JPH0740887A - 船の人力推進装置 - Google Patents
船の人力推進装置Info
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- JPH0740887A JPH0740887A JP18027392A JP18027392A JPH0740887A JP H0740887 A JPH0740887 A JP H0740887A JP 18027392 A JP18027392 A JP 18027392A JP 18027392 A JP18027392 A JP 18027392A JP H0740887 A JPH0740887 A JP H0740887A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 大きな推進力を生み出し、船を進めると共
に、後退も簡単且つ容易に操作できる人力推進装置を提
供する。 【構成】 支柱棒4の下端を前記摺動体に垂直に軸着
し、支柱棒4の上端にハンド棒受7を固定し、ハンド棒
8の球状先端部を嵌合する。ハンド棒8を環状ハンド棒
受9及び廻止10に挿通した状態で設け、環状ハンド棒
受9の下端に継手59を介して作動棒11の一端を軸支
する。作動棒11の他端を作動腕13の先端部に蝶番1
4を介して連結する。ハンド棒8にハンドル40を設
け、ハンドル40と切換装置42との間をフレキシブル
シャフト41で連結し、切換装置42と方向調節装置3
2との間をフレキシブルシャフト43で連結する。
に、後退も簡単且つ容易に操作できる人力推進装置を提
供する。 【構成】 支柱棒4の下端を前記摺動体に垂直に軸着
し、支柱棒4の上端にハンド棒受7を固定し、ハンド棒
8の球状先端部を嵌合する。ハンド棒8を環状ハンド棒
受9及び廻止10に挿通した状態で設け、環状ハンド棒
受9の下端に継手59を介して作動棒11の一端を軸支
する。作動棒11の他端を作動腕13の先端部に蝶番1
4を介して連結する。ハンド棒8にハンドル40を設
け、ハンドル40と切換装置42との間をフレキシブル
シャフト41で連結し、切換装置42と方向調節装置3
2との間をフレキシブルシャフト43で連結する。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、人力による船の推進
装置に関するものである。 (従来技術) 現在、この種の装置としては、例えば和
船に使用されている櫓と、ボート,カッターに使用され
ているオールとを挙げることができる。そして、櫓を使
用した船は、主として沿岸漁業に使用されている。一
方、オールを使用した船は、2,3人乗りのボートから
カッターまでと幅広く使用されている。しかしながら、
櫓を使用した船は、櫓の操作に熟練した人であれば自在
に操縦することができるが、櫓の操作を習得するには長
期間を要するという問題点がある。また、櫓を使用した
船は、オールを使用した船ほど推進効力が良くないとい
う問題点がある。一方、オールを使用した船は、誰にで
も簡単に操縦することができる反面、水中でオールをひ
とかきするためには、使用者が全身運動によりオールを
漕がなければならず、その結果、甚だ体力を消耗すると
いう問題点がある。また、左右両側にオールを設けてい
るので、船上での作業に不向きであるという問題点があ
る。 (発明が解決しようとする課題) そこで本出願人は、
上記のような問題を解決することを目的として先に出願
した実開昭62−71097号公報記載の考案に着目し
た。該考案は、船の推進装置を、両端部が伸縮自在に設
けられ、その中間部を支点として駆動装置により回転す
る回転棒と、その伸縮する回転棒の端部に一端が回動自
在に取付けられ、他端が該回動軸の回転に伴い左右交互
の回動を起こす軸棒に蝶番を介して固着された連結棒
と、前記軸棒と歯車によって連結され軸棒の左右交互の
回動に追動し横振り作動を起こす尾びれ状推進板とによ
り構成したものである。しかしながら、上記のように構
成された船の推進装置においては、駆動装置により回転
する回転棒を駆動軸として、その動力が尾びれ状推進板
に伝達されるように原動機の力を利用したものであるの
で、駆動軸である前記回転棒を人力で回転させるには無
理がある。本発明は、従来技術の上記のような問題点に
鑑み、人力により大きな推進力を生み出して船を進める
ことができると共に、操舵動作をも簡単に行うことがで
きる一方、船の旋回性能及び停止機能を向上させること
ができ、また、船の後退も簡単にでき、かつ、誰にでも
容易に操作することのできる船の人力推進装置を提供す
ることを目的とするものである。 (課題を解決するための手段) このため本発明では、
船の人力推進装置を、支柱受摺動装置と、該支柱受摺動
装置を支点として扇状に揺動する支柱棒と、該支注棒の
先端に嵌合されたハンド棒と、一端が該ハンド棒の途中
に軸着され、前記支柱棒の途中を支点として作動する作
動棒と、該作動棒の他端に連結され、前記ハンド棒の水
平往復移動に追動して回動する推進板作動軸と、該推進
板作動軸に設けられ、推進板作動軸の左右交互の回動に
追動して横振り作動する尾びれ推進板と、前記ハンド棒
に軸着されたハンドルと、該ハンドルに連結された切換
装置と、該切換装置に連結されて前記推進板作動軸の上
端に設けられた方向調節装置とにより構成するようにし
たものである。 (実施例)以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本発明に係る船の人力推進装置を船尾に
搭載した状態を示す平面図、第2図は第1図の正面図、
第3図は切換装置の平面図、第4図は第3図におけるA
−A断面図、第5図は方向調節装置の一部を破断した状
態を示す正面図、第6図は方向調節装置の一部を破断し
た状態を示す右側面図、第7図は支柱受摺動装置の分解
斜視図、第8図は支柱受摺動装置と支柱棒とハンド棒と
の作動状態を示す左側面図、第9図は尾びれ推進板周り
の正面図、第10図は第9図におけるB−B断面図、第
11図は摺動台周りの拡大正面図、第12図は方向調節
装置の平面図、第13図は切換装置の他の実施例を示す
正面図、第14図はその左側面図、第15図はその平面
図、第16図は第15図の一部を破断した状態を示す平
面図である。第1図,第2図に示すように、船尾には、
人力推進装置のフレーム1が固定されている。ここで、
フレーム1は、平面形状が面長な略長方形をした上面板
1aと、平面形状が該上面板1aより短い略長方形をし
た下面板1bと、人力推進装置取付板1cと、正面板1
dと、背面板(図示せず)と、2枚の側面板1e,1e
とにより構成されている。前記上面板1aと下面板1b
とには、左右長辺の略中央部に延出部2がそれぞれ形成
されている。また、上面板1aには、その前端部を折曲
げることにより、該上面板1aよりも低い位置に支柱受
摺動装置支持板1fが一体に設けられている。そして、
該支柱受摺動装置支持板1fには、その上面に支柱受摺
動装置3が固定されている。第1図,第7図,第8図に
示すように、前記支柱受摺動装置3は、摺動台3aと、
該摺動台3a上を摺動する摺動体3fとにより構成され
ている。前記摺動台3aの平面形状は、その長辺部が半
径の異なる円弧からなる略長方形であり、外側長辺部と
内側長辺部とには、それぞれ板ギヤ3b,3cが設けら
れている。ここで、該板ギヤ3b,3cは、その凹円弧
状の歯面を上向きにして設けられている。また、板ギヤ
3b,3cの内側には、それぞれ該板ギヤ3b,3cに
近接してガイド壁3d,3eが設けられている。ここ
で、ガイド壁3d,3eは、その上面が凹円弧状に形成
されていると共に、その上端に沿って水平に延出したガ
イド3m,3nを有している。前記摺動体3fは、前記
板ギヤ3b,3cに歯合する2枚の扇形ギヤ3g,3h
と、該2枚の扇形ギヤ3g,3hを連結する連結体3i
と、後述する支柱棒4aとから構成されており、これら
は固定軸3lによって一体に組合わされている。尚、連
結体3iの外側両端には回転リング3j,3kがそれぞ
れ設けられており、該回転リング3j,3kを前記ガイ
