JPH0742079U - スライダー付プリント基板用コネクタ抜去治具 - Google Patents

スライダー付プリント基板用コネクタ抜去治具

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JPH0742079U
JPH0742079U JP7477293U JP7477293U JPH0742079U JP H0742079 U JPH0742079 U JP H0742079U JP 7477293 U JP7477293 U JP 7477293U JP 7477293 U JP7477293 U JP 7477293U JP H0742079 U JPH0742079 U JP H0742079U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器及びコネクタ30が小さくなるにつれ手
ではスライダー99を取り外せなくなった。そのため狭
いスペースでもスライダー28を取り外せる治具10を
提供することを目的とする。 【構成】 本考案の治具99は抜去部16・つなぎ部1
8・挿入部20で構成され、その抜去部16の片端にハ
ウジング24のコンタクトテール46側の面に引っかか
る大きさの1以上のL字形状に折り曲げたストッパー1
4を有している。このストッパー14の垂直方向の直角
に交わった両側にスライダー28の突起部36に引っか
かる大きさのL字形状に折り曲げた舌片12を有した治
具10を用いることによって容易に解決できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器や通信機器内の狭いスペースに使用されるZIF(ゼロ・ インサーション・フォース)方式を用いたFPC・FFCを取り外すためのスラ イダー付プリント基板用コネクタ抜去治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スライダー付プリント基板用コネクタ30は図3のように主にハウジング24 ・コンタクト32・スライダー28から構成されている。従来上記コネクタ30 は0.8〜1.0mmピッチのものが主流である。芯数が16芯でピッチが1. 0mmの場合の大きさは長さ21・幅7.5・高さ4mm程度である。ディップ タイプとサーフェイスマウントタイプ(以下SMTタイプという)によっても異 なるがSMTタイプの場合のハウジング24・スライダー28に使用されるプラ スチック材料としては耐熱性が要求されるので、PPS・液晶ポリマー等が使用 され、ディップタイプで耐熱性が要求されないものはPBT・ナイロン等が使用 されている。コンタクト32の材質としては銅合金等が使用されている。
【0003】 従来、電子機器や通信機器内の狭いスペースに設けられたコネクタ30にフレ キシブル・プリント基板34を挿入する場合は、フレキシブル・プリント基板3 4を手で持って直接挿入することができないため、図1(B)に示すように多数 のコンタクト32が収容されたコンタクト部26が形成されているハウジング2 4(図示されていないがこのハウジング24が機器内に装着される。)に、板状 くさび部38を有するスライダー28を仮挿入する。その後スライダー28を作 業者が手で持つか、或いは板状の治具(図示せず)により矢印ロ方向に移動させ 、板状くさび部38をフレキシブル・プリント基板34が挿入されているコンタ クト部32に押し込み、ハウジング24とスライダー28から成るコネクタ30 にフレキシブル・プリント基板34を挿入接続させていた。機器の性能試験等で フレキシブル・プリント基板34を取り外す時は、スライダー28の突起部36 を手で持ち図1(B)の矢印ロと反対方向に引くことによってフレキシブル・プ リント基板34を取り外している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記したとおりスライダー付プリント基板用コネクタ30はスライダー28の 両サイドに指先を引っかけてスライダー28を引き出すようになっている。一方 コネクタ30は小型化が要求され、コネクタ30が用いられる機器自体も小型化 が進んできている。このように小型化の進む機器内に人の指の入るスペースを確 保することは困難となってきており、このために機器の小型化が妨げられている 。またスライダー28の両サイドには指先を引っかけて引き出せる程度の突起部 36が必要であり、上記したような長さが21mm・幅が7.5mm程度の小型 のコネクタ30においては比較的大きな突起となってしまい、コネクタ30全体 の小型化が妨げられている。 またスライダー28は指先を引っかけて人の力の入れ具合のコントロールによ り引き出すため誤って力を加え過ぎることがありスライダー28を破損すること が少なくない。この破損はコネクタ30の小型化に伴うスライダー28の小型化 が進むにつれ多くなっている。このためコネクタ30においてスライダー28は 取り替え可能の構造とせざるを得なくなってきている。このためスライダー28 には加えすぎられた力にも耐える程度の機械的強度を持たせざるを得ず、ここで も又コネクタ30の小型化を妨げることになっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題をにらみ、できるだけ簡便な手段で上記全ての課題を解消し ようとするものである。