JPH0741683Y2 - 焼却灰処理設備 - Google Patents
焼却灰処理設備Info
- Publication number
- JPH0741683Y2 JPH0741683Y2 JP1993009587U JP958793U JPH0741683Y2 JP H0741683 Y2 JPH0741683 Y2 JP H0741683Y2 JP 1993009587 U JP1993009587 U JP 1993009587U JP 958793 U JP958793 U JP 958793U JP H0741683 Y2 JPH0741683 Y2 JP H0741683Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ash
- pig
- incineration ash
- processing equipment
- ash processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、クラフト紙や、ガム
テープ、樹脂テープ、小箱等、再生紙の原料にならない
ゴミ等を燃やした後に残る灰を処理する設備に関する。
テープ、樹脂テープ、小箱等、再生紙の原料にならない
ゴミ等を燃やした後に残る灰を処理する設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、古段ボールとか古紙で再生紙の原
料になるものは、専門業者に引き取ってもらうが、クラ
フト紙や、ガムテープ、樹脂テープ、小箱等、再生紙の
原料にならないゴミ等は、焼却炉で燃やし、燃やした後
に残る灰は、焼却炉近辺の林や空き地に棄てたり、灰専
門の業者に処理を依頼していた。
料になるものは、専門業者に引き取ってもらうが、クラ
フト紙や、ガムテープ、樹脂テープ、小箱等、再生紙の
原料にならないゴミ等は、焼却炉で燃やし、燃やした後
に残る灰は、焼却炉近辺の林や空き地に棄てたり、灰専
門の業者に処理を依頼していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ゴミ等を燃や
した後に残る灰を、林や空き地に棄てると、火災の原因
になったり、風で飛んで環境を損ねたりしていた。又、
業者に引き取って貰うにしても、灰をダンプに積載する
のが難しく、手際良く積載出来る良い案が無く、また積
載出来たとしても、ダンプ一台でドラムカン15本分程
度しか積めないから、処理費用が極めて高価になるとい
った欠点があった。
した後に残る灰を、林や空き地に棄てると、火災の原因
になったり、風で飛んで環境を損ねたりしていた。又、
業者に引き取って貰うにしても、灰をダンプに積載する
のが難しく、手際良く積載出来る良い案が無く、また積
載出来たとしても、ダンプ一台でドラムカン15本分程
度しか積めないから、処理費用が極めて高価になるとい
った欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の焼却灰処理設
備は、上部を開放したドラム缶等の内缶1と、この内缶
1を収容し、耐熱性があり、大部分を土中に埋めても腐
食することがない、例えば、コンクリート製の筒状の外
缶2と、この外缶2の上部を覆い、前記内缶1の上部に
向かって開くとともに、周囲に筒状の鍔8のある開口6
を有する中ブタ3と、この中ブタ3を覆う上ブタ4とか
らなるものである。
備は、上部を開放したドラム缶等の内缶1と、この内缶
1を収容し、耐熱性があり、大部分を土中に埋めても腐
食することがない、例えば、コンクリート製の筒状の外
缶2と、この外缶2の上部を覆い、前記内缶1の上部に
向かって開くとともに、周囲に筒状の鍔8のある開口6
を有する中ブタ3と、この中ブタ3を覆う上ブタ4とか
らなるものである。
【0005】
【実施例】この考案を例示した図にもとずいて説明す
る。図1は、この考案の焼却灰処理設備の断面図であ
り、図2は焼却灰処理設備の使用状態を示す図である。
る。図1は、この考案の焼却灰処理設備の断面図であ
り、図2は焼却灰処理設備の使用状態を示す図である。
【0006】この考案の焼却灰処理設備は、上部を開放
し、周囲に縁7があるドラム缶等の内缶1を複数個用意
しておき、その内の一個の内缶1を、筒状の外缶2の中
に設けた台座5に乗せて外缶2の中に収容する。この外
缶2は大部分を土中に埋めておいても腐食することがな
く、しかも、耐熱性を具えている。例えば、コンクリー
ト製のものを用いるとよい。そして、外缶2の上部に
は、周囲に筒状の鍔8を有し、前記内缶1の上部だけに
向かって開く開口6がある中ブタ3を載せ、この中ブタ
3の上には、、中ブタ3をすっかり覆うようにして、周
囲に縁9がある上ブタ4をかぶせるようにしたものであ
る。
し、周囲に縁7があるドラム缶等の内缶1を複数個用意
しておき、その内の一個の内缶1を、筒状の外缶2の中
に設けた台座5に乗せて外缶2の中に収容する。この外
缶2は大部分を土中に埋めておいても腐食することがな
く、しかも、耐熱性を具えている。例えば、コンクリー
ト製のものを用いるとよい。そして、外缶2の上部に
は、周囲に筒状の鍔8を有し、前記内缶1の上部だけに
向かって開く開口6がある中ブタ3を載せ、この中ブタ
3の上には、、中ブタ3をすっかり覆うようにして、周
囲に縁9がある上ブタ4をかぶせるようにしたものであ
る。
【0007】図示していない焼却炉の近辺に本焼却灰処
理設備を設け、焼却炉から出した灰は、焼却灰処理設備
の上ブタ4を取り除いて、開口6から内缶1に順次投入
する。そして、内缶1が灰で充満したならば、図2に示
すように、内缶1の縁7に一対のクリップ10をボルト
等で固定し、一対のクリップ10を結んだワイヤ11を
クレーン12で吊り上げて、内缶1を取り出し所定の場
所に移動した後に、新たな内缶1を外缶2の中に吊り下
げて台座5の上に設置する。その後、中ブタ3を外缶2
の上に載せ、その中ブタ3の上に、上ブタ4を載せるこ
とによって、次の灰を棄てる為の準備を完了する。
理設備を設け、焼却炉から出した灰は、焼却灰処理設備
の上ブタ4を取り除いて、開口6から内缶1に順次投入
