JPH074267A - ガスタービン用燃料ガス供給装置 - Google Patents
ガスタービン用燃料ガス供給装置Info
- Publication number
- JPH074267A JPH074267A JP14454693A JP14454693A JPH074267A JP H074267 A JPH074267 A JP H074267A JP 14454693 A JP14454693 A JP 14454693A JP 14454693 A JP14454693 A JP 14454693A JP H074267 A JPH074267 A JP H074267A
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- JP
- Japan
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- fuel gas
- gas
- fluctuation
- heat generation
- concentration
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】主燃料ガス７と副燃料ガス８を混合し、ガスタ
ービン１へ供給するにあたり混合後にガス分析器９を設
け、ガス分析検知することにより、主燃料ガス調節弁１
０と副燃料ガス調節弁１１により混合比率を調節するこ
とにより、燃料ガス発熱量の変動幅、燃料ガス組成のう
ち水素濃度低下及び水素濃度変動幅を低減させる。 【効果】発熱量変動の大きい燃料ガスを使用しても、ガ
スタービンでの運転が可能となる。
ービン１へ供給するにあたり混合後にガス分析器９を設
け、ガス分析検知することにより、主燃料ガス調節弁１
０と副燃料ガス調節弁１１により混合比率を調節するこ
とにより、燃料ガス発熱量の変動幅、燃料ガス組成のう
ち水素濃度低下及び水素濃度変動幅を低減させる。 【効果】発熱量変動の大きい燃料ガスを使用しても、ガ
スタービンでの運転が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン用燃料ガ
スにおいて、多種多様な燃料ガスを使用し、発熱量の変
動及び燃料組成の水素ガス濃度をガスタービンでの運転
可能範囲へ安定供給する装置に関する。
スにおいて、多種多様な燃料ガスを使用し、発熱量の変
動及び燃料組成の水素ガス濃度をガスタービンでの運転
可能範囲へ安定供給する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭64−8322号公報に
記載のように、燃料ガスの発熱量の変動に対し、発電機
出力信号を利用し、出力偏差分を燃料制御装置のゲイン
を切替ることにより、発電機の出力変動を抑制する方式
となっていた。
記載のように、燃料ガスの発熱量の変動に対し、発電機
出力信号を利用し、出力偏差分を燃料制御装置のゲイン
を切替ることにより、発電機の出力変動を抑制する方式
となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、燃料
ガスの発熱量変動に対し、発電機の出力変動を抑制する
ことを目的としており、発熱量の変動幅及びガス組成の
変動が大きく発生する多種多様ガス燃料への考慮がされ
ておらず、燃料ガスの発熱量が大幅に変動する場合、ガ
スタービンでは、高温高圧下での燃焼のため、異常燃焼
による機器寿命の減少，機器安全性の低下等の問題があ
る。
ガスの発熱量変動に対し、発電機の出力変動を抑制する
ことを目的としており、発熱量の変動幅及びガス組成の
変動が大きく発生する多種多様ガス燃料への考慮がされ
ておらず、燃料ガスの発熱量が大幅に変動する場合、ガ
スタービンでは、高温高圧下での燃焼のため、異常燃焼
による機器寿命の減少，機器安全性の低下等の問題があ
る。
【０００４】本発明の目的は、燃料ガスをガスタービン
へ供給するにあたり、燃料ガスの発熱量もしくは、燃料
組成の水素濃度を一定範囲内にて安定供給することにあ
る。
へ供給するにあたり、燃料ガスの発熱量もしくは、燃料
組成の水素濃度を一定範囲内にて安定供給することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は主燃料ガス成分を検出することにより、主
燃料及び副燃料を混合させ、副燃料の混合量により燃料
ガスの発熱量の調整及び主燃料ガス成分の調整をする装
置を設けた。
に、本発明は主燃料ガス成分を検出することにより、主
燃料及び副燃料を混合させ、副燃料の混合量により燃料
ガスの発熱量の調整及び主燃料ガス成分の調整をする装
置を設けた。
【０００６】
【作用】燃料ガスの発熱量は燃料ガス組成により決定さ
れ、天然ガス，液化石油ガス以外のガスは、燃料ガス組
成が変動することが多く、更に水素が高濃度及び水素濃
度が大幅に変動する場合発熱量の変化量も大きくなる。
れ、天然ガス，液化石油ガス以外のガスは、燃料ガス組
成が変動することが多く、更に水素が高濃度及び水素濃
度が大幅に変動する場合発熱量の変化量も大きくなる。
【０００７】ここで、燃料ガスの組成を分子量として検
出することにより、燃料ガスの発熱量及び予め確認され
た変動幅の範囲内における水素濃度を検知することが可
能となる。
出することにより、燃料ガスの発熱量及び予め確認され
た変動幅の範囲内における水素濃度を検知することが可
能となる。
【０００８】また、発熱量を直接計測することも可能で
はあるが、検出速度が遅く、流量調整遅れが、発生する
恐れがある。
はあるが、検出速度が遅く、流量調整遅れが、発生する
恐れがある。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。
る。
【００１０】ガスタービン１は、圧縮機部２により大気
４を吸入圧縮し、高圧燃焼用空気とし、さらに、燃料ガ
ス５と燃焼器３にて燃焼させ、高温・高圧ガスにより、
ガスタービン１の仕事により発電機６を駆動させる。こ
こで燃料ガス５は、主燃料ガス７と副燃料ガス８で構成
させる。
４を吸入圧縮し、高圧燃焼用空気とし、さらに、燃料ガ
ス５と燃焼器３にて燃焼させ、高温・高圧ガスにより、
ガスタービン１の仕事により発電機６を駆動させる。こ
こで燃料ガス５は、主燃料ガス７と副燃料ガス８で構成
させる。
【００１１】この主燃料ガス７は、副生ガスであること
により、発熱量の変動及びガス組成の内水素分の高濃度
及び濃度変動が大きいことが多く、この場合、燃焼器３
での異常燃焼から機器寿命の低下が発生する。
により、発熱量の変動及びガス組成の内水素分の高濃度
及び濃度変動が大きいことが多く、この場合、燃焼器３
での異常燃焼から機器寿命の低下が発生する。
【００１２】このため、副生ガスの主燃料ガス７と合わ
せ副燃料ガス８との二重燃料ガス系統とし、副燃料ガス
８は、不活性ガスもしくは、ブタンガス等を選定する。
さらに、主燃料ガス７及び副燃料ガス８との混合合流後
に、ガス分析器９を設置し、ガス分析器９により分子量
を検出することにより発熱量の変動及び水素濃度の変動
を検知する。この検出信号により、主燃料ガス流量調節
弁１０及び副燃料ガス流量調節弁１１により流量調節を
行い、燃料ガス６の発熱量変動幅の低減及び水素濃度の
濃度低下、変動幅の抑制を図ることが出来る。
せ副燃料ガス８との二重燃料ガス系統とし、副燃料ガス
８は、不活性ガスもしくは、ブタンガス等を選定する。
さらに、主燃料ガス７及び副燃料ガス８との混合合流後
に、ガス分析器９を設置し、ガス分析器９により分子量
を検出することにより発熱量の変動及び水素濃度の変動