ド3m,3nに添わせることにより、連結体3iを前記
ガイド壁3d,3eに沿ってスムーズに摺動させること
ができるようにされている。第2図,第7図,第8図に
示すように、支柱棒4は、3本の支注棒4a,4b及び
4cを順番に連結して構成されている。そして、支柱棒
4aの下端は、前記摺動体3fに垂直に軸着されてい
る。また、支柱棒4aの上端と支注棒4bの下端との間
には、O型の形状をした支柱高調節金具5が接続されて
おり、支注棒4bの上端と支柱棒4cの下端との間に
は、環状作動棒受6が固定されている。さらに、支柱棒
4cの上端には、ハンド棒受7が固定されており、該ハ
ンド棒受7には、ハンド棒8の球状先端部が嵌合されて
いる。尚、該ハンド棒8は、環状ハンド棒受9及び廻止
10に挿通された状態で設けられている。前記環状ハン
ド棒受9の下端には、継手59を介して作動棒11の一
端が軸支されており、該作動棒11は、前記環状作動棒
受6に挿通された状態で、前記上面板1aの左側延出部
2の前面中央部まで達している(第1図参照)。第1
図,第2図に示すように、前記上面板1aの左側延出部
2の前面中央部には、支柱軸12が立設されており、該
支柱軸12の上端に軸着された作動腕13の先端部に
は、蝶番14を介して前記作動棒11の他端が連結され
ている。作動腕13には、その軸中心部上にチェーンホ
イール15が固定されている。また、前記フレーム1に
は、下面板1bから上面板1aの略中央部を貫通して支
柱軸17が軸支されており、該支柱軸17の上端にはチ
ェーンホイール18が固定されている。そして、該チェ
ーンホイール18は、チェーン16を介して前記チェー
ンホイール15と連結されている。前記支柱軸17の下
部には、小型扇形ギヤ19がフレーム1の長手方向の中
心線に合わせて固定されている。前記上面板1aと板面
板1bとの間には、前記小型扇形ギヤ19の前方に支軸
20が軸支されており、該支軸20の下端には小型扇形
ギヤと大型扇形ギヤとからなる変形複合ギヤ21が固定
されている。そして、該変形複合ギヤ21の小型扇形ギ
ヤ部分は、前記小型扇形ギヤ19と相対向して歯合した
状態にされている。また、上面板1aと下面板1bとの
間には、前記変形複合ギヤ21の前方に支柱軸22が軸
支されており、該支柱軸22の下端には平ギヤ23が固
定されている。そして、該平ギヤ23は、前記変形複合
ギヤ21の大型扇形ギヤ部分と歯合した状態にされてい
る。さらに、前記支柱軸22には、その上端に平ギヤ2
4が固定されており、該平ギヤ24は、その左右両側に
位置する小型平ギヤ25a,25bと歯合した状態にさ
れている。ここで、フレーム1には、その長手方向の中
心線に対し左右対称に同一の機構が配置されているの
で、以下、船首に向かって左側部分に配置される機構を
中心に説明する。第1図,第2図に示すように、前記小
型平ギヤ25aの軸25cは、その上端が上面板1a上
に突出して設けられており、該突出部にはクランク円板
26aが固定されている。このクランク円板26aに
は、その下面に略直方体状のバランス60が固着されて
いる。また、このクランク円板26aには、その上面周
縁部に連結支柱27が設けられており、該連結支柱27
にはクランクロッド28の一端が軸着されている。この
クランクロッド28の他端には、筒状軸受28aが形成
されており、該筒状軸受28aは、上面板1aの左後部
に固定された摺動台29内に存する摺動体30に軸着さ
れている(第11図参照)。ここで、摺動台29は、そ
の側面が略コの字状に形成されており、その上下にはレ
ール部29a,29aが設けられている。そして、前記
摺動体30は、該レール部29a,29aに沿って摺動
するようにされている。第1図,第6図,第11図,第
12図に示すように、前記摺動体30の角孔部分30a
には、作動駒61が水平回動自在に軸支されており、該
作動駒61の横中心孔(図示せず)には作動棒31の一
端が挿入されている。そして、該作動棒31の他端は上
面板1aの延出部2の方向に水平に突出して方向調節装
置32の側面32aに固定されている。第1図,第2
図,第5図に示すように、前記方向調節装置32の底板
の下面32bには、円筒中軸33の上端部が固定されて
いる。前記延出部2には、円筒外軸34の上端がボルト
によって固定されており、該円筒外軸34の中空部には
前記円筒中軸33が挿通されている。これにより、方向
調節装置32は、水平回動自在にされている。また、前
記方向調節装置32の底板の上面32cから前記円筒中
軸33の中空部を挿通させて推進板作動軸35が設けら
れており、該推進板作動軸35の上端には傘ギヤ53が
固定されている。ここで、前記推進板作動軸35の下端
部分は六角軸36となっている(第9図,第10図参
照)。第9図,第10図に示すように、前記六角軸36
には、平面略C字状の円板からなる尾びれ推進板取付金
具37が取付られている。この尾びれ推進板取付金具3
7の両側周辺の突出部37aには、両外側から先端の丸
い調節ネジ37bが装着されている また、この尾びれ
推進板取付金具37の中央部には、その上下にそれぞれ
接続金具装着突出部37c,37cが形成されている。
接続金具38は、略直方体状に形成されており、その中
心には水平回動軸38aが設けられている。そして、該
水平回動軸38aを前記接続金具装着突出部37c,3
7cに軸着することにより、接続金具38は、尾びれ推
進板取付金具37に水平回動自在に取付けられている。
尚、尾びれ推進板取付金具37と接続金具38との間に
は、間隙37dが形成されている。また、前記接続金具
38には、その後端部に逆コ字状の尾びれ推進板装着突
出部38b,38bが形成されている。尾びれ推進板3
9は、その正面形状が楕円形をしており、接続金具38
と接続される先端部分には水平回動軸39aが設けられ
ている。そして、該水平回動軸39aを前記推進板装着
突出部38b,38bに軸着することにより、尾びれ推
進板39は接続金具38に水平回動自在に取付けられて
いる。尚、尾びれ推進板39の先端部分と接続金具38
との間には、間隙39bが形成されている。以上が本発
明に係る推進装置の作動機構の構成を説明したものであ
る。次に操舵機構の構成について説明する。第2図に示
すように、操舵機構は、ハンドル40と切換装置42と
の間をフレキシブルシャフト41で連結し、切換装置4
2と方向調節装置32との間をフレキシブルシャフト4
3で連結することにより構成されている。前記ハンドル
40は、ハンド棒8の先端下側に設けられた2本のハン
ドル軸受40aに軸支されている。このハンドル40の
回転軸の後端には、フレキシブルシャフト41の一端が
固定されており、該フレキシブルシャフト41の他端
は、切換装置42の前端部に突出している変換主軸42
cに固着されている(第3図,第4図参照)。第3図,
第4図に示すように、切換装置42の箱体42aには、
その内部に変換主軸支持板42bが立設されている。そ
して、該変換主軸支持板42bの上部と箱体42aの前
面板上部との間には、前記変換主軸42cが摺動自在に
挿通されている。また、前記変換主軸42cには、その
略中央部に平ギヤ42dが固着されており、平ギヤ42
dの下側には、該平ギヤ42dと歯合する平ギヤ42e
が軸支されている。さらに、平ギヤ42eの下側には、
平ギヤ42fが設けられている。該平ギヤ42fの回転
軸は、前記変換主軸支持板42bの下部を貫通してお
り、その先端には傘ギヤ42gが固定されている。ま
た、前記箱体42aの内部には、その略中央部に回転軸
42hが軸支されており、該回転軸42hの中ほどには
傘ギヤ42iが固定されている。そして、該傘ギヤ42
iは、前記傘ギヤ42gと歯合した状態にされている。
また、前記回転軸42hには、その上部にウォームギヤ
42jが固定されており、該ウォームギヤ42jの左右
両側には、ウォームギヤ42jと歯合するウォームホィ
ール42k1,42k2がそれぞれ固定されている。該
ウォームホィール42k1,42k2には、それぞれク
ラッチ回転板42m1,42m2が一体に設けられてお
