JPH0743639U - ベアリングの支持筒枠体 - Google Patents

ベアリングの支持筒枠体

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Publication number
JPH0743639U
JPH0743639U JP8532891U JP8532891U JPH0743639U JP H0743639 U JPH0743639 U JP H0743639U JP 8532891 U JP8532891 U JP 8532891U JP 8532891 U JP8532891 U JP 8532891U JP H0743639 U JPH0743639 U JP H0743639U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
diameter
insertion edge
cylinder frame
thin
Prior art date
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Pending
Application number
JP8532891U
Other languages
English (en)
Inventor
雅英 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Chemical Industries Ltd filed Critical Daiwa Chemical Industries Ltd
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Publication of JPH0743639U publication Critical patent/JPH0743639U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ベアリングの運搬時等でのロ−ラ−の抜け防
止、衝撃よりの保護と共に、リング内壁に接しほぼ密接
状態で挿脱自在にベアリングを外装する際、挿入が容易
で取扱いの簡便な支持筒枠体を提供する。 【構成】 高密度ポリエチレン材製薄肉円筒体6の上端
又は両端の挿口縁部8の直径をベアリング2の内径より
も小さくなるよう挿口縁部8に求心方向へア−ルを設け
た縮径部11を形成した構成とする。 【効果】 ベアリングの計数、組立て、取付けや運搬等
の取扱いにおいて、従来の紙管に比し挿脱を迅速容易に
行なうことができ、紙屑等の発生もなく、かつ軽量、肉
薄、寸法安定性が良く堅牢であり、構造簡易なため、製
造容易で大量生産でき、コスト低減ならびに再使用を図
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はベアリングの支持筒枠体に関し、さらに詳しくはベアリングの環状リ ングに格納されたロ−ラ又はボ−ルの計数、組立や運搬時等での抜け脱出或いは 接触摩擦より保護し、挿脱自在に積重ねベアリングのリング内側に保持外装する 支持筒枠体に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】
従来、ベアリングの取扱いにおいて衝撃や振動等によりロ−ラ又はボ−ルの抜 け脱出を防止し、ベアリングの計数や組立或いは運搬等を迅速に行なうと共に、 その保護を図るために紙管が使用されてきた。たとえばVTR用のベアリング2 を第7図に示す紙管4内に内装し積重ねて収納する場合、該紙管4の成形時に挿 口縁部が求心方向へ屈曲していわゆるかえり3が生成しているためベアリングが 引き掛かって内装し難く、また紙管内に成形時に生成する微小な紙屑や切断層が 塵埃の付着を嫌うベアリング2に付着する虞れがある。また紙管4は材質上耐油 性耐水性に乏しく、汚損され易いので反復使用には適しておらず廃棄処分を余儀 なくされ、また強度を十分にするには肉厚を厚くすることを要し生産コストが高 くなり、更に管内に積重ね内装したベアリング2を支承する紙管4のカール部5 を成形しているためカール部5の深さだけ余計に素材を必要としていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような従来の欠点を解消しようとするものであり、本考案は合成 樹脂材製薄肉円筒体の筒部の外径より若干内径の大なるベアリングを該筒部の外 壁にほぼ密接状態で挿脱自在に外装するベアリングの支持筒枠体において、前記 円筒体の挿口縁部の直径をベアリングの内径よりも小さくなるよう挿口縁部に求 心方向へのア−ルを付して成る縮径部を設けたことを特徴とするベアリングの支 持筒枠体を提供することを目的とする。また他の目的は薄肉且つ軽量、耐油性耐 水性を有し、堅牢、寸法の均一な製品を工業的有利に得ることにある。
【0004】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面によって説明する。図1は本考案に係るベアリング 外装型の支持筒枠体を示すものであり、左半分は正面図、同右半分は縦断面図、 図2は同平面図である。図1〜2に示す様に、高密度ポリエチレン材製の薄肉円 筒体6の筒部7の両端には挿口縁部8の直径をベアリング2の内径よりも小さく なるよう挿口縁部8に求心方向へのア−ルを付した縮径部11が設けられており、 前記筒部7の外径より若干内径の大なるベアリング2を筒部7の外壁にほぼ密接 状態で挿脱自在に外装することができる構成となっている。図3は他の実施例、 図4は同平面図であり、該支持筒枠体の下端を有底筒体とし一方の開口側の挿口 縁部8の直径をベアリング2の内径よりも小さくなるよう挿口縁部8に求心方向 へのア−ルを付した縮径部11を形成した構成となっている。
【0005】 また、別実施例として、図5のように該薄肉円筒体6の筒部7の上端の挿口縁 部8に求心方向へのア−ルを付した縮径部11を設け、下端には挿口縁部8を外方 へ少許拡開して挿口縁部8の内径をベアリング2の外径より大きく形成した拡径 部9を形成し、該薄肉円筒体6の筒部7の外径より若干内径の大なるベアリング 2を筒部7の外壁にほぼ密接状態で挿脱自在に嵌挿し、下端の拡径部9で係止状 態に支承しベアリングのリング内側を接して該薄肉円筒体6に外装することがで き、下端に設けた拡径部9での突起形態がベアリング2を係止し支承できる構成 となっている。また図5の場合には上端は開口状態となっているが適宜これを天 井面を設けた構成として成形することもできる。
