JPH0226390Y2 - - Google Patents
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- JPH0226390Y2 JPH0226390Y2 JP1986004956U JP495686U JPH0226390Y2 JP H0226390 Y2 JPH0226390 Y2 JP H0226390Y2 JP 1986004956 U JP1986004956 U JP 1986004956U JP 495686 U JP495686 U JP 495686U JP H0226390 Y2 JPH0226390 Y2 JP H0226390Y2
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、収納物の展示と保護を兼ねた透明収
納容器、とくにはピアス、ネツクレス、ブレスレ
ツド、ペンダント等の装身具の収納に適した透明
収納容器に関するものである。
納容器、とくにはピアス、ネツクレス、ブレスレ
ツド、ペンダント等の装身具の収納に適した透明
収納容器に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の目的のために、プラスチツク等
からなる透明容器中に白色または有色の台紙を敷
き、その上に収納物を取付け、見栄えをよくした
ものが知られている。しかし、この容器では収納
物の保護効果はあつても、その裏側の状態は蓋を
外して中から収納物を取り出さないと確かめられ
ないという不便さがあり、また収納物の展示方法
が制約されるなど展示効果にも難点があつた。
からなる透明容器中に白色または有色の台紙を敷
き、その上に収納物を取付け、見栄えをよくした
ものが知られている。しかし、この容器では収納
物の保護効果はあつても、その裏側の状態は蓋を
外して中から収納物を取り出さないと確かめられ
ないという不便さがあり、また収納物の展示方法
が制約されるなど展示効果にも難点があつた。
そこで、これを解決した全部が透明なプラスチ
ツクからなるものも提案されたが、一般にプラス
チツク製のものは、その密閉性を確保するため、
蓋をしつかり止めようとすると開きにくくなるほ
か、反復利用によつて止め具の効き目が悪くなる
など蓋の開閉の問題があつた。
ツクからなるものも提案されたが、一般にプラス
チツク製のものは、その密閉性を確保するため、
蓋をしつかり止めようとすると開きにくくなるほ
か、反復利用によつて止め具の効き目が悪くなる
など蓋の開閉の問題があつた。
(考案が解決しようとする課題)
本考案の目的は、蓋の取付け、取外しを容易か
つ確実にして、収納物の保護と取扱い機能を向上
すると共に、容器の展示機能を高めて、利用価値
を増大させた透明収納容器を提供するにある。
つ確実にして、収納物の保護と取扱い機能を向上
すると共に、容器の展示機能を高めて、利用価値
を増大させた透明収納容器を提供するにある。
(課題を解決するための手段)
本考案は、上記目的達成のため、この透明収納
容器を、上蓋と収納部とが二つ折り状に嵌合する
透明容器本体と、一端に延出部を備えた収納物の
透明支持部材とから構成し、上蓋と収納部のそれ
ぞれの側壁に鍔部を、上蓋が収納部の側壁に嵌合
した際に互いに接合する位置に設け、両鍔部をそ
れぞれの一縁で接続して、ここに折曲部を形成
し、一方または両方の鍔部の接合面の一部に段差
を設けると共に対応する位置の収納部の側壁を欠
いて両鍔部間にスリツト状の開口部を形成し、透
明支持部材を、その延出部がこの開口部より器外
に延出する状態で容器本体に装着してなるものと
したことを要旨とするものである。
容器を、上蓋と収納部とが二つ折り状に嵌合する
透明容器本体と、一端に延出部を備えた収納物の
透明支持部材とから構成し、上蓋と収納部のそれ
ぞれの側壁に鍔部を、上蓋が収納部の側壁に嵌合
した際に互いに接合する位置に設け、両鍔部をそ
れぞれの一縁で接続して、ここに折曲部を形成
し、一方または両方の鍔部の接合面の一部に段差
を設けると共に対応する位置の収納部の側壁を欠
いて両鍔部間にスリツト状の開口部を形成し、透
明支持部材を、その延出部がこの開口部より器外
に延出する状態で容器本体に装着してなるものと
したことを要旨とするものである。
また、この透明容器本体は、上蓋の鍔部をその
側壁の開放端に設け、収納部の側壁を開放端で連
なる内外二重の側壁とし、その鍔部を外側壁の下
縁に設け、内側壁が下方に延びて底板に連なる、
上蓋と収納部とが一体の成形物からなるものとす
