JPH0739971A - 軽量缶胴体の製造方法 - Google Patents

軽量缶胴体の製造方法

Info

Publication number
JPH0739971A
JPH0739971A JP17236193A JP17236193A JPH0739971A JP H0739971 A JPH0739971 A JP H0739971A JP 17236193 A JP17236193 A JP 17236193A JP 17236193 A JP17236193 A JP 17236193A JP H0739971 A JPH0739971 A JP H0739971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
necking
clearance
thickness
wrinkles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17236193A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tajiri
彰 田尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sky Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Sky Aluminium Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sky Aluminium Co Ltd filed Critical Sky Aluminium Co Ltd
Priority to JP17236193A priority Critical patent/JPH0739971A/ja
Publication of JPH0739971A publication Critical patent/JPH0739971A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 素缶胴体に対するダイスを用いた口絞り加工
時において、シワの発生を招くことなく開口端部(フラ
ンジ部)の薄肉化を図り、これによって缶胴体の軽量
化、材料コストの低減を図る。 【構成】 素板として耳率が4%以下のものを用い、D
I加工等の任意の方法によつて底有りもしくは底無しの
素缶胴体を作成した後、その開口端部にダイスを用いた
ネッキング加工を施すにあたり、開口端部の肉厚に対す
るダイスと中子の間隙のクリアランスを10〜25%の
範囲内とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はビール缶や炭酸飲料缶
で代表される各種飲料缶などに使用される金属製の缶胴
体の製造方法に関し、特に口絞り加工性を良好にしてフ
ランジ部を薄肉化し、軽量化を図った缶胴体の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにビール缶や炭酸飲料缶など
の飲料缶としては、JIS 3004合金で代表される
アルミニウム合金板やすずめっき鋼板などの金属素板を
用いた2ピース缶もしくは3ピース缶が大量に使用され
ている。このうち2ピース缶としては絞り加工およびし
ごき加工によって有底の素缶胴体を製造したいわゆる絞
り−しごき缶(DI缶)と、2〜3回の絞り加工のみに
よって有底の素缶胴体を製造したいわゆる絞り缶(DR
D缶)とに大別される。また3ピース缶は、溶接や接着
によって得た底無しの筒状の素缶胴体を用いて製造する
ものである。
【0003】これらの飲料用の缶のうち、従来アルミニ
ウム合金製のものとして最も多用されているDI缶の製
造工程について図2に示す。
【0004】図2において、素板を円板状に打抜いてブ
ランク材1を作成した後、そのブランク材1に第1段目
の絞り加工としてカッピング成形を施して、浅いカップ
材2を得、続いてその浅いカップ材2に再絞り加工(リ
ドロー)を施して比較的深いカップ材3とし、さらに2
〜3回のしごき加工(アイアニング)を施して有底の素
缶胴体4を得る。ここまでは通常のDI加工の工程であ
る。その後、トリミングや洗浄、塗装焼付けなどを施し
てから、素缶胴体4の開口端部4Aに、一段または多段
の口絞り加工(ネッキング)を施してその開口端部4A
を小径に絞り、さらにその絞られた開口端部4Aの先端
