JPH07415U

JPH07415U - 変形卓球台

Info

Publication number: JPH07415U
Application number: JP4170993U
Authority: JP
Inventors: 幸雄山城
Original assignee: 幸雄山城
Priority date: 1993-06-03
Filing date: 1993-06-03
Publication date: 1995-01-06

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】卓球台中央に、傾斜部を設け、スピードをセー
ブさせ老若男女、車椅子の人達でも同じく競技すること
ができ、移動が簡単な卓球台を提供する。【構成】台は平面から傾斜面にできることを特徴とす
る。（イ）伸縮台枠を伸縮させることで、伸縮傾斜部を適度
の角度に調整して、ラケットでもって球を伸縮傾斜部４
から台外にとびださないように打って競技をする。（ロ）台１をネジをゆるめて傾斜伸縮足を上下に伸縮さ
せて、適度の角度に調整してネジをしめて固定する。ラ
ケットでもって輪駒９を台面をすべらすようにして打
ち、中心線から相手の方に打ちこみ競技する。ネジをゆ
るめて曲げると簡単に持ちはこびができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、台面に伸縮傾斜部を設け、両側に反動枠を設けた組立てできる変形卓球台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の卓球台は、球がとびはねスピードをだし競技するので、身体的にスピードに欠ける人達が健常者と競技するには無理があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。（１）身体的にスピードに欠ける人達が健常者と競技するには無理があった。（２）球がとびはね、球ひろいに苦労した。（３）球が軽いので屋外においての競技には少しの風でも、影響があった。（４）卓球台が重くて移動に苦労した。（５）キャンプ、ビーチ、行楽地に気軽にもって行き、家族やグループ等で楽しみに競技するには無理があった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）台Ａ面（１）に枠Ａ（２）枠Ｂ（２）を設け、台足Ａ（３）台足Ｂ（３）を設け、台Ｂ面（１）に枠Ｃ（２）枠Ｄ（２）を設け、台足Ｃ（３）台足Ｄ（３）を設け、台Ａ面（１）と台Ｂ面（１）を伸縮台枠（６）Ａ、Ｂにて連結し、曲枠（５）Ａ、Ｂを設けた伸縮傾斜部（４）を差し込み、ラケット（８）と球（７）の構成よりなる変形卓球台。（ロ）台（１）に曲枠Ａ（１０）曲枠Ｂ（１０）を設け、台足（３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄを台（１）にネジ（１２）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄで止める。台足（３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄに伸縮横サン（１１）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの片方ずつをネジ（１３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄにて止め、傾斜伸縮足（１５）Ａ、Ｂと伸縮横サン（１１）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの他方を交差させネジ（１４）Ａ、Ｂにて止める。とめ穴（１８）Ａ、Ｂをもつはめ枠（１７）とラケット（８）と輪駒（９）でなる。本案は、以上のような構成よりなる変形卓球台。

【０００５】

【作用】

（イ）伸縮台枠（６）Ａ、Ｂを伸縮させることで、伸縮傾斜部（４）を適度の角度に調整して、ラケット（８）でもって球（７）を台Ａ面（１）台Ｂ面（１）を互いに、伸縮傾斜部（４）から台外にとびださないように打って競技をする。（ロ）台（１）をネジ（１４）Ａ、Ｂをゆるめて傾斜伸縮足（１５）Ａ、Ｂを上下に伸縮させて、適度の角度に調整してネジ（１４）Ａ、Ｂをしめて固定する。ラケット（８）でもって輪駒（９）を台面をすべらすようにして打ち、中心線（１６）から相手の方に打ちこみ競技する。ネジ（１４）Ａ、Ｂをゆるめて曲げると簡単に持ちはこびができる。はめ枠（１７）は、一人で練習するときつかう。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）台足（３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄと伸縮台枠（６）Ａ、Ｂを設けた台Ａ面（１）台Ｂ面（１）に枠（２）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄを設け、曲枠（５）Ａ、Ｂ、を設けた伸縮傾斜部（４）を差し込んでなり、ラケット（８）と球（７）でなる。（ロ）傾斜伸縮足（１５）Ａ、Ｂを設けた台（１）に曲枠（１０）Ａ、Ｂを設け、台（１）に台足（３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄをネジ（１２）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄで止め、台足（３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄに伸縮横サン（１１）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの片方ずつをネジ（１３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄで止め、他の片方ずつを傾斜伸縮足（１５）Ａ、Ｂに交差させて、ネジ（１４）Ａ、Ｂで止め、中心線（１６）でなり、ラケット（８）輪駒（９）と、ネジ穴（１８）Ａ、Ｂを設けたはめ枠（１７）でなる。（イ）は伸縮台枠（６）をとりはずせば、分解、組立てられる。（ロ）は伸縮横サン（１１）と傾斜伸縮足（１５）を止めているネジ（１４）をゆるめれば折り曲げられる。傾斜分度計もつけられる。台（１）は、平面から傾斜面に自在に変えられる。

