JPH0741784Y2 - 壁面埋込ボックスの固定構造 - Google Patents

壁面埋込ボックスの固定構造

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JPH0741784Y2
JPH0741784Y2 JP6245189U JP6245189U JPH0741784Y2 JP H0741784 Y2 JPH0741784 Y2 JP H0741784Y2 JP 6245189 U JP6245189 U JP 6245189U JP 6245189 U JP6245189 U JP 6245189U JP H0741784 Y2 JPH0741784 Y2 JP H0741784Y2
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JP
Japan
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wall
box
flange
embedded box
shaped
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JP6245189U
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JPH032140U (ja
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誠 米元
元昭 佐藤
Original Assignee
株式会社ガスター
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は壁面埋込ボックスを壁に対して固定するための
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来例の壁面埋込ボックスの取付構造を示す説
明図である。
壁面埋込ボックス1は直方体形の函状本体1aの開口部に
フランジ状部1bが設けられていて、壁2に設けられた開
口2aに函状本体1aを挿入し、フランジ状部1bと壁2との
間にパッキン3を挟みつける。
この状態で、取付孔1cに取付ネジ4を矢印aの如く挿通
し、矢印bの如く壁の切口に螺入して固定する。
〔考案が解決しようとする課題〕
第6図に示した従来例の取付構造においては、フランジ
状部1bを壁2に向けて押しつけ、パッキン3を圧縮した
状態で取付ネジ4を捻じ込まねばならない。
このため小形の壁面埋込ボックスであっても、片手でフ
ランジ状部を押えつけながら片手で取付ネジを捻じ込ま
ねばならないので多大の労力を要し、パッキン3の圧縮
が不充分であるとシール性が悪くなる。
大形の壁面埋込ボックスでは、フランジ状部を押さえる
作業員と取付ネジを捻じ込む作業員との2人の作業員を
必要とする。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、大形の壁
面埋込ボックスであっても1人の作業員で容易に固定す
ることができ、しかもパッキンを充分に圧縮して完全に
シールし得る、壁面埋込ボックスの固定構造を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案に係る壁面埋込ボッ
クスの固定構造は、 壁面埋込ボックスの函状本体の開口部に設けられたフラ
ンジ状部の面に直角な方向のZ軸を想定し、 Z軸方向の軸によって回動アームを上記函状本体に軸着
するとともに、 上記回動アームにZ軸方向の雌ネジ孔を設け、 上記雌ネジ孔に押しネジを螺合して、該押しネジの先端
と前記フランジ状部との間に壁及びパッキンを挟みつけ
る構造である。
〔作用〕
前記の構成によれば、 回動アームがZ軸回りに回動し得る構造であるから、こ
の回動アームを壁の開口の内側に向けるように回してお
けば、函状本体を上記開口内へ挿入するとき邪魔になら
ない。
そして、上記回動アームを開口の外側に向けるように回
した状態で該回動アームの雌ネジ孔に押しネジを螺合し
て、この押しネジとフランジ状部との間に壁およびパッ
キンを挟みつけると、ネジによる増力作用によってパッ
キンが強く圧縮され、完全なシール性が得られる。
上述の取付手順から容易に理解できるように、前記の構
成によれば壁面埋込ボックスの取付・固定は1人の作業
員で行うことができる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る壁面埋込ボックスの固定構造の一
実施例を示す部分破断斜視図である。
壁2の開口2aに、壁面埋込ボックス1の函状本体1aが挿
入されている。フランジ状部1bはパッキン3を介して壁
2に対向している。
上記フランジ状部1bの面と直交する軸Zを想定する。こ
の軸Zは、埋込ボックスを壁に装着した状態では壁2の
面に直交する方向である。
函状本体1aに対して回動アーム7を、Z軸回りの回動可
能に軸着する。該回動アーム7付近のII部詳細を第2図
に示す。
函状本体1aにブラケット5を固着し、このブラケット5
に対してZ軸方向のピン6により回動アーム7を、往復
円弧矢印c−d方向の回動自在に軸着する。
上記回動アーム7の自由端付近にZ軸方向の雌ネジ孔8
を設ける。10はロックナットであり、11は上記と別体に
構成された当て板である。
前記の回動アーム7を矢印d方向に回しておくと、この
部分を壁2の開口2aに挿入するとき邪魔にならない。挿
入した後、矢印d方向に回して、壁の開口の外側に向け
て張り出させる。
本実施例の固定構造を備えた壁面埋込ボックスの平面図
を第3図に、垂直断面図を第4図に、それぞれ示す。
第4図のV−V断面を第5図に示す。
壁2に設けた開口2aに、壁面埋込ボックス1の函状本体
1aを挿入し、回動アーム7を回して開口2aの外側(図の
左方)へ張り出し、押しネジ9の先端と壁2との間に当
て板11を介装して締め込むと、パッキン3がネジの増力
作用で強く圧縮される。
適宜の力で押しネジ9を締めつけ、ロックナット10で回
り止めする。12はコーキングである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る壁面埋込ボックスの
固定構造によれば、大形の埋込ボックスであっても1人
の作業員で取付,固定を容易に行うことができ、しかも
パッキンを充分に圧縮して完全にシールすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る壁面埋込ボックスの固定構造の一
実施例を示す部分破断斜視図、第2図はそのII部拡大詳
細図である。 第3図は上記実施例の壁面埋込ボックスの平面図、第4
図は同じく垂直断面図である。 第5図は第4図のV−V断面を描いた固定状態の説明図
である。 第6図は従来例の固定構造の説明図である。 1……壁面埋込ボックス、1a……函状本体、1b……フラ
ンジ状部、2……壁、2a……開口、3……パッキン、5
……ブラケット、6……ピン、7……回動アーム、8…
…雌ネジ孔、9……押しネジ、10……ロックナット、11
……当て板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁に設けられた開口部に嵌合する函状本体
    と、上記壁の開口部の周囲に対向するフランジ状部と、
    上記フランジ状部と壁との間に介装されるパッキンとを
    有する壁面埋込ボックスを壁に固定する構造において、 前記フランジ状部の面に直角な方向Zを想定し、 前記函状本体に対してZ方向の軸により回動可能に軸着
    された回動アームと、 上記回動アームに設けられたZ方向の雌ネジ孔と、 上記の雌ネジ孔に螺合されて、前記フランジ状部との間
    に壁及びパッキンを挟みつける押しネジと、を具備する
    ことを特徴とする、壁面埋込ボックスの固定構造。
JP6245189U 1989-05-31 1989-05-31 壁面埋込ボックスの固定構造 Expired - Lifetime JPH0741784Y2 (ja)

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JPH032140U JPH032140U (ja) 1991-01-10
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JP4752262B2 (ja) * 2004-12-14 2011-08-17 東洋製罐株式会社 袋状容器の製造方法及びその装置
JP2015194067A (ja) * 2014-03-19 2015-11-05 ヒガノ株式会社 ニッチ及び収納筐体の取付け構造及び取付け方法

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JPH032140U (ja) 1991-01-10

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