JPH0741920Y2 - 送風機 - Google Patents
送風機Info
- Publication number
- JPH0741920Y2 JPH0741920Y2 JP1988061305U JP6130588U JPH0741920Y2 JP H0741920 Y2 JPH0741920 Y2 JP H0741920Y2 JP 1988061305 U JP1988061305 U JP 1988061305U JP 6130588 U JP6130588 U JP 6130588U JP H0741920 Y2 JPH0741920 Y2 JP H0741920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting frame
- motor
- blower
- mounting
- corners
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、送風機における取付枠の改良に関するもの
である。
である。
第４図は例えば実開昭61−141638号公報に示された従来
の送風機を示す平面図であり、図において（１）はモー
タ（２）と羽根（３）とからなる送風機、（４）はこの
送風機を支持する支持体で、２つの支持片（５）が連結
片（６）で連結されて一体化され、且、上記支持片
（５）が上記モータ（２）を中心にして放射状に延びて
いる。（７）はこの支持体にボルト（８）により固定さ
れる固定片で、上記モータ（２）を中心にして放射状に
突出する取付片（９）を有する。（10）はこの固定片
（７）の取付片（９）と上記支持体（４）の支持片
（５）との間に設けられる接合補助具、（11）はナッ
ト、（12）は上記支持体（４）の一端が固着される基体
で、中央に開口（13）を有する。
の送風機を示す平面図であり、図において（１）はモー
タ（２）と羽根（３）とからなる送風機、（４）はこの
送風機を支持する支持体で、２つの支持片（５）が連結
片（６）で連結されて一体化され、且、上記支持片
（５）が上記モータ（２）を中心にして放射状に延びて
いる。（７）はこの支持体にボルト（８）により固定さ
れる固定片で、上記モータ（２）を中心にして放射状に
突出する取付片（９）を有する。（10）はこの固定片
（７）の取付片（９）と上記支持体（４）の支持片
（５）との間に設けられる接合補助具、（11）はナッ
ト、（12）は上記支持体（４）の一端が固着される基体
で、中央に開口（13）を有する。
従来の送風機は上記のように構成され、機体（12）上に
て支持体（４）と固定片（７）とが接合補助具（10）を
介してボルト（８）及びナット（11）にて仮組みがなさ
れ、連結片（６）と上記固定片（７）とにより形成され
た開口にモータ（２）が挿入されボルト（８）をさらに
螺合させることにより上記モータ（２）が固定される。
そして羽根（３）がモータ（２）に取着され、電源が入
力されることにより上記羽根（３）が回転し、送風作用
を行う。
て支持体（４）と固定片（７）とが接合補助具（10）を
介してボルト（８）及びナット（11）にて仮組みがなさ
れ、連結片（６）と上記固定片（７）とにより形成され
た開口にモータ（２）が挿入されボルト（８）をさらに
螺合させることにより上記モータ（２）が固定される。
そして羽根（３）がモータ（２）に取着され、電源が入
力されることにより上記羽根（３）が回転し、送風作用
を行う。
上記のような従来の送風機では、基体（12）の外周が直
線にて構成されている為、外部からの力に対し、外周が
弱くこれをカバーする為板厚を厚くしなければ成らな
く、製品重量が重くなるという課題があった。
線にて構成されている為、外部からの力に対し、外周が
弱くこれをカバーする為板厚を厚くしなければ成らな
く、製品重量が重くなるという課題があった。
この考案は係る課題を解決するためになされたもので、
外力に対して強固な外周を有し、軽量である基体を持つ
送風機を得ることを目的とするものである。
外力に対して強固な外周を有し、軽量である基体を持つ
送風機を得ることを目的とするものである。
この考案に係る送風機は、中央にベルマウスを設けた矩
形状の取付枠と、この取付枠に設けられたモータと、上
記ベルマウスに対向して上記モータに取着された羽根と
を備え、上記取付枠の全ての角部をその張出方向に円弧
状に形成すると共に、これら角部に渡る周端を取付枠の
張出方向に円弧状に張り出して形成し、この周端の端縁
をカーリングしたことを特徴とするものである。
形状の取付枠と、この取付枠に設けられたモータと、上
記ベルマウスに対向して上記モータに取着された羽根と
を備え、上記取付枠の全ての角部をその張出方向に円弧
状に形成すると共に、これら角部に渡る周端を取付枠の
張出方向に円弧状に張り出して形成し、この周端の端縁
をカーリングしたことを特徴とするものである。
この考案では、取付枠の周端の端縁がカーリングされる
