JPH0741066A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JPH0741066A
JPH0741066A JP20833093A JP20833093A JPH0741066A JP H0741066 A JPH0741066 A JP H0741066A JP 20833093 A JP20833093 A JP 20833093A JP 20833093 A JP20833093 A JP 20833093A JP H0741066 A JPH0741066 A JP H0741066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
storage case
wall
pushing means
rod
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20833093A
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English (en)
Inventor
Atsumi Komori
敦巳 小森
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッケージを所定量突出させることのできる
収納ケースを提供すること。 【構成】 音楽情報等を集録したコンパクトディスク等
を収容するパッケージの出し入れが可能な収納ケース1
0。この収納ケース10は、本体ケース11と内壁12
とを備え、この内壁12には、所定の押圧力で軸方向長
さが段階的に変位可能な押し出し手段30が支持されて
いる。押し出し手段30のロッド部32に当接した状態
でパッケージ20が収納されるようになっており、この
状態でパッケージ20の出し入れ口21側にある端面を
指で押圧した時に、ロッド部32が所定量突出してパッ
ケージ20の端部を外側へ突き出すようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収納ケースに係り、更に
詳しくは、所定の情報が記録された光あるいは磁気ディ
スク等を収容したパッケージの出し入れを容易に行うこ
とが可能な収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、情報処理装置ないし機器の不偏的
な拡大に伴い、情報記録媒体としての光、磁気ディスク
などが大量に生産、販売されている。
【0003】この種の記録媒体は、通常は一枚毎に透明
なプラスチック製パッケージに収容されており、当該パ
ッケージの複数個をまとめて収納することができる箱型
の収納ケースが知られている。
【0004】図6には、一般に知られている収納ケース
が示されている。この図において、収納ケース60は、
背面壁61と、この背面壁61の周縁に連結された一対
の側壁62,63、頂壁64及び底壁65とにより構成
され、前記背面壁61と相対する領域が開口に設けられ
て、内部に一定の収容空間が形成されている。この収納
ケース60には、図7に示されるように、コンパクトデ
ィスク等の記録媒体を収容したプラスチック製パッケー
ジ67が出し入れ可能に収納され、これによってパッケ
ージ67を単一の収納ケース60内に多数枚収納するこ
とができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
収納ケース60にあっては、単に一端側が開口とされた
だけの箱型であり、図7のように隙間なくパッケージ6
7を収納した場合には、パッケージ67を一枚づつ取り
出す時に、その取り出しが比較的困難になるという不都
合があった。
【0006】そのため、隙間なく各パッケージ67を収
納せずに、各パッケージ67の間に一定の隙間、すなわ
ち指先が挿入できる隙間を確保可能な枚数のパッケージ
を収納することも可能であるが、その場合には、結果と
して収納ケース60の収納容量を減少させることとな
り、無駄を生ずるという不都合がある。また、音楽情報
等を記録したコンパクトディスクや、いわゆるワープロ
ソフト等を記録したフレキシブルディスク等の記録媒体
は、一般需要者において一度に多数購入することは殆ど
なく、経時的に購入されるのが一般的であり、従って、
これらのディスクを収容するパッケージは除々に貯まっ
て行くとというのが通常である。そのゆえ、前述のよう
な収納ケースに収納されるパッケージ67の数が一定数
に達しない場合には、収納ケース60内でパッケージ6
7が倒れる場合も生じ、外観上の体裁を損うという不都
合もある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
してなされたものであり、その目的は、収納されたパッ
ケージの取り出しを極めて容易に行うことができるとと
もに、収納容量も最大限に保つことができ、かつ、外観
上の体裁をも良好に維持することができる収納ケースを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体が収
容されたパッケージの出し入れが可能な形状を有する収
納ケースにおいて、前記パッケージの出し入れ口と相対
する位置に、所定の押圧力で軸方向長さが段階的に変位
可能な押し出し手段を配置する、という構成を採ってい
る。これによって、前述の目的を達成しようとするもの
である。
【0009】
【作用】前記パッケージを収納ケースに収納するに際し
ては、当該パッケージの一端縁を指先で摘んで持ち、そ
の反対側を収納ケースに向けてスライドさせながら挿入
することにより行われる。挿入されたパッケージの先端
面は前記押し出し手段に当接され、この時、押し出し手
段は軸方向長さが短くなるように変位する。
【0010】前記パッケージの取り出しを行うときに
は、出し入れ口側のパッケージ端面を指先で押圧する
と、この押圧力で押し出し手段は自身の軸方向長さを長
くするように変位し、これによって、パッケージの摘み
代が収納ケースから突出されることとなり、この突出し
