JPH0740724B2 - 照明灯付きビデオカメラ - Google Patents

照明灯付きビデオカメラ

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JPH0740724B2
JPH0740724B2 JP60216753A JP21675385A JPH0740724B2 JP H0740724 B2 JPH0740724 B2 JP H0740724B2 JP 60216753 A JP60216753 A JP 60216753A JP 21675385 A JP21675385 A JP 21675385A JP H0740724 B2 JPH0740724 B2 JP H0740724B2
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JP
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lens
light
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理恵子 堀川
和之 豊郷
直樹 釜谷
憲一 濱田
勉 三上
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、照明灯(ライト)をもつビデオカメラ(ビデ
オカメラをVTRに一体に組込んだムービーを含む。)に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のビデオカメラ用ライトは、ビデオカメラやムービ
ーと別体であり、少なくとも8ボルト50ワツト位のもの
が必要で、かなりの電力を消費した。したがつて、電源
としては、電灯線か又はバツテリーを多数並べたものを
使用した。第8図は把持型ムービーの従来例を示す外観
図で、(1)はムービーを全体として示し、Lはレン
ズ、(2)はフアインダー、(3)はアイカツプ、
(4)はバンドを示す。
ところで、ビデオカメラでは、低照度(10ルツクス以
下)において再生画像に色が着かなかつたり、ざらざら
した感じの画になつたりするので、低照度になると低照
度注意(LLA−Low Light Attention)ランプがフアイン
ダー内に点灯し撮影者に注意を与えるようになつてい
る。LLAランプが点灯したとき、室内ならば照明を増や
せばよいのであるが、室外だと通常照明装置がなくその
まま撮影を続けることが多いので、きれいな画像を撮影
することは難しかつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、省電力化及び低照度対策として乾電池式(又は
小型バツテリー式)のライトをビデオカメラに取付ける
ことが考えられるが、6ボルト5ワツト位が精一杯で明
るさはずつと暗いものになるので、照射効率を上げなけ
れば実用にならない。
本発明は、このような消費電力が小さく光量の少ないラ
イトをビデオカメラに取付けるに当たり、その少ない光
量を最大限に活用しライトの照射効率を上げようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
従来の把持型ムービーは固定焦点式で画角(撮影可能範
囲角)が変わらない点に着目し、ライトの照射角をビデ
オカメラの画角にできる限り合わせるようにした。
〔作用〕
ライトの照射角とビデオカメラの画角がほぼ一致してお
れば、撮影距離が変わつても無駄な照射や照射範囲の不
足などが避けられるので、照射効率がよくなる。
〔実施例〕
第4図は、本発明を把持型ムービーに実施した例を示す
外観図である。同図において、(5)は照明装置全体を
示し、(6)は反射板、(7)はランプで(6)と
(7)でライト(M)を構成する。第5図は、第4図の
ものの要部を示す一部断面図である。同図において、
(8)は乾電池(又は小型バツテリー)、(9)は取付
けネジ、(10)はネジ(9)のつまみ、(11)は係合凸
起を示す。第6図は、照明装置(5)の斜視図である。
同図において、SWは照明装置(5)の電源スイツチを示
す。照明装置(5)の取付けネジ(9)及び係合凸起
(11)に対応して、ムービー(1)の底面にネジ穴及び
凹部が設けられる。また、レンズLとライトMは、でき
るだけ近接して設けられる。なお、本例は照明装置をム
ービーに着脱自在としたものであるが、照明装置をムー
ビーと一体に構成してもよい。
第7図は第4図のものの作用を示す説明図である。同図
において、2θはレンズLの画角、βはライトMの照射
角を示す。図示のものは、ライトMの照射角βがレンズ
Lの最至近距離以遠で常に画角すなわち撮影できる範囲
角2θを包含するように構成されている。
次に、これを可能とする条件を求めてみる。第2図は、
照射角βを広くして無駄な部分まで照明している状況を
示す説明図である。同図において、Lは撮像レンズ、M
は照明灯(ライト)、Aは撮像レンズLの光軸、は被
写体、DU及びDLはレンズLの最外縁を通つてレンズLに
入り撮像に寄与する光線(レンズ周辺光線)、EU及びEL
はライトMの最外縁を通つて照射され照明に寄与する光
線(ライト周辺光線)を示す。レンズ周辺光線DUとDL
なす角2θが画角であり、ライト周辺光線EUとELのなす
角βが照射角である。この図に示すようにレンズLによ
つて撮影さない部分まで照明していれば、ライトMの照
射効率は悪く大電力を要することとなり、電池を使用す
るライトではとても間に合わない。第3図は、逆に照射
角βを狭くした場合を示す説明図である。この図のよう
にライトMの照射角βを狭くすると、ライトMの照射効
率はよくなるが、レンズLによつて撮像される範囲の一
部分しか照明できず具合が悪い。したがつて、レンズL
によつて撮像できる範囲を充分に照明し、且つ不必要な
範囲を照明しないように、ライトMの位置方向及び照射