るのが好ましい。
側壁の開放端に設け、収納部の側壁を開放端で連
なる内外二重の側壁とし、その鍔部を外側壁の下
縁に設け、内側壁が下方に延びて底板に連なる、
上蓋と収納部とが一体の成形物からなるものとす
るのが好ましい。
(作用)
収納物は、予め上記透明支持部材の適所に小
孔、切込み等を設けておき、必要に応じ適当な係
止具を用いてこれに取付けるか、上下1組の収納
物のそれぞれに希土類石等の強磁性材料を取付け
たものを支持部材の上下両面に配して磁気的に挟
着して取付けた後、この支持部を収納部の内側壁
の内側に合せると共に延出部の付け根を前記開口
部を構成する鍔部面に当てがい、その先端を器外
に出した状態で上蓋を閉じると、上蓋と収納部と
はそれぞれの側壁が互いに接して嵌合し、同時に
それぞれの鍔部を接合するので、上蓋が容易かつ
確実に閉止される。
孔、切込み等を設けておき、必要に応じ適当な係
止具を用いてこれに取付けるか、上下1組の収納
物のそれぞれに希土類石等の強磁性材料を取付け
たものを支持部材の上下両面に配して磁気的に挟
着して取付けた後、この支持部を収納部の内側壁
の内側に合せると共に延出部の付け根を前記開口
部を構成する鍔部面に当てがい、その先端を器外
に出した状態で上蓋を閉じると、上蓋と収納部と
はそれぞれの側壁が互いに接して嵌合し、同時に
それぞれの鍔部を接合するので、上蓋が容易かつ
確実に閉止される。
一方、支持部材は上記の鍔部面で延出部の付け
根の上下両面が上蓋と収納部の両鍔部で抑えられ
た状態で容器本体に装着されているため、容器を
手に取つたり、壁面等に吊り下げたりするときで
も、支持部材が容器内で動揺することがなく、常
に容器本体に安定に密着、保持される。また、延
出部を吊り下げ用のフツクとして用いると、これ
が収納容器の中心線上に位置するため、全体の平
衡が保たれて傾いたりすることがないので、展示
の際の装飾効果を一層高める。
根の上下両面が上蓋と収納部の両鍔部で抑えられ
た状態で容器本体に装着されているため、容器を
手に取つたり、壁面等に吊り下げたりするときで
も、支持部材が容器内で動揺することがなく、常
に容器本体に安定に密着、保持される。また、延
出部を吊り下げ用のフツクとして用いると、これ
が収納容器の中心線上に位置するため、全体の平
衡が保たれて傾いたりすることがないので、展示
の際の装飾効果を一層高める。
この収納容器から収納物を取り出すには支持部
材を鍔部間で捻じるか、ここを支点として上下動
させればよく、これにより上蓋と収納部は嵌合を
解除するので、とくに収納容器が小さく指先だけ
では操作し難い場合に有利である。
材を鍔部間で捻じるか、ここを支点として上下動
させればよく、これにより上蓋と収納部は嵌合を
解除するので、とくに収納容器が小さく指先だけ
では操作し難い場合に有利である。
(実施例)
以下、本考案の詳細を例示した図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図〜第3図は本考案に係わる第1の実施例
を示すもので、図において1は六角形状をした容
器本体で、上蓋2と収納部3とからなり、無色透
明または透視可能な着色の硬質合成樹脂シートか
ら真空または加圧成形により一体に成形されたも
のである。上蓋2の側壁4の開放端および収納部
3の側壁5の中ほどにはそれぞれ外方に延びる鍔
部6,7があつて、それぞれの一縁で両者は接続
し、そこに折曲部8を形成して上蓋2が収納部3
に嵌合できるようにしている。収納部3の側壁5
はその上部が収納部3の開放端で連なる内外二重
に構成されていて、外側壁9の下端は前記鍔部7
に連なると共に、内側壁11の下端は収納部3の
底板10に連なつている。
を示すもので、図において1は六角形状をした容
器本体で、上蓋2と収納部3とからなり、無色透
明または透視可能な着色の硬質合成樹脂シートか
ら真空または加圧成形により一体に成形されたも
のである。上蓋2の側壁4の開放端および収納部
3の側壁5の中ほどにはそれぞれ外方に延びる鍔
部6,7があつて、それぞれの一縁で両者は接続
し、そこに折曲部8を形成して上蓋2が収納部3
に嵌合できるようにしている。収納部3の側壁5
はその上部が収納部3の開放端で連なる内外二重
に構成されていて、外側壁9の下端は前記鍔部7
に連なると共に、内側壁11の下端は収納部3の
底板10に連なつている。
上蓋2は、容器本体1を折曲部8で二つ折りし
たときに、その側壁4が収納部3の外側壁9の外
面に嵌合すると共に、その鍔部6が収納部3の鍔
