JPH01501814A - 調整可能な支持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 器　可２な　持貝 の　分　野 本発明は、表面に取り付けるための調整可能な支持具に関する。

更に詳しくは、これに限定されるものではないが、前記支持具及び／又はこの支 持具と一体であってよいフック部に関連している細長いフレキシブル部材により 非常に多様な物体を支持するための天井及び壁に取り付は可能な支持具に関する 。

本発明は、簡単で低コストで多目的な保管システムを提供する観点から開発され た。

従　来　の　技　術 多くの家庭用品及び倉庫品を懸垂するのに、広範な種類のカップフック、くぎ、 止めくぎ、取っ手、腕がね及びその他の支持固定具が一般的に有用である。かか る器具は、支持固定具の突起部分に係止される凹部又はループを備えている物体 を支持するのには好適である。もしも、かかる用意が物体に施されていなければ 、支持固定具に係止され得るループを形成するために物体に結ぶワイヤ又はひも を用いることが必要となる。

これらの公知の保管方法は、それらが紐又はワイヤをすぐ入手し得ることと、結 び目又は巻きつけられたワイヤの完全性とを当てにしているために、かなり不便 であり、そして安全でないことが多い。

ワイヤ又は紐によりカップフック又は止めくぎに懸垂された物体はその支持体か ら容易に外れてしまう。更に、かかるフック、腕がね及びその他の支持固定具は 、利用に制約があり、それらが取付けられている表面から実質的に突出する傾向 にあり、それ故に、不使用時に身体を負傷させたり被服を損傷したりする。

本発明は、かかる先行技術の支持固定具を改善し、上述の問題の１つ又は複数を 克服することを意図している。

■　の　開　ス 本発明によれば、面に取り付けるための調整可能な次に述べる支持具を提供する ことができる。この支持具は、そこを通って延びる通路を有し、この通路が細長 いフレキシブル部材をそこに受け入れるようになっている本体部分と；このよう な細長いフレキシブル部材の一端を保持するために前記本体部分と関連して設け られている手段とからなり；使用の際に、細長いフレキシブル部材が前記通路内 に配置されかつ前記保持手段により一端を保持されることができ、前記フレキシ ブル部材の一部分が前記支持具にループ外側部を形成しかつこの支持具に支持さ れ； そして、使用の際に、前記ループの長さが前記通路から延びるフレキシブル部材 の一部分を引っばることにより調整されることができる。

好ましくは、前記本体部分が中空体であり、前記通路が前記本体部分の内部と連 通している。

好ましくは、通路は、支持具の対向する側に設けられた第１及び第２の開口の間 を延び、支持具は、一端が保持手段に保持されると共に、自由端が支持具にルー プ外側部を形成するために第１の開口及び第２の開口を通されかつ支持具により 支持されている細長いフレキシブル部材を備えている。

好ましい実施態様において、細長いフレキシブル部材は紐状体である。

図面の簡単な説明 本発明がより明確に確認され得るように、本発明による支持具の好ましい実施Ｂ 様が、添付した図面を参照しつつ、唯一の例によりこれから記述されるだろう。

第１図は、１本のねじにより壁に取り付けられた支持具の好ましい実施ａ様の側 面図である。

第２図は、第１Ｉ２１１に示す支持具の正面図である。

第３図は、第１図に示す好ましい実施態様の支持具の一適用例を示す。

第４図は、同一の実施態様の二つ目の適用例を示す。

第５図は、第１図の支持具の背面からの斜視図である。

第６図は、支持具の本体内における紐状体の好ましい配置を示すところの第５図 に示された実施態様の背面図である。

第７図は、水平な表面に取り付けられた同一の実施態様の側面図である。

第８図は、通常の方法で支持具に懸垂された額縁の側面図である。

第９図は、同一の支持具を用いて額縁を懸垂するもう一つの方法を示す。

第１０図は、本棚から成る本発明の別の適用例を示す。

第１１図は、第１０図に示す本棚の側面図である。

ましい　能様の−細な量゛Ｈ 第１図及び第２図において、本発明による支持具の好ましい実施態様を１として 全体的に示す、支持具ｌは、本体部分３と、これと一体に形成されかつこれから 外方に延び、そして支持具が取り付けられる表面に対して曲がっているフック部 １１とからなる。支持具は、もちろん審美的に心地よいいかなる外観も採用され てよいが、卵形状の外形を有するように輪郭がつけられている。第２図に示すよ うに、天井または壁の表面に支持具を取り付けるために設けられてよいねじ、ボ ルト、くぎまたはその他の取り付は手段を通す孔１２が、支持具のほぼ中央に設 けられている。