を検知する。この検出信号により、主燃料ガス流量調節
弁１０及び副燃料ガス流量調節弁１１により流量調節を
行い、燃料ガス６の発熱量変動幅の低減及び水素濃度の
濃度低下、変動幅の抑制を図ることが出来る。
【００１３】また、主燃料ガス７と合わせ主燃料ガス１
３との混合合流とし、副燃料ガス８により、流量調整す
ることにより多種・多様な複数の副生ガスを有効利用す
ることが出来る。
３との混合合流とし、副燃料ガス８により、流量調整す
ることにより多種・多様な複数の副生ガスを有効利用す
ることが出来る。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、副生ガスの主燃料ガス
をガスタービン燃料として、マッチングさせた条件で供
給できることにより、副生ガスの選定範囲が拡大するこ
ととなる。
をガスタービン燃料として、マッチングさせた条件で供
給できることにより、副生ガスの選定範囲が拡大するこ
ととなる。
【図１】本発明によるガスタービン設備における燃料系
統図。
統図。
１…ガスタービン部、２…圧縮機部、３…燃焼機、４…
大気、５…燃料ガス、６…発電機部、７…主燃料ガス、
８…副燃料ガス、９…ガス分析器、１０…主燃料ガス流
量調節弁、１１…副燃料ガス流量調節弁、１２…検出信
号、１３…主燃料ガス、１４…主燃料ガス流量調節弁。
大気、５…燃料ガス、６…発電機部、７…主燃料ガス、
８…副燃料ガス、９…ガス分析器、１０…主燃料ガス流
量調節弁、１１…副燃料ガス流量調節弁、１２…検出信
号、１３…主燃料ガス、１４…主燃料ガス流量調節弁。
Claims (1)
- 【請求項１】燃料ガスを用いたガスタービン設備におい
て、発熱量変動，水素高濃度の燃料ガスを用い別燃料ガ
スとの混合による燃料ガス系統にガス分析器を設けるこ
とを特徴とする燃料ガス供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14454693A JPH074267A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ガスタービン用燃料ガス供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14454693A JPH074267A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ガスタービン用燃料ガス供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074267A true JPH074267A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15364816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14454693A Pending JPH074267A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | ガスタービン用燃料ガス供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074267A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004888A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ガスタービン装置の運転方法 |
| WO2004003362A1 (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-08 | Jfe Steel Corporation | 電力変動の抑制方法およびその発電設備 |
| WO2006027858A1 (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-16 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | ガス改質設備 |
| WO2008081488A1 (en) * | 2007-01-04 | 2008-07-10 | Ansaldo Energia S.P.A. | Method for controlling the supply of fuel gas to a gas-turbine burner |
| JP2010065579A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Hitachi Ltd | ガスタービンの燃料供給方法 |
| JP2011074844A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Ltd | ガスタービン燃焼器の制御装置およびガスタービン燃焼器の制御方法 |
| CN114183254A (zh) * | 2021-12-18 | 2022-03-15 | 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 | 一种双燃料燃气轮机燃料切换控制方法 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP14454693A patent/JPH074267A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004888A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ガスタービン装置の運転方法 |
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| KR100847972B1 (ko) * | 2004-09-10 | 2008-07-22 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 가스 개질 설비 |
| WO2008081488A1 (en) * | 2007-01-04 | 2008-07-10 | Ansaldo Energia S.P.A. | Method for controlling the supply of fuel gas to a gas-turbine burner |
| JP2010065579A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Hitachi Ltd | ガスタービンの燃料供給方法 |
| JP2011074844A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Ltd | ガスタービン燃焼器の制御装置およびガスタービン燃焼器の制御方法 |
| CN114183254A (zh) * | 2021-12-18 | 2022-03-15 | 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 | 一种双燃料燃气轮机燃料切换控制方法 |
| CN114183254B (zh) * | 2021-12-18 | 2023-09-29 | 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 | 一种双燃料燃气轮机燃料切换控制方法 |
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