
Original Assignee
有限会社小城印刷
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Publication date
Application filed by 有限会社小城印刷 filed Critical 有限会社小城印刷
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプラスチック容器印刷機
の送り機構に関する。さらに詳しくは、容器部と蓋部と
がヒンジ部で連結されており、ヒンジ部が溝状に形成さ
れているプラスチック容器の印刷機における送り機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】本考案が適用される代表的なプラスチッ
ク容器を図5に基づき説明する。
【0003】同図において、1は容器部、2は蓋部、3
はヒンジ部であり、ポリエチレンなどのプラスチックを
材料として用い、真空形成法などで成形されている。容
器部1と蓋部2のそれぞれには縁部4、5が形成されて
おり、ヒンジ部3は溝状に凹むように形成されている。
【0004】なお、このようなプラスチック容器Aは食
品を収納し販売に供する流通過程で多用されるが、本考
案の適用はこれらの用途に供するものに限られない。
【0005】前記のようなプラスチック容器Aを食品容
器に用いるばあい、容器部1の底面に内容物や製造販売
元の表示をしたり、蓋部2に商品名などの表示を付すこ
とがある。
【0006】従来、そのためにあらかじめ印刷したシー
ルを貼着していたが、これでは、印刷の手間と貼着の手
間とがかかるのでコスト高となっていた。そこで、容器
部1や蓋部2に直接印刷することが検討されるようにな
った。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、直接印刷す
るばあい、問題となるのが印刷の位置決めである。とく
に多色印刷するばあい、色違いのプリントP1とP2の位置
ズレ(いわゆる色ズレ)が起ると印刷の価値を大きく低
下させてしまう。
【0008】しかるに従来は、図5のようなプラスチッ
ク容器は適切な送り機構がなかったので、正しく位置決
めして多色印刷することは困難とされていた。
【0009】本考案は叙上の事情に鑑み、多色印刷が綺
麗にできるように送り方向および横方向の色ズレを生ず
ることなくプラスチック容器を送ることができる送り機
構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案におけるプラスチ
ック容器印刷機の送り機構は、容器部と蓋部とがヒンジ
部で連結されており、ヒンジ部が溝状に形成されている
プラスチック容器に多色刷りする印刷機であって、フィ
ーダと2基以上の加圧装置とスタッカとがその順で設置
されており、かつ前記フィーダから前記加圧装置を経て
前記スタッカへプラスチック容器を送る送り機構が設け
られており、前記送り機構が、プラスチック容器のヒン
ジ部を下面から支持しながら走行する下側搬送チェーン
と、前記下側搬送チェーンに等間隔に取付けられた搬送
爪と、プラスチック容器のヒンジ部の上面に乗って走行
する弾性コードと、前記弾性コードを走行させる上側搬
送チェーンとからなることを特徴とする。
【0011】
【作 用】本考案では、プラスチック容器の溝状のヒン
ジ部を下側搬送チェーンと弾性コードで挟んで送りをか
ける。この間、ヒンジ部の溝には弾性コードが嵌ってい
るので、横方向にプラスチック容器がズレることはな
い。また送り方向には、下側搬送チェーンに取付けられ
た搬送爪によって、プラスチック容器が押されているの
で、送り方向にもズレが生じない。
【0012】このため、加圧装置に送り込まれた時の位
置決めが常に正確に保たれており、多色印刷しても色ズ
レが生じない。
【0013】
【実施例】つぎに本考案の実施例を説明する。
【0014】図3には本考案の一実施例における送り機
構が示されている。同図において、10は下側搬送チェー
ンであり、フィーダ12とスタッカ13との間でエンドレス
に配設されている。14は駆動スプロケット、15は従動ス
ブロケットである。また、下側搬送チェーン10には、等
間隔に搬送爪11が取付けられている。
【0015】前記下側搬送チェーン10の上方には、上側
搬送チェーン20が架設されている。21は駆動スプロケッ
ト、22は従動スプロケットである。従動スプロケット22
は印刷すべきプラスチック容器Aの大きさに合せて、矢
印X方向に移動可能に取付けられている。また、上側搬
送チェーン20と後述する弾性コード25のたるみはテンシ
ョン用スプロケット23を上下に変位させることにより、
吸収できるようになっている。
【0016】上側搬送チェーン20の搬送領域(下側搬送
チェーン10に対面する部分)において、その下面に位置
するように弾性コード25が架設されている。すなわち、
この弾性コード25は駆動スプロケット21と従動スプロケ
ット22に掛け廻された上側搬送チェーン20の外側および
下側に沿って掛け廻されていると共に、テンション用ロ
ーラ26に掛け廻されている。そして、弾性コード25は上
側搬送チェーン20に弾力的に密着しており、上側搬送チ
ェーン20の駆動に伴なって走行するようになっている。
この弾性コードはゴムや合成樹脂製の弾性を有するコー
ドであり、通常直径が6mm程度のものが用いられる。
【0017】上記搬送チェーン10、20の走行速度は搬送
爪11の付いている下側搬送チェーン10を上側搬送チェー
ン20より、やや早くすることが搬送されるプラスチック
容器Aの位置決めを正確にするのに好ましい。
【0018】同図において、S1、S2は印刷位置を示して
おり、図4に例示するような加圧装置が取付けられてい