り、その軸の一端にはそれぞれ平ギヤ42l1,42l
2が固定されている。また、ウォームホィール42
k1,42k2の軸の他端部には、それぞれ前記クラッ
チ回転板42m1,42m2に相対向させてクラッチカ
ップリング42n1,42n2が摺動自在に設けられて
いる。そして、通常、クラッチカップリング42n1,
42n2は、クラッチ回転板42m1,42m2と噛み
合わない状態に保持されている。前記箱体42aの外側
前面部には、略L字状の作動支持板42pの中央部が軸
支されており、該作動支持板42pの上端には、前記変
換主軸42cに固定された切換作動板受金具42rが軸
着されている。同じく、前記箱体42aの外側前面部に
は、略L字状の切換作動板42qが軸支されており、該
切換作動板42qの一端は前記作動支持板42pの下部
に回動自在に連結されている。さらに、作動支持板42
pの下端には、クラッチ連結棒42sの一端が回動自在
に連結されている。該クラッチ連結棒42sは、前記箱
体42aの底面下に配置されており、その他端は箱体4
2aの右側面下方から突出してクラッチ切換板42uの
下端に回動自在に連結されている。箱体42aには、そ
の外側後面部に水平支柱62が設けられており、該水平
支柱62の先端には前記クラッチ切換板42uの略中央
部が軸支されている。また、クラッチ切換板42uの上
端は、クラッチ連結横板42tの中央に連結されてい
る。そして、このクラッチ連結横板42tの左右両端
は、摺動軸42w1,42w2の先端に連結されてい
る。ここで、摺動軸42w1,42w2には、U字型金
具42v1,42v2が固定されており、該U字型金具
42v1,42v2は、前記クラッチカップリング42
n1,42n2に設けられた摺動金具受環状溝42
o1,42o2に嵌合された状態にされている。第2図
ないし第4図に示すように、前記ウォームホィール42
k1,42k2の軸には、フレキシブルシャフト43の
一端が固定されており、該フレキシブルシャフト43の
他端は、前記摺動台29の前部から張り出して固定され
た支持アーム44(第1図参照)を経て方向調節装置3
2の上部に水平に軸支されたユニバーサルジョイント4
5の一端に固定されている(第5図参照)。第5図,第
6図に示すように、前記ユニバーサルジョイント45に
は、その後端にチェーンホィール46が固定されてい
る。前記方向調節装置32の内部には、その上部に前記
ユニバーサルジョイント45と平行にウォームギヤ49
が軸支されており、該ウォームギヤ49の軸端にはチェ
ーンホィール48が固定されている。そして、該チェー
ンホィール48は、チェーン47を介して前記チェーン
ホィール46と連結されている。また、前記方向調節装
置32の内部には、その略中央部にホィールギヤ50が
軸支されており、該ホィールギヤ50は前記ウォームギ
ヤ49と歯合した状態にされている。ここで、ホィール
ギヤ50の軸とウォームギヤ49の軸とは、互いに直交
した状態にある。前記ホィールギヤ50の軸の一端に
は、傘ギヤ51が固定されており、他端にはチェーンホ
ィール52が固定されている。方向調節装置32内の前
記推進板作動軸35の上端には、傘ギヤ53が固定され
ており、該傘ギヤ53は前記傘ギヤ51と歯合した状態
にされている。また、前記方向調節装置32内の上部に
は、チェーンホィール55が軸支されており、該チェー
ンホィール55は、チェーン54を介して前記チェーン
ホィール52と連結されている。このチェーンホィール
55の軸端には、傘ギヤ56が固定されており、該傘ギ
ヤ56は、方向調節装置32内の上部に垂直に軸支され
た傘ギヤ57と歯合した状態にされている。そして、こ
の傘ギヤ57の軸には、その上端に舵方向指示板58が
固定されており、これにより舵方向を確認することがで
きるようにされている。尚、前記クラッチカップリング
42n2には、上記とほぼ同じ機構が接続されているの
で、説明を省略する。次に本実施例の作用について説明
する。第1図に示すように、使用者がハンド棒8の先端
部を把持して矢印Iのように往復操作すると、環状ハン
ド棒受9に軸着されている作動棒11は一点鎖線イのよ
うに移動する。このとき、ハンド棒8が嵌合されている
支柱棒4は、摺動体3fに垂直に軸着されているので、
使用者は、ハンド棒8を第8図の実線ロに示すような一
定の軌跡で往復水平運動させることができる。第1図,
第2図に示すように、以上の動作により伝達された運動
は、作動腕13の軸中心部上に固定されたチェーンホィ
ール15により回転運動に変換され、この回転運動はチ
ェーン16を介してチェーンホィール18に伝達され
る。さらに、この運動は、チェーンホィール18と同軸
の小型扇型ギヤ19から変形複合ギヤ21,平ギヤ2
3,24,25a,25bを経てクランク円板26a,
26bに伝達される。ここで、フレーム1には、長手方
向の中心線に対し左右対称に同一の機構が配置されてい
るので、以下、船首に向かって左側部分に配置される機
構を中心に作用を説明する。前記クランク円板26aま
で伝達された円運動は、クランク円板26aの上面周縁
部に設けられた連結支柱27と摺動台29内の摺動体3
0とをクランクロッド28によって連動させることによ
り、摺動体30による前後水平運動に転換される(第1
1図)。そして、上面板1aの延出部2に軸着された方
向調節装置32の側面32aに作動棒31の先端が固定
されているので、前記摺動体30の前後水平運動に伴っ
て作動棒31が移動すると、方向調節装置32は水平に
回動する。その結果、前記方向調節装置32の底板32
b下に固定されている推進板作動軸35が追動し、該推
進板作動軸35の下端に尾びれ推進板取付金具37を介
して取付けられている尾びれ推進板39が横振り作動す
る。ここで、尾びれ推進板取付金具37と接続金具38
と尾びれ推進板39との各接続部分には、それぞれ左右
対称に間隙37d,39bが形成されているので(第1
0図参照)、尾びれ推進板39が横振り作動するときに
全体がしなり、その結果、推進力が高まることになる。
次に、推進装置の操舵機構の作用について説明する。ま
ず、切換装置42内における平ギヤ42dと平ギヤ42
l1,42l2とが歯合した状態について説明する(第
3図,第4図参照)。ハンド棒8の先端に設けられたハ
ンドル40(第2図)を右方向に回転させると、該ハン
ドル40にフレキシブルシャフト41を介して連結され
た変換主軸42cの平ギヤ42dは、船尾に向かって右
回りに回転する。一方、前記平ギヤ42dに平ギヤ42
l1,42l2を介して連結されているクラッチカップ
リング42n1,42n2の各軸は、船尾に向かってそ
れぞれ左回りに回転する。このクラッチカップリング4
2n1,42n2の各軸の回転は、フレキシブルシャフ
ト43を介してユニバーサルジョイント45に船尾に向
かって左回りの回転として伝達される(第2図参照)。
さらに、第5図,第6図に示すように、このユニバーサ
ルジョイント45の回転は、チェーン47を介してウォ
ームギヤ49に伝達された後、該ウォームギヤ49と歯
合状態にあるウォームホィール50に伝達される。そし
て、ウォームホィール50と同軸上の傘ギヤ51を経
て、該傘ギヤ51と歯合状態にある傘ギヤ53に船尾に
向かって右回りの回転として伝達される。この傘ギヤ5
3には、前記推進板作動軸35の上端が固定されている
ので、推進板作動軸35が船底に向かって右回りに回転
することにより、推進板作動軸35の下端に固定されて
いる尾びれ推進板39(第2図)の通常位置に対する角
度は、船首に向かって左に変位する。その結果、船を進
行方向に対して左に操舵することができる次に、第4図
に示すように、切換作動板42qを矢印IIのように下
げると、作動支持板42pが一点鎖線ハのように移動す
るので、該作動支持板42pに切換作動板受金具42r
を介して連結された変換主軸42cを船首に向かって摺
動させることができる。このとき、平ギヤ42dは、平
ギヤ42l1,42l2から離れ、平ギヤ42eと歯合
した状態となる。一方、作動支持板42pの下端にその
一端が連結されたクラッチ連結棒42sは、矢印III
