JPH0739638A - 磁気反撥式テーブルゲーム装置 - Google Patents

磁気反撥式テーブルゲーム装置

Info

Publication number
JPH0739638A
JPH0739638A JP20561093A JP20561093A JPH0739638A JP H0739638 A JPH0739638 A JP H0739638A JP 20561093 A JP20561093 A JP 20561093A JP 20561093 A JP20561093 A JP 20561093A JP H0739638 A JPH0739638 A JP H0739638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pack
game device
mallet
pole
permanent magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20561093A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Taki
栄司 瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
Priority to JP20561093A priority Critical patent/JPH0739638A/ja
Publication of JPH0739638A publication Critical patent/JPH0739638A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気反撥力を利用してテーブル上のパックを
浮上させまたはテーブルに対するパックの接触面圧を低
減させ、テーブル上面に沿ってマレットを軽快に滑走さ
せて、各種のゲームを行うことができるテーブルゲーム
装置を供する点にある。 【構成】 磁気反撥式ホッケーゲーム装置1は、テーブ
ル2と、後述する原理によりテーブル2の上面を高速で
滑走することができるパック3と、テーブル2の上面に
沿って摺動操作され該パック3を加撃することができる
マレット4とよりなり、テーブル2のテーブル本体5の
上方に合板13が張設され、該合板13の上面にN極を上方
に向けた永久磁石14が全面に亘り略均等に埋設され、こ
れらをメラミン樹脂化粧板15で平らに被ってプレー面12
が形成され、パック3は薄い円板16とその外周に一体に
形成された厚い環状部17とよりなり、環状部17の両側面
部にN極を外側にS極を内側に向けて永久磁石18が一体
に埋設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気反撥力を利用して
テーブル上のパックを浮上させ、またはテーブルに対す
るパックの接触面圧を低減させ、テーブル上面に沿って
パックを軽快に滑走させて、各種のゲームを行うことが
できるテーブルゲーム装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】テーブルに多数の小さな空気噴出孔を設
け、テーブル下方に設けた空気供給装置から、テーブル
下方の空気供給通路を介して前記空気噴出孔へ加圧空気
を供給することにより、テーブルとテーブル上のパック
との間に空気クッションを形成させ、この空気クッショ
ンにより、パックをテーブル上で小さな摩擦力で軽快に
移動させることができる空気クッションテーブルゲーム
装置が、従来からあった(特公昭49−39609 号公報,米
国特許第3,066,937 号明細書参照)。
【0003】
【解決しようとする課題】前記空気クッションテーブル
ゲーム装置では、空気供給装置が不可欠であるのみなら
ず、テーブル全面に亘って広くかつ多数配設された小孔
に加圧空気をむらなく供給し、該小孔よりテーブル上面
に対し直角方向に向けて均一に加圧空気を噴出させる必
要があるため、空気供給装置駆動用の電源がなければな
らず、また構造が複雑化して故障が起り易く、かつ高価
であった。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用効果】本発明
は、前記した難点を克服したゲーム装置の改良に係り、
テーブル上面に沿って磁石が配設されたテーブルと、該
テーブルの磁石の上面磁極と同極性の下面磁極を有する
磁石が設けられたパックと、前記テーブル上面に沿って
摺動操作可能なマレットとよりなることを特徴とするも
のである。
【0005】本発明は前記したように構成されているの
で、テーブル上面に配設された磁石の上面磁極と、パッ
クに設けられた磁石の下面磁極とが同極性である結果、
該両磁極間に生ずる磁気反撥力により前記パックが前記
テーブル上を浮上し、またテーブルに対するパックの接
触面圧が低減し、該パックは前記テーブル上を軽快に滑
走することができる。
【0006】このように本発明では、前記テーブル上で
前記パックを軽快に滑走させることができるので、該テ
ーブル上に沿ってマレットを摺動操作してテーブル上の
パックを加撃することにより、該パックを高速で移動さ
せて、スリルを持ってホッケー等の各種の競技を行うこ
ことができる。
【0007】また本発明においては、空気供給装置や、
空気供給通路を必要としないので、構造が簡単で故障が
起りにくく、安価である。
【0008】さらに本発明では、テーブルに設けられた
磁石を永久磁石で構成することにより、電源を省略する
ことができ、さらに構造を簡略化してコストダウンを図
ることができるとともに、どのような場所にも設置する
ことができる。
【0009】さらにまた本発明においては、テーブルに
設けられた磁石を電磁石にすれば、該電磁石の通電量を
適宜変更させ、あるいは時間の経過に伴って変化させる
ことによって、ゲームをより一層盛上げることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明をホッケーゲーム装置に適用し
た図1ないし図2に図示される実施例について説明す
る。
【0011】磁気反撥式ホッケーゲーム装置1は、テー
ブル2と、後述する原理によりテーブル2の上面を高速
で滑走することができるパック3と、テーブル2の上面
に沿って摺動操作され該パック3を加撃することができ
るマレット4とよりなっている。
【0012】またテーブル2では、略直方体状のテーブ
ル本体5の上方外周に周壁6が形成され、該周壁6の相
対する端壁7の中央部にゴール9が設けられるととも
に、周壁6の端壁7および側壁8の内周面に鋼性のバン
パー薄板10が張設され、側壁8の各中央部上面にそれぞ
れ、2個のゴール9にシュートされたパック3の個数、
すなわち得点を表示する得点表示部11が設けられてい
る。
【0013】さらにテーブル2においては、ゴール9に
シュートされたパック3をテーブル本体5のプレー面12
上に排出させる図示されないパック返戻機構が設けられ
ている。
【0014】さらにまたテーブル本体5の上方に合板13
が張設され、該合板13の上面にN極を上方に向けた永久
磁石14が全面に亘り略均等に埋設され、これらをメラミ
ン樹脂化粧板15で平らに被ってプレー面12が形成され
る。
【0015】またパック3は、自己潤滑性に富んだポリ
アミド製で、薄い円板16とその外周に一体に形成された
厚い環状部17とよりなり、環状部17の両側面部にN極を
外側にS極を内側に向けて永久磁石18が一体に埋設され
ている。
【0016】さらにマレット4はポリアミド製で、テー
ブル2のプレー面12上を滑らかに摺動できるようになっ
ている。
【0017】図1ないし図2に図示された実施例は前記
したように構成されているので、テーブル2のプレー面
12上にパック3を載せると、テーブル2のプレー面12の
下方に埋設された永久磁石14のN極と、パック3の環状
部17に埋設された永久磁石18のN極とが相対し、その結
果、永久磁石14と永久磁石18との間に磁気反撥力が生