たパッケージ部分を摘んで収納ケースからの取り出しが
可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1には本実施例に係る収納ケースの一部
を破断した全体の概略構成が示されている。この図にお
いて、収納ケース10は、全体的にプラスチック材料に
より形成されている。この収納ケース10は、本体ケー
ス11と、当該本体ケース11の内側に配置された内壁
12とを備えて構成されている。
【0013】前記本体ケース11は、背面壁13と、こ
の背面壁13の左右両縁に連なる一対の側壁15,16
と、背面壁13の上縁及び下縁に連なる頂壁18及び底
壁19とを備え、これらの側壁15,16、頂壁18及
び底壁19の反背面壁13側が開口とされてパッケージ
20の出し入れ口21が形成されている。
【0014】前記頂壁18及び底壁19の相対面には、
複数の突条22が前記出し入れ口21から背面壁13の
近傍位置まで形成されており、これらの各突条22間に
パッケージ20を案内する複数のレール25がそれぞれ
形成されている。この際、各突条22間の寸法L1は、
パッケージ20の厚さ寸法L2より僅かに大きく設定さ
れており、パッケージ20のスライド移動を阻害するこ
とがないようになっている。
【0015】前記内壁12は、図2にも示されるよう
に、頂壁18および底壁19間において、背面壁13と
平行となるように配置されている。この内壁12には、
当該内壁12の面方向と直交する方向に延びる2つの補
強壁26,26が一体的に設けられており、これらの補
強壁26の先端面が背面壁13の内面に当接されてい
る。この内壁12の上下両端縁には、前述の突条22に
対応した凹溝12Aがそれぞれ形成されている。これに
より、ケース本体11の出し入れ口21側から内壁12
を挿入して背面壁13の近傍位置にセットすることがで
きるようになっている。
【0016】また、内壁12の上下方向における中央部
には、前記レール25の形成数に対応した複数の押し出
し手段30が横方向一列に支持されている。この押し出
し手段30は、本体部31と、当該本体部31の軸方向
に沿って進退可能なロッド部32とからなり、ロッド部
32の先端面を押圧することによって本体部31からの
突出量が2段階に切り換えできるようになっている。こ
のロッド部32の変位構造は、例えば、ノック式ペンの
ノック部に採用されるような公知の構造によって構成す
ることができるが、同様の作用を奏する限り、形状的変
更を行うことができる。各押し出し手段30の固定は、
前記内壁12に適宜な孔を穿設しておき、この孔に本体
部31を圧入して固定することができる。この際、孔と
本体部31との間に接着剤を用いて両者を固定すること
も採用可能である。また、本体部31の反ロッド側端面
は背面壁13に当接されており、これによって押し出し
手段30の軸方向と直交する方向に当該押し出し手段3
0がガタつかないようになっている。
【0017】前記パッケージ20は、本実施例では、音
楽番組が集録されたコンパクトディスクを収容したプラ
スチック製のものを対象としているが、このパッケージ
20には、いわゆるワープロソフトを記録した磁気ディ
スク、あるいは、カセットテープ等のパッケージにおい
ても同様に適用することができる。
【0018】次に、本実施例におけるパッケージ20の
出し入れ要領について、図3ないし図5をも参照しなが
ら説明する。
【0019】パッケージ20を収納する際には、図3に
示されるように、パッケージ20をレール25に沿わせ
て矢印B方向に指で押し込めばよい。この時、各突条2
2によって形成されているレール25がパッケージ20
を案内するため、パッケージ20を両面から指で挟むよ
うにして押し込まなくてもパッケージ20の転倒が防止
される。
【0020】図3に示される状態からさらに指先でパッ
ケージ20を押し込むと、図4に示されるように、パッ
ケージ20の先端面が押し出し手段30のロッド部32
の先端面に当接して、当該ロッド部32を押し込むこと
となり、ロッド32が後退位置に達したことが指先で知
覚される。この状態で指先をパッケージ20から離す
と、図4に示される位置で、パッケージ20が収納ケー
ス10内に収納されることとなる。
【0021】パッケージ20を取り出す時には、当該パ
ッケージ20の出し入れ口21側に位置する端面を指先
で押し出し手段30に向けて押し込めばよい。このと
き、押し出し手段30のロッド部32が本体部31に対
して伸長して突出長さを大きくするように変位すること
となる。そして、この変位した軸方向長さ分が収納ケー
ス10に対するパッケージ20の突出量となり、この突
出した部分を容易に指先で摘むことが可能となり、これ
によって、パッケージ20の取り出しを行うことが可能
となる。
【0022】従って、このような実施例によれば、本体
ケース11における背面壁13の近傍に内壁12を設け
るとともに押し出し手段30を設け、この押し出し手段
30のロッド部32が2段階で突出長さを変位するもの
としたから、収納されたパッケージ20を取り出す時
に、パッケージ20の出し入れ口21側端面を指先で一
端押し込むことで、出し入れ口21側にあるパッケージ
20の端部を突出させることができ、取り出すべきパッ
ケージ20と隣り合うパッケージが存在していても、極
めて容易に取り出すことができる。
【0023】また、ケース本体11の頂壁18および底
壁19には多数の突条22を設けてレール25を形成し
たから、収納されるパッケージ20の数が少ない状態で
あっても、当該パッケージ20が転倒するという虞も有
効に回避可能となる。
【0024】さらに、押し出し手段30は、内壁12に
支持されているとともに、その本体部31の反ロッド側
端面が背面壁13に当接されているため、パッケージ2
0の押し込み力が加えられることによる位置ずれ等も全
く生ずることがなく、長期使用に十分に耐えることもで
きる。
【0025】なお、前記実施例においては、押し出し手
段30が内壁12の上下方向中央部に配置される例につ
