JPH073915B2 - 放熱システム - Google Patents
放熱システムInfo
- Publication number
- JPH073915B2 JPH073915B2 JP17861485A JP17861485A JPH073915B2 JP H073915 B2 JPH073915 B2 JP H073915B2 JP 17861485 A JP17861485 A JP 17861485A JP 17861485 A JP17861485 A JP 17861485A JP H073915 B2 JPH073915 B2 JP H073915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- container
- pivot bearing
- refrigerant
- heat dissipation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は電子機器の冷却に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕 近年、電子素子の高密度実装化により、電子機器の発熱
密度はますます増大し、さらに、機器の小型化により放
熱のために十分なスペースをさくことができない。その
ため、従来のフィンからの伝導による放熱ではもはや、
十分な冷却能力を持たせることができないのが現状であ
る。また、モーターファンを使った強制空冷では、余分
なエネルギーを使用するので省エネに適さない。
密度はますます増大し、さらに、機器の小型化により放
熱のために十分なスペースをさくことができない。その
ため、従来のフィンからの伝導による放熱ではもはや、
十分な冷却能力を持たせることができないのが現状であ
る。また、モーターファンを使った強制空冷では、余分
なエネルギーを使用するので省エネに適さない。
この発明は上述した従来技術の欠点を改良したもので、
発熱密度の高い電子素子でも十分冷却することのできる
システムを提供することを目的とする。
発熱密度の高い電子素子でも十分冷却することのできる
システムを提供することを目的とする。
本発明は、重力型ヒートパイプのコンテナの内部と外部
にコンテナの中心軸と一致するように各々回転軸を設
け、コンテナの内部の回転軸にターピンプロペラと内部
磁石板を取り付け、コンテナの外部の回転軸には内部磁
石板と対向する外部磁石板とファンプロペラが取り付け
て構成して成る放熱システムの軸受にピボット軸受を用
いたことにある。
にコンテナの中心軸と一致するように各々回転軸を設
け、コンテナの内部の回転軸にターピンプロペラと内部
磁石板を取り付け、コンテナの外部の回転軸には内部磁
石板と対向する外部磁石板とファンプロペラが取り付け
て構成して成る放熱システムの軸受にピボット軸受を用
いたことにある。
このように、本発明のシステムではモータを用いずに、
強力な冷却風を得ることが出来る。このためモータのス
ペースを省くことが出来、システムの小型化が可能とな
る。又、モータの発熱の負担がないので、その分だけ電
子機器の発熱の増加に対応出来るので、実質的な冷却能
力の向上となる。
強力な冷却風を得ることが出来る。このためモータのス
ペースを省くことが出来、システムの小型化が可能とな
る。又、モータの発熱の負担がないので、その分だけ電
子機器の発熱の増加に対応出来るので、実質的な冷却能
力の向上となる。
また、電子機器の発熱に応じて、ファンの回転数が変る
ので、低発熱量のときまで不要にファンが回転し騒音を
出すことがない。
ので、低発熱量のときまで不要にファンが回転し騒音を
出すことがない。
さらに、コンテナ内部の回転軸の軸受にピボット軸受を
用いているので、低まさつでタービンプロペラを回すこ
とが出来、冷媒を潤滑剤として利用することもできるの
で信頼性が高い。
用いているので、低まさつでタービンプロペラを回すこ
とが出来、冷媒を潤滑剤として利用することもできるの
で信頼性が高い。
第1図が本発明の実施例である。コンテナ1の内部に冷
媒2が密封されていて重力型ヒートパイプを構成してい
る。いま、発熱密度の高い電子素子3にコンテナ1が接
着されている。電子素子3から発生した熱は、冷媒2に
伝えられ、冷媒2は蒸気流となって上昇する。その上気
流は、タービンプロペラ4を回転させ、同時に内部磁石
板5も回転する。コンテナ1の上部に到達した上気流は
冷えて液となって落下する。内部磁石板5が回転したこ
とにより、その磁力によりコンテナ1の外部にある外部
磁石板6も回転し、それと同軸に取り付けられているフ
ァンプロペラ7を回すことになる。これにより、ファン
プロペラ7によって引き起こされた風によりコンテナ1
の外壁が冷え、電子素子3を冷やすことになる。という
のは、コンテナ1の冷媒2でヒートパイプを構成してい
るので、絶えず電子素子3から発生した熱がコンテナ1
に伝えられるからである。またこのシステムでは、電子
素子3からの発生熱が多ければ多いほど、タービンプロ
ペラ4を回すための上昇気流のエネルギーが多くなり、
ファンプロペラ7の回転数も多くなり、冷却の自動的調
節が行われる。そして、内部のタービンプロペラ4の回
転軸の下端にはピボット軸受8が使われているので、低
まさつでプロペラ4が回転でき、冷媒2も潤滑剤の役わ
りを担うのできわめて信頼性の高いシステムとなってい
る。
媒2が密封されていて重力型ヒートパイプを構成してい
る。いま、発熱密度の高い電子素子3にコンテナ1が接
着されている。電子素子3から発生した熱は、冷媒2に
伝えられ、冷媒2は蒸気流となって上昇する。その上気
流は、タービンプロペラ4を回転させ、同時に内部磁石
