JPH0739550U - 多用途用装身具サービス・ケース - Google Patents

多用途用装身具サービス・ケース

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JPH0739550U
JPH0739550U JP7637193U JP7637193U JPH0739550U JP H0739550 U JPH0739550 U JP H0739550U JP 7637193 U JP7637193 U JP 7637193U JP 7637193 U JP7637193 U JP 7637193U JP H0739550 U JPH0739550 U JP H0739550U
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和仁 内田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 販売した指輪、イアリング、ピアス等の装身
具に使用する多用途用装身具サービス・ケースであり、
収納される装身具の種類、形状に応じて使い分けられケ
ースの種類を増やす必要をなくす。 【構成】 観音開き蓋を有する立方体ケース本体の凹部
に収納される面積と所望厚みとを有するベース・インサ
ート20の表面でカフス・ボタン用弾性紐の中間部の下
部に先端近くにタイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホ
ール30aを穿設し、細長い突起を起倒自在に設け、そ
の裏面で中心にタイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホ
ールを穿設し、且つブローチ、指輪等を掛けられる四角
形突起30を起倒自在に設けた台紙20と、それと一体
の短い開放縁にイアリング、カフス・ボタン、ペンダン
ト等の嵌合用切込24a,bを形成した台形台紙24と
を有するとから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、多用途用装身具サービス・ケースに関し、更に詳しくは宝石店、 デパートの宝石部等に於て、販売した指輪、イアリング、ピアス等の装身具を顧 客に渡す場合に使用する多用途用装身具サービス・ケースに関し、該サービス・ ケース内に挿入するベース・インサートの表裏を交換自在として使用可能とした 事により、収納される指輪、イアリング、ピアス等の種類、形状に応じて使い分 けられ、従って顧客に対するサービスの外に準備するサービス・ケースの種類を 増やす必要がなくなり、在庫管理にも役立つ多用途用装身具サービス・ケースに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来宝石店、デパートの宝石部等に於て販売した指輪、イアリング、ピアス等 の装身具を顧客に渡す場合には、指輪、イアリング、ピアス等の装身具の形状に 応じて各種のサービス・ケースに収納して手渡している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って収納される指輪、イアリング、ピアス等の装身具の形状に応じて各種の 形状を有する多数のサービス・ケースを準備しなくてはならず、在庫管理の点か らも好ましくなかった。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
この考案は、公知の装身具サービス・ケースに於ける前述の欠陥を除去するも ので、その一方の要旨は、表面を所望色に着色した人工皮革等で被覆接着し、そ の表面と上下縁枠とを夫々1/2づつ両側から覆う様な面積とを有し、一方の表 面端部に凹型スナップ・フックと、これに対応する他方の表面端部に該凹型スナ ップ・フックに嵌合される凸型スナップ・フックとを夫々設けられ、且つ両側縁 枠に開閉自在に一体に設けられた観音開き蓋を有し、且つ表面を同じく所望色に 着色した人工皮革等で被覆接着した所望大きさと、深さの凹部内部を有する立方 体ケース本体に於いて;該立方体ケース本体凹部に収納される面積と所望厚みと を有し、その表裏とをビロード等で被覆し、表面上部で両側端近くにカフス・ボ タン用弾性紐を水平に並列して設け、同じく表面で該カフス・ボタン用弾性紐の 中間部の下部に先端近くにタイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホールを穿設し 、周囲をビロード等で被覆した細長い突起を起倒自在に設け、その裏面で中心に タイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホールを穿設し、周囲をビロード等で被覆 し、且つブローチ、指輪等を掛けられる四角形突起を起倒自在に設けた台紙と、 該台紙の下辺に所要幅の折曲用縁を介して可撓自在に一体に取付けられ、且つ短 い開放縁にイアリング、カフス・ボタン、ペンダント等の嵌合用切込を形成し、 周囲をビロード等で被覆した台形台紙とを有するベース・インサートとから成り ;該立方体ケース本体凹部で該ベース・インサートの角度を調節自在とした事を 特徴とする多用途用装身具サービス・ケースである。
【0005】 この考案の他方の要旨は、ベース・インサートの該台紙の表面で該カフス・ボ タン用弾性紐の中間部の下部に形成した切込内に、一端近くにタイ・ピン、タイ ・タック等用ピン・ホールを穿設した細長い突起と、該細長部材の他端にタイ・ ピン、タイ・タック等用ピン・ホールを穿設し、共に周囲をビロード等で被覆し 、且つブローチ、指輪等を掛けられる四角形突起を有する細長部材を貫通して該 細長い突起を該台紙の表面に起倒自在に設け、該四角形突起を該台紙の裏面に起 倒自在に設けたベース・インサートとから成り;該立方体ケース本体凹部で該ベ ース・インサートの角度を調節自在とした事を特徴とする多用途用装身具サービ ス・ケースである。