する。そして、内缶1が灰で充満したならば、図2に示
すように、内缶1の縁7に一対のクリップ10をボルト
等で固定し、一対のクリップ10を結んだワイヤ11を
クレーン12で吊り上げて、内缶1を取り出し所定の場
所に移動した後に、新たな内缶1を外缶2の中に吊り下
げて台座5の上に設置する。その後、中ブタ3を外缶2
の上に載せ、その中ブタ3の上に、上ブタ4を載せるこ
とによって、次の灰を棄てる為の準備を完了する。
【0008】
【考案の効果】本考案によれば、ゴミ等を燃やした後に
残る灰を、焼却炉から取り出して、熱い内にも内缶1の
中に棄てることができるようになったことによって、従
来のように林や空き地に棄てたときに,灰の熱で火災を
発生させるようなことはなくなり、又、風に飛ばされて
環境を損ねるようなことは無くなった。このように灰を
外に置かなくてすむようになり、しかも、内缶1より径
の小さい縁のある開口から投入するから、内缶1のん中
で舞い上がった灰は、内缶1の中で回転するようにして
とどまり、開口から外に出るのは僅かであるから極めて
清潔であるし、内缶1に貯まった灰を押して容積を小さ
くすることが出来るから、内缶1に多量の灰を収容する
ことが出来るようになった。このように、本考案の焼却
灰処理設備は扱いが楽で、しかも能率的である。更に、
本設備は、地中に埋めてあって、地上におけるスペース
を取らないから、フォーリフト等の作業の邪魔になるよ
うなことは無い。そして、業者に引き取って貰うときに
は、内缶1をパレットに載せてトラックに載せることが
出来るから、一度に多量の灰を搬送処理出来るようにな
ったことから処理費用が極めて安価になる等、数多くの
効果を奏するものである。
残る灰を、焼却炉から取り出して、熱い内にも内缶1の
中に棄てることができるようになったことによって、従
来のように林や空き地に棄てたときに,灰の熱で火災を
発生させるようなことはなくなり、又、風に飛ばされて
環境を損ねるようなことは無くなった。このように灰を
外に置かなくてすむようになり、しかも、内缶1より径
の小さい縁のある開口から投入するから、内缶1のん中
で舞い上がった灰は、内缶1の中で回転するようにして
とどまり、開口から外に出るのは僅かであるから極めて
清潔であるし、内缶1に貯まった灰を押して容積を小さ
くすることが出来るから、内缶1に多量の灰を収容する
ことが出来るようになった。このように、本考案の焼却
灰処理設備は扱いが楽で、しかも能率的である。更に、
本設備は、地中に埋めてあって、地上におけるスペース
を取らないから、フォーリフト等の作業の邪魔になるよ
うなことは無い。そして、業者に引き取って貰うときに
は、内缶1をパレットに載せてトラックに載せることが
出来るから、一度に多量の灰を搬送処理出来るようにな
ったことから処理費用が極めて安価になる等、数多くの
効果を奏するものである。
【図1】この考案の焼却灰処理設備の断面図である。
【図2】焼却灰処理設備の使用状態を示す図である。
1〜内缶 2〜外缶 3〜中ブタ 4〜上ブタ 5〜台座 6〜開口 7〜縁 8〜鍔 9〜縁 11〜クリップ 11〜ワイヤ 12〜クレーン
Claims (1)
- 【請求項1】 上部を開放したドラム缶等の内缶1と、
この内缶1を収容し大部分を土中に埋めることが出来る
耐蝕性耐熱性を備えたコンクリート製等の外缶2と、こ
の外缶2の上部を覆い前記内缶1の上部に向かって開く
該内缶1の内径より径の小さい縁のある開口6を有する
中ブタ3と、この中ブタ3を覆う上ブタ4と、からなる
焼却灰処理設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009587U JPH0741683Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 焼却灰処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009587U JPH0741683Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 焼却灰処理設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663502U JPH0663502U (ja) | 1994-09-09 |
JPH0741683Y2 true JPH0741683Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=11724459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993009587U Expired - Lifetime JPH0741683Y2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 焼却灰処理設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741683Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI124175B (fi) * | 2012-08-22 | 2014-04-15 | Maricap Oy | Menetelmä materiaalin käsittelemiseksi materiaalinsiirtojärjestelmässä, materiaalinsiirtojärjestelmä ja materiaalinsiirtojärjestelmän erotinlaite |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP1993009587U patent/JPH0741683Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663502U (ja) | 1994-09-09 |
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