じ、パック3はプレー面12より上方へ浮上がり、また浮
上がらなくても、プレー面12に対するパック3の環状部
17の接触面が著しく低減する。
【0018】このため、図示されないプレーヤーがプレ
ー面12上でマレット4を摺動操作して、パック3を水平
方向に加撃すると、パック3は勢良くプレー面12上を滑
走して、相手側ゴール9に向ってシュートされ、または
側壁8のバンパー薄板10に反射されてから相手側ゴール
9に向ってシュートされる。
【0019】このようにプレー面12上をシュートされた
パック3は相手側のプレーヤーにより操作されるマレッ
ト4で止めなければ、シュートが成功する。
【0020】このようにパック3がプレー面12上を浮上
し、または軽くプレー面12に接しているため、テーブル
2のプレー面12とパック3の環状部17の側面とには摩擦
力が働かず、または小さくなり、パック3はプレー面12
上を高速で滑走でき、スピード感あふれるプレーを行う
ことができる。
【0021】またパック3が何等かの原因で裏返しとな
っても、環状部17に埋設された永久磁石18の下面磁極は
やはりN極であるので、テーブル2とパック3との間に
はやはり同じような反撥力が発生する。
【0022】さらにメラミン樹脂化粧板15上に自己潤滑
製に富んだポリアミド製パック3が載っているため、テ
ーブル2のプレー面12にパック3の環状部17が接触して
も、摩擦力が著しく小さい。
【0023】さらにまた従来の空気クッションテーブル
ゲーム装置のようにパックを浮上させるための空気供給
装置を必要とせず、永久磁石14,18の磁気反撥力てパッ
ク3を浮上できるので、得点表示部11を動作させるため
の電源が必要であったとしても、電池等で足り、コー
ド、プラグ等を用いた外部から電力の供給が不要とな
り、どのような場所にも自由に磁気反撥式ホッケーゲー
ム装置1を設置することができる。
【0024】図1ないし図2の実施例では、パック3の
環状部17に永久磁石18を埋設したが、図3に図示するよ
うに、永久磁石18をN極を外面に露出させた状態で、パ
ック3の円板16に永久磁石18を一体に埋設してもよく、
図1ないし図2と同様な作用効果を奏することができ
る。
【0025】また図1ないし図2に図示の実施例におい
ては、テーブル2の合板13に永久磁石14を埋設したが、
図4に図示するように、永久磁石14の代りにコア付きの
電磁石19を多数埋設し、該電磁石19を電線20を介して図
示されない直流電流に接続し、電磁石19の上部がN極と
なるように、電磁石19に直流電流を供給するようにして
もよく、このような実施例では、電磁石19への印加電圧
を適宜変更することにより、テーブル2とパック3との
間を磁気反撥力を自由に調整することができる。
【0026】さらに図4の実施例において、電磁石19へ
の電流供給量を時間の経過に従って無作為に変化させる
電流調整手段を設ければ、テーブル2のプレー面12上を
滑走するパック3の走行速度に変化を与えることがで
き、より一層の興趣を上げることができる。
【0027】さらにまた図5に図示するように、図示さ
れないプレー面の下方に閉曲線状の導線21を何重にも配
設し、この導線21の両端を直線電源22の両端子に接続し
てもよく、図4に図示する実施例と同様な作用効果を奏
することができる。しかも導線21を渦巻状(図示され
ず)に巻回して電磁石を構成してもよい。
【0028】また図6に図示するように、パック3の円
板16の両面に外面がN極となるように上下2枚の円板状
永久磁石23を一体に設けてもよい。
【0029】さらに図7ないし図8に図示するように、
パック3の両側面部の中心寄りにリング状切欠き24を形
成し、外面側がN極となるようにリング状永久磁石25を
該リング状切欠き24に一体に嵌着してもよく、このよう
な実施例では、パック3の磁気力をより一層強化するこ
とができる。
【0030】さらに図9に図示するように円板パック26
に複数個所円孔27を形成し、該円孔27に永久磁石28を一
体に嵌着してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気反撥式テーブルゲーム装置の
一実施例を図示した斜視図である。
【図2】図1の要部拡大縦断面図である。
【図3】他の実施例のパック縦断面図である。
【図4】さらに他の実施例のテーブル要部拡大縦断面図
である。
【図5】さらに他の実施例のテーブル要部斜視図であ
る。
【図6】他の実施例におけるパックの縦断面図である。
【図7】さらに他の実施例におけるパック平面図であ
る。
【図8】図7に図示されたパックの斜視図である。
【図9】さらに他の実施例におけるパックの斜視図であ
る。
【符号の説明】 1…磁気反撥式ホッケーゲーム装置、2…テーブル、3
…パック、4…マレット、5…テーブル本体、6…周
壁、7…端壁、8…側壁、9…ゴール、10…バンパー薄
板、11…得点表示部、12…プレー面、13…合板、14…永
久磁石、15…メラミン樹脂化粧板、16…円板、17…環状
部、18…永久磁石、19…電磁石、20…電線、21…導線、
22…直線電源、23…永久磁石、24…リング状切欠き、25
…リング状永久磁石、26…円板パック、27…円孔、28…
永久磁石。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上面に沿って磁石が配設された
    テーブルと、該テーブルの磁石の上面磁極と同極性の下
    面磁極を有する磁石が設けられたパックと、前記テーブ
    ル上面に沿って摺動操作可能なマレットとよりなること
    を特徴とする磁気反撥式デーブルゲーム装置。
  2. 【請求項2】 前記テーブルに設けられた磁石を永久磁
    石で構成したことを特徴とする請求項1記載の磁気反撥
    式テーブルゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルに設けられた磁石を電磁石
    で構成したことを特徴とする請求項1記載の磁気反撥式
    テーブルゲーム装置。
JP20561093A 1993-07-29 1993-07-29 磁気反撥式テーブルゲーム装置 Withdrawn JPH0739638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20561093A JPH0739638A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 磁気反撥式テーブルゲーム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20561093A JPH0739638A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 磁気反撥式テーブルゲーム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739638A true JPH0739638A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16509728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20561093A Withdrawn JPH0739638A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 磁気反撥式テーブルゲーム装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0739638A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001165070A (ja) * 1999-12-10 2001-06-19 Mitsubishi Electric Corp スクロール流体機械