を外方へフランジ状に押し拡げるフランジ加工(口拡げ
加工)を行ない、いわゆる缶胴体5とする。その後缶胴
体5の開口端部に、別に作られた蓋体を巻き締めするこ
とにより缶が得られる。これらの工程のうち、口絞り加
工およびフランジ加工は、DI缶のみならず、DRD缶
の素缶胴体あるいは3ピース缶の素缶胴体にも適用され
るのが通常である。
【0005】なお前述のような口絞り加工(ネッキン
グ)の具体的な方法としては、工具としてダイスを用い
たダイネッキング、スピニング工具を用いたスピンネッ
キング、さらには両者を組合せたスムースネッキングな
どがあるが、一般的にはダイネッキングを用いることが
多く、またその場合一般には3〜4回の多段ネッキング
加工を施すのが通常である。
【0006】図3にダイ方式によるネッキング加工の工
具を示す。図3に示すように、素缶胴体4の開口端4A
に対する口絞り後の目標外径に近い内径の絞り部6Aを
有するダイス6の内側に、口絞り後の目標内径に近い外
径を有する中子7を組合せ、ダイス6の拡大端部6B側
から素缶胴体4の開口端部4Aを、ダイス6と中子7の
間隙8に相対的に押込み、開口端部4Aを絞ることによ
って、口絞り加工が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】飲料缶等の金属缶につ
いては、材料コストの低減と軽量化を図るため、従来よ
りも一層薄肉化することが望まれている。従来一般に缶
胴体の薄肉化は、缶底部および缶胴中間部の肉厚につい
てはかなりの程度まで進められており、これ以上の薄肉
化は困難といえるほどになっている。しかしながら缶胴
体の開口端部(フランジ部)については、後述するよう
に口絞り加工、フランジ加工における問題から、あまり
薄肉化されていないのが現状であり、一般には0.15
0mm厚以上とされているのが実情である。
【0008】すなわち、素缶胴体の開口端部を薄肉化す
れば、口絞り加工において板面が波打ってシワが発生し
やすくなり、そのため口絞り加工自体が困難となるとと
もに、その後のフランジ加工も困難となり、また大きな
シワが発生すればフランジ加工において割れが発生し、
また蓋体との巻締めが不完全となって、内容物の漏れを
招くなど、大きな問題が生じる。一方、口絞り加工にお
けるシワの発生を防止するための方法としては、口絞り
加工回数を増やして1回当りの口絞り量を少なくした
り、あるいは開口端部を熱処理により局部的に軟化させ
て開口端部の加工性を向上させることなどが考えられ
る。しかしながら、口絞り加工の回数を増す場合、装置
の複雑化や生産性の低下を招き、経済性が悪化する問題
を招く。また開口端部を熱処理によって局部的に軟化さ
せる場合も、そのための装置を必要として経済性が低下
するとともに、工程数が増えて生産性が低下する等の問
題を招く。
【0009】したがって従来は、口絞り加工におけるシ
ワの発生を招くことなくかつ経済性や生産性の低下を招
くことなく、素缶胴体の開口端部の肉厚を0.150mm
未満まで薄肉化することは実際上困難とされていた。そ
のため開口端部の薄肉化によって缶胴体のより一層の軽
量化、材料コストの低減を図ることも困難とされていた
のが実情である。
【0010】この発明は以上の事情を背景としてなされ
たもので、口絞り加工時においてシワの発生を招くこと
なく素缶胴体の開口端部の薄肉化を図ることができ、し
かも経済性や生産性の低下を招かないようにした缶胴体
の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等が前述の課題
を解決するべく鋭意実験・検討を重ねた結果、基本的に
は、缶胴材に用いる材料の異方性を適切に設定すると同
時に、口絞り加工における工具条件、特にダイ方式の口
絞り加工(ダイネッキング)における工具条件を適切に
設定することによって、口絞り加工時におけるシワの発
生を招くことなく素缶胴体の開口端部の薄肉化を図り得
ることを見出し、この発明をなすに至った。
【0012】具体的には、この発明は、有底もしくは無
底の円筒状をなす素缶胴体を作成した後、その開口端部
に口絞り加工およびフランジ加工を施して缶胴体を製造
する方法において、素材として耳率4%以下の素板を用
い、かつ前記口絞り加工時において、素缶胴体の開口端
部の肉厚に対して、口絞り加工用ダイスと中子の間隙の
クリアランスを10〜25%に設定してダイスによる口
絞り加工を行ない、これによってフランジ部肉厚が0.
