JPH0743211B2 - 押花乾燥装置 - Google Patents

押花乾燥装置

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JPH0743211B2
JPH0743211B2 JP35297192A JP35297192A JPH0743211B2 JP H0743211 B2 JPH0743211 B2 JP H0743211B2 JP 35297192 A JP35297192 A JP 35297192A JP 35297192 A JP35297192 A JP 35297192A JP H0743211 B2 JPH0743211 B2 JP H0743211B2
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JP
Japan
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color
endless belt
pressed flower
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dry
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JP35297192A
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JPH06207780A (ja
Inventor
武美 大久保
Original Assignee
株式会社オーエイシー
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Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押花の原料となる花葉
・茎等の植物体を色保存又は色を鮮やかにしたり、色を
変色させる色処理しながら高速に乾燥処理を行う押花乾
燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の押花乾燥法は、乾燥材を封入した
多数積層した乾燥シート間に植物体を挟んで上下から加
圧し、乾燥室に入れて必要に応じて加熱を加えながら乾
燥させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の押花乾燥法は、
乾燥シートの間に植物体を挟み、それを多数重ねてまと
めて加圧しながら乾燥室に入れるバッチ方式の為、乾燥
処理に手間・時間がかかっていた。又、植物体の色を固
定・維持する色保存処理或いは色を鮮やかにしたり、色
を変色する色処理は乾燥工程と別工程として行われる
為、時間のかかるものとなっていた。本発明が解決しよ
うとする課題は、従来の押花乾燥法のこれらの問題点を
解消し、乾燥処理と色保存・鮮色等の色処理の工程を同
時に且つ連続的に行うことができる押花乾燥装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、表面が加熱された回転ドラムの周面の一
部に押花の色を固定維持する色保持剤又は色を変色又は
鮮やかにする鮮色剤等の色処理剤を含浸させた色用無端
ベルトを掛け渡し、同色用無端ベルトのドラム周面に掛
け渡した部分の外側に吸水及び吸湿力を有する長尺の乾
燥無端ベルトを重ねるように掛け渡し、乾燥無端ベルト
のドラム導入側上面を押花載置搬入面とし、又色用無端
ベルトの戻り側上面を乾燥押花の搬出面とすることを特
徴とする押花乾燥装置にある。
【0005】
【作用】この発明では、花葉等の植物体は乾燥無端ベル
トの導入側の上面に手作業又は機械的に連続的に載置さ
れる。載置された植物体は乾燥無端ベルトとともに回転
ドラムの方へ送られ、回転ドラムのドラム周面に巻き込
まれる前に、内側の色用無端ベルトも回転ドラムに巻き
込まれ、植物体は色用無端ベルトと乾燥無端ベルトとに
よって挟まれて固定される。この状態で回転ドラムの回
転とともに周回する。この時、植物体は色用無端ベルト
に含浸していた色処理剤と接触し、色処理剤の働きによ
って色の固定・維持・変色・鮮色がなされる。又、同時
に回転ドラムの熱によって植物体の水分は蒸発・気化
し、外側の乾燥無端ベルトに効果的に吸水・吸湿され、
植物体は急速に乾燥させられる。
【0006】回転ドラムの周面を回送されると乾燥無端
ベルトと色用無端ベルトとは分離され、各ベルトは回転
ドラムから離れ、戻りの色用無端ベルトの上面に色処理
され乾燥された植物体が載って送られてくる。これを手
作業又は機械的に搬出するものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は実施例の説明図、図2は図1のA−A線にお
ける断面図である。本実施例では、色処理剤として色保
持剤を使用し、又乾燥無端ベルトとして無水硫酸マグネ
シウムを含浸させた後乾燥させたものを使用している。
【0008】図中、1は直径80cm程の回転ドラム、
2は同回転ドラム1の表面を加熱する電気ヒータ、3は
回転ドラム1の回転駆動軸、4は無水硫酸マグネシウム
を含浸させて乾燥状態とした布製の乾燥無端ベルト、5
はアントシアン等の色保持剤を含浸させた布又は不織布
の色用無端ベルト、6は押花、7は乾燥無端ベルト4の
押花6(未乾燥の植物体)を置く押花載置搬入面、8は
色用無端ベルト5の押花6の搬出面、9は回転ドラム1
に向けて空気を吹き付けて蒸気・気化成分を放散させて
乾燥効率を高めるファン、10はアントシアン等の色保
持剤を貯えた色保持液槽、11はガイドローラである。
【0009】この実施例では、乾燥無端ベルト4のベル
トとして、布製で無水硫酸マグネシウム液を含浸させて
乾燥したものを使用している。この乾燥無端ベルト4の
押花載置搬入面7上に、予備乾燥・加圧された押花6又
は採集した植物体を手作業で載せる。押花6は少しずつ
乾燥しながら回転ドラム1に巻き込まれる。回転ドラム
1において、押花6は色用無端ベルト5と乾燥無端ベル
ト4とに挟まれて(図2参照)、色保持剤が押花6に触
れて押花6の色を変色・退色しないように色保持・色維
持する。同時に、回転ドラム1からの熱と外周の乾燥無
端ベルト4の無水硫酸マグネシウム布による吸水・吸湿
を受けて押花6は急速に乾燥させられる。
【0010】回転ドラム1において、数十秒〜数百秒程
加熱乾燥させられて押花6は色用無端ベルト5に載って
送り出され、搬出面8から排出される。色用無端ベルト
5は色保持液槽10に漬って色保持剤を含浸させる。本
実施例では、数十秒から数百秒程で色保持と乾燥処理を
同時且つ連続的にできる。
【0011】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、色処理と
乾燥処理を同時且つ連続的に行うことができ、押花製作
の作業を大巾に効率的なものとした。又、製作の手間を
大巾に少なくできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 電気ヒータ 3 回転駆動軸 4 乾燥無端ベルト 5 色用無端ベルト 6 押花 7 押花載置搬入面 8 搬出面 9 ファン 10 色保持液槽 11 ガイドローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が加熱された回転ドラムの周面の一
    部に押花の色を固定維持する色保持剤又は色を変色又は
    鮮やかにする鮮色剤等の色処理剤を含浸させた色用無端
    ベルトを掛け渡し、同色用無端ベルトのドラム周面に掛
    け渡した部分の外側に吸水及び吸湿力を有する長尺の乾
    燥無端ベルトを重ねるように掛け渡し、乾燥無端ベルト
    のドラム導入側上面を押花載置搬入面とし、又色用無端
    ベルトの戻り側上面を乾燥押花の搬出面とすることを特
    徴とする押花乾燥装置。
JP35297192A 1992-12-11 1992-12-11 押花乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0743211B2 (ja)

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JP35297192A JPH0743211B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 押花乾燥装置

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JP35297192A JPH0743211B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 押花乾燥装置

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JP5340824A Division JP2551918B2 (ja) 1993-12-08 1993-12-08 押花乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPH06207780A JPH06207780A (ja) 1994-07-26
JPH0743211B2 true JPH0743211B2 (ja) 1995-05-15

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2096532B1 (es) * 1995-07-27 1997-10-16 Perez Juana Maria Collantes Procedimiento para el secado de flores.
JP4820605B2 (ja) * 2004-12-07 2011-11-24 健二 片桐 球状体の拭き取り装置

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Publication number Publication date
JPH06207780A (ja) 1994-07-26

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