部7と互いに接合する深さに形成されている。な
お、上蓋2の収納部3への嵌合に際して互いに接
する上蓋2の側壁4と収納部3の外側壁9との適
所には、例えば突起と係止部のような1組の係合
手段12があつて、嵌合がより確実に保持できる
ようになつている。
たときに、その側壁4が収納部3の外側壁9の外
面に嵌合すると共に、その鍔部6が収納部3の鍔
部7と互いに接合する深さに形成されている。な
お、上蓋2の収納部3への嵌合に際して互いに接
する上蓋2の側壁4と収納部3の外側壁9との適
所には、例えば突起と係止部のような1組の係合
手段12があつて、嵌合がより確実に保持できる
ようになつている。
一方、収納部3の折曲部の反対側に位置する側
壁5aは、上半部を欠くと共に対応する位置の鍔
部7の接合面にも一段低い段差7aが作られてい
て、上蓋2の嵌合時に、その鍔部6との間にスリ
ツト状の開口部13を形成する。
壁5aは、上半部を欠くと共に対応する位置の鍔
部7の接合面にも一段低い段差7aが作られてい
て、上蓋2の嵌合時に、その鍔部6との間にスリ
ツト状の開口部13を形成する。
15は収納部14を支持もしくは装着するため
の支持部材で、本体容器1と同様の、透明な無色
または可視可能な着色の硬質合成樹脂シートから
なり、収納部3の内側壁11に沿う外周形状を備
えた支持部16と、この一辺より外方に延びる延
出部17と、収納容器を壁面等に吊り下げるため
の、この先端部に設けられたフツク状の係止部1
8とから構成されている。
の支持部材で、本体容器1と同様の、透明な無色
または可視可能な着色の硬質合成樹脂シートから
なり、収納部3の内側壁11に沿う外周形状を備
えた支持部16と、この一辺より外方に延びる延
出部17と、収納容器を壁面等に吊り下げるため
の、この先端部に設けられたフツク状の係止部1
8とから構成されている。
収納部14の支持部材15への装着に当つて
は、支持部16の適所に小孔、切込み等を設け、
必要に応じ適当な係止具を用いて取付けるか、ま
たは図示のような希土類磁石等の強磁性材料を上
下1組の収納部14のそれぞれに取付け、これら
を支持部16の上下両面に配して磁気的に挟着す
る等の方法がとられる。
は、支持部16の適所に小孔、切込み等を設け、
必要に応じ適当な係止具を用いて取付けるか、ま
たは図示のような希土類磁石等の強磁性材料を上
下1組の収納部14のそれぞれに取付け、これら
を支持部16の上下両面に配して磁気的に挟着す
る等の方法がとられる。
収納部14を取付けた支持部材15を容器本体
1に装入するには、支持部16を収納部3の内側
壁11の内側に合せると共に、延出部17の付け
根を前記開口部13を構成する鍔部7の段差7a
に当てがい、その先端を器外に出した状態で上蓋
2を閉じればよい。
1に装入するには、支持部16を収納部3の内側
壁11の内側に合せると共に、延出部17の付け
根を前記開口部13を構成する鍔部7の段差7a
に当てがい、その先端を器外に出した状態で上蓋
2を閉じればよい。
これにより上蓋2と収納部3とはそれぞれの側
壁4,5が互いに接して嵌合し、同時にそれぞれ
の鍔部6,7も接合するので、上蓋の閉止を容易
かつ確実に行えるほか、閉止後上蓋が開きにくく
容器の密閉性を高めて収納物が汚染されるのを防
止する。
壁4,5が互いに接して嵌合し、同時にそれぞれ
の鍔部6,7も接合するので、上蓋の閉止を容易
かつ確実に行えるほか、閉止後上蓋が開きにくく
容器の密閉性を高めて収納物が汚染されるのを防
止する。
支持部材15は、収納部3の開口部13におい
て、延出部17の付け根の上下両面を上蓋2と収
納部3の両鍔部6,7で抑えられるため、本収納
容器を店頭に陳列した際に、来客が容器を手に取
つて収納物の状態を確かめたり、店員が展示のた
めに壁面等に吊り下げたりするときでも、支持部
材15が容器内で動揺することがなく、常に容器
本体1に安定に密着、保持される。また、係止部
18を用いて収納容器を壁面等に吊り下げるとき
は、これが収納容器の中心線上に位置するため、
全体の平衡が保たれて傾いたりすることがなく、
展示の際の装飾効果を一層高めることができる。
て、延出部17の付け根の上下両面を上蓋2と収
納部3の両鍔部6,7で抑えられるため、本収納
容器を店頭に陳列した際に、来客が容器を手に取
つて収納物の状態を確かめたり、店員が展示のた
めに壁面等に吊り下げたりするときでも、支持部
材15が容器内で動揺することがなく、常に容器
本体1に安定に密着、保持される。また、係止部
18を用いて収納容器を壁面等に吊り下げるとき