ため、強度が向上して取付枠の素材を薄くすることが可
能となる。また、取付枠の４つの角部の全てが円弧状で
あり、この角部に渡る周端も円弧状に張り出しているた
め、直線によって矩形に形成されるものよりも、外部か
ら取付枠に掛る力に対して耐力が向上するだけけなく、
カーリングを形成するための加工用ローラーを取付枠の
周端に沿ってスムーズに移動させることが可能となる。
ため、強度が向上して取付枠の素材を薄くすることが可
能となる。また、取付枠の４つの角部の全てが円弧状で
あり、この角部に渡る周端も円弧状に張り出しているた
め、直線によって矩形に形成されるものよりも、外部か
ら取付枠に掛る力に対して耐力が向上するだけけなく、
カーリングを形成するための加工用ローラーを取付枠の
周端に沿ってスムーズに移動させることが可能となる。
第１図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第２図は同
じく取付枠の正面図、第３図は同じく本体枠の側面図で
あり、図において（20）はその先端に羽根（21）を有す
るモータで、取付穴（図示せず）を有するフランジ（2
2）を設けている。（23）はこのフランジがネジ（24）
により取着されるモータ取付足、（25）はこのモータ取
付足を構成し、上記フランジ（22）と重合する連結片
で、上記取付穴と連通するネジ孔（図示せず）を設けて
いる。（26）はこの連結片の両端に設けられた支持片
で、上記モータ（20）を中心にして放射状に突出して延
設され、この両支持片の位置関係が直角になるように支
持脚（27）を形成する。（28）はこの支持片の先端に設
けられた取着片で、ネジ孔（図示せず）を設けている。
（29）は上記モータ取付足が取着される取付枠で、中央
に風路を形成するベルマウス（30）を設けた矩形状から
成り、その周端（31）を外周方向に向って広く弧形状に
形成され、角部（32）においては丸みを持って続ってい
る。（33）はこの取付枠の外周の端部に設けられたカー
リング部で、上記モータ取付足（23）側へ曲げ込まれて
いる。（34）は上記モータ取付足（23）を上記取付枠
（29）に取着するボルトである。
じく取付枠の正面図、第３図は同じく本体枠の側面図で
あり、図において（20）はその先端に羽根（21）を有す
るモータで、取付穴（図示せず）を有するフランジ（2
2）を設けている。（23）はこのフランジがネジ（24）
により取着されるモータ取付足、（25）はこのモータ取
付足を構成し、上記フランジ（22）と重合する連結片
で、上記取付穴と連通するネジ孔（図示せず）を設けて
いる。（26）はこの連結片の両端に設けられた支持片
で、上記モータ（20）を中心にして放射状に突出して延
設され、この両支持片の位置関係が直角になるように支
持脚（27）を形成する。（28）はこの支持片の先端に設
けられた取着片で、ネジ孔（図示せず）を設けている。
（29）は上記モータ取付足が取着される取付枠で、中央
に風路を形成するベルマウス（30）を設けた矩形状から
成り、その周端（31）を外周方向に向って広く弧形状に
形成され、角部（32）においては丸みを持って続ってい
る。（33）はこの取付枠の外周の端部に設けられたカー
リング部で、上記モータ取付足（23）側へ曲げ込まれて
いる。（34）は上記モータ取付足（23）を上記取付枠
（29）に取着するボルトである。
上記のように構成された送風機において、その組立ては
一対の支持脚（27）の取着片（28）が取付枠（29）のボ
ルト（34）により取着され、送風機としての外筐が形成
され、モータ（20）のフランジ（22）が連結片（25）と
重合するようにモータ取付足（23）に載置され、ネジ
（24）により取着される。そして、羽根（21）がベルマ
ウス（30）側より上記モータ（20）に取着され、図示さ
れない設置場所に取付枠（19）を固定することにより、
送風機が設置される。次に、モータ（10）に電源が入力
されることにより、羽根（21）が回転し送風作用を行
う。取付枠（20）の周端を外周方向に向って弧形状に形
成するとともに、端部にカーリング部（33）を設けるこ
とにより、取付枠（29）外周における外よりの衝撃力等
に対し耐力が向上し、取付枠（20）の変形、反り等が板
厚を薄くしても防ぐ事が出来る。これより本体の軽量化
と材料削減とが成り、送風機が軽量で、安価になる。
一対の支持脚（27）の取着片（28）が取付枠（29）のボ
ルト（34）により取着され、送風機としての外筐が形成
され、モータ（20）のフランジ（22）が連結片（25）と
重合するようにモータ取付足（23）に載置され、ネジ
（24）により取着される。そして、羽根（21）がベルマ
ウス（30）側より上記モータ（20）に取着され、図示さ
れない設置場所に取付枠（19）を固定することにより、
送風機が設置される。次に、モータ（10）に電源が入力
されることにより、羽根（21）が回転し送風作用を行
う。取付枠（20）の周端を外周方向に向って弧形状に形