150mm未満の缶胴体を得ることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】この発明においては、前述のように耳率が4%
以下の素板を用いること、およびダイ方式の口絞り加工
(以下ダイネッキングと記す)におけるクリアランスを
10〜25%の範囲内とすることが基本的に重要であ
り、これらの2条件が相俟って、シワの発生を招くこと
なく開口端部(フランジ部)の薄肉化が可能となった。
そこで先ず素板の耳率について説明する。
【0014】口絞り加工(ネッキング加工)は一種の絞
り加工であるが、一般の絞り加工においてシワの発生を
防止するためには、被加工部における材料の均一性が要
求され、またその被加工部の材料の均一性としては、肉
厚分布や歪み分布が均一であるばかりでなく、材料の加
工変形に対する異方性が可及的に小さいことが必要であ
る。素缶胴体の開口端部(フランジ部)に対するダイネ
ッキングにおいても、その開口端部における材料の肉厚
分布や歪み分布のみならず、加工変形に対する異方性が
小さいことが必要であると考えられる。そこで本発明者
等は、フランジ部における材料の加工変形の均一性に関
する評価尺度として素板の耳率を取り上げ、種々実験・
検討を重ねた結果、素板の耳率を4%以下に規制するこ
とによって、ダイネッキングにおける加工変形に対する
均一性が得られ、シワの発生を防止し得ることを見出し
たのである。素板の耳率が4%を越える場合には、たと
えダイネッキングにおけるクリアランスを10〜25%
の範囲内としても、シワが発生してしまうおそれがあ
り、そこでこの発明では素板の耳率を4%以下と規定し
た。
【0015】次にダイネッキングにおけるクリアランス
について説明する。ダイネッキングにおいては、図1に
示すように雌型のネッキング用ダイス6の内側に中子7
を組合せ、ダイス6の拡大端部6Bの側からそのダイス
6の絞り部6Aと中子7との間の隙間8に素缶胴体4の
開口端部(フランジ部)4Aを相対的に押し込み、その
開口端部4Aを絞り変形させる。このとき、隙間8の間
隙寸法Sは、ダイス6の絞り部内径をD、中子7の外径
をdとすれば、 S=(D−d)/2 で表わされる。一方、ダイネッキング前の素缶胴体4の
開口端部4Aの肉厚をtとすれば、その肉厚tに対する
間隙8のクリアランスは、 クリアランス(%)={(S−t)/t}×100 で表わせ、結局 クリアランス(%)=[{(D−d)/2−t}/t]
×100 で表わされる。
【0016】このようなクリアランス(%)を、この発
明では10〜25%の範囲内と規定している。
【0017】ダイネッキングにおけるクリアランスが小
さければ、大きな加工力が必要となるところから、従来
一般のダイネッキングにおいてはクリアランスが25%
を越える値に設定されており、通常は30〜50%程度
に設定されている。従来は素缶胴体の開口端部の肉厚が
0.150mm以上と比較的厚く、このように肉厚が厚い
場合にはシワの発生も少なく、前述のような大きなクリ
アランスでも特に大きな問題は生じなかった。しかしな
がら、この発明で目標としているような肉厚0.150
mm未満の薄肉の開口端部の場合には、上述のような従来
の一般的なダイネッキング条件ではシワの発生を免れ得
なかった。
【0018】ところでダイネッキングにおけるシワは、
被加工材がダイス工具から離れて、絞り変形に対する拘
束力がなくなったときに発生しやすい。このことから、
ダイネッキング時において被加工材がダイス工具から離
れにくくなるようにすることがシワ発生防止に有効であ
り、したがって被加工材である素缶胴体の開口端部とダ
イス工具とのクリアランスを小さくすることがシワ発生
防止に有効であると考えられる。そこで本発明者等が特
に肉厚0.150mm未満の薄肉の開口端部に対してダイ
ネッキングを施す場合につき、クリアランスとシワの発
生との関係を詳細に調べた結果、クリアランスの上限を
25%以下とすることによって、0.150mm未満の薄
肉でもシワの発生を有効に防止できることを見出した。
クリアランスが25%を越える場合には、通常の0.1
50mm以上の厚肉の場合は余り問題ないが、0.150
mm未満の薄肉の場合にはシワの発生を招いてしまう。一
方クリアランスの下限については、シワの発生について
は特に問題とならないが、クリアランスを小さくし過ぎ
れば、大きな加工力が必要となって缶胴部に座屈が生じ
たり、加工されたフランジ部が工具から抜け出なくなる
などの不都合が生じるおそれがある。クリアランスが1
0%以上であればこのような問題が生じるおそれが少な
く、したがってクリアランスの下限は10%とした。
【0019】以上のように、素板の耳率条件と、ダイネ
ッキングにおける工具とのクリアランス条件とを同時に
満足させることによって、ダイネッキング時におけるシ
ワの発生を招くことなく、開口端部の肉厚を0.150
mm未満に薄肉化することができる。
【0020】なおこの発明の最終的な目的である缶胴の
軽量化を達成するためには、上述のように開口端部(フ
ランジ部)を0.150mm未満に薄肉化するばかりでな
く、缶胴体中間部の肉厚を0.050mm以上、0.10
5mm未満とすることが望ましい。缶胴体全重量のうち最
も重量の大きい部分は缶胴体中間部であり、この部分の
肉厚を0.105mm未満とすることによって缶胴体の軽
量化を図ることができる。但し、缶胴体中間部の肉厚が
0.050mm未満となれば、缶の耐圧強度が不足した