のように移動し、その他端に下端が連結されたクラッチ
切換板42u1,42u2は一点鎖線ニのように移動す
る。すると、クラッチ切換板42u1,42u2の上端
が軸着された摺動軸42w1,42w2上のU字型金具
42v1,42v2によってクラッチカップリング42
n1,42n2とクラッチ回転板42m1,42m2と
が噛み合い、動作を伝達できる状態となる。第2図ない
し第4図に示すように、この状態で前記ハンドル40を
右方向に回転させると、該ハンドル40にフレキシブル
シャフト41を介して連結されている変換主軸42cの
平ギヤ42dは、船尾に向かって右回りに回転する。以
下、この回転は、平ギヤ42e,平ギヤ42f,該平ギ
ヤ42fの軸端の傘ギヤ42g,回転軸42hの中ほど
に固定された傘ギヤ42i,ウォームギヤ42jを経
て、ウォームホィール42k1,42k2にそれぞれ船
尾に向かって左回り,右回りの回転として伝達される。
そして、ウォームホィール42k1,42k2と一体の
クラッチ回転板42m1,42m2からクラッチカップ
リング42n1,42n2を経て、左右のフレキシブル
シャフト43,43に固定されたユニバーサルジョイン
ト45,45に船首に向かってそれぞれ左回り,右回り
の回転として伝達される。以下、ウォームホィール42
k1からの回転は、ユニバーサルジョイント45から推
進板作動軸35へと伝達され、該推進板作動軸35に取
付けた左側尾びれ推進板39を船首に向かって左に回動
させる。一方、ウォームホィール42k2からの回転
は、前述と同じ機構経路で伝達されるが、右回りである
ので、推進板作動軸35に取付けた右側尾びれ推進板3
9は船首に向かって右に回動する。従って、ハンドル4
0を右に連続回転させれば、尾びれ推進板39は、第1
図の矢印Vのように船の外側へと回動してブレーキとな
る。さらにハンドル40を回転させれば、左右の尾びれ
推進板39を所定の位置とは反対の位置に設定すること
ができるので、この状態でハンド棒8をそのまま左右水
平往復運動させれば船を後退させることができる。尚、
第3図,第4図に示すように、上記実施例では、切換装
置42の構造が非常に複雑となっているが、以下のよう
な構造でも同様な動作を行わせることができるので、こ
れにつき簡単に説明する。第13図ないし第16図に示
すように、切換装置70の枠体70aには、その内部に
変換主軸支持板70bが立設されている。そして、該変
換主軸支持板70bと枠体70aの前面板との間には、
前述したフレキシブルシャフト41と連結された変換主
軸70cが軸支されている。変換主軸70cには、その
略中央部に平ギヤ70dが固定されており、該平ギヤ7
0dは、その左側に軸支された平ギヤ70eと歯合した
状態にされている。ここで、平ギヤ70eの軸は、枠体
70aの前面板と後面板との間に軸支されており、枠体
70aの後面板から突出した軸端には、前述した左側の
フレキシブルシャフト43が連結されている。このた
め、ハンドル40の操作によってフレキシブルシャフト
41を回転させれば、左側のフレキシブルシャフト43
は、フレキシブルシャフト41とは逆方向に回転するこ
とになる。また、前記枠体70aの上面には、揺動片7
0fの略中央部が軸支されており、該揺動辺70fの一
端部には平ギヤ70gが軸支されている。また、前記平
ギヤ70dの右側には、平ギヤ70hが軸支されてお
り、通常、前記平ギヤ70gは、該平ギヤ70hと前記
平ギヤ70dとの双方に歯合した状態にされている。
尚、平ギヤ70gと平ギヤ70h、70dとの歯合状態
は、前記揺動片70fの他端部をスプリング70iによ
り上方に付勢することにより達成されている。そして、
このように平ギヤ70h、70d間に平ギヤ70gを介
在させたことにより、ハンドル40の操作によってフレ
キシブルシャフト41を回転させれば、平ギヤ70hの
軸はフレキシブルシャフト41と同方向に回転する。す
なわち、平ギヤ70hの軸に連結された右側のフレキシ
ブルシャフト43をフレキシブルシャフト41と同方向
に回転させることができる。前記枠体70aには、その
略中央部に縦軸70jが軸支されており、該縦軸70j
の中ほどには扇型ギヤ70kが固定されている。また、
前記平ギヤ70hの軸には、円柱ラックギヤ70lが固
定されており、該円柱ラックギヤ70lの溝には前記扇
型ギヤ70kが係合した状態にされている。さらに、前
記縦軸70jは、その上端が枠体70aの上面に突出し
た状態にされており、該突出端には略L字状のギヤ変換
棒70mの一端が固定されている。また、ギヤ変換棒7
0mは、その途中が前記揺動片70fと一体の係合辺7
0nと係合した状態にされており、ギヤ変換棒70mを
第15図の矢印VIのように操作することにより、前記
揺動片70fを揺動させて平ギヤ70gを平ギヤ70
h,70dから離す一方、縦軸70jを回転させ、扇型
ギヤ70k,円柱ラックギヤ70lを介して平ギヤ70
hの軸を船尾方向に摺動させて平ギヤ70hと平ギヤ7
0dとを歯合状態にすることができる。そして、この状
態において、ハンドル40の操作によりフレキシブルシ
ャフト41を回転させれば、左右のフレキシブルシャフ
ト43を共にフレキシブルシャフト41とは逆方向に回
転させることができる。 (発明の効果) 本発明では、以上のようにして船の人
力推進装置を構成したので、この人力推進装置を船に装
備することにより、人力によって大きな推進力を生み出
して船を進めることができると共に、操舵動作も簡単に
行うことができるというすぐれた効果かある。また、船
の旋回性能及び停止機能を向上させることができると共
に、船の後退も簡単にでき、かつ、誰にでも容易に操作
することができるというすぐれた効果を有する。
装置に関するものである。 (従来技術) 現在、この種の装置としては、例えば和
船に使用されている櫓と、ボート,カッターに使用され
ているオールとを挙げることができる。そして、櫓を使
用した船は、主として沿岸漁業に使用されている。一
方、オールを使用した船は、2,3人乗りのボートから
カッターまでと幅広く使用されている。しかしながら、
櫓を使用した船は、櫓の操作に熟練した人であれば自在
に操縦することができるが、櫓の操作を習得するには長
期間を要するという問題点がある。また、櫓を使用した
船は、オールを使用した船ほど推進効力が良くないとい
う問題点がある。一方、オールを使用した船は、誰にで
も簡単に操縦することができる反面、水中でオールをひ
とかきするためには、使用者が全身運動によりオールを
漕がなければならず、その結果、甚だ体力を消耗すると
いう問題点がある。また、左右両側にオールを設けてい
るので、船上での作業に不向きであるという問題点があ
る。 (発明が解決しようとする課題) そこで本出願人は、
上記のような問題を解決することを目的として先に出願
した実開昭62−71097号公報記載の考案に着目し
た。該考案は、船の推進装置を、両端部が伸縮自在に設
けられ、その中間部を支点として駆動装置により回転す
る回転棒と、その伸縮する回転棒の端部に一端が回動自
在に取付けられ、他端が該回動軸の回転に伴い左右交互
の回動を起こす軸棒に蝶番を介して固着された連結棒
と、前記軸棒と歯車によって連結され軸棒の左右交互の
回動に追動し横振り作動を起こす尾びれ状推進板とによ
り構成したものである。しかしながら、上記のように構
成された船の推進装置においては、駆動装置により回転
する回転棒を駆動軸として、その動力が尾びれ状推進板
に伝達されるように原動機の力を利用したものであるの
で、駆動軸である前記回転棒を人力で回転させるには無
理がある。本発明は、従来技術の上記のような問題点に
鑑み、人力により大きな推進力を生み出して船を進める
ことができると共に、操舵動作をも簡単に行うことがで
きる一方、船の旋回性能及び停止機能を向上させること
ができ、また、船の後退も簡単にでき、かつ、誰にでも
容易に操作することのできる船の人力推進装置を提供す
ることを目的とするものである。 (課題を解決するための手段) このため本発明では、
