JPH074110A - ドーム屋根のリングビーム構造 - Google Patents

ドーム屋根のリングビーム構造

Info

Publication number
JPH074110A
JPH074110A JP4081095A JP8109592A JPH074110A JP H074110 A JPH074110 A JP H074110A JP 4081095 A JP4081095 A JP 4081095A JP 8109592 A JP8109592 A JP 8109592A JP H074110 A JPH074110 A JP H074110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring beam
dome roof
end part
circumferential direction
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4081095A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Minegishi
孝二 峯岸
Yoshinori Kawamura
佳則 川村
Takeshi Shirasago
健 白砂
Hirobumi Yamashita
博文 山下
Masamichi Yasunaga
正道 安永
Hitoshi Takeuchi
等 武内
Masanobu Kuroda
正信 黒田
Atsuo Imojima
淳生 妹島
Yoshiaki Imai
義明 今井
Minoru Nada
実 名田
Masatoshi Kato
正利 加藤
Takemasa Yamada
武正 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Mitsui Construction Co Ltd
Kajima Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Obayashi Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Mitsui Construction Co Ltd
Kajima Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Obayashi Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp, Mitsui Construction Co Ltd, Kajima Corp, Shimizu Construction Co Ltd, Obayashi Corp, Tokyo Gas Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP4081095A priority Critical patent/JPH074110A/ja
Publication of JPH074110A publication Critical patent/JPH074110A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドーム屋根を有する建築物のドーム屋根の十
分な強度を確保する。 【構成】 筒状側壁3の上部開口を覆って構築されるド
ーム屋根4の外周端部に形成されるリングビーム11の
上端部を円周方向へ亘って上方へ延在させてプレストレ
スの導入可能な範囲を拡大し、このリングビーム11へ
複数のPC鋼線7を張設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に低温液化ガス等
が貯蔵される地下タンク等のドーム屋根のリングビーム
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドーム屋根を有する構造物には、
ドーム屋根の外周端部にリングビームが設けられてい
る。ここで、ドーム屋根を有する構造物を、図2に示す
ように地中に埋設される地下タンクを例にとって説明す
る。
【0003】図に示すように、この地下タンク1は、コ
ンクリート製の底版2と、この底版2の周縁部から立設
されたコンクリート製の筒状側壁3と、この筒状側壁3
の上部開口を覆って構築されたドーム屋根4とから構成
されており、これら筒状側壁3の上にリングビーム5を
端部に持つドーム屋根4が載せられている。また、前記
筒状側壁3の外周側には、筒状側壁3及び底版2を構築
するための土留め及び止水を目的とした連壁6が設けら
れている。なお、この連壁6は筒状側壁3と一体化して
構築する場合もある。
【0004】また、図2に示すように、ドーム屋根4の
外周端部のリングビーム5には、円周方向へ複数のPC
鋼線7、7…を張設することにより、プレストレスが導
入されて、このドーム屋根4を支持している。なお、符
号8は、PC鋼線7、7…の端部を定着させるためにリ
ングビーム5の外周側に突出させたピラスターである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、筒状側壁3
の外周側に構築する連壁6は、施工時の止水を良好にす
るためにその上端部を地下水位面より高くして構築する
必要があるが、地下水位が高い場合、この連壁6の上端
部を高くするためには、リングビーム5の下方側を削減
せざるを得ず、このため、リングビーム5の断面積が小
さくなってしまう。つまり、このリングビーム5へ設置
するプレストレスの導入可能な範囲が狭められ、必要な
本数のPC鋼線7を張設することができなくなり、ドー
ム屋根4を支持することが困難になってしまうという問
題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ドーム屋根の十分な強度を確保することが可能なド
ーム屋根のリングビーム構造を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のドーム屋根の
リングビーム構造は、筒状の側壁の上部開口を覆って構
築されるドーム屋根の外周端部に設けられ、円周方向へ
複数のPC鋼線を張設することによりプレストレスが導
入されてなるリングビーム構造において、前記リングビ
ームは、その上端部が円周方向へ亘って上方へ延在され
てなることを特徴としている。
【0008】
【作用】この発明のドーム屋根のリングビーム構造によ
れば、リングビームの上端部が円周方向へ亘って上方へ
延在されたことより、このリングビームの断面積が拡大
され、このリングビームの円周方向へ張設するPC鋼線
の本数を増加することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のドーム屋根のリングビーム構
造の実施例を図によって説明する。なお、従来例と同一
構造部分には、同一符号を付して説明を省略する。図に
おいて、符号11は、本発明のドーム屋根のリングビー
ム構造が施されたリングビームである。このリングビー
ム11は、筒状側壁3の上部開口に構築されるドーム屋
根4の外周端部に形成されたものである。
【0010】このリングビーム11は、その上端部が円
周方向へ亘ってドーム屋根4の周縁部よりも上方へ延在
された形状に形成されている。即ち、このように、リン
グビーム11の上端部を円周方向へ亘って延在させるこ
とにより、リングビーム11の断面積が拡大されてい
る。
【0011】そして、この断面積が拡大されたリングビ
ーム11には、円周方向へ複数のPC鋼線7、7…を張
設することによりプレストレスが導入されており、この
プレストレスの導入により、ドーム屋根4及び筒状側壁
3の上端部の強度が確保されている。なお、符号12は
地下タンク1内に貯蔵されるLNG等を保冷すべくタン
クの内面に設けられた保冷材である。
【0012】このように、上記実施例のドーム屋根のリ
ングビーム構造によれば、リングビーム11の上端部を
円周方向へ亘って上方へ延在させたことより、この延在
させた分だけ断面積が拡大され、PC鋼線7、7…を張
設してプレストレスを導入することが可能な範囲を拡大
することができ、ドーム屋根4を極めて高強度な状態に
することができる。
【0013】これにより、施工時の土留め及び止水を良
好にすべく、リングビーム11の下方側を削減して筒状
側壁3の外周側に構築される連壁4の上端部の高さを高
くしたとしても、プレストレスの導入可能な範囲を十分
に確保することができ、極めて信頼性の高い地下タンク
1とすることができる。
【0014】なお、上記実施例では、ドーム屋根4を有
する地下タンク1を例にとって説明したが、このドーム
屋根のリングビーム構造が適用される構造物としては、
地下タンク1に限定されることなく、ドーム屋根を有す
る構造物であれば良いことは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のドーム
屋根のリングビーム構造によれば、下記の効果を得るこ
とができる。リングビームの上端部が円周方向へ亘って
上方へ延在されたことにより、このリングビームの断面
積が拡大され、このリングビームの円周方向へ張設する
PC鋼線の本数を増加することができ、ドーム屋根の強
度を大幅に向上させることができる。これにより、例え
ば、地下タンク等の構造物において、施工時の土留め及
び止水を良好にすべく、リングビームの下方側を削減し
て側壁の外周側に構築される連壁の上端部の高さを高く
したとしても、プレストレスの導入可能な範囲を十分に
確保することができ、極めて信頼性の高い地下タンクと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドーム屋根のリングビーム構造の一実
施例を説明するリングビームの断面図である。
【図2】ドーム屋根を有する地下タンクの構造を説明す
る地下タンクの断面図である。
【図3】ドーム屋根を有する地下タンクの構造を説明す
る地下タンクの平面図である。
【符号の説明】
3 筒状側壁(側壁) 4 ドーム屋根 7 PC鋼線 11 リングビーム
フロントページの続き (71)出願人 000206211 大成建設株式会社 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 (71)出願人 000174943 三井建設株式会社 東京都千代田区岩本町3丁目10番1号 (72)発明者 峯岸 孝二 千葉県市川市幸二丁目1番2号 サニーハ ウス南行徳B−213 (72)発明者 川村 佳則 東京都板橋区赤塚新町三丁目34番地 アー バンライフゆりの木通り東1号棟305号室 (72)発明者 白砂 健 東京都千代田区神田司町二丁目3番地 株 式会社大林組内 (72)発明者 山下 博文 東京都千代田区神田司町二丁目3番地 株 式会社大林組内 (72)発明者 安永 正道 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 武内 等 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 黒田 正信 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 妹島 淳生 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 今井 義明 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 名田 実 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 加藤 正利 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内 (72)発明者 山田 武正 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号 三 井建設株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の側壁の上部開口を覆って構築され
    るドーム屋根の外周端部に設けられ、円周方向へ複数の
    PC鋼線を張設することによりプレストレスが導入され
    てなるリングビーム構造において、 前記リングビームは、その上端部が円周方向へ亘って上
    方へ延在されてなることを特徴とするドーム屋根のリン
    グビーム構造。
JP4081095A 1992-04-02 1992-04-02 ドーム屋根のリングビーム構造 Withdrawn JPH074110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4081095A JPH074110A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 ドーム屋根のリングビーム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4081095A JPH074110A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 ドーム屋根のリングビーム構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074110A true JPH074110A (ja) 1995-01-10