り、缶を落とした時に穴が生じたりするなどの問題が生
じる。
【0021】この発明において対象となる素板は、前述
のように要は耳率が4%以下のものであれば良く、アル
ミニウム合金、すずめっき鋼板、その他任意のものを使
用できるが、特にJIS 3004合金などのアルミニ
ウム合金が最適である。またその耳率を4%以下とする
ことは、例えば合金の成分組成を適切に調整したり、熱
処理条件を適切に設定したりすることによって達成可能
である。
【0022】またこの発明の製造方法において、素缶胴
体を得るまでの工程は、従来のDI缶、DRD缶あるい
は3ピース缶用素缶胴体などの、底有りもしく底無しの
素缶胴体を得る場合と同様にすれば良い。
【0023】
【実施例】350ml用アルミニウムDI缶胴体の製造に
この発明の方法を適用した実施例および比較例を以下に
示す。
【0024】素板としては、JIS3004合金相当の
Al−Mn系合金をベースとして、成分調整および製造
プロセス条件の調整によって種々の耳率とし、かつ種々
の肉厚としたアルミニウム合金素板(No.1〜No.
8)を用意した。各アルミニウム合金素板を用いて、通
常の絞り−しごき加工(DI加工)によって素缶胴体を
作成し、次いでトリミング、洗浄、および200℃×2
0分の塗装焼付処理を行なった。塗装焼付処理後の素缶
胴体の開口端部について、4段のダイネッキングを施
し、さらにフランジ加工を行なって缶胴体とした。なお
ダイネッキングにおいては、各素缶胴体ごとにクリアラ
ンスを変化させた。また素板の耳率については、直径5
8mmの円板状ブランク材に対し直径32mmのポンチを用
いて深絞り加工を施した際のカップの耳率を、次式によ
って算定した。 耳率={(山高さの平均)−(谷高さの平均)}/(谷
高さの平均)×100(%)
【0025】以上の実施例において、ダイネッキングに
おけるシワの発生を調べたので、その結果を各アルミニ
ウム合金素板の板厚、耳率、素缶胴体の各部の肉厚、お
よびダイネッキング加工時のクリアランスの値とともに
表1に示す。また、缶胴体の軽量化の効果についても評
価したので、その結果も表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1において、素板No.1、No.2は
いずれも従来から一般的に用いられている現行材として
の比較例であって、素板の耳率が比較的高く、かつダイ
ネッキングにおけるクリアランスも30%以上と大きい
が、素板の板厚が厚く、素缶胴体のフランジ部の肉厚も
大きいため、ダイネッキングにおけるしわの発生は特に
認められなかった。但し、これらの場合は肉厚が現行材
のまま厚いため、軽量化の効果はない。
【0028】次にNo.3〜No.6は素板の板厚を薄
肉化した比較例であり、そのうちNo.3の素板は素缶
胴体のフランジ部の肉厚が未だ厚いため、ダイネッキン
グのクリアランスは大きいが、シワの発生は認められな
かった。但しこの場合も缶胴体の軽量化は不充分であ
る。またNo.4の場合は素缶胴体のフランジ部の肉厚
が0.150mm未満と薄肉化されているため、軽量化の
効果はあるが、ダイネッキングのクリアランスが大き
く、また素板の耳率も高いため、シワが発生してしまっ
た。さらにNo.5も素缶胴体のフランジ部が薄肉化さ
れており、この場合素板の耳率も4%以下と小さいが、
ダイネッキングにおけるクリアランスが大きいため、シ
ワが発生してしまった。そしてまたNo.6も素缶胴体
のフランジ部が薄肉化されており、この場合ダイネッキ
ングにおけるクリアランスは20%とこの発明で規定す
る範囲内となっているが、素板の耳率が高いため、シワ
が発生してしまった。
【0029】一方、No.7、No.8は素缶胴体のフ
ランジ部肉厚、素板の耳率、ダイネッキングにおけるク
リアランスのいずれもがこの発明で規定する範囲を満し
ているものであり、これらの場合には、ダイネッキング
におけるシワの発生がなく、かつ軽量化の効果も得られ
た。
【0030】
【発明の効果】前述の実施例からも明らかなように、こ
の発明の製造方法によれば、素板の耳率とダイスによる
口絞り加工(ダイネッキング)におけるクリアランスと
を適切に調整することによって、ダイネッキングにおい
てシワの発生を招くことなく、開口端部(フランジ部)
の肉厚を0.150mm未満に薄肉化することができ、そ
のため従来よりもさらに金属製缶の軽量化を図ることが
できるとともに、材料コストの低減を図ることができ、
さらにこの発明の方法を実施する場合、特殊な装置や設
備を必要とせずかつ工程数の増加もないため、経済性、
生産性を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法におけるダイスによる口絞り加
工(ダイネッキング)の際のクリアランスを説明するた
めの略解的な縦断面図である。
【図2】従来の一般的な2ピースDI缶胴体の製造工程
を段階的に示すための説明図である。
【図3】従来の一般的なダイスによる口絞り加工の状況
を説明するための略解的な縦断面図である。
【符号の説明】
4 素缶胴体 4A 開口端部(フランジ部) 6 ダイス 7 中子 8 間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底もしくは無底の円筒状をなす素缶胴
    体を作成した後、その開口端部に口絞り加工およびフラ
    ンジ加工を施して缶胴体を製造する方法において、 素材として耳率4%以下の素板を用い、かつ前記口絞り
