JPH0743809Y2 - 磁気カードリーダ - Google Patents
磁気カードリーダInfo
- Publication number
- JPH0743809Y2 JPH0743809Y2 JP1985189308U JP18930885U JPH0743809Y2 JP H0743809 Y2 JPH0743809 Y2 JP H0743809Y2 JP 1985189308 U JP1985189308 U JP 1985189308U JP 18930885 U JP18930885 U JP 18930885U JP H0743809 Y2 JPH0743809 Y2 JP H0743809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- magnetic
- head
- card
- holding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、磁気カードリーダに関するものである。
従来の技術 従来の磁気カードリーダは第４図ないし第６図に示され
るように、カード１の走行路に磁気カードの一側部を挿
入し、反対側の側部を手で保持して磁気カード１を走行
路にそって移動させて磁気カードに情報の記録再生を行
うものがある。
るように、カード１の走行路に磁気カードの一側部を挿
入し、反対側の側部を手で保持して磁気カード１を走行
路にそって移動させて磁気カードに情報の記録再生を行
うものがある。
このような磁気カードリーダは、磁気カードの走行方向
と垂直に磁気カードを挿入すると磁気カード１と磁気ヘ
ッドとが強く当たり、磁気ヘッドの保持部を損傷する可
能性があるため、湾曲した誤挿入防止ばね２を設け磁気
カード１の走行方向と垂直方向に磁気カード１を挿入す
るのを防止していた。
と垂直に磁気カードを挿入すると磁気カード１と磁気ヘ
ッドとが強く当たり、磁気ヘッドの保持部を損傷する可
能性があるため、湾曲した誤挿入防止ばね２を設け磁気
カード１の走行方向と垂直方向に磁気カード１を挿入す
るのを防止していた。
この技術は例えば実開昭58-193389号公報に記載されて
いる。
いる。
つまり１は磁気カードであり、２は本体３のカード走行
路内に突出して設けられた誤挿入防止ばねである。４は
磁気ヘッドで本体３に取り付けられカード走行路内に突
出し、磁気ギャップ５が設けられている。
路内に突出して設けられた誤挿入防止ばねである。４は
磁気ヘッドで本体３に取り付けられカード走行路内に突
出し、磁気ギャップ５が設けられている。
考案が解決しようとする問題点 ところが、以上のような従来の磁気カードリーダは次の
ような問題点があった。
ような問題点があった。
つまり、磁気カード１をカードの走行方向と垂直方向か
ら誤挿入しようとした場合、第５図に示すようにカード
１が誤挿入防止ばね２に磁気カードが引っ掛かり誤挿入
の防止ができるが、カードの走行路と斜めの方向から誤
挿入された場合、第６図に示すように誤挿入防止ばね２
によっては誤挿入を防止できなかった。
ら誤挿入しようとした場合、第５図に示すようにカード
１が誤挿入防止ばね２に磁気カードが引っ掛かり誤挿入
の防止ができるが、カードの走行路と斜めの方向から誤
挿入された場合、第６図に示すように誤挿入防止ばね２
によっては誤挿入を防止できなかった。
このため、カード１と磁気ヘッド４の先端の側部が強く
当たり、磁気ヘッド４の支持部が損傷したり、磁気ヘッ
ド４のギャップ部に傷ができるなどの不都合があった。
当たり、磁気ヘッド４の支持部が損傷したり、磁気ヘッ
ド４のギャップ部に傷ができるなどの不都合があった。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本考案は、磁気カードの一側
部を挿入し移動させる本体と、磁気ヘッドと、走行路に
頭部を突出させるとともに磁気ヘッドの周囲を囲んでこ
れを保持し磁気ヘッドの先端部を頭部から表出させた磁
気ヘッド保持部材と、磁気ヘッド及び磁気ヘッド保持部
材を磁気カード面に対して垂直に変移可能に本体に支持
する磁気ヘッド保持ばねとを備え、頭部の側部の全周に
わたって磁気ヘッドの先端部付近まで凸曲面からなる傾
斜部を形成した。
部を挿入し移動させる本体と、磁気ヘッドと、走行路に
頭部を突出させるとともに磁気ヘッドの周囲を囲んでこ
れを保持し磁気ヘッドの先端部を頭部から表出させた磁
気ヘッド保持部材と、磁気ヘッド及び磁気ヘッド保持部
材を磁気カード面に対して垂直に変移可能に本体に支持
する磁気ヘッド保持ばねとを備え、頭部の側部の全周に
わたって磁気ヘッドの先端部付近まで凸曲面からなる傾
斜部を形成した。
作用 本考案は、磁気ヘッド保持部材の頭部を突出しさらに磁
気ヘッドの先端部を頭部から突出させているから、磁気
カードが揺動するようなことがあっても常に磁気ギャッ
