JPH0738624A - 受話音量調整装置 - Google Patents
受話音量調整装置Info
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- JPH0738624A JPH0738624A JP19911593A JP19911593A JPH0738624A JP H0738624 A JPH0738624 A JP H0738624A JP 19911593 A JP19911593 A JP 19911593A JP 19911593 A JP19911593 A JP 19911593A JP H0738624 A JPH0738624 A JP H0738624A
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- Japan
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- volume
- earpiece
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- reception section
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 電話機又は無線機等の通信機器における自動
音量調整装置であって、音孔１ａを有する受話部１と、
この受話部１に内蔵されたスピーカ２と、前記受話部１
の音孔１ａとスピーカ２に挟まれて形成された前気室３
と、この前気室３内の圧力を検知する音圧センサ４と、
この音圧センサ４の出力信号にもとづいてスピーカ２の
受話音量を調整する音量調整回路５とを備えた構成とし
てある。 【効果】 受話部と耳の接触状態に応じて受話音量を自
動的に調整することができ、常に、適度な受話音量によ
る通話が可能となる。
音量調整装置であって、音孔１ａを有する受話部１と、
この受話部１に内蔵されたスピーカ２と、前記受話部１
の音孔１ａとスピーカ２に挟まれて形成された前気室３
と、この前気室３内の圧力を検知する音圧センサ４と、
この音圧センサ４の出力信号にもとづいてスピーカ２の
受話音量を調整する音量調整回路５とを備えた構成とし
てある。 【効果】 受話部と耳の接触状態に応じて受話音量を自
動的に調整することができ、常に、適度な受話音量によ
る通話が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機又は無線機等の
通信機器における受話音量調整装置に関し、特に、受話
部と耳の接触状態に応じて受話音量を自動的に調整する
受話音量調整装置に関する。
通信機器における受話音量調整装置に関し、特に、受話
部と耳の接触状態に応じて受話音量を自動的に調整する
受話音量調整装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から携帯電話機等には、受話音量調
整装置の内蔵されたものがあり、周囲の騒音によって通
話相手の音声が聞き取りづらい場合、これら電話機の使
用者は、電話機本体又は受話器に設けられた受話音量調
整つまみを手動で操作し、受話音量を調整していた。し
かし、このような受話音量調整つまみを用いた受話音量
調整装置では、音量調整に手間がかかり、電話機を使用
する都度調整し直さなければならない煩わしさがあっ
た。
整装置の内蔵されたものがあり、周囲の騒音によって通
話相手の音声が聞き取りづらい場合、これら電話機の使
用者は、電話機本体又は受話器に設けられた受話音量調
整つまみを手動で操作し、受話音量を調整していた。し
かし、このような受話音量調整つまみを用いた受話音量
調整装置では、音量調整に手間がかかり、電話機を使用
する都度調整し直さなければならない煩わしさがあっ
た。
【０００３】このような音量調整の煩わしさを排除する
ため、特開昭６０−１４１０５８号，特開昭６３−１８
２９０２号及び特開平１−２４１２０８号の公報では、
騒音マイクにより周囲の騒音を検知し、この騒音マイク
からの検知信号にもとづいて音量調整回路が自動的に受
話音量を調整する構成の受話音量調整装置が提案されて
いる。
ため、特開昭６０−１４１０５８号，特開昭６３−１８
２９０２号及び特開平１−２４１２０８号の公報では、
騒音マイクにより周囲の騒音を検知し、この騒音マイク
からの検知信号にもとづいて音量調整回路が自動的に受
話音量を調整する構成の受話音量調整装置が提案されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た周囲の騒音にもとづく受話音量調整装置には、次のよ
うな問題点があった。すなわち、電話機を使用するとき
に、受話部を耳にしっかりと接触させた場合は、受話部
内のスピーカと前気室及び使用者の外耳道により密閉さ
れた空間が形成され（図１参照）、このような状態にお
いてスピーカの振動板が振動すると、この空間内の圧力
が大きく変化するので通話相手の音声が使用者の鼓膜に
効率よく伝わる。逆に、受話部をしっかり接触させず、