は、これが収納容器の中心線上に位置するため、
全体の平衡が保たれて傾いたりすることがなく、
展示の際の装飾効果を一層高めることができる。
この収納容器から収納物を取り出すには支持部
材15を段差7a上で捻じるか、これを支点とし
て上下動させればよく、これにより係合手段12
は容易に離開し、上蓋2と収納部3の嵌合を解除
するので、とくに収納容器が小さく指先だけでは
操作し難い場合に有利である。
材15を段差7a上で捻じるか、これを支点とし
て上下動させればよく、これにより係合手段12
は容易に離開し、上蓋2と収納部3の嵌合を解除
するので、とくに収納容器が小さく指先だけでは
操作し難い場合に有利である。
第4図〜第7図は本考案の第2の実施例に係わ
るもので、本例における透明容器本体21は、外
観がハート状をしているものの、上蓋22と収納
部23とからなり、それぞれ側壁24,25には
鍔部26,27が設けられ、両鍔部26,27が
折曲部28を介して接続し、収納部23の側壁2
5の上部が内外二重に構成され、外側壁29の下
端が鍔部27に連なると共に、内側壁31の下端
が底板30に連なり、上蓋22の側壁24が収納
部23の外側壁29の外面に嵌合自在に嵌着する
と共に、その際両鍔部26,27が互いに接合す
るように構成されていること、および支持部材3
5が収納部23の内側壁31に沿う外周形状を備
えた支持部36と、この一辺より外方に延びる延
出部37と、その先端部に設けられたフツク状の
係止部38とから点については前例と同様であ
る。しかし、本例では支持部材35を装着するた
めの開口部33が、ハート状をした容器本体21
の頭部20において、上蓋22の鍔部26と収納
部23の鍔部27との両方の接合面に段差を設け
ることによつて形成され、両鍔部26,27を接
続する折曲部28が、この開口部33を挟む左右
両側に1対設けられている点が相違する。
るもので、本例における透明容器本体21は、外
観がハート状をしているものの、上蓋22と収納
部23とからなり、それぞれ側壁24,25には
鍔部26,27が設けられ、両鍔部26,27が
折曲部28を介して接続し、収納部23の側壁2
5の上部が内外二重に構成され、外側壁29の下
端が鍔部27に連なると共に、内側壁31の下端
が底板30に連なり、上蓋22の側壁24が収納
部23の外側壁29の外面に嵌合自在に嵌着する
と共に、その際両鍔部26,27が互いに接合す
るように構成されていること、および支持部材3
5が収納部23の内側壁31に沿う外周形状を備
えた支持部36と、この一辺より外方に延びる延
出部37と、その先端部に設けられたフツク状の
係止部38とから点については前例と同様であ
る。しかし、本例では支持部材35を装着するた
めの開口部33が、ハート状をした容器本体21
の頭部20において、上蓋22の鍔部26と収納
部23の鍔部27との両方の接合面に段差を設け
ることによつて形成され、両鍔部26,27を接
続する折曲部28が、この開口部33を挟む左右
両側に1対設けられている点が相違する。
第7図に示すように、本例において収納物とし
て、とくにネツクレス40を使用するときは、ハ
ート状に形成した透明支持部材35の支持部36
の肩部に左右1対の切欠き39,39を設け、こ
れにネツクレス40のチエーン部41を引つ掛け
て、アクセサリーとしてのポイント部42が支持
部36の中央に位置するようにし、チエーン部4
1の残りと、止め具43とを支持部材35の裏面
側に配置すると、ネツクレス40の全体の構造が
ハート状容器21の表裏両面より容易に視認する
ことができる。
て、とくにネツクレス40を使用するときは、ハ
ート状に形成した透明支持部材35の支持部36
の肩部に左右1対の切欠き39,39を設け、こ
れにネツクレス40のチエーン部41を引つ掛け
て、アクセサリーとしてのポイント部42が支持
部36の中央に位置するようにし、チエーン部4
1の残りと、止め具43とを支持部材35の裏面
側に配置すると、ネツクレス40の全体の構造が
ハート状容器21の表裏両面より容易に視認する
ことができる。
なお、前例に記載したような収納物の支持部材
35への装着、これらの支持部材35の容器本体
21への装入、上蓋22の収納部23への開閉等
は、前例と同様に行えばよく、それによつて同等
の効果がもたらされる。
35への装着、これらの支持部材35の容器本体
21への装入、上蓋22の収納部23への開閉等
は、前例と同様に行えばよく、それによつて同等
の効果がもたらされる。