【0006】
【実施例】
請求項1記載の多用途用装身具サービス・ケースの実施例を添付図面について 説明する。図1〜12に於て、多用途用装身具サービス・ケースは、表面を所望 色に着色した人工皮革等10aで被覆接着した所望大きさと深さの凹形内部12 を有する立方体ケース本体10の両側縁枠12a、12aの上部に、同じく表面 を所望色に着色した人工皮革等で被覆接着し、その表面と上下縁枠とを夫々1/ 2づつ両側から覆う様な面積とを有し、一方の表面端部に凹型スナップ・フック 16と、これに対応する他方の表面端部に該凹型スナップ・フック16に嵌合さ れる凸型スナップ・フック16aとを夫々有する観音開き蓋14、14を開閉自 在に一体に設ける。
【0007】 該立方体ケース本体10の該凹部12内に収納されるベース・インサート20 は、該凹部12の面積にほぼ対応する面積と所望厚みとを有する台紙本体22の 長い一辺に所要幅の折曲用縁22aを介して台形台紙24を可撓自在に一体に取 付け、その短い開放縁24aにイアリング、カフス・ボタン、ペンダント等の嵌 合用切込24bを形成する。
【0008】 図3、4、6、7に示す通り、該ベース・インサート20の表面の両側縁枠近 くで中間部にカフス・ボタン用弾性紐26、26を水平に設け、更に該カフス・ ボタン用弾性紐26、26の中間下部の切込22bに、一端近くにタイ・ピン、 タイ・タック等用ピン・ホール28aを穿設した細長い金属突起28の下端を嵌 合して起倒自在とし、該細長い金属突起28の周囲をビロード等(図示せず)で 被覆する。
【0009】 図11、12に於て、該台紙本体22の裏側(図面上台紙本体22の左側)で 該細長い金属突起28の対応個所に、中心にタイ・ピン、タイ・タック等用ピン ・ホール透孔30aを穿設し、且つブローチ、指輪等を掛けるほぼ四角形板30 の下端を嵌合して該細長い突起28と同様に起倒自在とし、且つ該ほぼ四角形板 30の周囲をビロード等(図示せず)で被覆する。
【0010】 請求項2に記載された実施例に於ては、図13、14に示す通り一端近くにタ イ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホール34aを穿設し、且つブローチ、指輪 等を掛けるほぼ四角形板34と、他端に中心にタイ・ピン、タイ・タック等用ピ ン・ホール透孔36aを穿設した細長い帯板36とを有する金属帯板32を予め 用意する。 該細長い金属帯板32の一端を該台紙本体22のほぼ中心に穿設した切込22 bに裏側から貫通して表面に導いて起倒自在とし、他端の該ほぼ四角形板34を 該台紙本体22の裏面に配置して起倒自在とし、該細長い金属帯板32の周囲を ビロード等で被覆する。
【0011】
【考案の作用】
前述の構成に於て、多用途用装身具サービス・ケースの立方体ケース本体10 内に挿入されるの該凹部12内に収納される該ベース・インサート20は、収納 される各種の指輪、イアリング、ピアス等の種類、形状に応じて使い分けられる 。即ち該ベース・インサート20を表裏にしたり、該台紙本体22の該台形台紙 24を折返したりして使用する。
【0012】
【考案の効果】
前述の通り、この考案に係る多用途用装身具サービス・ケース装身具によれば 、サービス・ケース内に挿入するベース・インサートの表裏を交換自在として使 用可能とした事により、収納される指輪、イアリング、ピアス等の種類、形状に 応じて使い分けられ、従って顧客に対するサービスの外に準備するサービス・ケ ースの種類を増やす必要がなくなり、在庫管理にも役立つ諸効果が得られる。 更に該立方体ケース本体凹部12内で該ベース・インサート20の角度を調節 自在としたので展示する場合にも効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る多用途用装身具サービス・ケー
スの斜視図である。
【図2】図1の多用途用装身具サービス・ケースの観音
開き蓋を開いた状態を示す斜視図である。
【図3】図2の立方体ケース本体から取出したベース・
インサートの斜視図である。
【図4】図3に示すベース・インサートの台紙本体の台
形台紙を表側に開いた状態を示す斜視図である。
【図5】図2の立方体ケース本体からベース・インサー
トを取出した状態の拡大斜視図である。
【図6】図4のベース・インサートに於て台形台紙を表
側に開いた状態の正面図である。
【図7】図6のベース・インサートの背面図である。
【図8】図3、6、7のベース・インサートの台形台紙
にペンダントを装着した状態を示す斜視図である。
【図9】図3のベース・インサートの台紙のほぼ四角形
板に指輪を掛けた状態を示す斜視図である。
【図10】図7のベース・インサートのカフス・ボタン
用弾性紐にカフス・ボタンを装着した状態を示す斜視図
である。
【図11】図3〜10のベース・インサートの台紙を部
分的に分解した状態を示す斜視図である。
【図12】図11のベース・インサートの台紙に設けら
れる先端近くにタイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホ
ールを穿設した細長い金属突起を起倒自在に設け、その
裏面で中心にタイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホー
ルを穿設し、且つ指輪等を掛けられる四角形突起を起倒
自在に設けた台紙の部分拡大断面図である。
【図13】請求項2記載のベース・インサートの台紙の
