JPH0741512B2 - 加工液の濾過制御方法及び装置 - Google Patents
加工液の濾過制御方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0741512B2 JPH0741512B2 JP3041171A JP4117191A JPH0741512B2 JP H0741512 B2 JPH0741512 B2 JP H0741512B2 JP 3041171 A JP3041171 A JP 3041171A JP 4117191 A JP4117191 A JP 4117191A JP H0741512 B2 JPH0741512 B2 JP H0741512B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- working fluid
- filtration
- pump
- filter
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放電加工機、研削
盤、マシニングセンタなどの工作機械における加工液の
濾過制御方法及び装置に関するものである。
盤、マシニングセンタなどの工作機械における加工液の
濾過制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電加工機等の工作機械においては、加
工液を連続して供給し、使用済みの加工チップを含む回
収液を逐次回収タンクに戻し、これを濾過ポンプにより
フィルタ管路を通し清浄液として清浄液タンクに循環さ
せている。特に、ワイヤ放電加工機においてはノズルと
ワークとの距離の大小によって加工液の供給量に変動が
起こる。
工液を連続して供給し、使用済みの加工チップを含む回
収液を逐次回収タンクに戻し、これを濾過ポンプにより
フィルタ管路を通し清浄液として清浄液タンクに循環さ
せている。特に、ワイヤ放電加工機においてはノズルと
ワークとの距離の大小によって加工液の供給量に変動が
起こる。
【0003】従来は供給量が大きいときは、循環のバラ
ンスをとるために、濾過ポンプの回転数を上げ、逆に供
給量が小さいときは濾過ポンプを停止しオンオフ動作を
繰り返していた。又、加工液濾過ポンプが電源周波数に
より一定回転のときは、濾材の目詰まりが無いうちは、
流量が大きくなり、濾材の目詰まりが大きくなると流量
が小さくなり、このように流量の変動が著しかった。
ンスをとるために、濾過ポンプの回転数を上げ、逆に供
給量が小さいときは濾過ポンプを停止しオンオフ動作を
繰り返していた。又、加工液濾過ポンプが電源周波数に
より一定回転のときは、濾材の目詰まりが無いうちは、
流量が大きくなり、濾材の目詰まりが大きくなると流量
が小さくなり、このように流量の変動が著しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように濾過ポン
プの回転数を上げたり、濾過ポンプの回転を一定にした
まま新しい濾材を通すときは、目詰まりが無いうちは流
速が大となり、濾過精度が悪く、細かいチップが補捉さ
れないため、次工程のイオン交換樹脂に目詰まりを起こ
す。これを阻止するため慮材の目を細かくすると、濾材
交換時間が早期化し、ランニングコストが高くなる。こ
のように濾過精度とフィルタの寿命とは両立させる事が
困難であった。
プの回転数を上げたり、濾過ポンプの回転を一定にした
まま新しい濾材を通すときは、目詰まりが無いうちは流
速が大となり、濾過精度が悪く、細かいチップが補捉さ
れないため、次工程のイオン交換樹脂に目詰まりを起こ
す。これを阻止するため慮材の目を細かくすると、濾材
交換時間が早期化し、ランニングコストが高くなる。こ
のように濾過精度とフィルタの寿命とは両立させる事が
困難であった。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、濾過精度の向上と濾材交換時期の延長という相
反する事実を濾過ポンプの制御によりバランス良く両立
させる方法及び装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、濾過精度の向上と濾材交換時期の延長という相
反する事実を濾過ポンプの制御によりバランス良く両立
させる方法及び装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、次の様に構
成することにより、前記目的を達成しようとするもので
ある。本発明における加工液の濾過制御方法は、工作機
械の加工部に清浄液タンクから 加工液供給ポンプを用い
て加工液を供給し、加工チップ等を含む回収液を回収タ
ンク内に送り、該回収タンク内の回収液を濾過ポンプを
用いてフィルタを通し前記清浄液タンク内に移行させる
