JPH0739647B2 - 遮水シートの敷設工法 - Google Patents

遮水シートの敷設工法

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JPH0739647B2
JPH0739647B2 JP1068819A JP6881989A JPH0739647B2 JP H0739647 B2 JPH0739647 B2 JP H0739647B2 JP 1068819 A JP1068819 A JP 1068819A JP 6881989 A JP6881989 A JP 6881989A JP H0739647 B2 JPH0739647 B2 JP H0739647B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水中に構築する例えば地下タンク、プール、
建物、廃棄物処分場等の構造物の特に底部を遮水するシ
ートの敷設工法に関する。
〔従来の技術〕 かかる水中の構造物には遮水性が要求されるが、特にそ
の底部を遮水処理する方法としては、従来、例えば自然
の不透水層を利用する遮水工法、薬剤注入による地盤改
良によって不透水層を人工的に造成する方法、鉄板によ
る幕状遮水物を形成する方法あるいはプレキャストコン
クリート版による遮水工法など種々のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、これらの工法はいずれも完全遮水が困難で、ま
た、地盤改良によって不透水層を形成する方法や鉄板や
プレキャストコンクリート版を立て込む方法はいずれも
水中での作業となるために作業性がよくなく、工費も嵩
むなどの不都合がある。
そこで、良好な遮水性が得られ、工事も比較的簡単なこ
とからゴムシートなどの遮水シートを水底に敷設する方
法が考えられるが、シートを敷設する面積は例えば横20
0m、縦50mもの広範囲に渉るため、1枚もののシートを
一度に敷設することは困難で、例えばロール状に巻回さ
れた長尺なシートを適宜長さ引出して、これをつなぎ合
わせ長大シートに形成して展張しながら敷設することに
なる。
この場合、例えば特開昭60−126413号公報に示されてい
るように、シートを陸上から洋上へと曳出していくシー
ト移動方式では、ロール状の長尺なシートを融着などの
手段によってつなぎ合わせて敷設面積に合致する大きさ
のものに形成しながら洋上への曳出し作業を行うことと
なり、シートのつなぎ方向あるいは曳出し方向によって
はシートに曳出し方向への引張力が加わった状態で融着
することとなって正確な位置寸法が得られなかったり、
また、例えば巾200mもの範囲で同時にシートを曳出す場
合は曳出し方向などにかなりのズレが生じ所定位置にシ
ートを敷設できないなどのおそれがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、遮水シー
トを水底に敷設することで遮水型構造物の底面の遮水処
理を行う場合に、シートを引っぱらずにすむから作業性
がよく希望の位置に正確に敷設でき、各工程において大
掛かりな設備を用いることなく低廉な施工が図れ、しか
も無駄のない作業工程により迅速かつ的確な施工を可能
とする遮水シートの敷設工法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、陸側に配備した荷受
台車上にシートロールを搭載し、護岸に沿って係留する
台船上にシート引出し用のウインチを配備し、該ウイン
チに一端を固定したロープの他端に取り付けた誘導台車
を、シートロールから繰り出す遮水シートの先端に固定
し、誘導台車を移動して陸側から台船上に遮水シートを
所定長さ分引出し、この所定長さのシートを台船上で順
次巾方向につなぎ合わせ、次いで、このつなぎ合わされ
たシートにフックを複数個適宜間隔で取付け、このフッ
クにフローターのロープを取付けるとともに、台船上に
一端を固定した伸縮自在なずり落ち防止用のロープの他
端を前記台船上のシートの側端に固定し、一方、このシ
ートの他端を陸側に固定し、さらに、このシートを陸上
クレーンでワイヤーロープを介して少し持ち上げなが
ら、台船を横移動させて前記シートのつなぎ合わせた分
を水面上に浮設した後、前記ずり落ち防止用のロープを
撤去して、前記台船上へシートロールからの遮水シート
の引出工程、巾方向のつなぎ合わせ工程、フローター取
り付け工程を繰り返して幅方向に多数枚つなげた長大シ
ートを形成し、その後、前記フローターのロープ長さを
伸ばし、シートを水底に沈め、このシートの端部に方塊
を適宜間隔で載せて水底面に沈設固定することを要旨と
するものである。
〔作用〕
本発明によれば、台船上のウインチを作動して誘導台車
を移動させることで、陸上のシートロールから台船上に
所定長さの遮水シートを引出し、この引出した遮水シー
トには、フックを複数個適宜間隔で取付け、このフック
