JPH074225Y2 - 食器乾燥器の梱包装置 - Google Patents
食器乾燥器の梱包装置Info
- Publication number
- JPH074225Y2 JPH074225Y2 JP3556688U JP3556688U JPH074225Y2 JP H074225 Y2 JPH074225 Y2 JP H074225Y2 JP 3556688 U JP3556688 U JP 3556688U JP 3556688 U JP3556688 U JP 3556688U JP H074225 Y2 JPH074225 Y2 JP H074225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main body
- basket
- piece
- drying chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、食器類を乾燥する食器乾燥器の梱包装置に関
する。
する。
(ロ)従来の技術 従来、この種食器乾燥器として、例えば実公昭59−6760
号公報にみられるように、本体の上面を蓋体で覆い、本
体と蓋体との間に形成される乾燥室内に食器籠を収納す
るものが知られている。そして、梱包に際しては、食器
籠を乾燥室に収納した状態で、食器籠が浮き上がらない
ように、本体に食器籠をテープにて止着したり、或いは
緩衝体を食器籠と蓋体との間に介在させ、この食器乾燥
器を別の緩衝体を介在させて梱包箱内に収納梱包してい
た。
号公報にみられるように、本体の上面を蓋体で覆い、本
体と蓋体との間に形成される乾燥室内に食器籠を収納す
るものが知られている。そして、梱包に際しては、食器
籠を乾燥室に収納した状態で、食器籠が浮き上がらない
ように、本体に食器籠をテープにて止着したり、或いは
緩衝体を食器籠と蓋体との間に介在させ、この食器乾燥
器を別の緩衝体を介在させて梱包箱内に収納梱包してい
た。
しかしながら、前者においては、作業性が悪く、しかも
輸送中にテープが外れて各部材同志が衝突して傷つくこ
とがあり、後者においては、緩衝体の部品点数が増大
し、作業性が悪くなると共に、コストアップになる欠点
を有していた。
輸送中にテープが外れて各部材同志が衝突して傷つくこ
とがあり、後者においては、緩衝体の部品点数が増大
し、作業性が悪くなると共に、コストアップになる欠点
を有していた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、簡単な
構成で輸送中における食器籠の浮き上りを防止できる梱
包装置を提供することを課題とする。
構成で輸送中における食器籠の浮き上りを防止できる梱
包装置を提供することを課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、乾燥室内に食器籠を収納した
状態で、これらを上下の緩衝体を介して梱包箱内に収納
するもので、上緩衝体には、蓋体片を開放した状態に保
持する保持部と、蓋体片の開放により形成される開口を
通して挿入され、食器籠の浮き上りを阻止する阻止部と
を形成し、下緩衝体には、その上面に食器籠の一部と上
下方向に係合する位置決め部を形成する。
状態で、これらを上下の緩衝体を介して梱包箱内に収納
するもので、上緩衝体には、蓋体片を開放した状態に保
持する保持部と、蓋体片の開放により形成される開口を
通して挿入され、食器籠の浮き上りを阻止する阻止部と
を形成し、下緩衝体には、その上面に食器籠の一部と上
下方向に係合する位置決め部を形成する。
(ホ)作用 上述の如く構成したから、蓋体片は上緩衝体の保持部に
より開放した状態に保持され、食器籠は、下緩衝体の位
置決め部により位置決めされた上で、上緩衝体の阻止部
によりその浮き上りが阻止される。
より開放した状態に保持され、食器籠は、下緩衝体の位
置決め部により位置決めされた上で、上緩衝体の阻止部
によりその浮き上りが阻止される。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図と共に説明すると、(1)は内部
に加熱源となるヒーターユニット(2)を装着した合成
