JPH0741618U - 小形電子機器 - Google Patents

小形電子機器

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JPH0741618U
JPH0741618U JP6847393U JP6847393U JPH0741618U JP H0741618 U JPH0741618 U JP H0741618U JP 6847393 U JP6847393 U JP 6847393U JP 6847393 U JP6847393 U JP 6847393U JP H0741618 U JPH0741618 U JP H0741618U
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JP
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connectors
connector
device body
connector cover
attached
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Pending
Application number
JP6847393U
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English (en)
Inventor
洋史 佐藤
Original Assignee
株式会社東芝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、機器が小形化されても複数のI/O
コネクタを機器本体の一面に集中して配置することがで
き、またI/Oコネクタの取付け数を増やすこともでき
る小形電子機器を提供しようとするものである。 【構成】本考案は、機器本体10と、この機器本体の一
側面に設けられた複数の入出力コネクタ17と、これら
入出力コネクタを覆う開閉可能なコネクタカバー18と
を具備した小形電子機器において、上記コネクタカバー
18にも他の入出力コネクタ30を設けたことを特徴と
する。 【作用】本考案によれば、コネクタカバーにも入出力コ
ネクタを取着したので、機器が小形化されても入出力コ
ネクタの取付け数を増加させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラップトップ型のパ−ソナルコンピュ−タやワ−ドプロセッサなど の小形電子機器に係わり、特に機器本体の一側面に複数の入出力コネクタ(I/ Oコネクタ)を設けた小形電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラットパネルディスプレイユニットを備えたラップトップ形の携帯型パ−ソ ナルコンピュ−タや携帯型ワ−ドプロセッサなどは、益々小形化および高性能化 が進みつつある。そして、小形化が進むとともに、他の機能機器やオプション機 器と接続することにより機能の増加が図られている。
【0003】 このため、最近の小型電子機器は、他の機器との電気接続をおこなうために入 出力コネクタ(I/Oコネクタ)を多数個装備する傾向にある。しかし、機器本 体が小形化されるのに反して、I/Oコネクタの取付数が増してくると、これら I/Oコネクタの配置が困難になる。
【0004】 すなわち、従来の例を図4ないし図6に示すラップトップ形の携帯型コンピュ −タを参照して説明する。 図4において10は機器本体であり、合成樹脂製のケーシングをなしている。 この機器本体10には図示しないプリント配線基板およびこれに実装された各種 電子部品が収容されている。機器本体10はフロント部11が低く形成されてい るとともに、リア部12がフロント部11よりも高く形成されている。フロント 部11には図示を省略した周知のキ−ボ−ドが設けられている。リア部12の前 端にはヒンジ部13を介して周知のフラットパネルディスプレイユニット14が 回動自在に取り付けられている。このディスプレイユニット14は、液晶表示式 またはプラズマ表示式であり、キ−ボ−ドに対して起伏可能とされている。つま り、ディスプレイユニット14を起こすと、キ−ボ−ドの向う側にディスプレイ 画面が起立し、キ−ボ−ド操作中にディスプレイ画面を見ることができる。また 、ディスプレイユニット14を倒すと、このディスプレイユニット14はキーボ ードを覆い、このディスプレイユニット14の上面と機器本体10のリア部12 の上面が略同一となって、これらが同一面に連続するようになっている。つまり 、ディスプレイユニット14はキーボードの上に折り畳まれるようになっている 。
【0005】 上記機器本体10の背面および側面には、コネクタ取付け凹部15、16が形 成され、これらコネクタ取付け凹部15、16には、他の機器との信号授受のた めに電気接続される複数のI/Oコネクタ17…が取着されている。
【0006】 上記コネクタ取付け凹部15、16は、I/Oコネクタ17…の保護および外 観の向上のためにコネクタカバー18、19により覆われており、これらコネク タカバー18、19は機器本体10に対して脱着式、またはヒンジ20を介して 回動式に開閉するように取付けられている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このように、機器本体10に複数のI/Oコネクタ17…を取付ける場合、機 器本体10の背面および側面に分散して配置することがあるが、このように複数 の面にI/Oコネクタ17…を分散して配置すると、使い勝手が良くないばかり でなく、これらコネクタ17…に接続された配線が機器本体10の複数の面から 外に伸びるので文字通り、たこ足配線のようになり、外観が著しく低下する。
【0008】 また、複数の面にI/Oコネクタ17…を分散して配置すると、それぞれにコ ネクタカバー18、19やヒンジ20が必要であり、部品点数が増加する不具合 がある。