本考案に係わる収納容器の外観形状は、前述し
た各実施例のものに限られるものではなく、円
形、楕円形、花形、多角形、半円形等、収納物の
色彩、形状、デザイン等各種の特性に合せて任意
に選択することができる。
た各実施例のものに限られるものではなく、円
形、楕円形、花形、多角形、半円形等、収納物の
色彩、形状、デザイン等各種の特性に合せて任意
に選択することができる。
また、実施例では支持部材の形状として支持部
が収納部の内側壁に沿う全外周縁を備えたものを
示したが、前述のフツクとしての機能と上蓋取外
しの機能を保持できるものであれば、これに限ら
れるものではなく、例えば、これを延出部側の半
分だけを占める形状としたり、円形または半円形
としてもよい。
が収納部の内側壁に沿う全外周縁を備えたものを
示したが、前述のフツクとしての機能と上蓋取外
しの機能を保持できるものであれば、これに限ら
れるものではなく、例えば、これを延出部側の半
分だけを占める形状としたり、円形または半円形
としてもよい。
さらに、前述した収納物の観察機能を阻害しな
い限りにおいて、容器本体および支持部材には黄
金色の縁取りや模様を施してもよく、これにより
収納物のアクセサリーとしての機能を高め、展示
効果を一層増大させることができる。
い限りにおいて、容器本体および支持部材には黄
金色の縁取りや模様を施してもよく、これにより
収納物のアクセサリーとしての機能を高め、展示
効果を一層増大させることができる。
(考案の効果)
本考案によれば、
上蓋と収納部とがそれぞれの側壁で接して嵌
合し、同時にそれぞれの鍔部も接合するので、
上蓋の閉止を容易かつ確実に行えるほか、閉止
後上蓋が開きにくく容器の密閉性を高めて収納
物が汚染されるのを防止する。
合し、同時にそれぞれの鍔部も接合するので、
上蓋の閉止を容易かつ確実に行えるほか、閉止
後上蓋が開きにくく容器の密閉性を高めて収納
物が汚染されるのを防止する。
支持部材は、容器本体の開口部において、延
出部の付け根の上下両面を、上蓋と収納部の両
鍔部で抑えられているため、本収納容器を店頭
に陳列した際に、来客が容器を手に取つて収納
物の状態を確かめたり、店員が展示のために壁
面等に吊り下げたりするときでも、支持部材1
5が容器内で動揺することがなく、常に容器本
体1に安定に密着、保持される。
出部の付け根の上下両面を、上蓋と収納部の両
鍔部で抑えられているため、本収納容器を店頭
に陳列した際に、来客が容器を手に取つて収納
物の状態を確かめたり、店員が展示のために壁
面等に吊り下げたりするときでも、支持部材1
5が容器内で動揺することがなく、常に容器本
体1に安定に密着、保持される。
支持部材を容器本体の開口部において捻じる
か、ここを支点として上下動させると、容器本
体を損なうことなく、上蓋と収納部の嵌合を解
除して上蓋を容易かつ迅速に取り外すことがで
きる。
か、ここを支点として上下動させると、容器本
体を損なうことなく、上蓋と収納部の嵌合を解
除して上蓋を容易かつ迅速に取り外すことがで
きる。
支持部材の延出部を吊り下げ用のフツクとし
て用いると、これが収納容器の中心線上に位置
するため、全体の平衡が保たれて傾いたりする
ことがなく、展示に際しての装飾効果を高め
る。
て用いると、これが収納容器の中心線上に位置
するため、全体の平衡が保たれて傾いたりする
ことがなく、展示に際しての装飾効果を高め
る。
透明容器全体を合成樹脂等で一体成形するこ
とができるので、生産性が高く安価に供給でき
る。
とができるので、生産性が高く安価に供給でき
る。
容器本体と支持部材が共に透明な素材からな
るため、収納物の透視性を妨げない範囲で、こ
れらに縁取りや模様付けの加工を施すと、アク
セサリーとしての機能を高め、展示効果を増進
する。
るため、収納物の透視性を妨げない範囲で、こ
れらに縁取りや模様付けの加工を施すと、アク
セサリーとしての機能を高め、展示効果を増進
する。
等の優れた効果を奏する。
図面はいずれも本考案の実施例に係わり、第1
図〜第3図はそれぞれ第1の実施例における、使
用状態を示す斜視図、容器本体の側面図および第
1図の−矢視線に沿う縦断面図であり、第4
図〜第7図はそれぞれ第2の実施例における、平
面図、容器本体の側面図、第4図の−矢視線
に沿う縦断面図および支持部材の使用状態を示す
平面図である。 主要な符号の説明、1,21……容器本体、
2,22……上蓋、3,23……収納部、4,
5,24,25……側壁、6,7,26,27…
…鍔部、8,28……折り曲げ部、13,33…