耳と受話部の間に隙間が生じた場合は、前記空間内の圧
力変化が小さくなり、スピーカから発せられる通話相手
の音声は、受話音量を下げたときのように小さく聞えて
しまう。ところが、従来の受話音量調整装置では、周囲
の騒音にもとづいて受話音量の調整を行なっていたの
で、このような耳と受話部の隙間による受話音量の低下
に対しては何ら対処できなかった。特に、携帯電話機は
小型化を図っているため、備え付け型電話機の受話器の
ように耳に接触させ易い形状となっていないものが多
く、耳と受話部との間に隙間が生じたときは通話相手の
音声がよく聞き取れず、至って不便であった。
た周囲の騒音にもとづく受話音量調整装置には、次のよ
うな問題点があった。すなわち、電話機を使用するとき
に、受話部を耳にしっかりと接触させた場合は、受話部
内のスピーカと前気室及び使用者の外耳道により密閉さ
れた空間が形成され（図１参照）、このような状態にお
いてスピーカの振動板が振動すると、この空間内の圧力
が大きく変化するので通話相手の音声が使用者の鼓膜に
効率よく伝わる。逆に、受話部をしっかり接触させず、
耳と受話部の間に隙間が生じた場合は、前記空間内の圧
力変化が小さくなり、スピーカから発せられる通話相手
の音声は、受話音量を下げたときのように小さく聞えて
しまう。ところが、従来の受話音量調整装置では、周囲
の騒音にもとづいて受話音量の調整を行なっていたの
で、このような耳と受話部の隙間による受話音量の低下
に対しては何ら対処できなかった。特に、携帯電話機は
小型化を図っているため、備え付け型電話機の受話器の
ように耳に接触させ易い形状となっていないものが多
く、耳と受話部との間に隙間が生じたときは通話相手の
音声がよく聞き取れず、至って不便であった。
【０００５】本発明は、上述した問題点にかんがみてな
されたものであり、受話部と耳の接触状態に応じて受話
音量を自動的に調整することができ、常に、適度な受話
音量によって通話可能な受話音量調整装置の提供を目的
とする。
されたものであり、受話部と耳の接触状態に応じて受話
音量を自動的に調整することができ、常に、適度な受話
音量によって通話可能な受話音量調整装置の提供を目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の受話音量構成装置は、音孔を有する受話部
と、この受話部に内蔵されたスピーカと、前記受話部の
音孔とスピーカに挟まれて形成された前気室と、この前
気室内の圧力を検知する音圧センサと、この音圧センサ
の出力信号にもとづいてスピーカの受話音量を調整する
音量調整回路とを備えた構成としてある。
に、本発明の受話音量構成装置は、音孔を有する受話部
と、この受話部に内蔵されたスピーカと、前記受話部の
音孔とスピーカに挟まれて形成された前気室と、この前
気室内の圧力を検知する音圧センサと、この音圧センサ
の出力信号にもとづいてスピーカの受話音量を調整する
音量調整回路とを備えた構成としてある。
【０００７】
【作用】上記構成からなる本発明の受話音量調整装置に
よれば、音圧センサが前気室内の音圧を検知し、この音
圧にもとづいて受話音量を自動的に調整する。
よれば、音圧センサが前気室内の音圧を検知し、この音
圧にもとづいて受話音量を自動的に調整する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の受話音量調整装置の実施例に
ついて、図面を参照しつつ説明する。図１は本実施例に
係る受話音量調整装置を示す断面図である。また、図２
は本受話音量調整装置の音量調整回路を示すブロック図
である。
ついて、図面を参照しつつ説明する。図１は本実施例に
係る受話音量調整装置を示す断面図である。また、図２
は本受話音量調整装置の音量調整回路を示すブロック図
である。
【０００９】図１において、１は受話部であり、耳を接
触させる部分は多数の小孔からなる音孔１ａが形成して
ある。この音孔１ａの背面には、スピーカ２が音孔１ａ
と対向するように実装してある。また、音孔１ａと、音
孔１ａとスピーカ２の間の外周に形成した壁部１ｂ及び
スピーカ２は、前気室３を形成している。４は音圧セン
サであり、前気室３の壁部１ｂに取り付けてあり、前気
室３内の音圧を電気信号（電圧）として出力する。この
音圧センサ４としては、例えば、感圧ダイオード，感圧
トランジスタ等の圧電変換素子を用いる。
触させる部分は多数の小孔からなる音孔１ａが形成して
ある。この音孔１ａの背面には、スピーカ２が音孔１ａ
と対向するように実装してある。また、音孔１ａと、音
孔１ａとスピーカ２の間の外周に形成した壁部１ｂ及び
スピーカ２は、前気室３を形成している。４は音圧セン
サであり、前気室３の壁部１ｂに取り付けてあり、前気
室３内の音圧を電気信号（電圧）として出力する。この
音圧センサ４としては、例えば、感圧ダイオード，感圧
トランジスタ等の圧電変換素子を用いる。
【００１０】５は音量調整回路であり、図２に示すよう
に、制御部５ａと受話音量調整部５ｂ及び増幅部５ｃか
らなっている。制御部５ａは、音圧センサ４と接続して