もう一つの別の実施態様においては、支持具１は、この支持具を表面に取り付け るために、孔１２に代えて接着性物質を備えている。

この別の実施態様は、特に、支持具により支持される物体が軽量でかつ壁または 天井の表面に穴をうがつのが望まれないかもしれない家庭での通用に好適である 。

支持具の本体部分３は、第１図において５として全体的に示されているように、 これを通って延びる通路を備え、支持具にループ９の外側部を形成する紐状体７ がこの通路を通るように設けられていてよい、この実施態様において、紐状体７ は一端を支持具の内部に保持され、他の自由端は支持具の下端に設けられた別の 開口を通って、紐状体の尻尾部１４を形成すべく下方に延びている。別の配置（ 図示せず）においては、紐状体の自由端は通路５を単に逆方向に通っていて別の 開口を必要としない。支持具の好ましい実施態様の動作は、本発明による支持具 の好ましい実施態様の裏面を示す第５図及び第６図を参照することによって更に 容易に理解できる。

第５図には、支持具１の背面側の斜視図が示され、そこでは、支持具の中空の本 体部分３に設けられた凹部１５の形状が明瞭に示されている０通路５は、支持具 の第１及び第２の側部において互いにほぼ対向して位置する第１及び第２の開口 ２１．２３を備えている。

通路５は本体部分の凹部１５と連通している。支持具に設けられている紐状体の 一端が保持されてよい耳状受は口２７からなる保持手段１３が凹部１５内に配置 されている。この実施態様においては、支持具１の下端に第３の開口２５も配置 されている。支持具１は、何らかの適当な材料から作られていてよく、最も経済 的には公知の注型製造工程を用いてプラスチック材料から作られる。第５図にＡ 、Ｂ、Ｃ及びＤで記された寸法は支持具に設けられる紐状体の直径よりも小さく なるように製造されるのが好ましい、これは、据えつけ中および組立後のいずれ かの場合にも、正しい位置に紐状体を保持するのを容易にする。

しかし、製造を簡単にするために、ギャップＡ、Ｂ、Ｃ及びＤのそれぞれは、Ｕ 形状の溝を形成してそれぞれの開口の最大直径と等しくしてもよい、この場合、 支持具と関連する紐状体は、支持具の凹部１５を覆うように支持具が表面に取り 付けられるまで、それぞれの開口から自由に取外される。

第６図において、支持具１は好ましい形態において紐状体７と共に示されている 。好ましくはナイロンから作られた紐状体７の一端は、保持手段１３の受け口２ ７に受入れられる拡大された部分を形成するように溶融される。紐状体７は、保 持手段１３から凹部１５内へ延び、そして凹部１５内に内側ループ２９を形成す るために第１の開口２１から外部へ延びる。外側ループ９を形成する紐状体７の 他の自由端は、支持具１の反対側の第２Ｃ開口２３に入り、内側ループ２９を通 り、そして第３の開口２５から外部へ出て紐状体の尻尾部１４を形成する。内側 ループ２９は、この実施態様の支持具１における固定手段１７を形成するために 受け口２７と共働する。

外側ループ９が引っばられるとき、第１の開口２１から延びる紐状体部分が引っ ばられ、紐状体部分３１の周囲にループ２９を締め付けて紐状体部分３１の動き を有効に阻止し、これによって、外側ループ９の長さを固定する。さらなる力が 外側ループ９に加えられるならば、これは、紐状体部分３１を固定するために内 側ループ２９をさらに締めつけるだけである。もしも、外側ループ９の長さを変 えたければ、紐状体の尻尾部を、あるいは第２の開口２３から延びる紐状体部分 を直接に引っ張ることによって、固定手段１７がゆるめられるかもしれない、こ れは、外側ループ９を長くあるいは短くする効果を有している。

第６図に示された保持手段１３及び固定手段１７の簡単な配置は、適当な紐状体 １７が用いられるならば、実際に非常に良好に動作することがわかった。ナイロ ン製の紐がこの実施［４１では用いられているが、ケーブル、ワイヤ、チェーン 、テープあるいはいかなる他の適当なフレキシブル材料のようないかなる細長い フレキシブル部材をも使用することができる０例えば重い物体を支持する場合の ように、大きな力が外側ループ９に加わるような用途では、別の保持手段及び固 定手段が安全な支持を確保するために用いられてよい。

図示された実施態様は、それが動く部分を有さす、また使用される紐状体７と、 支持具１を表面に取り付けるために孔１２に通すねじ又はボルトとの付加のみを 必要とする限りにおいて、便利である。