プ近傍を中心に回動することができ、磁気ギャップを磁
気カードと良好にかつ安定して接触させることができ
る。磁気ヘッド保持部材に負担がかからず破損するよう
なことがない。磁気ヘッド保持ばねを設けており、頭部
の側部の全周にわたって磁気ヘッドの先端部付近まで凸
曲面からなる傾斜部を形成しているから、磁気カードが
押し付けられると磁気ヘッド保持部材の凸曲面からなる
傾斜によって案内され、容易に変移することができる。
そしてどのような方向から磁気ヘッドが挿入されても、
凸曲面よって案内され磁気ヘッドや磁気ヘッド保持部材
の損傷が防止でき、円滑な挿入ができる。
気ヘッドの先端部を頭部から突出させているから、磁気
カードが揺動するようなことがあっても常に磁気ギャッ
プ近傍を中心に回動することができ、磁気ギャップを磁
気カードと良好にかつ安定して接触させることができ
る。磁気ヘッド保持部材に負担がかからず破損するよう
なことがない。磁気ヘッド保持ばねを設けており、頭部
の側部の全周にわたって磁気ヘッドの先端部付近まで凸
曲面からなる傾斜部を形成しているから、磁気カードが
押し付けられると磁気ヘッド保持部材の凸曲面からなる
傾斜によって案内され、容易に変移することができる。
そしてどのような方向から磁気ヘッドが挿入されても、
凸曲面よって案内され磁気ヘッドや磁気ヘッド保持部材
の損傷が防止でき、円滑な挿入ができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図ないし第３図において従来のものと同じ部分につ
いては同じ番号を付して説明を省略する。
いては同じ番号を付して説明を省略する。
６は磁気ヘッド４を保持する磁気ヘッド保持ばねであ
り、薄いばね材よりなり、本体３にねじ7,8によって取
り付けられている。
り、薄いばね材よりなり、本体３にねじ7,8によって取
り付けられている。
また10は磁気ヘッド保持部材であり、磁気ヘッド保持ば
ね６に設けた長孔に挿入するピン11,12によって磁気ヘ
ッド保持ばね６に係合し、中央に磁気カード１の走行路
９内に突出する頭部の側部の全周にわたって、磁気ヘッ
ドの先端部付近まで凸曲面からなる傾斜部13が設けられ
ている。
ね６に設けた長孔に挿入するピン11,12によって磁気ヘ
ッド保持ばね６に係合し、中央に磁気カード１の走行路
９内に突出する頭部の側部の全周にわたって、磁気ヘッ
ドの先端部付近まで凸曲面からなる傾斜部13が設けられ
ている。
そして傾斜部13の中央に磁気ヘッド４が取り付けられて
おり、傾斜部13の頂点より少しだけ磁気ヘッド４の先端
部14が突出している。
おり、傾斜部13の頂点より少しだけ磁気ヘッド４の先端
部14が突出している。
本考案の磁気カードリーダは以上のように構成され磁気
カード１がどのような方向からカード走行路内へ挿入さ
れても磁気ヘッド保持部材10の傾斜部13によって、磁気
カード１が磁気ヘッド保持部材10に押し当てられた時、
磁気ヘッド保持部材が変移し磁気カード１は磁気ヘッド
４と磁気カード走行路の壁の間に挿入される。
カード１がどのような方向からカード走行路内へ挿入さ
れても磁気ヘッド保持部材10の傾斜部13によって、磁気
カード１が磁気ヘッド保持部材10に押し当てられた時、
磁気ヘッド保持部材が変移し磁気カード１は磁気ヘッド
４と磁気カード走行路の壁の間に挿入される。
考案の効果 本考案は、磁気ヘッド保持部材の頭部を突出しさらに磁
気ヘッドの先端部を頭部から突出させているから、磁気
カードが揺動するようなことがあっても常に磁気ギャッ
プ近傍を中心に回動することができ、磁気ギャップを磁
気カードと良好にかつ安定的して接触させることができ
る。磁気ヘッド保持部材に負担がかからず破損するよう
なことがない。磁気ヘッド保持ばねを設けており、頭部
の側部の全周にわたって磁気ヘッドの先端部付近まで凸
曲面からなる傾斜部を形成しているから、磁気カードが
押しつけられると磁気ヘッド保持部材の凸曲面からなる
傾斜部によってきわめて円滑に案内されるとともに容易
に変移することができ、どのような方向から磁気カード
が挿入されても、磁気ヘッドや磁気ヘッド保持部材の損
傷が防止できる。
気ヘッドの先端部を頭部から突出させているから、磁気
カードが揺動するようなことがあっても常に磁気ギャッ
プ近傍を中心に回動することができ、磁気ギャップを磁
気カードと良好にかつ安定的して接触させることができ
る。磁気ヘッド保持部材に負担がかからず破損するよう
なことがない。磁気ヘッド保持ばねを設けており、頭部
の側部の全周にわたって磁気ヘッドの先端部付近まで凸
曲面からなる傾斜部を形成しているから、磁気カードが
押しつけられると磁気ヘッド保持部材の凸曲面からなる
傾斜部によってきわめて円滑に案内されるとともに容易
に変移することができ、どのような方向から磁気カード
が挿入されても、磁気ヘッドや磁気ヘッド保持部材の損
傷が防止できる。
第１図は本考案の磁気カードリーダの一実施例を示す上