樹脂製の皿状本体で、ヒーターユニット(2)を囲む水
受部(3)を一体成型により形成した水受兼用の天板
(4)を、その開口部に備えている。本体(1)の後端
下部には、カット面(5)を形成し、そのカット面
(5)の上下部分に後述する一枚目と二枚目の蓋体片
(9a)(9b)の開放時の停止手段となるストッパー(6
a)(6b)を形成している。(7)は前記ヒーターユニ
ット(2)の上方に位置させた水受け兼用の金属製放熱
板で、ここで受け止められた水を水受部(3)上に落下
するようになしている。
に加熱源となるヒーターユニット(2)を装着した合成
樹脂製の皿状本体で、ヒーターユニット(2)を囲む水
受部(3)を一体成型により形成した水受兼用の天板
(4)を、その開口部に備えている。本体(1)の後端
下部には、カット面(5)を形成し、そのカット面
(5)の上下部分に後述する一枚目と二枚目の蓋体片
(9a)(9b)の開放時の停止手段となるストッパー(6
a)(6b)を形成している。(7)は前記ヒーターユニ
ット(2)の上方に位置させた水受け兼用の金属製放熱
板で、ここで受け止められた水を水受部(3)上に落下
するようになしている。
(8)は前記本体(1)と後述する蓋体(9)との間に
形成した乾燥室(10)内に出入自在に収納した合成樹脂
製の食器籠、(9)は前記本体(1)の上方を覆い、本
体(1)との間に乾燥室(10)を形成する透明な合成樹
脂製の蓋体で、側面形状が略扇形で、断面形状がコ字状
に形成された三枚の蓋体片(9a)(9b)(9c)から構成
され、夫々の蓋体片(9a)(9b)(9c)は枢支部に設け
た枢支孔を、本体(1)の両側部に一体成形した円筒状
の枢支軸(11)に貫通支持して、夫々が本体(1)に対
して回動自在に枢支されている。そして、枢支した状態
で一枚目の蓋体片(9a)内に二枚目の蓋体片(9b)が、
また、二枚目の蓋体片(9b)の内に三枚目の蓋体片(9
c)が夫々回動できるようになっており、しかも、乾燥
室(10)を閉じている状態では、一枚目(9a)と二枚目
(9b)の重合部分、及び二枚目(9b)と三枚目(9c)の
重合部分の夫々の端縁に設けたツメ片(12a)(12b)
(12c)(12d)同志が係合し、二枚目(9b)をこの状態
に保持するようになっている。
形成した乾燥室(10)内に出入自在に収納した合成樹脂
製の食器籠、(9)は前記本体(1)の上方を覆い、本
体(1)との間に乾燥室(10)を形成する透明な合成樹
脂製の蓋体で、側面形状が略扇形で、断面形状がコ字状
に形成された三枚の蓋体片(9a)(9b)(9c)から構成
され、夫々の蓋体片(9a)(9b)(9c)は枢支部に設け
た枢支孔を、本体(1)の両側部に一体成形した円筒状
の枢支軸(11)に貫通支持して、夫々が本体(1)に対
して回動自在に枢支されている。そして、枢支した状態
で一枚目の蓋体片(9a)内に二枚目の蓋体片(9b)が、
また、二枚目の蓋体片(9b)の内に三枚目の蓋体片(9
c)が夫々回動できるようになっており、しかも、乾燥
室(10)を閉じている状態では、一枚目(9a)と二枚目
(9b)の重合部分、及び二枚目(9b)と三枚目(9c)の
重合部分の夫々の端縁に設けたツメ片(12a)(12b)
(12c)(12d)同志が係合し、二枚目(9b)をこの状態
に保持するようになっている。
(13)は蓋体片(9a)(9b)(9c)が枢支軸(11)から
抜けるのを防止する合成樹脂製の止め板で、一体に形成
した脚(14)を枢支軸(11)に挿入係合して本体(1)
に固定されている。
抜けるのを防止する合成樹脂製の止め板で、一体に形成
した脚(14)を枢支軸(11)に挿入係合して本体(1)
に固定されている。
食器乾燥器は以上のような構成になっており、次に梱包
について説明すると、一枚目の蓋体片(9a)をの把手
(9)′を摘んで第2図の矢印方向に回動し、一枚目と
二枚目の蓋体片(9a)(9b)を三枚目の蓋体片(9c)上
に重合し、乾燥室(10)を大きく開放する。そして、一
枚目と二枚目の蓋体片(9a)(9b)の開放により形成さ
れる開口から食器籠(8)の一部を乾燥室(10)の外部
へ引き出し、この状態で第1図に示す如く発泡スチロー
ル製の上下一対の緩衝体(15)(16)を介在させて梱包