【0006】 そして、本考案に係る支持筒枠体は図7に示すように、前記薄肉円筒体6を挿 口縁部8で突き合わせて接合し、該挿口縁部8を各薄肉円筒体6の外側に形成す ると共に、各挿口縁部8にそれぞれ捨てブロ−部12を連設し、挿口縁部8の接合 部及び外側の受口縁部10と捨てブロ−部12との連設部(第7図矢印)をカットし して成形工程において2本の該支持筒枠体1を成形することができ、また、図7 に示すように、前記受口縁部10で薄肉円筒体6を突き合わせて接合し、薄肉円筒 体6の外側に形成される各挿口縁部8にそれぞれ捨てブロ−部12を連設し、挿口 縁部10の接合部及び外側の各挿口縁部8と捨てブロ−部12との連設部(第8図矢 印)をカットして一成形工程において2本以上の該支持筒枠体を同時に成形する ことができるものである。
【0007】
【作用】
本考案はベアリングの内側支持の外装型の挿脱自在な支持筒枠体であって、リ ング内側壁に格納状態のロ−ラ又はボ−ルの衝撃による抜け脱落の防止、或いは 摩擦接触よりの保護を図ると共に、合成樹脂薄肉円筒体6の筒部7の挿口縁部8 の直径をベアリング2の内径よりも小さくなるよう挿口縁部8に求心方向へのア −ルを付した構成のためベアリング2を着脱挿入し易いように働く。 また、該支持筒枠体1の外側にベアリング2を挿脱自在に積重ねた場合、該支 持筒枠体1を持ち上げることにより容易にこれを取り除くことができ、ベアリン グの計数、組立て、取付け、運搬等において、取扱用具としての機能を発揮でき るように働く。 そして、支持筒枠体に高密度ポリエチレン材料等を使用することにより、肉薄 軽量に成形でき、寸法安定性、堅牢性のほか耐油性、耐水性を有し、さらにベア リングの可視的管理を必要とする場合には該支持筒枠体を透明又は半透明にする ことによりロ−ラの欠品や寸法公差等の確認を行なうことができ、また顔料等に より着色してロット別の色別管理のほか、ベアリング数の計数並びに供給計数を 迅速容易に実施できるように働く。
【0008】
【考案の効果】
本考案は上記のような構成からなり、以下に記載されるような効果を奏する。 本考案の支持筒枠体はその外側にベアリングのリング内側をほぼ密接状態で挿 脱自在であり、該リング内側に格納されたロ−ラ又はボ−ルの衝撃等による抜け 脱出を図り得ると共に、筒部の挿口縁部に縮径部が形成されているため挿脱し易 く、ベアリングの取扱いにおいて計数、組立や取付け或いは運搬等を迅速容易に 行なうことができる。 さらに従来の紙管製の短所である耐油性、耐水性、寸法崩れ等を改善し、紙屑 や切断屑が付着する虞れがなく、肉厚を薄肉かつ軽量に形成でき、また挿口縁部 又は受口縁部ではその形状抵抗によりきわめて堅牢であり、かつ真円度を確保で きるので反復再使用に適している。しかも一成形工程において2本以上の該支持 筒枠体を同時に成形できるため大量生産でき、生産コストの低減を図り得る等、 本考案は製造容易で無駄がなく、堅牢かつ作業性の良好な考案である。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すベアリング外装型の支
持筒枠体を示す断面図である。
【図2】図1の同平面図である。
【図3】支持筒枠体の下端を有底筒体とした一実施例を
示す断面図である。
【図4】図4は同平面図である。
【図5】上端に縮径部と下端に拡径部を設けた別実施例
を示す断面図である。
【図6】従来公知の紙管製品を示す縦断面図である。
【図7】本考案に係るベアリング支持筒枠体の成形工程
を示す説明図である。
【図8】同じくベアリング支持筒枠体の成形工程を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 支持筒枠体 2 ベアリング 3 かえり 4 紙管 5 カール部 6 薄肉円筒体 7 筒部 8 挿口縁部 9 拡径部 10 受口縁部 11 縮径部 12 捨てブロ−部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材製薄肉円筒体の筒部の外径よ
    り若干内径の大なるベアリングを該筒部の外壁にほぼ密
    接状態で挿脱自在に外装するベアリングの支持筒枠体に
    おいて、前記円筒体の挿口縁部の直径をベアリングの内
    径よりも小さくなるよう挿口縁部に求心方向へのア−ル
    を付して成る縮径部を設けたことを特徴とするベアリン
    グの支持筒枠体。
JP8532891U 1991-08-14 1991-08-14 ベアリングの支持筒枠体 Pending JPH0743639U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8532891U JPH0743639U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 ベアリングの支持筒枠体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8532891U JPH0743639U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 ベアリングの支持筒枠体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0743639U true JPH0743639U (ja) 1995-09-05

Family

ID=13855570

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8532891U Pending JPH0743639U (ja) 1991-08-14 1991-08-14 ベアリングの支持筒枠体

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JP (1) JPH0743639U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227734U (ja) * 1975-08-15 1977-02-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227734U (ja) * 1975-08-15 1977-02-26

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