あり、音圧センサ４からの出力電圧を平均化して出力す
る。受話音量調整部５ｂは、スピーカ２及び制御部５ａ
に接続してあり、制御部５ａからの平均化された出力電
圧を入力し、これにもとづいてスピーカ２への出力を調
整して受話音量を調整する。すなわち、受話音量調整部
５ｂは、前気室３の圧力が下がったときにスピーカ２へ
出力する信号の増幅率を上げ、圧力が上ったときに増幅
率を下げる。
に、制御部５ａと受話音量調整部５ｂ及び増幅部５ｃか
らなっている。制御部５ａは、音圧センサ４と接続して
あり、音圧センサ４からの出力電圧を平均化して出力す
る。受話音量調整部５ｂは、スピーカ２及び制御部５ａ
に接続してあり、制御部５ａからの平均化された出力電
圧を入力し、これにもとづいてスピーカ２への出力を調
整して受話音量を調整する。すなわち、受話音量調整部
５ｂは、前気室３の圧力が下がったときにスピーカ２へ
出力する信号の増幅率を上げ、圧力が上ったときに増幅
率を下げる。
【００１１】上記構成からなる本実施例の受話音量調整
装置によれば、受話部１が耳６０にしっかりと接触して
いない場合には、前気室３内の音圧が低下し、これを音
圧センサが検出して、受話音量を大きくなるように自動
調整する。
装置によれば、受話部１が耳６０にしっかりと接触して
いない場合には、前気室３内の音圧が低下し、これを音
圧センサが検出して、受話音量を大きくなるように自動
調整する。
【００１２】このような本実施例の受話音量調整装置に
よれば、受話部と耳の接触状態に応じて受話音量を自動
的に調整することができ、耳と受話部を接触させにくい
形状の携帯電話機、あるいは、受話部と密に接触しにく
い形状の耳であっても、通話相手の音声を、常に、適度
な受話音量によって聞き取ることが可能となる。
よれば、受話部と耳の接触状態に応じて受話音量を自動
的に調整することができ、耳と受話部を接触させにくい
形状の携帯電話機、あるいは、受話部と密に接触しにく
い形状の耳であっても、通話相手の音声を、常に、適度
な受話音量によって聞き取ることが可能となる。
【００１３】なお、本発明の受話音量調整装置は、上述
した実施例に限定されるものではない。例えば、本受話
音量調整装置は、電話機に限らず、受話用のスピーカを
有する無線機等の通信機器に実施しても、上記実施例と
同一の効果を奏する。
した実施例に限定されるものではない。例えば、本受話
音量調整装置は、電話機に限らず、受話用のスピーカを
有する無線機等の通信機器に実施しても、上記実施例と
同一の効果を奏する。
【００１４】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の受話音
量調整装置によれば、受話部と耳の接触状態に応じて受
話音量を自動的に調整することができ、常に、適度な受
話音量による通話が可能となる。
量調整装置によれば、受話部と耳の接触状態に応じて受
話音量を自動的に調整することができ、常に、適度な受
話音量による通話が可能となる。
【図１】本発明の実施例に係る受話音量調整装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】本受話音量調整装置の音量調整回路を示すブロ
ッック図である。
ッック図である。
１ 受話部 １ａ 音孔 １ｂ 壁部 ２ スピーカ ２ａ 振動板 ３ 前気室 ４ 音圧センサ ５ 音量調整回路 ６０ 耳 ６１ 外耳道 ６２ 鼓膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の受話音量調整装置は、音孔を有する受話部
と、この受話部に内蔵されたスピーカと、前記受話部の
音孔とスピーカに挟まれて形成された前気室と、この前
気室内の圧力を検知する音圧センサと、この音圧センサ
の出力信号にもとづいてスピーカの受話音量を調整する
音量調整回路とを備えた構成としてあり、好ましく
は、、前記音圧センサが感圧ダイオードである構成と
し、又は、前記音圧センサが感圧トランジスタである構
成とする。
に、本発明の受話音量調整装置は、音孔を有する受話部
と、この受話部に内蔵されたスピーカと、前記受話部の
音孔とスピーカに挟まれて形成された前気室と、この前
気室内の圧力を検知する音圧センサと、この音圧センサ
の出力信号にもとづいてスピーカの受話音量を調整する
音量調整回路とを備えた構成としてあり、好ましく
は、、前記音圧センサが感圧ダイオードである構成と
し、又は、前記音圧センサが感圧トランジスタである構
成とする。
Claims (1)
- 【請求項１】 電話機又は無線機等の通信機器における
音孔を有する受話部と、この受話部に内蔵されたスピー
カと、前記受話部の音孔とスピーカに挟まれて形成され
た前気室と、 この前気室内の圧力を検知する音圧センサと、 この音圧センサの出力信号にもとづいてスピーカの受話
音量を調整する音量調整回路とを備えたことを特徴とす