【０００７】

【考案の効果】

（１）台の中央が傾斜しているので、スピードのある打ちかたをすると球がとびだしアウトになる。スピードを加減しなければならないので、老若男女、車椅子の人でも同じように競技することができる。（２）輪駒、球に音がでるようにすれば盲目の人でも競技することができる。（３）卓球にくらべ、輪駒、球が重いので、屋外において競技するとき、少しぐらいの風があってもできる。（４）球がはねる必要がないので、発泡スチロールにコーテングした材質でできるので、軽くてあつかいやすい。（５）台が軽くて組立て、折曲げられるので、行楽地やキャンプ、ビーチ等で家族や、グループで楽しみ競技することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案請求項１の全体の斜視図。

【図２】本考案請求項１の分解斜視図。

【図３】本考案請求項１の部分斜視図。

【図４】本考案請求項２の全体斜視図。

【図５】本考案請求項２の折曲げ斜視図。

【図６】本考案請求項２の練習用はめ枠斜視図。

【図７】本考案のラケットの斜視図。

【図８】本考案の球の斜視図。

【図９】本考案の輪駒の斜視図。

【符号の説明】

１台、台Ａ、Ｂ２枠Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ３台足Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ４伸縮傾斜部５曲枠Ａ、Ｂ６伸縮台枠Ａ、Ｂ７球８ラケット９輪駒１０曲枠Ａ、Ｂ１１伸縮横サンＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ１２ネジＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ１３ネジＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ１４ネジＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ１５傾斜伸縮足Ａ、Ｂ１６中心線１７はめ枠１８とめ穴

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】卓球台において任意の材質で、台Ａ面
（１）に枠Ａ（２）枠Ｂ（２）を設け、台足Ａ（３）台
足Ｂ（３）を設け、台Ｂ面（１）に枠Ｃ（２）枠Ｄ
（２）を設け、台足Ｃ（３）台足Ｄ（３）を設け、台Ａ
面（１）と台Ｂ面（１）を伸縮台枠（６）Ａ、Ｂにて連
結し曲枠（５）Ａ、Ｂを設けた伸縮傾斜部（４）を差し
込み、ラケット（８）と球（７）でなる変形卓球台。
【請求項２】卓球台において任意の材質で、台（１）
に曲枠Ａ（１０）曲枠Ｂ（１０）を設け、台足（３）
Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄを、台（１）にネジ（１２）Ａ、Ｂ、
Ｃ、Ｄで止める。台足（３）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄに伸縮横サ
ン（１１）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの片方ずつを、ネジ（１３）
Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄにて止め、傾斜伸縮足（１５）Ａ、Ｂと
伸縮横サン（１１）Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄを交差させ、ネジ
（１４）Ａ、Ｂにて止め、中心線（１６）と、とめ穴
（１８）Ａ、Ｂをもつ、はめ枠（１７）とラケット
（８）と輪駒（９）からなる請求項１の変形卓球台。