船の人力推進装置を、支柱受摺動装置と、該支柱受摺動
装置を支点として扇状に揺動する支柱棒と、該支注棒の
先端に嵌合されたハンド棒と、一端が該ハンド棒の途中
に軸着され、前記支柱棒の途中を支点として作動する作
動棒と、該作動棒の他端に連結され、前記ハンド棒の水
平往復移動に追動して回動する推進板作動軸と、該推進
板作動軸に設けられ、推進板作動軸の左右交互の回動に
追動して横振り作動する尾びれ推進板と、前記ハンド棒
に軸着されたハンドルと、該ハンドルに連結された切換
装置と、該切換装置に連結されて前記推進板作動軸の上
端に設けられた方向調節装置とにより構成するようにし
たものである。 (実施例)以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本発明に係る船の人力推進装置を船尾に
搭載した状態を示す平面図、第2図は第1図の正面図、
第3図は切換装置の平面図、第4図は第3図におけるA
−A断面図、第5図は方向調節装置の一部を破断した状
態を示す正面図、第6図は方向調節装置の一部を破断し
た状態を示す右側面図、第7図は支柱受摺動装置の分解
斜視図、第8図は支柱受摺動装置と支柱棒とハンド棒と
の作動状態を示す左側面図、第9図は尾びれ推進板周り
の正面図、第10図は第9図におけるB−B断面図、第
11図は摺動台周りの拡大正面図、第12図は方向調節
装置の平面図、第13図は切換装置の他の実施例を示す
正面図、第14図はその左側面図、第15図はその平面
図、第16図は第15図の一部を破断した状態を示す平
面図である。第1図,第2図に示すように、船尾には、
人力推進装置のフレーム1が固定されている。ここで、
フレーム1は、平面形状が面長な略長方形をした上面板
1aと、平面形状が該上面板1aより短い略長方形をし
た下面板1bと、人力推進装置取付板1cと、正面板1
dと、背面板(図示せず)と、2枚の側面板1e,1e
とにより構成されている。前記上面板1aと下面板1b
とには、左右長辺の略中央部に延出部2がそれぞれ形成
されている。また、上面板1aには、その前端部を折曲
げることにより、該上面板1aよりも低い位置に支柱受
摺動装置支持板1fが一体に設けられている。そして、
該支柱受摺動装置支持板1fには、その上面に支柱受摺
動装置3が固定されている。第1図,第7図,第8図に
示すように、前記支柱受摺動装置3は、摺動台3aと、
該摺動台3a上を摺動する摺動体3fとにより構成され
ている。前記摺動台3aの平面形状は、その長辺部が半
径の異なる円弧からなる略長方形であり、外側長辺部と
内側長辺部とには、それぞれ板ギヤ3b,3cが設けら
れている。ここで、該板ギヤ3b,3cは、その凹円弧
状の歯面を上向きにして設けられている。また、板ギヤ
3b,3cの内側には、それぞれ該板ギヤ3b,3cに
近接してガイド壁3d,3eが設けられている。ここ
で、ガイド壁3d,3eは、その上面が凹円弧状に形成
されていると共に、その上端に沿って水平に延出したガ
イド3m,3nを有している。前記摺動体3fは、前記
板ギヤ3b,3cに歯合する2枚の扇形ギヤ3g,3h
と、該2枚の扇形ギヤ3g,3hを連結する連結体3i
と、後述する支柱棒4aとから構成されており、これら
は固定軸3lによって一体に組合わされている。尚、連
結体3iの外側両端には回転リング3j,3kがそれぞ
れ設けられており、該回転リング3j,3kを前記ガイ
ド3m,3nに添わせることにより、連結体3iを前記
ガイド壁3d,3eに沿ってスムーズに摺動させること
ができるようにされている。第2図,第7図,第8図に
示すように、支柱棒4は、3本の支注棒4a,4b及び
4cを順番に連結して構成されている。そして、支柱棒
4aの下端は、前記摺動体3fに垂直に軸着されてい
る。また、支柱棒4aの上端と支注棒4bの下端との間
には、O型の形状をした支柱高調節金具5が接続されて
おり、支注棒4bの上端と支柱棒4cの下端との間に
は、環状作動棒受6が固定されている。さらに、支柱棒
4cの上端には、ハンド棒受7が固定されており、該ハ
ンド棒受7には、ハンド棒8の球状先端部が嵌合されて
いる。尚、該ハンド棒8は、環状ハンド棒受9及び廻止
10に挿通された状態で設けられている。前記環状ハン
ド棒受9の下端には、継手59を介して作動棒11の一
端が軸支されており、該作動棒11は、前記環状作動棒
受6に挿通された状態で、前記上面板1aの左側延出部
2の前面中央部まで達している(第1図参照)。第1
図,第2図に示すように、前記上面板1aの左側延出部
2の前面中央部には、支柱軸12が立設されており、該
支柱軸12の上端に軸着された作動腕13の先端部に
は、蝶番14を介して前記作動棒11の他端が連結され
ている。作動腕13には、その軸中心部上にチェーンホ
イール15が固定されている。また、前記フレーム1に
は、下面板1bから上面板1aの略中央部を貫通して支
柱軸17が軸支されており、該支柱軸17の上端にはチ
ェーンホイール18が固定されている。そして、該チェ
ーンホイール18は、チェーン16を介して前記チェー
ンホイール15と連結されている。前記支柱軸17の下
部には、小型扇形ギヤ19がフレーム1の長手方向の中
心線に合わせて固定されている。前記上面板1aと板面
板1bとの間には、前記小型扇形ギヤ19の前方に支軸
20が軸支されており、該支軸20の下端には小型扇形
ギヤと大型扇形ギヤとからなる変形複合ギヤ21が固定
されている。そして、該変形複合ギヤ21の小型扇形ギ
ヤ部分は、前記小型扇形ギヤ19と相対向して歯合した
状態にされている。また、上面板1aと下面板1bとの
間には、前記変形複合ギヤ21の前方に支柱軸22が軸
支されており、該支柱軸22の下端には平ギヤ23が固
定されている。そして、該平ギヤ23は、前記変形複合
ギヤ21の大型扇形ギヤ部分と歯合した状態にされてい
る。さらに、前記支柱軸22には、その上端に平ギヤ2
4が固定されており、該平ギヤ24は、その左右両側に
位置する小型平ギヤ25a,25bと歯合した状態にさ
れている。ここで、フレーム1には、その長手方向の中
心線に対し左右対称に同一の機構が配置されているの
で、以下、船首に向かって左側部分に配置される機構を
中心に説明する。第1図,第2図に示すように、前記小
型平ギヤ25aの軸25cは、その上端が上面板1a上
に突出して設けられており、該突出部にはクランク円板
26aが固定されている。このクランク円板26aに
は、その下面に略直方体状のバランス60が固着されて
いる。また、このクランク円板26aには、その上面周
縁部に連結支柱27が設けられており、該連結支柱27
にはクランクロッド28の一端が軸着されている。この
クランクロッド28の他端には、筒状軸受28aが形成
されており、該筒状軸受28aは、上面板1aの左後部
に固定された摺動台29内に存する摺動体30に軸着さ
れている(第11図参照)。ここで、摺動台29は、そ
の側面が略コの字状に形成されており、その上下にはレ
ール部29a,29aが設けられている。そして、前記
摺動体30は、該レール部29a,29aに沿って摺動
するようにされている。第1図,第6図,第11図,第
12図に示すように、前記摺動体30の角孔部分30a
には、作動駒61が水平回動自在に軸支されており、該
作動駒61の横中心孔(図示せず)には作動棒31の一
端が挿入されている。そして、該作動棒31の他端は上
面板1aの延出部2の方向に水平に突出して方向調節装
置32の側面32aに固定されている。第1図,第2
図,第5図に示すように、前記方向調節装置32の底板
の下面32bには、円筒中軸33の上端部が固定されて
いる。前記延出部2には、円筒外軸34の上端がボルト
によって固定されており、該円筒外軸34の中空部には
前記円筒中軸33が挿通されている。これにより、方向
調節装置32は、水平回動自在にされている。また、前
記方向調節装置32の底板の上面32cから前記円筒中
軸33の中空部を挿通させて推進板作動軸35が設けら
れており、該推進板作動軸35の上端には傘ギヤ53が
固定されている。ここで、前記推進板作動軸35の下端
部分は六角軸36となっている(第9図,第10図参
