JPH0741305Y2 - 刈払機のスロットルレバー装置 - Google Patents

刈払機のスロットルレバー装置

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JPH0741305Y2
JPH0741305Y2 JP8324090U JP8324090U JPH0741305Y2 JP H0741305 Y2 JPH0741305 Y2 JP H0741305Y2 JP 8324090 U JP8324090 U JP 8324090U JP 8324090 U JP8324090 U JP 8324090U JP H0741305 Y2 JPH0741305 Y2 JP H0741305Y2
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JP
Japan
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grip
throttle lever
engine
cables
frame
Prior art date
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JP8324090U
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English (en)
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JPH0441216U (ja
Inventor
稔 柴崎
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Starting Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はスロットルレバーの設けられたスロットルレ
バー本体内にケーブル類を挿通させるようにした刈払機
のスロットルレバー装置に関する。
[従来の技術] 従来セルスタータによりエンジンの始動が可能なセルス
タート式の刈払機においては、主杆の中間部にセルスタ
ータの電源となるバッテリが取付けられていて、このバ
ッテリと主杆の後端に設けられたエンジンの間を配線用
のケーブル類で接続している。
また上記バッテリとエンジンの間の主杆にはエンジンの
回転を制御するスロットルレバー装置が設けられている
ので、従来ではケーブル類をスロットルレバー本体を構
成するグリップ部内を通してエンジンとバッテリの間を
接続するか、もしくはグリップ部近傍に露出させておい
て、作業時グリップ部とともにケーブル類を握り込むこ
とにより作業を行っている。
[考案が解決しようとする課題] しかしバッテリとエンジンの間を接続するケーブル類を
グリップ部内へ通すようにするとグリップ部の握り径が
大きくなるため、グリップ部を握るのに大きな握力を必
要として早期に疲れるなどの不具合がある。
またグリップ部の近傍に露出したケーブル類をグリップ
部とともに握り込むものでは、ケーブル類が手の平に局
部的に当るため握り心地が悪かったり、グリップ部を握
り替える毎にケーブル類を握り込む操作を必要とするた
め、作業性が悪いなどの不具合もあった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、グリップ部の握り径が大きくならず、しかも作業性
もよい刈払機のスロットルレバー装置を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段及び作用] この考案は上記目的を達成するために、主杆の中間部に
バッテリにより主杆の後端に設けたエンジンの始動を行
うと共に、上記バッテリとエンジンの間の主杆に、エン
ジンの回転を制御するスロットルレバーを有するスロッ
トルレバー本体を設けた刈払機において、上記スロット
ルレバー本体をグリップ部と該グリップ部よりほぼ弓形
に突設された枠状部より形成し、かつグリップ部と枠状
部が形成する円孔内にスロットルレバーの先端を突出す
ると共に、バッテリとエンジンの間を接続するケーブル
類を上記枠状部内に挿通するようにしたものである。
これによってケーブル類をグリップ部に挿通したものに
比べてグリップ部の握り径が小さくできるため、グリッ
プ部を把持する際大きな握力を必要としないと共に、グ
リップ部とともにケーブル類を握り込む必要がないため
操作性も向上する。また、スロットルレバーが枠状部で
保護されるため、立木などに当って損傷することもな
い。
[実施例] この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。まず、
刈払機全体としては第4図に示すように、セルスタート
式刈払機の主杆1の先端にカッタ13が設けられていると
ともに、後端に上記カッタを回転駆動するエンジン14が
設けられ、さらに、上記主杆1の中間部に取付けられた
バッテリ15とエンジン14との間の主杆1にスロットルレ
バー本体2が取付けられている。そして、第1図ないし
第3図に示すように、上記スロットルレバー本体2はグ
リップ部2aと、該グリップ部2aの両端よりほぼ弓形に突
設された枠状部2bとよりなる。
上記グリップ部2a及び枠状部2bは合成樹脂により一体に
成形されていて、縦方向に2つ割された構成となってお
り、グリップ部2aが主杆1を両側より挾み込むようにな
っている。またグリップ部2aの両端にはバンド取付け部
2cが形成されていて、このバンド取付け部2cに捲装した
バンド3を止ねじ4により締め込むことにより、主杆1
に対してスロットルレバー本体2が固定されている。
また上記スロットルレバー本体2の枠状部2bは中空に形
成されていて、2つ割されたスロットルレバー本体2を
組立てる際内部に、バッテリとエンジンの間を接続する
ケーブル類5が挿通されている。
上記枠状部2bの付け根部には透孔2dが開口されていて、
これら透孔2dより上記ケーブル類5の両端側が延出され
ており、ケーブル類5の一端側は主杆1の中間部に設け
られたバッテリ15に、そして他端側はエンジン14に設け
られたセルスタータに接続されている。
一方図中7は上記エンジンの回転を制御するスロットル
レバーで、ほぼL字形をなしていて、屈曲部がピン8に
よりスロットルレバー本体2側に枢支されている。