いて図示、説明したが、本発明はこれに限らず、押し出
し手段30の配置位置は、上下何れかの方向にシフトし
ても同様に実施することが可能である。
【0026】また、前記押し出し手段30を支持する内
壁12は、必ずしも設けなくともよく、この場合、各押
し出し手段30を背面壁13に支持させる構成としても
よい。背面壁13に押し出し手段30を支持させる際に
は、背面壁13に適宜な孔を穿設し、この孔に押し出し
手段30を支持させる他、当該孔を設けることなく押し
出し手段30の本体部31端面と背面壁13内面とを接
着固定すること等が例示される。このような構成とすれ
ば、構造の簡易化及び部品点数の削減が図れるという利
点がある。
【0027】さらに、本実施例では、収納ケース10の
長手方向が全体として横向きとされた態様を図示した
が、この収納ケース10は、図示の状態から90度転回
させて、所謂縦置きとしても差し支えない。この場合に
おいても、レール25を形成する各突条22の存在によ
って、所望のパッケージ20取り出しの際に、他のパッ
ケージ20に何等干渉することなく取り出し可能とな
る。
【0028】また、前記収納ケース10は、プラスチッ
ク製に限らず、木製あるいは金属製等、種々の材料によ
って形成することができる。材料の適宜な選択によっ
て、多様な需要者のニーズに十分に対応することが可能
となる。
【0029】さらに、収納ケース10を構成する本体ケ
ース11は、一体成形品として形成する場合の他、背面
壁13を別体として構成すること等、成形上の変更を行
ってもよい。この場合には、内壁12をパッケージ20
の反取り出し口側から挿入することが可能となり、従っ
て、内壁12の上下両端縁における突条22に対応した
凹溝12Aの形成を省略することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、か
つ、作用するので、これによると、収納されたパッケー
ジの取り出しを極めて容易に行うことができるととも
に、収納容量も従来品に比べて最大限に保つことがで
き、かつ、外観上の体裁をも良好に維持することができ
る、という従来にない優れた効果を奏する収納ケースを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納ケースの実施例を一部を破断
して示す外観構成図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】前記実施例の作用説明図である。
【図4】前記実施例の作用説明図である。
【図5】前記実施例の作用説明図である。
【図6】従来の収納ケースを示す斜視図である。
【図7】パッケージを収納した従来の収納ケースを示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 収納ケース 11 本体ケース 12 内壁 13 背面壁 20 パッケージ 25 レール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が収容されたパッケージの出し
    入れが可能な形状を有する収納ケースにおいて、前記パ
    ッケージの出し入れ口と相対する位置に、所定の押圧力
    で軸方向長さが段階的に変位可能な押し出し手段を配置
    したことを特徴とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記収納ケースは、複数個のパッケージ
    が収納可能に設けられるとともに、各パッケージ毎の出
    し入れを案内するレールを備えていることを特徴とする
    請求項1記載の収納ケース。
  3. 【請求項3】 前記押し出し手段は、レール形成数に対
    応して設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記収納ケースは背面壁を備えていると
    ともに、この背面壁と所定間隔を隔てた内壁を備え、こ
    の内壁部分に前記押し出し手段が支持されていることを
    特徴とする請求項1ないし3の何れか一項記載の収納ケ
    ース。
JP20833093A 1993-07-30 1993-07-30 収納ケース Withdrawn JPH0741066A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20833093A JPH0741066A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20833093A JPH0741066A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0741066A true JPH0741066A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16554485

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20833093A Withdrawn JPH0741066A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 収納ケース

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JP (1) JPH0741066A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11723999B2 (en) 2019-10-30 2023-08-15 Aromajoin Corporation Aroma cartridge, aroma display and method of loading and unloading aroma display with aroma cartridge

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001003