加工液の循環系において、前記加工液供給ポンプより供
給される加工液の供給流量を検出し、前記フィルタの連
結された管路の加工液の濾過流量を検出し、前記濾過流
量が前記供給流量と同量若しくは僅かに大きい量となる
ように前記濾過ポンプの吐出出力を加減調節し、前記フ
ィルタを通過する前記回収液の流量を必要最小限に抑え
るように制御するものである。
成することにより、前記目的を達成しようとするもので
ある。本発明における加工液の濾過制御方法は、工作機
械の加工部に清浄液タンクから 加工液供給ポンプを用い
て加工液を供給し、加工チップ等を含む回収液を回収タ
ンク内に送り、該回収タンク内の回収液を濾過ポンプを
用いてフィルタを通し前記清浄液タンク内に移行させる
加工液の循環系において、前記加工液供給ポンプより供
給される加工液の供給流量を検出し、前記フィルタの連
結された管路の加工液の濾過流量を検出し、前記濾過流
量が前記供給流量と同量若しくは僅かに大きい量となる
ように前記濾過ポンプの吐出出力を加減調節し、前記フ
ィルタを通過する前記回収液の流量を必要最小限に抑え
るように制御するものである。
【0007】また、本発明における加工液の濾過制御装
置は、工作機械の加工部に清浄液タンクから加工液供給
ポンプを用いて加工液を供給し、加工チップ等を含む加
工液を回収タンク内に送り、該回収タンク内の回収液を
濾過ポンプを用いてフィルタを通し前記清浄液タンク内
に移行させる加工液の循環系において、前記加工液供給
ポンプより供給される加工液の供給流量を検出する供給
流量検出手段と、前記フィルタの連結された管路の加工
液の濾過流量を検出する濾過流量検出手段と、前記濾過
ポンプによる回収液の送給量を加減調節する濾過ポンプ
駆動手段と、前記濾過流量検出手段の検出値が前記供給
流量検出手段の検出値と同値若しくは僅かに大きい値に
なるようにして、前記フィルタを通過する前記回収液の
流量を必要最小限に抑えるように前記濾過ポンプの駆動
手段の出力を制御する制御手段とを具備して構成してあ
る。
置は、工作機械の加工部に清浄液タンクから加工液供給
ポンプを用いて加工液を供給し、加工チップ等を含む加
工液を回収タンク内に送り、該回収タンク内の回収液を
濾過ポンプを用いてフィルタを通し前記清浄液タンク内
に移行させる加工液の循環系において、前記加工液供給
ポンプより供給される加工液の供給流量を検出する供給
流量検出手段と、前記フィルタの連結された管路の加工
液の濾過流量を検出する濾過流量検出手段と、前記濾過
ポンプによる回収液の送給量を加減調節する濾過ポンプ
駆動手段と、前記濾過流量検出手段の検出値が前記供給
流量検出手段の検出値と同値若しくは僅かに大きい値に
なるようにして、前記フィルタを通過する前記回収液の
流量を必要最小限に抑えるように前記濾過ポンプの駆動
手段の出力を制御する制御手段とを具備して構成してあ
る。
【0008】
【作用】本発明の加工液の濾過制御方法及び装置によれ
ば、加工液供給ポンプの吐出流量を検出して、この流量
と同等若しくは僅かに大きい流量となるように回収液の
濾過ポンプの吐出流量が制御される。このことにより、
フィルタを通過する流量をいたずらに大きくする必要が
なくなる。
ば、加工液供給ポンプの吐出流量を検出して、この流量
と同等若しくは僅かに大きい流量となるように回収液の
濾過ポンプの吐出流量が制御される。このことにより、
フィルタを通過する流量をいたずらに大きくする必要が
なくなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る加工液の濾過制御方法及
び装置をワイヤ放電加工機に流量をパラメータとして実
施する装置の基本的構成を示すブロック図、図2は、同
じく圧力をパラメータとして実施する装置の基本的構成
を示すブロック図である。
び装置をワイヤ放電加工機に流量をパラメータとして実
施する装置の基本的構成を示すブロック図、図2は、同
じく圧力をパラメータとして実施する装置の基本的構成
を示すブロック図である。
【0010】図1を先ず参照すると、ワイヤ放電加工機
は、上ヘッド12と下ヘッド14とを具備し、この上下
のヘッド12、14間をワイヤ電極16が縦方向に走行
するように構成されている。上下のヘッド12、14の
間には被加工ワークWが配置され、この被加工ワークW
にワイヤ電極16による放電加工が遂行される。上記の
上下ヘッド12、14には加工液供給用のノズル12
a、14aが具備され、この加工液供給ノズル12a、
14aに供給される加工液は清浄液タンク18aから加
工液供給ポンプ20によって汲み上げられ、該ポンプ2
0の前後の配管路22a、22bを経由して供給され、
加工液ノズル12a、14aから噴出流として放電加工
部へ供給される構成になっている。
は、上ヘッド12と下ヘッド14とを具備し、この上下
のヘッド12、14間をワイヤ電極16が縦方向に走行
