JPH0741421Y2 - ハンガー吊り具 - Google Patents
ハンガー吊り具Info
- Publication number
- JPH0741421Y2 JPH0741421Y2 JP1626893U JP1626893U JPH0741421Y2 JP H0741421 Y2 JPH0741421 Y2 JP H0741421Y2 JP 1626893 U JP1626893 U JP 1626893U JP 1626893 U JP1626893 U JP 1626893U JP H0741421 Y2 JPH0741421 Y2 JP H0741421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- rod
- suspension
- shaped support
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンガー吊り具に係
り、特に箪笥内の中段から下方の空きスペースに突出し
てハンガー吊持部を中空で保持するハンガー吊り具に関
する。
り、特に箪笥内の中段から下方の空きスペースに突出し
てハンガー吊持部を中空で保持するハンガー吊り具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より箪笥内の上段と中段にハンガー
吊持用のバーを設け、上下二段に衣服を収納する構造の
ものが知られている。この場合、各バーは固定されてお
り、バーの水平方向に順次ハンガーを掛け足して衣服を
収納するものである。
吊持用のバーを設け、上下二段に衣服を収納する構造の
ものが知られている。この場合、各バーは固定されてお
り、バーの水平方向に順次ハンガーを掛け足して衣服を
収納するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の箪笥への収納においては、着丈の長い衣服類を上段に
掛けた場合、中段のバーが障害となって衣服をまっすぐ
吊るすことができないという欠点があった。
の箪笥への収納においては、着丈の長い衣服類を上段に
掛けた場合、中段のバーが障害となって衣服をまっすぐ
吊るすことができないという欠点があった。
【0004】また、種々の着丈の衣服を上段に吊るす
と、中段より下方の空きスペースがバー方向に沿って乱
雑になり、衣服の数が多いほど中段に固定して設けたバ
ーでは利用しづらい範囲が増え、整理収納の面では逆に
バー自体が邪魔になるという不具合があった。
と、中段より下方の空きスペースがバー方向に沿って乱
雑になり、衣服の数が多いほど中段に固定して設けたバ
ーでは利用しづらい範囲が増え、整理収納の面では逆に
バー自体が邪魔になるという不具合があった。
【0005】本考案は、このような事情に鑑みなされた
ものであって、上記課題を解消し、箪笥内の収納空間を
上下二段に利用し、上段を利用した後の中段より下方に
生じた空きスペースに応じて、その都度選択した空きス
ペースへ突出してハンガー吊持部を中空で保持し効率的
な整理収納を可能とするハンガー吊り具を提供すること
を目的とするものである。
ものであって、上記課題を解消し、箪笥内の収納空間を
上下二段に利用し、上段を利用した後の中段より下方に
生じた空きスペースに応じて、その都度選択した空きス
ペースへ突出してハンガー吊持部を中空で保持し効率的
な整理収納を可能とするハンガー吊り具を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、概略く字形の外形を有する吊り部材とこれ
が取付けられる棒状支持部材とで構成され、該吊り部材
がその開部の弾性範囲内で棒状支持部材を掴持して前方
に突出し、ハンガー吊持部を中空で保持するハンガー吊
り具であって、吊り部材には、開部の部材先端の一方に
フックと他方に係止用バーを形成し、該開部が収束する
箇所からいずれかの方向へ部材を延長して端部にハンガ
ー吊持部を設ける一方、棒状支持部材には、前記フック
を掛止するための切り欠き溝と前記係止用バーを受ける
ための係止溝をそれぞれ長手方向に沿って形成してな
り、着脱自在に係合することを特徴とするものである。
に本考案は、概略く字形の外形を有する吊り部材とこれ
が取付けられる棒状支持部材とで構成され、該吊り部材
がその開部の弾性範囲内で棒状支持部材を掴持して前方
に突出し、ハンガー吊持部を中空で保持するハンガー吊
り具であって、吊り部材には、開部の部材先端の一方に
フックと他方に係止用バーを形成し、該開部が収束する
箇所からいずれかの方向へ部材を延長して端部にハンガ
ー吊持部を設ける一方、棒状支持部材には、前記フック
を掛止するための切り欠き溝と前記係止用バーを受ける
ための係止溝をそれぞれ長手方向に沿って形成してな
り、着脱自在に係合することを特徴とするものである。
【0007】また、箪笥に組み込まれるハンガー吊り具
として、上記棒状支持部材が箪笥内で両側板に至る長さ
を有して背板に設けられ、該棒状支持部材の長手方向の
任意の位置に上記吊り部材を保持し、箪笥内の中段から
下方に衣服類を掛けるように構成されてもよい。
として、上記棒状支持部材が箪笥内で両側板に至る長さ
