JPH0742677B2 - 真空ロール移送装置およびウェブの移送方法 - Google Patents

真空ロール移送装置およびウェブの移送方法

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JPH0742677B2
JPH0742677B2 JP1508078A JP50807889A JPH0742677B2 JP H0742677 B2 JPH0742677 B2 JP H0742677B2 JP 1508078 A JP1508078 A JP 1508078A JP 50807889 A JP50807889 A JP 50807889A JP H0742677 B2 JPH0742677 B2 JP H0742677B2
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damper
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ウェデル、グレゴリー・エル
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ベロイト・コーポレイション
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G9/00Other accessories for paper-making machines
    • D21G9/0063Devices for threading a web tail through a paper-making machine

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  • Paper (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 関連特許出願との相互関係 本出願は、1987年2月13日に出願した米国特許出願第01
4,569の部分継続である。同米国特許出願第014,569号の
主題事項のすべてをここに引用して取入れることとす
る。
技術分野 本発明は、製紙機械の単列ドライヤ部を通って移動する
ウェブを乾燥する真空ロール移送装置および前記ウェブ
の移送方法に関する。更に詳細には、本発明はトータル
・ベルラン(Total BelRun)ドライヤ部用真空移送ロー
ルおよびウェブの移送方法に関する。トータル・ベルラ
ンはベロイト・コーポレイションの登録商標である。
背景技術 ベロイト・コーポレイションに譲渡された1987年2月13
日出願の係属中の米国特許出願第014,569号では、複数
の単列ドライヤ部から成り、各ドライヤ部が隣接ドライ
ヤ間に挿入された真空移送ロールを有する少くとも二つ
のドライヤを備えているドライヤ部が開示されている。
前述のトータル・ベルラン構成は、各ドライヤ部にドラ
イヤフェルトを備え、そのフェルトはウェブと接触して
交互に各ドライヤおよびび真空移送ロールの周りを移動
している。真空移送ロールに加えられる部分真空は、フ
ェルトがウェブと真空移送ロールとの間に配設される状
態でフェルトとウェブが真空移送ロールの周りを移動す
るときウェブを確実に拘束する。
米国特許出願第014,569号に開示されているように、真
空移送ロールは穴あきシェルおよび内部ダクトの構成を
備えており、シールまたはガスケットがダクトと回転可
能なシェルとの間に設置されていて、真空を同移送ロー
ルの巻付き部の近辺に集中させ、ウェブをドライヤフェ
ルトに密接させることができるようになっている。前述
の拘束は横方向の収縮を最小限にし、シートの品質およ
び一様性を向上するのに役立つ。シート拘束のレベル、
したがってシートの品質は、シートが真空移送ロールに
巻付けられる時に加えられる真空を増すことにより向上
させることができる。
真空を増すことに伴う問題は、ロール内に供給され、そ
の後でロールから排出されなければならない空気の体積
が比例して増大するということである。真空レベルの増
大に結び付いているこのような流量の増大から排気ファ
ンの所要パワーが不必要に増大し、更にドライヤのフー
ドに供給されなければならない供給空気の量が増大す
る。
本発明は、前述の問題を少くとも二つの内部の流れ絞り
手段を設けることにより克服している。このような絞り
はロールの内側の外縁近くに設置され、真空の増大を最
も必要とするシェルの縁または端に近接する部分に真空
を高レベルに維持することができる。その他に、本発明
の構成は、更に、真空を増す必要のないロールシェルの
縁または端の間の部分では、真空をより低いレベルに維
持することができる。このような構成により、ロールか
ら排出されなければならない空気の容積が大幅に減り、