…開口部、15,35……支持部材、14,40
……収納部、17,37……延出部。
図〜第3図はそれぞれ第1の実施例における、使
用状態を示す斜視図、容器本体の側面図および第
1図の−矢視線に沿う縦断面図であり、第4
図〜第7図はそれぞれ第2の実施例における、平
面図、容器本体の側面図、第4図の−矢視線
に沿う縦断面図および支持部材の使用状態を示す
平面図である。 主要な符号の説明、1,21……容器本体、
2,22……上蓋、3,23……収納部、4,
5,24,25……側壁、6,7,26,27…
…鍔部、8,28……折り曲げ部、13,33…
…開口部、15,35……支持部材、14,40
……収納部、17,37……延出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上蓋と収納部とが二つ折り状に嵌合する透明
容器本体と、一端に延出部を備えた収納物の透
明支持部材とからなり、上蓋と収納部のそれぞ
れの側壁に鍔部を、上蓋が収納部の側壁に嵌合
した際に互いに接合する位置に設け、両鍔部を
それぞれの一縁で接続して、ここに折曲部を形
成し、鍔部の接合面の一部に段差を設けると共
に対応する位置の収納部の側壁を欠いて両鍔部
間にスリツト状の開口部を形成し、透明支持部
材を、その延出部がこの開口部より器外に延出
する状態で容器本体内に装着してなる透明収納
容器。 2 透明容器本体は、上蓋の鍔部が側壁の開放端
に設けられ、収納部の側壁が開放端で連なる内
外二重の側壁からなり、その鍔部が外側壁の下
縁に設けられ、内側壁が下方に延びて底板に連
なる、上蓋と収納部とが一体の成形物からなる
実用新案登録請求の範囲第1項記載の透明収納
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986004956U JPH0226390Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986004956U JPH0226390Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116953U JPS62116953U (ja) | 1987-07-24 |
JPH0226390Y2 true JPH0226390Y2 (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=30786099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986004956U Expired JPH0226390Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226390Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH700062B1 (fr) * | 2008-10-06 | 2019-04-15 | Swatch S A | Boîte, en particulier pour une montre |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124330U (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-23 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58127911U (ja) * | 1982-02-23 | 1983-08-30 | 戎屋化学工業株式会社 | 容器 |
JPS59137163U (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-13 | 株式会社ヨシダ興業 | 身飾品陳列箱 |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP1986004956U patent/JPH0226390Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124330U (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62116953U (ja) | 1987-07-24 |
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