を有して背板に設けられ、該棒状支持部材の長手方向の
任意の位置に上記吊り部材を保持し、箪笥内の中段から
下方に衣服類を掛けるように構成されてもよい。
【0008】
【作用】概略く字形の外形を有する吊り部材とこれが取
付けられる棒状支持部材とでハンガー吊り具を構成する
ことにより、該吊り部材がその開部の弾性範囲内で棒状
支持部材を掴持して前方に突出し、ハンガー吊持部を中
空で保持することができる。
付けられる棒状支持部材とでハンガー吊り具を構成する
ことにより、該吊り部材がその開部の弾性範囲内で棒状
支持部材を掴持して前方に突出し、ハンガー吊持部を中
空で保持することができる。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例について添付図面を参照し
て以下説明する。図1は、本考案の一実施例を具現した
ハンガー吊り具を説明する斜視図である。また、図2、
図3及び図4は、吊り部材のそれぞれ正面図、平面図及
び右側面図である。
て以下説明する。図1は、本考案の一実施例を具現した
ハンガー吊り具を説明する斜視図である。また、図2、
図3及び図4は、吊り部材のそれぞれ正面図、平面図及
び右側面図である。
【0010】ここで、各図に共通して1が吊り部材、1a
がフック、1bが係止用バー、1cがハンガー吊持部、2が
棒状支持部材、2aが切り欠き溝、2bが係止溝及びXがハ
ンガー吊り具である。
がフック、1bが係止用バー、1cがハンガー吊持部、2が
棒状支持部材、2aが切り欠き溝、2bが係止溝及びXがハ
ンガー吊り具である。
【0011】吊り部材(1)は、図示するように棒材を
接合して外形が概略く字形に形成され、開部の部材先端
の一方にフック(1a)と他方には係止溝(2b)に嵌合す
る係止用バー(1b)を設け掴持手段とするとともに、こ
の開部が収束する箇所(前記接合部)からいずれかの方
向へ部材を延長してその端部にハンガー吊持部(1c)を
設けたものとされる。
接合して外形が概略く字形に形成され、開部の部材先端
の一方にフック(1a)と他方には係止溝(2b)に嵌合す
る係止用バー(1b)を設け掴持手段とするとともに、こ
の開部が収束する箇所(前記接合部)からいずれかの方
向へ部材を延長してその端部にハンガー吊持部(1c)を
設けたものとされる。
【0012】一方、棒状支持部材(2)は、上記フック
(1a)を掛止するための切り欠き溝(2a)と上記係止用
バー(1b)を受けるための係止溝(2b)をそれぞれ長手
方向に沿って形成したものとされる。
(1a)を掛止するための切り欠き溝(2a)と上記係止用
バー(1b)を受けるための係止溝(2b)をそれぞれ長手
方向に沿って形成したものとされる。
【0013】そして、上記吊り部材(1)がその開部の
弾性範囲内で棒状支持部材(2)を掴持して前方に突出
し、ハンガー吊持部(1c)を中空で保持するように取付
けられる。この取付けにおいて、吊り部材(1)は着脱
自在に係合させることができる。
弾性範囲内で棒状支持部材(2)を掴持して前方に突出
し、ハンガー吊持部(1c)を中空で保持するように取付
けられる。この取付けにおいて、吊り部材(1)は着脱
自在に係合させることができる。
【0014】そこで、最適な使用形態は箪笥に組み込ま
れるハンガー吊り具(X)としてであり、上記棒状支持
部材(2)が箪笥内で両側板に至る長さを有して背板に
設けられ、上記吊り部材(1)を介して棒状支持部材
(2)の長手方向の任意の位置にハンガー吊持部(1c)
を保持し、箪笥内で中段から下方に衣服類を掛けるよう
にしたものである。この場合を例示する図5は棒状支持
部材を掴持している状態を示すハンガー吊り具の平面図
であり、図6はこれを正面からみた説明図である。
れるハンガー吊り具(X)としてであり、上記棒状支持
部材(2)が箪笥内で両側板に至る長さを有して背板に
設けられ、上記吊り部材(1)を介して棒状支持部材
(2)の長手方向の任意の位置にハンガー吊持部(1c)
を保持し、箪笥内で中段から下方に衣服類を掛けるよう
にしたものである。この場合を例示する図5は棒状支持
部材を掴持している状態を示すハンガー吊り具の平面図
であり、図6はこれを正面からみた説明図である。
【0015】ここで吊り部材(1)は、棒状支持部材
(2)に着脱自在に係合させることができるので、箪笥
内で前記棒状支持部材(2)に沿った水平方向への移動
及びその位置での掴持を自在になすことができるもちろ
んである。
(2)に着脱自在に係合させることができるので、箪笥
内で前記棒状支持部材(2)に沿った水平方向への移動
及びその位置での掴持を自在になすことができるもちろ
んである。
【0016】本実施例は上述したとおり吊り部材(1)
を金属製又は樹脂製の棒材で構成した例を図示したもの
であるが、この棒材であることに限定されるものではな
い。すなわち、概略く字形の外形を有する部材であっ
て、その開部にフック(1a)及び係止用バー(1b)の掴
持手段と、この開部部材が収束する他端にハンガー吊持
部(1c)を設けた板材等(特に樹脂製のものは容易に製
作できる)からなるものは、本考案の保護される範囲に
おける改変として考慮されてよい。
を金属製又は樹脂製の棒材で構成した例を図示したもの
であるが、この棒材であることに限定されるものではな