【0009】 このようなことから、複数のI/Oコネクタ17…は機器本体10の背面また は一側面に、1か所に集中して配置することが望ましい。 このため、図5および図6にそれぞれ示す通り、機器本体10の背面または一 側面に形成した1箇所のコネクタ取付け凹部21に複数のI/Oコネクタ17… を集中して配置することが考えられる。この場合、I/Oコネクタ17…はその 大きさが決まっており、隣接するコネクタ間のピッチP1 、P2 も所定寸法が必 要であるから、隣接するコネクタが相互に干渉しないように配置する必要があり 、図5に示すような直線形配列や、図6に示すような千鳥形配列、または図示し ない複数の並列配列などが考えられている。
【0010】 しかし、機器本体10が更に一層小形化されると、コネクタ取付け凹部21の 面積が小さくなり、複数のI/Oコネクタ17…を集中して配置するには限界が 生じ、ましてやI/Oコネクタの取付け数を増やすことは不可能になる。
【0011】 本考案はこのような事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは 、機器が一層小形化されても複数のI/Oコネクタを機器本体の一面に集中して 配置することができ、またI/Oコネクタの取付け数を増やすこともできる小形 電子機器を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、機器本体の一側面に設けられた入出力コネクタを覆う開閉可能なコ ネクタカバーにも他の入出力コネクタを設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】
本考案によれば、コネクタカバーにも他の入出力コネクタを設けてコネクタカ バーを有効に利用したので、機器が小形化されても入出力コネクタの取付け数を 増加させることができる。
【0014】
【実施例】
以下本考案について、図1に示す第1の実施例にもとづき説明する。 なお、図1において、図4に示した従来の場合と同一部分については同一番号 を付してその説明を省略する。
【0015】 すなわち、10は機器本体、11はそのフロント部、12は同じくリア部、1 4はフラットパネルディスプレイユニット、13はそのヒンジ部である。 上記機器本体10の背面には、コネクタ取付け凹部15が形成されており、こ れのコネクタ取付け凹部15には、複数のI/Oコネクタ17…が例えば直線配 列されて取着されている。
【0016】 上記コネクタ取付け凹部15には、コネクタカバー18が取付けられており、 このコネクタカバー18は機器本体10に対してヒンジ20を介して回動可能に 取着されている。このため、コネクタカバー18はコネクタ取付け凹部15を開 閉可能に覆っており、本実施例の場合、上側に回動されてコネクタ取付け凹部1 5を開くようになっている。
【0017】 このコネクタカバー18の内面には、他の複数のI/Oコネクタ30…が、例 えば直線配列されて取着されている。上記コネクタ取付け凹部15に取着された I/Oコネクタ17…およびコネクタカバー18に設けられたI/Oコネクタ3 0…はそれぞれ図示しない配線により、機器本体10内の電子部品と電気接続さ れていることは勿論である。
【0018】 なお、本実施例の場合、コネクタ取付け凹部15に取着されたI/Oコネクタ 17…と、コネクタカバー18に設けられたI/Oコネクタ30…は、図1の( B)図に示す通り、コネクタカバー18を閉じた場合に互いに上下に位置がずれ て互いに正対しないようになっており、これによりコネクタ取付け凹部15の深 さ、換言すれば機器本体10の前後方向寸法、つまり奥行きを小さくし、機器の 小形化を図っている。
【0019】 このような構成の第1の実施例においては、コネクタカバー18にもI/Oコ ネクタ30…を取付けたので、コネクタカバー18を開くと、コネクタ取付け凹 部15に取着されたI/Oコネクタ17…が露出するとともに、コネクタカバー 18に設けられたI/Oコネクタ30…も露出し、これらI/Oコネクタを全て 同時に使用することができるので、コネクタの総数が増し、多数の外部機器と接 続することができる。
【0020】 また、機器本体10が小形化されることにより、機器本体10の背面に取付け るI/Oコネクタの取付け数が減っても、コネクタカバー18にI/Oコネクタ 30…を取付けたことにより上記減少分を補うことができる。
【0021】 そして、多数のI/Oコネクタ17…および30…が機器本体10の背面に集 中して配置されるから、使い勝手が良くなり、これらコネクタ17…30…に接 続される配線が機器本体10の背面から外に伸びるので外観がすっきりする。
【0022】 また、コネクタカバー18およびヒンジ20を増加する必要がなく、部品点数 が少なくてすむ。 図2は本考案の第2の実施例を示す。
【0023】 本実施例で第1の実施例と異なるのは、コネクタカバー18をチルトスタンド として兼用した点である。 つまり、上記第1の実施例の場合、コネクタカバー18を機器本体10に対し てヒンジ20を介して回動可能に取着し、このコネクタカバー18を上側に回動 させてコネクタ取付け凹部15を開くようにしたが、本実施例の場合は図2の( B)図で明らかなように、コネクタカバー18を機器本体10に対してヒンジ2 0を介して回動可能に取着し、このコネクタカバー18を下側に回動させてコネ クタ取付け凹部15を開くようにしてある。この場合、下側に開かれたコネクタ カバー18の下端が機器本体10の下面よりも下方に突出し、この突出先端を載 置面Lに当てることができるようにしてある。このため、コネクタカバー18が チルトスタンドとして機能し、機器本体10を全体として手前下がりに傾斜させ ることができ、操作性を向上させることができる。