ハウジング24にはフレキシブル・プリント基板34と 接続するコンタクト32が固定されている。また、スライダー28には、フレキ シブル・プリント基板34をコンタクト32に接続させる板状くさび部38と突 起部36とを有している。フレキシブル・プリント基板34を取り外す際にはス ライダー28を抜去しなければならない。 これらのコンタクト32・ハウジング24・スライダー28からなるスライダ ー付プリント基板用コネクタ30のスライダー抜去治具において、片端にハウジ ング24のコンタクトテール46側の面に引っかかる大きさの1以上のL字形状 に折り曲げたストッパー14を有している。このストッパー14の垂直方向の直 角に交わった両側にスライダー28の突起部36に引っかかる大きさのL字形状 に折り曲げた舌片12を有したことを特徴とするスライダー付プリント基板用コ ネクタ抜去治具10を用いることによって容易に解決できる。
【0006】
【作用】
ストッパー14の垂直方向の直角に交わった両側にスライダー28の突起部3 6に引っかかる大きさのL字形状に折り曲げた舌片12をスライダー28の突起 部36に引っ掛け抜去治具10を手で手前に引くことによってフレキシブル・プ リント基板34を取り外すことができる。その際ストッパー14がハウジング2 4のコンタクトテール46側の面に引っ掛かるので、抜去治具10を引き過ぎる ということがなく、フレキシブル・プリント基板34を取り外す位置が容易にわ かる。
【0007】
【実施例】
図に基づいて本考案を用いた実施例について説明する。図1(A)はスライダ ー抜去治具10の斜視図をしめしたもので、(B)はスライダー付プリント基板 用コネクタ30とフレキシブル・プリント基板34の斜視図を示したものである 。図2(A)、(B)、(D)は抜去治具10を用いてスライダー28を取り外 した後の側面図、平面図、正面図を示したもので、(C)はスライダー28を取 り外す前の正面図を示したものである。図3は治具10を用いてスライダー28 を挿入する際の斜視図を示したものである。 このコネクタ30は角形ハウジング24を有し、内部にコンタクト32を固定 している。このハウジング24の一辺に前記コンタクト32と電気的に接触する フレキシブル・プリント基板34の挿抜される挿入口を有している。また、この フレキシブル・プリント基板34の挿抜方向にハウジング24内に出入りするく さび部38を有するスライダー28を備えている。更にこのスライダー28は挿 入口の両サイドの辺を越えて突出する突起部36も有している。このスライダー 28は一定量引き出されるとハウジング24に係止され、それ以上の引き出しが 制限されるようになっている。 図1(A)に示す本願コネクタ抜去治具10はコネクタ30の両サイドに突出 する突起部36に引っかかる寸法の舌片12を備えている。また、この舌片12 が突起部36に当接しスライダー28が引き出されてハウジング24のフレキシ ブル・プリント基板34の挿入口の設けられた辺の対辺に当接する折り曲げ突起 であるストッパー14を有している。
【0008】 本考案のスライダー抜去治具10を使用するコネクタ30はSMTタイプのも のである。このコネクタ30は主にコンタクト32・ハウジング24・スライダ ー28から構成されている。0.5mmピッチ・16芯の場合のこのコネクタ3 0の大きさは長さ13.4・幅4.3・高さ1.8mm程度である。このコネク タ30はSMTタイプのためスライダー28・ハウジング24には耐熱性が要求 されるので、プラスチック材料としてはPPS・液晶ポリマー・46ナイロン等 が用いられている。バリ等を考えるとハウジング24には液晶ポリマーが推奨さ れ、フック部37のバネ性とバリ等を考えるとスライダー28にはPPSが推奨 される。コンタクト32には導電性のよい銅合金等が使用されている。
【0009】 本考案のスライダー抜去治具10は主に抜去部16・つなぎ部18・挿入部2 0から構成されている。この挿入部20はただ手で持つだけの役割でもよい。ま た、挿入部20は図3のようにフレキシブル・プリント基板34を仮挿入しスラ イダー28を押し込む役割を持たせるものでもよい。その際挿入部20にはフレ キシブル・プリント基板34用のニゲの目的で切りかき部22が設けられている 。尚切りかき部22でフレキシブル・プリント基板34を挟み込むかたちになる ので、挿入部20とつなぎ部18には10〜20度の角度をつけている。つまり 切りかき部22でコネクタ30に仮挿入されたフレキシブル・プリント基板34 を挟み込むようにした状態で挿入部20の先端でスライダー28をハウジング2 4に押し込んでいる。
【0010】 本考案のスライダー抜去治具10の大きさは厚みが0.5mm程度である。こ の0.5mmというのはハウジング24から突出したスライダー28の突起部3 6の量にほぼ等しい。この寸法は治具10の強度によって決まるので、別に0. 5mmより厚くてもかまわない。また、ハウジング24から突出したスライダー 28の突起部36の量はスライダー28の強度によって決まるので、強度のこと を考えると大きい方がよいが、コネクタの小型化を考えると0.5mm程度が妥 当である。治具10の厚さについても同様である。長さは機器内にセットされる コネクタ30の位置によっても異なるので、位置によってつなぎ部18の長さを 変更することで対応している。幅はコネクタ30のピッチ及び芯数によってこと なり、0.5mmピッチで16芯の場合は13.7mm程度である。