箱(17)内へ収納梱包する。
について説明すると、一枚目の蓋体片(9a)をの把手
(9)′を摘んで第2図の矢印方向に回動し、一枚目と
二枚目の蓋体片(9a)(9b)を三枚目の蓋体片(9c)上
に重合し、乾燥室(10)を大きく開放する。そして、一
枚目と二枚目の蓋体片(9a)(9b)の開放により形成さ
れる開口から食器籠(8)の一部を乾燥室(10)の外部
へ引き出し、この状態で第1図に示す如く発泡スチロー
ル製の上下一対の緩衝体(15)(16)を介在させて梱包
箱(17)内へ収納梱包する。
下緩衝体(15)の上面には、食器籠(8)の底面の支骨
(8a)と上下方向に係合して、食器籠(8)を、一枚目
と二枚目の蓋体片(9a)(9b)の開放により形成される
開口からその一部を乾燥室(10)の外部へ引き出した状
態に位置決めする位置決め部(18)が形成されている。
(8a)と上下方向に係合して、食器籠(8)を、一枚目
と二枚目の蓋体片(9a)(9b)の開放により形成される
開口からその一部を乾燥室(10)の外部へ引き出した状
態に位置決めする位置決め部(18)が形成されている。
一方、前記上緩衝体(16)には、蓋体片(9a)(9b)
(9c)を開放状態に保持する保持部(19)が形成され、
保持部(19)には、一枚目の蓋体片(9a)の端縁と二枚
目の蓋体片(9b)のツメ片(12b)との間に挿入される
第1間隔保持部(20a)及び二枚目の蓋体片(9b)のツ
メ片(12b)と三枚目の蓋体片(9a)のツメ片(12d)と
の間に挿入される第2間隔保持部(20b)を形成し、第
1、第2間隔保持部(20a)(20b)にて輸送中における
蓋体片(9a)(9b)(9c)同志の接触を防止するような
されている。
(9c)を開放状態に保持する保持部(19)が形成され、
保持部(19)には、一枚目の蓋体片(9a)の端縁と二枚
目の蓋体片(9b)のツメ片(12b)との間に挿入される
第1間隔保持部(20a)及び二枚目の蓋体片(9b)のツ
メ片(12b)と三枚目の蓋体片(9a)のツメ片(12d)と
の間に挿入される第2間隔保持部(20b)を形成し、第
1、第2間隔保持部(20a)(20b)にて輸送中における
蓋体片(9a)(9b)(9c)同志の接触を防止するような
されている。
また、上緩衝体(16)には、一枚目と二枚目の蓋体片
(9a)(9b)の開放により形成される開口を通して食器
籠(8)の上面に当接して食器籠(8)の浮き上りを阻
止する阻止部(21)が形成されている。この阻止部(2
1)には食器籠(8)の上枠(8b)を挾持する凹部(2
2)が形成され、下緩衝体(15)の位置決め部(18)に
より位置決めした食器籠(8)の上枠(8b)を凹部(2
2)に挾持して食器籠(8)の浮き上りを阻止してい
る。
(9a)(9b)の開放により形成される開口を通して食器
籠(8)の上面に当接して食器籠(8)の浮き上りを阻
止する阻止部(21)が形成されている。この阻止部(2
1)には食器籠(8)の上枠(8b)を挾持する凹部(2
2)が形成され、下緩衝体(15)の位置決め部(18)に
より位置決めした食器籠(8)の上枠(8b)を凹部(2
2)に挾持して食器籠(8)の浮き上りを阻止してい
る。
(23)は上緩衝体(16)の上面に凹設された収納部で、
食器籠(8)に着脱自在に装着される箸立て等の付属部
品(24)を収納保持するようになっている。
食器籠(8)に着脱自在に装着される箸立て等の付属部
品(24)を収納保持するようになっている。
かかる構成としたことにより、蓋体片(9a)(9b)(9
c)は上緩衝体(16)の保持部(19)にて開放状態に保
持され、蓋体片同志の接触は第1、第2間隔保持部(20
a)(20b)にて阻止される。また、食器籠(8)は、そ
の浮き上りを阻止部(21)によって阻止される。
c)は上緩衝体(16)の保持部(19)にて開放状態に保
持され、蓋体片同志の接触は第1、第2間隔保持部(20
a)(20b)にて阻止される。また、食器籠(8)は、そ
の浮き上りを阻止部(21)によって阻止される。
更に食器籠(8)は、下緩衝体(15)の上面に形成した
位置決め部(18)と上下方向に係合することで位置決め