い。すなわち、概略く字形の外形を有する部材であっ
て、その開部にフック(1a)及び係止用バー(1b)の掴
持手段と、この開部部材が収束する他端にハンガー吊持
部(1c)を設けた板材等(特に樹脂製のものは容易に製
作できる)からなるものは、本考案の保護される範囲に
おける改変として考慮されてよい。
【0017】
【考案の効果】本考案は以上の構成よりなるものであ
り、これによれば箪笥内の収納空間を上下二段に利用す
る場合、上段を利用して着丈の長い衣服をそのまま吊る
し、中段より下方に生じた空きスペースをその都度選択
して吊り部材を取付け、ハンガー吊持部を中空で保持す
るので、効率的な整理収納が可能である。
り、これによれば箪笥内の収納空間を上下二段に利用す
る場合、上段を利用して着丈の長い衣服をそのまま吊る
し、中段より下方に生じた空きスペースをその都度選択
して吊り部材を取付け、ハンガー吊持部を中空で保持す
るので、効率的な整理収納が可能である。
【0018】また、箪笥内に限らず壁面等に設けた棒状
支持部材を掴持するなど取付け場所を種々に変更して使
用することができ、しかも吊り部材が棒状支持部材に対
して着脱自在な掴持手段を有して構成されているので、
必要時に必要数取付ければよいという利便性を有する。
支持部材を掴持するなど取付け場所を種々に変更して使
用することができ、しかも吊り部材が棒状支持部材に対
して着脱自在な掴持手段を有して構成されているので、
必要時に必要数取付ければよいという利便性を有する。
【図1】本考案の一実施例を具現したハンガー吊り具を
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図2】吊り部材の正面図である。
【図3】吊り部材の平面図である。
【図4】吊り部材の右側面図である。
【図5】箪笥に組み込まれた他の実施例において、棒状
支持部材を掴持している状態を示すハンガー吊り具の平
面図である。
支持部材を掴持している状態を示すハンガー吊り具の平
面図である。
【図6】同じく正面からみた説明図である。
1 吊り部材 1a フック 1b 係止用バー 1c ハンガー吊持部 2 棒状支持部材 2a 切り欠き溝 2b 係止溝 X ハンガー吊り具
Claims (2)
- 【請求項1】 概略く字形の外形を有する吊り部材とこ
れが取付けられる棒状支持部材とで構成され、該吊り部
材がその開部の弾性範囲内で棒状支持部材を掴持して前
方に突出し、ハンガー吊持部を中空で保持するハンガー
吊り具であって、吊り部材には、開部の部材先端の一方
にフックと他方に係止用バーを形成し、該開部が収束す
る箇所からいずれかの方向へ部材を延長して端部にハン
ガー吊持部を設ける一方、棒状支持部材には、前記フッ
クを掛止するための切り欠き溝と前記係止用バーを受け
るための係止溝をそれぞれ長手方向に沿って形成してな
り、着脱自在に係合することを特徴とするハンガー吊り
具。 - 【請求項2】 箪笥に組み込まれるハンガー吊り具とし
て、上記棒状支持部材が箪笥内で両側板に至る長さを有
して背板に設けられ、該棒状支持部材の長手方向の任意
の位置に上記吊り部材を保持し、箪笥内の中段から下方
に衣服類を掛けるようにした請求項1記載のハンガー吊
り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1626893U JPH0741421Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ハンガー吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1626893U JPH0741421Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ハンガー吊り具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666465U JPH0666465U (ja) | 1994-09-20 |
JPH0741421Y2 true JPH0741421Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=11911809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1626893U Expired - Lifetime JPH0741421Y2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ハンガー吊り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741421Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP1626893U patent/JPH0741421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666465U (ja) | 1994-09-20 |
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