【0011】 抜去部16の先端にはハウジング24のコンタクトテール46側の面に引っか かる大きさの1以上のL字形状に折り曲げられたストッパー14がある。このス トッパー14はスライダー28の取り外す時にスライダー28を抜きすぎによる スライダー28の破損を防止するものである。ストッパー14の大きさはハウジ ング24のコンタクトテール46側の面に引っかかればどの程度でもよい。つま りストッパー14は1個でコンタクトテール46側の全面に引っかかるものでも よい。コンタクトテール46を傷つけてしまう恐れがあるので、コンタクトテー ル46部を避けフランジ側に2個設けることが望ましい。その大きさはフランジ 部にほぼ等しいか、やや小さめが望ましい
【0012】 抜去部16の一部で上記ストッパー14の垂直方向の直角に交わった両側にハ ウンジグ24から突出したスライダー28の突起部36に引っかかる大きさのL 字形状に折り曲げた舌片12を設けた。この舌片12をスライダー28の突起部 36に引っかけ図2(C)のように矢印イ方向に治具10を引くことによってス ライダー28が外れフレキシブル・プリント基板34を取り外すことが出来る。 この舌片12同士の内側寸法はハウジング24の長さにほぼ等しく、スイラダー を引き出す時舌片12の内側が角形ハウジング24の両サイドの辺に浴うように しゅうどうさせる。つまり舌片12の内側と角形ハウジング24の両サイドの辺 とにガタがなくガイドされている。この舌片12の大きさはスライダー28の突 起部36に引っかかればどの程度でもよい。厚さは上記したように治具10の厚 さによって決まる。幅はコネクタ30の高さより多少小さくかつ治具10の強度 が満足できればどの程度でもよい。舌片12の位置関係としては舌片12の面A 44の位置が、ストッパー14がハウジング24のコンタクトテール46側の面 に接触した時にスライダー28が外れ、スライダー28が破損しない位置関係に する。舌片12の長さはこのような位置関係でストッパー14の端面より出っ張 らなく、治具10の強度が満足できればどの程度でもよい。
【0013】
【考案の効果】
フレキシブル・プリント基板34を取り外すのに手ではなく、治具10を使用 することによって治具10の舌片12がスライダー28の突起部36に引っ掛か ればよいので、引っ掛かるスペースまでは機器を小型化することができる。また スライダー28の突起部36も小さくできるので、コネクタ30も小型化するこ とが可能である。ストッパー14がハウジング24のコンタクトテール46側の 面に引っかかり、抜去治具10を引き過ぎるということがないので、フレキシブ ル・プリント基板34を取り外す位置が容易にわかり、スライダー28を破損す るということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)スライダー抜去治具の斜視図を示したも
のである。 (B)スライダー付プリント基板用コネクタとフレキシ
ブル・プリント基板の斜視図を示したものである。
【図2】(A)抜去治具を用いてスライダーを取り外し
た後の側面図を示したものである。 (B)抜去治具を用いてスライダーを取り外した後の側
面図を示したものである。 (C)スライダーを取り外す前の正面図を示したもので
ある。 (D)抜去治具を用いてスライダーを取り外した後の正
面図を示したものである。
【図3】治具を用いてスライダーを挿入する際の斜視図
を示したものである。
【符号の説明】
10 スライダー挿抜治具 12 舌片 14 ストッパー 16 抜去部 18 つなぎ部 20 挿入部 22 切りかき部 24 ハウジング 26 コンタクト部 28 スライダー 30 コネクタ 32 コンタクト 34 フレキシブル・プリント基板 36 突起部 37 フック部 38 くさび部 40 面B 42 基板 44 面A 46 コンタクトテール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル・プリント基板と接続する
    コンタクトと、そのコンタクトを保持するハウジング
    と、フレキシブル・プリント基板をコンタクトに接続さ
    せる板状くさび部と突起部とを有するスライダーからな
    るスライダー付プリント基板用コネクタのスライダー抜
    去治具において、 フレキシブル・プリント基板の取り外しに際し片端にハ
    ウジングのコンタクトテール側の面に引っかかる大きさ
    の1以上のL字形状に折り曲げたストッパーを有し、ス
    トッパーの垂直方向の直角に交わる両側にスライダーの
    突起部に引っかかる大きさのL字形状に折り曲げた舌片
    を有したことを特徴としたスライダー付プリント基板用
    コネクタ抜去治具。
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