するように構成されている。上下のヘッド12、14の
間には被加工ワークWが配置され、この被加工ワークW
にワイヤ電極16による放電加工が遂行される。上記の
上下ヘッド12、14には加工液供給用のノズル12
a、14aが具備され、この加工液供給ノズル12a、
14aに供給される加工液は清浄液タンク18aから加
工液供給ポンプ20によって汲み上げられ、該ポンプ2
0の前後の配管路22a、22bを経由して供給され、
加工液ノズル12a、14aから噴出流として放電加工
部へ供給される構成になっている。
【0011】そして、加工液は常時、ワーク、電極間の
放電加工作用部において安定した量が供給されるよう
に、ポンプ20による加工液供給作用を制御する機構が
構成されており、加工液の清浄液タンク18aから該加
工液供給用ポンプ20により汲み上げられた加工液が放
電加工作用部へ圧力下で噴出される。次いで、冷却や加
工チップ除去等の所定の加工液作用が終了した加工液
は、ワイヤ放電加工機の加工槽24に回収され、回収配
管路22Cを経由して加工液の回収タンク18bへ戻さ
れ、ここから濾過ポンプ26、フィルタ28を介して清
浄液タンク18aに送出されて再使用される。ポンプ2
0と濾過ポンプ26との間の流量の関係を調節し回収液
が回収液タンク18bから溢出したり、清浄液が清浄液
タンク18aから溢出したりしないように両ポンプ2
0、26の作用をON、OFFしながら調整する制御は
行われていたが、濾過精度の向上と濾材使用時間の延長
という見地からは改善策が採られていなかった。
放電加工作用部において安定した量が供給されるよう
に、ポンプ20による加工液供給作用を制御する機構が
構成されており、加工液の清浄液タンク18aから該加
工液供給用ポンプ20により汲み上げられた加工液が放
電加工作用部へ圧力下で噴出される。次いで、冷却や加
工チップ除去等の所定の加工液作用が終了した加工液
は、ワイヤ放電加工機の加工槽24に回収され、回収配
管路22Cを経由して加工液の回収タンク18bへ戻さ
れ、ここから濾過ポンプ26、フィルタ28を介して清
浄液タンク18aに送出されて再使用される。ポンプ2
0と濾過ポンプ26との間の流量の関係を調節し回収液
が回収液タンク18bから溢出したり、清浄液が清浄液
タンク18aから溢出したりしないように両ポンプ2
0、26の作用をON、OFFしながら調整する制御は
行われていたが、濾過精度の向上と濾材使用時間の延長
という見地からは改善策が採られていなかった。
【0012】さて、加工液供給ポンプ20による吐出量
を制御する機構が備えられ、放電加工を効率良く行うた
めに吐出量はタイムリーに変更されるが、その説明は公
知なのでここでは省略する。本実施例では、前記加工液
供給ポンプ20の作動と連動して濾過ポンプ26を自動
制御する基本的構成を中心に説明する。加工液の配管路
22bにおける流量を検出する流量検出器30が設けら
れ、この流量検出器30により検出された加工液の流量
は電気信号に変換され、増幅器32を有した制御回路3
4を介して流量指令部36へフィードバックされる。
を制御する機構が備えられ、放電加工を効率良く行うた
めに吐出量はタイムリーに変更されるが、その説明は公
知なのでここでは省略する。本実施例では、前記加工液
供給ポンプ20の作動と連動して濾過ポンプ26を自動
制御する基本的構成を中心に説明する。加工液の配管路
22bにおける流量を検出する流量検出器30が設けら
れ、この流量検出器30により検出された加工液の流量
は電気信号に変換され、増幅器32を有した制御回路3
4を介して流量指令部36へフィードバックされる。
【0013】一方、濾過ポンプ26とフィルタ28との
間の管路29に流量検出器27が設けられ、この流量検
出器27より検出した濾過流量は、流量指令値差動入力
部36へフィードバックされる。ここで指令部33は前
記流量検出器30により検出され入力された値と同等若
しくは僅かに大きい値を指令値とし、この指令値と濾過
流量の検出値との差異に応じた指令信号を作成してポン
プ駆動回路38の制御却40に送出する。このとき、同
制御部40は指令信号をポンプ駆動信号に変換し、イン
バータ42により交流駆動信号に転換して交流駆動型の
濾過ポンプ26のポンプ作用を制御して吐出液量を加減
調節し、以て配管路29の流量を制御しているものであ
る。
間の管路29に流量検出器27が設けられ、この流量検
出器27より検出した濾過流量は、流量指令値差動入力
部36へフィードバックされる。ここで指令部33は前
記流量検出器30により検出され入力された値と同等若
しくは僅かに大きい値を指令値とし、この指令値と濾過
流量の検出値との差異に応じた指令信号を作成してポン
プ駆動回路38の制御却40に送出する。このとき、同
制御部40は指令信号をポンプ駆動信号に変換し、イン
