JPH074422A - 取付具 - Google Patents

取付具

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Publication number
JPH074422A
JPH074422A JP16871793A JP16871793A JPH074422A JP H074422 A JPH074422 A JP H074422A JP 16871793 A JP16871793 A JP 16871793A JP 16871793 A JP16871793 A JP 16871793A JP H074422 A JPH074422 A JP H074422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive member
fixture
suction cup
oil
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP16871793A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Toyosawa
学 豊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dia Corp Ltd
Original Assignee
Dia Corp Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dia Corp Ltd filed Critical Dia Corp Ltd
Priority to JP16871793A priority Critical patent/JPH074422A/ja
Publication of JPH074422A publication Critical patent/JPH074422A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直射日光の当たる場所や台所等のように油が
飛散するような場所においても、粘着部材の粘着力が損
なわれるのを防止することができる取付具を提供する。 【構成】 基部と、この基部の背部に設けられ、構造体
への着脱が可能な粘着部材2とを備え、基部は、構造体
との間で粘着部材2を覆う大きさに形成する。構造体へ
の着脱が可能な粘着部材2は、紫外線や油に弱い性質を
有する。粘着部材2を覆う基部は、吸盤状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘着部材により構造体へ
取り付けられる取付具に関する。詳しくは、剥離性を備
えた粘着部材の粘着力が損なわれるのを防止することが
できる取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被取付体を構造体の壁面等へ
取り付けるための取付具としては、両面テープにより構
造体へ固定される構造のものが広く知られている。
【0003】このような取付具は、両面テープの粘着力
により、構造体の所定の場所に取り付けられるが、一
度、構造体へ固定されると、その後に取り外すことがで
きないという不具合を有している。すなわち、両面テー
プは、取付具の取り外しを前提としない場合に用いられ
る。
【0004】これに対し、近年、構造体への強い吸着力
を備えているとともに、構造体から引き剥すことができ
る剥離性を備えた樹脂製の粘着部材が新素材として開発
されるに至った。このような粘着部材は、例えば、特開
昭62-106978号として開示されており、実際、ユーザに
提供されるに至っている。このような粘着部材は、構造
体との間で何回でも取り付け取り外しすることができる
という利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した樹脂製の粘着
部材は、外的な影響、例えば、紫外線や油に弱いという
性質を有している。このため、直射日光の当たる場所や
台所等のように油が飛散するような場所では、粘着力が
徐々に損なわれてゆくという難点を有している。
【0006】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、直射日光の当たる場所や台所等のように油が飛散
するような場所においても、上記粘着部材の粘着力が損
なわれるのを防止することができる取付具を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の取付具は、構造体へ被取付体を取り付
けるための取付具であって、基部と、この基部の背部に
設けられ、構造体への着脱が可能な粘着部材とを備え、
前記基部は、構造体との間で前記粘着部材を覆う大きさ
に形成されていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の取付具は、請求項1記載の
取付具において、粘着部材は、紫外線に弱い性質を有し
ていることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の取付具は、請求項1記載の
取付具において、粘着部材は、油に弱い性質を有してい
ることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の取付具は、請求項1または
2または3記載の取付具において、基部は、吸盤状に形
成されていることを特徴とする。
【0011】
【作用効果】請求項1記載の取付具によれば、基部は、
構造体との間で粘着部材を覆う大きさに形成されている
ので、基部を構造体に取り付けると、粘着部材は基部に
覆われて保護されることとなる。
【0012】このように、粘着部材が基部に覆われて保
護されることにより、粘着部材は外的な影響を受けにく
くなるので、粘着部材の粘着力が損なわれてしまうのを
防止することができるという効果がある。特に、粘着部
材が、紫外線や油に弱い性質を有している場合に有効で
ある。
【0013】請求項4記載の取付具によれば、請求項1
または2または3記載の取付具において、基部が吸盤状
に形成されているので、粘着部材の吸着力と相まって構
造体への強固な取り付けを実現することができる。
【0014】また、吸盤を構造体へ吸着させると、粘着
部材は吸盤によって完全に覆われ、密閉されるので、紫
外線や油などの外的な影響を受けて粘着部材の粘着力が