これにより排出ファンの馬力が可能な限り小さくなる。
それ故、本発明の主な目的は、米国特許出願第014,569
号に開示されているドライヤの構成に関連する前述の問
題を克服すると共に紙の乾燥技術に著しい貢献をするこ
とができる真空ロール移送装置を提供することである。
本発明の他の目的および利点は当業者には、図面に関連
して以下に説明する本発明の望ましい実施例の詳細な説
明、および請求の範囲を考案することにより明らかであ
ろう。
発明の開示 本発明は、製紙機械の単列ドライヤ部を通って移動する
シェルを乾燥する真空ロール移送装置に関するものであ
り、この装置は、第1および第2の端を有する回転可能
な穴あきシェルを備えている。シェル内の両端間のシェ
ルの長さ方向に沿って静止ダクトが設置されている。ダ
クトは、部分真空源に接続され、その長さに沿って複数
の穴を備えており、装置の使用中、ダクトを部分真空源
に続したとき、シェルとダクトとの間に形成されている
室の内部に部分真空が発生するようになっている。流れ
絞り手段はシェルの少くとも一端に近接して一層大きな
真空レベルを発生し、シェルの尾片の紙通し(スレッデ
ィング)を容易にしている。
更に詳細に述べれば、本発明では、流れ絞り手段は、シ
ェル内のそれぞれシェルの第1および第2の端に近接し
て設置された第1および第2のダンパを備えている。ダ
ンパはダクトを通る空気の流れを制限するように制御可
能である。シール手段はダクトの周りに円周方向に延
び、かつ、ダクトから穴あきシェルまで延びて、室を、
シェルの第1の端に近接して配置される第1の空洞、シ
ェルの第2のの端に近接して配置される第2の空洞、お
よび第1の空洞と第2の空洞との間に配置される中間空
洞に分割している。複数の穴が、それぞれの空洞を部分
真空源に接続している。制御弁は第2のダンパと部分真
空源との間の空気の流れを制御し、制御弁が閉じ、かつ
第1のダンパが閉じているとき、第1の空洞内に高真空
レベルを発生し、ウェブの尾片の紙通し(スレッディン
グ)が容易になるようにする。制御弁が開き、かつ第1
および第2のダンパが閉じているとき、第1および第2
の空洞の内部に中間の真空レベルが発生し、ウェブが穴
あきシェルの周りを移行する間ウェブの横縁がはためく
(フラッター)ことがないようにすると共に、ウェブの
クロスマシン方向の収縮を防止する。制御弁が開き、か
つ第1および第2のダンパが部分的に開いていると、中
間空洞の内部に低真空レベルが発生する。
また、本発明では、流れ絞り手段はダクトの内部に穴あ
きシェルの第1の端に近接して設置された第1の流れ絞
り板を備えている。第2の流れ絞り板はダクト内にシェ
ルの第2の端に近接して設置されている。前記の第1お
よび第2の流れ絞り板は互いに軸方向に離れて設置さ
れ、ダクトを、シェルの第1の端に近接して配置される
シェルの包囲体、シェルの第2の端に近接して配置され
る第2の包囲体、および第1の包囲体と第2の包囲体と
の間に配置される中間包囲体に分割している。シール手
段は、ダクトの周りに円周方向へ延び、かつ、ダクトか
ら穴あきシェルまで延びて、室を、シェルの第1の端に
近接して配置される第1の空洞、シェルの第2の端に近
接して配置される第2の空洞、および第1の空洞と第2
の空洞との間に配置される中間空洞に分割している。複
数の穴がこれらの空洞を部分真空源に接続している。制
御弁は第2の流れ絞り板と部分真空源との間に設置さ
れ、制御弁が閉じると高真空レベルが第2のの包囲体お
よび第1の空洞の内部に発生し、ウェブの尾片の紙通し
を補助する。制御弁が開くと、第1および第2の包囲体
の内部および第1および第2の空洞の内部に中間の真空
レベルが発生し、ウェブの横縁がシェルに対してはため
くことがないようにすると共にウェブのクロスマシン方
向の収縮を防止する。
また、本発明では、流れ絞り手段は、互いに軸方向に離
れて位置し、またダクト内部の第1のダンパと第2のダ
ンパとの間に設置されて、制御弁が開きかつダンパが部
分的に開いているとき第1および第2の空洞の内部に等
しい真空レベルが発生し、中間空洞内に、制限要素が設
けられているためダンパに向って次第に大きくなる低い
真空レベルを発生するようにする複数の制限要素をも備
えている。
更に、本発明は、ダクトは穴あきシェルの第1の端に近
接する部分真空源に接続されている。ダクトは第1およ
び第2のポケットを形成しており、第1のポケットはシ
ェルの第1の端に近接して配置されている。第2のポケ
ットはシェルの第2の端に近接して配置されている。ダ
クトは、また第1のポケットから第2のポケットまで延
びる導管をも形成している。シール手段は、ダクトの周
りに円周方向に延び、かつ、ダクトから穴あきシェルま
で延びて、室を、シェルの第1の端に近接して配置され
る第1の空洞、シェルの第2の端に近接して配置される
第2の空洞、および第1の空洞と第2の空洞との間に配
置される中間空洞に分割している。複数の穴がこれらの
空洞を部分真空源に接続している。流れ絞り手段は、導
管の内部に設置されてダンパが閉じると第1のポケット
と第1の空洞との間に高真空レベルを発生してウェブの
尾片の紙通しを容易にする制御可能なダンパを備えてい
る。ダンパが開くと、第1および第2のポケットおよび
第1および第2の空洞の内部に等しい真空レベルが発生
し、ウェブがシェルの周りを移行する間ウェブの横縁が
はためくことがないようにすると共にウェブのクロスマ
シン方向の収縮を防止するようにしている。
本発明の更に特定の実施態様では、静止ダクトは穴あき
シェルに対して同軸である。
或る実施態様では、ダクトはシェルの第1および第2の
端に近接する位置で部分真空源に接続されている。
本発明の他の実施態様では、ダクトは穴あきシェルの第
1の端に近接する位置で部分真空源に接続されている。
本発明は、また、製紙機械の単列ドライヤ部を通って延
びているウェブを移送する方法を含む。この方法は、ウ
ェブを真空ロール移送装置の第1および第2の端を有す
る回転可能な穴あきシェルの周りを案内する段階、シェ
ルの長さの中でこれに沿って設置され、その長さに沿っ
て複数の穴を備えている静止ダクトを部分真空源に接続
する段階、およびダクトを通る空気の流れを制限してシ
ェルの少くとも一端に近接して一層大きな真空レベルを
発生し、ウェブの尾片の紙通し(スレッディング)を容
易にする段階から成る製紙機械を通って移動するウェブ
の移送方法において、シェルの第1の端に近接して設置
されている第1のダンパを部分的に閉じる段階と、シェ
ルの第2の端に近接して設置されている第2のダンパを
部分的に閉じる段階と、第2のダンパと部分真空源との
間に設置されている制御弁を開き、シェルの両端に近接
して部分真空を発生し、単列のドライヤ部分においてシ
ートのはためきおよびクロスマシン方法の収縮を生じな
いようにする段階を含む。
本発明の多数の修正および変形を当業者は行うことがで
きる。しかし、このような変形および修正は請求の範囲
に規定する本発明の精神および範囲の中に入るものであ
る。
図面の簡単な説明 図1は本発明による単列の単一フェルトドライヤ部の側
面図である。
図2は本発明の望ましい実施例を示す図1の線2−2で
取った拡大断面図である。
図3は弁を開し、かつダンパを部分的に開いた状態での
図2に示す移送ロールの長さに沿うそれぞれの真空レベ
ルを示すグラフである。
図4は図2と同様な断面図であるが、本発明の別の実施
例を示している。
図5は図2と同様な断面図であるが、本発明の更に他の
実施例を示している。
図6は図2と同様な断面図であるが、部分真空源がダク
トの一方の側だけに接続されている本発明の更に他の実
施例を示している。
同じ符号は本発明の各種実施例を通じて同じ部品を表わ
している。
発明を実施するための最良の形態 図1は全般に10と記した単列の単一フェルトドライヤ部
の側面図である。ドライヤ部10は第1のドライヤ12、第
2のドライヤ14、およびそれらの間に設置された本発明
による全般に16と記した真空ロール移送装置を備えてい
る。フェルトFおよびウェブWは、ドライヤ12、真空ロ
ール16、およびドライヤ14の周りに接触して移動し、ウ
ェブおよびフェルトが真空ロール16の周りを移動すると
きフェルトがウェブWと真空ロール移送装置16との間に
配置されるようになっている。この手段により、係属中
の米国特許出願第014,569号に開示されているように、
ウェブが真空ロール16の周りを移動する間確実な拘束が
真空ロールによりウェブWに加えられる。
真空ロール移送装置16を図1の線2−2で取った拡大断
面図である図2に一層詳細に示してある。製紙機械の単
列ドライヤ部10を通って移動しているウェブWを乾燥す
る真空ロール移送装置16は、第1および第2の端20およ
び22をそれぞれ有する回転可能な穴あきシェル18を備え
ている。
静止ダクト24がシェル18の端20と22との間でシェル18の
長さの中でこれに沿って設置されている。ダクト24はフ
ァンのような部分真空源26に接続され、ダクト24はその
長さに沿って複数の穴28,29,30,31,32,33,34,35,36およ
び37を備え、装置10の使用中、ダクト24が部分真空源26
に接続されると、シェル18とダクト24との間に形成され
ている室38の内部に部分真空が発生するようになってい
る。
全般に40と記した流れ絞り手段がダクト24と関連してシ
ェル18の端20および22の少くとも一方に近接して一層大
きな真空レベルを発生し、ウェブWの尾片Tの紙通し
(スレッディング)を容易にする。
更に詳細に述べれば、図2に示すダクト24はシェル18と
同軸を成し、部分真空源26はシェル18の第1および第2
の端20および22にそれぞれ近接した位置でダクト24に接
続されている排気ファンである。
流れ絞り手段40は、第1および第2の制御可能なダンパ
42および44をそれぞれ備えており、これは、適切な手段
によりそれぞれ作動機構46および48に接続されている蝶
型弁とすることができる。
流れ絞り手段40は、更に、全般的に40と記したシール手
段を備えており、これは、ダクト24の周りに円周方向に
延び、かつ、ダクト24から穴あきシェル18まで延びて室
38をシェル18の第1の端に近接して配置される第1の空
洞43に分割している。シール手段41は、また、室38をシ
ェル18の第2の端22に近接して配置される第2の空洞45
に分割する。更に、中間空洞47が第1の空洞43と第2の
空洞45との間に配置されている。複数の穴28〜37が空洞
43,45および47を部分真空源26に接続している。
流れ絞り手段40は、第2のダンパ44と排気ファン26との
間に設置されている制御弁50をも備えている。
以上の構成によって、装置10の使用中、制御弁50が閉
じ、かつ第1のダンパ42が閉じると、第1の空洞43の内
部に一層大きな真空レベルが発生し、ウェブWの尾片T
の紙通しを容易にするようになっている。
制御弁50が開き、かつダンパ42および44が閉じている
と、空洞43および45の内部に中間の真空レベルが発生
し、ウェブWがシェル18の周りを移行する間ウェブWの
横縁がはためかないようにすると共にウェブのクロスマ
シン方向の収縮を防止する。
制御弁50が開き、かつダンパ42および44が部分的に開い
ていると、中間空洞47の内部に低真空レベルが発生し、
空洞43および45の内部にそれよりわずかに高い真空レベ
ルが発生してウェブWがシェル18の周りを移行する間ウ
ェブの横縁がはためかないようにすると共にウェブのク
ロスマシン方向の収縮を防止する。
図3は、制御弁50が開き、かつダンパ42および44が部分
的に開いているときのシェルの第1および第2の端に近
接する中間真空レベルおよびダンパ間の低真空レベルを
示すグラフである。
図4は本発明の別の実施例の断面図である。これは図2
と同様な図であるが、蝶型ダンパの代りに、この別の実
施例ではシェル18Aの第1の端20Aに近接して配置され今
後第1の流れ絞り板52と称するオリフィス板または穴あ
き絞り板を備えている。今後第2の流れ絞り板54と称す
るオリフィス板または穴あき絞り板がシェル18Aの第2
の端に隣接して設置されている。板52および54は互いに
軸方向に離れて設置され、ダクト24Aを、シェル18Aの第
1の端20Aに近接して配設される第1の包囲体49、シェ
ル18Aの第2の端22Aに近接して配設される第2の包囲体
51、および第1の包囲体49と第2の包囲体51の間に配設
される中間包囲体53に分割している。全般に41Aと記さ
れているシール手段は、ダクト24Aの周りに円周方向に
延び、かつ、ダクト24Aから穴あきシェル18Aまで延び
て、室38Aを、シェル18Aの第1の端20Aに近接して配置
される第1の空洞43Aに分割している。シール手段41A
は、また、室38Aをシェル18Aの第2の端22Aに近接して
して配置される第2の空洞45Aに分割している。更に、
中間空洞47Aが第1の空洞43Aと第2の空洞45Aとの間に
設置されている。複数の穴28A,29A,30A,31A,32A,33A,34
A,35A,36Aおよび37Aが、空洞43A,45Aおよび47Aを部分真
空源26Aに接続している。
全般に50Aと記されている制御弁手段が第2の板54と部
分真空源26Aとの間に設置されていて、制御弁50Aが閉じ
ると、高真空レベルが第1の包囲体49および第1の空洞
43Aの内部に発生し、ウェブの尾片TAの紙通しを補助す
る。制御弁50Aが開くと、中間真空レベルが第1の包囲
体49、第2の包囲体51、第1の空洞43A、および第2の
空洞45Aの内部に発生し、ウェブの横縁がシェル18Aに対
してはためかないようにすると共にウェブのクロスマシ
ン方向の収縮を防止する。
図5は、図2に示す実施例と同様な本発明の他の実施例
を示す。しかし、全般に40Bと記した流れ絞り手段は、
更に複数の絞り要素56,57,58および59を備えており、こ
れらは互いに軸方向に離れて設置され、第1のダンパ42
Bと第2のダンパ44Bとの間のダクト24Bの内部に設置さ
れていて、制御弁50Bが開き、かつダンパ42Bおよび44B
が部分的に開いていると、第1および第2の空洞43Bお
よび45Bの内部にそれぞれ等しい真空レベルが発生し、
絞り要素56から59が設けられているために中間空洞47B
の内部にダンパ42Bおよび44Bに向って次第に大きくなる
低真空レベルが発生するようになる。
図5に示すように、絞り要素56〜59の各々は、その内部
に開口を形成している。しかし、それぞれ要素56および
59により形成される開口61および63は、それぞれ要素57
および58により形成される開口65および67より大きい。
開口61,63,65および67が設けられていることにより、中
間空洞47Bの内部に発生する低真空レベルは、それぞれ
ダンパ42Bおよび44Bに向って次第に大きくなっている。
図6は本発明の更に他の実施例を示すもので、これで
は、部分真空源26Cはシェル18Cの第1の端20Cに近接す
るダクト24Cにのみ接続されている。ダクト24Cは、第1
および第2のポケット62および64をそれぞれを形成して
いる。第1のポケット62はシェル18Cの第1の端20Cに近
接して設置されている。第2のポケット64はシェル18C
の第2の端22Cに近接して設置されている。ダクト24C
は、また第1のポケット62から第2のポケット64まで延
びる導管66を形成している。全般に41Cと記したシール
手段は、ダクト24Cの周りに円周方向に延び、かつダク
ト24Cから穴つきシェル18Cまで延びて、室38Cを、シェ
ル18Cの第1の端20Cに近接して配置される第1の空洞43
C、シェル18Cの第2の端22Cに近接して配置される第2
の空洞45Cおよび第1の空洞43Cと第2の空洞45Cとの間
に配置される中間空洞47Cに分割している。複数の穴28
C,29C,30C,31C,32C,33C,34C,35C,36Cおよび37Cが空洞43
C,45Cおよび47Cを部分真空減少に接続している。
全般に40Cと記した流れ絞り手段は、導管66の内部に設
置されていて、ダンパ42Cが閉じると、第1のポケット6
2および第1の空洞43Cの内部に高真空レベルを発生して
ウェブの尾片TCの紙通しを容易にするようにする制御可
能なダンパ42Cを備えている。ダンパ42Cが開くと、第1
のポケット62、第2のポケット64、第1の空洞43Cおよ
び第2の空洞45Cの内部に等しい真空レベルが発生し、
シェルの周りをウェブが移行する間ウェブの横縁がはた
めかないようにすると共にウェブのクロスマシン方向の
収縮を防止する。
図2および図3に示す本発明による装置の作動時には、
制御弁が閉じ、かつダンパが閉じると、シェルの第1の
端に近接してより大きな真空レベルが作用し、ウェブの
狭い尾片がシェルへ向って案内されると、尾片ががシェ
ルの周りに案内され、ドライヤ部を通して尾片を紙通し
するのが容易である。
尾片がウェブの幅一杯にまで拡がると、制御弁が開き、
かつダンパ42および44が閉じ、ファン26がシェルの端20
および22に近接して等しい中間真空レベルを発生する。
このような中間真空レベルにより、ウェブがシェル18の
周りを移行する間幅一杯のウェブの横縁が指示フェルト
Fに対してはためかないようになり、乾燥プロセス中ウ
ェブがクロスマシン方向に収縮しないようにウェブが拘
束される。
制御弁50が開き、かつダンパ42および44が部分的に開い
ている時には、ダンパ42と44との間に低真空レベルが得
られる。この低真空レベルは、第1および第2のドライ
ヤ12および14およびフェルトFで形成されるポケット74
の内部に低真空レベルを発生して、ドライヤ12と14との
間を移行する間ウェブをフェルトと密接させると共に、
シェルのそれぞれの端に隣接してわずかに高い真空レベ
ルを発生しウェブの縁がはためかないようにすると共に
ウェブのクロスマシン方向の収縮を防止する。
図4に示す装置の作動は、可動ダンパが第1および第2
の絞り板52および54で置き換えられている点を除けば、
図2および図3の実施例の作動と同じである。このよう
な置き換えは、移送ロール装置の構造を簡単にするが、
板が常に開いているため尾片の紙通しを行なう真空レベ
ルがわずかに低下する。
図5に示す実施例は、図2に示す実施例と同様に作動す
るが、制御弁50Bが開き、かつダンパが開いていると
き、絞り要素56〜59が開口61,63,65および67を有し、絞
り要素57と58との間のダクトの中心からそれぞれダンパ
42Bおよび44Bに向って次第に増加する真空レベルを生ず
るにおいて相違がある。
図6に示す更に他の実施例では、可動ダンパが一つだけ
必要であり、この構成では、ファンとの接続をダクトの
前端でのみ行うことができ、ダンパが閉じると、第1の
ポケット62および第1の空洞43Cの内部に一層大きな真
空レベルが発生するようになる。ダンパ42Cが開くと、
第1および第2のポケット62および64および第1および
第2の空洞43Cおよび45Cの内部に中間真空レベルが発生
し、ウェブの横縁をドライヤフェルトに対して保持す
る。
複数の穴29C〜36Cによって、ダンパ42Cが開くと中間空
洞47Cの内部に低真空レベルが得られ、この真空レベル
によりポケット74の内部に低真空レベルが生じ、ウェブ
が隣接するドライヤ間を移行する間ウェブをフェルトに
対して保持する。
本発明は、紙通しロープの必要なしにウェブの尾片を紙
通しすることができる簡単な真空移送ロール装置を提供
すると共に、シェルの周りを移行中にウェブの横縁がフ
ェルトに対してはためかないようにし、かつウェブの縁
の保持する大きな保持力を与えることによりウェブがク
ロスマシン方向に収縮しないよう拘束する手段をも提供
する。
本発明はまた、ウェブがそれぞれのドライヤとシェルと
の間のドロー内を動く間ウェブをフェルトに対して保持
する手段をも提供する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の端(20,22;20B,22B)を
    有する回転可能な穴あきシェル(18;18B)と; 前記シェル(18;18B)内の前記端(20,22;20B,22B)の
    間で前記シェル(18;18B)の長さ方向に沿って設置され
    ている静止ダクト(24;24B)であって、部分真空源(2
    6;26B)に接続され、その長さに沿って複数の穴(28−3
    7;28B−37B)を備え、装置(16)の使用中、ダクト(2
    4;24B)が前記部分真空源(26;26B)に接続されると、
    前記シェル(18;18B)と前記ダクト(24;24B)との間に
    形成されている室(38;38B)の内部に部分真空を発生さ
    せる静止ダクト(24;24B)と; 前記シェル(18;18B)の少くとも一方の端(20,22;20B,
    22B)に近接してより大きい真空レベルを発生し、ウェ
    ブ(W)の尾片(T;TB)の紙通しを容易にする流れ絞り
    手段(40;40B)と; 前記ダクト(24;24B)の周りに円周方向に延び、かつ前
    記ダクト(24;24B)から前記穴あきシェル(18;18B)ま
    で延びて、前記室(38;38B)を、前記シェル(18;18B)
    の第1の端(20;20B)に近接して配置された第1の空洞
    (43;43B)と前記第1の空洞(43;43B)に近接して配置
    された中間空洞(47;47B)を含む複数の空洞(43,45,4
    7;43B,45B,47B)に分割するシール手段(41;41B); を備え; 前記流れ絞り手段(40;40B)は、前記ダクト(24;24B)
    内に配置され前記ダクト(24;24B)を通る空気の流れを
    制限するように制御可能なダンパ手段(42,44;42B,44
    B)を備え; 前記複数の穴(28−37;28B−37B)は前記空洞(43,45,4
    7;43B,45B,47B)を前記部分真空源(26;26B)に接続す
    る; 製紙機械を通って移送するウェブ(W)を乾燥する真空
    ロール移送装置において; 前記真空ロール移送装置が製紙機械の単列ドライヤ部
    (10)に用いられる時に、前記空洞は、前記シェル(1
    8;18B)の前記第2の端(22;22B)に近接して配置され
    た第2の空洞(45;45B)を有し、前記中間空洞(47;47
    B)は前記第1と第2の空洞(43,45;43B,45B)の間に配
    置されており; 前記ダクト(24;24B)は、前記シェル(18;18B)の前記
    第1と第2の端(20,22;20B,22B)の近くにおいて前記
    部分真空源(26;26B)に接続され; 前記ダンパ手段は、それぞれ前記シェル(18;18B)の前
    記第1と第2の端(20,22;20B,22B)に近接して配置さ
    れた第1と第2のダンパ(42,44;42B,44B)を備え; 更に、制御弁(50;50B)が閉じられ前記第1のダンパ
    (42;42B)が閉じられる時に前記第1の空洞(43;43B)
    の内部に高真空レベルを発生してウェブ(W)の前記尾
    片(T;TB)の紙通しを容易にし、制御弁(50;50B)が開
    かれ前記第1と第2のダンパ(42,44;42B,44B)が閉じ
    られる時に前記第1と第2の空洞(43,45;43B,45B)の
    内部に中間真空レベルを発生してウェブ(W)が前記回
    転可能な穴あきシェル(18;18B)の周りに移動する間ウ
    ェブ(W)の横縁がはためかないように、かつ、制御弁
    (50;50B)が開かれ前記第1と第2のダンパ(42,44;42
    B,44B)が部分的に開かれた時に前記中間空洞(47;47
    B)の内部に低真空レベルを発生するように、前記第2
    のダンパ(44,44B)と前記部分真空源(26;26B)との間
    の空気の流れを制御する制御弁(50;50B)を設けた; ことを特徴とする真空ロール移送装置。
  2. 【請求項2】前記流れ絞り手段(40B)が; 互いに軸方向に離れて設置され、前記第1のダンパ(42
    B)と第2のダンパ(44B)との間で前記ダクト(24B)
    の内部に設置される複数の絞り要素(56,57,58,59)で
    あって、前記制御弁(50B)が開きかつ前記ダンパ(42
    B;44B)が部分的に開いているとき、前記第1および第
    2の空洞(43B,45B)の内部に等しい真空レベルを発生
    し、前記絞り要素(56−59)が設けられているため前記
    中間空洞(47B)の内部に前記ダンパ(42B,44B)に向っ
    て次第に大きくなる低真空レベルを発生するようにする
    複数の絞り要素(56,57,58,59); を備えている請求の範囲第1に記載の移送装置。
  3. 【請求項3】第1および第2の端(20A,22A)を有する
    回転可能な穴あきシェル(18A)と; 前記シェル(18A)内の前記端(20A,22A)間で前記シェ
    ル(18A)の長さ方向に沿って設置されている静止ダク
    ト(24A)であって、部分真空源(26A)に接続され、そ
    の長さ方向に沿って複数の穴(28A−37A)を備え、前記
    ダクト(24A)が前記部分真空源(26A)に接続される
    と、前記シェル(18A)と前記ダクト(24A)との間に形
    成されている室(38A)の内部に部分真空を発生させる
    静止ダクト(24A)と; 前記シェル(18A)の少くとも一方の端(20A,22A)に近
    接してより大きい真空レベルを発生し、ウェブ(W)の
    尾片(TA)の紙通しを容易にする流れ絞り手段(40A)
    と; 前記ダクト(24A)の周りに円周方向に延び、かつ前記
    ダクト(24A)から前記穴あきシェル(18A)まで延び
    て、前記室(38A)を、前記シェル(18A)の第1の端
    (20A)に近接して配置された第1の空洞(43A)と前記
    第1の空洞(43A)に近接して配置された中間空洞(47
    A)を含む複数の空洞(43A,45A,47A)に分割するシール
    手段(41A)と; を備え; 前記流れ絞り手段(40A)は、前記ダクト(24A)内に配
    置され前記ダクト(24A)内を通る空気の流れを制限す
    る板手段(52,54)を備え; 前記の複数の穴(28A−37A)は前記空洞(43A,45A,47
    A)を前記部分真空源(26A)に接続する; 製紙機械を通って移動するウェブ(W)を乾燥する真空
    ロール移送装置において; 前記真空ロール移送装置が製紙機械の単列ドライヤ部
    (10)に用いられる時に、前記空洞は、前記シェル(18
    A)の前記第2の端(22A)に近接して配置された第2の
    空洞(45A)を有し、前記中間空洞(47A)は前記第1と
    第2の空洞(43A,45A)の間に配置されており; 前記板手段は、前記ダクト(24A)内の前記穴あきシェ
    ル(18)の前記第1の端(20A)の近くにある第1の流
    れ絞り板(52)と前記ダクト(24A)内の前記穴あきシ
    ェル(18)の前記第2の端(22A)の近くにある第2の
    流れ絞り板(54)とを備え; 前記第1と第2の流れ絞り板(52,54)は、互いに軸方
    向に離れて位置していて、前記ダクト(24)を、前記シ
    ェル(18A)の前記第1の端(20A)に近接して配置され
    第1の包囲体(49)と、前記シェル(18A)の前記第2
    の端(22A)に近接して配置された第2の包囲体(51)
    と、前記第1と第2の包囲体(49,51)の間に配置され
    た中間包囲体(53)とに分割しており; 更に、制御弁(50A)が閉じられる時に前記第1の包囲
    体(49)と前記第1の空洞(43A)内部に高真空レベル
    が発生してウェブ(W)の尾片(TA)の紙通しを容易に
    し、制御弁(50A)が開かれる時に前記第1と第2の包
    囲体(49,51)と前記第1と第2の空洞(43A,45A)の内
    部に中間の真空レベルが発生して前記シェル(18A)に
    対するウェブの横縁のはためきを防止するように、前記
    第2の流れ絞り板(54)と前記部分真空源(26A)との
    間に制御弁(50A)が配置されている; ことを特徴とする真空ロール移送装置。
  4. 【請求項4】第1および第2の端(20C,22C)を有する
    回転可能な穴あきシェル(18C)と; 前記シェル(18C)内の前記端(20C,22C)との間で前記
    シェル(18C)の長さ方向に沿って設置されている静止
    ダクト(24C)であって、部分真空源(26C)に接続さ
    れ、その長さ方向に沿って複数の穴(28C−37C)を備
    え、前記ダクト(24C)が前記部分真空源(26C)に接続
    されると、前記シェル(18C)と前記ダクト(24C)との
    間に形成されている室(38C)に部分真空を発生させる
    静止ダクト(24C)と; 前記シェル(18C)の少くとも一方の端(20C,22C)に近
    接してより大きい真空レベルを発生し、ウェブ(W)の
    尾片(TC)の紙通しを容易にする流れ絞り手段(41C)
    と; 前記ダクト(24C)の周りに円周方向に延び、かつ前記
    ダクト(24C)から前記穴あきシェル(18C)まで延び
    て、前記室(38C)を、前記シェル(18C)の前記第1の
    端(20C)に近接して配置された第1の空洞(43C)と前
    記第1の空洞(43C)に近接して配置された中間空洞(4
    7C)を含む複数の空洞(43C,45C,47C)に分割するシー
    ル手段と; を備え; 前記流れ絞り手段は、前記ダクト(24C)内に配置され
    前記ダクト(24C)内を通る空気の流れを制限するよう
    に制御可能なダンパ(42C)を備え; 前記複数の穴(28C−37C)は前記空洞(43C,45C,47C)
    を前記部分真空源(26C)に接続し; 前記ダクト(24C)は前記シェル(18C)の前記第1の端
    (20C)の近くで前記部分真空源(26C)に接続されてい
    る; 製紙機械を通って移動するウェブ(W)を乾燥する真空
    ロール移送装置において; 前記真空ロール移送装置が製紙機械の単列ドライヤ部
    (10)に用いられる時に、前記空洞は、前記シェル(18
    C)の前記第2の端(22C)に近接して配置された第2の
    空洞(45C)を有し、前記中間空洞(47C)は前記第1と
    第2の空洞(43C,45C)の間に配置されており; 前記ダクト(24C)は第1と第2のポケット(62,64)を
    形成し、前記第1のポケット(62)は前記シェル(18
    C)の前記第1の端(20C)に近接して配置され、前記第
    2のポケット(64)は前記シェル(18C)の前記第2の
    端(22C)に近接して配置され、また、前記ダクト(24
    C)は前記第1のポケット(62)から第2のポケット(6
    4)まで延びる導管(66)を備えており; 前記ダンパ(42C)が閉じられる時に前記第1のポケッ
    ト(62)と前記第1の空洞(43C)の内部に高真空レベ
    ルが発生してウェブ(W)の尾片(TC)の紙通しを容易
    にし、前記ダンパ(42C)が開かれる時に前記第1と第
    2のポケット(62,64)と前記第1と第2の空洞(43C,4
    5C)に等しい真空レベルが発生して前記シェル(18C)
    をまわってウェブ(WC)が移動する間にウェブの横縁の
    はためきを防止するように、前記導管(66)内に前記制
    御可能なダンパ(42C)が設けられている; ことを特徴とする真空ロール移送装置。
  5. 【請求項5】ウェブ(W)を、真空ロール移送装置(1
    6)の第1および第2の端(20,22)を有する回転可能な
    穴あきシェル(18)の周りを案内する段階と; シェル(18)の内部にシェル(18)の長さ方向に沿って
    配置され、かつ、その長さに沿って複数の穴(28から3
    7)を備えている静止ダクト(24)を部分真空源(26)
    に接続する段階と; ダクト(24)を通る空気の流れを制限してシェル(18)
    の少くとも一方の端(20,22)に近接してより大きな真
    空レベルを発生させ、ウェブ(W)の尾片(T)の紙通
    しを容易にする段階と; から成る製紙機械を通って移動するウェブ(W)の移送
    方法において、 シェル(18)の第1の端(20)に近接して設置されてい
    る第1のダンパ(42)を部分的に閉じる段階と; シェル(18)の第2の端(22)に近接して設置されてい
    る第2のダンパ(44)を部分的に閉じる段階と; 第2のダンパ(44)と部分真空源(26)との間に設置さ
    れている制御弁(50)を開き、シェル(18)の両端(2
    0,22)に近接して部分真空を発生し、単列のドライヤ部
    分(10)においてシートのはためきおよびクロスマシン
    方向の収縮を生じないようにする段階と; を含むことを特徴とする製紙機械を通って移動するウェ
    ブ(W)の移送方法。
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