切込に貫通して設けられる先端近くにタイ・ピン、タイ
・タック等用ピン・ホールを穿設した細長い金属突起を
起倒自在に設け、その裏面で中心にタイ・ピン、タイ・
タック等用ピン・ホールを穿設し、且つ指輪等を掛けら
れる四角形突起を有する細長部材を示す拡大断面図であ
る。
【図14】図13から取出した細長部材の正面略図であ
る。
【符号の説明】
10・・・立方体ケース本体; 12・・・立方体ケースの凹形内部; 12a・・・両側縁枠; 14・・・観音開き蓋; 20・・・ベース・インサート; 22・・・台紙本体; 22a・・・折曲用縁; 22b、22c・・・切込; 24・・・台形台紙; 24a・・・短い開放縁; 24b・・・イアリング、カフス・ボタン、ペンダント
等の嵌合用切込; 26・・・カフス・ボタン用弾性紐; 28・・・金属突起; 28a・・・タイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホー
ル; 30・・・ほぼ四角形板; 30a・・・タイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホー
ル透孔; 32・・・金属帯板; 32a・・・タイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホー
ル; 34・・・ほぼ四角形板; 34a・・・タイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホー
ル; 36・・・細長い帯板; 36a・・・タイ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホー
ル透孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を所望色に着色した人工皮革等で被
    覆接着し、その表面と上下縁枠とを夫々1/2づつ両側
    から覆う様な面積とを有し、一方の表面端部に凹型スナ
    ップ・フックと、これに対応する他方の表面端部に該凹
    型スナップ・フックに嵌合される凸型スナップ・フック
    とを夫々設けられ、且つ両側縁枠に開閉自在に一体に設
    けられた観音開き蓋を有し、且つ表面を同じく所望色に
    着色した人工皮革等で被覆接着した所望大きさと、深さ
    の凹部内部を有する立方体ケース本体に於いて;該立方
    体ケース本体凹部に収納される面積と所望厚みとを有
    し、その表裏とをビロード等で被覆し、表面上部で両側
    端近くにカフス・ボタン用弾性紐を水平に並列して設
    け、同じく表面で該カフス・ボタン用弾性紐の中間部の
    下部に先端近くにタイ・ピン、タイ・タック等用ピン・
    ホールを穿設し、周囲をビロード等で被覆した細長い突
    起を起倒自在に設け、その裏面で中心にタイ・ピン、タ
    イ・タック等用ピン・ホールを穿設し、周囲をビロード
    等で被覆し、且つブローチ、指輪等を掛けられる四角形
    突起を起倒自在に設けた台紙と、該台紙の下辺に所要幅
    の折曲用縁を介して可撓自在に一体に取付けられ、且つ
    短い開放縁にイアリング、カフス・ボタン、ペンダント
    等の嵌合用切込を形成し、周囲をビロード等で被覆した
    台形台紙とを有するベース・インサートとから成り;該
    立方体ケース本体凹部で該ベース・インサートの角度を
    調節自在とした事を特徴とする多用途用装身具サービス
    ・ケース。
  2. 【請求項2】 表面を所望色に着色した人工皮革等で被
    覆接着し、その表面と上下縁枠とを夫々1/2づつ両側
    から覆う様な面積とを有し、一方の表面端部に凹型スナ
    ップ・フックと、これに対応する他方の表面端部に該凹
    型スナップ・フックに嵌合される凸型スナップ・フック
    とを夫々設けられ、且つ両側縁枠に開閉自在に一体に設
    けられた観音開き蓋を有し、且つ表面を同じく所望色に
    着色した人工皮革等で被覆接着した所望大きさと、深さ
    の凹部内部を有する立方体ケース本体に於いて;該ベー
    ス・インサートの該台紙の表面で該カフス・ボタン用弾
    性紐の中間部の下部に形成した切込内に、一端近くにタ
    イ・ピン、タイ・タック等用ピン・ホールを穿設した細
    長い突起と、該細長部材の他端にタイ・ピン、タイ・タ
    ック等用ピン・ホールを穿設し、共に周囲をビロード等
    で被覆し、且つブローチ、指輪等を掛けられる四角形突
    起を有する細長部材を貫通して該細長い突起を該台紙の
    表面に起倒自在に設け、該四角形突起を該台紙の裏面に
    起倒自在に設けたベース・インサートとから成り;該立
    方体ケース本体凹部で該ベース・インサートの角度を調
    節自在とした事を特徴とする多用途用装身具サービス・
    ケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102396864A (zh) * 2010-09-14 2012-04-04 苏州鸿顺木业工艺有限公司 饰品盒

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138895U (ja) * 1978-03-14 1979-09-26
JP3120421U (ja) * 2005-09-22 2006-04-06 将多 石原 両面使用のプラスチックモール

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