    加工時において、素缶胴体の開口端部の肉厚に対して、
    口絞り加工用ダイスと中子の間隙のクリアランスを10
    〜25%に設定してダイスによる口絞り加工を行ない、
    これによってフランジ部肉厚が0.150mm未満の缶胴
    体を得ることを特徴とする、軽量缶胴体の製造方法。
JP17236193A 1993-06-18 1993-06-18 軽量缶胴体の製造方法 Withdrawn JPH0739971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17236193A JPH0739971A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 軽量缶胴体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17236193A JPH0739971A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 軽量缶胴体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739971A true JPH0739971A (ja) 1995-02-10

Family

ID=15940486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17236193A Withdrawn JPH0739971A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 軽量缶胴体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739971A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047541A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 ユニバーサル製缶株式会社 缶の製造方法、ボトムリフォーム機構及びこれに用いるトップ支持部材
JP2018154407A (ja) * 2016-12-26 2018-10-04 ユニバーサル製缶株式会社 ボトル缶の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047541A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 ユニバーサル製缶株式会社 缶の製造方法、ボトムリフォーム機構及びこれに用いるトップ支持部材
JP2018154407A (ja) * 2016-12-26 2018-10-04 ユニバーサル製缶株式会社 ボトル缶の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2566941C2 (ru) Корпус банки
US9849500B2 (en) Can manufacture
EP2359954B1 (en) Expanding die for shaping containers
EP0038811B1 (en) A method and tool for redrawing
US4485663A (en) Tool for making container
US3820368A (en) Process for producing drinking cans made of aluminum plated steel sheet
KR890002574B1 (ko) 용기 제조 방법
JPH0739971A (ja) 軽量缶胴体の製造方法
KR890002488B1 (ko) 용기 제조용 공구
JPH0663681A (ja) アルミニウム合金製継ぎ目無し小型高圧ガス容器の製造方法
JPH07275961A (ja) シームレス缶の製造方法
JP3416236B2 (ja) 複合加工方法
JP2017136605A (ja) 缶の製造方法
JPH08108235A (ja) アルミニウム合金di缶の製造法及びその装置
JPH08168828A (ja) Di缶の成形方法
RU2791478C1 (ru) Способ изготовления тонкостенных сферических оболочек
JP2018177289A (ja) アルミシームレス缶
JP2009241989A (ja) 耐突刺し性が優れた飲料用アルミニウム缶
JPH0749296B2 (ja) 電池用薄肉化ニッケルめっき金属缶の製造方法
US20130032602A1 (en) Can manufacture using an annealing step
EP3495059A1 (en) Method of producing can bodies
JP2007084098A (ja) アルミニウム缶の成形加工方法
JPH0584524A (ja) 絞りしごき缶の製造方法
CA1136075A (en) Drawn and ironed cans with thin nickel coating and method of forming the cans
JPS58122128A (ja) 多段絞り加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905