にフローターを取付けるだけの簡単な作業により、該シ
ートに浮力を持たせることができる。
そして、台船上に一端を固定した伸縮自在なずり落ち防
止用のロープの他端を前記台船上のシートの側端に固定
し、一方、このシートの他端を陸側に固定しているの
で、シートはその位置を移動することなく台船のみを横
移動させることができ、フローターの働きにより水面上
のシートは浮力を有する。
この台船の横移動は、シートのうち、ずり落ち防止用の
ロープで固定された側の側端部分を次のシートとの融着
が可能な巾分だけ台船上に残るように横移動させる。こ
の台船の横移動では、伸張するずり落ち防止用のロープ
でシート側端を台船上に固定されているので、台船上の
シートの全部が洋上にずり落ちることはない。
なお、この台船の横移動は、ワイヤーロープを介してシ
ートを陸上クレーンで少し持ち上げながら行うので、台
船上のシートと台船との摩擦抵抗が減少し、台船をスム
ーズに横移動させることができる。
このように、シートのつなぎ合わせた分を水面上に浮設
した後に、ずり落ち防止用のロープを撤去して、前記台
船上へシートロールからの遮水シートの引出工程、巾方
向のつなぎ合わせ工程、フローター取り付け工程を繰り
返して所定の長さ(例えば200m)になるまで多数枚のシ
ートをつなげて長大シートを形成することができたなら
ば、この長大シートを水底面に沈めここに固定する。こ
のシートの端部には方塊を適宜間隔で載せて水底面に沈
設固定するので、シートの位置がずれることなく、希望
の位置に正確にシートを敷設することができる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図〜第14図は本発明の遮水シートの敷設工法の実施
例を示す作業工程の説明図、第15図は本発明の遮水シー
トの敷設工法により遮水シートを敷設する施工場所の一
例を示す平面図、第16図は同上縦断面図で、まず施工場
所の概略を遮水型構造物の一例として廃棄物処分場が構
築される場所として説明する。
該廃棄物処分場は第15図、第16図に示すように腹付護岸
1から横巾約200m、縦約95mの方形の海洋区域A内に構
築されるもので、この区域Aの腹付護岸1側を除く三方
は止水鋼管矢板2で囲い、腹付護岸1の左右端にはケー
ソン護岸1a,1bが形成されている。そして遮水シート3
が敷設されることとなる腹付護岸1にそってここから沖
へ約45mの範囲Bは、腹付護岸1から約45m沖合の個所に
該護岸1と平行に止水鋼矢板4が打設され、この範囲8
の海底域は捨石5の上部に水平部は現場打ちの水中でも
固化する特殊コンクリート6の層が形成され、傾斜部に
はプレキャストコンクリート版7が敷設される。
本発明工法はかかるコンクリート6の層及びプレキャス
トコンクリート版7の上面に配設するゴムなどの遮水シ
ート3の敷設工法に関するもので、次にこの敷設工法を
第1図〜第14図について説明する。
まず、第1図に示すように作業用の浮き足場台船8を腹
付護岸1に沿って区域Aのケーソン護岸1b側に係留す
る。この台船8は一例としてシートの大きさに合わせて
縦48m横15mの方形とし、主要材料としては浮力を生じや
すいようドラム缶を利用し、4m×8m程の大きさのものを
1ブロックとして陸上で製作したものをこのブロック単
位で陸上から海上へ吊下し、海上で各ブロックを固定し
一体ものの台船8に形成する。
そして、台船8上には次に述べるシートロールからのシ
ート引出し用のウインチ9と台船8曳出し用のウインチ
10とを配備する。
次に第2図(a)の平面図、第2図(b)の縦断面図に
示すように護岸1に配備した荷受台車11上にシートロー
ル12を搭載し、このシートロール12から繰出す5m巾のゴ
ム製の遮水シート3の先端に、台船8上に設置したウイ
ンチ9に一端を固定したロープ13の他端に取付けた誘導
台車14を固定し、ウインチ9を作動してロープ13を台船
8の長さ方向に引張り、これによりシート3を台船8上
に引出す。
台船8の縦方向の長さ(図示の例では48m)にほぼ等し
い長さだけシート3を引出したならばシート3を切断し
てシートロール12と分離し、これを台船8上に展張した
状態で置き、この展張されたシート3の長さ方向に添っ
てこれに並べて横に前記と同様にしてシートロール12か
らシート3を台船8の長さ分にほぼ等しい長さだけ引出
し、耳の部分を重ね合わせて展張する。図中15は風など
による移動防止用のウエイトを示す。
このようにして所定長さのシート3を台船8上に複数枚
(図示の例では2枚)巾方向に順次並べたならば、第3
図に示すように重ね合わさっている耳の部分を融着装置
16などを使用して融着接合して長大シート3aを形成す
る。
なお、この融着巾は一例として約10cmとする。次に第4
図に示す洋上でのシート展張の準備工程に移り、つなぎ
合わされた長大シート3aにフック17を複数個適宜間隔で