しかし、もう１つ別の配置（図示せず）においては、支持具は、力がそこに加え られたときに外側ループ９を固定しかつ紐状体７の自由端が引っばられたときに ゆるめられるラチェット型の固定手段を有していてもよい、かかるラチェット型 の固定手段は窓用のブラインドを開放位置に固定するために通常使用される。同 様に、保持手段は紐状体が結ばれるねじまたは（ぎでもよい。

好ましい実施態様の支持具の基本的な形状及び動作は既述の通りであるから、支 持具の非常に広範な用途が直ちに明白であろう、多数の可能な用途は、第３図、 第４図、第８図、第９図、第１０図及び第１１図に示されている。

第３図には、通常の庭園用具３２の取っ手に紐状体の外側ループ９を通し、そし てループ９を支持具１のフック部上に引き上げた状態における支持具１の一適用 例を示す、ループ９は支持具１内にある固定手段１３により延びることを阻止さ れ、こうして、物体が支持される二つの外側ループを有効に付与される。支持具 を用いるこの方法は、家庭、庭園、ガレージおよびその他の保管における多数の 用途を示唆している。この支持方法に用いる支持具の一つの通用例が第１０図及 び第１１図に示されている。第１０図は壁に取り付けられた２つの支持具１によ り支持された棚の傾斜図を示す、支持具により支持されたループ９は木製棚３３ の周囲を下方へ延び、そ０図に示されたのと同一の棚装置の側面図である。実質 的な重さが棚の一番外側の縁に集中しないならば、通常の場合は滑り落ちる問題 はない、このことが問題として考慮されるならば、簡単な解決は、木製棚３３の 最も外側の縁付近にあるループ９に取り付けられた小さいプラスチック又は金属 のフィンティングを設けることである。

そのようなフィンティング３５は第１１図に示す拡大部分に図示されている。支 持具１に対する棚の高さは、既述の方法によりループ９を長短することによって 、簡便に調整することができる。紐状体の尻尾部１４は必要ならば見えないよう に切り取るが、またはまくり上げてもよい。

第４図は本発明による支持具を用いる別の方法を示し、そこにおいて、ループ９ はその中に挿入された物体を直接的に支持するために用いられる。ブラシ３７は 、紐状体の尻尾部１４を引くことにより取っ手の周囲を締め付けるループ９に取 っ手が挿入されるように配置される。物体が地面に支持され、そして隣接する壁 から離れる動きを防止する手段を必要とする状況を含む更に多くの別の用途が、 物体を支持するこの方法を用いることを思い出させる。１つまたはそれ以上の支 持具１が、固定されるべき物体の周囲を延びるループ９を有する状態で隣接する 壁に設けられていてよい。

第８図及び第９図は本発明による支持具のまた別の用途を示す。

第８ＵｊＪには、通常の方法によりぶら下げられた額縁の側面図が示され、これ によって、額縁の支持ワイヤは支持具１のフック部に簡単に係止される。ループ ９は額縁の真下に別の物体を支持するのに有用である。第９図は額縁を支持する 別の方法を示し、そこでは、支持具ｌのループ１は額縁の背面に設けられた力′ ンブフンク３７に通される。壁に絵をぶら下げるこの方法は、絵の高さが既述の 方法によりループ９を長短することによって調整されて便利であるという利点が ある。紐状体の尻尾部１４を引っ張ることによりループを短くし、かくして絵を 必要な高さに上げることができる。

本発明による支持具は、垂直な表面への取り付けを必要とする用途に限定されず 、水平な天井のはりまたは他の構造枠のような水平な表面に取り付けるのにも便 利である。第７図は表面へ取り付けることの安全性を改良するためにナツト及び ボルト３９を用いた水平な表面への支持具ｌの取り付けを示す、上述の用途に関 して、ループ９は物体を直接に支持するために用いられるか、或いは物体の回り に延びていてフック部１１に係止されていてもよく、これにより一つに代えて２ ７のループによる支持を有効に提供する。

第７図は、支持具ｌのＡ点における垂直箱断面を示し、支持具を面に取り付ける ためにねしまたはボルトが挿入された孔１２を通る線での三角形状の断面を示す 、この断面の形状は天井又は壁の表面に取り付けられた時点における支持具１０ 強度を大きくしている。

支持具１はループ９の紐状体部分が第７図に示すＡ点に実行可能なだけ接近して 通るように設計され、これによって、取り付けた地点の周囲において支持具１に 加えられる挺作用を極小化し、そして破壊の可能性を減少させている。