面図、第２図は同正断面図、第３図は同側面図、第４図
は従来例を示す上断面図、第５図は同正面図、第６図は
同側面図である。 １……磁気カード、３……本体、４……磁気ヘッド ６……磁気ヘッド保持ばね 10……磁気ヘッド保持部材、11,12……ピン 13……傾斜部、14……磁気ヘッド先端部
面図、第２図は同正断面図、第３図は同側面図、第４図
は従来例を示す上断面図、第５図は同正面図、第６図は
同側面図である。 １……磁気カード、３……本体、４……磁気ヘッド ６……磁気ヘッド保持ばね 10……磁気ヘッド保持部材、11,12……ピン 13……傾斜部、14……磁気ヘッド先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−143490（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−182553（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−247871（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−33471（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−23964（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】磁気カードの一側部を挿入し移動させる走
行路を有する本体と、前記走行路内に突出した磁気ヘッ
ドと、前記走行路に頭部を突出させるとともに前記磁気
ヘッドの周囲を囲んでこれを保持し前記磁気ヘッドの先
端部を前記頭部から表出させた磁気ヘッド保持部材と、
前記磁気ヘッド及び前記磁気ヘッド保持部材を磁気カー
ド面に対して垂直方向に前記走行路内で変移可能に前記
本体に支持する磁気ヘッド保持ばねとを備え、前記頭部
の側部の全周にわたって前記磁気ヘッドの先端部付近ま
で凸曲面からなる傾斜部を形成したことを特徴とする磁
気カードリーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985189308U JPH0743809Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 磁気カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985189308U JPH0743809Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 磁気カードリーダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6298060U JPS6298060U (ja) | 1987-06-22 |
| JPH0743809Y2 true JPH0743809Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31141485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985189308U Expired - Lifetime JPH0743809Y2 (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 磁気カードリーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743809Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5021096B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2012-09-05 | 富士通フロンテック株式会社 | 磁気カードリーダ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6241418Y2 (ja) * | 1980-07-31 | 1987-10-23 | ||
| JPS60182553A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | Toshiba Corp | 磁気ヘツド装置 |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP1985189308U patent/JPH0743809Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6298060U (ja) | 1987-06-22 |
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