バータ42により交流駆動信号に転換して交流駆動型の
濾過ポンプ26のポンプ作用を制御して吐出液量を加減
調節し、以て配管路29の流量を制御しているものであ
る。
【0014】前述のように流量検出器30により検出さ
れた値と同等若しくは僅かに大きい値を指令値とした理
由は、多少の余裕を見込んで回収タンク18bの液面よ
りも清浄液タンク18aの液面を高くし、調整管19を
経て清浄液を少しづつ回収タンクに戻し、長時間運転し
ても循環作用に支障を来さないためである。フィルタ2
8が新しいときは、従来の方式であれば濾過ポンプ26
が電源周波数により一定回転数であるので、フィルタ内
の流速が過大となり、細かいチップが素通りして清浄液
中に多くの不純物が含まれることになり、これがひいて
は加工精度を低下させ、イオン交換樹脂の目詰まりを生
ずる。しかし、本発明のようにON−OFFを行う事な
く常に循環バランスを崩さない事を条件として、常に加
工液の供給量と同等若しくは僅かに大きい流量になるよ
うに濾過液の流量を制御するので、フィルタ濾材に対す
る回収液の流速を極力最小限に抑さえることになり、濾
過精度が向上するばかりでなく、目詰まりの速度が遅く
なり濾材の交換時期を延長することになる。
れた値と同等若しくは僅かに大きい値を指令値とした理
由は、多少の余裕を見込んで回収タンク18bの液面よ
りも清浄液タンク18aの液面を高くし、調整管19を
経て清浄液を少しづつ回収タンクに戻し、長時間運転し
ても循環作用に支障を来さないためである。フィルタ2
8が新しいときは、従来の方式であれば濾過ポンプ26
が電源周波数により一定回転数であるので、フィルタ内
の流速が過大となり、細かいチップが素通りして清浄液
中に多くの不純物が含まれることになり、これがひいて
は加工精度を低下させ、イオン交換樹脂の目詰まりを生
ずる。しかし、本発明のようにON−OFFを行う事な
く常に循環バランスを崩さない事を条件として、常に加
工液の供給量と同等若しくは僅かに大きい流量になるよ
うに濾過液の流量を制御するので、フィルタ濾材に対す
る回収液の流速を極力最小限に抑さえることになり、濾
過精度が向上するばかりでなく、目詰まりの速度が遅く
なり濾材の交換時期を延長することになる。
【0015】図2は流量検出器30、27の代わりに圧
力検出器30′、27′を備えた例を示すものである。
圧力が測定出来れば、圧力/流量変換部31、37を通
してポンプの特性図から流量に変換することができるの
で、制御を行うことが出来る。なお、加工液供給側に圧
力検出器を設け、濾過ポンプとフィルタの間に流量検出
器を用いることも可能である。図2においては更に、圧
力スイッチ25を設けフィルタ28の交換時期を報知す
る。又、清浄液タンクにイオン交換樹脂23を備えた回
路を設けている。
力検出器30′、27′を備えた例を示すものである。
圧力が測定出来れば、圧力/流量変換部31、37を通
してポンプの特性図から流量に変換することができるの
で、制御を行うことが出来る。なお、加工液供給側に圧
力検出器を設け、濾過ポンプとフィルタの間に流量検出
器を用いることも可能である。図2においては更に、圧
力スイッチ25を設けフィルタ28の交換時期を報知す
る。又、清浄液タンクにイオン交換樹脂23を備えた回
路を設けている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、常に加
工液供給ポンプの吐出量を検出し、この値と同等若しく
は僅かに大きい値に濾過ポンプとフィルタとの間の管路
の流量が収まる様に濾過ポンプの吐出流量を制御するの
で、仮に新しいフィルタを用いても流速を抑えて細かい
チップの流出を防止し、濾過精度を向上でき、仮に目詰
まりの多いフィルタであっても流量を必要最小限に抑さ
えるので圧力が低く保持され、濾材交換時期の延長を図
ることができ、本発明はこれ等の改良により加工性能を
高め、ランニングコストを低減することができる。
工液供給ポンプの吐出量を検出し、この値と同等若しく
は僅かに大きい値に濾過ポンプとフィルタとの間の管路
の流量が収まる様に濾過ポンプの吐出流量を制御するの
で、仮に新しいフィルタを用いても流速を抑えて細かい
チップの流出を防止し、濾過精度を向上でき、仮に目詰
まりの多いフィルタであっても流量を必要最小限に抑さ
えるので圧力が低く保持され、濾材交換時期の延長を図
ることができ、本発明はこれ等の改良により加工性能を
高め、ランニングコストを低減することができる。
【図1】本発明の係る加工液の濾過制御方法を実施する
装置の基本的構成を示す略図機構図である。
装置の基本的構成を示す略図機構図である。
【図2】本発明の他の実施例装置の基本的構成を示す略
図機構図である。
図機構図である。