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001165070A (ja) * 1999-12-10 2001-06-19 Mitsubishi Electric Corp スクロール流体機械
JP4584389B2 (ja) * 1999-12-10 2010-11-17 三菱電機株式会社 スクロール流体機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3406972A (en) Educational game employing magnetic attraction
US3785648A (en) Hockey game with magnetic control members
US20050209013A1 (en) Training apparatus and method for games such as billiards and the like
US5536017A (en) Arcade type wall mounted game
JPH0744973B2 (ja) 磁気的に操作可能の部品を備えたゲーム設備
US4991836A (en) Dynamic game apparatus and method using multiple magnets and a magnetic manipulator below them
US3887187A (en) Air cushion table game
US4017078A (en) Air table handball game apparatus
US5092595A (en) Soccer game apparatus
US5356135A (en) Combination hockey & roller ball reflex practice board
US7222851B2 (en) Games and game playing implements that include magnets
JPH0739638A (ja) 磁気反撥式テーブルゲーム装置
US3927885A (en) Puck and bat for an air cushion table game
US6299164B1 (en) Floating/dropping ball game table structure
US20080303208A1 (en) Magnetic dice and magnetic dice games
US5671925A (en) Circular gamepiece with protector
US6827349B2 (en) Billiard table
KR100485366B1 (ko) 자석을 이용한 휴대용 게임세트
US4094506A (en) Competitive game
US3042407A (en) Disk game
US20050116409A1 (en) Magnetically floating hockey playing table
US20100013155A1 (en) Static soccer
CN210021171U (zh) 一种有多道关口的互动益智玩具
US3056605A (en) Table game apparatus
US3091464A (en) Game

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001003