されるので、容易に位置決めすることができ、作業性を
向上することができる。
位置決め部(18)と上下方向に係合することで位置決め
されるので、容易に位置決めすることができ、作業性を
向上することができる。
(ト)考案の効果 以上の如く、本考案に依れば、簡単な構成で輸送中にお
ける食器籠の浮き上りと移動を阻止することができ、且
食器籠の位置決め作業性を向上することができると共
に、蓋体片の回動を阻止することができ、梱包作業性を
向上することができる等の効果を奏する。
ける食器籠の浮き上りと移動を阻止することができ、且
食器籠の位置決め作業性を向上することができると共
に、蓋体片の回動を阻止することができ、梱包作業性を
向上することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案一実施例を示す断面図、第2図及び第3
図は食器乾燥器の夫々異なった断面図である。 (1)……本体、(8)……食器籠、(9)……蓋体、
(9a)(9b)(9c)……蓋体片、(15)……下緩衝体、
(16)……上緩衝体、(17)……梱包箱、(18)……位
置決め部、(19)……保持部、(21)……阻止部。
図は食器乾燥器の夫々異なった断面図である。 (1)……本体、(8)……食器籠、(9)……蓋体、
(9a)(9b)(9c)……蓋体片、(15)……下緩衝体、
(16)……上緩衝体、(17)……梱包箱、(18)……位
置決め部、(19)……保持部、(21)……阻止部。
Claims (1)
- 【請求項1】加熱源を有する本体と、該本体の上方を覆
い、本体に対し回動自在に枢支されて本体との間に乾燥
室を形成する複数の蓋体片からなる蓋体と、前記乾燥室
内に出没自在に収納される食器籠とから食器乾燥器を構
成し、前記乾燥室内に食器籠を収納した状態で、これら
を上下の緩衝体を介して梱包箱内に収納するようにした
ものに於て、前記上緩衝体には、前記蓋体片を開放した
状態に保持する保持部と、前記蓋体片の開放により形成
される開口を通して挿入され、食器籠の浮き上りを阻止
する阻止部とを形成し、前記下緩衝体には、その上面に
食器籠の一部と上下方向に係合する位置決め部を形成し
たことを特徴とする食器乾燥器の梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3556688U JPH074225Y2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 食器乾燥器の梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3556688U JPH074225Y2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 食器乾燥器の梱包装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137877U JPH01137877U (ja) | 1989-09-20 |
JPH074225Y2 true JPH074225Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31262211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3556688U Expired - Lifetime JPH074225Y2 (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 食器乾燥器の梱包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074225Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP3556688U patent/JPH074225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137877U (ja) | 1989-09-20 |
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