18a 清浄液タンク 18b 回収タンク 20 加工液供給ポンプ 22a 加工液供給配管路 22b 加工液供給配管路 26 濾過ポンプ 27 流量検出器 30 流量検出器 27 圧力検出器 30′ 圧力検出器 34 制御回路 36 入力部 38 ポンプ駆動回路
Claims (2)
- 【請求項1】工作機械の加工部に清浄液タンクから加工
液供給ポンプを用いて加工液を供給し、加工チップ等を
含む回収液を回収タンク内に送り、該回収タンク内の回
収液を濾過ポンプを用いてフィルタを通し前記清浄液タ
ンク内に移行させる加工液の循環系において、前記加工
液供給ポンプより供給される加工液の供給流量を検出
し、前記フィルタの連結された管路の加工液の濾過流量
を検出し、前記濾過流量が前記供給流量と同量若しくは
僅かに大きい量となるように前記濾過ポンプの吐出出力
を加減調節し、前記フィルタを通過する前記回収液の流
量を必要最小限に抑えるように制御したことを特徴とす
る加工液の濾過制御方法。 - 【請求項2】工作機械の加工部に清浄液タンクから加工
液供給ポンプを用いて加工液を供給し、加工チップ等を
含む加工液を回収タンク内に送り、該回収タンク内の回
収液を濾過ポンプを用いてフィルタを通し前記清浄液タ
ンク内に移行させる加工液の循環系において、前記加工
液供給ポンプより供給される加工液の供給流量を検出す
る供給流量検出手段と、前記フィルタの連結された管路
の加工液の濾過流量を検出する濾過流量検出手段と、前
記濾過ポンプによる回収液の送給量を加減調節する濾過
ポンプ駆動手段と、前記濾過流量検出手段の検出値が前
記供給流量検出手段の検出値と同値若しくは僅かに大き
い値になるようにして、前記フィルタを通過する前記回
収液の流量を必要最小限に抑えるように前記濾過ポンプ
駆動手段の出力を制御する制御手段とを具備して構成さ
れたことを特徴とする加工液の濾過制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3041171A JPH0741512B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 加工液の濾過制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3041171A JPH0741512B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 加工液の濾過制御方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261746A JPH04261746A (ja) | 1992-09-17 |
JPH0741512B2 true JPH0741512B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=12600983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3041171A Expired - Lifetime JPH0741512B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 加工液の濾過制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741512B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5927225B2 (ja) | 2014-04-01 | 2016-06-01 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機 |
CN111014861B (zh) * | 2019-12-31 | 2022-02-08 | 牧野机床(中国)有限公司 | 一种线切割机床过滤装置的工作方法 |
JP7328423B1 (ja) * | 2022-09-08 | 2023-08-16 | 株式会社ソディック | ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60190327A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-09-27 | Toyota Motor Corp | 絞り成形法およびその装置 |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP3041171A patent/JPH0741512B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04261746A (ja) | 1992-09-17 |
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