板5も回転する。コンテナ1の上部に到達した上気流は
冷えて液となって落下する。内部磁石板5が回転したこ
とにより、その磁力によりコンテナ1の外部にある外部
磁石板6も回転し、それと同軸に取り付けられているフ
ァンプロペラ7を回すことになる。これにより、ファン
プロペラ7によって引き起こされた風によりコンテナ1
の外壁が冷え、電子素子3を冷やすことになる。という
のは、コンテナ1の冷媒2でヒートパイプを構成してい
るので、絶えず電子素子3から発生した熱がコンテナ1
に伝えられるからである。またこのシステムでは、電子
素子3からの発生熱が多ければ多いほど、タービンプロ
ペラ4を回すための上昇気流のエネルギーが多くなり、
ファンプロペラ7の回転数も多くなり、冷却の自動的調
節が行われる。そして、内部のタービンプロペラ4の回
転軸の下端にはピボット軸受8が使われているので、低
まさつでプロペラ4が回転でき、冷媒2も潤滑剤の役わ
りを担うのできわめて信頼性の高いシステムとなってい
る。
第2図がピボット軸受の拡大図である。
ピボット軸受は、第2図に示すようにくさび型に限らな
いことは言うまでもなく、第3図に示すように球状でも
良い。又回転軸の上端の支持部軸受8′も同様ピボット
軸受としても良い。
いことは言うまでもなく、第3図に示すように球状でも
良い。又回転軸の上端の支持部軸受8′も同様ピボット
軸受としても良い。
第1図は本発明に係る放熱システムの断面図、第2図は
第1図におけるピボット軸受の拡大断面図、第3図は本
発明のピボット軸受の他の実施例を示す拡大断面図であ
る。 1……コンテナ、2……冷媒、3……電子素子、4……
タービンプロペラ、5……内磁石板、6……外磁石板、
7……ファンプロペラ、8……ピボット軸受。
第1図におけるピボット軸受の拡大断面図、第3図は本
発明のピボット軸受の他の実施例を示す拡大断面図であ
る。 1……コンテナ、2……冷媒、3……電子素子、4……
タービンプロペラ、5……内磁石板、6……外磁石板、
7……ファンプロペラ、8……ピボット軸受。
Claims (1)
- 【請求項1】内部に冷媒を封入した容器と、該容器の内
部と外部に各々の中心軸がほぼ一致するように設けられ
た内部回転軸および外部回転軸と、前記内部回転軸の一
端部近傍に取付けられた内部磁石部材と、前記内部回転
軸に取着されたタービン手段と、前記外部回転軸の一端
側に設けられ前記内部磁石部材と対を成す外部磁石部材
と、前記外部回転軸に取着されたファン手段とを具備
し、前記内部回転軸を両端支持構成とし、該内部回転軸
の少なくとも一端側にピボット軸受を用いたことを特徴
とする放熱システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17861485A JPH073915B2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 放熱システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17861485A JPH073915B2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 放熱システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240797A JPS6240797A (ja) | 1987-02-21 |
JPH073915B2 true JPH073915B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=16051522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17861485A Expired - Lifetime JPH073915B2 (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | 放熱システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073915B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2953367B2 (ja) * | 1995-12-29 | 1999-09-27 | 日本電気株式会社 | Lsiの冷却装置 |
JP4739155B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2011-08-03 | 富士フイルム株式会社 | 表示媒体 |
KR101702329B1 (ko) | 2008-12-17 | 2017-02-03 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 발광 장치 및 전자 기기 |
JP2013251255A (ja) | 2012-05-04 | 2013-12-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光装置の作製方法 |
CN112020267A (zh) * | 2019-05-30 | 2020-12-01 | 浙江省化工研究院有限公司 | 一种环保型热管工质 |
-
1985
- 1985-08-15 JP JP17861485A patent/JPH073915B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6240797A (ja) | 1987-02-21 |
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