取付け、このフック17にフローター18を取付けるととも
に、台船8上の長大シート3aのケーソン護岸1a側の端
に、台船8上に一端を固定した伸縮自在なずり落ち防止
用のロープ19の他端を固定する。
そして、第5図に示すように護岸1、ケーソン護岸1b及
び沖合側に面しているシート3aの端をロープで護岸1、
ケーソン護岸1b及び沖合側のケーソンなどにもやいで固
定し、ウインチ10により台船8をケーソン護岸1a側(図
において矢印で示す右方向)に曳出す。
この際、図示は省略したが、台船8上のシート3aにワイ
ヤーロープを通し陸上クレーンで少し持ち上げるように
すれば、台船8上のシート3aと台船8との摩擦抵抗が減
少し、台船8がスムーズに曳出される。
その結果、シート3aは護岸1側などに端部が固定されて
いるので、シート3aは移動せず、台船8のみがケーソン
護岸1a方向(矢印方向)に移動し、陸上クレーンを吊下
せばシート3aは台船8が移動した後の洋上にフローター
18の働きにより浮かぶ。そして、台船8上にあったシー
ト3aのうちロープ19で固定された側の端部分を次のシー
ト3との融着が可能な巾分だけ台船8上に残るように台
船8を移動したところで移動を停止する(第6図)。
この時、シート3aの右端は伸張するロープ19で台船8上
に固定されているので、台船8上のシート3aの全部が洋
上にずり落ちることはない。そして、台船8上に残った
部分のシート3aにウエイト15を載せ台船8上からのずり
落ちを阻止したならば、ロープ19を撤去する。
次に、護岸1上のシートロール12を移動した台船8と対
応する位置まで移動し前記した第2図に示す工程にもど
り、護岸1からシート3を再び引出し、台船8上に残し
たシート3aの右端の耳の部分に重ね合わせた後(第7
図)、この部分を融着しシート3をシート3aの巾方向に
つなげ、さらに長大なシート3aに形成して、台船8を移
動しこのさらに長大になったシート3aを洋上に浮かべ
る。
この第2図〜第7図に示す工程を繰返してシート3を巾
方向に順次つなげて長大シート3aを形成しながらシート
3aは陸側に固定した状態にして台船8のみをシート3a敷
設方向に移動させてこれを洋上に浮かべる。
そして、台船8が護岸1に沿って約180m移動して第8図
において右側のケーソン護岸1a側に達したならばシート
3aの展張を一時中断して次にシート3aの沈設工程に移
る。
この沈設工程はまず第9図に示すように区域Aの法肩線
Cに対応するシート3aの位置に護岸1から位置決めロー
プを張設し、次に第10図に示すようにフローター18のロ
ープ長さを法肩線c位置の水深(図示の側では2m)に合
わせてこれと同じ2mにまで伸ばし、護岸1に設置した油
圧ショベル21のアタッチメント21aの先端にシート3aの
護岸1側の端を玉掛けして固定し、このアタッチメント
21aの先端を海底に移動してシート3aの護岸1側の端を
海底に沈める。
この時、ダイバー22も潜水してシート3aの端が護岸1に
沿って沈設されるよう位置決め作業を行う。
位置決めが終了した部分から同時にシート3aの端部に土
のう23や1m3の方塊24を護岸1上の油圧クレーン25から
降ろして適宜間隔で載せ、シート3aのうち護岸1から法
肩線cまでの間の部分を海底に沈設固定する。そして、
フローター18のロープ長は2m長に伸ばされているのでシ
ート3aは法肩線Cより先の沖合では水深2mの海中に水平
に配置される。なお、この場合、方塊24は約20mの間隔
で護岸1から沖に向かって例えば3個並べる。
以上のようにしてシート3aのうち護岸1から法肩線Cま
での間の部分の沈設が終了したならば、海底上のシート
3aの端からケーソン護岸1aまでの間の距離を実測して残
りのシート3aの敷設長さ(図示の例では20m)を測定
し、まだ海底に敷設されていないシート3aの部分を敷設
された部分の端から台船8上に向けて鉛直に立上げ、鉛
直部分のシート3aの長さは水深から算出し、この部分の
シート3aの長さと台船8上のシート3aの長さとから20m
分の長さのシート3aを用意する(第11図)。
このようにしてシート融着残数量を実測したならば、台
船8を沖合に移動し、シート3aの沖側の端に、沖側のケ
ーソン等に一端を固定したシート固定ロープ26の他端を
固定してシート3aを範囲B内で水深2mの位置に仮固定す
る(第12図)。これにより、護岸1から法肩線Cまでの
間の範囲におけるシート3aの沈設と、これよりも沖合の
部分の仮固定とが終了する。
次に、範囲B内の法肩線Cよりも沖合の部分の海底にシ
ート3aを続けて沈設するには、第13図に示すように護岸
1に設置したウインチ27に固定したロープ28の先端を沖
合のケーソンに取付けた滑車29を介してシート3aの沖合
側の端に固定し、ダイバー22の作業によりフローター18
をシート3aから取外し、かつ、このロープ28にウインチ
27によりテンションを加えながらシート3aを海底に沈