成するとともに、端部にカーリング部（33）を設けるこ
とにより、取付枠（29）外周における外よりの衝撃力等
に対し耐力が向上し、取付枠（20）の変形、反り等が板
厚を薄くしても防ぐ事が出来る。これより本体の軽量化
と材料削減とが成り、送風機が軽量で、安価になる。
また、カーリングを形成するための加工ローラーを取付
枠の周端に沿ってスムーズに移動させることが可能とな
る。
枠の周端に沿ってスムーズに移動させることが可能とな
る。
この考案では、取付枠の周端の周縁がカーリングされる
ため、強度が向上して取付枠の素材を薄くすることで
き、軽量な送風機を得ることができる。
ため、強度が向上して取付枠の素材を薄くすることで
き、軽量な送風機を得ることができる。
また、取付枠の４つの角部の全てが円弧状であり、この
角部に渡る周端も円弧状に張り出しているため、直線に
よって矩形に形成されるものよりも、外部から取付枠に
掛かる力に対して耐力が向上するだけでなく、カーリン
グを形成するための加工用ローラーを取付枠の周端に沿
ってスムーズに移動させることが可能となり、取付枠の
周端のカーリング加工をきわめて容易に行うことができ
る効果がある。
角部に渡る周端も円弧状に張り出しているため、直線に
よって矩形に形成されるものよりも、外部から取付枠に
掛かる力に対して耐力が向上するだけでなく、カーリン
グを形成するための加工用ローラーを取付枠の周端に沿
ってスムーズに移動させることが可能となり、取付枠の
周端のカーリング加工をきわめて容易に行うことができ
る効果がある。
第１図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第２図は同
じく取付枠の正面図、第３図は同じく本体枠の側面図、
第４図は従来の送風機を示す平面図である。 なお、（20）はモータ、（21）は羽根、（23）はモータ
取付足、（29）は取付枠、（30）はベルマウスである。
じく取付枠の正面図、第３図は同じく本体枠の側面図、
第４図は従来の送風機を示す平面図である。 なお、（20）はモータ、（21）は羽根、（23）はモータ
取付足、（29）は取付枠、（30）はベルマウスである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 満 岐阜県中津川市駒場町１番３号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (56)参考文献 実開 昭63−67700（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】中央にベルマウスを設けた矩形状の取付枠
と、この取付枠に設けられたモータ取付足と、このモー
タ取付足に設けられたモータと、上記ベルマウスに対向
して上記モータに取着された羽根とを備え、上記取付枠
の全ての角部をその張出方向に円弧状に形成すると共
に、これら角部に渡る周端を取付枠の張出方向に円弧状
に張り出して形成し、この周端の端縁をカーリングした
ことを特徴とする送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988061305U JPH0741920Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988061305U JPH0741920Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01166299U JPH01166299U (ja) | 1989-11-21 |
| JPH0741920Y2 true JPH0741920Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31286981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988061305U Expired - Lifetime JPH0741920Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741920Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6367700U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-07 |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP1988061305U patent/JPH0741920Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01166299U (ja) | 1989-11-21 |
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