る受話音量調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19911593A JP2500467B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 受話音量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19911593A JP2500467B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 受話音量調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738624A true JPH0738624A (ja) | 1995-02-07 |
| JP2500467B2 JP2500467B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=16402386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19911593A Expired - Fee Related JP2500467B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 受話音量調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500467B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000069543A (ko) * | 1996-12-19 | 2000-11-25 | 도날드 디. 먼둘 | 음성 통신 및 신호용 이중 사용 스피커 |
| US6154538A (en) * | 1997-05-23 | 2000-11-28 | Nec Corporation | Portable telephone apparatus |
| KR100346210B1 (ko) * | 2000-09-26 | 2002-08-01 | 삼성전자 주식회사 | 자동 음량 조절 방법 |
| KR20030038261A (ko) * | 2001-11-10 | 2003-05-16 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기의 음량 조정회로 |
| KR100464344B1 (ko) * | 1997-12-23 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 전화기 스피커의 그릴 구조 |
| JP2010166406A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音信号調整装置、プログラム及び方法、並びに、電話装置 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP19911593A patent/JP2500467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000069543A (ko) * | 1996-12-19 | 2000-11-25 | 도날드 디. 먼둘 | 음성 통신 및 신호용 이중 사용 스피커 |
| US6154538A (en) * | 1997-05-23 | 2000-11-28 | Nec Corporation | Portable telephone apparatus |
| KR100464344B1 (ko) * | 1997-12-23 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 전화기 스피커의 그릴 구조 |
| KR100346210B1 (ko) * | 2000-09-26 | 2002-08-01 | 삼성전자 주식회사 | 자동 음량 조절 방법 |
| KR20030038261A (ko) * | 2001-11-10 | 2003-05-16 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기의 음량 조정회로 |
| JP2010166406A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音信号調整装置、プログラム及び方法、並びに、電話装置 |
| US8345885B2 (en) | 2009-01-16 | 2013-01-01 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Sound signal adjustment apparatus and method, and telephone |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2500467B2 (ja) | 1996-05-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |