JPH0742516Y2 - 機械式集じん装置のダスト堆積防止装置 - Google Patents

機械式集じん装置のダスト堆積防止装置

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JPH0742516Y2
JPH0742516Y2 JP5844390U JP5844390U JPH0742516Y2 JP H0742516 Y2 JPH0742516 Y2 JP H0742516Y2 JP 5844390 U JP5844390 U JP 5844390U JP 5844390 U JP5844390 U JP 5844390U JP H0742516 Y2 JPH0742516 Y2 JP H0742516Y2
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gas chamber
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chamber
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康雄 西野
正俊 玉井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、石炭焚ボイラ等の機械式集じん装置に適用さ
れるダスト堆積防止装置に関する。
〔従来の技術〕
石炭焚ボイラから排出されるダストを含んだガスを機械
式集じん装置(以下MCという)で処理する場合には、ダ
ストを含んだガスはMC内の荒ガス室に上下方向に設置さ
れた複数のサイクロン式分離器の外筒の吸引口に入り、
遠心力によりダストは、外筒ダスト排出管を経てホッパ
へ落ちる。ダストが分離された清浄ガスは、清浄ガス室
へ開口するサイクロン式分離器の内筒を通り出口ダクト
へ排出される。
この時、荒ガス室と清浄ガス室底板に堆積するダストを
処理する方法としては、荒ガス室と清浄ガス室の底板部
に設置された簡易マンホールをあけ人力によりホッパに
落下させたり、また、バキューム車を利用し荒ガス室と
清浄ガス室に設置されたマンホールよりホースを投入し
ダストをMC外へ排出する方法をとっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の従来のMCでは、MC内の荒ガス室と清浄ガス室に堆
積するダストは高温(約300℃)であるため、ダストが
冷却するまで相当な時間待ってからでないと人力による
排出作業が着手できない。
また、ダストは下から1段目の外筒吸引口および内筒排
出口のレベル(通常約1mの高さ)まで堆積するため堆積
ダスト量が多く、人力により底板部に設置されたマンホ
ールを開けるのが困難であるなどの点から、ダスト排出
作業が難渋を極めている。
本考案は、前記のダスト排出を簡易にできる装置を提供
し、作業環境の改善、作業時間の短縮を図ろうとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ダストが含まれるガスが導入される荒ガス室
のガスを吸引してダストとガスを分離して清浄ガス室へ
導入する上下に配置された複数のサイクロン分離装置を
備え、同分離器で分離されたダストをホッパへ排出する
ようにした機械式集じん装置において、荒ガス室と清浄
ガス室の底部に最下位のサイクロン分離器の荒ガス室に
開口するガス吸引口と清浄ガス室に開口するガス排出口
の高さ付近に上面が位置するようにそれぞれ設けられた
かさ上げ台、及び同かさ同かさ上げ台へ向ってダストパ
ージ用流体を噴射するダストパージ配管を備えた。
〔作用〕
本考案では、前記のように荒ガス室と清浄ガス室の床上
の従来ダストが堆積していた個所である最下位のサイク
ロン分離器のガス吸引口とガス排出口の高さ付近に上面
が位置するようにかさ上げ台を設け、その上に堆積する
ダストをかさ上げダストパージ配管より噴射されるパー
ジ用流体によってサイクロン分離器へ流し込むことによ
って外部へ排出する。
このようにして、本考案では、サイクロン分離器による
集じんを行ないながら荒ガス室と清浄ガス室の底部に堆
積するダストの排出が行なわれ、作業環境の悪化、長時
間作業等の不具合が解消される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第3図によって説明す
る。
7はダストを含む石炭焚ボイラ等の排ガスが導入される
荒ガス室、8は清浄ガス室で、これらの室は互いに交互
に配置され上下方向へ延びるく字状に屈曲した仕切板14
によって仕切られている。同仕切板14には、荒ガス室7
へ向って斜め下方に傾斜し先端に行くに従って円錐状に
縮小する外筒1と同外筒1内に設けられた内筒2を備え
た複数のサイクロン式分離器が取付けられており、外筒
1の下方の先端は荒ガス室7内を上下に延びるダスト排
出管3に開口し、また内筒2は清浄ガス室8へ開口する
ガス排出口12を備えている。同内筒2から外筒1の先端
部付近まで延びアーム15によって内外筒の軸方向に移動
するクリーニングコイル13が前記サイクロン分離器内に
設けられている。前記外筒1と内筒2の間の環状空間の
清浄ガス室8側の先端は仕切板14によって閉鎖されてお
り、また外筒1の荒ガス室7側の先端部の下方の部分に
はガス吸引口11が設けられている。前記荒ガス室7及び
清浄ガス室8内には、その底部に、最下位のサイクロン
分離器のガス吸引口11とガス排出口12の高さの付近にそ
れぞれその上面が位置し上面が山形に傾斜した箱状のか
さ上げ台5,6がそれぞれ設けられている。前記荒ガス室
7のかさ上げ台5は、サイクロンユニット及びダスト排
出管のメンテナンスのため、例えば2分割で取外し可能
な構造とされている。また、荒ガス室7及び清浄ガス室
8には、それぞれかさ上げ台5,6上へパージ用流体とし
ての空気を下方に向けて噴射するダストのパージ配管9,
10が設けられている。なお、4は荒ガス室7及び清浄ガ
ス室8の下方に設けられダスト排出管13が開口するホッ
パである。
以上のように構成された本実施例において、荒ガス室7
へ導入されたダストを含む排ガスは、複数のサイクロン
分離器のガス吸引口11から外筒1内へ入り、排ガスは外
筒1と内筒2との間の空間を旋回してダストを分離した
上、内筒2のガス排出口より清浄ガス室8へ入って同室
8より排出される。前記複数のサイクロン分離器で分離
されたダストは、外筒1の下方の先端からダスト排出管
3へ入ってホッパ4へ排出される。また、アーム15によ
って内外筒内の軸方向に往復動するクリーニングコイル
14によって、ダストによるつまりが防止される。
前記荒ガス室7へ導入された排ガス中のダストの1部
は、同荒ガス室7底部のかさ上げ台5上にたまる。ま
た、前記のようにダストをサイクロン式分離器で分離し
た排ガス中に残存するダストは、清浄ガス室8底部のか
さ上げ台6上にたまる。これらのかさ上げ台5,6の上面
は最下位のサイクロン分離器のガス吸引口11とガス排出
口12の付近に位置しているために、かさ上げ台5,6上に
たまったダストは、パージ配管9,10から下方へ向って噴
射されるパージ用流体としての空気によって吹き飛ばさ
れて、かさ上げ台5,6の山形に傾斜した上面によってガ
ス吸引口11とガス排出口12へ滑り落ち、外筒1を通って
ダスト排出管3へ入ってホッパ4へ排出される。また、
荒ガス室7のダスト排出管3から仕切板14までの間にた
まったダストは、荒ガス室7のかさ上げ台5を取外して
除去されホッパへ排出される。
このように、本実施例では、サイクロン分離器によるダ
ストの集じんを行ないながら、荒ガス室7及び清浄室8
内に堆積するダストを排出することができる。
〔考案の効果〕
本考案は、荒ガス室と清浄ガス室に前記したようなかさ
上げ台及びダストパージ配管を設けたことによって、 (1)サイクロン分離器によるダストの分離を行ないな
がら荒ガス室と清浄ガス室の底部に堆積するダストを排
出することができ、人力によるダスト排出作業がほとん
ど皆無となり悪条件下による作業をなくすことができ、
作業環境の改善、長時間作業の短縮を実現することがで
きる。
(2)メンテナンスのコスト面においても作業員の減少
及びバキューム車の不要等を計ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図は同実施
例の横断面図、第3図は第1図Aの拡大図である。 1……外筒,2……内筒,3……ダスト排出管,4……ホッ
パ,5,6……かさ上げ台,7……荒ガス室,8……清浄ガス
室,9,10……パージ配管,11……ガス吸引口,12……ガス
排出口,13……クリーニングコイル,14……仕切板,15…
…アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダストが含まれるガスが導入される荒ガス
    室のガスを吸引してダストとガスを分離して清浄ガス室
    へ導入する上下に配置された複数のサイクロン分離器を
    備え、同分離器で分離されたダストをホッパへ排出する
    ようにした機械式集じん装置において、荒ガス室と清浄
    ガス室の底部に最下位のサイクロン分離器の荒ガス室に
    開口するガス吸引口と清浄ガス室に開口するガス排出口
    の高さの付近に上面が位置するようにそれぞれ設けられ
    たかさ上げ台、及び同かさ上げ台へ向ってダストパージ
    用流体を噴射するダストパージ配管を備えたことを特徴
    とする機械式集じん装置のダスト堆積防止装置。
JP5844390U 1990-06-04 1990-06-04 機械式集じん装置のダスト堆積防止装置 Expired - Fee Related JPH0742516Y2 (ja)

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JPH0417842U JPH0417842U (ja) 1992-02-14
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