Family

ID=13736836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4081095A Withdrawn JPH074110A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 ドーム屋根のリングビーム構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074110A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103498567A (zh) * 2013-10-12 2014-01-08 北京筑福国际工程技术有限责任公司 砌筑墙体内后增暗圈梁抗震加固方法及其加固结构
JP2014240553A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 株式会社Ihi 貯蔵タンクの施工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014240553A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 株式会社Ihi 貯蔵タンクの施工方法
CN103498567A (zh) * 2013-10-12 2014-01-08 北京筑福国际工程技术有限责任公司 砌筑墙体内后增暗圈梁抗震加固方法及其加固结构
CN103498567B (zh) * 2013-10-12 2015-08-05 北京筑福国际工程技术有限责任公司 砌筑墙体内后增暗圈梁抗震加固方法及其加固结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10597888B2 (en) Precast and prestressed concrete tank with temporary construction opening
US20090211186A1 (en) Double floor type inducing waterproof structure and green roof structure using the same
JPH074110A (ja) ドーム屋根のリングビーム構造
WO1986000952A1 (en) A tent having a structural frame made of tube
JP2007204939A (ja)
US4578908A (en) Fabric roof structure
KR970077028A (ko) 음극선관의 섀도 마스크용 평면부재 및 그것을 이용한 섀도 마스크의 제조방법
US10443261B2 (en) Mausoleum with sealed cylinder assemblies
KR200321389Y1 (ko) 지붕막 고정구조
JPH04258599A (ja) 地下埋設タンクの建設工法
JP2009155892A (ja) 地縄張り用シート
JP2018076112A (ja) 構築途中の円筒タンクの耐風補強方法
JP3082165B2 (ja) 円筒形構造物側壁頂部pc鋼材の配置方法
JP2689860B2 (ja) 地下式低温液化ガスタンクの屋根構造
JP3859185B2 (ja) 膜体を用いた天井壁の形成方法
JPH09165760A (ja) 開口部を有する地下構造体の耐土圧構造
JPH0742238A (ja) 屋根構造物及びその構築方法
US2464829A (en) Elevated tank
KR200380441Y1 (ko) 독립지지용 철구조 연돌 장치
JPH052672Y2 (ja)
JPS5987391A (ja) 原子炉設備の鋼製球状格納容器
JPH07216992A (ja) ケーブルドーム
JPH09287154A (ja) 既設構造物下地盤の強化方法
SU1530725A1 (ru) Резервуар дл хранени жидкости и способ его изготовлени
JPH08326360A (ja) 金属性空気膜構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608