上記スロットルレバー7の一端側はグリップ部2aと枠状
部2bが形成する円孔2e内へ突出されていて、グリップ部
2aを把持した状態で指先により回動操作できるようにな
っていると共に、スロットルレバー7の他端側は主杆1
に沿って設けられたスロットルワイヤ9を介してエンジ
ン14のスロットルに接続されている。
また図中10はスロットルレバー7に不用意に触れてもエ
ンジン14が加速するのを防止するロックレバーで、中間
部がピン11によりグリップ部2aに枢着されていて、一端
側にスロットルレバー7の他端側に係合する切欠10aが
設けられていると共に、他端側はグリップ部2aの外周面
より僅かに突出するようになっている。
なお図中12は非常停止釦である。
次に作用を説明すると、雑草などの刈払いに当ってスロ
ットルレバー本体2のグリップ部2aを把持するとロック
レバー10がピン11を中心に回動されて、ロックレバー10
の切欠10aがスロットルレバー7より外れるので、グリ
ップ部2aを把った手の指先でスロットルレバー7を操作
することにより、エンジンの回転を自由に制御すること
ができるようになる。そして、主杆1に取付けられたス
ロットルレバー本体2のグリップ部2aにほぼ弓形に枠状
部2bを突設して、この枠状部2b内に主杆1の中間部に取
付けられたバッテリ15とエンジン14を接続するケーブル
類5を挿通するようにしたから、従来のグリップ部内に
ケーブル類を挿通したものに比べてグリップ部の握り径
が大きくならないため、把持するのに大きな握力を必要
としない。このため、刈払機を長時間使用しても手が疲
れることがないと共に、グリップ部とケーブル類を同時
に握り込む必要がないためグリップ部の握り心地が悪く
なったり、グリップ部を握り替える毎にケーブル類を握
り込む操作も必要としないので、作業性も向上する。
またスロットルレバー7が枠状部2bにより囲まれるよう
になるため、スロットルレバー7を立木などにぶつけて
損傷するなどの不具合も解消することができる。
[考案の効果] この考案は以上詳述したように、刈払機の主杆に取付け
られたスロットルレバー本体のグリップ部にほぼ弓形に
枠状部を突設して、この枠状部内に主杆の中間部に取付
けられたバッテリとエンジンを接続するケーブル類を挿
通するようにしたので、グリップ部の握り径が比較的小
さくなり、このため、把持するのに大きな握力を必要と
しないので刈払機を長時間使用しても手が疲れることが
ないと共に、グリップ部とケーブル類を同時に握り込む
必要がないためグリップ部の握り心地が悪くなったり、
グリップ部を握り替える毎にケーブル類を握り込む操作
も必要としないので、作業性も向上し、またスロットル
レバーが枠状部により囲まれるようになるため、スロッ
トルレバーを立木などにぶつけて損傷するなどの不具合
も解消することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はスロットル
レバー本体の断面図、第2図は第1図II方向からの矢視
図、第3図は第1図III方向からの矢視図、第4図はこ
の考案の一実施例を装着した刈払機の斜視図である。 1……主杆、2……スロットルレバー本体、2a……グリ
ップ部、2b……枠状部、2e……円孔、5……ケーブル
類、7……スロットルレバー、14……エンジン、15……
バッテリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主杆の中間部に設けたバッテリにより主杆
    の後端に設けたエンジンの始動を行うと共に、上記バッ
    テリとエンジンの間の主杆に、エンジンの回転を制御す
    るスロットルレバーを有するスロットルレバー本体を設
    けた刈払機において、上記スロットルレバー本体をグリ
    ップ部と該グリップ部よりほぼ弓形に突設された枠状部
    より形成し、かつグリップ部と枠状部が形成する円孔内
    にスロットルレバーの先端を突出すると共に、バッテリ
    とエンジンの間を接続するケーブル類を上記枠状部内に
    挿通してなる刈払機のスロットルレバー装置。
JP8324090U 1990-08-08 1990-08-08 刈払機のスロットルレバー装置 Expired - Lifetime JPH0741305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8324090U JPH0741305Y2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 刈払機のスロットルレバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8324090U JPH0741305Y2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 刈払機のスロットルレバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0441216U JPH0441216U (ja) 1992-04-08
JPH0741305Y2 true JPH0741305Y2 (ja) 1995-09-27

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ID=31630740

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JP8324090U Expired - Lifetime JPH0741305Y2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 刈払機のスロットルレバー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5752435B2 (ja) * 2011-02-18 2015-07-22 リョービ株式会社 刈払機

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Publication number Publication date
JPH0441216U (ja) 1992-04-08

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