る。すなわち、同図において、30は版胴、31は圧胴、32
はインクつぼ、33はドクターである。このような構造の
加圧装置を2基設けることにより、2色印刷が順次行わ
れるようになっている。また、3基以上設けると3色以
上の多色印刷が可能となる。
【0019】つぎに上記実施例の送り作用を説明する。
【0020】フィーダ12から落されたプラスチック容器
Aは下側搬送チェーン10に乗せられて、搬送が開始され
る。ついで、弾性コード25の下側に入り込むと、図1〜
2に示されるように、プラスチック容器Aのヒンジ部3
は下側搬送チェーン10と弾性コード25とで挟まれる。弾
性コード25はヒンジ部3の凹みにうまく嵌まるので、こ
れによりプラスチック容器Aの横方向の動きは不能に規
制される。また、送り方向には下側搬送チェーン10の搬
送爪11がプラスチック容器Aの後端を押しているので、
送りが遅れることがない。さらに上側搬送チェーン20の
送り速度は下側搬送チェーン10の送り速度よりもやや遅
いので、プラスチック容器Aの送りが進みすぎることも
ない。
【0021】このように本実施例においては、送り方向
も横方向にも位置ズレが生じないので、印刷位置S1、S2
による印刷時に色ズレが生ずることはないのである。
【0022】そして、印刷を終えたプラスチック容器A
はさらに送りがかけられて、スタッカ13に貯えられる。
【0023】
【考案の効果】本考案においては、容器部や蓋部に凹凸
のあるプラスチック容器を位置ズレを生ずることなく送
りをかけうるので、綺麗な多色印刷を施すことが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかわる送り機構の要部斜
視図である。
【図2】第1図におけるII−II線断面図である。
【図3】同送り機構の全体説明図である。
【図4】本考案で用いられる加圧装置の説明図である。
【図5】本考案によって印刷を施されるプラスチック容
器の斜視図である。
【符号の説明】
A プラスチック容器 3 ヒンジ部 10 下側搬送チェーン 11 搬送爪 20 上側搬送チェーン 25 弾性コード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/86 F 7716−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器部と蓋部とがヒンジ部で連結されてお
    り、ヒンジ部が溝状に形成されているプラスチック容器
    に多色刷りする印刷機であって、フィーダと2基以上の
    加圧装置とスタッカとがその順で設置されており、かつ
    前記フィーダから前記加圧装置を経て前記スタッカへ
    ラスチック容器を送る送り機構が設けられており、前記
    送り機構が、プラスチック容器のヒンジ部を下面から支
    持しながら走行する下側搬送チェーンと、 前記下側搬送チェーンに等間隔に取付けられた搬送爪
    と、 プラスチック容器のヒンジ部の上面に乗って走行する弾
    性コードと、 前記弾性コードを走行させる上側搬送チェーンとからな
    ることを特徴とするプラスチック容器印刷機の送り機
    構。
JP40341390U 1990-12-14 1990-12-14 プラスチック容器印刷機の送り機構 Expired - Lifetime JPH0744578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40341390U JPH0744578Y2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 プラスチック容器印刷機の送り機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40341390U JPH0744578Y2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 プラスチック容器印刷機の送り機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0489716U JPH0489716U (ja) 1992-08-05
JPH0744578Y2 true JPH0744578Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31881195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40341390U Expired - Lifetime JPH0744578Y2 (ja) 1990-12-14 1990-12-14 プラスチック容器印刷機の送り機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH0744578Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400754B1 (ko) * 2001-11-06 2003-10-08 엘지전자 주식회사 평판형 표시장치의 결합구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100400754B1 (ko) * 2001-11-06 2003-10-08 엘지전자 주식회사 평판형 표시장치의 결합구조

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JPH0489716U (ja) 1992-08-05

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