【0024】 図3は本考案の第3の実施例を示す。 本実施例で第2の実施例と異なるのは、コネクタ取付け凹部15に取着された I/Oコネクタ17…と、コネクタカバー18に設けられたI/Oコネクタ30 …は、図3に示す通り、コネクタカバー18を閉じた場合に互いに正対するよう になっている。
【0025】 このようにすれば、機器本体10の高さHを小さくすることができ、機器の薄 肉化をに有効となる。 なお、本考案は上記各実施例に制約されるものではない。
【0026】 すなわち、上記実施例の場合、フラットパネルディスプレイユニットを備えた ラップトップ形の携帯型パ−ソナルコンピュ−タについて説明したが、小形ワ− ドプロセッサなどにも使用可能である。
【0027】 また、I/Oコネクタの集中取付け面は背面に限らず、左右側面であってもよ い。 さらに、コネクタカバーはヒンジ20による回動式に限らず、左右、上下また は前後にスライドする構造のものであってもよく、この場合はコネクタカバーの 外面にI/Oコネクタを設けるようにすればよい。
【0028】 さらに、上記実施例では、キ−ボ−ドが機器本体と一体的に組み付けられてい る場合を説明したが、キ−ボ−ドが機器本体と分離されているものであってもよ い。 また、本考案は、キ−ボ−ドを持たない電子機器にも適用できる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明した通り本考案によれば、コネクタカバーにもI/Oコネクタを取付 けたので、I/Oコネクタの総数が増すとともに、機器本体が小形化されること により、機器本体自身に取付けるコネクタの数が減っても、コネクタカバーにI /Oコネクタを取付けたことにより上記減少分を補うことができる。そして、多 数のI/Oコネクタが機器本体の一側面に集中して配置されるから、使い勝手が 良くなり、これらコネクタに接続される配線が機器本体一側面から集中的に外に 伸びるので外観がすっきりする。また、コネクタカバーを増加する必要がなく、 部品点数が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示し、(A)図は小形
コンピュータの斜視図、(B)図は(A)図中のB−B
線に沿う断面図。
【図2】本考案の第2の実施例を示し、(A)図は小形
コンピュータの斜視図、(B)図は(A)図中のB−B
線に沿う断面図。
【図3】本考案の第3の施例を示す主要部の断面図。
【図4】従来の構成を示し、(A)図は小形コンピュー
タの斜視図、(B)図は(A)図中のB−B線に沿う断
面図。
【図5】他の従来の構成を示す主要部の斜視図。
【図6】さらに他の従来の構成を示す主要部の斜視図。
【符号の説明】
10…機器本体 14…ディスプレイ
ユニット 15…コネクタ取付け凹部 17、30…I/O
コネクタ 18…コネクタカバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、 この機器本体の一側面に設けられた複数の入出力コネク
    タと、 これら入出力コネクタを覆う開閉可能なコネクタカバー
    と、 を具備した小形電子機器において、 上記コネクタカバーにも他の入出力コネクタを設けたこ
    とを特徴とする小形電子機器。
  2. 【請求項2】 上記コネクタカバーを開いた場合、この
    コネクタカバーをチルトスタンドとして機能させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の小形電子機器。
JP6847393U 1993-12-22 1993-12-22 小形電子機器 Pending JPH0741618U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6847393U JPH0741618U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 小形電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6847393U JPH0741618U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 小形電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0741618U true JPH0741618U (ja) 1995-07-21

Family

ID=13374701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6847393U Pending JPH0741618U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 小形電子機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0741618U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299873A (ja) * 2004-01-15 2008-12-11 Hewlett-Packard Development Co Lp マルチプル・コネクタ装置を搭載したコンピュータシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299873A (ja) * 2004-01-15 2008-12-11 Hewlett-Packard Development Co Lp マルチプル・コネクタ装置を搭載したコンピュータシステム
JP4653827B2 (ja) * 2004-01-15 2011-03-16 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. マルチプル・コネクタ装置を搭載したコンピュータシステム

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