損なわれてしまうのをより一層確実に防止することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、図示の実施例について図面を参照して
説明する。
【0016】<第1実施例>図1は本発明に係る取付具
の第1実施例を示す背面側からみた斜視図、図2は同じ
く縦断面図、図3は構造体へ取り付けた状態の取付具の
縦断面図である。
【0017】これらの図面において、1は紫外線や油等
に対して強い性質を備えた素材よりなる、基部としての
吸盤である。2は吸盤1の背部1aの吸着面に設けられ
た樹脂製の粘着部材であり、従来技術で説明したものと
同様の剥離性を備えた粘着部材を用いている。これによ
り、粘着部材2は、構造体Wとの間で何回でも取り付け
取り外しをすることができる。
【0018】粘着部材2は、丸形に形成されており、図
2に示すように、吸盤1の背部1aの直径Dの1/3程
度の大きさの直径dを有している。これにより、吸盤1
は、図3に示すように、構造体Wに取り付けられると、
構造体Wとの間で粘着部材2を覆うようになっている。
【0019】このような構成よりなる取付具によれば、
吸盤1を構造体Wへ取り付けると、吸盤1の背部1aの
粘着部材2が構造体Wの取付面W1に接着され、その結
果、吸盤1が構造体へ固定される。この場合、粘着部材
2の構造体Wへの接着とともに、吸盤1が構造体Wに吸
着するので、構造体Wへの強固な取り付けを実現するこ
とができる。
【0020】吸盤1が構造体Wへ固定されると、図3に
示すように、粘着部材2は、吸盤1に覆われて保護され
ることとなる。
【0021】このように、粘着部材2が吸盤1に覆われ
て保護されることにより、粘着部材2は外的な影響を受
けにくくなるので、粘着部材2の粘着力が損なわれてし
まうのを防止することができる。特に、粘着部材2が、
本実施例のように、紫外線や油に弱い性質を有している
場合に有効である。
【0022】また、吸盤1を構造体へ吸着させると、粘
着部材2は吸盤1によって完全に覆われ、密閉されるの
で、紫外線や油などの外的な影響を受けて粘着部材2の
粘着力が損なわれてしまうのをより一層確実に防止する
ことができる。
【0023】なお、吸盤1の直径Dと粘着部材2の直径
dは、吸盤1を構造体Wに取り付けた際に、粘着部材2
が吸盤1により覆われる大きさであれば良い。
【0024】<第2実施例>図4は本発明に係る取付具
の第2実施例を示す背面側から見た斜視図、図5は構造
体へ取り付けた状態の縦断面図である。
【0025】本実施例が前記実施例と異なるところは、
基部10の形状を丸形のキャップ形状に形成し、その背
部内側凹部10aに嵌まり込むように、前記実施例と同
様の樹脂製の粘着部材2を設けた点にある。
【0026】本実施例のような取付具を、図5に示すよ
うに、構造体Wの壁面へ取り付けると、基部10が、構
造体Wとの間で粘着部材2を覆い、粘着部材2が、基部
10と構造体Wとの間に隠れて保護され、前記実施例と
同様の作用効果を奏する。
【0027】さらに、本実施例の取付具によれば、吸盤
では固定しにくい所(取付面が凹凸)にも簡単に取り付
けることができるという効果が得られる。
【0028】なお、基部10の形状は丸形に限定され
ず、構造体Wとの間で粘着部材2を覆うことが可能な形
状であれば良い。
【0029】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜変
形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取付具の第1実施例を示す背面側
から見た斜視図。
【図2】同じく縦断面図。
【図3】構造体へ取り付けた状態の取付具の縦断面図。
【図4】本発明に係る取付具の第2実施例を示す背面側
から見た斜視図。
【図5】構造体へ取り付けた状態の縦断面図。
【符号の説明】
1 吸盤 2 粘着部材 10 基部 W 構造体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造体へ被取付体を取り付けるための取
    付具であって、基部と、この基部の背部に設けられ、構
    造体への着脱が可能な粘着部材とを備え、前記基部は、
    構造体との間で前記粘着部材を覆う大きさに形成されて
    いることを特徴とする取付具。
  2. 【請求項2】 前記粘着部材は、紫外線に弱い性質を有
    していることを特徴とする請求項1記載の取付具。
  3. 【請求項3】 前記粘着部材は、油に弱い性質を有して
    いることを特徴とする請求項1記載の取付具。
  4. 【請求項4】 前記基部は、吸盤状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2または3記載の取付
    具。
JP16871793A 1993-06-15 1993-06-15 取付具 Pending JPH074422A (ja)

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JP16871793A JPH074422A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 取付具

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JPH074422A true JPH074422A (ja) 1995-01-10

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ID=15873143

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JP2006336828A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Kitagawa Ind Co Ltd 成形品
JP2015135176A (ja) * 2013-12-16 2015-07-27 シャープ化学工業株式会社 吸盤の固定方法

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JPS55133224A (en) * 1980-04-01 1980-10-16 Nakamatsu Yoshiro Attachment for wall surface of bathroom or the like
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