照)。第9図,第10図に示すように、前記六角軸36
には、平面略C字状の円板からなる尾びれ推進板取付金
具37が取付られている。この尾びれ推進板取付金具3
7の両側周辺の突出部37aには、両外側から先端の丸
い調節ネジ37bが装着されている また、この尾びれ
推進板取付金具37の中央部には、その上下にそれぞれ
接続金具装着突出部37c,37cが形成されている。
接続金具38は、略直方体状に形成されており、その中
心には水平回動軸38aが設けられている。そして、該
水平回動軸38aを前記接続金具装着突出部37c,3
7cに軸着することにより、接続金具38は、尾びれ推
進板取付金具37に水平回動自在に取付けられている。
尚、尾びれ推進板取付金具37と接続金具38との間に
は、間隙37dが形成されている。また、前記接続金具
38には、その後端部に逆コ字状の尾びれ推進板装着突
出部38b,38bが形成されている。尾びれ推進板3
9は、その正面形状が楕円形をしており、接続金具38
と接続される先端部分には水平回動軸39aが設けられ
ている。そして、該水平回動軸39aを前記推進板装着
突出部38b,38bに軸着することにより、尾びれ推
進板39は接続金具38に水平回動自在に取付けられて
いる。尚、尾びれ推進板39の先端部分と接続金具38
との間には、間隙39bが形成されている。以上が本発
明に係る推進装置の作動機構の構成を説明したものであ
る。次に操舵機構の構成について説明する。第2図に示
すように、操舵機構は、ハンドル40と切換装置42と
の間をフレキシブルシャフト41で連結し、切換装置4
2と方向調節装置32との間をフレキシブルシャフト4
3で連結することにより構成されている。前記ハンドル
40は、ハンド棒8の先端下側に設けられた2本のハン
ドル軸受40aに軸支されている。このハンドル40の
回転軸の後端には、フレキシブルシャフト41の一端が
固定されており、該フレキシブルシャフト41の他端
は、切換装置42の前端部に突出している変換主軸42
cに固着されている(第3図,第4図参照)。第3図,
第4図に示すように、切換装置42の箱体42aには、
その内部に変換主軸支持板42bが立設されている。そ
して、該変換主軸支持板42bの上部と箱体42aの前
面板上部との間には、前記変換主軸42cが摺動自在に
挿通されている。また、前記変換主軸42cには、その
略中央部に平ギヤ42dが固着されており、平ギヤ42
dの下側には、該平ギヤ42dと歯合する平ギヤ42e
が軸支されている。さらに、平ギヤ42eの下側には、
平ギヤ42fが設けられている。該平ギヤ42fの回転
軸は、前記変換主軸支持板42bの下部を貫通してお
り、その先端には傘ギヤ42gが固定されている。ま
た、前記箱体42aの内部には、その略中央部に回転軸
42hが軸支されており、該回転軸42hの中ほどには
傘ギヤ42iが固定されている。そして、該傘ギヤ42
iは、前記傘ギヤ42gと歯合した状態にされている。
また、前記回転軸42hには、その上部にウォームギヤ
42jが固定されており、該ウォームギヤ42jの左右
両側には、ウォームギヤ42jと歯合するウォームホィ
ール42k1,42k2がそれぞれ固定されている。該
ウォームホィール42k1,42k2には、それぞれク
ラッチ回転板42m1,42m2が一体に設けられてお
り、その軸の一端にはそれぞれ平ギヤ42l1,42l
2が固定されている。また、ウォームホィール42
k1,42k2の軸の他端部には、それぞれ前記クラッ
チ回転板42m1,42m2に相対向させてクラッチカ
ップリング42n1,42n2が摺動自在に設けられて
いる。そして、通常、クラッチカップリング42n1,
42n2は、クラッチ回転板42m1,42m2と噛み
合わない状態に保持されている。前記箱体42aの外側
前面部には、略L字状の作動支持板42pの中央部が軸
支されており、該作動支持板42pの上端には、前記変
換主軸42cに固定された切換作動板受金具42rが軸
着されている。同じく、前記箱体42aの外側前面部に
は、略L字状の切換作動板42qが軸支されており、該
切換作動板42qの一端は前記作動支持板42pの下部
に回動自在に連結されている。さらに、作動支持板42
pの下端には、クラッチ連結棒42sの一端が回動自在
に連結されている。該クラッチ連結棒42sは、前記箱
体42aの底面下に配置されており、その他端は箱体4
2aの右側面下方から突出してクラッチ切換板42uの
下端に回動自在に連結されている。箱体42aには、そ
の外側後面部に水平支柱62が設けられており、該水平
支柱62の先端には前記クラッチ切換板42uの略中央
部が軸支されている。また、クラッチ切換板42uの上
端は、クラッチ連結横板42tの中央に連結されてい
る。そして、このクラッチ連結横板42tの左右両端
は、摺動軸42w1,42w2の先端に連結されてい
る。ここで、摺動軸42w1,42w2には、U字型金
具42v1,42v2が固定されており、該U字型金具
42v1,42v2は、前記クラッチカップリング42
n1,42n2に設けられた摺動金具受環状溝42
o1,42o2に嵌合された状態にされている。第2図
ないし第4図に示すように、前記ウォームホィール42
k1,42k2の軸には、フレキシブルシャフト43の
一端が固定されており、該フレキシブルシャフト43の
他端は、前記摺動台29の前部から張り出して固定され
た支持アーム44(第1図参照)を経て方向調節装置3
2の上部に水平に軸支されたユニバーサルジョイント4
5の一端に固定されている(第5図参照)。第5図,第
6図に示すように、前記ユニバーサルジョイント45に
は、その後端にチェーンホィール46が固定されてい
る。前記方向調節装置32の内部には、その上部に前記
ユニバーサルジョイント45と平行にウォームギヤ49
が軸支されており、該ウォームギヤ49の軸端にはチェ
ーンホィール48が固定されている。そして、該チェー
ンホィール48は、チェーン47を介して前記チェーン
ホィール46と連結されている。また、前記方向調節装
置32の内部には、その略中央部にホィールギヤ50が
軸支されており、該ホィールギヤ50は前記ウォームギ
ヤ49と歯合した状態にされている。ここで、ホィール
ギヤ50の軸とウォームギヤ49の軸とは、互いに直交
した状態にある。前記ホィールギヤ50の軸の一端に
は、傘ギヤ51が固定されており、他端にはチェーンホ
ィール52が固定されている。方向調節装置32内の前
記推進板作動軸35の上端には、傘ギヤ53が固定され
ており、該傘ギヤ53は前記傘ギヤ51と歯合した状態
にされている。また、前記方向調節装置32内の上部に
は、チェーンホィール55が軸支されており、該チェー
ンホィール55は、チェーン54を介して前記チェーン
ホィール52と連結されている。このチェーンホィール
55の軸端には、傘ギヤ56が固定されており、該傘ギ
ヤ56は、方向調節装置32内の上部に垂直に軸支され
た傘ギヤ57と歯合した状態にされている。そして、こ
の傘ギヤ57の軸には、その上端に舵方向指示板58が
固定されており、これにより舵方向を確認することがで
きるようにされている。尚、前記クラッチカップリング
42n2には、上記とほぼ同じ機構が接続されているの
で、説明を省略する。次に本実施例の作用について説明
する。第1図に示すように、使用者がハンド棒8の先端
部を把持して矢印Iのように往復操作すると、環状ハン
ド棒受9に軸着されている作動棒11は一点鎖線イのよ
うに移動する。このとき、ハンド棒8が嵌合されている
支柱棒4は、摺動体3fに垂直に軸着されているので、
使用者は、ハンド棒8を第8図の実線ロに示すような一
定の軌跡で往復水平運動させることができる。第1図,
第2図に示すように、以上の動作により伝達された運動
は、作動腕13の軸中心部上に固定されたチェーンホィ
ール15により回転運動に変換され、この回転運動はチ
ェーン16を介してチェーンホィール18に伝達され
る。さらに、この運動は、チェーンホィール18と同軸
の小型扇型ギヤ19から変形複合ギヤ21,平ギヤ2