角βを決めなければならない。
第1図は、このような必要条件を示す説明図である。同
図において、撮像レンズLを単焦点レンズとすると、撮
像できる範囲角(画角)2θは一定である。ライトMの
照射角βは、この画角2θをレンズLの撮像可能な最至
近距離S0以遠で常に包含していなければならない。レン
ズ中心Pとライト中心P′とが一致すれば、画角2θと
照射角βは同一となるが、これは物理的に不可能であ
り、レンズLとライトMは或る間隔aだけ離して設置せ
ざるをえない。ここに、レンズ中心Pはレンズ光軸A上
でレンズ周辺光線DU,DLが交わる点、ライト中心P′は
ライト光軸B上でライト周辺光線EU,ELが交わる点であ
る。
レンズLとライトMを間隔aだけ離して設置したとき、
不必要な範囲を照明しないための条件は、レンズ光軸A
に対しライト光軸Bをα角だけ傾け、且つ照射角βを小
さくすることである。しかし、レンズLの最至近距離
(レンズLによつて撮像できる被写体とレンズ中心P
との最小限界距離)S0以遠でライトMの照射角βはレン
ズLの画角2θを包含しなければならないので、ライト
周辺光線の下側の光線ELは、どの撮影距離でもレンズ周
辺光線の下側の光線DLと交わつてはならない。というの
は、もし交われば、第3図のように或る距離で照明され
ない範囲ができるからである。
したがつて、ライト周辺光線の下側光線ELとレンズ周辺
光線の下側光線DLとは少なくとも平行でなければなら
ず、第1図より θ>θ ……(1) 少なくとも θ≧θ ……(2) の条件が得られる。ただし、θはレンズ光軸Aとレンズ
周辺光線DU及びDLのなす角、すなわち画角の1/2、θ
はレンズ光軸Aと平行でライト中心P′を通る光軸(平
行光軸)Cとライト周辺光線の下側光線ELのなす角であ
る。
また、第1図から、ライト光軸Bとレンズ光軸A(平行
光軸C)のなす角αは、平行光軸Cとライト周辺光線の
上側光線EUのなす角をθとすると、 θ+α=θ−α ∴ α=(θ−θ)/2 (2)式より α=(θ−θ)/2 ……(3) 最至近距離S0の位置におかれた被写体上のレンズLに
よつて最像される範囲は2bであり、レンズ周辺光線の上
側光線DUが被写体と交わる点をQUとすれば、ライト周
辺光線の上側光線EUもまた、被写体と少なくともQU
交わる必要がある。なお、レンズ周辺光線の下側光線DL
が被写体と交わる点は、QLで示す。よつて、第1図か
ら、 b/S0=tanθ ……(4) (b+a)/S0=tanθ ……(5) (4)式より b=S0tanθ ……(6) ただし、bは被写体の面上におけるレンズ光軸AとQU
又はQLとの距離である。
(6)式を(5)式に代入すると、 したがつて、レンズ光軸Aとライト光軸Bのなす角α
は、(3)と(7)式より求まる。
一方、照射角βは、 β=θ+θ であるから、(1)及び(2)式より β≧θ+θ ……(8) が得られ、(8)式が撮像される範囲を常に照明するた
めの条件となる。ただし、照射角βが大き過ぎると照明
効率が悪化するので、その上限を抑える必要がある。実
験結果から、 β≦3θ ……(9) とすべきことが分かつた。したがつて、ライトの照射角
βの条件として(8)と(9)式から θ+θ≦β≦3θ ……(10) が求まる。
Ni−Cd電池を使用し、上述したα及びβの条件を満足す
るようにライトをムービーに装着して実験したところ、
連続して60分程度の撮影が充分可能であつた。
〔発明の効果〕 以上説明したとおり、本発明によれば、照射効率がよい
ため低消費電力で光量の少ない電池式照明灯をビデオカ
メラに使用することができる。また、照明装置全体がビ
デオカメラに一体に取付けられているので、操作性がよ
く取扱いが便利である。更に、照明装置に適当な電源ス
イツチを設けLLAランプ点灯時にスイツチ入れるように
すれば、再生画像の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に必要な条件を示す説明図、第2及び第
3図はそれぞれ照射角βが広すぎる場合と狭すぎる場合
の例を示す説明図、第4図は本発明の実施例を示す外観
図、第5図は第1図のものの要部を示す一部断面図、第
6図はムービーに取付ける照明装置を示す斜視図、第7
図は第1図のものの作用を示す説明図、第8図は把持型
ムービーの従来例を示す外観図である。 (1)……ムービー(ビデオカメラ)、M(6,7)……
照明灯(ライト)、(8)……電池、L……撮像レン
ズ、2θ……画角、A……撮像レンズ光軸、B……照明
灯の光軸。
フロントページの続き (72)発明者 濱田 憲一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 三上 勉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−135824(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を使用する照明灯を撮像レンズに近接
    して設け、 上記撮像レンズの画角の1/2をθ、該レンズと照明灯の
    間隔をa、最至近距離をS0とする時、照明灯の光軸が上
    記レンズ光軸となす角αを、上記照明灯の上記撮像レン
    ズと反対側の周辺光線が上記撮像レンズの上記照明灯側
    周辺光線と少なくとも平行になった状態で、 α=(θ−θ)/2 を満足するように設定し、且つ該設定された光軸に基い
    た照明灯の照射角βを θ+θ≦β≦3θ を満足するように再設定したことを特徴とする照明灯付
    きビデオカメラ。
JP60216753A 1985-09-30 1985-09-30 照明灯付きビデオカメラ Expired - Fee Related JPH0740724B2 (ja)

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