め、このシート3a上に土のう23を載せる。そして、シー
ト3aの沖合側の端はレバーブロック30により海底に固定
し、第14図に示すようにシート固定用のコンクリート塊
31でシート3aを押さえドライピット32でコンクリート塊
31を海底の特殊コンクリート6又はプレキャストコンク
リート版7に固定して、シート3aの本固定が終了する。
以上のようにして廃棄物処分場の造成場所の底部に遮水
シート3aが敷設される。
よって、例えば埋立予定地に事前にかかる廃棄物処分場
を造成することで、海底面を利用した大容量の処分場が
形成でき、処分費の大巾なコストダウンが図れる。
また、かかる処分場は将来人工地盤としても活用でき有
効利用を図ることができ、さらに地下構造物を構築する
場合、埋立て完了後に築造する工法に比べて安価に構築
できるものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の遮水シートの敷設工法は、遮
水シートを海底に敷設する場合に、台船上でロール状の
シートを巾方向につなぎ合わせ長大シートに形成しなが
らシートの端は陸側に固定し台船のみをスムーズに移動
することによりシートを水底に沈設するので、シート敷
設の際、シートを引張らずにすむから作業性がよく希望
の位置に正確に配設できる。また、シート自身に引張力
その他の外力が加わることがないから融着などに際し位
置寸法も正確なものが得られる。
さらに、各工程において大掛かりな設備を用いることな
く低廉な施工が図れ、しかも無駄のない作業工程により
迅速かつ的確な施工ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明の遮水シートの敷設工法の実施
例を示す作業工程の説明図、第15図は本発明方法により
遮水シートを敷設する施工場所の一例を示す平面図、第
16図は同上縦断面図である。 1…腹付護岸、1a,1b…ケーソン護岸 2…止水鋼管矢板、3…遮水シート 3a…長大シート、4…止水鋼矢板 5…捨石、6…特殊コンクリート 7…プレキャストコンクリート版、8…台船 9,10…ウインチ、11…荷受台車 12…シートロール、13…ロープ 14…誘導台車、15…ウエイト 16…融付シート、17…フック 18…フローター、19…ロープ 20…位置決めロープ、21…油圧ショベル 21a…アタッチメント、22…ダイバー 23…土のう、24…方塊 25…油圧クレーン、26…シート固定ロープ 27…ウインチ、28…ロープ 29…滑車、30…レバーブロック 31…シート固定用のコンクリート塊、32…ドライピット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹房 秀一 神奈川県横浜市中区太田町4―51 鹿島建 設株式会社横浜支店内 (72)発明者 雪下 陽吉 神奈川県横浜市中区太田町4―51 鹿島建 設株式会社横浜支店内 (56)参考文献 特開 昭53−123530(JP,A) 特開 昭60−126413(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陸側に配備した荷受台車上にシートロール
    を搭載し、護岸に沿って係留する台船上にシート引出し
    用のウインチを配備し、該ウインチに一端を固定したロ
    ープの他端に取り付けた誘導台車を、シートロールから
    繰り出す遮水シートの先端に固定し、誘導台車を移動し
    て陸側から台船上に遮水シートを所定長さ分引出し、こ
    の所定長さのシートを台船上で順次巾方向につなぎ合わ
    せ、次いで、このつなぎ合わされたシートにフックを複
    数個適宜間隔で取付け、このフックにフローターのロー
    プを取付けるとともに、台船上に一端を固定した伸縮自
    在なずり落ち防止用のロープの他端を前記台船上のシー
    トの側端に固定し、一方、このシートの他端を陸側に固
    定し、さらに、このシートを陸上クレーンでワイヤーロ
    ープを介して少し持ち上げながら、台船を横移動させて
    前記シートのつなぎ合わせた分を水面上に浮設した後、
    前記ずり落ち防止用のロープを撤去して、前記台船上へ
    シートロールからの遮水シートの引出工程、巾方向のつ
    なぎ合わせ工程、フローター取り付け工程を繰り返して
    幅方向に多数枚つなげた長大シートを形成し、その後、
    前記フローターのロープ長さを伸ばし、シートを水底に
    沈め、このシートの端部に方塊を適宜間隔で載せて水底
    面に沈設固定することを特徴とする遮水シートの敷設工
    法。
JP1068819A 1989-03-20 1989-03-20 遮水シートの敷設工法 Expired - Lifetime JPH0739647B2 (ja)

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