3,24,25a,25bを経てクランク円板26a,
26bに伝達される。ここで、フレーム1には、長手方
向の中心線に対し左右対称に同一の機構が配置されてい
るので、以下、船首に向かって左側部分に配置される機
構を中心に作用を説明する。前記クランク円板26aま
で伝達された円運動は、クランク円板26aの上面周縁
部に設けられた連結支柱27と摺動台29内の摺動体3
0とをクランクロッド28によって連動させることによ
り、摺動体30による前後水平運動に転換される(第1
1図)。そして、上面板1aの延出部2に軸着された方
向調節装置32の側面32aに作動棒31の先端が固定
されているので、前記摺動体30の前後水平運動に伴っ
て作動棒31が移動すると、方向調節装置32は水平に
回動する。その結果、前記方向調節装置32の底板32
b下に固定されている推進板作動軸35が追動し、該推
進板作動軸35の下端に尾びれ推進板取付金具37を介
して取付けられている尾びれ推進板39が横振り作動す
る。ここで、尾びれ推進板取付金具37と接続金具38
と尾びれ推進板39との各接続部分には、それぞれ左右
対称に間隙37d,39bが形成されているので(第1
0図参照)、尾びれ推進板39が横振り作動するときに
全体がしなり、その結果、推進力が高まることになる。
次に、推進装置の操舵機構の作用について説明する。ま
ず、切換装置42内における平ギヤ42dと平ギヤ42
l1,42l2とが歯合した状態について説明する(第
3図,第4図参照)。ハンド棒8の先端に設けられたハ
ンドル40(第2図)を右方向に回転させると、該ハン
ドル40にフレキシブルシャフト41を介して連結され
た変換主軸42cの平ギヤ42dは、船尾に向かって右
回りに回転する。一方、前記平ギヤ42dに平ギヤ42
l1,42l2を介して連結されているクラッチカップ
リング42n1,42n2の各軸は、船尾に向かってそ
れぞれ左回りに回転する。このクラッチカップリング4
2n1,42n2の各軸の回転は、フレキシブルシャフ
ト43を介してユニバーサルジョイント45に船尾に向
かって左回りの回転として伝達される(第2図参照)。
さらに、第5図,第6図に示すように、このユニバーサ
ルジョイント45の回転は、チェーン47を介してウォ
ームギヤ49に伝達された後、該ウォームギヤ49と歯
合状態にあるウォームホィール50に伝達される。そし
て、ウォームホィール50と同軸上の傘ギヤ51を経
て、該傘ギヤ51と歯合状態にある傘ギヤ53に船尾に
向かって右回りの回転として伝達される。この傘ギヤ5
3には、前記推進板作動軸35の上端が固定されている
ので、推進板作動軸35が船底に向かって右回りに回転
することにより、推進板作動軸35の下端に固定されて
いる尾びれ推進板39(第2図)の通常位置に対する角
度は、船首に向かって左に変位する。その結果、船を進
行方向に対して左に操舵することができる次に、第4図
に示すように、切換作動板42qを矢印IIのように下
げると、作動支持板42pが一点鎖線ハのように移動す
るので、該作動支持板42pに切換作動板受金具42r
を介して連結された変換主軸42cを船首に向かって摺
動させることができる。このとき、平ギヤ42dは、平
ギヤ42l1,42l2から離れ、平ギヤ42eと歯合
した状態となる。一方、作動支持板42pの下端にその
一端が連結されたクラッチ連結棒42sは、矢印III
のように移動し、その他端に下端が連結されたクラッチ
切換板42u1,42u2は一点鎖線ニのように移動す
る。すると、クラッチ切換板42u1,42u2の上端
が軸着された摺動軸42w1,42w2上のU字型金具
42v1,42v2によってクラッチカップリング42
n1,42n2とクラッチ回転板42m1,42m2と
が噛み合い、動作を伝達できる状態となる。第2図ない
し第4図に示すように、この状態で前記ハンドル40を
右方向に回転させると、該ハンドル40にフレキシブル
シャフト41を介して連結されている変換主軸42cの
平ギヤ42dは、船尾に向かって右回りに回転する。以
下、この回転は、平ギヤ42e,平ギヤ42f,該平ギ
ヤ42fの軸端の傘ギヤ42g,回転軸42hの中ほど
に固定された傘ギヤ42i,ウォームギヤ42jを経
て、ウォームホィール42k1,42k2にそれぞれ船
尾に向かって左回り,右回りの回転として伝達される。
そして、ウォームホィール42k1,42k2と一体の
クラッチ回転板42m1,42m2からクラッチカップ
リング42n1,42n2を経て、左右のフレキシブル
シャフト43,43に固定されたユニバーサルジョイン
ト45,45に船首に向かってそれぞれ左回り,右回り
の回転として伝達される。以下、ウォームホィール42
k1からの回転は、ユニバーサルジョイント45から推
進板作動軸35へと伝達され、該推進板作動軸35に取
付けた左側尾びれ推進板39を船首に向かって左に回動
させる。一方、ウォームホィール42k2からの回転
は、前述と同じ機構経路で伝達されるが、右回りである
ので、推進板作動軸35に取付けた右側尾びれ推進板3
9は船首に向かって右に回動する。従って、ハンドル4
0を右に連続回転させれば、尾びれ推進板39は、第1
図の矢印Vのように船の外側へと回動してブレーキとな
る。さらにハンドル40を回転させれば、左右の尾びれ
推進板39を所定の位置とは反対の位置に設定すること
ができるので、この状態でハンド棒8をそのまま左右水
平往復運動させれば船を後退させることができる。尚、
第3図,第4図に示すように、上記実施例では、切換装
置42の構造が非常に複雑となっているが、以下のよう
な構造でも同様な動作を行わせることができるので、こ
れにつき簡単に説明する。第13図ないし第16図に示
すように、切換装置70の枠体70aには、その内部に
変換主軸支持板70bが立設されている。そして、該変
換主軸支持板70bと枠体70aの前面板との間には、
前述したフレキシブルシャフト41と連結された変換主
軸70cが軸支されている。変換主軸70cには、その
略中央部に平ギヤ70dが固定されており、該平ギヤ7
0dは、その左側に軸支された平ギヤ70eと歯合した
状態にされている。ここで、平ギヤ70eの軸は、枠体
70aの前面板と後面板との間に軸支されており、枠体
70aの後面板から突出した軸端には、前述した左側の
フレキシブルシャフト43が連結されている。このた
め、ハンドル40の操作によってフレキシブルシャフト
41を回転させれば、左側のフレキシブルシャフト43
は、フレキシブルシャフト41とは逆方向に回転するこ
とになる。また、前記枠体70aの上面には、揺動片7
0fの略中央部が軸支されており、該揺動辺70fの一
端部には平ギヤ70gが軸支されている。また、前記平
ギヤ70dの右側には、平ギヤ70hが軸支されてお
り、通常、前記平ギヤ70gは、該平ギヤ70hと前記
平ギヤ70dとの双方に歯合した状態にされている。
尚、平ギヤ70gと平ギヤ70h、70dとの歯合状態
は、前記揺動片70fの他端部をスプリング70iによ
り上方に付勢することにより達成されている。そして、
このように平ギヤ70h、70d間に平ギヤ70gを介
在させたことにより、ハンドル40の操作によってフレ
キシブルシャフト41を回転させれば、平ギヤ70hの
軸はフレキシブルシャフト41と同方向に回転する。す
なわち、平ギヤ70hの軸に連結された右側のフレキシ
ブルシャフト43をフレキシブルシャフト41と同方向
に回転させることができる。前記枠体70aには、その
略中央部に縦軸70jが軸支されており、該縦軸70j
の中ほどには扇型ギヤ70kが固定されている。また、
前記平ギヤ70hの軸には、円柱ラックギヤ70lが固
定されており、該円柱ラックギヤ70lの溝には前記扇
型ギヤ70kが係合した状態にされている。さらに、前
記縦軸70jは、その上端が枠体70aの上面に突出し
た状態にされており、該突出端には略L字状のギヤ変換
棒70mの一端が固定されている。また、ギヤ変換棒7
0mは、その途中が前記揺動片70fと一体の係合辺7
0nと係合した状態にされており、ギヤ変換棒70mを