図面に示された好ましい実施ＪＬｉ［において、固定手段１７及び保持手段１３ は両者とも、支持具１の本体部分３の凹部１５内に設けられているから、支持具 ｌの全体の外形を比較的に出っばらないようにすることができる。支持具１の滑 らかに輪郭をつけられた外表面は、それが使用される部屋の室内装飾と釣り合う ように色づけされ、あるいは装飾されてもよく、そしてまた、支持具が使用され ないときに、身体を負傷させたり被服を損傷させたりする可能性を実際上無くし てしまう。本発明による支持具１は種々の大きさに製造されてよく、そして比較 的高さが低い外形であるから、コックピント、デツキ領域または下デツキにおい ては危険な突起物を極小化する必要があるため、多くの海洋上の用途において特 に有用である。

本発明の好ましい実施態様が詳細に記述されたが、本発明の基本的構成を逸脱し ない限り、多くの変更及び修正がなされ得ることは明白であろう。例えば、支持 具の内部の通路及び凹部の形状は図示されたようなものである必要はない、さら に、細長いフレキシブル部材の一端を保持する手段及び固定具は支持具の本体部 分３の内側あるいは外側のいずれかの一方の配置であってよい。支持具の本体部 分３における凹部１５の内部と連通ずる開口の数及び位置もまた、好ましい実施 Ｌｍに示されたようなものである必要もない。

かかる全ての変更及び修正は上述の記載及び添付の請求の範囲によりその性質が 決められるべきである本発明の範囲内で考慮されるべきである。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第１項）昭和６２年１１月１２日 同

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、面に取り付けるための調整可能な支持具であって；そこを通って延びる通路 を有し、この通路が細長いフレキシブル部材をそこに受け入れるようになってい る本体部分と；このような細長いフレキシブル部材の一端を保持するために前記 本体部分と関連して設けられている手段とからなり；使用の際に、細長いフレキ シブル部材が前記通路内に配置されかつ前記保持手段により一端を保持されるこ とができ、前記フレキシブル部材の一部分が前記支持具にループ外側部を形成し かつこの支持具に支持され； そして、使用の際に、前記ループの長さが前記通路から延びるフレキシブル部材 の一部分を引っぱることにより調整され得るように構成された支持具。 ２、前記本体部分が中空体であり、前記通路が前記本体部分の内部と連通してい る特許請求の範囲第１項に記載の支持具。 ３、前記保持手段が前記本体部分内に納められている特許請求の範囲第２項に記 載の支持具。 ４、前記通路が支持具の第１及び第２の側において互いにほぼ対向してそれぞれ 配置された第１及び第２の開口の間を延びている特許請求の範囲第２項に記載の 支持具。 ５、別の開口が本体部分の内部と連通するように設けられている特許請求の範囲 第４項に記載の支持具。 ６、一端が前記保持手段に保持されると共に、他の自由端が支持具にループ外側 部を形成するために前記第１の開口と前記第２の開口とに通されかつ支持具に支 持されている細長いフレキシブル部材を備えている特許請求の範囲第５項に記載 の支持具。 ７、フレキシブル部材の前記自由端が前記別の開口に更に通されており、これに よって、使用の際に、前記自由端を引くことにより前記外側ループを短くできる ようにした特許請求の範囲第６項に記載の支持具。 ８、フレキシブル部材を固定するための手段を更に備え、これによって、使用の 際に、前記外側ループを引いても外側ループの長さが実質的に変わらないように した特許請求の範囲第１項に記載の支持具。 ９、前記細長いフレキシブル部材が紐状体である特許請求の範囲第７項に記載の 支持具。 １０、前記保持手段が紐状体の前記一端の拡大された部分を受け入れるように本 体部分内に設けられた受け口から成り、これによって、使用の際に、前記支持具 が表面に取り付けられるときに、紐状体の前記一端が前記受け口にしっかりと保 持されるようにした特許請求の範囲第９項に記載の支持具。 １１、前記受け口が第１の開口に隣接して配置され、そして紐状体の前記自由端 が外側ループを形成するために前記第１の開口に通され、 そして紐状体の自由端が前記第２の開口に通されて内部に戻され、前記内側ルー プに通され、そして再び前記別の開口に通されて外部に戻され、 使用の際に、前記外側ループを引くことにより内側ループに紐状体の周囲を締め つけさせ、かくして外側ループが長くなるのを防止するようにした特許請求の範 囲第１０項に記載の支持具。 １２、前記本体部分と一体に構成され、そして使用の際に前記外側ループを支持 するために前記本体部分と共働し得るフック部を更に備えている特許請求の範囲 第７項に記載の支持具。