第15図の矢印VIのように操作することにより、前記
揺動片70fを揺動させて平ギヤ70gを平ギヤ70
h,70dから離す一方、縦軸70jを回転させ、扇型
ギヤ70k,円柱ラックギヤ70lを介して平ギヤ70
hの軸を船尾方向に摺動させて平ギヤ70hと平ギヤ7
0dとを歯合状態にすることができる。そして、この状
態において、ハンドル40の操作によりフレキシブルシ
ャフト41を回転させれば、左右のフレキシブルシャフ
ト43を共にフレキシブルシャフト41とは逆方向に回
転させることができる。 (発明の効果) 本発明では、以上のようにして船の人
力推進装置を構成したので、この人力推進装置を船に装
備することにより、人力によって大きな推進力を生み出
して船を進めることができると共に、操舵動作も簡単に
行うことができるというすぐれた効果かある。また、船
の旋回性能及び停止機能を向上させることができると共
に、船の後退も簡単にでき、かつ、誰にでも容易に操作
することができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る船の人力推進装置を船尾に搭載し
た状態を示す平面図、第2図は第1図の正面図、第3図
は切換装置の平面図、第4図は第3図におけるA−A断
面図、第5図は方向調節装置の一部を破断した状態を示
す正面図、第6図は方向調節装置の一部を破断した状態
を示す右側面図、第7図は支柱受摺動装置の分解斜視
図、第8図は支柱受摺動装置と支柱棒とハンド棒との作
動状態を示す左側面図、第9図は尾びれ推進板周りの正
面図、第10図は第9図におけるB−B断面図、第11
図は摺動台周りの拡大正面図、第12図は方向調節装置
の平面図、第13図は切換装置の他の実施例を示す正面
図、第14図はその左側面図、第15図はその平面図、
第16図は第15図の一部を破断した状態を示す平面図
である。 3‥‥支柱受摺動装置 3a‥‥摺動台 3f‥‥摺動体 4‥‥支柱棒 8‥‥ハンド棒 11‥‥作動棒 32‥‥方向調節装置 35‥‥推進板作動
軸 37‥‥尾びれ推進板取付金具 37d,39b‥‥隙間 38‥‥接続金具 39‥‥尾びれ推進板 40‥‥ハンドル 42‥‥切換装置 45‥‥ユニバーサルジョイント
た状態を示す平面図、第2図は第1図の正面図、第3図
は切換装置の平面図、第4図は第3図におけるA−A断
面図、第5図は方向調節装置の一部を破断した状態を示
す正面図、第6図は方向調節装置の一部を破断した状態
を示す右側面図、第7図は支柱受摺動装置の分解斜視
図、第8図は支柱受摺動装置と支柱棒とハンド棒との作
動状態を示す左側面図、第9図は尾びれ推進板周りの正
面図、第10図は第9図におけるB−B断面図、第11
図は摺動台周りの拡大正面図、第12図は方向調節装置
の平面図、第13図は切換装置の他の実施例を示す正面
図、第14図はその左側面図、第15図はその平面図、
第16図は第15図の一部を破断した状態を示す平面図
である。 3‥‥支柱受摺動装置 3a‥‥摺動台 3f‥‥摺動体 4‥‥支柱棒 8‥‥ハンド棒 11‥‥作動棒 32‥‥方向調節装置 35‥‥推進板作動
軸 37‥‥尾びれ推進板取付金具 37d,39b‥‥隙間 38‥‥接続金具 39‥‥尾びれ推進板 40‥‥ハンドル 42‥‥切換装置 45‥‥ユニバーサルジョイント
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 支柱受摺動装置と、該支柱受摺動装置を支点と
して扇状に揺動する支柱棒と、該支柱棒の先端に嵌合さ
れたハンド棒と、一端が該ハンド棒の途中に軸着され、
前記支柱棒の途中を支点として作動する作動棒と、該作
動棒の他端に連結され、前記ハンド棒の水平往復移動に
追動して回動する推進板作動軸と、該推進板作動軸に設
けられ、推進板作動軸の左右交互の回動に追動して横振
り作動する尾びれ推進板と、前記ハンド棒に軸着された
ハンドルと、該ハンドルに連結された切換装置と、該切
換装置に連結されて前記推進板作動軸の上端に設けられ
た方向調節装置とを備えてなる船の人力推進装置。 (2) 支柱受摺動装置を、平面が円弧状でかつその上
面が円弧状に反り、該上面に歯が形成された曲線板ギヤ
を備えた摺動台と、該曲線板ギヤと歯合する扇形ギヤを
備えた摺動体とから構成したことを特徴とする請求項
(1)記載の船の人力推進装置。 (3) 尾びれ推進板を、取付金具と、該取付金具に間
隙をもって軸支された接続金具とを介して推進板作動軸
に取付けると共に、前記尾びれ推進板を前記接続金具に
間隙をもって軸支したことを特徴とする請求項(1)記
載の船の人力推進装置。 (4) 方向調節装置にユニバーサルジョイントを用い
たことを特徴とする請求項(1)記載の船の人力推進装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18027392A JPH0740887A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 船の人力推進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18027392A JPH0740887A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 船の人力推進装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740887A true JPH0740887A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16080348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18027392A Pending JPH0740887A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 船の人力推進装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740887A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109720526A (zh) * | 2019-01-14 | 2019-05-07 | 浙江理工大学 | 一种仿鲸鱼尾的摆动装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912040A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | Canon Inc | ロ−ル紙残量検出装置 |
| JPS60163900A (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-26 | ノルデイスク・インシユリンラボラトリユ−ム | 人インシユリンの製造法 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP18027392A patent/JPH0740887A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912040A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | Canon Inc | ロ−ル紙残量検出装置 |
| JPS60163900A (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-26 | ノルデイスク・インシユリンラボラトリユ−ム | 人インシユリンの製造法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109720526A (zh) * | 2019-01-14 | 2019-05-07 | 浙江理工大学 | 一种仿鲸鱼尾的摆动装置 |
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